06/10/27 01:42:37 ZX1YMHcj
中山の作品でも、紆余曲折の後、将来的にも二人の愛が永遠であれば、
幸せに暮らしていけるかもしれないと思える作品は、あるんだよね。
「感情教育」もそうだし、「マラケシュ心中」もそうだろう。
>>112さん。人にはいろんな感じ方があるだろうが、世間的に
祝福され、太鼓判を押された愛情であっても、時がたつにつれ、それが
色褪せ、最後には憎しみに変わるものもある。
お互いに誠実に愛し合い、信じあえるものなら、他人にどう言われても
幸せを掴めると思いますね、私は。要は、周囲ではなく当の2人の
間に不信感が芽生えるかどうかに、かかっていると思うな。
変態扱い?時代は少しずつ変わっていると思うよ、今ではそこまでの
直接的な差別はないと思う。遠巻きにされることはあってもね。
2人で共にそういう社会を、少しずつでも変えていく努力も、必要かもしれないが。
114:名無しさん@秘密の花園
06/10/28 00:36:45 b1R6to9a
時代は変わっていると言われますが、私の住んでいる所は田舎なので、
そうゆうことは口が裂けても言えない様なところがあるんです。
でも彼女にも、113さんと同じ様な事言われました。
「お互いが本当に愛し合っていれば、それだけで充分幸せだよ」と。
ホント私はダメな人間ですこのままだと彼女にも愛想尽かされる、
そうならなうように自分の考え方を少しずつでも変えていかなくちゃなんないですね、
彼女あっての自分だから…
>>113 さんレスしてくれてありがとう
ちなみに「サグラダ・ファミリア」も好きです。
115:名無しさん@秘密の花園
06/10/28 02:09:41 z2TTx8qb
なるほどね。確かに現在でもやはり都会と地方のビアンに対する評価の
違いというものは、あるのでしょうね。
私などは、夜、女一人でお酒を飲みに行けるようなところに住んでいるので
それは、全く感覚が違うのでしょうね。
愛するお相手を信じて、どうぞ大切にして差し上げて下さい。
(世間一般に充分祝福される恋愛が、崩壊してしまった経験がおありでない
だけ、ずっとお幸せですよ、私よりも)。
116:名無しさん@秘密の花園
06/10/29 00:11:41 /MmdR0xa
白い~の時代っていつの設定なんだろう。
ワープロとか携帯とか微妙だな。
結婚を理由に別れただけだったら、その後塁も幸せになったかもしれないけど、
その後再会したのがまずかったと思う。
再会してからの塁はかわいそう過ぎる。
117:名無しさん@秘密の花園
06/10/30 23:56:17 PPPJuVAi
私の彼女はバツイチの子持ちです。今までたくさん辛い思いをしてきました。
私は私でこれもまた楽しいことより、辛い事の方が多かった…
中山さんも言っているけど「この世は地獄だ」と思って生きてまきました。
115さんは、ノン気さんなんですか?(私は114です)
もしそうなら、結局同性愛者、異性愛者にかかわらず人生ままならないって事ですよね。
116さん
あまり詳しくは知りませんが「白い薔薇の淵まで」は新人賞受賞の後に
書かれたみたいだから10年位前の作品じゃないのかな?
時代設定はしていないと思うんだけど、違ってたらごめんなさい…
118:名無しさん@秘密の花園
06/10/31 00:15:50 oTOoI9K8
>>117さん
レスありがとう。
私が単なるノンケ、ヘテロなら、ここに来てこのように中山の小説について
かなり熱心にお話はしないと思いますよ。私は自分をヘテロ、或いは
バイかもしれないと、長いこと思い込んでいたけれど、色々あって、
結局自分はビアン(少なくともバイ)であると、最近ようやく認めた者です。
「白い薔薇の淵まで」は、発行されたのは2001年2月だけど、本人いわく
朝日新人文学賞受賞後第一作として書いて、ボツになり長いこと眠っていた
作品とか。
だから117さんの書かれたように1996年位の作品?と言っても、物語の
中の年代までは、判りませんよね。六本木に青山ブックセンターがあって、
それが一時閉店された(今はあるけど)が、それ以前のことということで
しょうね。
119:名無しさん@秘密の花園
06/10/31 00:59:23 x34qFMTf
あぁ、そうですか、そうですよね。
ノン気の人がここにいる訳ないですよね。
私はビアンだとハッキリ認識したのは18歳の頃でまだ若かったせいか
今ほど悩んではいなっかたと思う。でも歳を重ねるにつれ背負うものも多くなり
悩みも多くなりました。時々何もかも捨ててこの世から消えて無くなりたくなります。
118さんも、いろいろおありでしょうけれど、これからは幸せになれるように
陰ながら応援させていただきます…
120:名無しさん@秘密の花園
06/10/31 02:38:24 oTOoI9K8
↑応援なんて、恐縮してしまいます。
貴女の方が、今はたいへんでしょうから。
スレちの話題で、すいませんでした。
「ケッヘル」及び、「野生時代」に載っていた短編のご感想も、どなたか
お聞きしたいな。彼女はいつまでも、ただの「ビアン小説家」とは言われたく
ないと言っていて、一つの挑戦として「ケッヘル」を書いたらしいが・・・
121:名無しさん@秘密の花園
06/10/31 03:30:25 VdqFNSbx
>>119
> ノン気の人がここにいる訳ないですよね。
いますよ。
122:名無しさん@秘密の花園
06/10/31 17:39:19 nHNfBXPY
>ここにいる訳ないですよね。
ここにもいますー。
ヘテロの子でも、フィクションなら百合もありって子、結構いますよ。
ただ可穂さんの作品みたいにリアリティのある小説は、
ちょっと重苦しく感じてしまうときもありますけど。
123:名無しさん@秘密の花園
06/10/31 21:36:03 GKTvicTl
まずリアルでバイ寄りビアンの私なら見れば、まあここは百合萌えの女性、
そして男性も来られないとは限らないとは思いますよ。
が、しかし、最近みたいに可穂リンの小説に、自分の人生を重ねるようなカキコが続くと、
ヘテロで萌えだけでは覗かないかな?と思うよね。
我々には彼女の作品は、身にしみるという意味で痛くてつらいけれど、読まずにはいられないものです…。
124:123
06/11/01 00:32:24 k+eUbEk6
すいません。上の一行目。
私なら見れば→私から見れば
の誤りです。
もしかすると、ここと類似スレの「百合小説云々」とか言う
スレの方が、ヘテロの人が多そうな気がしますわ。
125:名無しさん@秘密の花園
06/11/01 23:50:05 LQNus9sj
119です
いろんな方が、それぞれの思いでロムしていることを忘れてしまい
ついつい自分の事ばかり書き込んでしまいました反省してます。ごめんなさい。
126:名無しさん@秘密の花園
06/11/02 01:05:37 FZOg4fZu
もともと過疎スレだし、積極的にカキコして下さるのを
むしろ嬉しく拝見してましたよ。
ROMの人が多いんだね、きっと。ヘテロでも百合好きな人が
リアルの人と違う視点で書いてくれることも、面白いとは思うんだ
けれどね。
127:名無しさん@秘密の花園
06/11/07 01:30:33 u1umnrwF
たまには、上げてみる。
中山氏以外の作品も、どんどんカキコして下され。
128:名無しさん@秘密の花園
06/11/09 01:14:56 NWicn1H5
結城リナなどのイイところ探したよ。オナルに最高でした。
H動画・画像無料で携帯で見れました。
URLリンク(tool-4.net)
129:名無しさん@秘密の花園
06/11/11 00:17:24 87Wnqom7
よくみられます
130:名無しさん@秘密の花園
06/11/12 23:06:03 V42M14C1
ビアン小説家と言われたくないのなら、初めからビアン小説書かなければ良いのに
ただ単に若い時は良かったけど、もう年ではずかしってのがあるのかな?
