11/01/04 00:46:14
>>382
ふっ…俺を持ち上げたところで何も出んぞ?
まあそちらほどの美女に言われるとなると世辞でも嬉しいがな。
時代は乱世だ。誰かが日の本を平らげん限り、争いは避けて通れん。
しかし、あなた様も…とはどういうことだ?
その口ぶりから察するにお前も戦に身を置いているのか?
(その可憐な姿からは俄かには信じ難かったが、気になりつい問うてしまう)
名前を褒められることなど生まれて初めてだが、悪い気はせんな。
いや気にするな。俺は身分などつまらんものには興味が無い。
たとえ農民や町人の出であろうが才多き者が人の上に立ち、より良い世を創る。
それでこそ天下安寧の世ができるというものだ。
…貂蝉?日の本の名では無いと思うが…どこかで聞いたことがあるな。
たしか…昔読んだ書物で…。
(まじまじと相手の姿を上から下まで眺めながら記憶の内を探って)
―ああ、わかったぞ!傾国の美女の一人、貂蝉ではないのか!?
(嬉しそうにぱんと膝を叩くと得意顔で問いただした)