08/04/04 03:24:33 wWV6LEbR
>>299ありがとうございます。
>>298の件で他にご存知の方は教えてください。
301:299
08/04/04 03:25:53 kejbHHJ9
>>300
どういたしまして
一日一善を心がけてるだけです
302:名無しさん@秘密の花園
08/04/04 03:41:34 2W0bw9G+
>>300
変なのくるからあげるなよ・・・
あとID:kejbHHJ9は真に受けるなw
ここより本スレで聞いたほうがいいよ
303:名無しさん@秘密の花園
08/04/04 04:08:06 kejbHHJ9
変なレズばばあがきちゃったよね(涙)
304:238
08/04/04 10:09:58 9bqUOiBm
寝そべって背中に暖かい石の感触を感じながら個室であやちゃんとしゃべり倒した。
あやちゃんの肌は性格そのままに生き生きしてて、やわらかい曲線が足の先までしなやかに
伸びてる。あたしは三人の中では身体が一番かたい(ふつうの人よりは十分柔らかいけどね)
から、あやちゃんののきれいなラインについ視線がいっちゃう。そしたら、ダンスしたって
こんなには出ないだろというくらいの汗と蒸気でしっとりした肌に自然とちょっかい
出したくなるもの。あやちゃんやのっちはまずしないけど、あたしはきれいなものには
触りたくなる方。手をそっと伸ばしてあやちゃんをくすぐった。
素っ頓狂な声を上げてあやちゃんは岩盤の上で半回転。
「かっし~~」
うつぶせたままこっちをにらむ。
「そんなエロい手つきせんといてや~」
「誰の手つき連想しとん?」
あたしがからかうとあやちゃんは素早くあたしの手をつかんだ。油断すると俊敏な
ところはほんと猫科。あやちゃん本人は猫嫌いだけど。
「連想も何も、こんなヤバい手ありえんもん」
そう言って手の甲に噛みつくふりをする。一瞬視線が絡んで見つめ合って、変な雰囲気に大笑いした。
昔ブログに書いたのと同じ展開。じゃあここでもう一回書いとく?
人目を気にせずあやちゃんと楽しみました(*^∪^)b♪゛笑
305:238
08/04/04 16:15:45 9bqUOiBm
「今から遊び行っていい?」
スケの合間を縫ってひさびさに出た大学から帰ろうしたら、あやちゃんからメールが来た。
OKのメールを返して時計を見ると、たぶんあたしん家着くのは同時になりそう。
大学に受かったときは素直にうれしかったけど、南武線沿いのこの大学は何よりも遠いのが
不便で正直最近行くのがだるい。まだあやちゃんの大学の方がアクセスはましな気がする
(それでも便利とはとてもいえないけど)。
それよりも、メールに絵文字顔文字一つないのが気になった。たいてい、こういうときは何かある。
306:名無しさん@秘密の花園
08/04/04 17:53:09 2siwINKe
ワッフルワッフル
307:名無しさん@秘密の花園
08/04/04 19:17:45 2W0bw9G+
続きwktk
ワッフル書いたの前の人か?w
308:名無しさん@秘密の花園
08/04/04 20:29:15 UVx0gP+T
いいよいいよー。
でも何回も分けて投下するならタイトルとかトリ付けて貰えると分かりやすくて嬉しいかも
ぱふゅスレは職人さん多くていいね。
309:名無しさん@秘密の花園
08/04/04 21:23:05 2W0bw9G+
名前見ればわかるから大丈夫じゃない?
職人さんはありがたい限りwww
310:95
08/04/05 04:26:32 I2Wj5ptr
トマト…
それはさておき、久々に1本投下しておきます
238さんが終わるのを待とうかなーと思ったんですが
季節物なので、ちょっと横から失礼しますよ。。。
311:95
08/04/05 04:27:03 I2Wj5ptr
怒涛の取材期間も一段落して、あたし達は明日は久しぶりのオフになった。
(ま、明後日からはもっと忙しくなるんじゃけどね!)
取材と取材の間の休憩中。
財布の中にレンタルビデオの会員カードがあるかどうかいそいそと確認してるのっちを見て、
「大本さんはまた明日DVDとヒキコモリライフの御予定?」
あたしはちょっと皮肉っぽく言った。
「まあ、ね。ね、あ~ちゃんはどうするの?ねえ。」
のっちの家に行っちゃおうかな、というあたしの答えを期待する顔は、
尻尾を振って餌を待つ犬みたいだな、と思った。
何だかそのワクワクした顔を見たら妙にイライラして、そっけなく返す。
「薬もらいに耳鼻科。そのあとお買い物に行くし」
実際花粉症の薬は、あと1週間分も無い。その次のオフ(多分ずっと先)まではもたない。
お買い物だってしばらく行けてないもん。
あたしはのっちのしょぼんとした顔は見ないふりをした。
312:95
08/04/05 04:27:30 I2Wj5ptr
休み当日は、朝からいい天気だった。
こんな日は素敵なことが起こりそう!なんて思った自分のポジティブシンキングもむなしく、
朝一で行った耳鼻科は、平日なのに花粉症の患者で溢れていた。
受付してから診察が終了するまで2時間半もかかった上に、
やっと出された処方箋を持って行った薬局もこれまたすごい人で。
とにかく…もう…今日は…ツイてない日。
もういいや!
処方箋の入った封筒を持ったまま、あたしは薬局を飛び出した。
こんなにいい天気なんに、青春の無駄すぎる!
何となく買い物に行く気にもなれずに、あたしは憂鬱な気持ちで駅までぶらぶら歩いた。
まだ冬じゃと思っていたのに、世界はあたし達が忙しく働いてる間にすっかり暖かくなっていて、
ビールやお弁当を入れた袋を持って楽しそうな顔で歩く人達にたくさんすれ違った。
そっかあ、桜…咲いてるんだぁ。
あたしは桜が咲いたことすらわからなくなってたことにショックを受ける。
これが、ずっと願っていた忙しい生活と引き換えに失ったもの。
涙が出そうになった瞬間。
春のあたたかい風が、泣きそうなあたしの髪をふわりと撫でた。
313:95
08/04/05 04:27:55 I2Wj5ptr
その優しい感覚を、あたしは知っている。
泣きそうなあたしの頭を、のっちはいつだってこうやって撫でてくれるっけ。
昔も今もずっと、変わらないもの。あたしを優しく撫でてくれる暖かい手。
ふと昨日ののっちの落ち込んだ顔が思い浮かんだ。
─いい事思いついちゃった。
携帯を開く。電話するのは色違いの携帯の持ち主。
いつも電話してるのに、今日は何だか心臓がドキドキする。
気持ちばかりがダッシュしてるみたいで、何だかもどかしい。
呼び出し音が10回くらい鳴ったところで電話が繋がる。
「…ふぁ、あ、あ~ちゃんっ?」
「寝てたじゃろ。」
これから始まる素敵な事を思うとおかしくてたまらなくて、
怒ってる口調で話すのに苦労する。
「そりゃまあ、寝てましたけどぉー…」
拗ねたような口調でのっちは答えた。
「今から、行くけん。待て!」
「え、ちょ、待てって、のっちは犬じゃないんですけろ…」
続きは聞かずに電話を切った。これ以上笑いをこらえることができなかったから。
314:95
08/04/05 04:28:15 I2Wj5ptr
これから、あ~ちゃん大作戦が始まる。
薬は明日お母さんにお願いして貰ってきてもらおう。お買い物はまた今度行けばいい。
あたしには今日しかできないことができた。
あたしは商店街の小さなお惣菜屋さんで、おにぎりとおかずとお茶を買って、
もらったレジ袋を持って、桜の植えてある小さな公園へ向かった。
桜の木の下には花びらが絨毯みたいに積もっていて、それをすくって袋にたくさん詰める。
薄ピンク色のハートが壊れてしまわないように優しく。
「準備完了。」
立ち上がって携帯を開くと、のっちからの着信履歴とメールがたくさん来ていた。
あたしはそれは一切読まないで、
「おあずけ!ヾ( ´ー`)」
とだけ返信して駅までダッシュする。
素敵なことは、これから起こす。
315:95
08/04/05 04:28:41 I2Wj5ptr
のっちの白い部屋に、この桜の花びらをまいちゃったら、どんな顔するのかな。
怒るだろうか、呆れるだろうか。それとも一緒に大笑いしてくれるといいな。
そして桜だらけの部屋で一緒におにぎりとからあげを食べて、お茶飲んで…それから…それから。
ねえ、のっち。はやく、はやく、あいたいよ。
あ~ちゃんね、のっちの心を、ピンクのハートで一杯にしちゃいたいんだ。
爆発しそうな気持ちと桜爆弾を抱えたあたしは、ホームに滑り込んできた電車に飛び乗った。
316:95
08/04/05 04:31:19 I2Wj5ptr
以上です。
あ~視点の甘々イメージして書いてみました…
238さん楽しみにしてますー もっふるもっふる
それにしてもトマト…
317:名無しさん@秘密の花園
08/04/05 05:22:26 MkEduH9c
あ~ちゃん・・・ (*´д`*) イイヨイイヨ!
318:238
08/04/05 05:47:02 AcRXeFpd
うちの最寄り駅に着いたのはやっぱり二人ほとんど同時だった。あやちゃんを一目見て、察したことは確信に変わった。
会った最初にあたしの目をみないのは何かあった証拠。うちまでの間も言葉少な。
うちはパパもママも昼間ずっと仕事だし、お兄ちゃんも普通どっか行ってていないし、いたところであたしの部屋には
入ってこない。下手に入ってきたらどうなるか、今までに十分思い知ってるはず。
「―あたしネット嫌いじゃけぇ」
部屋に入るなりあやちゃんは大きな目をうるませた。
あたしだって好きじゃないけど、あたしの頭にとりあえず浮かぶあんなのやこんなのが書いた程度の落書きなんか、
気持ち悪いだけでいちいち気にしてられない。
でもあやちゃんはとても生真面目だから、全部真っ正面から受け止めてしまう。おとなになってかなり肩の力が
抜けた今でも、まだこの手のことをうまく流すのは難しいかもしれない。
319:名無しさん@秘密の花園
08/04/05 05:58:01 DbfCP6wT
>>316
GJです!甘いのいいね
トマト…食べかけ食べてたねw
320:238
08/04/05 10:31:26 bNW6CT2P
「気にせんでええんよ」
何を見たのかは聞かない。知る必要もないし言わせることなんかない。それでもあやちゃんは
自分から何を見たのか全部話してくれた。
ある種の男のキモさ加減はあたしらの想像の斜め上すぎて思わず口がぽかーんとなる。書き込み
の主を見つけたら間違いなくあたしがボコる。
あやちゃんが話している間、ずっと頭をなでつづけた。何年もずっとこうしてつらいことを乗り
切ってきた、あたしたちの間のヒーリング。
話しきると大粒の涙がこぼれてあたしの膝に落ちた。
「ごめん…冷たかったじゃろ」
「ええんよ」
あたしは頬を伝った涙の跡に唇を当てた。かすかにしょっぱいしずくを唇に感じる。あやちゃんが
あたしにもたれかかった。あやちゃんを汚す言葉なんてあたしが祓ってあげる。あやちゃんは太陽み
たいな子なんだから、雲が晴れてまた明るい光を投げかけてくれるように。あやちゃんがしがみつく
中、あたしはその身体にまとわりつく悪い言霊を払い落とすように触れていく。
「かっしー」
「ん?」
「…前髪がくすぐったい」
あたしのぱっつんな前髪が刷毛みたいにあやちゃんの脇をくすぐってた。あたしは全力で頭を振っ
て前髪であやちゃんをくすぐる。身をよじってあやちゃんが笑った。やっぱりあやちゃんには笑って
いてほしい。
あやちゃんの身体をたどってあたしたちは唇を合わせた。本当の笑顔を見るまではまだまだ足りな
い。あやちゃんが失った光を求めるように息を吸って、あたしはあやちゃんの中から傷つけるものを
まさぐり取り去っていく。
321:名無しさん@秘密の花園
08/04/05 13:37:30 QmAWVvI+
95さんGJ!ニヤニヤしますた
322:79
08/04/05 16:13:30 DbfCP6wT
書いてあったSSがあるんだけど、95さんと被るかも
春とか桜とかw
それでも需要あるようなら投下しようと思うんですが
323:名無しさん@秘密の花園
08/04/05 16:41:25 jacC0BY2
wktk
324:名無しさん@秘密の花園
08/04/05 17:21:42 5EzKj75v
昨日の新番組(*´д`*)
325:名無しさん@秘密の花園
08/04/05 17:25:07 GRAPQg84
「音楽と人」読んできた
のっちにとってあ~ちゃんは太陽だそうだ
326:名無しさん@秘密の花園
08/04/05 18:59:17 yhFBd9yQ
ちょwそれは読まねば!w
327:名無しさん@秘密の花園
08/04/05 21:22:45 DBriO3oO
>>322
待ってます
328:名無しさん@秘密の花園
08/04/05 23:30:34 ZrnoPD6R
>>95さん >>238さん
GJすぎます
>>79さん
wktk
329:238
08/04/05 23:37:40 bNW6CT2P
「また泣くんか?」
いたずらっぽく顔をのぞき込む。しゃくりあげそうになりながら震える声が唇から漏れた。
「もう悲しくはないんよ」
前歯できゅっと噛んだ唇がほころびた。
「うれしいからじゃけ」
あたしは全力であやちゃんを抱きしめる。圧力で小さな吐息が漏れた。あやちゃんの身体に
たまった黒いものを吸い出すように何度も求める。黒いのはあたしだけで十分じゃけ。あやち
ゃんのココロの粒子を濁らせる塵なんかあたしが全部吸い取るけん。
そしてあたしはやっぱりあやちゃんがほしい。どこまでもあたしはほしがって、ねだって…
あやちゃんはすべて応えてくれる。
あやちゃんの髪とあたしの髪が重なって騒々しい世界からあたしたちを護る。黒髪の天幕の
下、儀式に邪魔者は要らない。あやちゃんのココロがまたキラキラの粒子を出せるように、あ
たしたちだけの隠された魔法が進む。
「あ…」
暗い雲海が切れた先に、眩しい光がひとすじ煌めいた―
330:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 01:47:25 x/buFRLo
続きwktk
PPP、あ~ちゃんがaikoに会えて嬉しいってのっちあ~ちゃん好きすぎるww
音楽と人も購入決定w
331:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 02:37:28 VyLdqbMz
職人さんGJすぎて何回も見に来てしまうw
続き待ってます!
