リリカルなのはで百合萌え(燃え)15歳の誓いat LESBIAN
リリカルなのはで百合萌え(燃え)15歳の誓い - 暇つぶし2ch200:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 10:35:24 xjeM5VXl
なのはさんがいないところではシャキッとしたフェイトさんで
なのはさんの前では「なのはぁ~」なへたれフェイトさんが好きです

201:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 10:40:43 rTsc67e8
王子フェイト大好きです
寧ろなのはが愛されていればそれでいい

202:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 10:42:20 sYi1qjn7
同意。
なのは可愛いよなのは。
白黒受け攻めなのはならどれでもおkな雑食、それが俺。

203:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 10:47:34 bwRFfnWF
オレはフェイト攻めならなんでもいける。
でもシグナムの時だけシグフェイ推奨。

ヘタレで王子な攻めが好きなようだ。

204:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 10:52:47 AuG020pw
>>194
ダメなのはわかったけど悪い魔法使いになって管理局を
地獄にする高町親子・・・、なんとなく見てみたい

205:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 14:27:31 VDFb7d/2
フェイト→なのは前提ならなのフェイでもなのはが誰を好きでもなんでもいい俺

206:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 14:37:47 F1xCgqxS
>>205
おお同志よ!
このスレ的には憎しみの対象かもしれんが
フェイト→なのは×('A`)さえ好物さ
一途なフェイトそんが大好きなんだ

207:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 14:40:02 zIrbqOft
フェイトさんはなのはさん一筋なところが萌える

208:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 14:40:38 l9g/ZkFV
なんとなく分かる
フェイトさんだけはなのはさん一筋でいてほしいっていう
俺の願望

209:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 14:42:09 wcR+5vCG
なのはさんもフェイトさん一筋ですが何か?

210:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 15:00:47 AuG020pw
ずっと一筋ってのはいいな
俺の場合どちらかというとなのはさんがフェイトさん大好き状態な方が好きだな

211:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 15:05:37 UZQDNnZa
ちょwwwきゅうたwwwww自重しろwwwwwwwwwwwwww。

212:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 15:21:44 s8FHYmie
なのフェイなの基本なら、誰が絡んできてもいいです。

213:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 15:55:41 rTsc67e8
なのはさんが好きなフェイトさんが好き
ヤンデレ上等

214:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 15:55:47 If0Wjoof
ええい、なのティア好きはおらんのか!

215:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 15:59:51 6nznl1i2
ギンフェイ好きならここに。

216:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 16:23:02 trKntBDJ
なのティア好きならここにいるぞ
前に投下されたティアナとなのはの八日目読んでからすっかり落とされました

217:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 16:35:44 rTsc67e8
なのティア大好きなんだよ
でもティアなのはもっと好きなんだよ

218:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 16:50:08 bwRFfnWF
でもフェイはやの方が好きなんだ…スマンorz

219:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 16:53:40 AuG020pw
フェイトさん一筋ななのはさんとかなのはさん一筋なフェイトさんが好きなのに
なのティアとかフェイはやとかも好きな俺は多分浮気性

220:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 19:36:13 wcR+5vCG
おいお前ら、SSが少ないぞー?
もっとクリエイティブになれよ!

221:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 19:40:24 m1tv3YTy
>>220
ではまず言い出しっぺの貴方から

222:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 20:22:56 bgYMJQiq
流れを切ってすみません。
かなり前にオーディンスフィアの話が出たので、
オズグウェ、インメルをフェイなのにして書こうと思ったんですが、
周りのキャラが全く決まらず悪戦苦闘しています。
どなたか意見をいただけないでしょうか。


223:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 20:41:37 JLEEJiKc
何を言っているのかすらさっぱり判らないぜ(汗)

224:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 20:57:50 UJ3vS6au
オズワルドとグウェンドリンならストーリーが何とか分かるけど…真面目に思い出してみないと

225:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 20:59:03 fzenLbDf
元ネタがまったく見当もつかないぜ。

226:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 20:59:26 AuG020pw
オーディンスフィアやったことない俺は力になれそうにないが
完成は楽しみにしてる

227:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 21:00:59 dRTsyDz0
解読中・・・

なのフェイをオーディンスフィアというゲームの一部カプ風にしてみたい
その中で黒い騎士オズワルドをフェイト、戦乙女グウェンドリンをなのはさんという設定か
呪いの王子イングヴェイをフェイト、妖精の皇女をなのはさんにしたいのだが
それ以外のストーリーに絡める人物が接点が少ないのです
オーディンスフィアに詳しい方一緒に考えてくれませんか・・・って事?
俺まだ二章しかしらねえよ・・・

グウェ=なのは オーダイン=リンディ?士朗? グリゼルダ=・・・美由希?アルフ?ヴィータ?
ミリス=ユーノ ブリガンorオニキス=クロノ?シグナム? オズワルド=フェイト 死の女王=プレシア

限界・・・残りはヴォルケンでも使って・・・ってかかなりキッツイわ
本気でSSに出来る?

228:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 21:32:02 eXzcI6lP
URLリンク(www.imgup.org)
フェイトさん、かわいいなー、もう

229:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 21:40:19 bwRFfnWF
フェイトちゃんが可愛いのは当たり前なの

230:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 21:44:24 AuG020pw
なのはさんが目をつける子は可愛い子が多いですね

231:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 22:35:15 BPIwNo5H
>>211
見てきた。
俺今楽園にいるよ~、にやにやがとまんねぇw

232:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 23:17:38 4GJshtoJ
フェイトそんって王子様王子様言われてるけど、
三期見るとなのはさんのほうが王子っぽくね?

233:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 23:24:28 EY0h4tJ1
なのははお姫様だよ。
漢ではあるけどさ。
受け受けしいなのはさんはたまらなくかわいいんだ。

234:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 23:28:06 l9g/ZkFV
か…漢なお姫様!それがなのはさん
いつもは漢前だけど、ふと女の子モードになる時のギャップが良いんだ

235:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 23:28:24 AuG020pw
なのはが危ないときに助けに来てたりしてるからじゃね?
三期だとなのはさんもお姫様ってより最強の母親って感じがする

236:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 23:36:59 EY0h4tJ1
>>234
それだ!
ギャップがいいんだ。
普段はかっこうよくて、でもたまににゃはは、ってわらったりとか。

237:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 00:03:26 FJrDQzew
如何なる時も仕事はちゃんとやるけど、感情を抑えきれずに密かに涙するなのはさん
それを抱き締めるフェイトさんが王子なのは必須!

238:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 00:06:29 fJYvtb/M
王子フェイトさん最高。
一生なのはさんを離さないでください

239:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 00:15:49 kSLZC3E+
だがなのはさんはみんなが好き。
フェイトもヴィータもはやてもティアナもスバルもアリサもすずかもヴィヴィオもなのはの嫁で旦那。
というか皆がなのはさんをめぐって修羅場になればいいと思うよ。

240:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 00:18:49 WG77h2J1
前まではフェイトさんになんとしてもなのはさんをゲットしてもらうって考えしかなかったけど、
最近ギンガさん株が急上昇してるからギン姉のチャンスだと思えるようになった


241:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 00:23:26 RonUdmQF
どこかの全巻購入特典のDVDBOXでもフェイトさんの近くにしたし
きっとまだまだ狙ってそうだw

242:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 00:56:22 PYEYniRh
ふっと思いついたのだが。
スバルが凄いスピードで伸びてくるのに焦りを覚えたギン姉がなのはに個人教導を依頼して。
真剣に向き合うなのはにギン姉は次第に惹かれていく…みたいな。
ギン×なのってありだと思うんだ。

243:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 00:57:39 kSLZC3E+
>>242
よし今すぐ文章にするんry

それに嫉妬するスバルっていうのもありだと思う
スバなのってみないけど…

244:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 01:00:10 RonUdmQF
どちらかというと教えてもらうならヴィータっぽいが
読んでみたら新しい可能性があるかもしれないからすぐに執筆作業に(ry

245:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 01:00:43 vz1443nD
てかあまりスバティア以外でスバルの百合を見ないな
元気熱血少女は百合しにくいのかね

246:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 01:04:34 kSLZC3E+
>>245
そんな子が女の子女の子してたらかわいいだろうに。

247:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 01:09:54 hXRyRkqp
AGV風の人のスバルルートとか最高だったし
スバル関係のCPも、もっと増えてもおかしくないのに少ないんだよな

248:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 01:10:56 vz1443nD
>>246
まー確かにそうなんだが実際あまり見ないよねぇ
って俺は感じてる

249:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 02:16:59 U9oXgjWa
>>245
ギン姉を忘れないでください…
俺の脳内ではギン姉はガチでスバルのことが好きだったということになっている

この世で唯一の自分と同じ戦闘機人でやさしく少し臆病なスバルをずっと守っていきたい
そう思っていたギンガだったがなのはと出会ってスバルは変わってしまう
次第に自分から離れていくスバルになんとも言えない想いが募っていく
強くなんてならなくていい、いつだって守ってあげる、だからずっと傍にいてほしい
しかしついにギンガのその想いは告げられることはなかった
もしそれを告げればやさしい妹は自分の夢を引き換えにそれを実現するだろう
しかしそんなことはできなかった
なぜなら誰よりスバルに恋焦がれていると同時に彼女の夢の実現を願っていたのは
他ならぬ自分なのだと知っていたから
そしてスバルは訓練校でティアナというパートナーと巡り会う
そして彼女はスバルにとって唯一無二の存在になるだろう
そう悟ったギンガはいつか彼女が自分のスバルへの想いを引き継いで欲しいと願うようになる
それが自分がスバルにできる精一杯のことなのだとギンガは知っていたのだ

とまあこんな感じの脳内ストーリーがですね…
てかこれじゃギンガの百合だな、今気付いたorz

250:222
08/03/21 08:29:49 A0cAwVVu
>>223-227
お騒がせしてすみませんでした。
やはり難しいかったようです。
諦めてもう一つのネタの方でフェイなのをつくってきます。

251:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 08:36:01 VMl5zoWp
>>250
        ∧∧
       ヽ(・ω・)/   ズコー
      \(.\ ノ
    、ハ,,、  ̄
     ̄

252:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 09:53:09 FJrDQzew
いいコケっぷりだ!

253:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 11:46:50 ABmnNXMk
スバなのか。ネタ、何があるんだろうな。
師弟はティアなののほうが濃いし…

254:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 11:53:44 /2a6+EiH
どっちも天然で相手を撃ち落とすイメージだからなあ
昨日>>245-248の流れを見てざっと書いてみようとしたんだが
スバルがスバルっぽくならなくて挫折したorz

なのはとスバルだと天然度高いのはどっちなんだろうか

255:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 12:06:38 ABmnNXMk
>>254
普段は鋭いけど、恋愛的な意味での天然はなのはさんかと。
スバルはその逆かな…。
普段はぽやぽやしてるけど、それなりに悩んでて、
なのはさんのことになると特別に鼻がきく、とか。


よければ挫折なんていわず、書いてくれないか。

256:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 15:54:47 2nxDi50l
いつもこのスレには素敵なCP電波が飛び交っているから困る
簡単なプロットは数十秒で出来るんだが書く時間が足りない…

257:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 16:39:43 RonUdmQF
体が三つあればいいのに・・・!

258:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 17:07:11 QqA5QjIh
体が3つあれば執務官の仕事をこなしつつ、エリオとキャロを見守りつつ、
片手間にヴィヴィオの面倒を見ながら、なのはといちゃいちゃできるのに

259:254
08/03/21 17:08:44 /2a6+EiH
とりあえず昨日の没ネタリサイクルしてなのはとスバルで一本書いてみた
しかし折角アドバイスまで頂いたのにあまり参考に出来てない
大丈夫そうだったら17:30くらいに投下したいと思います

260:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 17:15:47 RonUdmQF
なのはとスバルのwktk

>>258
誰がどれをやるかでフェイトさん達が争うことになりそうだなw

261:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 17:16:29 6pGjP031
>>259
正装待機して待ってる

262:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 17:26:08 TcAxrdri
>>258
エロ小説☆スレの保管庫にそれのなのは版があったよな。
9、15、19で分れてた奴。

・・・相手、ユーノですけどね(´・ω・`)

263:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 17:30:23 /2a6+EiH
それでは、投下行きます。以下注意書き

・なのスバ、スバなのと言うよりはなのはとスバル。もしくはスバル→なのは
・アニメ14話にあったなのスバヴィヴィ三人の昼食時をイメージ
・若干スバルに偽者注意報

平気な方は以下よりどうぞー。4レス使用します

264:教導官とその教え子
08/03/21 17:31:06 /2a6+EiH
「はい、あーん」
「あーん」

差し出されたサンドイッチを口いっぱいに頬張るヴィヴィオ。
そして、それを優しい眼差しで見つめるなのは。
何気ない日常の一コマだが、そんな光景が微笑ましくて、幸せで、スバルの口元は
先程から緩みっぱなしだった。

「おいしい?」
「ん、うん、おいしいっ」

知らない人が見れば、本当の親子にしか見えないのではないだろうか。
そう言っても決して過言ではないくらい仲睦まじい二人だ。
なのはは口では子供と接するのは得意ではない、と言うが、それはきっと本人だけが
感じている苦手意識なのだろう。
本当に苦手であるのなら、子供はこんな風には懐かないはずだから。
満面の笑みを浮かべるヴィヴィオを見て、スバルはそんなことを思う。

ヴィヴィオにとって、ママになってくれたなのははきっと、他の誰とも違う『特別』。
そして、多分それはなのはにとっても。
自分をママと呼んで慕ってくるヴィヴィオには、他の誰に対しても抱かない想いがあるのではないだろうか。

(正直、羨ましいなあ)

バスケットから新たにサンドイッチを一つ取って、それを口に含む。
小さな子供相手にこんなことを思うのは、我ながら情けないと思うのだが。

四年前の空港火災。その時の出会いからずっと、なのははスバルにとって憧れ、
想い続けてきた特別な人だ。
けれど、なのははどうなのだろうか。彼女の周りには、彼女を大切に思ってくれる人が
たくさんいて、慕う人が大勢いる。
その中で、自分は果たしてどんな位置にいるのか。

赤の他人。これは絶対にない。他人というには互いのことを知りすぎている。
ただの知り合い。これもない、と思う。毎日同じ隊舎に寝泊りして、訓練を行い、こうして
昼食を一緒に取ることだって少なくないのだから。
教え子の一人。これは―否定、しづらい。むしろ一番可能性としては高いのではないか。
今現在教えている最中の生徒だから親しくはあるが、六課が解散し、なのはの教導を受けなくなった
時にはどうなっているのかを考えると。

(うう…自分で考えといてなんだけど、結構きついなー……)

スバルは六課に来る以前も、今も、そしてきっとこれからもずっと、なのはに対する想いは変わらない。
それは強く、真っ直ぐにどこまでも続いていく。
けれどなのははそうではない。
それが今現在の二人の距離だろう。そのことを、スバルは痛感する。

265:教導官とその教え子
08/03/21 17:31:54 /2a6+EiH
(いやでも、直接なのはさんに聞いたわけじゃないし、落ち込むのはまだ早い…って、
聞けるわけないよなあ。なのはさんを困らせちゃうだけだし)

「スバル」

手にしていたサンドイッチを全て食べ終えたのと同時に、いつの間にかなのはがこちらを
向いていたことにスバルは気付いた。

「は、はいっ。何でしょうか?」

慌てて返事をするスバル。
しまった、考え事ばかりに意識が行ってしまっていた。
もしかしたら何か大事なことをなのはが言っていたかもしれないのに。
こんな時、一つのことに一直線過ぎる自分の癖が恨めしい。

「ああ、ごめん。何だか難しい顔してたから。どうかしたのかなと思って」
「ああ、えと…すみません、大したことじゃないんです」

心配してくれていたのか。スバルは嬉しい気持ちと、申し訳ない気持ちとが半分ずつ
入り混じって曖昧な笑みを見せる。

「本当に?」

再び尋ねるなのはに、スバルは今度はしっかりと頷いた。
少なくとも、自分には大したことない悩みではないけれど――なのは本人に
打ち明けるのはどうしても憚られる。

「うーん…それなら」
「それなら?」

何かを思いついたかのような顔をして、なのはがバスケットからサンドイッチを取り出す。
そして、それを徐にスバルの口の前に持って来た。

「スバルも、はい。あーん」
「えっ、て、えええええええええ!?」

思いもよらない師の行動に、思わず後ずさる。
それなら、となのはは言ったが、どこをどう繋げれば「はい、あーん」の流れに行き着くのか。
スバルには皆目見当もつかないが、とりあえず目の前の彼女が冗談やからかいの類でそんなことを
していないのは明らかだった。

「な、なのはさん!その、あのっ、あーんって…!」
「いいからいいから、ね」

ずい、と差し出されたサンドイッチを目の前に、スバルは言葉を詰まらせる。

別にこの行為自体を恥ずかしがっているのではない。今でもティアナとは
遊びに出た時はお互いに食べさせ合ったりしているし、姉とも同じようなことはよくしている。

だが、相手がなのはとなると話は別だ。急速に顔に血が上ってきているのを感じる。
心臓の音がやけにうるさい。なのはやヴィヴィオにも聞こえてしまっているのではないだろうか。

266:教導官とその教え子
08/03/21 17:32:33 /2a6+EiH
いや、しかし。ここで引いてしまって、今後なのはを憧れの人だと言うことができるのだろうか。
彼女は自分にとって掛け替えのない人だと主張することが許されるのだろうか。
答えは――否。そんなことは許されない。他の誰が許しても、自分自身が許せない。

唾をごくりと呑み込んで、スバルは覚悟を決めた。

「分かりました、なのはさん。あたし、精一杯頑張りますからっ」
「う、うん。どうぞ」
「では、いきます!」

そんなに気合いを入れるようなことでも、と思うなのはをよそに、スバルの口は器用になのはの手には
触れずにサンドイッチを一口で捕らえた。
そして、それをゆっくりと咀嚼する。折角なのはが直に食べさせてくれたものだ。
よく味わって食べなければ。
少しの間、スバルがサンドイッチを食べる音だけが部屋を支配する。

「…ごちそうさまでした。すごくおいしかったです!」

食べ終えたスバルは開口一番、心からの言葉を伝えた。
それを聞いたなのはは笑ってよかった、とこぼす。

「スバルはやっぱり、そういう元気な笑顔が一番似合うよ」
「え?」

驚いて聞き返すスバル。なのはは続ける前に、スバルの口元についたパンのカスを指で掬った。

「今は大変な時だし、私が言うことじゃないけど、スバルたちフォワードメンバーも毎日訓練漬けで
色々悩みもあると思う」

スバルは黙ったまま彼女の話に耳を傾ける。

「それが分かってて言うんだけど、でも私はみんなに笑っていて欲しいな。
特にスバルの笑顔は、みんなを元気にしてくれるからね」
「そ、そんなことはー…」
「そんなこと、あるよ。みんなきっと色んなところで励まされてる。もちろん私も、スバルの笑顔が好きだよ」

途端、またスバルの体温が急上昇する。上がり過ぎてオーバーヒートしそうだ。
好きだ、と言ってくれた。なのはが。それだけのことだと笑われるかもしれないけれど、スバルには
それが堪らなく嬉しかった。

「あたしもっ、あたしも大好きです!なのはさんのこと――…!」

だから、ありったけの熱と想いを込めてそう叫んだ。
が、すぐにしまった、と思い直す。
なのはは自分の笑顔が好きだと言ってくれたのに、これでは告白になってしまう。
一瞬で冷静さを取り戻すスバルの視界に映ったのは、驚いているなのはとぽかんと口を開けた
ヴィヴィオの姿。

267:教導官とその教え子
08/03/21 17:33:08 /2a6+EiH
「ああっ、なのはさんの、が、えっと、笑ってるのが好き、ってことで…!」

最早自分でも何を言っているのかも分からない。呆れられてしまう、と落胆するスバル。
しかし、返って来たのはいつものなのはの笑顔だった。

「ありがとう、スバル」

それだけ言って、彼女はスバルの頭を優しく撫でた。四年越しに再会した時と同じように。
冷た過ぎず熱過ぎない、なのはの温度がじんわりと伝わって来る。
なのはのことが好きだ、とスバルは改めて思った。
けれど、それを伝えるのはまだ早い。

「スバルおねえちゃん。あーん」

今度はヴィヴィオがなのはと同じように、スバルにサンドイッチを差し出す。
ありがとう、と言ってからあーんと口を開ける。

「ヴィヴィオ、ソファから落ちちゃうよ。もっとこっちに来ないと」

なのはがヴィヴィオと位置を代わる。そこでようやくスバルの口にサンドイッチが届いた。

想いを伝えるのは、なのはと並んで立てるようになってから。それからだって遅くないはずだ。
とりあえず今は、教え子の一人としてこの幸せにもっと浸っていることにしよう。

「それじゃあ、今度はなのはさんにもお返しです。あーんしてください!」
「ええ?ええと、私はいいかなあ、と」
「駄目ですよ。ほら、なのはさんっ」
「なのはママ。あーん」
「うう…ヴィヴィオまで。分かったよ。それじゃあ、あーん」

最後のサンドイッチがなのはの口に消えた。

268:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 17:33:58 /2a6+EiH
以上です。スバルが思った以上に動かし辛かったw
みなさんのイメージからそんなにずれてなければいいのですが

なのはとスバルの組み合わせは最近かなり好きになってきたんですが、やっぱり数が少ないですよね
今後増えていってくれるといいなあ
では、スレ汚し失礼しました

269:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 17:39:53 6pGjP031
>>268
GJ!!!期待以上にニヤニヤさせて貰いましたw
偽物どころか、自分のイメージの中のスバル像そのもので少し驚いた
知らないうちに電波飛ばしてますか俺

270:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 17:41:57 FyE9lRu2
>>268
なのスバもいい! GJ!
フェイティアに続いて己の中で新しいCP開発が
素晴らしいスレですな

271:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 18:01:35 Y1VaVCOw
>>268
狼狽えるスバルがバカ(褒め言葉)でかわいい
スバティアだと原則スバル主導だから出しづらそうな味だ

272:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 18:33:43 wpN7coFe
今日会社のPCでなのフェSS書いてたら上司に見られた
もう浮き上がれない・・・・なのフェから足を洗おうと思った_| ̄|...○

273:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 18:35:59 VMl5zoWp
>>272
IDを良く見るんだ N 7 Fe なのフェ!

生きるんだ・・・

274:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 18:37:36 JW51bIj0
>>272
IDがなんかちょっとなのフェっぽいからくじけずに頑張れ!

275:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 18:38:39 JW51bIj0
よし、被った!
吊ってくる…

276:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 18:38:54 WG77h2J1
スバル可愛いなぁwww
GJ!!


>>272
元気出せよ
それに、そんな簡単に止められるものなのか?

277:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 19:03:02 VMl5zoWp
ティア×シグを・・・
将の乙女補正値を最大まで上げて、ティアの凡人数値を下げれば何とかなるか

ティアナが女同士に慣れていて(スバルと)
フェイトさんにフラれてしまい傷心の将をリードする形で・・・こう・・・


OTZ

278:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 20:10:32 PvBO76jr
ティア×シグはいいな。
マイナー過ぎて、ネタ書いてる職人さんはほとんどいないが・・・。

279:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 20:26:40 JM8CuQd9
URLリンク(www.uploda.org)


280:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 20:29:57 QkVced+I
素晴らしいけど、左上の時間表示が気になります

281:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 21:47:25 di6W4zbE
なのはさんが堕ちた時、フェイトさんはヴィータに八つ当たりしたのかな?
「私のなのはを返して!」とか。

282:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 21:50:08 0CklRCv9
フェイトさんは誰かに当たるより。
「私が傍にいなかったから」とか自分を責めるタイプだろう。
それでなのはさんに泣きながら「自分を責めないで」って怒鳴られるんだよ。

283:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 21:52:15 DhW+b0f+
フェイトさんは他人より自分を責めそうだ

そしてはやてあたりが慰めてそう(性的なry

284:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 21:55:28 fJYvtb/M
姫なのは
騎士フェイト

あのなのはさん誕生日のイベントSSのフェイなのがたまらん…。
素晴らしい家族!!

285:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 22:09:16 dkCkyq3U
気持ちは分かるが、そういうのはサイト行って作者本人に言ってやれよ

286:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 22:15:21 445Hoo02
>>281
二次創作に毒されすぎw
本質を忘れて好き勝手に性格を作られるとしらける

287:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 22:25:24 VMl5zoWp
そうトゲトゲするねえ
んな事言ったら極論すると此処で投下される百合内容一切駄目だし
作品の内容以外何も考えてはいけないわけじゃないか

百合であれば少し懐を広くもたんね?

288:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 22:35:45 pDHBwfTq
>>284
でもアニメの設定だとなのはさんの誕生日は全然違うんだよね
無印はどうだったか知らんが、A’sではすでに9歳だったんだからすくなくとも1,2,3月はない

これは個人的な意見だが、なのフェイ的に考えればとらハは黒歴史なんだから、
公式でもないのにそれの設定を流用するのはどうかと思う

289:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 22:38:43 5RQq+5Qn
黒歴史って言うか、あれは別人だろ

290:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 22:39:54 vz1443nD
本編もキャラの誕生日設定ぐらい出して欲しかったよなー
はやてだけだっけ?誕生日分かるの

291:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 22:58:02 445Hoo02
>>287
トゲトゲというか
どんなCPやられようがキャラが好きなのは分かるし別にいいんだけど
性格が変えられパラレルやられこれがなのはとフェイトですと言われるのを何とも思わんのか?
それを分かっててみる分にはいいが共感しまくって中心キャラが既存キャラを殺して周りの感想で
その殺したキャラが最低とか言うやつが最近増えてて何も思わんのか?
百合であればとか言う次元じゃなくなってる気がするよ

とマジレスしたところでスルーよろ

292:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 23:06:47 chTJqFmh
あー…ヴィヴィオに調教されるなのはさんとか、最近そういう鬼畜妄想ばっか浮かんでくる。
俺病んでるのかなぁorz

293:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 23:09:09 OmicjMdh
フェイトそんの絶対領域を舐め舐めしたい

294:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 23:10:03 OmicjMdh
うわ、ごめん誤爆したorz

ごめんさい一応これでもなのフェ好きなので勘弁して下さいorz

295:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 23:11:15 dkCkyq3U
www

296:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 23:30:58 WsFVl8rx
>>268
た、待望のなのスバが来てるぅううううううううう!
ごちそうさまですた。片思いなスバルGggggJjjjjob!

297:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 23:32:42 WG77h2J1
>>293
一瞬なのはさんかギン姉あたりが書き込んだのかと思った

298:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 23:47:56 5RQq+5Qn
「れろ……ぴちゃ……」
「ひゃあっ、ギンガ、やめっ―」
「フェイトさんが……んっ……いけないんですよ、れろ」
「えっ……ひゃんっ」
「フェイトさんが、そんな格好で誘うから……れろ、んっ」
「そ、そんなっ―あんっ」

……


(´ヮ`从\.。oO




こうですか? 分かりません><

299:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 23:57:47 RonUdmQF
>>292
病み過ぎだwww
休日にヴィヴィオと買い物行ったり遊園地で遊んだりしてる
なのヴィヴィの妄想に切り替えるんだ!

300:名無しさん@秘密の花園
08/03/21 23:58:40 ZM75p6F/
で、そのギンガをティアナイケナイ妄想していると。で、そのティアナにスバルが……

>>289
『完全に無関係ではない』別人だろう?例えばとらハ恭也から見ればこっちのなのはは妹に似てる別人なわけで。
根っこ(本質)の方は同一人物だが『何か(例えば親父の生死)』が違った結果の派生体。
とらいあんぐるハート≒リリカルなのはが近いと思う。

あと都築氏語るに物語中で語られていない設定はほぼとらハのままらしい。
誕生日だとかその辺の矛盾点は上の『何か』の一つと考えればおk。

301:(・∀・)*\
08/03/22 00:04:39 NOIR3IO6
>>298
そんな格好…

フェイトちゃんったら、またソニックフォームでエッチしてるんだ…

302:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 00:05:47 nEcLdlwp
むしろ書き込んでるのを本物のフェイトさんに見られて…

「ち、違うんです!」
「…私は何も見てないよ。ホントだよ」
「ほ、本当ですか?」
「ホ、ホントだよ」
「な、なんで鞄で脚を隠すんですか!?」
「隠してない。隠してなんかないよ?」
「後ずさらないでください! 違うんですって!」
「な、何が?フェイトそん分かんない…」
「…殺してください」
「え?」
「いますぐ死なせてくださいぃいいい~!!!!」
「ちょ、ギンガ何言ってるの!?」
「うわぁあああん!!!!もう死ぬ!死にたい~!!!!」
「な、舐めていい!舐めていいから!!」

って展開を希望します

303:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 00:13:09 yUsMNy23
フェイトさん、最後の発言はヤバいんじゃないですかwww

304:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 00:23:25 mn7WTSG3
「な、何が?フェイトそん分かんない…」

↑糞ワロタwwwwwww

305:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 01:32:06 AVqh4bmG
>>265


冗談やらかい頬で


に見えた

306:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 01:32:32 kC9NnqXu
老眼鏡買い換えろ!!

307:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 01:41:12 /IWAg8vs
>>302
これは萌えるな

308:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 03:26:52 kGHpQlGL
「私のなのはに手を出すな」
ってのを本編でフェイトそんに言って欲しかった

309:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 03:34:10 2yLLZZt0
18話とか大事なところでフェイトさんがやってくれたし
本編ではもう満足だ、ってなわけでそのセリフは四期で(ry

310:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 04:06:57 kC9NnqXu
四期じゃなくて死期ね

311:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 04:46:09 1sqEc3We
フェなので鬼畜な内容のが読みたい……
投下希望!

312:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 04:48:00 /FZytLcI
18話は、そっけないなのはさんの対応にぞくぞくするティアナがよかった
(妄想多分にふくみます

313:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 04:52:04 QMSVEjID
>>291
ナナナナーウ!言いたいこといってスルーよろとは自分勝手ノキワミ!
他人に拘っていては自らは成長せん、いつも心に自分だけのなのフェイを・・・

しかし昨今の流行りかヤンデレなどという展開は正直生温い、殺せばなんて安直な手段は単なる思考停止
嫉妬する、しかしみんなを恨みたくない、でもなのはに接する人をどうしてもよく思えない
このジレンマでギリギリと心をを削り取られるフェイトさんがいいんじゃないか・・・!

何故か和服で茶道や活花を嗜む良妻フェイトさんが見えるそして家政婦(アイナさん)はみた

314:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 06:14:13 X4w+w+Ar
避難所へチーム・ハラオウンのお話投下しました。
前書き・後書き入れると入らなかったので。
フィーリング合う人は、よかったらどうぞ。


315:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 09:39:10 jVrNGyoz
>313
どっかで見た黒い和服に割烹着のフェイトそんは似合いすぎだった。

316:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 10:19:38 iWILykc0
>>315
違うような気もするけど一応張っとく
URLリンク(bull.s11.x-beat.com)
URLリンク(bull.s11.x-beat.com)

317:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 10:28:17 gajNuVMF
>>314
乙! 今いちばんの楽しみですw
一つリクをさせていただくとティアナもフェイトも大好きですが
シャーリーも大好きなのでたまにフェイトさんにデレるシャーリーもみたいなー……なんて。

318:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 13:11:11 2yLLZZt0
>>311
ほら、鬼畜フェイなののコピペ探してきたぞ

寂しそうななのはを見つけたので虐待することにした。
他人の目に触れるとまずいので家に連れ帰る事にする。
嫌がるなのはを風呂場に連れ込みお湯攻め。 充分お湯をかけた後は薬品を体中に塗りたくりゴシゴシする。
薬品で体中が汚染された事を確認し、再びお湯攻め。 お湯攻めの後は布でゴシゴシと体をこする。
風呂場での攻めの後は、髪の毛にくまなく熱風をかける。 その後に、脂の乗った見るからに太りそうなお肉を食わせる事にする。
そして私はとてもじゃないが飲めないオレンジ色の飲み物を買ってきて飲ませる。
もちろん、果汁100%でキンキンに冷えた物をだ。
その後は棒の先端に無数の針状の突起が付いた物体を前後に振り回して なのはの闘争本能を著しく刺激させ、体力を消耗させる。
ぐったりとしたなのはを今日、干したシーツをしいただけのベットに放り込み 寝るまで監視した後に就寝。

319:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 13:28:27 vXrOks1g
フェイトさん鬼畜過ぎるだろ、常識的に考えて……

320:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 14:35:46 p4tPb0x+
なのはさんネコだったのか、なにょはさんだな

321:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 14:42:50 Kq05V9WF
受けだけにネコってか!はっはっは!

322:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 15:20:59 oCnhhGFv
こんな鬼畜フェイトも大好きだ。

323:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 20:59:09 FwOnOrYI
なの受けいいよなの受け

324:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 21:23:27 cMIhjEC6
フェイトさんにフラれたシグナム姉さんとギンガ姉さん。
お互いに慰め合うウチに二人は惹かれあっていく・・・。

そんなのはどうだろうか?

325:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 21:47:25 /ykiIN1r
アホなヴィヴィなの?を投下します。
ヴィヴィオの友達視点です。
年齢は小学校高学年くらい設定で。
ヴィヴィオが若干壊れてますので、ダメな方は華麗にスルーお願いします。


326:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 21:48:02 /ykiIN1r
今日は、体育の授業参観の日。
わたしの隣にいる親友はとても機嫌が悪かった。

その理由は

「…ねぇ、おかぁーさんすごく落ち込んでるよ?」

校庭の隅っこで小さくなって負のオーラをまとい、地面にのの字を書いている姿を指差す。

「いいの!自業自得だもん」
「いいんじゃないかな、おかぁーさんが元気に応援してくれて。わたしは羨ましいよ?」
「だからって、限度ってものがあるの!」

ダメだこりゃ、相変わらずご機嫌斜めみたい。

「まぁ…分からなくもないかもしれないけど…」

回りの視線も気にせず、元気一杯腕を振りながら大声で声援を送る先ほどの姿を思い出し、苦笑いしてしまう。
確かに、少し恥ずかしかった…かも。

かといって、こんなところで

『なのはママなんて大嫌い!もう来なくていいよ!』

というのもヒドイ気がする。

327:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 21:48:29 /ykiIN1r
「だって、もう3度目だよ?恥ずかしいからやめてって言ってるのに。
 だから、もう今回は簡単に許さないって決めたの!」

ヴィヴィオちゃんのおかぁーさんはヴィヴィオちゃんが大好きで、
いつも授業参観の時、応援しすぎてこんな風にヴィヴィオちゃんを怒らせている。
どうやら今回はいつもよりも怒ってるみたい。

かといって、このままではヴィヴィオちゃんのお母さんがあまりにかわいそうなので
わたしはカマをかけてみることにした。

「じゃあ、ヴィヴィオちゃんのおかぁーさん1日だけ貸してよ!」
「…はぁ?」

こわいよ、ヴィヴィオちゃん…そんな睨まないで。
負けるなわたし。

「だから~そんな嫌だったら貸して。わたし、ファンなんだ!
 その…かわいいし、元気だし、優しいし、有名人だし////その、ダメかな?」

これは、本音。
ヴィヴィオちゃんのお母さんはとっても有名人で、わたしの憧れでもある。
でも、あんまりさわぐと迷惑なので、みんなあまりさわがない様にしている。
これは、暗黙のルールみたい。

「ダメ!!」(推定コンマ0.1秒)
「えぇっ!?早っ!」

がんばって、おねだり口調で言ってみたけど、その努力は無駄に終わった。

328:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 21:49:01 /ykiIN1r
「なのはママは私のものなの!」
「え?」

あれ?話がだんだんおかしな方向に。

「だってぇ、すごくいじりがいがあるんだよ?」
「…はい?」
「落ち込んでるママはすごくかわいいんだ♪
 ションボリしちゃって、キャラメルミルクで私のご機嫌取ろうとしたり、
 大好物作ったり、もう必死で必死でvその、なんというか…」
「…あっ、もういいデス」
「いじめたいの♪きゃっv」

暴走は止まらなかった。
ヴィヴィオちゃんS気あると思ってたけど、そこまで・・・・・・・・おかぁーさん同情します。

「ん、なんか言った!?」
「いっ、いえ…」
「今日はどんなことしてくれるのかな~楽しみ!」
「・・・・・・・・・・・」

私は大きくため息をつき、その後の話はスルーした。

329:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 21:49:50 /ykiIN1r
授業が終わり、帰宅の時間になるとションボリしているヴィヴィオちゃんのおかぁーさんが
気まずそうにヴィヴィオちゃんに視線を向けていた。
でも、ヴィヴィオちゃんはまだ許す気はないようで、
無視して教室を出て行き、それをおかぁーさんが慌てて追っかけていた。
次の日聞いた話によると帰宅途中、ずっとヴィヴィオちゃんが口を訊かなくて、
ついにおかぁーさんが泣き出してしまい、しょうがなく許してしまったとかなんとか。

「うさぎさんは寂しいと死んじゃうからね~」

とうれしそうに、言ってた。
あんまり、おかぁーさんを困らせちゃだめだよ!?と言うと
にこにこしながら

ママの泣き顔は最高だったv
背筋がゾクゾクしたv
また、泣かせよう!!
いつか下克上する!