なんかよくわかんないけど、否定されているみたいで悲しい。
あ、また中山可穂の話題になっちゃた。
131:名無しさん@秘密の花園
06/11/13 01:42:00 HtTUuvps
肩書きが「ビアン小説家」になるのがいやなのだと思うよ。
そういう部分だけで売っているのだとは、思われたくないという。
結局その肩書きの意味するところは、いつまでたってもある種の
変り種の恋愛を書いている作家という意味だからでしょう、自分はそうは
思っていなくてもね。作品的にも他のものを扱いたいという気持ちも
あるのだろうし。貴女のセクシュアリティはと聞かれたら、彼女は
隠さないだろうけれども。
一番いいのは、ご自分の目で「野生時代」の彼女の言を読んで、判断される
ことだと思う。
132:名無しさん@秘密の花園
06/11/14 01:49:00 H6+uW8Pp
ちょっと質問なんですけど、
ビアンの方で、吉屋信子先生とか読んでいらっしゃる人、います?
自分はヘテロなのであの「つくりもの」っぽさが綺麗だと思ってるんですけど、
そういう読み方って、セクで異なるんでしょうか。
133:名無しさん@秘密の花園
06/11/14 22:37:32 1XGNdTB4
132さんの質問にお答えできる方、答えて差し上げて下さい。
私はまだ読んでいないので・・・。すいません。
可穂りんの話に戻ってしまうけど、「野生時代」に毎号書き下ろし
短編載せることになったのね~。今日ざっと立読みしてきたが、
ははは、短くても、僅かでも、やっぱりビアンが絡むんだなぁ。
でもそれでいいと思いまする。
134:名無しさん@秘密の花園
06/11/16 22:17:49 qgQJAGGO
「フーガと神秘」私も読んだけど、何処にビアン出て来るっけ?
今度は近親相姦…ビアンより重い気がする…
135:名無しさん@秘密の花園
06/11/17 00:21:01 4MwSk9/J
それは11月号の短篇でしょ?
12月号にも書き下ろしが載ってたので、ああこれから暫くこうやって
いくんだと思った次第。これにはちゃんと出てくるから読んでみ。
あと近親相姦は他の作品にもあるね。それに父親の行いが娘のその後に大きな影響
(悪い意味の)を与えるって話も割にあるような、彼女の作品に。
本人の父親観かと思ったほどだわ。
136:名無しさん@秘密の花園
06/11/22 22:53:52 mAZJXif3
もう絶版なので知っている人は少ないと思うけど…
「プルトニウムと半月」っていう小説の最後が
百合というよりある意味究極の形だと思う、作品自体も個人的には好き
ていうかこの小説、カバーの解説がすごく耽美な百合を彷彿とさせていて
思わず買っちまったけど、逆に耽美どころか世界観がたくましすぎて好きだ
137:名無しさん@秘密の花園
06/12/17 15:42:30 KegVkEGa
文学について語ろーよ
138:名無しさん@秘密の花園
06/12/20 02:01:51 o57nILcL
白い薔薇の淵までで、塁は死んでいたって言って自転車で走るラストとか、
いまいち最後の意味が分からないなあ。
139:名無しさん@秘密の花園
06/12/21 23:52:07 PipZiy6q
つきのふねとかどうでしょ?友情系っぽいけど
140:名無しさん@秘密の花園
06/12/27 21:55:32 sn/1OuqE
age
141:名無しさん@秘密の花園
06/12/28 15:12:40 jzYk2ASA
京極夏彦の「ルー=ガルー」ってちょっと百合っぽかった
愛というか、友情への目覚めっぽいが、百合と思えば百合
なにより出てくる四人の少女達が魅力的
特に主人公の髪の長い女の子とその子の友達?(行動を共にする)
のクールで人と関わらないベリーショートヘアの女の子の関係に萌えた
142:名無しさん@秘密の花園
06/12/28 21:56:20 GbsWEUcb
「白い薔薇の淵まで」を久々に読み返した。
やっぱり塁は自殺か、限りなくそれに近い形だったんだろうな。
作品中に匂わせる文章がたくさん出てくるから。
この作品は痛すぎて、読み終わると他の事を考えられくなるから
あんまり読み返せない。
143:名無しさん@秘密の花園
07/01/11 22:38:20 9sd5iM4U
なぜだか、私が関る人って、あの塁と似たタイプの
人が多いんだよなぁ・・・。
私には、やはり付き合うのは無理、メールを交し続けるのも
無理になってくる。私に包容力がないのだろうか、それとも
あのようなタイプは、元々・・・。離れられると、悲しいけれど、
正直少し肩の荷が降りる感じがするのだから。
144:名無しさん@秘密の花園
07/01/12 22:59:28 /O8TdlxM
あなたは、どんなタイプなの?
145:名無しさん@秘密の花園
07/01/13 00:02:20 pcX7KaQ0
>>143
塁みたいなタイプって具体的にどんな感じの人なの?
塁はボーダーってやつだよね。特徴見るとそのままそっくり。
146:名無しさん@秘密の花園
07/01/13 01:13:26 bST4YLP1
>>144
私?私はね、まぁ1番近いのは短編の「偽アマント」に出てくる
なんとかって言うOLかな?そしてそれに似ていることが、何とも
物悲しいんだよな。
では、貴女は作中人物のうち誰に1番似ていますか?
