10/09/12 01:13:34
>>145
何だ、彼はいつもは静かな青年だったりするのか?
僕が見るに、情緒不安定と言うよりはしゃいでいるのだろうな。
西條君の楽しげな顔を見れば、そう想像するのが通常だろうさ。
休息と言っても人それぞれだ。
僕のような軍人にとって休止といえば文字通り止まって休む事なのだが、
衆民の中には休暇と言えば普段より忙しいものだという者もいると聞くしな。
学生諸君にとっての休みはどうなのだ?遊ぶ時なのか、休む時なのか。
そのための剣牙虎、そのための剣虎兵なのだからな。
僕も千早も、軍籍だ。それが仕事で、そのために死ねと言われている者だよ。
最も、そうしてただ死に英雄と呼ばれるのは、全く僕の好みではないのだがな。
剣牙虎を見るのは初めてか?どう見ても猫科なのだが、犬のように人に懐き、従うのだ。
(千早は視線を返すと、ルルルと喉を軽く鳴らしている)
僕は意味のない争いも殺戮もしないよ。軍人の仕事はただ暴れる事ではないからね。
(彼なりの冗談なのだろう、口元は笑みに歪んでいて)
>>146
アーレイベルグ…僕の知らない国だな。
ともあれ宜しく、フォアエイン少佐殿。
仕える国は違っても、している仕事は似たようなものなのだろうから。
ここには僕やフォアエイン少佐殿の他にも軍籍の者が来ているのか。
最も、ただの休息で来ているのならばそれほど気にする必要もないのかも知れないけれども…
…それでも、形式に拘ってしまうのは軍人の病気のようなものかな。
(彼女が硬くなっているのを見て取ると、階級が上という事もあって砕けた言葉に直し)
(千早に視線が行っている事に気づくと、愛猫の頭に手を乗せ)
剣牙虎を見るのは初めてか?こいつは千早、僕の飼っている剣牙虎(サーベルタイガー)だ。
僕のいる軍ではこの猫たちを使った部隊、剣虎部隊があってね。僕も剣虎兵の出身なのさ。