と、とても危険な発言がたくさん飛び出して、突っ込みどころ満さいだったけど、こわいので黙って聞いていた。

これからの付き合いに不安を隠しきれません…

<FIN>

330:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 21:50:20 /ykiIN1r
以上です、ヴィヴィオはちょっとツンデレだといいと思う。

331:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 22:40:16 y4DMx/y4
GJ
ツンデレっつーかもうヤンデレな気もしますがw
なのうさぎとヴィヴィ狼ですな。

332:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 22:53:57 FwOnOrYI
GJ!
このヴィヴィオだめだwなんかもうだめだw
だがそれがいい!!
とりあえずなのはさんが可愛すぎて悶え死にしました。

333:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 23:40:26 oCnhhGFv
GJ!!
ヴィヴィオいいですなwww黒いよwww
更に鬼畜に性長するんでしょうねwww

334:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 00:08:29 2yLLZZt0
GJ
ヴィヴィオSすぎるw
本当にいつか下克上されるんじゃないだろうか

335:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 00:34:01 94F6ztoa
ヴィヴィなのーー!!
いいな、ヴィヴィなの。もう最高だ。
黒いというかちょっとなのはさん愛してるところが。いいです。
GJ

336:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 03:01:51 RNMUGrsh
流れぶったぎるし直接百合ってわけじゃあないんだけど
ヴィータってフェイトのことなんて呼んでるんだっけ?

337:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 03:10:28 e0VRceUN
>>336
ヴィタ子

338:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 04:28:32 94F6ztoa
A’sマンガでは、テスタロッサってよんでた
でも事故以降は、なのはの影響でフェイトと予想。
「フェイト隊長」ってあったし

339:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 04:43:05 RNMUGrsh
>>337
ヴィタ子でいこうと思ったら、途中でヴィータなのかフェイトなのかわからなくなってきたw

>>338
他の人の呼び方参考にしてて、フェイトとテスタロッサ
二通りあってどっちがあってるのか悩んでたが両方あってたのか。ありがとう、これでゆっくり寝れるよ

340:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 05:51:49 puR1Z4Gh
URLリンク(www.imgup.org)

341:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 06:00:49 VJ3sm6x5
ついに結婚・・・おめでとうございます

そして将とティアが飲んだくれて既成事実を・・・

342:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 06:53:10 Ie4MelLR
ついに二人とも結婚か・・・
なのはさんが家を空けると寂しがるからアニメーターに転職もしたんですか

343:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 08:06:17 hQPk6pc4
何かと思ったら一番下の人か

344:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 10:31:08 5g4JhDS3
結婚おめ。
高町フェイト…相変わらずいい響きだ

345:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 12:01:34 btJCCy+B
ヤンデレ化したフェイトが、妄想のはてにたどりついた結末だな、これは。

346:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 13:03:57 ws0798Bu
ナノハ・タカマチ・ハラオウン

の方がいい

フェイなのはいい

347:MSPUQPiv改めK
08/03/23 13:30:49 zOibWZj+
ナノハ・タカマチ・ハラオウンって、ナノハ・T・ハラオウンとも言えるよね。
いや、何が言いたいかっていうと、フェイト・T・ハラオウンでお揃いだと思ってね。
やっぱ、お揃いっていいよねっと思っただけなんだけど

348:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 15:00:48 EOPHVpTf
何故…何故なの…

349:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 15:01:46 PUKPsTC/
サンホラですかなのはさん

350:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 15:45:12 7GunpVsG
甜菜。フェイトはなのはの嫁
URLリンク(rainbow.sakuratan.com)

351:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 15:50:06 xpj5TcE/
こいつはなのはさんじゃねぇ! なのはっさんだ!

352:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 15:52:13 8KQGsSDJ
>>350
嫁というか情f(ry

353:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 16:01:16 hJZbbdF4
>>350
ここまでふてぶてしいとむしろ惚れるw

354:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 18:19:25 eZbStCGB
ハラオウン姓は要らない、高町フェイトでいい。
ところで>>340って何のアニメ?

355:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 18:28:52 L9qFBJtP
>>354
多分「しおんの王」

356:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 20:46:11 eZbStCGB
>>355
thx

357:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 21:48:53 ws0798Bu
間違いを何度指摘しても、「~なのは~だ」の"は"を
waでなくhaと発音するフェイトさん9歳を妄想した

358:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 22:06:00 vFMCTYLy
フェイトさんに是非とも>>174を読んでもらいたいな

359:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 22:10:11 3u1mYU63
「情熱的な言葉はないけど、今私がここにいる。それが真実」
とフェイトさんが言ったら、なのはさんに
「今ここにいない時の方が多いよね」
と返される、倦怠期を妄想した。

360:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 22:52:50 Ie4MelLR
なのはさんが倦怠期になったら
フェイトさんすごい落ち込みそうだな。
どうやって乗り越えるんだろう

361:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 22:54:31 7CvwZH8i
ところでザフィーにバター塗った犯人は誰よ?

ザフィー本人は頑なに黙秘してるんだが…

362:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 23:01:49 5g4JhDS3
高町 なのは
    フェイト
    ヴィヴィオ

4期でこんな表札が見れますように

363:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 23:02:15 KiMZqVBo
>359
倦怠期の夫婦性活をあの手この手で打開するんですね?
フェイトさんが犬耳カチューシャ、尻尾バイブ、首輪を付けられて人気の無い夜のお散歩に(ry

で、同じような格好をさせられたティアを散歩させてるスバルとばったり出会うんですね?

364:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 23:16:29 YSXXRV2T
そしてザフィーラに首輪をつけさせてくれと土下座する将がいるんですね

365:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 23:53:32 llzLB68g
自分でもSS書いてみようと思ったが予想以上に文才がない事に気が付いた。
絵もまったく書けないし、二次創作出来る人って本当に尊敬する。

366:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 00:05:46 ERT6uv7a
書いたこともないのに最初から文才だかいうものを持っていた書き手なんて、
多分一人もいないって。

あなたが尊敬するその書き手だって、泣きながら書き続けることで段々上手くなって、
なお日々睡眠時間を削りながら懸命に書いてるんだと思うよ。

367:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 00:12:56 zYciHWTi
SSなんてこれだけで良いんだ

    1         2           3           4

.     __                       __             _
    ,i,_,i_        ,-,_         ,-i,_,l 、      :.. :. ≡=-i'__l,
    |  `i         /'-' `i         //l   l       iコ==ラ`'i ti
    | lヽi li,   →  | lヽl li   →   l i,,l   l |   →     ./  /l/
    | l-'l |,l       | | // l        `"|iコ=''         /  /
.    'Fヲ|,H      E三l_l_A         | .i .|         /  /
    ,i_| .| |                   | || |         i' /l .l,
     -'‐'                      | || |_       l l .ヽ,ヽ,
                          ‐' ' `‐'       -'-'  -'-'
    書く       推敲する      投下する     百合とエロパロを
                                    まちがえる。

368:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 00:15:20 5EUrmDse
>>367
最後吹いたwwwww

369:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 00:39:40 12c/EVDr
最近保管庫更新されないな・・・

370:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 00:39:52 cHnUjOGc
むしろティアナと一緒にギン姉、ノーヴェも散歩させてる黒スバル

371:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 00:42:06 Nt0lrrzh
録画するシャーリー

372:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 00:48:20 zYciHWTi
なぜか戦闘機人に好かれる『体質』のティアナ

「好かれる体質ぅ?いくらドクターの御高説とは言え流石に眉唾ですわよぉ?」
といいながらぎゅ~っとティアナを抱きしめるメガ姉とか
「馬鹿馬鹿しい、あたしらがコイツを好きなわけねーだろ」
と言いつつ、ティアナの腕に張り付いてすがるノーヴェとか
「お前達・・・一体何をしている」
と呆れながら自分は腰の辺りをギュッとハグするチンク姉とか

373:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 00:48:58 uxUlnH+i
>>369
ごめん

374:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 00:49:20 t/cgmocJ
そんななのはさんもフェイトさんが長期任務で家を空ける日は
なぜか聖王モードになったヴィヴィオにお散歩を・・・、

375:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 02:05:33 bqLnqdhL

URLリンク(kjm.kir.jp)

376:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 02:09:30 bqLnqdhL
ごめん、消えてた
URLリンク(ccfa.info)

377:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 02:09:37 1F7h673P
クアとディエチはすでになのはさんに堕とされてますよ

378: ◆6Gzt0D6RRc
08/03/24 03:03:51 PzIy9yf3
犬耳とか散歩とかの流れでこんな物を書いてみました。
2レス消費。

379: ◆6Gzt0D6RRc
08/03/24 03:04:15 PzIy9yf3
「はい、もう良いよー。お疲れ様」

スピーカー越しに聞こえてくるマリーさんの声が定期検診の終わりを告げる。
生まれ方がちょっと普通じゃない私は、定期的に検診というか、メンテナンスを受けないといけない。
遺伝子操作により機械との相性を克服した強化人間、戦闘機人。それが私。

「今日は、ちょっと時間が掛かりましたね」
「追加オプションがあったから、ちょっとね」

純粋に兵器として生み出された私だけど、今では普通人と同じように暮らしている。
人並みに、家族が居て、友人が居て、同僚が居て、恋人が居て。

「そうですか? あんまり変わった気がしないんですけど……」
「んー、まあ、後でちゃんと説明するから、早くフェイトさんの所へ行ってあげたら?」
「は、はい」

私の恋人のフェイトさんは、定期検診の時は余程のことがない限り付き添ってくれる。
執務官の仕事は、そんなに暇じゃないと思うのだけれど、ほぼ毎回である。
曰く、「マリーさんを信用してない訳じゃないんだけど、なんか心配で……」
少し過保護過ぎないかと思うのだけれど、何度言っても聞かないので、もう諦めている。

「フェイトさん?」
「ギンガ!」

待合室を覗くと、長椅子の端に座ってモニタに向かうフェイトさんが目に入る。
私の声に気付いた彼女は、モニタをしまい少し小走りで私の所へ向かう。いつも通りの光景。
他に誰か居ると、少し恥ずかしいので、やめて欲しいと思うのだけれど、何度言っても(ry

「お疲れ様」
「フェ、フェイトさんっ!」

そして、私の胸に飛び込むようにして抱きつく。これも、いつも通りの光景。
他に誰か居ると、とても恥ずかしいので(ry

「……うん、やっぱり似合うよ……」
「えっ、何がですか?」

だけど、続くフェイトさんの言葉はいつも通りではなく。
私は少し不審そうな声で尋ねる。

「まあ、良いから、これ付けてみて」

私の質問を軽く流してフェイトさんが取り出した物。
それは、紫色の宝石のような物をあしらった茶色の革の輪っか。

「……なんですか、これ?」
「えっ、何って、普通のチョーカーだよ?」
「へぇ、チョーカー……ですか」

確かにそれだけなら、チョーカーと言って差し支えないだろう。
黄色い紐さえ繋がれていけなれば。
これではどう見てもリード付きの首輪にしか見えない。

「う、うん……似合うと思うよ?」

今の自分が一体どんな姿をしているのか、かなり心配になってきたので、バッグから手鏡を取り出す。
それを見たフェイトさんが、全力で阻止しに掛かるので、ますます心配になる。
激しいもみ合いの末、何とか振り切って、手鏡を覗く。それに映った自分の姿は……

380: ◆6Gzt0D6RRc
08/03/24 03:05:15 PzIy9yf3
「これって……」
「見たまんまだよ?」
「犬耳ですか?」
「犬耳だよ?」

思わず頭に手をやる。もふもふして気持ちいい。

「何でそんなものが……?」
「それは、まあ色々あって……あ、尻尾もあるよ」

思わずお尻に手をやる。こちらも、もふもふして気持ちいい。

”追加オプション”とは、どうやらこのことだったらしい。
……一体何を考えているのやら。

「納得のいく説明をお願いしたいのですが?」
「えっとね……」



フェイトさんの自白をまとめると、マッドサイエンティストの、こんなことも出来るんだけど、という誘いにほいほいと乗ってしまった。今は反省している。

「耳と尻尾は分かりました。でも、その首輪はなんですか?」
「えっ……こ、これは、たまたま……」
「フェイトさん?」
「ごめんなさい、すみません、ちょっと魔が差しました、反省してます」
「没収しますよ?」
「はい……」

しゅんとなるフェイトさんから、首輪を取り上げる。
後でキッチリ処分しておかないと。

「フェイトさん、やっぱり騙すようなことは、いけないと思いますよ」
「はい、すみません……」
「ですから、こういうことがしたかったら、キチンと言ってください」
「えっ……言ったらやってくれるの!?」
「……内容にも依りますけど……これくらいなら……」

言っていて恥ずかしくなってきたけど、他ならぬフェイトさんの頼みなら、犬耳ぐらいなら良いかな……と思う。
だけど、それを言ってしまって良かったのかどうかは悩むところである。
しおらしい様子が一変、目を輝かせて私を見つけるフェイトさんを見ると。
もし、フェイトさんに尻尾があったら、全力で振られていることだろう。

