10/08/25 01:17:08
>>364
そう、無力だった。
確かに並大抵の相手にならば、あなた達は強くあれたかもしれない。
しかし、マスターや私の前では余りに無力。
自らの力量をわきまえず、最強の魔導書などと傲った結果。
何より……最後の瞬間まで…
いいえ。
最後まで屈することなく散ったものと、私に屈して今尚生き延びようとしている貴女。
それが彼と貴女の違い。
そんな貴女が彼と肩を並べて戦うなど…身の程を知らぬ愚かな行為。
そう、全てを委ねなさい。
(再び繰り返した言葉は強くはっきりとしていて)
(それ故に、本当に委ねてしまいたくなる甘露のような甘さに満ちていた)
楽しませるのも、貴女の仕事よアル・アジフ。
どうすれば私を楽しませることができるのか、どうすれば飽きて捨てられないのか。
常に考えて行動なさい。
早く歩きなさいアル・アジフ。
それとも、そんなに見られたい?
(周囲に人などいないかのように振る舞い、アル・アジフに向き直る)
(実際、周囲の目など気にしておらず犬や猫に見られているのと大差はなかった)
そんなに見られたいのなら……アル・アジフにプレゼントをあげる。
(どこからともなく取り出したのは、尻尾のような房がついたバイブ)
(それをアル・アジフの肛門に容赦なく捩じ込みスイッチを入れる)