10/11/10 06:43:57
>>257
(伊佐美の雰囲気が変わったのに気付くと、今はそれ以上聞かないでおこうと決め)
(反対に何でもない口調で)
わたしの家は洋館なの。全部洋室だから、炬燵が置けないのよ。
随分昔は使用人部屋に畳を置いてたらしいけど、今はもう無くなって久しいわ。
(そう笑って言い、次に伊佐美が学校の様子を尋ねて来ると)
え?ああ、そっか。―そうね、文字の読み書きや計算だとか。
要するに、生きていくのに支障を来さないよう、必要最低限の知識を教える場所なのよ。
同年代の子供が集められていて、コミュニケーション能力を養う場所でもあるわね。
ノヴィス・ノア……オーガニック・シップ―、
……軍艦のパイロットって、伊佐美くんは軍人…じゃないのか、軍艦の「ような」だし。
(聞いた言葉を確認すると伊佐美の顔を見返し)
そっか―此処ではわたしと同年代で自立してる人が沢山いるけど、
伊佐美くんもそうなのね。そう……パイロットっていうと、戦闘機?
(軍艦が必要な世界なのだ、と理解したニュアンスで尋ねて)
(お礼の言葉に微笑んで)
どう致しまして―なんて、調度淹れようと思ってた所だったのよ。
(湯飲みを持ち上げると両手の平で同じく包み込み)
(伊佐美に同意の微笑みを浮かべると、湯気を吹いてから口を付ける)
頂きます……あ、これは玄米茶って言うの。
炒った玄米が入っててね、香ばしくてわたしは好きなんだけど。
緑茶も淹れて来ましょうか―っ、……くく。
(言いかけた所で、ふと思い出し笑いをすると)
ごめん、……いえちょっと、さっきのコーラの話を思い出して。
さっきの片付けてくれた男子、彼がとてもコーラが好きな人だったのよ。
西條くんっていうんだけど、
彼がペプシとコカコーラの比較がどうとか言ってたらコーラの海にされちゃったの。
(その時の―少し、いやかなり間違った様子を伝えて、また笑い)