10/11/10 03:09:05
>>465
……ん、おきてた
(と答える声は、どこか少しぼんやりしていたものの)
(ぎゅっと優姫を抱きしめる手には力がこもっていて)
(眠そうな瞳は、優姫に覗き込まれると、しっかりと答えるように見つめ返し)
(優姫に抱きついたまま、お互いの胸元が
ひしゃげるほど強くぎゅっと力をこめて)
(言葉をつむぐたび、吐息が優姫の唇をくすぐるぐらいの距離から、ゆっくりと続けて)
……ね、優姫は好きな子……本気で思ってる人、いるの?
(戸惑う優姫の、文字通り目と鼻の先で問いかける環は、
さっきまでのおちゃらけた雰囲気でなく、真面目に答えを求めているようで)