332:95
08/04/06 03:23:35 hwQq4OEd
いてもたってもいられず花見早めに切り上げて音楽と人買ってきた
>>322
今更4月1日ネタ書いておけばよかったと思っている自分ガイル
桜ネタ投下するのは桜が咲いてる今しかないんだぜ 投下投下
>>330
ぐっときたのっち発言
「スタッフさん笑いすぎですよ、真剣な話をしてるのに。今あ~ちゃんが。」
「ホント、のっちもすごい嬉しかった。あ~ちゃんがaikoさんに会えたのが」
すごいなあ、のっち…
333:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 03:26:24 TBllPf89
>>332
北海道は桜の時期まで1ヵ月ほどありまっせ
334:79
08/04/06 03:55:02 9callE75
北海道はまだなのか
自分は都民なもので桜ネタは早くしなければと焦るww
じゃあ投下させてもらいます
335:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 03:56:32 9callE75
「あったかいねぇ。」
「そうじゃろ!」
ちょっとついてきてと、腕を引かれて来た公園。
まだ桜が咲いている、桃色の風の中。
あやちゃんは嬉しそうに笑う、春だねぇ。
少し上を向けば、ちょっと眩しいけど暖かな光が目に入る。
「のっち、のっち。」
よそ見をしていた間に座ったのだろうか、数m離れたベンチからあやちゃんが手を振る。
「なーに?」
ふんわりとした春の空気に、口から出る言葉も自然と柔らかになる。
小走りで近づいて隣に腰かける。
「綺麗じゃろ、桜。」
目はあたしを見据えたままで、桜を指差した。
まるであたしの返答がわかりきっているよう。
336:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 03:58:29 9callE75
「うん、めっちゃ綺麗。」
「よかった、のっちと花見したかったんよ。」
「花見?」
あやちゃんはえへへと笑って頷いた。
風に遊ばれる髪、運ばれてくるあやちゃんの香り。
悪いけど桜よりもそっちに気がいっちゃう。
「時間なかったけん、こんな形になったけどな。」
あやちゃんはちょっと残念そうに眉をひそめてみせた。
でもあたしは形なんか―
「形なんてええよ、あたし嬉しいよ。」
「そぉ?良かったあ。」
あたしの手に自分の手を重ね、あやちゃんは春の空気よりもふわりと笑んだ。
不覚にも心臓が跳ねる。
「あ。」
あやちゃんは思い出したように声を上げると、あごに指を当てた。
「かっしー待たせとるかも。」
あやちゃんの無理がある弁解と共に、スタジオに置き去りになったかっしー。
戻ったら機嫌取りしなきゃね。
337:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 04:01:33 9callE75
「そだね…戻る?」
「…次はちゃんとしたのしよ、去年みたく!」
あたしの言葉に一瞬表情が曇ったけど、すぐに元に戻った。
去年の花見を想起したんだね、あたしも今したから笑顔だと思うもん。
あやちゃんはあたしの顔を見て、満足そうに一つ笑った。
そして、ポンと自分の膝を叩いた。
「競争じゃ、スターッ!」
ベンチから勢いよく立ち上がったかと思うと、すぐに駆け出した。
何というテンション。
あたしも慌てて立ち上がる。
けど、あやちゃんは意外と速くって。
「ちょっ、フライングー!」
春風の中ワンピースをなびかせて駆けるあやちゃんと、それを追うあたし。
338:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 04:05:00 9callE75
「ちょっ、フライングっしょー!」
春風の中ワンピースをなびかせて駆けるあやちゃんと、それを追うあたし。
なんか…Perfumeのおかげで華のなかった青春、色を取り戻したみたいな。
言い方悪いけど、まさにそんな感じなんだもん。
あたしのウンザリな19年も、こうなるためだったなら悪くない。
そう考えるとちょっとテンション上がるよね、よし。
「好きだぜあ~ちゃーん!」
ほうら、足が止まった。
でも振り向いた顔が桜よりも鮮やかな桃色で、あたしの足も止まってしまった。
春だねぇ。
339:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 04:08:09 9callE75
終わりです。
散々言われてるけども、本当にのっちはあ~ちゃんが好きだねw
aikoの事や音人のインタビューとか。
憧れてるってのもよかった
340:95
08/04/06 04:24:59 hwQq4OEd
>>333
北海道民に配慮を欠いた発言だったよ すまん
道民は「からあげ」も各自「ザンギ」に直して読んでくれたまえ
>>79
GJ 同じネタで他の人が書いた話読むのすごい面白い
341:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 07:05:47 pWLkn15g
イイネェ… (*´д`*)
342:238
08/04/06 16:40:12 wQ3iWRjv
あやちゃんの指があたしのぱっつんな前髪をなでる。その気持ちいいくすぐったさを額に感じながら、
あたしはあやちゃんの髪をいじって耳を出した。
「耳出してもかわいくない?」
「そう?」
「年明けの女子イベあたりにでもやってみぃや」
パーマの毛先を指先に巻き付けて遊ぶ。
「パーマ、またかけ直さにゃあ」
あやちゃんの笑顔が晴れて光が差す。首を振ってあたしの指をふりほどくとココロの粒子と髪の香り
があたしを包んだ。
「やっぱり笑ってるあやちゃんが最高じゃ」
身を乗り出してあやちゃんの耳たぶを甘噛みした。きゃん、て高い声がしてあやちゃんが首をすくめ
る。
それだけのことにあたしたちは大笑いした。
343:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 16:40:25 0QBtZ6L+
のちあ~のイメージとしては、
女子校のカリスマ(笑)のっちと、そのお気に入りにして主人なあ~ちゃん。
下級生からげた箱いっぱいチョコをもらいながら、肝心のあ~ちゃんから貰えずへこむのっち。
本来クラス行事はどうでもいいが、あ~ちゃんに頼まれれば騎馬戦の大将をするのっち。
そんな二人の良き相談者だが、実は密かにネタ小説で暴利を得ている黒ゆか様。
344:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 16:51:11 FKKtNUMJ
Perfumeの学園もの小説読みてぇ~
345:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 20:46:49 +5TZ6emt
のっちが登校初日から遅刻でパンくわえながら急いでいたら
角であ~ちゃんとごっつんこするんですね、わかります。
346:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 20:56:42 EBaAUmtm
とりあえず、のっちとksykが激しい事になってる絵がほしい
軽く引くぐらいの
347:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 21:03:27 9callE75
かしは常に上にいてもらいたいw
丸めこまれてるのは想像出来ないもんで
348:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 21:04:31 LDWblLM/
>>346
上で耳をはむはむしてて「自重しろww」と言われた絵があった訳だが
お前はその程度でも満足しないと申すか?
349:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 21:16:29 +5TZ6emt
むしろ想像出来ないからこそ下になるかしゆかを見てみたいw
350:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 21:23:29 EBaAUmtm
もう、服を着ている時点で物足りない。布団一枚じゃないと
351:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 21:30:26 9callE75
>>348
あれの自重しろは誉め言葉だとwww
絵師さん本人は自重する気ないみたいなので、おながいしますw
352:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 22:36:45 bSCifLL4
>>346は>>186の人?
353:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 22:39:26 VyLdqbMz
Perfumeで学園物ktkr
職人さんは自重しらずでおk
354:238
08/04/06 22:43:02 wQ3iWRjv
あやちゃんが帰ってからPCを開いて例のサイトを見てみた。
―気持ち悪い。
チョロとふーくんがこっちを見てるのに気づいて、自分がどんな表情になっているかがわかった。
むかつく、という言葉を最初に考えついた人は天才だ。この胃に来る感覚。昔給食の生野菜を無理
矢理教師に食べさせられたときの感覚に似てる。
むかつくならやめておけばいいのに、ついでにいくつか板を回った。あやちゃんやのっちなら絶対
しないだろうけど、あたしは何でも一通り見ないと気が済まない。たとえそれがどんな結果になった
としても。
一つのスレが目にとまった。
「Perfumeで… その1」
―軽く吹いた。
「んなわけないじゃん♪」
思わず声に出して否定しちゃった。うちのかわいい二匹しか聞かれていないけど、自信もって言える。
今あたしがチョロとふーくんに見せたのは―
最高の甘い笑顔。
(了)
<三作目要りますか?>
355:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 23:03:43 9callE75
GJ
三作目も是非!
このスレたまにあがるけど、なるべくsageた方がいい気がする
sage進行って決まってないから微妙だがw
356:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 23:12:46 EBaAUmtm
>>352
違います。でも彼のストレートさは羨ましいです。
357:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 23:34:31 0QBtZ6L+
学園もの投下してみようかな。初投下じゃ。
でも携帯からだし、ドライアイでしんどいので
ちょっとのんびり気味でいい?
358:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 23:43:55 0QBtZ6L+
Side-NOCCHI
朝、げた箱のフタを開けると、可愛らしいラッピングをした箱が転がり落ちて来た。
「おお~、人気者じゃん、自分♪」
正直悪い気はしない。女の子からきゃーきゃー言われるのって、くすぐったくて楽しい。
チョコは好きだし、バレンタインっていい日だね。
「大量たい
359:名無しさん@秘密の花園
08/04/06 23:55:41 0QBtZ6L+
↑間違えた…。以下続き。
「大漁、大漁♪」とつぶやきながらチョコをかばんに押し込んでると、
「ふうぅ~ん。のっち、モテモテじゃねえ」
あたしは、おそるおそる振り返る。
あ~ちゃんが、にこっと笑って立ってた。にこっと笑っては…いるけど…ふわふわの髪が揺れてるのが、ネコが毛を逆立ててるみたいに見える時は要注意。
あ~ちゃんはちらっとあたしの方を見ただけで、あたしの横をすり抜けて階段へと向かう。
360:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 00:04:51 2YYLn+gz
のっちストーリーwktk
361:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 00:12:39 3cALDUY8
「あ~ちゃん!」
あたしが追いかけようとすると、くるっと振り返って、思いっきりよそ行きの笑顔で、
「のっちは東校舎じゃろ?遅刻したらいけんけぇ、早よ行きんさい。行こ、ゆかちゃん」
あ~ちゃんはくるりっと背を向けた。ネコがぺしっと尻尾をうつみたいに、髪のりぼんが舞った。
あ~ちゃんに背中を向けられると、あたしは見捨てられた気分になる。
「お姫様はご機嫌ななめじゃね」
ゆかちゃんはクスクス笑いながらあたしの肩をぽんってたたくけど、あたしにとっては笑い事じゃない。
362:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 00:14:57 i3ZeFQVZ
wktkwktk
リアルタイムで書き出してるのかな?
携帯ならメール画面とかで書きだめしてからコピペして投下するといいかも
363:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 00:26:47 3cALDUY8
あ~ちゃんは、休憩時間も全然遊びに来なかった。
いつもなら2時間目終わると「のっち~、早弁しよっ」とお菓子いっぱい持って来るのに。
東校舎と、あ~ちゃんとゆかちゃんのいる西校舎はちょっと距離あるから、少ししか一緒にいられないのに、それでもあ~ちゃんは来るのに。
休憩時間の度に、ひっきりなしに下級生達があたしのとこにやって来るけど、正直もうどうでもいい。
あ~ちゃんがいないと、あたしにはハッピーな日常なんて無いんだ。
きっとそれは砂糖の無い世界。あ~ちゃんの甘さに慣れたあたしは、アメ玉を取り上げられただけで泣きそうになる。
364:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 00:28:50 ZWjpFz5G
CDJ再放送待ちの間に 学園モノ支援画像
URLリンク(imepita.jp)
これこの前ekuseruのサイトから拾ったけど
PHO-ICEの画像かな
365:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 00:36:17 3cALDUY8
昼休憩になっても姿を見せないあ~ちゃんに、あたしは白旗降参。
のこのこと、みじめったらしい気分であ~ちゃんとゆかちゃんの教室に向かった。
「あ、のっち」
あ~ちゃんが笑って手を上げた。あたしはちょっと浮上。でもまだ油断出来ない。
…だって。あ~ちゃんの頭に耳が立ってるのが見える。こういう時のあ~ちゃんは残酷なくらい無敵。
「のっち、おいで」 あたしは自分でもしっぽ振ってるなあ、て思いながら近寄る。
366:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 00:46:46 3cALDUY8
あ~ちゃんとゆかちゃんの机の上には、りぼんを解かれた箱が二つあって。
一つはピンクの可愛い箱で、もう一つは黒のちょっと大人っぽい箱で。
そこには手作りっぽいチョコが入ってて。
あたしは嬉しくて、どくん、とした。「今ゆかちゃんとチョコのあげっこしとったんよ」
「二人とも手作りなん?」
「うん」
「のっちのは?」
「のっちにはあげん」
あ~ちゃんは歌うように、甘い声で言った。
367:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 01:01:32 3cALDUY8
「のっちにはあげんけぇ」
あ~ちゃんは上目使いに微笑みながら言う。
なんで。
なんでこんな時もあ~ちゃんの声は甘いんだろ。
「のっち、チョコいっぱいもらったんじゃろ?チョコ食べ過ぎるとニキビ出来るけぇ。あ~ちゃんはのっちの為思ってあげんことにした」
あ~ちゃんの、優しい、甘い声。でもそれは。あたしが欲しいものじゃなくて。
下級生達から貰ったチョコも。あたしの欲しいものはその中にはなくて。
あたしが、欲しい、ものは。
「…あ~ちゃん今日日直じゃけぇ、ノート提出して来る」
368:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 01:11:54 3cALDUY8
あ~ちゃんはすっと立って、あたしの脇を通って行った。「…のっち、眉すごい八の字」
ゆかちゃんがのんびりした声で言う。少し笑いながら、
「あ~ちゃん、ちょっとスネとんよ。可愛いじゃろ?」
「…可愛くない」
ほんとに、かわいくない。意地悪だ。あたしにだけ、いっつも。
「…二人とも、子供じゃけぇ」ゆかちゃんはおかしそうに言う。
「…ゆかちゃん」
「なに?」
「あ~ちゃんに伝えて」
369:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 01:24:39 3cALDUY8
あ~ちゃんは気まぐれで、甘ったれで意地悪で。砂糖菓子みたいに残酷な女の子。
でも、あたしが欲しいのは。
「放課後までに、貰ったチョコ、全部返して来る。…そう、あ~ちゃんに伝えて」
ゆかちゃんはクスっと笑って
「姫の機嫌はとっとくけぇ、頑張りんさい」
我ながら。情けない王子だけど。
あ~ちゃんのむちゃくちゃなワガママに応えることを思うと、楽しくて楽しくてしょうがなくなる。
あたしは、放課後のご褒美めざして、勢いよく教室を駆け出した。
…のっちサイド終了。あ~ちゃんサイドは気が向けば。
370:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 01:42:10 ZWjpFz5G
>>357
携帯でリアルタイムで書いてる(んだよね)のすげえ!
