11/01/04 02:36:46
>>386
黄巾の乱に董卓の暴政…書物では知っていたがそれほどまでとはな…。
世が乱れればその煽りを喰らうのいつも罪無き民草だ…それはいつの時代でも変わらんか。
(国が、時代が違えども己と似た世を生きる相手に同情を禁じえなかった)
その言葉に……二言は無さそうだな。
…いい眼だ、貂蝉。覚悟のできた―もののふの眼だ。
(相手の言葉が建前だけでは無いことはその真摯な瞳から否が応でも読み取れ)
(堅い決意の丈を感じると改めて感心してフッと穏やかに微笑んだ)
はははは!そう照れるな、照れるな!
俺は冗談は言うが嘘は言わんぞ?美しいものは美しい、それだけさ。
(戸惑いがちにこちらに視線を向ける仕草に愛らしさを感じつつももっと見たいと軽口を叩いた)
今まで言う機を逃していたが、その振袖、よく似合っているぞ?
年始めから俺はツイている。まさに眼福だな。
(誰に同意を求めるでも無く満足気にうんうんと大きく頷いて)
ああ、よろしく頼むぞ貂蝉!
(酒宴と聞いては居ても立ってもおられず、紙一重で逸る気持ちを抑えながら)
(厨房へと去っていく相手の背を見送った)
……ほーう、これは凄いな。
急な話の上、大した食材も無かったろうに…ここまでの品を用意するとは…。
美人で料理上手で気立てもいい!いや、貂蝉を嫁御に持つ男は三国一の幸せ者だな!
(彩りのある膳を前にして、はははと豪快に笑って喜びと感心を表して)
馳走になる。………ぷはぁー!美味い!いい酒だ!
(注がれた酒を一気に飲み明かすと酒の芳醇な味わいに頬を緩ませて子供のように喜び)
ほら、貂蝉も飲め。俺ばかり飲んでいては申し訳なくなる美味さだぞ。
(少し強引に杯を持たせると徳利を傾けて溢れそうなくらいにまで注いでやった)
【無茶苦茶な話ではあるが、それがまた面白い作品と言えるな】
【ああ、大いに触れて、大いに楽しんでくれ!面白さは俺が保証する!】