10/09/12 00:00:27
>>30
多分、音符のどれみふぁ、からとったのだと思います。
そ、それはそうですが……、それは言わないお約束ですよ、裕人さん。
(めっ、と少しだけ怒ったような顔になるが、そんな顔も可愛く見えるのは春香の顔の造作の賜物だろう)
(裕人が乃木坂家を尋ねる頻度も増え、美夏やメイド隊の主だった面々からは、婿入り間近だね、などとからかわれている)
(そんな一時も、春香にとっては幸せな時間だ)
はい、まだ読んでいないんです。
お稽古事などがあって、あまり時間がなかったというのもあるのですが。
どうなんでしょう、絵が可愛らしいので買ってみたのです。
それでは、読みますよ？
(ぱらり、ぱらり、と同人誌をめくり始める)
(内容としては、バンドを組んでいる5人の少女たちが、部費だけでは足りなくなった活動資金を得るために、援助交際をする、といったものだ)
(可愛らしい絵柄や、表紙のデザインに反して、かなり過激なテーマで)
ばんどって、お金がかかるのですね。
(お稽古事で楽器に触れる機会も多い春香は、感心している)
(春香が自分のお小遣いでコンサートホールを借りたり、指導する先生を雇っているわけではないので、あまり実感がなかったのだろう)
(ヒロインたちは5人組の男たちに声をかけ、お金をもらう代わりにホテルへと)
(同人誌を自分たちで作った事もあるから分かるが、書き込みも細かく、描写もしっかりしていて、プロといっても通じそうな出来栄えだ)
(読み進めるうちに、5対5の乱交が始まり)
う、うわあ、これって、お、おおお、お尻、ですよね。
愛ちゃんが、おおおおお、お尻におおおお、おちんちんを……
(中盤にさしかかったところで、ヒロインの一人、愛と言うらしい、その愛が、肛姦を始めたのだ)
(性行為に関する知識に大きな偏りのある春香だが、これは強い印象を与えたらしい)
お、お尻で……、す、すごいですね、こんなに気持ち良さそうに……
(そう尋ねながら裕人を見上げる春香の頬は、薄っすらと上気していた)
【そ、そうですか？ 危険なあるばいと……、興味あります】
【多額のお小遣いをいただいているわけではありませんので】
【でーととか、同人誌とか、こすぷれ衣装とか、集めるのが大変そうです】
【危ないかどうかはともかく、あるばいととか、しないとだめかもしれません……】