あ~ちゃんサイド待ってる
黒ゆか様ネタ小説暴利サイドまで待ってる
学園モノ追加支援
URLリンク(imepita.jp)
これもekuseruのとこから
371:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 01:45:06 ZYwaeN+7
GJ!激しく萌えた(*´Д`*)
あ~ちゃん編も期待してますw
372:79
08/04/07 01:51:53 d4aKpA/W
URLリンク(imepita.jp)
相も変わらず落書きだけどw
>>353の自重知らずに勇気をもらって投下
あ~ちゃん書きたかったが難しくて断念したorz
373:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 01:53:17 d4aKpA/W
書き忘れた
学園Perfume、GJです
振り回されるのっちの図は飽きなくていいww
374:1
08/04/07 02:05:54 n6UrCfZw
みんなみんなGJGJ(*´д`*)
>>354
ちとワロタ
375:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 03:38:19 G3I5npXl
のっちって高校時代、本当に女の子からもらってそうw
376:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 10:09:34 3cALDUY8
昨日は思いつきで投下。下書きなしに、やり逃げ…
懲りずにあ~ちゃんサイド書いてみた。
あ~ちゃんサイド、かしゆか目線です。
377:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 10:13:21 3cALDUY8
図書資料室のドアを開けると、窓際にふわりとしたシルエットが見えた。
「あ~ちゃん」
あたしが呼びかけると、逆光の中出窓に頬杖をついたあ~ちゃんの目がこっちを向いた。
「あ~ちゃんどうやって入ったん?鍵は?」
378:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 10:14:19 3cALDUY8
図書資料室の鍵は教員管理で、生徒会書記をしてて先生の絶大な信頼を得てるあたししか自由に持ち出せない。
「こっそり合い鍵作っとったんよ。ゆかちゃんと二人になりたい時に使おうと思って」
そう言ってあ~ちゃんは頬杖をついたまま小首をかしげて笑った。
379:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 10:18:57 3cALDUY8
のっちが見たら、めろめろになりそうな殺人的な笑顔。
全く、この子は。
あたしは苦笑しながらあ~ちゃんの横で同じように頬杖をつく。
あ~ちゃんは窓の外に目を向けて黙った。図書資料室は冷えていて、あ~ちゃんの唇は小さく震えている。
380:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 10:19:36 3cALDUY8
雪の中に落ちる、小さな赤い椿みたい。
「…のっち、あ~ちゃん探してたよ」
「眉、八の字になっとった?」
「うん、すっごく」
あ~ちゃんはふふって笑って、
「のっちなんか、困ればいいんよ。のっちは、あたしに困ってればいいんよ」
381:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 10:24:28 3cALDUY8
そんな子供みたいなことを、あ~ちゃんは歌うように言う。でもあたしは。その歌の底辺に、淋しげな旋律が響いてるのを聞き取れる。
きっとのっちには聞こえない。少年みたいに単純なのっちだから。
「あたしは、特別じゃなきゃ、いや」
382:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 10:24:58 3cALDUY8
あ~ちゃんの細いけど、澄んだ声が冬の窓ガラスを揺らす。
「みんなと分け合うくらいなら、いらん。みんなの中の一個になるくらいじゃったら、あげん」
あ~ちゃんはぽつん、と放り投げるように言って上目使いでこっちを見た。
「…可愛くないじゃろ」
383:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 10:25:32 3cALDUY8
あたしはのっちと違って、子ネコの扱いには慣れてる。スネた子ネコの、どこを撫でてあげればいいか。
「あ~ちゃん、かわいい」
あたしがフワフワの髪を撫でると、あ~ちゃんは「ゆかちゃん…」と小さく甘え声を出して、あたしの肩に頭をのっける。
384:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 10:30:47 3cALDUY8
あ~ちゃんの、柔らかい重さ。あたしはあ~ちゃんの髪の匂いが好き。
…ほんと。
あたしっておいしいポジションだなあ。困り顔ののっちも堪能出来て、今はこうしてあ~ちゃんの柔らかさを楽しんでる。
385:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 10:31:17 3cALDUY8
そんな黒い考えを楽しんでたけど、今頃駆けずり回ってあ~ちゃんを探してるだろう少年のっちがさすがにかわいそうで、
「あ~ちゃん、のっちから伝言。チョコ、全部返すって」
あ~ちゃんの耳がぴょこって立つ。
386:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 10:32:50 3cALDUY8
「…ほんまに?」
「うん。今頃あ~ちゃんのご褒美待っとるよ」
あ~ちゃんは嬉しそうに、頬をあたしの肩にすりすりした。
「…あ~ちゃん、行かんの?」
「…もう少し、困らせておく」
全く、この子は。
あたしはあ~ちゃんをこづいて笑った。
終了。屋上編に続くかも。
387:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 11:16:58 i3ZeFQVZ
GJ
あ~ちゃんかわいすぎるw続き待ってます。
388:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 17:17:09 2YYLn+gz
GJ!!
屋上編もwktk
389:1
08/04/07 17:42:55 n6UrCfZw
月刊「歌謡曲」5月号巻頭のカラーも必見ですな(*´д`*)
390:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 17:55:27 EmEJA4V9
個人スレで百合ネタ書いてる奴がいる。
このスレ荒らされたくなかったら自重しろ。
これは警告です。
391:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 18:22:05 i3ZeFQVZ
のちスレは前から漢ネタの流れもあるから割りと許容されてるっぽいけど基本的に自重したほうがいいだろうね
ナマだからsageたほうがいいだろうしスレ貼るのもやめたほうがいい。スレタイ伏せてないから興味ある人は自ずと見るだろうし
392:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 18:26:53 d4aKpA/W
この専スレがあるわけだから、他スレに書くのはよくないしね
のちスレは普段から自然にそういう流れになるのかと思ってた
とりあえず自重と、あとsage進行かな?
393:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 18:41:21 e6Jsv84d
一方的にこっちの住人のせいにされてもな
対象が生モノだし晒されないように荒らされないようにsage進行でひっそりやってるスレなので、
百合スレの住人は個人スレにわざわざ百合ネタ書きに行かないと思うから(いたら自重しろ)。
自分は個人スレの住人までナチュラルに百合妄想しちゃうのかよwって
読んで面白がってるので、わざわざ介入するわけない
394:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 18:59:01 ZYwaeN+7
>>386GJ!黒ゆかかわいいよ黒ゆか
のちスレのはネタ半分だしにやにやしとけばいいと思う
まぁスレのことを書いたり貼ったりしてるのには肝が冷えるけどw
395:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 22:32:22 3cALDUY8
屋上編投下しようと思う…
仕事後って脳がダメで、ムダに長くなる…ラストがまだ出来てないけえ、ラストは生で打つわ。
のっちサイドです。
396:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 22:39:29 3cALDUY8
屋上に出ても、そこには冷たいブルーグレイの空と、透明な冬の風が吹いてるだけだった。
あたしは荒い息を整えながら、よろよろとエッジに近づいた。
鉄柵にもたれて校庭を見下ろす。冬枯れた木々に囲まれた校庭には、当然探してる人の姿は無くて。
397:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 22:40:18 3cALDUY8
後ろ姿でも、スカートのすそでも髪の一房でも見つけらるるのに。
…あ~ちゃんが、見つからない。
あたしは鉄柵からふらふら離れて、屋上にごろんと転がった。仰向けになるとスカートが風でひらひらする。
398:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 22:41:15 3cALDUY8
こういうのあ~ちゃんに見られると、「のっち、お行儀!」って怒られる…って、あたしときたら、思いつくことは全てあ~ちゃんがらみだ。ばかみたい。
あたしは下級生達に涙ぐまれ、恨みごと言われ。本来女の子泣かすのは趣味じゃないのに。
399:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 22:42:16 3cALDUY8
謝って、走り回って、探し回って、そして今こんな寒い冬空の下、ひとり。
目の前には無情に澄んだ青空。あたしは目を閉じた。目を閉じても、まぶたの中まで泣きそうなブルーで。
あたしは小さくつぶやいた。
「あ~ちゃんの、ばーか」
「のっちの方が、もっとばーか」
400:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 22:47:44 3cALDUY8
「えっ」目を開けると、あ~ちゃんの顔があった。
あ~ちゃんはあたしの頭の横に座り込んで、あたしを覗き込んでた。
「のっち、風邪ひくよ?」
あたしはがばっと起き上がった。
あ~ちゃんはすました顔で風が髪をなぶるままに、あたしの顔を見てる。
「あ~ちゃん」
「ん?」
「…あ~ちゃん」
「じゃけぇ、何ね?」
「チョコ、全部返したけん」
「……」
「もう一個も無いけぇ、ニキビの心配も虫歯の心配も、血糖値の心配もいらんけぇ」
401:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 22:54:36 3cALDUY8
あ~ちゃんは吹き出して、お腹を抱えて笑った。
あたしは少し得意な気分になった。お姫様の機嫌を直したら、誰だってちょっと自慢げになる。
「あ~ちゃん、ご褒美は?」
あ~ちゃんは笑うのを止めて、あたしをちらっと見た。
乱れた髪の間から、笑いをこらえるような視線が光る。
「…のっちのチョコは無いよ」
「…え」
「最初から、用意しとらん」
あ~ちゃんはゆっくりと、歌うように言う。あたしの心を冷やす言い方。意地悪な時のあ~ちゃん。
あたしの体から、力が抜ける。
402:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 23:03:40 3cALDUY8
「…チョコなんか下らない物、のっちにはあげん」
ふわっ、とあ~ちゃんの髪が頬に当たった。
かすかな、花の匂いがした。
えっ、と。声にするヒマも無く。あたしは目を開けたままで。
あ~ちゃんの、唇を受けた。
花びらが散るくらいの、あっという間の出来事で。
あ~ちゃんの柔らかい唇がゆっくりと離れた。
目の前に、あ~ちゃんの瞳。
う、わ。急激に顔に血がのぼった。あたしは唇を手でおさえて後ろにのけぞった拍子に、後頭部にゴツっと鉄柵をぶつけた。
「イタっ」
「…のっち、ムード台無し」
403:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 23:21:31 3cALDUY8
あ~ちゃんは冷たく言い捨てる。
さすがにあたしもアホの子丸出しな自分にうんざりする。 でも。
あたしを責めるあ~ちゃんの唇は、笑い出しそうにとがってて。あ~ちゃんのすくい上げるような目は、あたしを映してきらきらしてるから。
だから。ちょっと調子にのっていいかなあ。
「あ~ちゃん」
あ~ちゃんのセーラー服のりぼんの端を、軽くつまむ。
「…もっかい」
あたしの声は情けないほどかすれてて。でも。
あ~ちゃんの、目が揺れた。あ~ちゃんのすました唇が震えて。花がほころぶように、朱がさした。
404:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 23:37:21 3cALDUY8
「…のっちはいけん子じゃね」
あ~ちゃんはかろうじて強気な顔を装いながら、こつん、とあたしの額を額でこづいた。
…頬には柔らかい髪。耳には吹きわたる天上の風。重なる心音。触れそうな鼻と鼻。ためらいながら、息を殺して。
目を閉じても。
まぶたの中にも、あ~ちゃんが見える。
屋上の二人から少し離れて。
図書資料室で樫野有香は双眼鏡を置いた。
「やっぱあの二人はネタの宝庫じゃね」
405:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 23:55:11 3cALDUY8
樫野有香はPCに向かった。
新規メール5件。内容は想像つく。
「ホワイトデー本も絶好調じゃね♪」
樫野が学園内の覆面サイトで絶賛予約受付中ののっち本は、初版限定豪華装丁本3千円、通常仕様コピー本7百円、ともに驚異的な受注を受けている。
学園の吟遊詩人(このあだ名は樫野的にはいささか不本意である)と闇で呼ばれる存在が、生徒会書記を務める彼女だとは、生徒はおろか、先生方も図書資料室のコピー機がそんなことに使われてるとは、想像すらしていない。
これで三部作終わり。疲れたけえしばらくまたロムロム星人に戻る。
406:名無しさん@秘密の花園
08/04/07 23:56:15 O+tVIDIR
(*´д`*)ハァハァ
樫野有香さんキャラ良過ぎw
407:1
08/04/08 00:00:31 n6UrCfZw
>>395-405
禿乙!
