10/03/22 12:01:29
>>204
キモオタさんですね?キモオタさんが来るのを待っていました…
(ナオが守護する世界、エリンに新しくやってきた人は少し変わっていた)
(それでもここに来たということは、エリンを救ってくれるかもしれない人で)
(そういった人たちを助けるのが、ナオの役目だ)
(……ちなみにその人は思いきり胸を触っていった)
(倒れたキモオタの視線の先に光の柱が現れ、ゲームの画面で見たのと同じように)
(ローブの裾をきわどく翻しながら、ナオがふわりと降り立った)
キモオタさん、キモオタさん?大丈夫ですか?
今、起こしてあげますから……私の人工呼吸で。ふぇっ!?
(普通に口をついて出た言葉に、自分できょとんとする)
え、あの……変ですね。こういう時に人工呼吸なんて、今までしたことないのに。
で、でも、人工呼吸じゃないと、キモオタさんを起こせないから、な、なんででしょう?
どうしてしなくちゃだめだって思ったんでしょう?
でも、そうなんですから、仕方ないですよね。初めてだから、ちゃんとできるかな……。
キモオタさん、起きてください。ん……ちゅ、ん。
(すっかり混乱しながら、キモオタの頭を膝に抱いて)
(そのまま体をかがませて、呼びかけながら唇同士をでそっと触れさせる)
(二つのやわらかい感触がキモオタの腕に当たっているのにも気づいていない)
【はい、よろしくお願いします】