10/07/17 00:39:33
>>138
はぁ……はぁ……っ……
貴様とは気が合いそうにない……
ん……く……、ん……
(人体としての弱点である両腋を晒し、大きく張り出た胸を呼吸で上下させている)
(さきほど正面で目配せをした男を睨んだまま、4つの掌に肉体を探られていく)
(豊満なバストラインから、括れた腰、ヒップライン……閉じた太腿まで、触れられていない箇所はもう存在しないかもしれない)
(両の腕を頭上で縛られた格好のまま無表情で身動ぎ一つせずに、恥辱を受けていく)
貴様にとって面白くない結果が待っていることは、わかりきっている……私にはな
軍人ではないセルベリア・ブレスなどこの世には存在しないのだから
マクシミリアン様が求めるヴァルキュリアのちからを否定した先に、私の生はない……
(腹が押されると、ぶらん、ぶらん、と吊るされた身体が左右に揺れる)
(どれだけ憔悴に追い込まれてもなお、強い意志を以って相手の言葉を否定した)
…………貴様から教わることは、何もない
(ボリュームに富み過ぎた乳房の塊が鞭の柄を咥え込んで、先端は覆われて見えなくなるほど)
(その在りようだけ見ればどちらがどちらを押し潰しているのかわからないくらいで)
くっ……
(軍服を脱がされれば)
(ヴァルキュリア人特有の白く傷のない肢体が、遮るものなく研究所めいた場所の空気に触れる)
(自身にとっての悪夢の再来)
………………
(あまりに女性として出来すぎた肉の彫刻)
(鎖によって天井から吊るされたその裸婦の絵画は、鞭によって破られるのを待っているようでもあり)
(羞恥に値する姿を見られそれでも、反逆の態度は全く衰えずただ無言で佇んでいる)