かしゆかのキャラが何ともいい味w
さて初版限定豪華装丁本買うか
408:名無しさん@秘密の花園
08/04/08 00:02:34 sfZzVK4c
乙!そしてGJ
樫野有香盛大にフイタwww
双眼鏡を覗く姿が想像できる上に、似合ってるw
409:名無しさん@秘密の花園
08/04/08 00:05:50 c+Cjv4cV
ヘタレのっちかわいいよヘタレのっちw樫野有香の本はどこでry
410:名無しさん@秘密の花園
08/04/08 00:16:39 Fk+gWPwr
ちょっと定額小為替買ってくるわ
411:名無しさん@秘密の花園
08/04/08 00:31:49 JUD0Yldj
樫野有香w
もうこのままアニメ出来そうww
412:名無しさん@秘密の花園
08/04/08 00:34:17 aOWnWaT4
GJGJGJ!!
のっちに萌える(*´Д`*)
かしゆかいいキャラw
413:名無しさん@秘密の花園
08/04/08 01:00:49 LqJF5dRZ
あ~ちゃんに翻弄されるのっちかわええ
414:1
08/04/08 01:13:11 ZBRzMqXC
>>410
定額小為替、民営化で手数料上がりましたよね…(´・ω・`)
415:名無しさん@秘密の花園
08/04/08 01:29:57 Sho+3v95
URLリンク(jp.youtube.com)
どうぞ
416:名無しさん@秘密の花園
08/04/08 01:56:44 Fk+gWPwr
>>414
自分はもう現役じゃないので小為替値上げ知らんかったよ(゚∀゚)
URLリンク(www.nicovideo.jp)
回し飲み部分音付き
肩もんでるのはパッパッパッパッパッパッPerfumeだっけ
ちょっと確認するわ
417:名無しさん@秘密の花園
08/04/08 02:12:43 Fk+gWPwr
>>416
自己レス
パッパッパッパッパッパッPerfume第1回だった
zoomeにある
418:名無しさん@秘密の花園
08/04/08 02:15:44 sfZzVK4c
肩揉みの映像では、かしがあ~ちゃん(だっけ)の髪を指でといてたり、このスレ的見所があるww
関係ないがMelodixで、あ~ちゃんと南キャン静が大接近だったよね
あれだけ普通に近づけるならメンバー間では(ry
419:名無しさん@秘密の花園
08/04/08 02:18:25 axiHeiQv
もう3人がいちゃいちゃしてたらそれだけで幸せです。
420:名無しさん@秘密の花園
08/04/08 12:28:11 c+Cjv4cV
本スレにも写真うpされてるけどBOMBイイ!
グラビア雑誌だけあって写りがどれもいいしにゃんにゃんしてて萌え(*´д`*)
421:名無しさん@秘密の花園
08/04/09 02:18:22 UFhkfXb+
あ~ちゃんとかっしーがカーテンを閉めた後、
3人で何が始まるのか気になって仕方がありません。
URLリンク(www.nicovideo.jp)
422:名無しさん@秘密の花園
08/04/09 02:27:57 UFhkfXb+
もちろん携帯さまGJっす。
絵師さま削除早すぎで・・
423:名無しさん@秘密の花園
08/04/09 02:35:26 L7Ge+vs2
>>421
閉めた二人が何らかの悪戯をしていると信じて疑わない
424:名無しさん@秘密の花園
08/04/09 20:19:40 KXvz/T57
>>343勝手ながら騎馬戦編も激しく読みたいのですが
425:名無しさん@秘密の花園
08/04/09 20:53:08 L7Ge+vs2
BOMBの8、9Pは一枚の写真だけど、8Pだけ見ると萌えるw
426:名無しさん@秘密の花園
08/04/09 21:02:26 IO620tZU
>>424
ぼや~っと考えておりますが、ムダに長くなりそうで…。んで樫野さんが例の活動面で黒くなりそうで…。
全く別の、保健室編みたいなのはほぼ頭にあるけど、
甘くならなくて暗いんよ…(^_^;)
427:名無しさん@秘密の花園
08/04/09 21:07:33 ObPAuC4O
いろんな作品があってもいいんじゃないでしょうか
>>425ベッドとかソファで戯れるのは反則すぎる(*´д`*)
428:名無しさん@秘密の花園
08/04/09 21:28:51 QNerdShi
じゃあ保健室で服脱いで一悶着
429:名無しさん@秘密の花園
08/04/09 21:31:29 L7Ge+vs2
>>426
暗いの全然おk
読めるなら大歓迎です
430:名無しさん@秘密の花園
08/04/09 21:34:14 KXvz/T57
同じく。待ってます!
431:名無しさん@秘密の花園
08/04/09 22:00:58 IO620tZU
やっと自宅に着きました。これからご飯食べて洗濯してから頑張って書いてみます…
投下は明日の出勤前になるかもしれんけど…
432:名無しさん@秘密の花園
08/04/09 22:26:05 QNerdShi
無理はしないでwゆっくり待ってます
433:名無しさん@秘密の花園
08/04/09 23:57:33 CKCkvqNb
わっふるわっふる
434:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 01:10:02 CiVSm1m5
じゃあ、投下します。学園保健室編。かしゆか目線。
…なんか思春期くさいです。頑張って甘くしたけど…
435:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 01:15:14 CiVSm1m5
目を開けると、あたしは白い部屋にいた。
白いベッドの上。まわりには白いカーテン。不思議なほど静かで。
…えっと。あたしはぼうっとする頭で記憶をたどるけど、自分まで真っ白になったかのように、分からない。
何であたしここにいるの?
全然知らない世界に一人ぼっちで放り出されたような不安感。あたしの世界を失ってしまったような、軽い恐怖に急いで身を起こそうとすると、
「ゆかちゃん、起きたん?」
白いカーテンからひょこっと顔が覗いた。
「…あ~ちゃん」
436:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 01:16:56 CiVSm1m5
自分でも驚くほどほっとした声が出た。
「あ、ゆかちゃん起きたらダメじゃけえ。授業中に貧血起こして倒れたんよ」
…ああ、なるほど。あたしはようやく消毒薬の匂いに気付いた。
あ~ちゃんはカーテンの端をつまんだまま、静かに佇んでいた。柔らかい光が白いカーテンに反射して、あ~ちゃんの輪郭を優しくふちどっている。
「あ~ちゃん、どしたん?」
「ゆかちゃん、側にいってもいい?」
あたしはちょっと笑って、
437:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 01:22:29 CiVSm1m5
「いけんゆうても、あ~ちゃん来るじゃろ」
「うん」
あ~ちゃんはふふっと笑って、あたしの枕元に肘をついて、ベッドのそばにひざまずいた。
「…ゆかちゃん」
「…ん?」
あ~ちゃんはあたしの目を見つめたまま、枕元にこてん、と頭をのっけて
「あんまり無理せんでええよ」
「…無理って?」
「生徒会とかゆかちゃん書記なのに、色々しすぎじゃ。3年の会長さん、ちゃんとおるんじゃし」
「まあ頼まれるとねえ…(あの人無能じゃけえ)」
「先生の雑用も断らんし」
「断れんよ(信頼には見返りもついて来るし)」
438:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 01:24:08 CiVSm1m5
「写真部とか放送部とか、よく分からん活動もしとるし」
「……(秘密の部活動もしてます)」
「…じゃけえ、あんまり無理せんで」
あ~ちゃんはあたしをじっと見た。
あ~ちゃんの真っ直ぐな目。あ~ちゃんは、透明。痛いほど透明。そう、きらきらしたものはたいてい、取扱い注意なもの。その破片があたしを撃つから。
あたしはまぶしさに思わず顔をしかめる。
439:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 01:25:11 CiVSm1m5
「…!ゆかちゃん、まだしんどい?ゆっくり、休んどったらええんよ。…目ぇ、閉じて?」
あ~ちゃんの柔らかい手が、あたしのまぶたをそっと閉じた。
あ~ちゃんの手は、そのまま日差しから遮るように額にそっと置かれてる。
優しい、闇。
目をつぶるとあたしはほっとした。
440:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 01:31:24 CiVSm1m5
…時々、あたしは感じる。ばかばかしいかもしれないけど。
あたしにはたくさん目があって。そのたくさんの目が、あたしやあたしの周りやあたしの行動を、観察して追いかけて。あたしに要求して不安にさせて。あたしが人に嫌われてないか、見捨てられないかを、たくさんの目が、あらゆる角度で、あたしに命令する。
恐ろしいほど緻密なカメラワーク。
めまいのするようなカット割り。
制御しきれるかどうか、時々自信が無くて。
…頑張らなくていいよ、か。
きっと。あ~ちゃんには、透明で真っ直ぐな大きな目が一つ。地上を優しく見渡す、太陽みたいな目が。
441:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 01:32:51 CiVSm1m5
「あ~ちゃん」
あたしは目を開けてあ~ちゃんを見つめる。
「…もしね、のっちとあたしが同時にへこんで同時に助けを求めてきたら、どうする?」
「そりゃあ、ゆかちゃんじゃろ」
予想外の即答に、あたしは一瞬思考が止まる。
「…なんで?」
「あ~ちゃん、のっちだったら救い上げる自信があるんよ。泥沼の底の底にのっちが沈んでしまっても、あ~ちゃんだったら、片手で引っ張り上げれる」
「……」
「…でもゆかちゃんは、あ~ちゃんには救えん」
あ~ちゃんは困ったように笑った。
442:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 01:35:25 CiVSm1m5
「ゆかちゃんは、ゆかちゃんにしか救えん。自分で自分を引っ張り上げんと、ゆかちゃんは救われん…あ~ちゃんなんかじゃ、ゆかちゃんを救えん」
「……」
「じゃけえ、何もしてあげれんけえ、そばにおる」
あったかい、光があたしにそそぐ。
あたしは、あたしの全部の目が、あ~ちゃんだけを見ていた。
「わ~い、ゆかちゃんに甘えられちゃったあ♪」
あ~ちゃんはうにゃにゃって笑って、嬉しそうに顔を寄せてきた。
「ゆかちゃん、あ~ちゃんも隣に横になっていい?」
あたしはクスッと笑ってうなづく。
443:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 01:41:10 CiVSm1m5
あ~ちゃんは、布団の上に、んしょっと上がって、こてっと横になった。
あたしとあ~ちゃんは向かい合って顔を寄せて、ふふっと笑った。
とても穏やかで、満ち足りた気分。静かで、あたしは解放されている。
でもやっぱり。お互いのまつげの震えが見えるほど近くにいても。あ~ちゃんは遠い光に感じる。そのまばゆい遠さは、あたしを切なくさせる。
でもその切なさは。確かに甘くて。甘い痛みが、あたしを幸福にする。
444:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 01:42:40 CiVSm1m5
その時バタバタと足音がして、
「ゆかちゃん、大丈夫!?」
と勢いよくカーテンを開けたのっちが、あたし達の姿にぎょっとして、
「あ~ちゃん、ゆかちゃん…!?な、何してんの~~!!」
「のっち、うるさいけえ」
あ~ちゃんはばっさり斬り捨てて、「のっちもおいで」と、手をひらひらさせる。
のっちは八の字眉にへの字口で、市場に売られる子牛みたいにのそのそと、ベッドの端に腰かけた。
「何をそんな端っこにおるんよ。おいで!」
445:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 01:49:26 CiVSm1m5
あ~ちゃんはのっちの腕をひっつかんで引っ張り、のっちはどさりとベッドに倒れる。
三人の口から、同時に笑い声が起こった。
ああ。あたしは微笑みながら思う。あたし達の、世界だ。
保健室の、白いカーテンに区切られた小さなベッドの上でも。あたし達三人寄れば。
そこは、あたし達だけの、小さな輝く世界になる。
…終わりだよ。
お、親指がっ。引きつるっ。やばいよ。もう寝るよ。
446:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 01:49:58 m6rGEEFx
zipでくれ
447:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 02:00:03 U/jyIKoC
GJ!!
のっちの扱い良いねw
親指、ゆっくり休ませてww
448:1
08/04/10 02:20:07 SbmRcPZO
なんというGJ!
449:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 02:21:09 zW+2Et5o
癒しの天使あ~ちゃんに萌えた!
携帯神の親指が早く回復して、この世界のスイッチが押せますように
450:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 02:48:33 +LVVOh41
天使、悪魔、漢だったのが、
天使、悪魔、おとこのこに思えてきますた。
東洋医学で言う、天・地・人みたいだね。
携帯神Zっす。
アンテナ届いてます。
451:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 03:00:20 lpWIm5s6
GJです!
めっちゃ良い~
452:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 08:26:04 k2HX1X08
のっちw面白かったですGJ!
453:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 17:43:24 DEExp4Bd
シクシクPVとピノのCMも萌え。
3人が毎日イチャイチャにゃんにゃんしてくれて幸せすぎる…
追うのがつらいけどw
454:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 18:04:16 U/jyIKoC
のっちがあ~ちゃんの腕取ってたり、停止したksykにピノあーんとか、ksykの手引くのっちとかw
やたらと近かったり見所多いね
455:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 21:54:04 3Zx7PFBQ
>ああ。あたしは微笑みながら思う。あたし達の、世界だ。
保健室の、白いカーテンに区切られた小さなベッドの上でも。あたし達三人寄れば。
そこは、あたし達だけの、小さな輝く世界になる。
絵師さん頼む。
456:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 22:07:44 tXWoLVvn
くれくれはほどほどにしといたほうがいいような。
457:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 23:03:37 zW+2Et5o
QJフラゲ失敗したけどブロス買ってきたよ
今週は語リンピックとは別にGAMEについてのインタビューも載ってるんだね
↓以下ネタバレになりますが
ツンデレの話題になって
かしゆか曰くのっちはツンデレをマスターできてないらしい
むしろあ~ちゃんの方がマスターできてるそうだ
あ~ちゃん思うに、のっちはツンツンだそうだ
のっちは超デレデレですよ、あ~ちゃん…
458:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 23:10:07 U/jyIKoC
>>457
むしろあ~ちゃんがツンデレだよね
のっちにちょっといじわるだしw
459:名無しさん@秘密の花園
08/04/10 23:14:22 tXWoLVvn
あ~ちゃんののっちdisは愛がこもってるよwまさにツンデレ
QJは3人がそれぞれ他の二人に宛ててらぶれt手紙を書いてるらしいね。
雑誌ラッシュうれしいけど地味に財布がw
460:名無しさん@秘密の花園
08/04/11 19:21:20 SGoC7lm8
QJ見た。
あ~ちゃん2人から愛されすぎワロタ
かし→のっちへのメッセージが何とも言えないw
461:名無しさん@秘密の花園
08/04/11 20:19:40 HjT2npQ/
QJ読んだよ 最近のインタビュー読むと
あ~:ファンに見放されたら
かし:2人に見放されたら
のち:あ~ちゃんに見放されたら
という感じ。 3人とも、もっと自信持っていいのにね
のち→あ~のコメントと、あ~→のちの温度差がものすごくて苦笑した
462:名無しさん@秘密の花園
08/04/11 21:53:56 EiPmH+YG
>>461
そんな感じじゃなかったよ
ちゃんと読み直せ
463:名無しさん@秘密の花園
08/04/11 22:19:50 HjT2npQ/
読み直せ、と言われても自分はそう思っちゃったしなあ
>>462がどういう感じだと思ってるのか御教示くださいな
464:名無しさん@秘密の花園
08/04/11 22:37:19 EiPmH+YG
>>461
そんな深刻な気持ちは感じられなかったし、
「見放された」という語は出てきてないでしょ。
465:名無しさん@秘密の花園
08/04/11 22:52:06 SGoC7lm8
まあ見方や感じ方は人それぞれだし
色々な意見があるよ
466:名無しさん@秘密の花園
08/04/11 22:59:07 0r4ShN4E
そんなつっかからんでもw>>461の解釈はQJのみの感想じゃないみたいだしさ
467:名無しさん@秘密の花園
08/04/11 23:18:10 HjT2npQ/
気を取り直して萌え語りしようぜ
URLリンク(www11.axfc.net)
小文字
468:名無しさん@秘密の花園
08/04/11 23:44:49 Wj2GN+D4
これ何の雑誌だっけ?画像は見たことあるけど
それにしても、あ~ちゃんに褒められたのっちの嬉しそうな事w
469:名無しさん@秘密の花園
08/04/12 00:28:29 SZiaK2Pn
L magazine
470:名無しさん@秘密の花園
08/04/12 00:56:21 3iDDE5ij
>>468
拾い物だけどLマガジンであってるよー
471:名無しさん@秘密の花園
08/04/12 17:43:14 ULSQPKpf
>>468
のっちのふふふって、この3文字だけで色々伝わってくるんだがwww
472:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 00:09:23 JW495eQV
急に思いついた学園Perfumeを投下します。
季節的にもう遅いくらいなんだけど(^_^;)
学園春夏秋冬編。
473:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 00:10:42 JW495eQV
春の夢(かしゆか)
学園の裏山の桜は、満開だった。あたし達の学園は山のふもとにあって、裏庭から山に向けてのなだらかな丘陵には、桜の木が学園をつつむように植えられていて、春には薄紅色の霞に閉じ込められた、夢のような風景が広がる。
まさに、今がその時で。
桜の国に迷い込んだみたいな風景。うららかな春の光に、散る花びらがめまいを誘う。
「…すごいね」
「…うん」
あたしものっちも、どちらともなく呟いた。
「なんかこわいくらいだね」
474:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 00:12:15 JW495eQV
のっちが顔をしかめて言った。のっちの不安が伝染してきたみたいに、あたしも胸騒ぎがする。
「あ~ちゃん、どこをほっつき歩いとんかね?」
あたしは努めて何気なく、いなくなった飼い猫を探すように言った。
でも。桜が綺麗すぎて。花びらが散るたびに、あたしを不安にさせた。
あ~ちゃんが、桜の木々をまわりながら、花霞の中に消えていくイメージが浮かんで。止むことなく散る花びらが、あ~ちゃんの姿を隠す幻想。…馬鹿馬鹿しいけど。
「…あっ」
のっちが息を呑んで立ち止まった。
桜の木の満開の下。もたれかかるようにして、あ~ちゃんはうっとりと眠っていた。
475:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 00:17:05 JW495eQV
柔らかい春の日が照りはえて。花びらと、あ~ちゃんのふわふわの髪が舞う。 あ~ちゃんはすうすうと軽く寝息を立てて、眠っていた。まるで羽をやすめるように。
「桜の木の下には、あ~ちゃんが眠っている、ってところじゃね」
あたしはそう言ってのっちをチラッと見て、思わず笑いそうになった。
のっちは固まっていて。全身で困っていた。新種の蝶を見つけて、それに手を伸ばすべきか見つめ続けるべきか、息を殺して悩む少年みたいに。
476:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 00:19:14 JW495eQV
自分の心に神聖なものを刻んでしまった人って、かわいそうなくらい、いじらしい。
あたしはのっちを見るたびそう思う。
のっちと初めて会ったのは去年の、やっぱりこんな桜の季節で。のっちは自分の輝きに何にも気付いてない、つまんなさそうな顔をした子だった。
あたしは眠るあ~ちゃんの側に座って、そっと頬に触れた。
「お人形みたい。のっち、ね、ほら」
あたしが促すのに、のっちときたら
「う…ん…」
ともごもごしながら、おずおずと近づいて、そっと、ほんとに触れるか触れないかで、あ~ちゃんの髪を撫でた。
477:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 00:19:45 JW495eQV
その指先。その目。その感情の震えがあたしにまで伝播してきて、あたしまで甘酸っぱい気分になる。
もしかしたら。光輝くものに切ないほど憧れてる、その気持ちの方がまぶしいものかもしれなくて。
その切ないきらきらが、あたし達の世界をまわす原動力かもしれない。
478:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 00:23:46 JW495eQV
「…ねえ、のっち」あたしはいたづら心を隠して言う。
「キスしたら、あ~ちゃん起きんかね?のっち、試してみん?」
「…!?ちょっ、ゆかちゃん、ななな何言っとん!?」
「あたししてみよっかな♪」
「だ…っ、だだだめだって!絶対、絶対だめ!!」
「冗談じゃけえ」
あたしはちょっと舌を出して笑った。のっちは、眉を八の字にしたままで、いじけた感じで体育座りをした。
あ~ちゃんはあたし達のバカ騒ぎに気付いた気配もなく。安らかなまどろみの中にいる。
479:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 00:25:27 JW495eQV
もしかしたらこの世界は、あ~ちゃんの紡いだ夢の世界で。あ~ちゃんが目を覚ますと、はかなく消えてしまう幻だったりして。
もしそうだとしても。目覚めたあ~ちゃんの微笑みとともに、はじけて消えてしまうとしても、きっと、あたしものっちもとろけるほどしあわせに違いないだろう。
でも。この世界にあ~ちゃんが一人残されちゃうのは、泣きたくなるほど淋しいから。
どうか神様のくれた、この優しい季節が続きますように。桜がすみの繭にくるまれた、この永遠の春の国で。あたし達が羽をやすめて、安らかな眠りを守れますように。
…どうか、神様。
終わり。
480:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 00:33:15 JW495eQV
夏、秋と話は続く…のか!?自分でも分からん。冬は寒いことを今考えたくないけえ、考えとらん。
来週はCDを聴きまくるよo(^▽^)o
481:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 00:37:19 JW495eQV
…あ!今チェックしたら、一カ所抜けてた∑( ̄口 ̄)
書き直す!
482:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 00:43:19 JW495eQV
以下が正当。
すみませんが、各自適当にはめ込んで読んでやってくださいm(_ _)m
のっちと初めて会ったのは去年の、やっぱりこんな桜の季節で。のっちは自分の輝きに何にも気付いてない、つまんなさそうな顔をした子だった。
のっちを見つけたのは、あ~ちゃん。のっちの中に埋もれてたものに、光をあて水を与え。それはすくすくと成長していって。
そして、あたし達の世界がまわりだした。きらきらと、目のくらむメリーゴーラウンドみたく。
あたしは眠るあ~ちゃんの側に座って、そっと頬に触れた。
「お人形みたい。のっち、ね、ほら」
あたしが促すのに、のっちときたら
「う…ん…」
ともごもごしながら、おずおずと近づいて、そっと、ほんとに触れるか触れないかで、あ~ちゃんの髪を撫でた。
483:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 00:58:15 aziAQ9R/
JCDであ~ちゃんの花飾りを直してたのっちに萌えた
484:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 01:37:45 80x72ChH
>>480
是非続けてくれると嬉しい
GJですた
485:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 02:10:20 wzkMc5/h
>>480GJ!のっちの扱いはもうお約束なのかww
>>483
同じくwあとにゃんにゃんな3人かわいいよ
486:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 09:09:38 UbQOpQre
>>483
URLリンク(www.nicovideo.jp)
タグにも書いてあるけど5:56から曲紹介中にあ~ちゃんの花飾りを触るのっちは最高ですよw
487:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 21:44:24 CP4YZuwb
>>480(・∀・)イイ!!夏秋冬編も楽しみにしてる
488:名無しさん@秘密の花園
08/04/13 22:06:09 n5LCBQPG
1月くらいにやったテレ玉の特番でも、
のっちはマドラーであ~ちゃんの花飾りをつっついてたね
自分はBEEカメを漁り中なんだが
URLリンク(www.nicovideo.jp)
9:55~ ちゅーしそうで激しく萌えた
16:00~ あ~誕のためにケーキを作る やればできる子のっち
489:名無しさん@秘密の花園
08/04/14 00:30:46 InBZzoKC
Music Lovers Perfume 00:30~ Part1
スレリンク(liventv板)
490:名無しさん@秘密の花園
08/04/14 00:53:50 Ok5JwRB1
あげんな
誘導イラネ
491:名無しさん@秘密の花園
08/04/15 20:12:44 CG0HxgHv
GAMEの歌詞カードの真ん中の写真イイ!!
492:1
08/04/16 05:18:42 +9zT4JPb
なんだってー(AAry
493:名無しさん@秘密の花園
08/04/16 10:40:22 DIsjUDLE
三角関係に見える写真
494:、
08/04/16 23:09:29 18c3Nkia
西脇綾香。矢口真里。熊田曜子。上原多香子。後藤理沙。深田恭子。
今井絵里子。生田斗真。
495:名無しさん@秘密の花園
08/04/17 02:50:21 Q8/N1zhQ
デイリー1位おめでとう
>>494
??
496:名無しさん@秘密の花園
08/04/17 03:17:39 p/TRXfYm
最近Perfume関連スレに現れる謎のコピペ。スルーでおk
あ~スレまたもや親方GJいやNHKの中の人がGJなのかな?w
497:名無しさん@秘密の花園
08/04/17 04:05:42 jRPo8yHz
>>496
2度めのoyktGJと共にNHKの気配りのなさにワロタ
暇だったので集めてみた
URLリンク(p.pita.st)
なんか画質悪くなった。スキャンすればよかったw
色々見たがのっちとあ~がの組み合わせが多い。
ksykは距離があったりしてよく隣のページにいるwww
498:名無しさん@秘密の花園
08/04/17 13:57:20 GKZEveWX
>>497
上真ん中は何からとった?
499:名無しさん@秘密の花園
08/04/17 14:38:13 D1IzkQmx
テレビブロスのインタビューかな
500:名無しさん@秘密の花園
08/04/17 15:14:11 jRPo8yHz
うん、それそれ。
あ~ちゃんは誰かに触れてるか、または触れられてるのが多い
いい位置だ
501:名無しさん@秘密の花園
08/04/17 18:43:36 ytxmbJ73
左下の写真、あ~ちゃんは私が守るって感じ。
あ~ちゃんに手出したら噛みつかれそう
502:アール子 ■TJsYQy.v/k
08/04/17 21:02:51 IpfWclBs
どす黒いチンポしゃぶりたい
503:。
08/04/17 21:46:53 /tT9M7wp
樫本有香。矢口真里。熊田曜子。深田恭子。上原多香子。後藤理沙。
今井絵理子。生田斗真。
504:。
08/04/17 21:47:39 /tT9M7wp
大本彩乃。矢口真里。熊田曜子。深田恭子。上原多香子。後藤理沙。
今井絵理子。生田斗真。
505:名無しさん@秘密の花園
08/04/17 23:34:58 CHnhakXj
ミランカで芸人に襲われそうになったあ~ちゃんを守るのっち思い出したw
506:名無しさん@秘密の花園
08/04/18 00:24:11 UDchD1Zb
あのシーンは萌える
漢と言われるのも当たり前w
507:名無しさん@秘密の花園
08/04/18 01:35:14 SdeTn4Ua
URLリンク(www.hotexpress.co.jp)
2ページ目
のっち:あ~ちゃんの盛り上がり方が半端じゃないんですよね(笑)。
3ページ目
のっち:凄い盛りだくさんで、初回限定盤のDVDにも色々入ってます!