「じゃあ、一回だけで良いから。一回だけ、さっきのくb―

381:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 09:48:27 rPgUX6pU
どう考えてもなのフェイ・フェイなのの空気なのに
ギンフェイ投下しちゃうとかオチャメすぎるだろ常考

だがGJ! もっとや(ry

382:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 09:51:02 rPgUX6pU
んぁーなにを言ってるんだ俺は
別になのフェイ・フェイなのの空気なんてないじゃないか
徹夜明けだということで許しておくれ

383:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 09:53:40 nAnNR1+R
やはりギンフェイはいい
この二人ならリバも大好きだけどw


384:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 10:01:41 6IoqNlMB
投下前にCP書いといた方がいいと思う。

それはともかくGJ

385:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 10:04:00 t/cgmocJ
>>382
どちらかというと流れは機人か?w

投下前のCPといえば、数回落としてる人は
トリでどんなCPかわかるようになってくるから困るw

386:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 12:40:46 WTwh3xR/
なんでこんなアホなのにとても愛おしく感じてしまうんだろうwww

GJ

387:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 12:53:30 pdCiVrJW
久しぶりになんか書こうかと思うんだがネタください

388:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 12:56:21 12c/EVDr
ティアなのとか。
なのはさんを責めるティアナ

389:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 13:07:34 zYciHWTi
ティアシグ、スバノヴェ、ヴィヴィなの

390:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 13:40:12 84JxsAfl
アリシア、フェイトのドタバタリニスさん感謝会

391:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 13:59:19 qAmuRsW1
>>387
小ネタでいいのでティアスバお願いしますo

392:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 16:04:52 lns+ChMz
ティア攻めとは珍しい、お父さんも一票入れるぞ

393:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 16:11:50 1F7h673P
なのティア!
なのヴィでもうれしい。

394:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 16:21:21 WTwh3xR/
ネタと言ってるのに何故カップリングを言ってるんだwww

395:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 16:23:30 S1zHtH5R
>>387
スバルのバスターにもチャーム効果があったという設定でギンスバをひとつ

396:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 16:31:28 EDsDR5GQ
徹底的に馬鹿っプル物
結婚物(男キャラなしで)
いつも帰宅が遅くて遂に拗ねるママと娘

甘いものがみたい…

397:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 16:34:20 616PTPOt
>>390
リニス(とその周り)好きが全力で食いついた(笑)

398:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 19:38:17 6Q/vx7gQ
なのはが告られるシーンを見て嫉妬するフェイトさんの学生時代

399:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 20:09:19 LRpk3L5a
風邪ひいたティアナを看病するスバル

400:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 20:22:56 VWvy7UU+
「風邪は移せば治るってなのはさんがいってた」

401:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 21:26:40 uxUlnH+i
てん
URLリンク(www.imgup.org)

402:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 21:58:23 cHnUjOGc
>387
ヴィヴィオが「おっきくなったらなのはママをお嫁さんにするの」と子供らしく
無邪気っぽく言うがそれは例に漏れずガチの嫁宣言で、十年後ぐらいに
なのはさんを巡ってフェイトそんとバトルを繰り広げたり。
一応言っておくけどシリアス系じゃなくて、コメディタッチね。

403:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 22:06:36 bMYwbWOF
SS投下しても良いですか?

404:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 22:08:53 Nt0lrrzh
>>402
無意味にでかいヴィヴィオがなのはさんを小脇に抱えて高笑いをしてるのかな?
で、それに向き合う形でフェイトさんが何かを叫んでいるような感じのイメージが浮かんだ。

405:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 22:09:04 0BgWRCLY
かもーん

406:47
08/03/24 22:25:16 bMYwbWOF
では、投下します

・鬼畜聖王ヴィヴィオになのはさんとフェイトさんが落とされるお話
・重度のキャラ改変、設定捏造、無茶展開、百合じゃないだろ的表現多数の為注意
・エロ有り
・つい先程まで規制だったので途中で止まったら避難所の方に落とします

407:夢一夜
08/03/24 22:26:49 bMYwbWOF
私とフェイトちゃんとヴィヴィオ、
出会いは偶然だったけど、偶然が重なったからこそ出会えた、これ以上無いくらいに大事な家族。

私が本当の家族の中で浮いた存在であると感じていたのと似た様に、
フェイトちゃんが自分で家族に甘えた記憶を持っていないのと似た様に、
ヴィヴィオも本当の家族の居ない、聖王の器として生きてきた。

そんな出会いが重なって、何よりも大切な家族になった私達。
だけど、目の前に繰り広げられた光景には、家族の繋がりではない、異様な雰囲気が漂っていた。


「フェイトちゃん!?」

薄暗く、仄かに暖かい部屋の中には、二人の女性が座っていた。
堂々とした雰囲気を纏い、ベッドに腰掛けている女性と、
その女性の胸に顔を埋めて、舌先でちろちろと乳房を舐めているフェイトちゃん。
そして、その女性は得意げな顔をフェイトちゃんに向けもせずに、私の方を見つめていた。

その女性の顔には、僅かに見覚えが有る。
以前、私がとある大事件で一度だけ対峙した聖王の器であり、私達の大事な娘の成長した姿。

有り得ない

どうして、またあの時の姿に成っているのだろうか。
そして、フェイトちゃんはそんなヴィヴィオに、何をしているのだろうか。

408:夢一夜
08/03/24 22:27:21 bMYwbWOF
私が声を掛けてみても、聞こえていないかのように一心不乱にヴィヴィオの胸を舐り続けてる、
その表情は何処か幼く見えて、不思議と自然に感じさせられてしまう、そんな空気を醸し出していた。

「なのはさん、起きたの?」

なのはさん、と、そう呼ばれて心の何処かが軋む音が聞こえたみたいだった。

ヴィヴィオの元に駆け寄ろうと立ち上がろうとして、そこでやっと自分の姿に気が付いた。
何一つとして衣類を身に着けていない、生まれたままの姿と、後ろ手に拘束されているバインド、
フェイトちゃんも全く同じ姿で、ヴィヴィオに持たれかかるようにして身体を支えていた。
そのヴィヴィオも何も身に着けておらず、サイドで髪を束ねている大きなリボンだけが記憶の中のヴィヴィオと結びついている。

「ヴィヴィオ、どうして……」

多少バランスを崩しながらも何とか立ち上がって、ヴィヴィオの元、フェイトちゃんの隣へと移動する。
裸で両手を拘束されているので胸も股間も隠す事が出来ずに晒しているが、恥ずかしいなんて言っている場合ではない。

そもそも、どうしてこんな状況になったのかも分からなかった。
目を覚ました時には、既にこの状況は形成されていて、ヴィヴィオもあの時の様になっていた、
その原因は分からない、しかし、そうなっているのだから今更考えても遅い。
今はただ、ヴィヴィオとフェイトちゃんの事が知りたい。

「私は、今までよりもっとフェイトさんと仲良くなっただけだよ」

あまりにも冷た過ぎる言葉が私の耳に突き刺さり、塞ごうとする手がバインドに食い込んで痛み出す。

確かに、言葉だけを取れば間違ってはいない様に見える。
あんな事をそう簡単には出来る筈がないし、ヴィヴィオとフェイトちゃんという個人で見ても仲が良いというのは私もよく知っている。
だけど、この光景は今までとは全く違う、

「違う! そんなの違うよ、ヴィヴィオ!」

そんな関係は、家族なんかじゃない。

409:夢一夜
08/03/24 22:27:54 bMYwbWOF
「違わないよ。
フェイトさんはこんなに嬉しそうな顔をしているのに、それは違うって言うの?」

一番見たくなかった所を指摘されて、言い返す言葉が詰まる。
気が付けば、ヴィヴィオの右手がフェイトちゃんの下腹部に伸ばされていて、そこを丹念に捏ね回している音が耳に届いて来た。
それを拒絶する事もなく、フェイトちゃんは私ではない人に愛撫されて、快感に身体を捩らせつつも行為を続けている、
ヴィヴィオに甘え抱きついているフェイトちゃんの顔は恍惚に蕩けていて、とても私が否定出来る様子ではない。
その顔がヴィヴィオの身体を伝って、やがて脚へと到達する、
ヴィヴィオの足元を綺麗にする行為に没頭している姿を見て、背筋に走るぞっとする様な怖気と、羨望。
私一人輪の中に入れないもどかしさが、微かに残る抵抗の意識を乱していく。

「私はフェイトさんの事が好き、フェイトさんも私の事が好きって言ってくれたの」
「フェイトちゃん……」

名前を呼んでも、あの優しかった声は帰って来ない、
私の大好きだったフェイトちゃんは、ヴィヴィオの元へと行ってしまった。
また私は、家族の中に居ながらにして一人になってしまう、
そうなるのは、嫌。

「…………」

フェイトちゃんが少しだけ優しく微笑みかけてきて、すぐにヴィヴィオの方へと向き直る、
その僅かに交わった視線が囁きかけてくるように、私を誘い、惑わしてくる。


「ほら、なのはさんも一緒に、家族三人で楽しもうよ」


410:夢一夜
08/03/24 22:28:57 bMYwbWOF
ああ、これは夢なんだ。

フェイトちゃんがあんなにも乱れて、大きくなったヴィヴィオにご奉仕して、私もぐちゃぐちゃで。
こんな事は有り得ない。ならば、これは夢なんだ。
それなら、どうせ刹那の夢なのだから構わない、いっその事何もかも捨て去って浸ってしまおう、
家族皆で背徳に塗れて、欲求の赴くままに。


身体の疼きに従い、ヴィヴィオのしなやかな脚に顔を近づけ、舌で軽くなぞる。
フェイトちゃんと一緒に、愛娘に服従の誓いを捧げて、期待を込めた眼差しで見上げた。

「よく出来ました。大好きだよ、なのはママ、フェイトママ」

ヴィヴィオが微笑んで、私とフェイトちゃんの頭を一緒に撫でてくれている。
こんな、どうしようも無いほどにいやらしい人でも、ママと呼んでくれた、
娘の脚を舐めて悦びを覚え始めている変態的な母親を、愛していると言ってくれた。
それが堪らなく嬉しくて、その事だけで頭が一杯になって、何も考えたくなくなってくる。

「それじゃあ、ご褒美」

優しさの崩れないヴィヴィオの声と顎に添えられた掌に導かれて、
膝立ちのままヴィヴィオの膝にバインドを解かれて自由になった手を掛け、重心を預ける。

足を開かされ、大事な所を大きく晒した姿勢のまま太股の付け根に擦り寄るくすぐったい感触に、
燻っていた情欲が燃え上がるかのように膣から溢れ出て来て、太股を伝っているのがはっきりと分かった。
バクバクと早鐘の如く鳴る心臓の音もはっきりと耳に届くほど感覚も鋭敏で、今すぐにでも自らを慰め、絶頂へと押し上げたい衝動に駆られる。

だけど、そんな必要はしなくても良かったみたいだった。

411:夢一夜
08/03/24 22:29:29 bMYwbWOF
「………えいっ」
「っ、ひぅっ!!」

声にならない程の、叫びにも似た嬌声が喉の奥から搾り出された。

膣口まで到達していたヴィヴィオの足先が、親指だけを立てた状態で軽く蹴り上げられる。
その指先が膣の奥に勢い良くめり込むと同時に身体に走る僅かな苦痛と、それに数倍する快感。
溜まりに溜まった性欲を直接突き上げられて、身体が快楽と歓喜に打ち震えた。

「ママ、すっごく気持ち良さそう……」
「う、んっ、ママ、気持ち良いの……フェイト、ちゃん?」

ヴィヴィオが笑顔を向けるもう一つの先には、私と同じ様に攻められて快楽に浸って居るフェイトちゃんの姿。
交互に私達の敏感な部分を突き上げている様は、小さなヴィヴィオが椅子に座って足をばたつかせている様にも見える。

そんなものにまでこんな幻想を抱いてしまっては、夢が覚めてもヴィヴィオの事をまともに見られないかもしれない、
だけど、思考を埋め尽くす程の快感はそんな理性など容易く捨て去ってくれた。

ヴィヴィオから与えられる刺激からはやがて苦痛を感じなくなり、更に快感を増して身体に刻み付けられていく、
十分に昂り切っていた身体が絶頂の予感に気付くまで、そう時間は掛からなかった。

「中、ちょっとずつ締まってきてるね……そろそろイキそうなんですか?」
「うん……、うんっ! もう―!」
「いいよ、なのはママ。なのはママがイク時の顔、見てみたいな」

ママと呼ばれる度に、ドクンと熱い物が胸から下半身へと伝って行く様な感覚が思考を削り取る。
快感が頭を真っ白に染め上げて、母親としてのプライドも綺麗に捨て去って、もう何も残っていない。
終には強張る事すらしなくなった身体は直接快感を受け入れていて、抗う事すら儘ならずに昇り詰めさせられていく。

「なのはママ、大好き」
「ヴィヴィオっ、私、もっ、だいすきぃ!」

禄に回らない舌で伝える言葉は、もう正しい意味ですらないのかもしれない。

そして、これ以上の言葉はいらないとばかりに、私から溢れ出た蜜に塗れた足の指で陰核を強く擦り上げられる。
包皮も意味を成さないくらいに硬く膨れ上がったそれに与えられた暴力的なまでの刺激は、私の許容量を軽く超える快楽となって、
思考も、視界も、全部真っ白になって。

412:夢一夜
08/03/24 22:30:02 bMYwbWOF
「――ッ!!」

次の瞬間、私はベッドで目を覚ましていた。

明かりになる物が何一つ無い真っ暗な部屋で、荒くなった自分の息遣いだけが耳に入る。
軽く左腕に抵抗を感じながら、身を起こして周囲を確認してみても何もおかしい所は無い。
ドクドクと耳の奥に直接響く鼓動を何とか鎮めて、荒くなっていた息を整え終わる頃になって漸く、
隣から二人分の寝息が微かに聞こえる事に気が付いた。

(夢……?)

