10/10/19 04:50:52
>>303
私たちが知らなかっただけで、100年前に海に沈んでからずっと、
深王様たちはその敵と戦い続けてきたんだって…想像もつかない話だよ。
うん…人類みんなの、敵だよ。フカビト…人と魚の中間みたいな存在。
迷宮の最奥に、フカビトが神と崇める存在がいるんだって深王様が言ってたんだ。
やっぱり、守られて後ろから指示を出すよりも先頭に立つほうが私は好きなんだよ。
ただ単に、前に出たがりだってだけかも知れないけどね、えへへ。
でもそれでみんなのやる気が出るのなら、私は本望だよっ。
（照れて顔を赤らめながらにこにこと笑い）
そうそう。何も真正面からぶつかるだけが戦いじゃないんだよ。
敵の脚や腕を封じたり、痺れさせたり毒を与えたり。色んな戦い方があるんだから。
やむにやまれぬ事情とかがあったのかも知れないもんね。
悪いひとたちしか襲わない義賊、っていう人たちだっている事だし。
カンネイさんに、シュウソウさんかぁ…なんか、カンネイさんはうちの国の雰囲気になじみそうだよ。
海賊とか山賊だった人が信用を得るってのは大変だもんね。
私の国も、今は結構よくなったけど昔は貿易相手にしてもらえない事が結構あったんだって。
カンネイさんやシュウソウさんも、きっと苦労したんだなって思うな。
（会った事もない武将たちの事を思い、天を仰いで）
そうだよっ、私が海底迷宮を踏破して名を轟かせてみせるんだよ！
一旗揚げて帰ってくればきっと海賊だったことなんて気にならなくなるはずだもん。
えへへ、船に乗るのも海に出るのも小さい頃から大好きだったんだ。
北の国…さっき言ったハイ・ラガード公国だとすっごく寒いらしいけどね。
アーモロードにいると雪は全く見ないけど、ハイ・ラガードじゃ沢山降るとか。
（ゆっくりと両手で持ったお茶を飲みながら）
んっ……ごちそうさま、美味しかったんだよっ。
（飲み終えた湯呑みを机の上に置くと）
うーん、さすがにもう戻らないと妹が目を三角にしてそうだよ…
今日はお話に付き合ってくれてありがとうね、チョウセンさん。
（立てかけてあった盾を背負い、槍を手にすると）
また会ったら、色々お話しようね！それじゃ、おやすみなさーい！
（笑って軽く手を振ると、部屋を出て行った）
【かなり眠気がきてるからお言葉に甘えさせてもらうんだよー】
【こんな時間までありがとうだよ。おやすみ！】