10/10/19 02:51:02
>>298
ふふ、それはさぞ幻想的な光景だったのではないでしょうか?
何が起こるか分かりませんし、普通の人間なら躊躇してしまいそうですが
きっとリーナのような冒険心を備えた者だからこそ、そうした場所に辿り着けたのでしょうね。
(彼女の口調や表現が、聞いている者にさえ臨場感を与えてくれるような話し振りで)
(おとぎ話や物語に夢中になる幼子のように彼女を見つめながら、楽しそうに表情を綻ばせている)
頼もしい仲間や家族は、本当に掛け替えの無い存在だと思いますわ。
きっと、わたくしではリーナ達の足を引っ張ってしまいそうですが…
わたくしもリーナと一緒でしたら、とても楽しい冒険ができそうな気が致します。
(重ね合わせた掌を胸に当て、愛くるしい彼女を微笑ましそうに見つめながら瞳を細めた)
親しくさせて頂いて光栄ですわ。ふふふっ。
わたくしの世界も…そうですね、戦の無い世の中なら平和だったのでしょうが……
(深い溜め息をつくと戦乱の世を憂い、早く平定しないものかと切に願う)
リーナの世界にも海賊は存在するのですね?わたくしの世界にも居ります。
海賊から武将になって名声を得た方も居りますし、海賊を退治して名を轟かせた方も存在します。
(他の勢力の武将の話を、どこか楽しげに語りながら立ち上がると、会釈をしてから席を外し…)
―――お待たせ致しました。
(流し台へ向かい、程なくしてから戻って来ると)
(お盆の上には湯気を立てたお湯のみが二つ乗っており)
(静かに腰を下ろすと、片方を両手で持って彼女に差し出した)
本日は暖かい焙じ茶を淹れてみました。
お口に合うかは分かりませんが…宜しければお召し上がり下さいませ。
(恐縮がりながらそう伝えると、照れ笑いを浮かべながら会釈を向けた)