あまりにも生々しい、錯覚にも似た夢の内容に怖気すら感じる。
夢に見た私の姿は、その気になればその時の感覚一つに至るまでもはっきりと思い出せるかもしれない程に、現実感を伴っていた。
だけど、そんな事は有って欲しくない。
所詮あれは夢なのだから、本当の事ではない。
ヴィヴィオの僕のように振舞っていた事も、フェイトちゃんと一緒になって喘いでいた事も全部、嘘。
自分に言い聞かせるように、記憶にはっきりと残されている自らの痴態を振り払う。

「んん~」

自分のすぐ隣から詰まるような声が聞こえて、急いで振り返る。
その声の主はどうなっているのだろうか、私はちゃんと夢から覚めているのか。
申し訳なく思いつつも、確かめなければいけない。

「なのはママ……?」

抱きしめていた腕が引き離され、落ち着かずに目を覚ましていたのは、
紛れも無い、幼いヴィヴィオだった。
何度も見つめて、目を擦って、触れてみて。そこまでしてやっと、安堵の息を吐く事が出来た。

そんな風にじっくりと観察している私がどう映ったのか、ヴィヴィオが私の方をしっかりと見つめて、
今にも泣き出しそうな表情でシーツをしっかりと掴んでいた。

「なのはママ、どうしたの? どこかくるしいの?」

上目遣いで心配そうに覗き込んでくるヴィヴィオの瞳からは、悪魔的な感情は感じ取れない。
やはりあれは私の夢が見せた私の……そこから先は考えたくも無い。
忘れてしまおう、それが私にとってもヴィヴィオにとっても一番の事、
もうあんな夢を見なくても済むように、明日はフェイトちゃんと一日中一緒に居ようかな。

「ううん、なんでもないよ。それじゃ、もう一度寝んねしよっか」
「うん、まだ眠い~」
「あはは。おやすみ、ヴィヴィオ」

今目の前に居る小さなヴィヴィオをもう一度しっかりと眼に焼き付けて、優しく腕に収めて目を閉じた。


「おやすみなさい、なのはさん――」

413:47
08/03/24 22:30:59 bMYwbWOF
以上です
正直に言いますと、こっちじゃなくエロパロに投下するべき物なのかもしれません
が、需要が有った(過去形)のでこちらへ
書きたくなった物を書くのは大切な事だと思います、と言い訳してみる、そして相変わらず下手な自分に涙目

ネタ元の>>152-154、需要元の前スレ>>875-881の皆様に感謝

414:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 22:37:43 Nd2fLLh/
GJ!
こんな感じの聖王ヴィヴィオを読んでみたかったんです

415:名無しさん@秘密の花園
08/03/24 22:42:18 gUTv3KQc
GJ!
直球でエロいのもイイヨイイヨ

416:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 00:45:05 Z01+2UDS
>>413
GJ!
なんという性王w誰も勝てる気がしないw

ところで、なのはさんネガティブな話を書こうと思うんだが
なのはさんをネガティブにさせる要素を
恋愛関連以外で思うところがあったら教えてください。

417:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 00:46:49 b/u3J3JW
ねn…ピンク色のぶっとい奴が飛んできそうなんでやめておきます

418:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 00:49:42 svSMniOp
>>416
・私の性癖変なのかな
・一人は嫌だよ
・中卒

419:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 01:30:11 KxukQJ0Q
>416
ティアナスレで書いたことあるけど、なのはさんは所持免許がないことから、
乗り物の運転が壊滅的に駄目なエース・オブ・エース。

420:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 01:36:15 IJPlwX9j
>>419
何のためにフェイトさんが運転免許を持っているのですか?
なのはさんを隣に乗せる為でしょう?

421:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 01:36:41 lx+Tg3SF
>>419
でも執務官の運転はばっちりと。

422:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 01:41:27 KxukQJ0Q
>767
いっそ目立たない方向を目指すんじゃなくて、
具足っぽさを前面に押し出したデザインのニーシンガードが欲しい気がしてきた。

423:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 01:50:15 KxukQJ0Q
>422
ぬあああ、誤爆した!
運転とか書いてあるから、どっちか分からなくなってたorz

424:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 01:59:24 Y+sORKaB
>>416
ゆりかご戦後の体へのダメージ

425:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 02:01:49 sjjysE5Z
はやてとフェイトさんは免許もってるのになのはさんは持ってないんだよな
シグナムは運転してたけど免許はないみたいだったが・・・

>>416
恋愛系ナシでネガティブか・・・
今は思い浮かばないが完成楽しみにしてる

426:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 02:24:33 KxukQJ0Q
前スレ>629で言ってた、なのはさんの頭を冷やすティアナの話がまとまったので、投下するよ。
誤爆は、お願いだから気にせんとってorz

カップリングは、特になし。
なのはとフェイトは、周囲から夫婦扱いされていますが、当人の意識としては違います。
しかし、余りにも会う人会う人に言われるので、もはや突っ込むのを諦めてしまった状態です。


427:嗚呼、勘違いの魔王様1/5
08/03/25 02:26:03 KxukQJ0Q
「再会を祝して、乾杯!」
『乾杯~~~!!』
 八神はやて元部隊長による挨拶で、機動六課の同窓会が始まった。
機動六課解散からちょうど一年を迎えたこの日、思い出の機動六課隊舎跡地、
元訓練場で花見をしながらという宴会は、部隊長、隊長陣の発案である。
「シャーリー、実行委員会会長お疲れ様。」
 フェイト・T・ハラオウン執務官に注がれた酒を旨そうにあおる、シャリオ・フィニーノ執務官補佐。
彼女は、同窓会実行委員会会長として東奔西走し、この同窓会を実現させた立役者。
フォワードメンバー等の戦闘員だけではなく、バックヤードを含めたすべての元機動六課員を再集結させたその手腕は、高く評価されている。
「いやー、皆さんほんと忙しくて、日程調整は大変でしたよ~。さすがは元機動六課員ですよね。」
「ちょうど節目の日に、みんな集まれて、ほんまに良かったわ。」
 はやては、一人も欠けずに集まった面々を見渡して、目を細めた。その視界に、ある光景が入る。
「ヴィータちゃ~ん、やっぱりかーいいよねー。あ、スバりゅ~、お替り~。」
「おい、なのは、飲み過ぎだぞ!? 一体何本空けてんだよ!」
「ポン酒一升分くらい? でもそんなの関係ねぇ! ウィ~~~~~~。」
「ちょ、離せって! うわ、酒臭っ! 顔が近い! 酒臭い息が掛かる!」
 高町なのは一等空尉が、ヴィータ三等空尉に絡んでいた。
「……なのはちゃん、えらい荒れとるね。」
 その言葉に、フェイトとティアナ・ランスター執務官補佐が体を硬直させた。
「その反応を見ると、二人は何か事情を知ってるみたいやね。何があったん?」
 ティアナは沈痛な面持ちで、はやてに答えた。
「……恐らくは、あのことかなと。」
「あのこと?」
「一週間ほど前のことなんですけど……」
  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
 フェイト、シャーリー、ティアナの三人は、装備品の最終確認を行っていた。
明日からは一週間の出張。それが終われば、機動六課同窓会が待っている。
「同窓会直前のこの時期に、実行委員会会長と幹事の二人が同時に出張とはねえ。」
「お仕事だから仕方ないですよ。準備はもう済んでますから、大丈夫です。」
 幹事のフェイトの嘆息に、会長のシャーリーが答える。
「書類よし。連絡よし。手配よし。フェイトさん、全部終わりました!」
「お疲れ様、ティアナ。っと、もうこんな時間か……」
 ティアナを二人目の副官として迎えてから、およそ一年。
フェイト班の処理能力は飛躍的に高まったが、仕事量の増大はそれを更に上回っていた。
かなり早く仕事が終わる日でも、夕食を食べるには遅いくらいの時間帯になってしまう。
「それじゃあ二人とも、明日も早いし、今日はこれくらいで上がりましょう。」
『お疲れ様でした!』
 用事がある、とシャーリーはそのまま帰宅した。
「ティアナは、今日はこの後、何か予定ある?」
「いえ、特にはありませんけど。」
「じゃあ、一緒に食事にでも行こうか?」
「え? フェイトさん、家でなのはさんやヴィヴィオが待ってるんじゃないんですか?」
「今日はなのはも遅くなるみたいでさ、食べて帰るって言ってあるんだ。」
「なるほど。そういうことなら、御一緒させていただきます。」
 この時間になると、庁舎内の食堂も閉まっているし、外でも開いているレストランの類はほとんどなく、酒場が中心となる。
その中でも料理が安く美味しい店に行くのが、フェイト達のお決まりのコースとなっていた。庁舎内を二人連れ立って歩く。
「それで、ヴィヴィオがね―はわっ!?」
「うわっ、フェイトさんっ!?」
 何気なく踏み出した足が空を切り、階段から足を踏み外したフェイトを、ティアナは必死で掴み、更にバインドの魔法を掛けた。
しかし不十分な体勢では踏み止まれず、二人一緒に階段から転げ落ちてしまった。残り段数が少なかったのが不幸中の幸い。
「痛たたた……フェイトさん、大丈夫ですくわっ!?」
 ティアナは我が目を疑った。馬乗りになった自分の両手が、全力でフェイトの胸を鷲掴みしていたから。しかも御丁寧に、体はバインドで密着している。
「ううん……」
(この体勢を誰かに見られたら、確実に誤解される予感がするっ!)
 第六感でそう判断したティアナは、速やかに体を離そうとした。だが、その時。
「……二人とも、こんな所で、何、やってるの……?」