ライブ映像にはあ~ちゃんの涙、ひたすら泣いてる『ポリリズム』が入ってるんです(笑)。
508:名無しさん@秘密の花園
08/04/18 02:17:06 wxQFyEjC
ミランカはいろいろと神番組すぎるw
509:名無しさん@秘密の花園
08/04/18 20:31:44 7uZk16Np
カエラと絡んでるww
510:名無しさん@秘密の花園
08/04/18 21:34:31 UDchD1Zb
>>509
カエラとかしゆか、目があったのか見つめあって照れて笑ってたなww
511:名無しさん@秘密の花園
08/04/19 06:49:05 sOXA49Bc
カエラとカシユカ・・・ (*´д`*)
512:名無しさん@秘密の花園
08/04/19 14:13:55 1G5KliHY
カエラのマンコ丸見えだったよ
513:名無しさん@秘密の花園
08/04/19 17:23:36 wu5YUHEc
初で駄文ですけど思いついたので部活編書いてみます。
「ヤッバイ遅刻だ・・・」
体育館の玄関で
バスケットシューズの紐を結びながら言い訳をかんがえていた。
「のっち!!」
パッと顔を上げると
怒ってるけど大好きで片思い中の顔があった。
あ~ちゃん「エースが遅刻したらダメじゃろ!!」
のっち「・・・あ、でも」
あ~ちゃん「でもじゃない!!」
あたしは鬼マネジャーに軽くしぼられてからみんなの練習に入った。
514:名無しさん@秘密の花園
08/04/19 17:25:07 ufVGk5gm
つsage
515:名無しさん@秘密の花園
08/04/19 17:49:03 wu5YUHEc
かしゆか「またあ~ちゃんに怒られてたね 笑」
のっち「笑い事じゃないよ~ 泣」
かしゆか「まあ☆あんなに怒るのはのっちだからかなッ♪」
のっち「んッ???なんか言った?」
かしゆか「な~んでもない♪」
のっち「え~!!教えてよ」
かしゆか「練習が終わったらおしえるさぁ 笑」
のっち「絶対だからね!!!」
そして練習が終わってタオルで汗を拭きながら更衣室で、
のっち「かっし-、さっき言ってたのってなに??」
かしゆか「ん~・・・あっ!!本人が来たから本人にきいて(笑)じゃあ、あたし帰るねっ♪」
のっち「えッ!?!?」
かしゆかはよく分からないコトバだけを残して帰ってしまった。
そしてかしゆかと入れ違いにあ~ちゃんが入ってきた。
今、更衣室にはあ~ちゃんとあたしの2人しかいない。
のっち「あ~ちゃんどうしたの??」
あ~ちゃん「のっちさぁ、ゆかちゃんと仲イイよね」
のっち「え~ かっし-に一方的にイジられてるだけだよ」
あ~ちゃん「ほら、かっし-って言ってるじゃん」
のっち「ん?あ~ちゃんどうしたの??なんか変だよ???」
あ~ちゃん「だって...」
あ~ちゃんの目がどんどんウルウルになっていった。
のっち(エッ!?!?)
516:名無しさん@秘密の花園
08/04/19 18:21:47 wu5YUHEc
あたしはなぜか泣きそうになってるあ~ちゃんを見て思わず抱きしめてしまった。
あ~ちゃん「ホェ??」
のっち「どうしたの?のっちに話せることだったら話して」
あ~ちゃん「のっちのせいだよ~」
のっち「えッ!あたし!?!?あたし何かした??」
あたしはビックリして抱きしめていた手をはなしてしまった。
あ~ちゃん「今日さいしょに怒りすぎたかなぁと思って謝ろうとしたら練習中からズットゆかちゃんとしゃべってるし・・・」
のっち「もしかして!ヤキモチ焼いてたの!?」
あ~ちゃん「だってだってのっちが好・・・」
のっち「待って!!あたしが言うから言わないで!」
あたしは思いっきり深呼吸した。
のっち「あ~ちゃん大好き☆ズットのっちのぞばで笑っていて♪」
言い終わってあ~ちゃんの顔を見ると顔をクシャクシャにして泣いていた。
のっち「返事は・・・??」
あ~ちゃん「あ~ちゃんも・・・あ~ちゃんも」
のっち「あ~ちゃんも?」
あ~ちゃん「だいすき」
あたしは嬉し過ぎてあ~ちゃんに抱きついてキスをした。
─END─
読みにくくてで本当にスイマセン。
517:名無しさん@秘密の花園
08/04/19 22:58:46 VI5pDoLw
次は目欄にsageよろ
518:名無しさん@秘密の花園
08/04/20 20:42:09 XT4rINTN
>>513
ちょっと文章が読みにくいかな。でも心意気はGJ
渋谷に抽選行ったついでに、タワレコでコンティニュー買ってきた
11ページ(・∀・)イイ!
519:名無しさん@秘密の花園
08/04/20 22:14:46 7bEbQVFS
>>513
GJです。どんどん投下お願いします。
>>518
天使が地上に舞い下りたそうですよ。
URLリンク(r.pic.to)
520:名無しさん@秘密の花園
08/04/20 22:23:19 L8OYyoX1
天使は写真に写らないんだね
とか言ってみる
CTNの11Pはどう見ても姫と王子です
521:名無しさん@秘密の花園
08/04/20 22:23:23 EPXZZhKe
>>519
「ゆず」ww
ROMるだけの乞食で毎度すまそ
わっふるわっふる
522:名無しさん@秘密の花園
08/04/20 22:55:37 XT4rINTN
>>519
さっき見て凹んだ所だよorz
>>520
カップルにカメラ渡されて、撮っていただけませんかー
って感じの写真だと思った
>>521
すっかり住人にw
523:名無しさん@秘密の花園
08/04/21 01:09:58 Q1t6Ykh0
>>521
わっふるさんずっといたんだねwww
改めてQJの他2人へのメッセージを見たが、かしゆかってあ~ちゃんにデレデレで甘すぎw
イチゴ狩りの誘いにものってるんだろうね。
なのにのっちは…二人とものっちにSすぎるww
あとマカロニって3人がお互いを撮影したやつだったのね
そう考えてPV見たら萌えたw
524:名無しさん@秘密の花園
08/04/21 01:58:36 dMh796UU
あ~ちゃんが二人から愛されててのっちがひたすら報われないのはもう百合スレでは常識でいいと思うww
コンティニュー評判いいね、明日本屋行くか
525:名無しさん@秘密の花園
08/04/21 23:28:25 VsAjbCXH
>>523
あくまでけしからんことにならんように姦視中なだけです
総受のっちがじつにけしからん
わっふるわっふる
526:名無しさん@秘密の花園
08/04/22 01:29:41 8CK5UxfA
ここの住人的にはのっちは受けなの?
自分はかしは総攻、のっちは総受、あ~ちゃんは組み合わせによるって感じww
527:名無しさん@秘密の花園
08/04/22 01:57:47 Nt5KdD92
まんま受けでもいいけどヘタレ攻めなのっちもいいと思います><
528:名無しさん@秘密の花園
08/04/22 11:03:13 K7NiZubT
へたれ攻のっち萌え(*´Д`)
529:名無しさん@秘密の花園
08/04/22 18:37:15 FZjipDbp
>>526
自分はツンデレあ~ちゃんに振り回されるヘタレ攻めのっちが好き
自分もキャプろうかと思ったが
既にやってる人がいた
URLリンク(imagepot.net)
CBRより
530:1@休憩中
08/04/22 18:47:17 GpQdBrZr
>>529
(*´д`*)
531:名無しさん@秘密の花園
08/04/22 21:42:24 8CK5UxfA
>>529
これやばいよね
のちスレでも言われてたけどのっち満面の笑みw
ヘタレのっちいいねww
個人的には飼い主みたいなかしゆかもいい
532:名無しさん@秘密の花園
08/04/22 23:35:40 B1/qwi2Y
春夏秋冬編の夏の話を投下してもいいですか?
相変わらずへたれなのっちの話です。
自分的には、のっちヘタレ、かしゆか両刀、あ~ちゃん天然たらしなイメージがあります。
533:名無しさん@秘密の花園
08/04/22 23:43:08 B1/qwi2Y
夏の雨(あ~ちゃん)
急に降り出した雨は、ぽつぽつからしとしとへと、やや勢いを増してきた。
「あ~ちゃん、こっち!あの公園、雨宿り出来るよ!」
のっちに手をつかまれて、あたしは雨の中を走った。
公園のはずれには、小さな東屋がぽつんとあった。藤棚に囲まれた屋根の下に飛び込んで、あたしとのっちはやっとひと息つく。
「結構降られちゃったね」
のっちは眉を八の字にして顔をしかめながら、あたしを見た。
534:名無しさん@秘密の花園
08/04/22 23:44:10 B1/qwi2Y
「あ~ちゃん、髪びしゃびしゃだよ!のっちタオル持っとるよ」
のっちはごそごそとカバンからぐしゃぐしゃのタオル(のっちのカバンの中はたいていぐしゃぐしゃでパンくずとか付いとる)を引っ張り出して、あたしの髪をいそいそとタオルでぬぐい出した。
至近距離ののっちから、雨のにおいがした。濡れた制服の匂い。のっちの髪から水滴が落ちてる。のっちも雨に濡れてるのに、あたしの髪を真剣な顔をして拭くのっち。
衣替えしたばかりの半袖からのぞく腕はまだ白くて。その白い腕をゆっくりと水滴がつたう。
胸が、苦しい。
535:名無しさん@秘密の花園
08/04/22 23:45:53 B1/qwi2Y
「のっち、もういい。のっちが濡れとるけえ、こっちまでしずくがかかるんよ。自分でする」
あたしは邪険にのっちを払いのけて、ベンチに座った。カバンからハンカチを出す。
「あ~ちゃん、ハンカチじゃおっつかないよ。タオル、使っていいよ」
「いらん」
あたしがばっさり言うと、のっちはちょっとしょぼんとして、タオルで自分の髪をわしゃわしゃ乱暴にかき混ぜながらベンチに座った。
微妙な距離をおいて隣りに座ったところから、のっちのへこみ具合をあたしは探る。
536:名無しさん@秘密の花園
08/04/22 23:46:59 B1/qwi2Y
手をちょっと伸ばしたら、届く距離。そんなにへこんでないみたい。
このごろののっちは打たれ強くなった。
このごろののっちは。あたしに触れるようになった。
前はびくびくして、何かへまをやらかしてあたしを壊したり汚したりしないように、あたしに触れることが出来なかったのに。
あたしの髪の5ミリくらい上を、大事になぞるのっちが可笑しくて。あたしはそんなのっちの手をひっつかんで引っ張りまわすのが好きだった。
なのに、なんか。
最近ののっちは。なんか、気にくわない。
537:名無しさん@秘密の花園
08/04/22 23:56:51 B1/qwi2Y
「あ、あ~ちゃん、この公園出たとこにコンビニあるんよ。あたし、走って傘買って来るよ!」
そう言って飛び出して行こうとしたのっちの制服のすそをつかんで、
「別に傘なんていらん」
「でも、止みそうにないし。あ~ちゃんはここで待っとったらええんよ」
「いらん」
「でも…」
「いるんなら、のっち買いに行けば?うちは一人で歩いて帰るけえ」
「……」
のっちは呆れたみたいに頬をふくらませて、無言でベンチに座り直した。
さっきよりも、遠い距離で。
もうあたしの方を見ない。
538:名無しさん@秘密の花園
08/04/22 23:58:30 B1/qwi2Y
あたし達は無言で。6月の雨が、木々の葉を打つ音だけが聞こえる。
のっちにしては珍しく気のきいた提案をむげに却下されて、さすがに怒ってるみたい。
でも。でも、あたしはただ。
こんな雨の中、一人にされたくなかっただけ。
雨の中走ってくのっちの背中を見るのが、たまらなく嫌だった。
遠ざかる背中が。雨の中ぼやけて、にじんでいくのを、あたしは見たくなかった。
おずおずと追いかけてくるのっちの気配が嬉しくて。あたしはわざと腕をすり抜けて、あと3歩ってところで止まってあげる。
でも。振り返ったらそこにのっちがいる保証なんてなくて。あたしは祈るような気分で、のっちの不器用な手があたしに届くのを待つ。
あたしはのっちの背中を見るのに慣れてない。
539:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 00:01:46 B1/qwi2Y
でもきっと。少年が少女を追い越すように。あたしのずるさも策略も祈りも届かないところに、のっちは遠ざかって行くかもしれない。
あのもどかしい距離も、限りなく大事なものを包むような手も、あたしはいつか失ってしまうかもしれない。
あたしは、のっちをチラッと見た。
投げやりな感じで、ぼんやりと雨を見つめるのっちの横顔。
水滴が、ゆっくりと頬を伝い、首筋へと流れていくのが見えた。
そのライン。いつも、あたしがこっそりと眺めてる、お気に入りのライン。
ちょっとすまして見える、のっちの横顔。
あたしはいつも。背中を向けて、横顔を見つめる。正面から向き合わない、ななめからのあたしの気持ち。
子どもみたいで、情けないから。
「…のっち」
「…なに」
「そばにおって」
あたしは、ぽつんと言う。
雨の音にまぎれるように。出来るだけ、ぶっきらぼうに。
540:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 00:05:52 pQ9Dd8ix
「…もう」のっちがふてくされたように言った。「あ~ちゃんは、ずるい」
のっちはそう言うと、あたしの肩に額をのせた。
「ずるいよなあ」
のっちはそう繰り返して、額をぐりぐりあたしの肩に押しつけた。
のっちの髪からは雨の匂いがして。ひんやりと、あたしの制服を濡らす。
「のっち、髪がひやっとする。あ~ちゃんの制服濡らさんといて」
「…もう。何でそんなことばっか言うんよ」
のっちはちょっといじけたみたいに呟いた。
あたしは言葉とは裏腹に、あたしの肩に乗っかってるのっちの髪を、優しく撫でた。
のっちの腕があたしの背中に回されるのを許しながら、あたしは祈るような気持ちで、ただ雨の音を聴いた。
終わり
541:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 00:10:28 pQ9Dd8ix
携帯からだと行数とか感じが分からなくて、PCだと読みづらいですかね?
