11/01/30 23:37:50
>>396
それは危険な兆候よ、鹿目まどか。
もっとしっかり自我を持っていないと、魔女に取り込まれてしまうわ…。
この町にいる限り常に危険に隣り合わせってことを、忘れないで。
(キリッ、と髪をかきあげて忠告するが)
(微笑みかけられると急に頬を真っ赤にして)
す、素敵……わ、私が? そ、そそっ、それは、ぷ、ぷろっ、プロポーズと受け取っても、いいい、いいのかしらら?
そ、その手には乗らないわよ魔女…! これもでいどりーむね。わ、分かっているのよ!
(虚空に向かって叫んだ。もちろん誰もいない)
そう…。
ほむらなんて変わった名前だって言っていたくせに、随分調子が良いのね。
心にもないことを言わないで、鹿目まどか。
(ツン、と冷たく横を向いた)
(が、拳は「やったー♪やったー♪やったぁぁ♪」とガッツポーズ)
し、したいならしっ……したっ……ッ!?
そ、それは「どうぞ召し上がれ?」という意味で取ってもいいのかしら? 召し上がるわよ私は?
ま、まどまどできるというのなら、い、今すぐこの場で……
(なかなか字が消せないのに業を煮やし、マジックで強引に「あなたのほむら♪」って書いて)
(はぁはぁ、と息を荒くしながらよだれを何度も何度も拭い…)
そろそろ時間だわ…こ、こんな良い時だというのに…っ。
残念だけれどこれで失礼するわ。命拾いしたわね鹿目まどか…。
今度会ったら、貴方に魔法少女がどういう運命を背負っているのか教えてあげるわ…色々な意味で。
鹿目まどかと、話してくれた皆にも多大なる感謝を。
そうね、それなりに楽しかったわ。
ありがとう。
おやすみなさい。