>>145
そうだね。私から見れば(作品でクーチも話してるけど)彼女のように
実は、ビアンの愛情なのかバイのそれなのか、なんなのか判らないけれど、
一心に赤子が乳を要求するように、愛情を要求してくるタイプ。私には
力不足だと思って、最初からしり込みするから、私はクーチ的にもなれないと
言うことですね。一心不乱すぎることが、見ていて怖いという。
或いは、別の人の場合は、創作する時の姿勢が似ているということ。そして
死を怖がらない。生と死を、少なくとも私よりは、分離して見ていないと
言うか・・・ね。
147:名無しさん@秘密の花園
07/01/13 01:23:14 bST4YLP1
笑われるだろうけど、ややレイヤー趣味(+演劇趣味)のある人で、
冒頭の出会いのシーンみたいなのを自分もやってみたい、ジーンズと
シャツで傘用意して本屋で誘ったら、乗ってくれる?って半分冗談で
言う人もいた。彼女は、きちんと働いている人だけれど、まぁ内には
なかなかすごいものを持っている人でもあった。そこに惹かれるところも
あったのだけれどね。自分のイメージは、塁か、ミチルだって(猫背の王子の)
言ってたなぁ・・・。
148:名無しさん@秘密の花園
07/01/13 06:08:12 pcX7KaQ0
いつか映画化してほしいなあ。
でも好きでもない人に演じられてイメージ壊れるのも嫌だけど。
作品中の時期は出てくる単語調べると、やっぱり塁が亡くなったのが
96年てところかな。冒頭のNYで43歳のクーチが去年くらいって事。
01年に出版する時に、そこは全く手直ししないで出したんだね。
149:名無しさん@秘密の花園
07/01/13 17:49:01 xwa/r3Zo
「感情教育」の方は、いつ頃だったか、映画化の話も
あったらしいけれど、中山さんが、気に入らなかったので、
ポシャったとか(定かではないが)。役者の問題かなぁ?
でもこれよりも更に難しいのが「白い薔薇~」「猫背の王子」だと
思うよ。つまり登場人物自体のファンが多いし、その上思い入れの強い
人が殆どだろうから。
全然関係ないけど、あの笹野みちるが、往年の女性運動家だったか、
ビアンだったかを演じるという映画の企画は、どうなったのかな?
ご存知の方ありますか?スレ違いですけれども・・・。
150:名無しさん@秘密の花園
07/01/13 22:16:27 +Y8UqmvZ
>>146
女の人のおっぱいが好きな所は塁と同じかな?
最近思い出したんだけど、私小学校に入る直前まで、母親のおっぱいさわってたw
でも私の母親って病気がちだったから、子供ながらも気を使ってたような気がする。
それが理由かどうか分かんないけどおっぱいは大好き。
146さんのおっぱいはどんな形?
ごめんなさい、酔った勢いでこんな事きいて…良かったら教えてw
あ、しかも思い切りスレチorz…
151:名無しさん@秘密の花園
07/01/13 22:44:43 J57/LGNN
146ですが、
>>150さんは、>>144さんなの?失礼ですが、女性の方ですよね?
なんか即答しているようで、照れ臭いのですが、たまたま、またここを
覗いたら、少し前に書かれた貴方のレスがあったので。こんなことを
言うと私の方が不審がられるだろうけれど、率直に言って、貴方の文体とか、
話題の持って行き方が、私が関った人の1人に、ものすごく似ていて
ギョッとしました・・・。とても複雑な思いと、感触(笑)が・・・。
ただし彼女は、ここに慣れている人ではないので、orzなんてことは
書けませんが(笑)。
ともかくも、貴方は、中山作品の中では、塁が一番自分に近いと思う訳ですか?
そういう方が、なぜ「偽アマント」のかおり(名前、思い出した)に近い私に
そんな質問を?(笑)胸のことですが、普通よりは・・・
ハハハ、やめときます。スレ違いも甚だしいですよね。失礼致しました。
152:名無しさん@秘密の花園
07/01/13 23:09:08 +Y8UqmvZ
>>151
150(144)だけど、一応女です。
貴女が関ったって言うのは付き合ったって事なの?
だったら嬉しいな♪その人に似てるなんて…
私は仁子(だったか?)には似てないけど、かおりは好きだよ。
どうしてか分かんないけど貴女に興味持ったみたいw
貴女のおっぱいに触れてみたい…ごめんホント酔っちゃた…
153:名無しさん@秘密の花園
07/01/13 23:32:48 J57/LGNN
一応・・・って(爆)。
それに、付き合ったというところまでも、言ってない感じですが。
上にも書いたけれど、私もなぜか貴女に興味持っちゃったな。
中山の小説の感想専門のサイトなら、もっと喋れるのにね、残念。
と言っても、このスレもその殆どが、彼女の作品論で埋められてるかも?
私は正直言うと、仁子タイプに弱いでしょうね、多分。
塁となると、やはり荷が重いだろうからな~実社会では。それにかおりに
しかなれないと言うのなら、クーチには到底なれないですからね。
154:名無しさん@秘密の花園
07/01/14 00:55:32 H59bfG/M
「偽アマント」は、しばらく前に読んで、内容忘れたから今ちょっと読み返してみた。
ん~仁子ね、彼女もバイだよね、実は私もバイなんだよね、って言っても若い頃の話だけど。
今はもうまったく男には興味ない。女の人だけしか好きになれない。
好きになった女の人にはすごく尽くす。料理も一通りできるよ。ここら辺は塁とは違うな。
って何アピールしてんだろw
貴女はかおりに似てるって言うけど、どんな人なの?
知りたいな…
155:名無しさん@秘密の花園
07/01/14 01:09:37 qpP7vlgf
すみませんけれど出会いは他所でお願いします
156:名無しさん@秘密の花園
07/01/14 01:14:40 H59bfG/M
あ、出会いのつもりはなかったんだけど、完全にスレチになってしまいましたね。
では、153さん機会があったらまたあいましょう。
なごり惜しいけど…
157:153
07/01/14 02:05:48 7fvFmP+/
156さん
もし雑談で良ければ、「眠れない百合」スレが適当かと…。
皆さん、お騒がせして申し訳ありませんでした。
158:名無しさん@秘密の花園
07/01/16 20:36:42 0wM2JPcM
159:名無しさん@秘密の花園
07/01/23 02:20:34 8N7TRlqs
圧倒的カリスマを持った「お姉さま」が出てくる百合小説教えてください><
160:名無しさん@秘密の花園
07/01/23 18:12:53 Lvb9D4+T
ストパニ
文学とは程遠いが
161:名無しさん@秘密の花園
07/01/24 15:03:31 HCSYO3jB
URLリンク(www.creatorsworld.net)
だまされたと思って見て下さい。
女神と女精霊の恋物語です。
続きはこちら↓↓
URLリンク(www.c-player.com)
162:名無しさん@秘密の花園
07/01/27 14:42:21 2UNXpzrG
>>109
遅レスだが読んだ。
私は好きだよ。でも安易にすすめる気にならないというのもわかる。
163:名無しさん@秘密の花園
07/03/30 16:37:13 MqqFHmNP
蛇行する川のほとりの評判がいいようなので読んでみようと思うが
1~3まで全部百合要素があるの?
1巻だけ買おうか全部買おうか悩んでいるので誰か教えてー
164:名無しさん@秘密の花園
07/04/13 16:15:10 tATvlmPR
保守します。
「野性時代」の可穂りんの連載って、なくなったのかな?
165:名無しさん@秘密の花園
07/04/14 13:11:28 ww9eRqmh
>>164
連載ってしてた?
私は読み切り掲載という認識だったけど……
166:164
07/04/14 22:55:18 lOoGdhrw
ああ、ちょっと説明不足かも。
読み切りを、連載してませんでした?
私は、2回続けて読んだので。
で、新しい形の連載とか書いてなかったっけ?
