10/08/12 15:45:59
沙夜子お嬢様……
もう俺はお嬢様への欲望を抑えることが出来ない…
親父、旦那様…不忠者の俺を許してくれ。
(0時を回った頃の夜、空には大きく丸い月が昇り、屋敷の庭園はしんと静まり返っている)
(庭園の片隅に与えられた自分の住処から小道を歩き、屋敷へ向かう当哉は)
(仕える主、令嬢沙夜子の部屋へと足音を忍ばせて向かっている)
(手の中には沙夜子の部屋の合鍵、傍に仕える者、近しい者として預けられた信頼の証)
(今、それを利用して、今夜沙夜子を我が物にする…)
(沙夜子は大体この時間に電気を消してベッドに入る、眠ってしまってはいけない、長く共に暮らしたから分かるタイミングで鍵を開け)
(ノブを回して中へと入っていった)
沙夜子お嬢様…沙夜子お嬢様……
目を開けてください、当哉です。
(そして囁くように耳元で沙夜子を呼ぶ当哉)
(眠り掛けだった沙夜子を目覚めさせ、とうとう欲望を満たす手始めにこう伝える)
沙夜子お嬢様も16になりました、今夜からは俺がお嬢様に秘密の花嫁修業を致します。
これは、誰にも内緒、旦那様にも奥様にも内緒のレッスンです。
将来の夫に心から尽くすためのお勉強なのですからね。
さぁ、起きてください。
(サラサラと手に心地よい絹のような黒髪を撫でながら、沙夜子を起こし)
(そして、嘘を並びたてながら沙夜子の身体をこれから奪いつくす…)
【書き出しで、色々と前提として決めさせてもらった】
【不快に感じたらごめんな】