だったらすいません…って、今さらですね(^_^;)
542:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 00:45:27 5ml/xN7U
キタ-!!GJ!!なんか切なくてイイ!!
543:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 00:47:32 AXCBD6eS
GJ!
プラトニックなのもイイ!
急にテンション下がるあ~ちゃん萌える
夏でもっと
わっふるわっふる
544:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 01:03:21 XmtlkVxN
>>533さんは
あ~ちゃん×ツンデレ=最強説を立証したな(#´Д`)ハァハァ
あ~はツンツンでナンボ
のっちはヘタレでナンボ
545:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 02:13:25 7eDmkbuJ
GJ!
あ~ちゃんののっちの扱い方が最高ww
546:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 02:24:45 nOnPMRTp
GJGJ
コピペして、拡張子変えて携帯で読んでる俺はアレですか?
547:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 02:55:58 fUFT7z0U
二人だけの関係が丁寧に描かれててすごく良かったよGJ
548:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 03:33:49 A+kIIuna
>>546
アレですけど、(・∀・)人(・∀・)
549:1
08/04/23 03:38:35 n5nUod8u
>>533-540
GJ!
んで遠くから双眼鏡で樫野有香さんが「次回作のネタに…」と見てるんじゃろw
550:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 20:48:02 4OQWVtnr
URLリンク(www.j-wave.co.jp)
かしゆかに接近しつつあ~ちゃんに手を伸ばしてセクハラとは流石ですのっち先生!
>>533GJ!ツンデレあ~ちゃん萌え
551:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 21:42:43 7eDmkbuJ
そう言われると、のっちの右手があ~ちゃんに伸びてるんだとしか思えない罠w
シクシクってのっちの曲だよね?
あ~ちゃんを想うのっちの曲にしか聴こえん
552:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 22:17:27 PR/etGso
携帯神いいよーほっこりしたよー
>>551
自分も脳が腐ってるので
URLリンク(www.dailymotion.com)
ksykが話してる時、後ろの二人が見えない角度で手をつないでるように見える
553:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 22:21:11 FUZGgB+O
Puppy loveがあ~のちの歌にしか思えないのはこのスレのおかげです。本当にありがとうございました。
554:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 22:30:23 Ul08dJpH
このスレのSSの影響で初SS書いてみました。すっげぇ駄文でごめんなさいorz
555:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 22:31:10 Ul08dJpH
1
「片想いに効く本…」
コンビニの漫画コーナーの隅にそんなタイトルの本が並んでいた。のっちは少しためらい、周りをキョロキョロと見渡す。
誰かに見られると気まずい。特に同級生とか。放課後のコンビニで同じ学校の生徒に出くわす事は少なくない。
「…よし、」
周りに人が居ない事を確認して、のっちはその本を手に取った。本当は買いたいくらいだけど、さっき大好きな東京事変のニューアルバムを買ったばかりで財布は軽い。
その本を開いて目を通した。なんとも稚拙で、ふざけた内容。だが共感出来る部分もあった。悔しいけど、的を突いてる。
認めたくないけど、あたしがあ~ちゃんにメロメロで、あ~ちゃんがあたしに興味無いのは事実。端から見れば完璧過ぎる片想い。
のっちがその本に読み入っていると、背後から一つの影が近付いた。のっちはそれに気付かない。
「のっち、何読んどるの?」
「っ!」
驚いて、ビクッと体が跳ねた。振り返るとそこには、
「あ、あ~ちゃんっ」
完璧過ぎる片想いの相手は不思議そうな顔でのっちをまっすぐ見つめた。のっちは慌てて本を隠すが遅い。
556:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 22:31:58 Ul08dJpH
2
「隠さんと見せてよ」
「別に面白い本やないけぇ」
「…どうせエッチな本でも見てたんじゃろ」
「ち違う!」
「なら見せんさい」
ほれ、と手を出すあ~ちゃん。これだけは見せる訳にはいかない。恥ずかし過ぎる。
「のっち、早う見せんさいよ」
「え、えっと…」
「早う!」
お姫様をこれ以上怒らせたくない。ほら、段々顔がムッとしてきた。情けないけど、あ~ちゃんにメロメロな自分は本当に立場が弱い。
「…はい」
そう言って本を差し出す。あ~ちゃんは、それで良いんよ、と満足そうに言って受け取る。あぁ、なんかもう…死にたい。
「…?片想いに効く本?何コレー。のっちダサ過ぎ」
「……」
否定できない。自分でも分かってる。他人が見ていて恥ずかしいくらい、こんな自分はダサい。
「片想いしとるんなら告白すれば良いんに」
「こっ、告白なんて出来ん…」
「なら気を引く様な事しんさいよ。新発売のピノを買ってあげるとか」
え。のっちはキョトンとしてあ~ちゃんを見た。お姫様はまだムッとしている。
「…うん、」
のっちはチラリとアイス売り場とあ~ちゃん交互に見る。
557:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 22:33:12 Ul08dJpH
3
「…何見てるんよ」
「いやっ、別に…」
目を逸すのっち。見なければ良かったと後悔した。あ~ちゃんの頬がほんのり桃色に染まっていた。そして黒髪の隙間から覗く耳は真っ赤。
「そしたら…好きになってもらえるかな」
「多分ね」
「…多分て…、」
のっちの声は小さ過ぎてあ~ちゃんには届かない。のっちの気持ちも。そう考えると泣けてきた。
「大丈夫、多分大丈夫じゃけぇ」
「え…」
「相手もきっと、のっちを想っとるよ」
うわ、胸が苦しい。のっちはアイス売り場に向かって走った。走ったらいけんよ、と言うあ~ちゃんの声は、のっちの耳には届かなかった。
PM11:23◇かしゆか宅◇
「新作のネタは決まりじゃね」
PCに向かうかしゆかは新発売のピノを頬張りながらニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
―End―
558:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 22:37:43 Ul08dJpH
お目汚し失礼しました!;
思いっきり神作者様の影響受けた内容ですが、あしからず…
559:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 22:38:24 8dQqbi0/
>>555-557
GJ!!アイス売り場に走るのっち萌えw
560:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 22:47:03 7eDmkbuJ
>>558
超GJ
樫野有香がw
かしゆかおいしすぎるポジションwww
561:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 23:07:09 FUZGgB+O
>>558ちょwwPINOwww樫野様に弟子入りしたいですww
562:名無しさん@秘密の花園
08/04/23 23:34:30 pQ9Dd8ix
のっちカワイイ!
ヘタレ大好物ですo(^-^)o
かしゆかを樫野様にしてしまった元凶の者ですが、
何か意外と受け入れてもらえてほっとしてます…
かしゆかスキーのイメージ壊しちゃったかなと思ってたんで。
563:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 00:33:16 GkuvoWc0
続々作品が投下されて嬉しい
カエラジは
かしゆか「カエラさんに出会ってから人生が変わった」にハァハァして
のっち(お見合いしたい発言したあ~ちゃんに対して)
「託してもいい。年上のちゃんと守ってくれる人なら」に泣いた
それまでずっと守りたいんだね、あ~ちゃんを… ママママカロニ…
564:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 01:55:44 veVZnvEw
>>563
実況でのっち彼氏気取りかよwみたく言われてたねww
のちスレでは、のっちはあ~ちゃん大好きあ~ちゃんに恋してる
ってのが当たり前みたいな感じだしすごいな
565:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 02:14:26 +gO34Hhs
>>555さま
GJっす。のちはヘタレでなんぼっすねぇ。
感情移入しまくりです。
URLリンク(www.nicovideo.jp) 1:24~
URLリンク(www.nicovideo.jp) 1:30~
さて、樫野先生。
ここいらでひとつ例のネタ、リリースしません?
1年生の前では大本さん、完璧な白馬の王子でカリスマで噛みもしないってアレ。
それとももう少し取材ですか?
566:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 22:58:21 ncWDCVHh
のっちってあ~ちゃんに否定とか反抗とかしないよね
したとしても「そんなことないよぉ」位で。
そんな関係が萌えるんですよww
567:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 23:08:58 IbaVkKK4
とりあえず、体育祭編を投下します…
ムダに長くて、もう投下せん気だったんだけど…。これでも削ってみたんよ。
前中後編の、前編です。
ちなみに騎馬戦はやめたけえ。大乱闘になって以来、禁止されたんで学生時代にしたこと無いんで…
568:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 23:15:04 ncWDCVHh
長くとも我々の熱を熱くするのは変わりませぬ
お待ちしておりますぞ
569:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 23:18:48 CVw6IuO9
wktkwktk
570:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 23:23:41 IbaVkKK4
前編
あー、眠い。あたしは机に頬杖をついて、大あくびした。
「…のっち。」
隣りの席から冷ややかな声と、白い目線が送られてきた。あ~ちゃん、コワいお母さんみたいなんだけど…。
「…委員会、たいぎいんだもーん」
「どうせ早く帰ってゲームの続きがしたいだけじゃろ」
…まあ、そうなんだけど。
「のっちは相変わらず、学校行事とか興味無いんじゃね」
「…う、うん…」
「じゃけえクラスに友達あんまり出来んのんよ」
「…う…」
「体育祭実行委員するっていうけえ、のっちにしてはようやったと思っとったのに」
…それは。
あ~ちゃんが3組の実行委員になったって聞いたから。
あたしは1組で、あ~ちゃん達とはクラスも校舎も別れてしまったけど、体育祭は奇数組と偶数組で紅白に分かれるので、あ~ちゃん達と同じ紅組だから。
…だから、ちょっと楽しみになって。なんか勢いで立候補したんだけど。
でもやっぱこういうの苦手。面倒くさい。
571:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 23:24:46 IbaVkKK4
「…それでは、体育祭実行委員会を始めます。各クラスの委員長と実行委員はおそろいですか?」
議長席からゆかちゃんの細い声がした。生徒会書記だけあって進行役もハマってて、格好いい。
そんなあたしの気持ちを読んだみたいに、
「どっかのアホの子とは大違いじゃね」とあ~ちゃんは、目をくりっとさせて言った。
…はいはいそうですね…。
「紅白それぞれ応援団を形成します。各クラス3名メンバーを出し、紅白それぞれ27名で編成されます。応援団は最後の応援合戦でダンス披露があるので、体育祭まで放課後や休日の練習が許可されています」
うげっ。何だそれ。絶対やだ。
572:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 23:34:50 IbaVkKK4
(ごめん、sage忘れた!)
「では、紅白それぞれの応援リーダーを決めたいと思いますが…立候補、推薦はありませんか?」
あ~ちゃんのクラスの委員長の子が、
「あ~ちゃん、リーダーしなよ」
と言うと、下級生の方からも、
「あ~ちゃん先輩なら楽しそ~」
「あ~ちゃん先輩なら紅組勝つよ~」
とか聞こえる。あ~ちゃん人気者!あたしはちょっと得意な気分になった。
確か去年の応援団ってメイドさんみたいな格好してた。…ふむ。あ~ちゃん似合うかも。
あたしはうなずき地蔵みたく、全身で賛意を表明した。
その時。
「えー、西脇ぃー?冗談じゃろー!?」
あたしはそっとあ~ちゃんを見た。あ~ちゃんは頬杖をついて、平然と前を向いてる。
あたしの胸の、一番大事なとこが痛んだ。
「西脇には絶対無理だって」
573:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 23:35:52 IbaVkKK4
性悪とひねくれのあんまりな暴言に、あたしはカッとなって机をばんっと叩いて、「あ~ちゃんに謝れ!!」と叫ぼうと、あ、まで言いかけたところで、
「あ~ちゃんも、そう思うんよ」
と、あ~ちゃんの澄んだ声がした。
「うちは、無理じゃけえ、大本さんを推薦します」
…え。
あたしはぽかん、とあ~ちゃんを見つめた。あ~ちゃんはさっきと同様、平然と前を向いてる。
574:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 23:44:12 IbaVkKK4
「えっ、大本先輩!うそぉ、すごい!やったぁ」
「のっち先輩、超いい、超いい!」
「いいなあ、紅組~!」
…なんか。ギャラリーからすごい歓声が。何でえ!?