167:名無しさん@秘密の花園
07/04/24 20:36:16 DrYa0V4H
>>166
「連載」なんて書いてたかなあ……
実物が手元にないので確かめられない。ごめん。
たしかに2回連続で読んだ気はするけど、
タイミング的にそうなっただけかなと思う……。
168:名無しさん@秘密の花園
07/06/03 22:25:18 h8t6YK8i
?
169:名無しさん@秘密の花園
07/06/15 17:44:11 yIl1vKQY
ナチュラル・ウーマンを密林で注文した。これもビアンな作品のようだけど。
170:名無しさん@秘密の花園
07/06/16 18:13:00 pnxAr112
彼女って、本人の実体験をばかりを書いているわけではないだろうが、
よく、なぜ既婚者と独身者の恋ばかり描くのかと聞かれるらしいけれど、
私が惹かれる人、好きになる人は、皆、結婚している人ばかりだったと
いうことは言えるって、どこかに書いていたなぁ・・・。
それに私的に思うのは、恋愛至上主義の人物(作中のね)ならば
へテロだってなんだって、世間の常識、法律などを超えて、人に
恋していっても自然なことだもん、ビアン、バイに限らずね。
小説なんて、そういう純度の高いものを追求することが、まぁ普通だろうし。
さらに言うなら、元々同性愛カップルには、世の中の法律で守られた
道(倫に通ず)は、用意されてはいないんだから、世の中の規範に照らして
不道徳かどうかっていうのは、本当はあまり意味のないことなのかもしれん
とも思う。別にあえて、既成の結婚生活を壊せと言っているのではいけれどね。
もし同性同士の結婚が認められたとしたら、またそこでも必ず
婚外の恋愛の問題が出てくるだろうし。法と恋愛ってさ、・・・まぁ相容れ
るものではないんだよな・・・。法、制度って価値紊乱の世の中になることを
避けるためのものとしては社会(いや、人間の存続かな?)にとって必用で
あることは。認めますが。
171:名無しさん@秘密の花園
07/06/16 18:14:08 pnxAr112
あ、ごめん、
上↑のは中山可穂について、です。(抜けてしもた)。
172:名無しさん@秘密の花園
07/06/28 20:44:02 y1O1hTRy
「燦雨」は、年齢を越えた深い愛の話だよ。
言い換えれば、人生の終わりまで、どう生きれば幸福なのかを
考えさせられる話。
別スレの御答・・・(こっちの方が、今は、幾分いいと思うから)。
殆どのビアン(バイも含め)は、胸を衝かれるような思いが
すると思う。
173:名無しさん@秘密の花園
07/11/23 06:11:44 PzHjt8zp
>>109
遅レスだけど読んだ読んだ。さらっと狂った部分が書かれてて結構好き。
あと主人公は色白美人で、主人公がはまる女の子が浅黒い肌(?だっけ違ってたらスマソ)
っていうのが何故か新鮮だった
174:名無しさん@秘密の花園
07/12/03 00:13:34 tDig1rXN
文庫で読めるビアン小説で、学園もの以外は何がありますか?
中山可穂はすきですが、松浦理英子はすきではありません。
でも最近の可穂さんではちょっとものたりないものが……
175:名無しさん@秘密の花園
08/01/04 18:18:05 xgwbT+0z
ガチなビアン小説ではないけど、堀田あけみの書く女同士の関係が好き。
「花のもとにて」とかはホント読んで良かったと思う小説だった。
176:名無しさん@秘密の花園
08/02/05 19:31:44 M01QE+eY
>>174
もう見てないかもだけど、青柳友子あたりを勧めてみる。
177:名無しさん@秘密の花園
08/02/23 13:04:33 axrTIrZ6
ムーミンの作者の人の『フェアプレイ』は、長年連れ添って老境に入った女性同士の話だけど
ここでは出てないですよね?
設定が明らかに作者とそのパートナーをモデルにしていて
ちょっぴり残酷でクールな視点が効いた(でもどっかあったかい)恋愛小説(だと自分は思った)。
おたがい毒舌で一見あんまり仲良さそうに見えないんだけど、
深いところでは信頼し合っていて。ああいう関係に憧れるなー。
(女の子同士がいちゃいちゃしているのが好きな方にはまったく向きません。要注意。)
178:名無しさん@秘密の花園
08/03/01 04:21:42 sGRVayGp
>177
ちょっと関心が出たので、アマゾンで見てみたら、
結構な高値がついてしまってますねぇ。
図書館をあたるかな…
179:名無しさん@秘密の花園
08/03/03 20:09:55 dlr6VCQ7
>177
>178
自分は図書館で読んだ。
もともとヤンソンは好きで、彼女がそういう人だったというのはずっと後になって知った
直接的な恋愛感情とか、そういうのをはっきり示唆するシーンはあまりないんだけど、
女性同士の関係を描いた作品として
すごく好きな小説ですね…
180:名無しさん@秘密の花園
08/03/03 21:33:57 4Fi3vEGY
教育勅語の一節に「夫婦相和し、朋友相信じ」というのがあるが
「夫婦相和し」というのは露骨かつ詳細なる猥褻な性行為等を暗示していて
「朋友相信じ」というのは少女の同士の同性愛を暗示している。
つまり教育勅語は百合。
181:名無しさん@秘密の花園
08/03/11 00:11:45 gfXy3qPR
福永武彦の『死の島』を読んだ強者はおらんか?
なんも知らずに読んだらビックリしたわ。
つーか、ぐぐるとネタばらし多すぎだから、
あらすじとか先入観無しで読んでほしいけど…。
182:名無しさん@秘密の花園
08/03/11 23:59:53 IPyhSPT6
ごめん、「草の花」は読んだけど「死の島」は読んでない。
福永武彦って腐女子向けのイメージがあったんだけど、
百合もあるなら今度読んでみる。
ちくま文庫の「トーベ・ヤンソン短編集」に入ってる、
「カリン、わが友」にも、そこはかとなく百合の気配を感じる。
>>177と同じく全く萌えの対象ではないと思うけど。
183:名無しさん@秘密の花園
08/03/12 12:17:58 UJDNnJyz
>>182
レスをありがとう。
文庫は絶版でオンデマンド出版でしか売られてないので図書館が頼り。
分厚い上下巻の長編で、文体は美しく、ある意味読みづらいかもしれないけど、
ガンバッて読み通してください。
184:名無しさん@秘密の花園
08/03/12 12:20:18 UJDNnJyz
>>183
あ、181の『死の島』のことです。スマン
185:名無しさん@秘密の花園
08/03/14 04:19:24 d02O1zgE
>>176で青柳友子を勧めた者ですが、アマゾンで検索してみたら、ほとんど絶版…
マイナージャンルは悲しいなあ。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
古本屋で「雨の夜の猫族」とか見かけたら手に取ってみて下さい。
山口洋子のビアン・バージョンみたいな感じの小説です。
186:名無しさん@秘密の花園
08/03/15 04:31:44 jegcR2fh
赤川次郎「ドラキュラ城の舞踏会」
主人公に告白する後輩の女の子が出てくる
途中で半同棲
187:名無しさん@秘密の花園
08/03/20 04:31:04 woWm3x3V
可穂リンスレみたくなってるね
ピエールルイスのビリティスの恋詩
ピエールルイスが作者不明の詩集を訳して発表って言っときながら
実は自分で書いてた詩集。
二章は女だけの島で恋人との出会いと別れを書いてます。
三章で別れた女の恋人を詠うのも哀切で◎
ビアン?バイ?画家のマリーローランサンの絵の題材にも
なってるから一緒に観ると面白いかも
188:名無しさん@秘密の花園
08/03/22 23:39:10 KxQVcpHN
ものすごいスレチかも知れないが、
『旧約聖書 ルツ記』を推しておく
189:名無しさん@秘密の花園
08/03/23 14:44:08 ET1Ku/ee
>187
はるか昔、学校の図書館で読んだことがある w
作者名は覚えてなかったのでありがたいです。
190:名無しさん@秘密の花園
08/05/12 19:07:25 +7jCppF9
中山さんみたいな、「ビアン作家」として認識されてるような方ではなくて
いくつか作品がある中の一つが百合って感じの作家さんご存知ないですか?
