10/11/12 03:59:48
はぁー……へぇ、ふーん……
(鞠也の気苦労を知ってか知らずか)
(建前上の主の後ろを、感嘆の声をあげながら長身の女性がついてくる)
(鞠也よりややきつい風貌の、しかしこちらは紛れも無くれっきとした女性は、
何から何まで珍しいのか、しきりとあちこち寄っては戻り、寄っては戻りして)
(落ち着かない様子で鞠也の後をついてきていて)
何よそれ……
そもそも私に戦い以外の何かを期待するっていうのがそもそもの間違いなのよ
誰かいないの?あんたを付け狙ってる悪の魔法使いとか、闇の組織とか……
私がこてんぱんにたったきのめしてやるわよ
(この世界では何の役にも立たない技能をアピールしながら、
えへんと胸をはれば年相応以上の胸元が揺れ)
愛玩……ハァ。この馬鹿
まーたそんなこと言って……十年早いのよ、十年
せめて私より背が高くなってから言いなさいよね?
(あきれたようにため息をつくと、鞠也の目の前に回りこみ)
(女性といっても通じる主人の、端正な頬を左右にむにーと引っ張る)
(それは、とても使用人がとるべき態度には見えないものの、
アンジェリカなりに鞠也に親近感を感じている距離でもあって)
【いろいろ考えてくれたのね、ありがとう。とっても続けやすいわ】
【と、学園の部屋って寮の部屋かしら?学校の教室?】
【それじゃルームメイトさんには別室でいちゃいちゃしておいてもらうってことで】
【メイドさんの代わりにメイド服でも、と思ったけど……】
【私じゃメイドさんの手間をかけさせる方が早そうだし】
【デフォルトの緑系に、鎧なしでいかせてもらうわ】
【まじめに働いたら服、買ってね?】
【あんまりグロかったりするようなことじゃなかったら基本OKだから】