428:嗚呼、勘違いの魔王様2/5
08/03/25 02:26:47 KxukQJ0Q
冷たく震える声が投げ掛けられた。
 ティアナはある確信を持ちながら、恐る恐る声の主を確認した。
 ―高町なのは。この状況で、最も出くわしたくない人物。
「二人とも、職場でそんなことしてるなんて……」
「あ、なのは。これは……」
「あのー、なのはさん? 念のため言っておきますけど……」
「聞きたくないっ!」
『!?』
 状況説明を試みた二人だったが、なのはの怒声に遮られる。
「そうだよね……仕事では二人一緒にいる時間の方が長いよね……そんな関係にもなり得るよね……」
「違うんだ、なのは! これは―」
「良いのよ、フェイトちゃん、無理しなくて。寂しさが募ってしまうことがあるってことも、分かってるつもり。」
「な、なのはさん! 話を聞いて―」
「でもね。頭では分かってても、直接見せ付けられると、やっぱり辛いよ。苦しいよ。
できれば、わたしの目の届かないところでシてほしかった。」
 なのはの顔は伏せられていて、表情は見えない。
「だから……ごめんね? 二人の顔が……」
 なのはは二人を睨み付けて言い放った。
「涙で滲んで見えないの!」
 踵を返すと、なのはは走り去ってしまった。
「ま、待って、なのは――!」
「ちょ、フェイトさん、待って、動かないでください! バインドが絡まって……」
 二人がバインドを解こうともがいている間に、なのはの背中は見えなくなってしまった。
  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
「……ということがあったんです。」
 話し終えると、ティアナは一口酒を飲んで溜め息をついた。
「要するに、なのはちゃんは、旦那の浮気現場を目撃したと思(おも)てるわけか……」
「違うんだ、はやて! 決して浮気なんかじゃなくて……」
「分かってるよ。ただの事故なんやろ?」
 全力で首を縦に振って肯定する二人。
「結局、その日なのはは家に帰ってこなくて。わたしも次の日から出張で。
帰ってきてすぐこの同窓会だから、まだなのはと話ができてなくて。」
「まだ誤解が解けてへん、っちゅうことやな。」
 はやては、再び絡み酒真っ最中のなのはを見遣る。今度はスバル・ナカジマ一等陸士にヘッドロックを掛けているところだった。
「……あの様子じゃ、まともに話を切り出すのは難しいやろね……」
 はやては思わず苦笑する。
「ティアナも、このままフェイトちゃんの浮気相手に認定されとったら、命がいくつあっても足らへんしなあ。……よし、ここはわたしに任しとき!」
 はやては、コップの中身を空けると、席を立ち、マイクを握った。
「えー、本日お集まりの皆さん。宴もたけなわ、楽しく飲んでいることかと思います。
せっかく大勢集まったので、ただ飲むだけではもったいない。そこで、何か余興をと思いますが、いかがでしょうか?」
『賛成――!』
「ありがとうございます。ではわたしからの提案ですが、元バックヤードの皆さんは、
ほとんどの人が、魔導師の戦闘というものを実際に見たことはないかと思います。
そこで! 機動六課名物、フォワード陣による模擬戦を行いたいと思います!」
『いいぞ――!!』
 会場の熱気が高まった。
「対戦カードは、わたしの独断と偏見で選ばせてもらいますが……高町教導官! できますか?」
「あ、わたし? おっけー、いつでも出られるにょ~。」
 なのはは、あれだけ酒を空けたにもかかわらず、意外にしっかりとした足取りで立ち上がった。もっとも、飛行型に足元は関係ないが。
「では対戦相手ですが……盛り上がりを考えて……」
 はやては人差し指を高く突き上げ、
「1番! テスタロッサ・ハラオウン執務官との親友対決!」
『おおお……』
 今度は人差し指と中指を高く突き上げ、
「2番! ランスター執務官補佐との師弟対決!」
『うおおお……』
 掌を上に向けて、
「さあ、なのはちゃん、どっちか選んでくれるか?」
『ざわ……ざわ……』
 会場内にどよめきが広がる。

429:嗚呼、勘違いの魔王様3/5
08/03/25 02:28:04 KxukQJ0Q
「えっとぉ~、そうだな~……せっかくだから、わたしは2番を選ぶよ!」
『ええええっ!?』
 フェイトとティアナは声をハモらせて驚愕し、会場内では早くも予想しあう声が渦巻いた。
「ティアナ……久しぶりに良い汗かこうか?」
 なのはの目は据わっていた。フェイトとティアナには、嫉妬の炎に身を焦がす魔王のように見えたという。
「ちょっと、はやて、何を考えてるの! ティアナも、無理しなくて良いんだよ?」
「……大丈夫です。……負けられない戦いって、やっぱりあるじゃないですか。」
 ティアナは震える声で答えた。
(ティアナ……死相が出てるよ……)
 フェイトは、せめて屍は拾ってあげるからねと、声に出さずに呟いた。

 満開の桜をシミュレートした元訓練場は、一変してコロシアムの様相を呈していた。どう見ても宴会場の雰囲気ではない。
「それでは、両者前へ! ルールは物理破壊以外何でもありの5分間一本勝負!
それでは、両者、お互いに礼! 観客に礼! 構えて……始め!」
「ブラスター3!」
 審判・はやての開始宣言と同時に、いきなり全力全開になるなのは。
「ディバインバスター!!」
 抜き打ちで砲撃を放つ豪快な攻撃に、会場の盛り上がりは一気に最高潮に達した。
しかしティアナは動こうともせず、じっと自分に迫り来る砲撃を見つめていた。紙一重で砲撃をかわしたティアナは、
「クロスファイアシュート、エクスキューションシフト!」
 なのはの周囲が無数の弾体で埋め尽くされ、流星雨のごとく降り注ぐ。
なのははそれをバリアで防ぎ、流星帯の外側に弾体を多数形成し、ティアナを撃つ。
ティアナはそれを、最低限の移動と迎撃で対処した。その間になのはは空中に逃れ、砲撃体勢に入る。
 二発目のディバインバスターをティアナは掌程度の小さなシールドで受け止めた。
「あれだけの砲撃を受け止めてびくともしないとは、ティアナの奴、相当腕を上げたな。」
 戦いを見ているヴィータが驚嘆の声を上げる。
「わたしは射撃型魔導師の訓練方法はよく知らんが、
ティアナは相当重い攻撃を想定した訓練を重ねていたようだな。下半身の安定がそれを物語っている。」
 シグナム二等空尉も満足げに頷いた。
「わたしの砲撃をまともに受け止めるなんて。随分強くなったね、ティアナ!」
「おかげさまで、鍛錬には事欠きませんでしたから!」
「それなら……これはどう!?」
 ティアナの周囲に弾体が現れた。砲撃との挟み撃ち。
「シュート!」
 シールドで手一杯のティアナに、弾体がシールドの無い方向から一斉に襲い掛かる。
しかしその攻撃は、ティアナに届くことはなかった。一定以上ティアナに接近した魔力弾は、すべてズタズタに切り裂かれていた。
「ほう……これは考えたな。」
 シグナムが感心した声を上げる。
「フィールドを細いワイヤー状にして張り巡らせてあるな。確かに面で展開するよりは、魔力の消費は抑えられる。」
「にしても、よほど正確に相手の攻撃力を見極められなきゃ、あんなぎりぎりの防御なんて、おっかなくてできやしねえぞ。」
「そうだな。ティアナはそれぐらい、自分の戦力分析に自信があるのだろう。」
「1分経過!」
 はやてのコール。同時に砲撃が止んだ。ティアナには幾重にもバインドが掛けられる。
 なのはは既に、追撃の準備を終えていた。星の光のように、魔力がなのはの前一点に収束していく。
「速攻で片を付けるよ! お願い、レイジングハート!」
『All right,master.』
「全力全開!」
 聖王の鎧をまとった状態のヴィヴィオさえも打ち破った、あの大技が再現されようとしている。
 観客は皆、固唾を飲んで見守った。ティアナが撃破される、その瞬間を。
「スターライトブレイカー!!」
『おおおお……』
 圧倒的な魔力。誰もが思わずティアナの生存を絶望視するほどの、魔力の奔流。
『Master!』
 突然のレイジングハートの警告に、なのははとっさに振り向きながら、シールドを展開した。
しかし、スターライトブレイカーに全魔力を注ぎ込んでいるため、シールドの役はほとんど果たせなかった。
「がはっ!」
 リンカーコアの付近に魔力弾の直撃を受け、苦悶の表情を浮かべるなのは。スターライトブレイカーは霧散した。
「そんな、一体どこから!?」
 完全に虚を突かれた格好のなのはは、明らかに動揺していた。
スターライトブレイカーの直撃を受けながら、なおも死角から攻撃を行うことはまず無理だから。

430:嗚呼、勘違いの魔王様4/5
08/03/25 02:29:14 KxukQJ0Q
「まさか……」
 慌ててスターライトブレイカーの着弾点に視線を移す。そこには相変わらずティアナが立っていて、
「消えた! ……あっちは幻影!?」
 なのはが驚愕したところに、更に追撃が撃ち込まれた。
「くっ……ぐふっ!」
 まだ魔法が完全に使える状態には回復しておらず、防ぎきれなかった2発を被弾した。
「さすがに防御は硬いですか……」
 最初の立ち位置からは随分離れたところに、ティアナが姿を現した。
「オプティックハイドで……幻影とすり替わってたのか……」
 ティアナはなのはに銃口を向けたまま言った。
「……おかしいなあ。どうしちゃったんですか?」
 ティアナは、あくまで無表情で、しかし悲しそうな声で、なのはに声を掛けた。
「わたしが幻術を使えることは、なのはさんも良く知ってるはずなのに。
こんな分かりやすい併せ技に引っ掛かるなんて、手の内を知り尽くしてるわたしを対戦相手に選んだ意味、無いじゃないですか。
まともな判断力さえ失ってるようじゃ、お話も聞いてもらえませんよね。」
 なのはは、その場で留まっているのがやっとの状態。
「頭、冷やしましょうか……」
 いつかの模擬戦でティアナに向けられた言葉を、そのまま返した。
「あなたに贈られた……この技で。」
『Starlight Breaker Implosion.』
 クロスミラージュが変形し、チャージを始める。それと同時に、なのはの周囲にも多数の弾体が生成させる。その数が尋常ではない。
「Implotion……爆縮……まさか!?」
 なのはは、技の名前に込められた威力のほどを察知した。同時に、左手にはバインドが掛けられ、空中に磔にされる。
「右腕が使えれば、防御はできると思います。わたしは不器用なので……」
 ティアナはきっぱりと宣言した。
「なのはさん相手に、手加減なんて器用な真似、できませんから!」
『Protection.』
『Fire.』
 なのはの防御魔法が展開されると同時に、クロスミラージュの引き金が引かれた。
チャージされた魔力が、極めて小さな高密度の弾丸となってなのはに放たれる。
その弾丸を目印にするように、なのはの周囲に生成された弾体が、極めて正確なタイミングで同時になのはに向けて放たれた。
一点に着弾した魔力弾のエネルギーが、なのはの周囲に凝集する。
高密度魔力弾の斉射による爆縮により、限界まで圧縮された魔力の塊は、
ついに閃光とともに大爆発を起こした。巨大なきのこ雲が立ち上る。
『…………』
 会場は静まり返っていた。誰もが息を呑む。生身の人間による戦闘で、
ここまでの爆発が起こることはまずない。
 やがて巻き上げられた砂煙も治まり、人影が見えてきた。
それはバリアジャケットが全て吹き飛び、アンダーウェア姿になったなのはが、力なく地面に落下していく姿だった。
「……勝負ありっ! KOにより、勝者、ランスター執務官補佐!!」
 落下地点に先回りしたティアナの腕にしっかりとなのはが抱き止められた所で、
静まり返った会場に審判はやての声が響き渡り、少しして会場は歓声に満ち溢れた。
『すごい! あの「エース・オブ・エース」を撃墜するなんて!』
『やばい……あたしランスター執務官補佐のファンになりそう……』
『ちょっと! あたしの方が先に目付けてたんだからね!』
 なのはが撃墜された驚愕と、ティアナを賞賛する声が渦巻く。
「ティア……やっぱりすごい……」
 スバルは、かつての相棒の大金星に呆然とし、
「まさか……本当に勝っちゃうなんて……」
 フェイトは、かつての教え子たる部下の成長ぶりに驚きを禁じ得なかった。

431:嗚呼、勘違いの魔王様5/5
08/03/25 02:30:16 KxukQJ0Q
「ううん……」
「気が付きましたか?」
「……ティアナ?」
 なのははティアナの膝枕で意識を取り戻した。模擬戦終了後、ティアナにお姫様抱っこされたまま宴席に戻って、介抱されていたのだ。
「なのは、大丈夫? どこか痛い所、ない?」
「フェイトちゃん……」
 フェイトが心配そうな表情で覗き込んできた。
「別に痛い所は、ないよ。体に力が入らないだけで。」
 なのはの返答に、取りあえず胸をなでおろすフェイトだった。
「なのはちゃん、お疲れのところ悪いけど……話は聞かせてもろたで。」
 はやてが威儀を正して、話を切り出した。
「何(なん)や、色々と勘違いと行き違いがあったみたいやけど……まずは、落ち着いてお話せなあかんやろな。」
「はやてちゃん……その、色々心配と迷惑を掛けちゃったね。」
「ええよ、気にせんで。それより、誤解を解くことのほうが大事やろ? なあ、フェイトちゃん、ティアナ。」
 話を振られたフェイトが、事情を説明する。
「なのは。出張とかでしっかり話ができなかったけど、あの夜のことは……」
「ううん。良いの、フェイトちゃん。皆まで言わなくて。わたしも、本当はちゃんと分かってた。
でも、あの光景を見て気が動転して。そんなことあるわけ無いのに、つい二人のこと疑っちゃって。」
「なのは……」
「ティアナ、ごめんね? 色々迷惑掛けちゃって。」
「いえ、分かっていただければ。大体、わたしがなのはさんの旦那さんを横取りする訳ないじゃないですか。」
「にゃはは。すっかり頭冷やされちゃったね……」
 自分の頭を撫でるティアナの手に、目を細めるなのは。
「ティアナの膝枕、あったかいね。」
「ちょ、なのは! 膝枕だったら、わたしがいつでも……」
「にゃはは。フェイトちゃん、ごめん。まだ力が入らないから、もうちょっとティアナの膝枕で休ませて。ね?」
「わたしは別に構いませんけど……」
「もう、なのはったら……」
 と、フェイトの袖がくいくいと引っ張られた。
「フェイトママ、ヴィヴィオが膝枕してあげる。」
 なのはの保護児童、周囲からはなのはとフェイトの娘と認識されている、高町ヴィヴィオだった。
「ヴィヴィオ、別にフェイトママは膝枕をしてほしいわけじゃなくてね?」
 困った顔で、さて、この純真な愛すべき幼子に、何と説明すれば良いのやらとフェイトは思考を巡らしていたが、
「にゃはは、それは良いね。」
 なのはの一言に、あっさり思考は崩された。
「しょうがないな、もう……」
「フェイトママ、いい子、いい子。」
 満面の笑顔なヴィヴィオの膝枕に誘われ、フェイトも横たわることにした。
(どっちかっていうと、嫁なのはちゃんが浮気してしょげてる旦那フェイトちゃんが娘に慰められてるっていう図やな……)
 はやては、奇妙な一家団欒の光景に苦笑する。
「……あんたらは、わたしが膝枕したろか?」
『ふえっ!?』
 羨ましそうな顔でその光景を見つめていたヴィータとスバルは、はやてに肩を叩かれ、同時に素っ頓狂な声を上げた。

432:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 02:31:25 KxukQJ0Q
>427-431
以上です。

433:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 02:54:26 XVKvwPHb
魔王をNGワードにしてるからみれない

434:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 04:56:32 XyLhsGrP
>>432
GJ!ほのかに漂うティアなのに萌えたっ


435:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 05:02:10 sjjysE5Z
>>432
CJ!
最後のティアナの膝枕はなのはがフェイトへささやかな仕返しなのか
本当に動けなかったのか勘ぐってしまうw

436:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 05:35:56 mPjpiJl5
>>432
ティアなのの良さを実感した…

437:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 13:05:32 Y2uO7clZ
この流れは・・・ついにティアナブームきたー?

438:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 13:17:01 VsFJOr5c
キタキタ!!
フェイトからティアに心が移るなのはさん
頭では駄目だと分かっていてもどうしようもなくて泣いちゃうなのはさん
そんなヴィジョンが……!

439:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 13:30:07 mPjpiJl5
>>438
なんだそれ。たまらない設定。
ネタにしたいくらいだ


でもその話を、フェイト視点で書いたら、鬼畜だよな?

440:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 13:33:13 Eqavjskh
つまりフェイトさんはなのはさん依存病ってことですか

441:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 13:36:01 sjjysE5Z
俺の中ではなのはさんがフェイトさん依存症なはずなのに
>>438の設定に心が躍っちゃうから困る

442:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 13:59:51 VsFJOr5c
フェイトは、なのはなのはでなのはの様子に気付かず、とか
ティアは控え目になのはを奪っていけばいいよ

443:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 14:32:18 mPjpiJl5
ちょっと書いてみた。
即席だから荒いかもしれないが……、すまない。
ティア⇒なの→(何かの壁)←フェイト



―謝罪はもう、数え切れない程くりかえした。
それでもこの震える肩を、私は壊れない程度に触れるしかできなくて。
抱きしめたいのに、どうして背中に手を回せないのだろう。
言いたい言葉も、たくさんあった。だけどそのどれも、結局私の喉を通ることはなかった。
『あなたを護ります』
それじゃあ、あの紅の騎士。
『大好きだよ』
これは、この人の想い人。
だから言葉はただの紙屑。どれだけ積み上げて、連ねようと、涙に濡れてふやけてしまう。

「ティアナ」

彼女の、私を呼ぶ声は悲しみに濡れ。
どこまでも深く落ちていく。心の底に、気付けば手が届かない場所に、堕ちていっている。
私のなかに確かにあるのに、それはもう拾うことのできないものに変質してしまった。

「ごめん、ティアナ。ごめんね」

謝る事なんてなにもない。
この人は何も悪くなんてないんだ。
なのに彼女は謝罪を繰り返す。
―だけどそれ以上の謝罪を、私はきっと繰り返している。

「ティアナ、ティアナ。……フェイトちゃん」

そうして、唐突に訪れる悲愴に、貫かれた時に崩れてしまわないように。
私は逃げ道を探した。
いつかその逃げ道を通って、この人を連れ去ることができればいいのに、と思わずにはいられない。



オワリ。

444:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 16:45:07 VsFJOr5c
>>443
こ、こんなとこで何してんすか!
この文章は境界線の神様ですよね?!

いつも応援してます
人違いでも応援してます

445:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 16:48:35 sjjysE5Z
>>443
即席でここまで書けるなんてうらやましいな、
もちろんこれはプロローグ見たいな物で次回から本編開始ですよね!
ってか俺も文章見た感じ境界線の人かと思ってるw

446:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 17:12:54 ZJF9v6aI
>>443
境界線の人だと思い込んで一言
あなたの小説を読んで、なのヴィ・ティアなのにハマりました。

447:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 17:18:41 LZ060jR+
そういうことはサイトに書いたほうがいいんじゃね?

448:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 17:23:31 UDerz15Z
>>447
同意
サイトはサイト、百合スレは百合スレでしっかり住み分けてくれるとありがたい

449:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 17:26:10 VsFJOr5c
>>447>>448
すまん。俺が作った流れだ
作者様もごめんなさい

450:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 17:28:14 Y2uO7clZ
実は別人だったって言う展開に期待

>>446
変な荒波たてるからからサイトで言おうぜ
荒れたりしたら>>443が投下しづらくなるぞ

451:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 17:28:36 XVKvwPHb
同意しておこう
そして>>443GJ!
ティアナの報われないかんじがいい
一方通行の恋は好きだぜ

452:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 17:29:24 XyLhsGrP
そうだそうだ。お前らみたいな内弁慶がいるから
サイトやってる人は感想少なくてやる気なくすんだぞ!

453:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 17:53:15 o8g2bsW1
>>452
姉ちゃん内弁慶の使い方間違ってる

454:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 19:33:20 0N4KNVqy
はっきり言うのは憚られるので画像を持ってきた
リリカルなのはとは関係ないです

URLリンク(www2.uploda.org)

455:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 19:37:06 PlDcdVey
つまり、君の意見はどこに?

456:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 23:14:10 RtUpMqIg
迷ったけどこっちに貼ることにした
URLリンク(www.uploda.org)

457:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 23:17:35 o8g2bsW1
>>454
君の意見は404(存在しない)というわけか

458:名無しさん@秘密の花園
08/03/25 23:24:08 D824Maua
>>454
意見が分からんのだが。

459:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 00:24:04 ZsObWSfW
何かのマンガの1ページで、

あそこは自称アーティストが寄り集まって
投下→褒められる→見る→褒める→投(ry

を繰り返す一つの世界として完結しちゃってるとか何とか言ってたかな。

460:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 00:37:16 3cQ/X4aU
あーめんどくせーこの雰囲気めんどくせー

誰かフェイなのとなのフェイの違いと良さについてそれぞれ教えてくれよ

461:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 00:46:33 jRQUwt+R
問題。これはなのフェイかフェイなのか答えよ
URLリンク(www.uploda.org)

462:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 00:51:54 OFQ+iz2a
なのフェイなの

463:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 00:54:07 tFqGFxa1
惜しいな。フェイなのフェイなのだ

464:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 00:54:30 VDrFypyN
携帯で涙目な俺が答えます
即ちコレはなのフェイでありフェイなのでもある


465:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 00:57:24 3cQ/X4aU
深すぎるぜ

466:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 01:04:39 5jflhVZZ
フェイなの
ヘタレ王子フェイト×天然鈍感なのは
フェイトがどんなにアピールしても友愛だと思ってるなのはさん
でもそんななのはが好き好きだから気付いてくれるまで待つと決める一途なフェイトさん
「フェイトちゃん、お風呂入ろ♪」
「え!? いや、あの………」
「あれ、嫌だった?」
「そんなことないよ! 入ろっか(頑張れ理性!)」

なのフェイ
魔王なのは様×なのは依存症のフェイト
中学位に自分の気持ちに気付いたなのは様。独占欲の赴くままにフェイトを(ry
堕とされたフェイトさんはなのは依存症で頭の中はなのはなのは、バイブは常備
「ねえフェイトちゃん、一番好きな人は?」
「な……なの、ふぁ、ぁ……」
「うん、うん。ふふ。ははははは!」
「ひゃっ! なのは! あっ……!」

時期的にフェイなの(小中学生)→なのフェイ(大人)
とてつもなく個人的ですまない、要はどっちも大好きなんだ

467:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 01:09:51 tFqGFxa1
お前なのフェイ間違えすぎだww

468:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 01:20:56 QHEt0oMl
>>466
なのフェイが異彩をはなっとるw
だがこういうのは嫌いじゃないw

469:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 01:21:02 jRQUwt+R
フェイなのは王子フェイト
なのフェイはへたれフェイト

まぁ、なのは×フェイトならおk。これが答えかw

470:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 01:28:36 3nswLaDE
フェイトさんがパパなポジションなら
なのフェイでもフェイなのでもOKなの

471:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 01:29:03 7q4VijbD
個人的にはどちらでも構わない。
ただ、フェイトさんとなのはさんが互いを想い合っていればそれでいいんだ。
そして、個人的に>>466に同意したい。

472:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 01:33:17 0pgH4KHh
個人的にはフェイなのが好き。
ヘタレフェイトも王子フェイトでも攻めが良いといいはる。
なのははきっと純粋な人だよ。天然だよ。

473:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 02:03:23 QHEt0oMl
そんなに受け攻めって重要なのか
愛し合ってればそれでいいじゃないと思うのです

474:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 05:41:44 4Uj4ojj+
そうそう、なのはとフェイトが絡んでるだけで幸せだ
最近は違うCP惹かれ気味だがこの二人はやっぱりいいなぁ

475:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 07:23:32 hvwRiGe8
>>466
なのはちゃんとフェイトちゃんがラブラブなんだよ!!
まで読んだ

476:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 07:39:14 9FyQmhhU
つまり

私と奈々ちゃんはラブラブなんだよ!!

ですね?わかります。

477:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 07:45:35 FO5lVeFO
つまりなのはとフェイトは結婚秒読み段階ってことですね、祝福します

478:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 08:27:01 BCgGwfCV
で、そのなのは姫を、ティアナが掻っ攫うんだよな。

479:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 08:27:24 YaNLT+zh
なのはとフェイトの仲を見て、自分の想いを秘めたままにしたスバル。
そんな折り、ギンガがフェイトの略奪に成功する。
葛藤するスバル、そしてその背中を押すティアナ。
ついにスバルは告白を決意する。


誰か書いてくれないかな?

480:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 08:39:58 4Uj4ojj+
そこまで妄想できるなら後はもうちょっとじゃないか!

>>477
秒読みだと破局死相で怖いから早くしちゃってください

481:443
08/03/26 09:14:07 pTQqsUBP
昨日はたくさんのレスさんくす。
とりあえず続編はなく、あれで終了。
「フェイトさんとなのはさんの間にある壁」を考えてたんだが、
ちょっと上手くいかなかった。すまぬ

>>479
スバルとティアナの立ち位置が逆ならいいなあとか
スバルだと、結構考えた末に突進していきそうなもんで。
スバなのも大好きだから、ほかの人にwktk

で、なのはさんが奪われたあとに、フェイトが後悔してなのはにすがるが、
そのときにはすでになのはの心は…とかか。

すまん、修羅場となのはさんと薄倖フェイトさんが大好きなんだ

482:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 09:24:44 DnFN6I8I
なのはさんは浮気されたら戻ってこない気がする。
なんとなくだけど

483:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 09:27:24 pTQqsUBP
真っ直ぐだから、罪悪の念に押されて、
元にはもどらないだろうな。
だからなのはさんと恋人になったら
絶対に離さないっていう意思力が必要。

484:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 09:28:58 VDrFypyN
>>481
それ凄く共感する!
フェイトはなのは大好きで、でも仕事忙しくて
なのはの変化には絶対気が付かない

フェイトさんはなのはにチューするティアを目撃して狂ってください

485:名無しさん@秘密の花園
08/03/26 09:42:42 hvwRiGe8
この流れはなのはさんが部隊長とくっついてフェイトさんがヤンデレ化した末に
なのはさんを奪うって感じか!?

だめだな~シリアス系だとどうしてもフェイトさんが幸せになれない orz
やっぱりなのフェイ、フェイなのだとラブラブ展開以外フェイトさんがヤンデレ
化してします・・・


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