作品名と共に教えていただきたいです
191:名無しさん@秘密の花園
08/05/18 23:04:23 ea21jD4E
>>190
知ってるだけでも、ちょっと多すぎて書けません。
具体的に、どんな作品が読みたいですか?
192:名無しさん@秘密の花園
08/05/20 12:51:28 H/tG2Myl
>>191
私は190じゃないんだけど、
主人公が高校生か大学生くらいの話を教えていただきたいです。
193:名無しさん@秘密の花園
08/05/21 00:16:39 OQyMKcYN
京極夏彦「ルー・ガルー」「魍魎の匣」(ともに中学生くらい)
恩田陸「蛇行する川のほとり」(直接的な百合じゃないけど、匂わせるものとしてはグッド)
栗本薫「ウンター・デン・リンデンの薔薇」(味付け濃い目のレトロなエス系)
皆川博子「倒立する塔の殺人」(幻想的なエス系)
川端康成「乙女の港」(川端もういい!お前はよくやった!休め!)
桜庭一樹「青年のための読書クラブ」
ぱっと思いつくのはこんなかんじ?
探せばまだまだいっぱいありそうだ
194:名無しさん@秘密の花園
08/05/30 04:13:46 O1lCFVzG
参考にもならない長文で申し訳ない。
相当妄想が入ってる上に、百合だとしても濃度も頁も全然足らないけど
自分には宮沢賢治の『めくらぶどうと虹』が百合だと思えてならない。
この話は、雨上がりにめくらぶどうが虹に思慕の念を伝えようとするっていう筋書きなんだけど
描写からすると虹の性別は女性、めくらぶどうも個人的には女性だと思う。
中盤での思慕(ほとんど恋愛感情)を伝えるシーンでこれは百合だな、と確信した。
こんなことを言ってるのは俺だけだし、俺の文章力が無いせいで何言ってるのか分からないと思う。
でも、どうしても思いの丈をどこかにぶつけたかったのでここに書き込ませてもらいました。
195:名無しさん@秘密の花園
08/06/11 03:35:49 1wfzHoJ+
いや、後期形のマリヴロンと少女の方が明確に百合だろう
196:名無しさん@秘密の花園
08/06/19 16:21:41 Vp6jMfu+
ほんのりだけど
川端康成の「古都」って
このスレ的にどう?
197:名無しさん@秘密の花園
08/06/25 04:11:48 K87hnTlY
私的には百合の香りがするけど、充足感得られない人も多いだろうな。
杉林の中のシーンとか、しっとり官能的でいいなと思ったけど。
198:名無しさん@秘密の花園
08/06/25 06:23:18 YBXjpvqZ
ワシもいいと思うなぁ
あれは30年以上もオナニーに使っておるぞ
199:名無しさん@秘密の花園
08/07/18 04:53:07 zZgBBN0k
200:名無しさん@秘密の花園
08/07/18 15:04:46 kX+diXjd
サラ・ウォーターズの「荊の城」はもろ百合だったなぁ。この人の他の作品に比べるとレズビアンと言うよりは百合、な小説だった。
ストーリーがミステリよりになってて、心情描写が物足りない気がしたけれど。
201:名無しさん@秘密の花園
08/07/19 00:23:20 XULjSGZM
百合っていうと、違うのかなーって思うんだけど。
村上春樹「スプートニクの恋人」ってどうですか?
初めて女性に恋した女の子が、とまどいながら自分を認めて告白・肉体関係を求めるくだり。
見につまされます・・・。
202:名無しさん@秘密の花園
08/07/21 01:09:02 eSBZretm
先生と生徒の話ってなにかありますか?
203:名無しさん@秘密の花園
08/07/21 09:36:58 W1mb8ejH
微熱狼少女をどうぞ
204:名無しさん@秘密の花園
08/09/08 16:33:00 +jOQ6aR5
保守あげ
205:名無しさん@秘密の花園
08/09/13 01:14:26 L+zJZx2c
>>181 死の島 なつかしいな。学生の頃呼んだけど。
この小説を男性が書いたってのが、当時衝撃的だった。
夜、冬の海にふる雪を、なぜか思い出す。
そんな寒々とした描写があったような・・
読み終わった時、萌木素子の虚無感に一時つきまとわれて
カムアウトできない自分と重ねてました。
相見綾子は理想の女性だったな。
206:名無しさん@秘密の花園
08/10/01 07:15:57 +4Syh54t
age
207:名無しさん@秘密の花園
08/10/06 14:31:43 paLw+6v0
ボーイッシュだけど、僕って言わない女の人が出てくる
ファンタジー系以外の小説を、何かご存じですか?
最近、超がつくほどスポーツ万能な彼女を好きになってしまいました・・・。
それにしても
きちんと大人が読める「女同士」の恋愛小説って
本当に少ないですね。
書店やブックオフには、ボーイズラブ関係の小説やマンガが
あれほどテンコ盛りなのに。(実際、グッとくるものは少ないと思いますが・・)
百合モノはとにかく選べないのが悲しい。
小説は「中山可穂」、漫画だったら志村貴子の「青い花」。
突飛でも、異常に文学的でもない、きっちり同性を愛する心の琴線に触れつつ
時代からズレてない、何よりきちんとした恋愛描写のある読み物といえば
結局ここに行き着いてしまう。
「Lの世界」がこれほど熱狂的に受け入れられた事を考えても
需要は確実にあるはず。
センスの良い編集者の方に、どうかひとつ頑張ってもらいたい!
いい大人が「百合姫」やコバルト文庫に毛が生えたような
突飛な設定のファンタジーラブを読みたくない!
