10/06/30 21:43:54
>>612
ナンパしたお姉さんとおねショ…擬似レズ
「えー、なに、まさかナンパのつもりぃ？ 悪いけど、君のような子が女に声掛けるのはちょーっと早いと思うな」
…いくらなんでも、こんな声変わりもしてないような子ども相手にしたら、あたしの方がア○ネスに怒られちゃうんじゃない？
せめてあと５、６年、いい男になったら声かけてよね、と女は半兵衛を後ににべもなく立ち去ろうとした。
……あ、ア○ネスって誰のことかなぁ？ 俺、わかんなーい。
年の頃は二十かそこらかな、茶髪のお姉さんはすらりとスタイルが良くて背も高かった。
妙に露出度の高い、挑発的な格好にどきどきしてしまう。
見た目はかなり美人だけど、独特のテンションの高さはちょっと苦手かも。
まるで女子高生みたいなノリのお姉さん……ってあれ、この世界に女子高生なんていたっけ？
「待っておねーさん、俺、ちゃんともう大人だよ」
「へ……？」
女は一瞬黙ってじろりと少年の全身を見下ろした。次の瞬間ぷっと盛大に吹き出して笑う。
「君さあ、そういう嘘ついちゃだめよ？ 迷子じゃないなら、さっさとにお家に帰んなさい」
「……む、…ほんとだって！」
「ちょｗｗｗ何、そういうキャラ作ってるわけｗｗｗｗ？」
いくらなんでも無理があるでしょ、それで相手騙せるとでも思ってんの？ とからかうような素振りで覗き込んでくる。
「だってどう見たって元服してるようには見えないんだけどｗｗ、ねえ、君のどこが大人なわけーｗ？」
興味を引かれたらしい。
よし、じゃあ確認しちゃおうか、と女に手を引かれて、半兵衛は人気のない路地裏へと入り込んだ。
壁にとん、と押し付けられ、おちんちんで確認してあげる、と腰に手を掛けられる。
「え？ あの、だから俺、ほんとに元ぷ……ああ、ちょ、ま、待って…っ…」
手際がいい。あっという間に半兵衛はお尻も股間もぷるんと丸出しにされてしまった。
こ、こんなとこでだなんて、ダメだよ～………ってそうじゃなくて！
色っぽい展開を期待してたはずなんだけど、なんか…ちょっと違うんじゃないかなこれ……
「ふぅぅん……なあんだ、やっぱりお子様じゃないのｗｗｗ」
うう……。明らかに笑いを含んだ女の声に、半兵衛は現実に引き戻された。
見た目相応というべきか、男性ホルモンがまだ十分に分泌されていない半兵衛は生殖器もまたあどけない。
「色白でー、かわかむりの可愛いおちんちんｗ！ つるんつるん、ってか金色の産毛かぁ……
あれあれー、ねえ、なんであたしに見られてるのに興奮しないわけ？」
するすると白い指先に下腹を撫でられ、全然おっきくならないってどういうことよ？
とおちんちんを指で摘み上げられる。
…目の奥がじんわりと熱くなるのは気のせいじゃない。
女が男より繊細な生き物なんて、絶対に嘘だ。可愛いなんて、まさか褒め言葉のつもりで言ってるんじゃないよね？
今日び、五つの子どもだって男は可愛いなんて言われて喜ばないよ。