10/11/21 17:31:10
>>630
うーん、頼りにされてる…のかな? 今でも時々ドジっちゃうことあるし…
それで注意されることもあるけど、バイト先の人達みんないい人ばっかりだし、このバイト楽しいからこれからも頑張るね!
紡にもバイト先のみんなにも、誰にも心配かけたくないから無理しない範囲で…だけど。
元気ない跳美なんて跳美らしくないしね!
(いつも気遣ってくれてありがと、と僅かに朱に染まっているようにも見える耳元で囁くように言い)
(紡の髪を梳いていた手を離してベンチに腰を掛け直す)
(ふと紡が自分でも髪を直しているのが横目に入り、一瞬上手く直せてなかったかなと思うが)
(頬までどことなく先程より赤くなっているような気がして、もしかして照れさせちゃったかなと思い直しながら)
(バスケットの中を漁り、約束していたお菓子を取り出した)
あ、えと…ありがと。直接会って仮装見せるのはこれが初めてだから、実はちょっとドキドキしてたんだけど
紡にそう言ってもらえてすっごく嬉しいよ。
午前中ちょっと忙しかったけど、紡の顔が見れて、赤ずきんちゃん似合ってるって言ってもらえてパワー充電!
休憩の後も最後まで元気に頑張れちゃいそうだよ。
紡分も充電出来たから、普通に休憩するよりもっと癒されたしね。
(紡の手は差し出した菓子を受け取る前に優しく頭を撫でてくれて、今度はこちらの頬が朱に染まる)
(布越しであったがそれでも紡の手の平の温もりや優しい気持ちは十分すぎるくらいに伝わってきて)
(これまでの疲れを取り除き、新たな元気の源を心に体に注いでくれる)
美味しそうに見えるのは、キレイなの選んでもってきたからかも…味も、紡の期待に応えられるといーな。
あ、紡のお菓子! すっごい楽しみにしてたんだ。
前にご馳走してくれたミルクレープとボルボローネ美味しかったし、今日はどんなの作ってきてくれるのかなーって。
凝ったものじゃなくても、紡が作ってくれたってだけで跳美嬉しーよ。
見た目? うん、気にしないよー。跳美も見た目キレイに作るの苦手だし…
(楽しみにしているのも、以前紡が作ってくれたお菓子が美味しかったというのも本音からの言葉だが)
(あまり期待を表に出しすぎるとプレッシャーかと、自分も今でも感じる感情を思い出して)
(もう少し抑えなきゃと思いつつ、紡が照れくさそうに差し出したお菓子を受け取る)
(手渡されたクッキーは黄色一色ではなく、大好きなチョコレートがその半分を覆っていて、目にした瞬間ぱぁっと顔を輝かせる)
(中にはチョコが擦れてしまっているものもあったが、一つ一つがそれぞれ違う表情を見せていて)
(こちらを見つめてくる目がこれを作り出した紡の気持ちを伝えてくるようで)
(胸があたたかくなるのを感じながらしばしクッキーの瞳と見つめ合う)
もしかして、跳美がチョコ好きだからチョコがけのクッキーにしてくれたの?
チョコがけ、大変なのにありがと、紡。どのお顔もとーっても美味しそうだよ。
早く食べたいなー。早速いただいちゃっていいかな?
(紡に先に自分の作ったお菓子を食べてもらいたいという気持ちもあったが、美味しそうなクッキーの誘惑には勝てず)
(紡の顔とクッキー、交互にチラチラと見つめながら尋ねた)
【問題なさそうならよかったよー】
【うん、今日もよろしくね、紡。時間まで二人でのんびり楽しい時間過ごそうね】
632:真咲紡 ◆U027HCx5bM
10/11/21 18:26:40
>>631
写真だけでも十分すぎるくらいに可愛かったけどな、跳美は。
これからも写真だけじゃなくて、時々はこんな風に……ん?
…いや、俺が跳美のバイトしてる店に通うようになればいいのか。
第一歩として、なにか買って帰るのもいいかもな。
(アルバイトしている店のイベントの季節になると着飾った姿を写真などで見せてくれていたが)
(直接その姿を見るのは初めてで、写真とは違ってコロコロと変わる表情や仕草の一つ一つが)
(眩しくすら思え、瞳を細めて微笑みながら次もまたと言いかけたが)
(そんなことをしなくても自分が跳美のバイト先に行けばそれで済むことに気づいて小さく肩を竦める)
(最近では跳美に喜んで欲しいと教科書片手ではあるがお菓子作りも始めたことだし)
(あわよくばちょっとしたコツなども聞き出せるかも知れないなどと考えると、メリットも大きく思え)
(冗談ぽく笑いながらも、どうだろうと問いかけるように小さく首を傾げて見せた)
見た目だけが全てじゃないだろ。
何よりも、跳美が俺のために作ってくれたってことが一番嬉しいよ。
…焼き直す時間もなくってさ。変な顔してるのが大半だけど…。
(喜んでくれるだろうか、美味しいと言ってくれるだろうかという不安を表に出さないようにしても)
(表情は僅かに張り詰めてその緊張のほどを思わせていたが)
(跳美の表情が明るく輝く様子を見ると見るからにほっとした様子で表情を緩ませる)
(見た目も味の内というからには綺麗に作りたかったのが本音ではあるが)
(大切な幼馴染が喜んでくれたならそれだけでいいような気もしてきて)
(自分が作ってきたクッキーに見入る跳美の姿を、隣りで嬉しそうに眺めていた)
跳美は甘いものだったら何でも好きだろ?…まあこれは冗談だけど。
でも、そうだな。チョコレートが好きなのは知ってたし、普通のクッキーよりはって思ってさ。
もちろん。仕事の最中に摘み食いするわけにもいかないだろ?好きなだけ…
(それほど休憩時間は長くないだろうし、持って帰ってから食べて欲しいというはずもなく笑顔で促すが)
(ふと途中で言葉を止めて考える素振りを見せると、クッキーの一枚を取り上げて跳美の口元に差し出して)
せっかくのハロウィンなんだしな。少しは恋人らしく……はい、跳美。あーん。
【これで容量は一杯かな】
【次スレを利用してる人がいないならそのまま借りてきちゃうから】
【跳美はゆっくり書いてくれたらいいよ。また向こうで】