これほど活字媒体が溢れかえっていながら、
自分の言葉にできない苦しい気持ちを重ね合わせる事ができる
文章や読み物が
余りに貧弱で少ないことを、心から悲しく思っている。
208:名無しさん@秘密の花園
08/10/06 16:40:35 Ka/J20Xo
>>207
それで、自分は洋書を読んでる。(しょうがなくというか・・)
アメリカはレズビアン小説の数が日本の比でないから。
レビューで大体のストーリーを把握してから、アマゾンUSで購入。
個人的には、白人もしくはメキシコ系の外見で、フェミニン同士の絡みが好み。
いわゆるブッチが主人公なのは受け付けない。
都会的なセンスで会話が軽妙。映画のワンシーンのようなストーリーがいい。
「Lの世界」の1組のカップルをストーリー化したような感じかな?
もちろん、カップル以外のよけいな登場人物は最小限で読みやすいもの。
活字だと、好きな女優とダブラせて読めるから楽しい。
試してみては?
209:名無しさん@秘密の花園
08/10/06 17:40:42 paLw+6v0
大人っぽい、素敵なお返事をありがとうございました。
同じ悩み(!?)を分かち合えて、嬉しいです。
>>活字だと、好きな女優とダブラせて読めるから楽しい。
本当に!!
洋書はまったく考えていませんでした。
登場人物の名前がゴチャゴチャになるのでは・・・という
苦手意識だけが先にたって。
なるほど、レビューで先にストーリーを把握しておくのはいいですね~!
早速、トライしてみます。
漫画はあと、やまじえびねさんを忘れていました。
凄く好きだけど・・・寡作なのが残念。
210:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/08 03:15:12 G4YznaWK
急浮上
211:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/08 04:02:49 SKUW1AXD
最近なかなか良い百合文学に出会えません
微熱狼少女がとても良くって、あんなふんわりした百合を求めてます。
中山さんや松浦さんは百合というよりレズ(取った本がそうだっただけかも知れませんが)という感じで、そんなに生々しくなくていいのに、という印象でした
なにかオススメの本はあるでしょうか、教えてください。
212:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/09 20:28:33 hgiCaVk4
>>211
どなたかがもうオススメしているかもしれませんが・・・
村田喜代子さんの「雲南の妻」が私はとても好きでした。
物語に出てくる中国茶を何杯も飲みながら読み終え、
その後しばらくは、まさにふんわりとした読後の余韻が続きました。
出てくる女の人達の描写がチャーミングで素敵です。
213:211
09/01/11 03:16:07 QxfN8TV9
>>212
お返事ありがとうございます。
どうやら地道に古本屋などで探すしかなさそうですが、百合では慣れっこです笑
検索したところ、求めていたものそのものだったので感激しました。本当にありがとうございます
214:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/11 18:44:16 GUstAUgg
>>213
私は図書館でリクエストしたところ、すぐ手元に来ました。
内容、お好みだったようで良かった!
レスを読んで同じようなタイプの本を探してる方・・・と思いましたので
お役にたてて嬉しいです。
もし機会があれば、読後の感想をこちらでチラリと聞かせてください~。
215:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/11 21:15:41 SLgLwVYD
おお、『雲南の妻』が出てる。
私もお薦めします、これ。いい作品ですよね。
いい加減そろそろ文庫化されてもいいのに、どうして出ませんかねえ。
216:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/12 17:02:46 P9hbWaLA
川端康成 朝雲・乙女の港
仁川高丸 ほとんどの著作
豊島ミホ リリィの籠
江國香織 いつか記憶からこぼれおちるとしても
重松清 きみの友だち
川上弘美 春の虫
松任谷由美 冬の終わり
恋愛的な感情とゆうより、友情と憧れ、かも
いづれもほんわりした物を求むる方に
217:211
09/01/13 02:27:40 3cCZmGFg
>>216
たくさんありがとうございます。きみの友だちは読んだことがあるのですが、その観点では読んでいませんでした笑
読み直したいと思います。
個人的に仁川さんの微熱CPがとても好きなのですが聞くところによると、どこかで別れたような描写が入るようで・・・・・・orz
「キス」では順調だったのに怖くて他のものを読めないでいます。
218:216
09/01/13 22:56:46 6oZHalLL
>>211
きみの友だちは、私もそういう視点で読んでいたわけではありません笑
(というか仁川さんの以外は、普通に読書してて出会った作品です。)
でもなんかあの二人は究極の友愛だなあ、というか
”みんな”なんていらないから、あなただけが欲しい、
みたいなモノローグとか、号泣しながらもかなりグッときてきゅんとしました。
江國さんの作品にも似た感じの話が収録されてますが、
誰とでも友達、じゃなくて、この人としかいたくない、そうじゃなければ独りでいい
(でも互いに依存してない)っていうのが個人的にグッときちゃうのかも知れません。
それを百合かって訊かれたらあやしいところですが・・・
おすすめした中で一番ふんわりしてるのは豊島ミホさんのかな・・・
女の子(あくまで子)の気持ちを描くのがとても上手。かわいいです。
文章としてやっぱすごいのは川端先生で、私は朝雲の方が好きです。
朝雲は緒川たまきと井出薫で実写版みたいのしたんだよなあ…美しかった。
仁川さんだったら、文月に不実の花咲くはどうでしょう?
微熱狼少女とは別の作品です。
個人的にボク女とかあんま好きじゃないけど、これはよかったかな。
あと 三浦しをんの秘密の花園もいいですよ。
百合っていうより思春期病かもしれないけど。
どれも百合とか抜きにしても大好きで大事な作品です。
長く語りすぎてしまいました。
不快に思う方がいらしたら、すいません。
219:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/14 09:09:57 xk43AUUR
>>215
ほんとですね。
文庫になってもっと沢山の人に読んで貰いたい・・・反面、自分だけが知っている
大切な一冊にしたい・・と思ったりもw
ちょっと同じタイプがみつからない、しみじみといい作品です。
小川洋子さんも「雲南の妻」お気に入りなんだとか。どこかでオススメしていたそう。
女同士以外の描写も
男の人を「地面に夢中で穴を掘り続ける犬」に喩えた部分とか
ホント隅々にわたって、読者を無駄に圧倒することのない
さりぜない巧さがちりばめられてますよね。
220:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/16 16:31:27 wIEAHwRH
川上弘美さんのありがとう(春の虫)読ませていただきました。
とても好みのふんわりした文体、登場人物でした。30~40代の百合はゆったりしていて素敵です。
雲南の妻を図書館で予約したので、いまから楽しみです。
221:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/22 10:23:07 kr0M1kyb
松浦理英子の「犬身」。
夢中になって読み終えましたが。。。
あのブログを書いていたのは、結局だれだったんでしょうか? (やはり、お母さん!?)
