10/02/21 22:43:04
>>365
ひっ………ひぁぁ………っ……!
(細長い触手が身体中を這い回り、あらゆる穴を──性感帯を蹂躙する)
(尿道が更に責められ、耳穴をくすぐられ、乳首に触れ、お尻の穴が突つかれる)
(そんな恥辱に耐え切れるはずもなく、声にもならない声を上げて揺れ悶え)
くっ、う………ぅぐ………っ……!!
(全身に責めを受けながらも、必死に地面を這って逃げ出そうとする)
(死に物狂いで前進するが、それは蝸牛のように鈍く、無様で)
(背後で立ち上がるサカハギの気配を感じても、振り向く余裕すらない)
誰が……誰が、あんたなんかに………
(相手の台詞に怖気を震わせながら、懸命に四肢に力を入れるが)
(とうに体力の尽きた身体は、快感のせいか立ち上がることすら出来ず)
逃げて……やるわ……
……ぜったいに……わたしは……生きなくちゃ……
(脳裏に、知った顔がぼんやりと浮かぶ。勇くん、祐子先生、そして──)
(受胎に巻き込まれた彼らもきっと、どこかで必死に生きようとしている)
(唇を噛みしめて、膝をつきながら、緩慢な動きで前だけを見つめて)
はぁっ、はぁっ、……あと、ちょっと…………
(意外にも、サカハギは強く追ってくる様子を見せない)
(やがて、通信塔の入り口まで辿り着き、ひざまづいたまま手を入り口に伸ばす)