あたしはすがるような思いで、あ~ちゃんの袖を引っ張った。
「あ~ちゃん何言い出すんよ、のっちリーダーなんて絶対嫌じゃけえ!」
あたしがオロオロとあ~ちゃんに訴えかけても、あ~ちゃんは平然として、無言でノートにさらさらと書いた。
『うちの顔をつぶす気?』
…あ、あ~ちゃん。コワい。
『のっちはやれば出来る子じゃろ?』
こんな時だけ誉められても。
『のっち。』
『おねがい。』
575:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 23:46:00 IbaVkKK4
あ~ちゃんは小さく合掌して、あたしの方を上目づかいで見つめる。困ったみたいに眉を寄せて。いつも強気なあ~ちゃんが、あたしにお願いしてくるなんて。なんていうか、その、…アレだ。
さっきとは別のところが、きゅんと甘く痛む。
あたしがまごまごしてると、議長席からゆかちゃんの声。
「大本さん、どうしますか?」
ゆかちゃんのどうしますか、って、やっちまいなってことだよね…笑顔がコワいんですけど…。
ちらっとあ~ちゃんを見る。
あ~ちゃんの唇が動く。
お、ね、が、い。
…ああ、もう。
「…やります。その代わり、副リーダーは西脇さんで」
あたしがぼそっと言うと、下級生からきゃあっと声が上がった。なんかすごい盛り上がり。あ~のちとかいう謎の言葉が聞こえて、わけが分からん。
576:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 23:47:46 IbaVkKK4
委員会が終わり、がっくり肩を落とすあたしの耳にあ~ちゃんは口を寄せて、小声で囁いた。
「のっち、一緒に頑張ろうや」
あたしが顔を上げると、もうあ~ちゃんは背中を向けてスタスタと去って行った。…やられた。
「のっち、災難じゃったね」
ゆかちゃんがクスクス笑いながら近づいて来た。
「ゆかちゃんは助けてくれんし」
「のっち、ごめん」ゆかちゃんは微笑んで静かに続けた。「あ~ちゃんを矢面に立たせたくなかったんよ」
577:名無しさん@秘密の花園
08/04/24 23:51:28 IbaVkKK4
…ああ、そっか。
きっとゆかちゃんも、あたしと同じ痛みを感じたんだ。あ~ちゃんの為に痛む、あたし達の一番大切なこころ。
「ゆかちゃんはいっつもあ~ちゃんの味方だね」
あたしはちょっとスネた口調で言ってみた。
「あ~ちゃんを喜ばせたら、のっちも喜ぶんじゃけえ、一石二鳥じゃろ?」
…ゆかちゃんは、賢い。
あたしはぐうの音も出ない。
前編終わり。
萌え少ないね…ごめん…
sage忘れたし、スミマセンm(_ _)m
中編へと馬鹿馬鹿しく続きます。もう寝るけえ、明日に…
578:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 00:03:10 IbaVkKK4
∑( ̄口 ̄)また一カ所抜けとった。
以下が入ります。
「えー、西脇ぃー?冗談じゃろー!?」
あたしは振り返った。性格悪そうな子(名前知らない)がにやにやしてた。その隣りの性格ひんまがってそうな子(名前知らない←のっちはほとんど誰も知りません。作者注)も一緒になって、
「西脇ならボイコットするー」
あたしはそっとあ~ちゃんを見た。…
これをはめ込まんと話が通じん。
あ~、もうダメだ…
しばらく休むわ…
579:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 00:04:04 /z7nYkX7
ゆか様のお陰で後輩にもあ~のちがww
三人のやり取りのいたるところで萌えました。GJ!
580:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 00:08:18 bsBceeBH
>>578
抜けてるなんて全然気付かなかった。普通に読めたよw
GJ
581:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 12:55:10 L6Q9bngo
やはりのっち一人称目線はいい。GJ
わっふるわっふる。
582:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 14:23:04 KjFYdXvI
FRIDAYの3人で妄想してもおいしいww
583:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 21:11:10 L6Q9bngo
>>582
ふむ
けしからん。
和弓の袴姿がじつにけしからん。こんな気持ちは原田知世以来だ。
584:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 21:39:40 bsBceeBH
FRIDAYまだ見てないorz
評価も高いみたいだし明日にでもチェックしてくる
585:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 22:42:26 y44JrOUX
今月すごいいっぱい雑誌買ったよ…
燃料多すぎてやばいよね…
…といったところで、中編投下します。
長々続くのは申し訳ないので、さくさくさっさと終わらせます(^_^;)
586:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 22:44:03 y44JrOUX
中編
それからのあたしは、毎日体育祭の準備に追い立てられた。体育祭中の応援の音頭の練習と、ラストのダンスパフォーマンスの練習。白組のリーダーが、あの性悪な子(やっぱり名前分からん)だから、がぜんあたしはやる気になった。
在宅ゲーム部のあたしが、人生史上最長にゲームをやってないんだから、なめてもらっては困る。あ~ちゃんの借りは、あたしが返す。
587:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 22:45:02 y44JrOUX
ゆかちゃんも生徒会や写真部、放送部で忙しいのに、応援団メンバーとしてサポートをしてくれてる。(あ~ちゃんの擬音語多用の振付指導の分かりにくいところを、ゆかちゃんが丁寧に言いかえたりとかね)
あ~ちゃんとゆかちゃんと、あたし。何か、負ける気がしない。
3人揃うと、あたしは自分がめちゃめちゃ幸せで、キラキラした世界に住んでる気になるんだ。
588:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 22:46:39 y44JrOUX
体育祭まであと一週間。あたしは放課後居残って、ダンスのソロパートの練習をしていた。
「…のっち、頑張っとるね」
薄闇の体育館、振り返るとあ~ちゃんが佇んでいた。
「あ~ちゃん!」あたしは嬉しくなって駆け寄った。「まだおったん?」
「応援団の衣装が出来たけえ、確認しとったん」
あたし達の衣装は、大幅な予算減少からシンプルな、鮮やかな濃いピンクのTシャツに、白のショートパンツかスカートになった。あたし的にはホッとしたけど、あ~ちゃんとゆかちゃんのヒラヒラ衣装姿が見れなくて、ちょっと残念。
589:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 22:47:57 y44JrOUX
「…のっち」
「ん?」
「ごめんね。ほんまは苦手なことさせて」
あたしは驚いた。
「のっちは、ほんまはこういう団体行動みたいなん、嫌いじゃろ」
「まあ…そうじゃけど。あ~ちゃんおるし、楽しいよ」
「好きなゲームもしとらんのじゃろ」
「…まあ、うん」
あ~ちゃんは近づいて来て、あたしの肩をそっと抱きしめてきた。
あたしの体温が途端に上昇する。
「うちのわがままじゃけえ」
あ~ちゃんのかすれた甘い声があたしの耳をくすぐる。
「なんか、思い出がほしかったんよ。のっちには学校行事とかくだらんかもしれんけど、うちはのっちと一緒の時を過ごしたかったんよ」
590:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 22:52:12 y44JrOUX
放課後のキラキラした時間を与えてくれるのは、あ~ちゃんなのに。
そのあ~ちゃんが、あたしと分け合いたいと願ってくれてる。二度と来ない放課後の時間を。一緒に過ごした思い出を。
キラキラした記憶として、あたしをあ~ちゃんに刻んでくれるんだ。
あ~ちゃんはぎゅっ、と少し力を込めてあたしを抱きしめた後、すぐに身を離して、
「のっち、ありがとね」
と笑った。
591:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 22:53:49 y44JrOUX
…あ~ちゃん。
あ~ちゃんは、ずるい。
あたしの言いたいこと全部奪っていってしまう。
あたしの体温は上がったまま。あ~ちゃんの感触が、あたたかさが、あたしに残ったまま。
…刻まれるんだ。
この記憶が。ずっと。
「…あ~ちゃん」
あたしはやっとの思いで言葉を絞り出す。
「キスしても、いい?」
あ~ちゃんはあからさまにがっくしして、
「…のっちぃ、それへたれの典型じゃけえ…」
…また失敗。
でもあ~ちゃんは笑いながら、
「しょうがないねえ。さ、どーんと来んさいや」
なんて言いながら、腰に手を当てていばりんぼなポーズをとる。
「あ~ちゃん、それ萎えるよ~」
…とか何とか言いながら。
あたし達は唇を重ねた。
中編終わり。
592:名無しさん@秘密の花園
08/04/25 23:00:33 Bbt9nT90
くはっ!萌え死んだ!ww
超GJ!!あなたの作品すごく好きです(*´ω`*)
593:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 00:16:21 gX/WUbQt
GJ!
腰に手当ててポーズとるあ~ちゃん可愛いww
594:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 00:48:01 7TkafJP1
やばい、普通のパフュファンだったのに、
いつの間にかこのスレを巡回してる俺がいるorz
595:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 01:04:03 sPkulYCP
ノーマルなはずののっちスレも二割くらいは似たような感じだから大丈夫だよ!w
>>591乙GJ!後編楽しみ。
596:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 03:12:37 VbhhLGXK
今日の音楽戦士見たけど、あ~ちゃんが触れてくるのっちの手をはらってたねw
それでも触ろうとするのっちが可愛かった
597:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 09:51:14 Vn8uHY7K
GJ!
体調がすぐれない時に、このスレは最高の良薬になるw
598:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 11:35:43 HIuymV0F
GJ!!ごっどじょぶ!!
デレあ~ちゃんがけしからん。
は、はやく後編を。
わっふるわっふる。
599:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 16:45:45 YeKdPhwX
>>596
あれにはニヤニヤせざるを得なかったwww
あとあ~ちゃんがのっちの事をディーバって言った時ののっちの反応も良かった
600:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 17:02:47 gX/WUbQt
>>599
あれは本当に萌えたw
のっちがあ~ちゃんに触りたいという事がよくわかりました
601:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 18:13:56 Vn8uHY7K
さーて仕事から帰った音楽戦士見てディーバなのっちに(*゚∀゚)=3ハァハァするか
602:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 21:32:36 fyGr94oU
ディーバ話は何度聞いてもいい
のちスレで観覧行った274さんのメモ
>あ~、のちは自分のクラスの人ともあまり話さないような子。
>別のクラスである自分が話すことができてうれしかった。
そこOAする所だろ!
603:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 22:19:32 jbiv5gZ9
昨日は眠いのガマンして音楽戦士スタンバってたのに、
うちの地域、放映日違った…(ノ_・。)
動揺して下書きを消去するという、
ヤスタカなミスをやらかした…
書き直した後編を投下して、やっと終わらせます。
604:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 22:22:36 jbiv5gZ9
後編
体育祭当日。
あたしの絶叫が更衣室に響いた。
「な…ななななんじゃこりゃあ~~!!」
あたしは隣りのあ~ちゃんを見る。あ~ちゃんはしれっとした例のおすましモードで、
「のっち、朝からうるさいけえ」
「ななな、何これ…!?」
「何って…衣装じゃろ」
「衣装って、衣装って、何でのっちだけ学ランなんよ!?」
「あ、午後は袴姿じゃけえ。んで、ラストのダンスはみんなとおそろいのTシャツ。のっちだけ3回も衣装替えしてあげるんよ」
してあげた、って。おかしいじゃろ、それ…。
「あ、学ランはたかしげのじゃけえ、安心して♪」
「あ~ちゃん!」
あたしは頭を抱えて座り込んだ。…やられた。あたしはまたあ~ちゃんの策略にハマった。絶対絶対計画的だ。
605:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 22:24:21 jbiv5gZ9
…何が一緒の思い出がほしいだよぉ。のっちだけアホの子みたいじゃん。こんなマヌケな格好じゃ、白組の性悪とひねくれに何て言われるか…そもそもあたしはあ~ちゃんの為に、あいつらの鼻を明かそうって思ったのに。
…報われない。
あたしはいっつもあ~ちゃんの甘い言葉に他愛なく振り回されて。
がっくしポーズで固まってるあたしをよそに、下級生達の歓声が上がった。
「のっち先輩、イケてますよ~、あとで写メ撮っていいですかあ?」
「大本先輩、カッコいい~。あ~ちゃん先輩、グッジョブです!」
…何なんだ。
あたしはみんなにいじられるおもちゃじゃないやい。
「あ~ちゃん、ちょっと」
あたしはあ~ちゃんの腕をひっつかんで、更衣室の外に出て、階段下に引っ張り込んだ。
「のっち、痛い」
「あ、ごめん」
…つい謝ってしまう。なんか、ダサすぎ。
606:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 22:25:41 jbiv5gZ9
「…あ~ちゃん、あたしをはめたじゃろ」
あ~ちゃんはえ?て顔をして、首を傾げてしらばっくれた顔をした。
「何であ~ちゃんはあたしをからかうんよ」
「あ~ちゃんからかっとらんよ」
「…じゃあ何で…」
「見たかったんよ」あ~ちゃんはあたしの目を見て言った。「のっちのカッコいいとこ、見たかったんよ」
607:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 22:32:55 jbiv5gZ9
あ~ちゃんはぺろっとそんなことを言って、少しはにかんだ笑顔を見せた。
「いつものだらーっとしてのべーっとしたのっちじゃなくて、カッコいいのっちが見たかったん」
そんなことをすました顔で言うから。
あたしは返す言葉が見つからないのと、口元が緩むのとで、酸欠の金魚みたく口をパクパクさせた。
「…二人とも、こんなとこで何をいちゃついとん」
振り返ると、ゆかちゃんが含み笑いを浮かべて立っていた。
「あと30分後じゃけえ、早よ準備せんと」
生徒会執行部の腕章をつけたゆかちゃんは、生徒会の運営のほか放送部とかの仕事もあるから、競技中の応援には加わらず、最後のダンスには参加する。
「あ~ん、ゆかちゃんとしばらく会えんけえ、つまらん」
608:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 22:40:14 jbiv5gZ9
あ~ちゃんが頬をふくらませてスネると、ゆかちゃんはあ~ちゃんをいいこいいこしながら、
「頑張りんさい」
と、二人で目を合わせて笑った。
…何か。あたしに対してと態度が違うんですけど。あ~ちゃんのストレートな甘えっぷりと、ゆかちゃんのべた甘な優しさに、あたしは軽くへこんだ。
まあ、そんな二人がじゃれてるのを見てるのも、楽しいんだけど。
「のっち、何をにやけとんよ、ほら、行くよ!」
あ~ちゃんがあたしに手を伸ばす。
ああ、そうだ。
あたしはいつもこの手に引っ張られて、新しい世界を見つけてきたんだ。
609:名無しさん@秘密の花園
08/04/26 22:48:17 jbiv5gZ9
あ~ちゃんの手によって、あたしは更新される。あ~ちゃんの手が、あたしのアンテナを引っ張り出す。
他愛なく振り回されたって、いいじゃないか。
あたしはあ~ちゃんの手をキュッとつかんで、あ~ちゃんを見つめて笑った。
あ~ちゃんの指先が、少し震えて、ぷいって前を向いて歩き出した。ちょっと照れたみたいな。
つないだ手から体温の上昇が伝わって、途端に世界がキラキラし始める。
あたし達の新しい世界が、動き出した。
「のっち、張り切っとるわあ♪」
樫野有香はファインダー越しにピントを合わせながら呟いた。