そこの部分だけ、なんだかよく判りませんでした。
222:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/25 23:05:08 aYdo3kjn
187の方がおっしゃってましたが、「ビリティスの恋歌/ピエール・ルイス著」の本では
パルコ出版の東逸子の版画版がお勧めです。
中に使われてる東氏の銅版画がすばらしいのです。
残念ながら絶版(1980年代に出版されたときに4500円で高額でした)ですが
中古本として丹念に検索かけたら出品されてました。
もともと学生のときから彼女の銅版画のファンでたまたま、大型書店で1冊だけあったのを
見つけて購入しました。
ビリティスとムナジィティカの出会いから破局までの詩篇がすばらしい。
男性がこれを書いたってのがおどろきでした。
確か、映画化された記念で小型本(中に映画のシーンが写真で入ってる)も出てます。
イラストはウノアキラ氏ですが。
できればパルコ出版版をお勧めします。幻想的で素晴らしい銅版画が沢山印刷されてますので。
日本語に翻訳されてないフランス語の詩篇を読みたがためにフラン語辞典まで
購入したぐらいですから。
223:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/28 05:50:16 TyIPSavf
犬身、テーマは面白いけど、主人公が霞んでしまうくらい、他の部分が悲惨で
読み終える頃には、気分が悪くなってしまった…。
兄から妹への性的虐待シーンが多いから、これから読む人は注意を。
百合分は、期待したほどなかったかな…。
224:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/29 11:10:13 /qPH9N0S
>>223
夢中で読みつつ(やはりテーマの面白さから)
虐待シーンには223さん同様、気分悪くなった上、イライラしました。
反抗的な態度がとにかく中途半端で。
ブログの件は、未だによくわかりません。こちらのを本を読んだ方の見解を
出来たらお聞きしたいです。
225:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/30 23:29:45 vuQSlRQ6
宮木あや子の「雨の塔」と夢野久作の「火星の女」が好きだー。
226:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/01/31 20:35:52 T1EG2woC
三島由紀夫の近代能楽集読んでたら、
思いもかけない収穫があったよ
びっくりだ
227:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/13 18:58:43 vcNm9UH2
age
228:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/02/14 18:08:13 TWLbO3O7
あまり重くなくてハッピーエンドな作品おしえてください
229:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/19 00:37:43 AlOvMZln
『KOOLS』高橋美夕紀
まさに「あまり重くなくてハッピーエンド」そんな感じかと思います。
レズビアン仲間と結成したソフトボールチームが物語の舞台。
少し前の本ですが・・・もしかしたら去年のオリンピック後に増版かかったかな~?w
230:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/19 08:54:20 AlOvMZln
あげ
231:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/22 19:30:06 aZtqp80m
>>216
リリィの籠、読みました。
こういう胸が締め付けられるようなのが好きです。
島本理生さんの「一千一秒の日々」が特に気に入っているんですけどどうでしょう?
232:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/28 01:04:33 sLYH+x/j
青春っぽい雰囲気がする作品教えて
233:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/03/31 01:00:33 eGxYYkw5
宮尾登美子の「連」
まったく予備知識なしで読んで驚いた
234:名無しさん@ローカルルール変更議論中
09/06/03 21:38:18 fzNJavzU
瀬戸内晴美の「女徳」。
芸妓の色ざんげだけど、海外で富豪令嬢と関係を持つ場面が出てくる。
百合ものではないけど、子供の頃に読んで衝撃だった。
235:名無しさん@秘密の花園
09/07/13 22:44:07 LWbqs+FN
かなり古い作品だけど、大泉黒石の短篇『女が男になる話』。
前半の瑞々しい少女達の描写が秀逸。こう言う雰囲気好き。
タイトルがいきなりネタバレだけど、ビアンならではの破局の仕方が哀しい。
236:名無しさん@秘密の花園
09/09/11 15:59:49 2S60NRLd
237:名無しさん@秘密の花園
09/11/25 23:57:03 wDeUeUb1
原民喜の掌編集のなかの「滑走」。
入院中の少女と看護婦が、静かな友情を育むのだけれど、
少女が退院して都会に出て行くと、二人の世界がすれ違ってしまう。
少女の側から書かれているから、淡い気の迷いみたいな描写だけど
看護婦の方の心情を考えると切ない。
238:名無しさん@秘密の花園
09/11/30 23:57:52 7y4KIhb5
そのうち青空文庫に追加されるな
239:名無しさん@秘密の花園
09/12/16 08:52:32 kWqPOaWb
完本 乙女の港 【注目の新刊】
川端康成 著 中原淳一 画
URLリンク(www.fukkan.com)
240:名無しさん@秘密の花園
09/12/16 09:03:33 kWqPOaWb
URLリンク(www.amazon.co.jp)
>幻の少女小説、待望の完全復刻!!
>完全復刻本+新装本の豪華2冊組
>伝説の少女雑誌『少女の友』に連載されるやいなや、一大センセーションを
>巻き起こした少女小説の名作が甦りました。昭和13年の中原淳一装丁による
>単行本の完全復刻版(旧かな版)と、『少女の友』連載時の中原の挿絵を全点
>収録した新編集版(新かな版)の2冊組です。
>『乙女の港』とは?
>昭和12年から13年にかけて、少女向け総合雑誌『少女の友』に、川端康成が
>連載した小説。中原淳一の挿し絵の魅力もあいまって、女学生のあいだで
>一大センセーションを巻き起こした。舞台は、横浜のミッションスクール。
>当時女学生のあいだで流行していた、女学生同士の疑似恋愛的な友情<エス>を
>描いている。連載をまとめた単行本はベストセラーとなった。戦後、何度か
>形を変えて復刊されているが、現在はいずれも絶版。完全復刻されるのは
>本邦初となる。
>解説:鹿島茂(明治大学教授)
>解題:内田静枝(弥生美術館 学芸員)
241:名無しさん@秘密の花園
09/12/17 21:06:15 VEpQY7Xb
うお欲しいけど高いww
二月に臨時収入があるからそれまで出回っててくれ
242:名無しさん@秘密の花園
10/03/15 02:06:11 u8widOFA
age
243:名無しさん@秘密の花園
10/03/15 04:01:21 nvVUZlj/
「エス」=姉妹の契り 少女小説の金字塔 川端康成『乙女の港』 復刻
スレリンク(news板)
244:名無しさん@秘密の花園
10/03/27 20:53:51 lybwysve
久坂葉子「灰色の記憶」
百合というよりは、表面的なエスが流行っていた時代を横目に
ガチな感性で生きた人っぽい。
しかし「お乳のつかみ合い」が流行る学校って…ゴクリ
245:名無しさん@秘密の花園
10/03/28 00:25:19 FY8lebHc
宮木あや子の雨の塔は閉鎖的な雰囲気がすごくよかった
心地よい閉鎖感
246:名無しさん@秘密の花園
10/03/28 23:41:59 kJQdaR1B
雨の塔いいよね。しかもこれ単行本ってのがよく似合うw
247:名無しさん@秘密の花園
10/06/18 04:29:44 0zB7KCDK
age
248:名無しさん@秘密の花園
10/07/01 19:46:17 ON2pNEXc
花物語読んだ
昔の文学なのに、なんでこんなに面白いんだろ…
249:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/11 14:17:00 8BxBjtZK
250:名無しさん@秘密の花園
10/09/24 16:53:22 ZaRvJhJ0
少年画報社が異色の百合漫画専門の月刊誌を来年1月に創刊
誌名は「Blue Lily」 掲載作品全てが女性向けGL(ガールズラブ)
スレリンク(news2板)
251:名無しさん@秘密の花園
10/09/24 22:19:16 DAcIfWeE
ピュアリリーとかならまだ解るが
何故に青百合
252:名無しさん@秘密の花園
10/09/25 00:02:00 bl9tpohi
花物語は妹を溺愛する姉の話が一番好きだった
でも悲劇が多いのがちょっと・・・と思ってたら
同時収録されてた屋根裏の二處女が思いっきり結ばれてて吉屋信子信者になった
253:名無しさん@秘密の花園
10/09/25 01:11:15 VaSu4pl8
姉が早死にする話だっけ?<溺愛する姉の話が一番好きだった
姉が哀れでならなかったよあれ
254:名無しさん@秘密の花園
10/09/25 04:11:52 ihrZHgyD
>>251 BLと間違えさせて腐女子に買わせ、百合ファンを増やそうとする陰謀
255:名無しさん@秘密の花園
10/09/25 08:37:52 XwcaZ3Yl
やっぱりナチュラルウーマンが圧倒的に面白くて好き
中山可穂は好きだけど読んでいて暗い気分になる。物語的に救いは多々あるけど、全体的に薄暗い雰囲気が漂ってる感じ
森奈津子も普段バカ小説ばっかり目につくけど、短編でたまにハッとするくらい綺麗で切ない話書くから好き。
宮木あや子は雨の塔しか読んでないけど、全体に漂うはかなげな雰囲気がすごく心地よい
茨の城は絶賛されてるけど自分的に微妙
前半を覆すどんでん返しは面白いし、冒険小説としてはすごくいいんだけど、みんな絶賛してるラストシーンが自分的には陳腐っていうかてきとーに取って付けた印象に感じられて微妙でした。
256:名無しさん@秘密の花園
10/09/25 10:25:17 a5kdzXR4
宮木あや子って雨の塔以外に百合ある小説描いてるの?
