10/12/18 03:26:11
>>363
まぁまぁ、ウチにはよっぴーがいるし、ココナッツも料理だけはうめーし……姫はどうなん?
えっと……病気になった姫の面倒をボクが見るってのはどこいったのかな?
そうだよ、こーんなに可愛い女の子が近くにいるのにさー。
レオはいっつも……ん? 姫、どうかした?
(自分としては友達に対する他愛ない会話だったのだが、彼女の漏らした呟きになにか違和感を覚えて)
(きょとんと目を丸くしながら、笑顔の姫を見やった)
何いってんの、小さいのよりもおっきいのがいいに決まってんじゃんか。
勝手に大きくなるんならボクのだって大きくなってなきゃおかしいだろー? んー?
(なんだかんだで気にしていた自身の胸を彼女に見られ、あまつさえ微妙そうな顔までされると)
(不機嫌そうなそぶりがだんだん演技では無くなってきて、胸をぐいぐい押し付けながら口を尖らせる)
(小さいとはいえしっかりと膨らんで女らしい形を描いている胸は、それと比べれば山といえる姫の胸に)
(逆に包まれるような格好で重なり合い、肌や腕とは違った弾力のある感触に眉をヒクッと動かした)
……んだよぉ、別に姫の大きい胸にドキドキしてるんじゃないんだからね。
問答無用っ、そこに耳があるならば……あむっ。
……っふ。尖ったりはしてないけど、綺麗な形だよねぇ。
ちゅ、ンフ……。姫の身体はどこも綺麗で可愛いから、ボク嫉妬しちゃうなぁ。
ちゅ、ちゅっ……。はぁむ、んぅ……ちゅく、じゅっ……。
(唇が耳に触れた瞬間に彼女が見せた反応は今までにないくらいに可愛く、それでいて妖しさすら感じられて)
(こんな姿を見ているのは自分だけかと思うと、彼女のもっと違う姿が見たいという欲望が膨らみ)
(自分の体を離されても逆にしっかりと抱き締めて離さず、弱々しい抵抗なんかは勢いで跳ね返して)
(凹凸のある耳の形に沿って舌を伸ばしてちろちろとくすぐりながら、彼女を一方的なまでに攻め立てる)
だってぇ……音、わざと出してるもんね。
姫がかわいーから、ボクもう止まらなくなって……。
ちゅ、ちゅぷっ、ぴちゅ……じゅっ、ちゅちゅぅ……っンン……!
(耳朶の肌を唾液で濡らしては啜り、しゃぶり、歯を甘く当てたり唇で咥えたりして……)
(今までにそんなことは一度もしたことないくせに、姫が相手だと身体が勝手に動くようで)
(まるで獣が肉のついた骨をしゃぶって味わうように、何度も何度もねっとりしたキスを施した)
……ぷ、ふぅ。
どうしたの、姫? こんなにぐったりしちゃって、そんなに気持ちよかったん?
(全身の力が抜けてしまったみたいに、また自分に寄りかかるにぐったりしてしまった姫の身体を抱いて支えて)
(はぁはぁと喘ぐような荒い呼吸の中に混ざる甘く淫靡な音色に、無自覚ながらも胸をキュンと疼かされ)
(冷たい床の感触を少し気にするように足を動かしながら、姫の耳元でまた囁いた)
【ボクは大丈夫だけど、姫は大丈夫かな?】
【ほら、待ってる間に眠気がきちゃったりとか……】