10/09/12 00:24:20
>>134
どうやらこの休息所はなかなか賑わう場所のようだな。
(新たに現れた者の姿を認めると、小さく礼をして)
僕たちは騒ぎを起こしている訳ではないよ。
ただ少々、休息を楽しんでいるというだけの事だ。
(言いながら、軍帽の鍔に手をやり被り直して)
僕は新城直衛、見ての通りの軍人だ。これは僕の猫の千早…
(言いながら、西條を舐めようとしているサーベルタイガーを目で示し)
騒ぎを起こそうなどという意図はないし、害意もありはしないよ。
>>135
この猫たちが普通の猫のように気まぐれだったなら、僕も生きてはいなかったでしょうね。
千早やその母猫に命を救われた回数は数えていられませんから。
犬程度では戦力として心もとないし、猫そのものでは軍に組み込むなど出来ない。
その点この剣牙虎たちが多くいた事は、僕や剣虎兵たちの幸運でしたね。
(視線を受けた千早は、視線を返すとクルルル、と小さく喉を鳴らし)
それは確かですね。有能な者、無能な者、次々戦死していきましたから。
僕はただ…意味も無く死ぬ事だけはしたくないと足掻いた、それだけですよ。
実際何割程度買ってもらえるものなんです、記事というものは?
群集を扇動する者も、少し時が過ぎただけで衆民には飽きられ、捨てられる。
そう思うと、僕は権力を手に入れようなどとは到底思えませんね。
最も、権力を持つ者にも色々いる事は思い知らされましたが。
ああ、僕も貰ってよいのでしたら、是非。
<皇国>の米酒や<帝国>の蒸留酒ともまた違った味がしそうだ。