257:名無しさん@秘密の花園
10/09/25 16:26:44 /+bCV0Qx
中森明夫著 『学校で愛するということ』 第四章「女の子が女の子を好きになる」
一応ちゃんと百合。片思いレベルだけどね。
258:名無しさん@秘密の花園
10/09/25 20:22:36 VaSu4pl8
>>254
納得した
259:名無しさん@秘密の花園
10/09/30 20:13:04 EbApVVZE
>>256
『花宵道中』の中に収録されている「雪紐観音」は百合だったよ
何の予備知識もなしだったからびっくりした
この人艶めかしい文章書く人だね
すごく気に入ったから雨の塔読んでみよう
260:名無しさん@秘密の花園
10/10/01 23:53:18 qx1YMRnH
>>259
おお、ありがとう
図書館にあったから読んでみるわ
261:名無しさん@秘密の花園
10/11/18 22:57:20 YCPMn9oY
海外ミステリで百合なら「茨の城」
海外SFで百合なら「スロー・リバー」
じゃあ、海外ファンタジーで百合なら何があったっけ?
262:名無しさん@秘密の花園
10/11/18 23:24:15 lGml0+10
百合度はちょい低めだけどタルマ&ケスリーとか?
263:名無しさん@秘密の花園
10/11/18 23:36:20 YCPMn9oY
おっとしまった「荊の城」だった。間違えちゃダメだろ。
>262
検索してみたがちょっと惜しい感じの話のようだね。
血の姉妹の誓いとかいうのは良さげなんだけど……。
264:名無しさん@秘密の花園
10/11/19 05:42:38 pn/Dst5G
百合ブームも去った感がある
265:名無しさん@秘密の花園
10/11/19 20:14:44 t9FoTP7X
ブーム便乗のにわかに荒らされるより過疎の方がいいや
266:名無しさん@秘密の花園
10/12/11 02:15:50 Shq9qhZj
ブームはなかったが僅かな固定層は生まれた
267:名無しさん@秘密の花園
10/12/11 22:19:56 cyyq9gwr
>>266
ちょうど季節柄、同人ジャンルの流行り廃りを連想した
1ホール埋め尽くすほどの怒涛のブームが去った後は
10サークルほどの固定ファンが残るw
268:名無しさん@秘密の花園
10/12/18 14:23:17 sgqd/FBv
スレリンク(lesbian板:588番)-
↑で電撃文庫の百合について話題になってたが、スレ違いネタなのでこっちで反応。
とりあえず大前提として女主人公でないとと絞ると、電撃文庫で百合萌えできるのは
(完結)
・ストロベリー・パニック!
まあとりあえずこれは忘れてはならないだろう。
ちょっとアレな文章とか、個人的にはカップリングがアニメと同じで好みじゃないとか不満もあるが。
(読み切り)
・紫色のクオリア
SF。といっても中盤以降のヒロインを助ける為の主人公の奮闘はサイエンスファンタジーと言った方がいいかも?
コミカライズするらしいのでまさかのCDドラマ化とかアニメ化にちょっとだけ期待したい。
・ピクシー・ワークス
技術的にちょっとSF。メイン4人のうち3人の関係はなかなか百合っぽい。あと女性AIとのカップリングもいけるか。
続編も出せそうなラストだったがその後の音沙汰はないようだ……。
(打ち切り)
・サンダーガール!
学園伝奇。主人公×ツンデレ少女。主人公に取り憑く雷の精霊が男性人格だが相棒レベルなのでまあそこまでうざくはない。
ラスボスっぽいのが顔見せして私達の本当の戦いはここからだエンドで3巻で終了。
・火目の巫女
和風伝奇。 主人公×ヤンデレ少女。帝(男)がとにかくうざいのが難点。
とりあえず危機は去ったがまだまだ苦難がありそうですよエンドで3巻で終了。
すぐに思い出せるのはこんなもんかなぁ。
269:名無しさん@秘密の花園
10/12/18 17:49:01 g5LEgTX5
電撃なら
天槍の下のバシレイス
でびるbox
毛布おばけと金曜日の階段
この辺も入れとくべき
270:名無しさん@秘密の花園
10/12/18 18:14:27 sgqd/FBv
>269
バシレイスとでびるboxは読んでたのに忘れてた。
前者は現代ファンタジーかなり荒廃絶望状況って感じか。主人公とその相棒少女の絆とか良かったね。
上下巻で終了だったが彼女達の戦いはもうちょっと読みたかったなぁ。
後者は現代ファンタジーかなりゆるめというかギャグ、って感じか。あの主人公の悪魔姉妹ハーレムはなかなか。読み切り。
ああ、それで思い出したが、「白人萠乃と世界の危機」も一応該当かな。現代戦隊モノほかパロディギャグ。読み切りだろうなと思ってたらまさかの全2巻。
主人公がノンケっぽかった&レズキャラが関西弁ギャグキャラだったような気もするが。
271:名無しさん@秘密の花園
10/12/18 23:39:01 QjIVevBN
近未来SFじゃなかったのか
272:名無しさん@秘密の花園
11/02/05 23:19:32 S0kDdvr2
メアリー・ノトン「幽閉」