【愛は】ベルサイユのばら【永遠に】part2at EROCHARA
【愛は】ベルサイユのばら【永遠に】part2 - 暇つぶし2ch871:名無しさん@ピンキー
09/02/07 13:10:52
続きありがとうー今回もめちゃ良かったよ!!

ジェローデルとの情事もずっと待ってます・・・お願いします。

872:名無しさん@ピンキー
09/02/07 13:45:38
ここは昔のオル窓のなりきりスレのように盛り上がっているね!

873:名無しさん@ピンキー
09/02/07 13:51:01
ああ萌えた。覗きアンドレ、シリーズ化して欲しい。
ネタだけならいくらでも提供します。

874:名無しさん@ピンキー
09/02/07 15:24:04
アランには何でも許すオスカルってところに激萌え‥
いろんなこと許しちゃってください!

875:名無しさん@ピンキー
09/02/07 15:34:58
筆者です。みなさんどうもです。
あんまり萌え所がなかったかな、とちょっと反省してるんだけど
読んで頂けて嬉しいです。

近衛隊の軍服ネタについては、私自身が「かなり」激しく萌えてしまって
いつか書きたいとずっと思ってました。
今回のはそれと婿養子ネタを絡めたミックスです。

みなさんのネタあってのSSですよ~。
感謝です。ありがとう。

ちなみに私が堕ちてしまったネタは
言うまでもなく>>489タン それから>>518タン です。
萌えました。ほんとにありがと。
勿論みんなのネタもいつもありがたいです。

>>871
ジェロがオスカルと愛し合う(までの)シチュが浮かばなくて苦戦してます。
まだ暫くかかりそうです。(あー、ヘタレだorz)


876:名無しさん@ピンキー
09/02/07 15:38:23
GJ、GJ!

877:名無しさん@ピンキー
09/02/07 15:55:02
>>875
オスカルがジェローデルの甘い言葉にヨロッとなってキスしかけた時あったよね。
あそこの流れで・・・ってのかどうかな?

878:名無しさん@ピンキー
09/02/07 16:23:18
>>875
いやいや、萌えどころが無いなんてとんでもない。
萌え萌えでした。

やけに帰りが遅い婿養子アランにイライラするオスカル。
婿養子アランが帰ると待ちきれず口で・・・
または、それが元でささいな口論になり
喧嘩を売るのは上の口か、下の口か?とアランが攻めまくる。
ああ・・・婿養子アランは妄想が無限に広がる。

879:名無しさん@ピンキー
09/02/07 17:50:51
夜勤で帰って来ないアラン
ひとり悶々とするオスカルが、思わずひとりエチー
天井から覗いてしまうアンドレってのは?

880:名無しさん@ピンキー
09/02/07 21:02:28
婿養子アランなら、
オスカルの肩に手を回し、
二人でワインを飲んでいるだけでも萌える。

881:婿養子の条件11
09/02/07 21:32:33 gKC1qKd9
「た、たいちょ・・・う」
オスカルの指に喉を撫でられているアランが呻く。
なおもオスカルはアランのもみあげを指でいじりながら、ささやいた。
「あの時は蝋燭の火を近づけて、私の髪をちりちりと焼いてくれたな。
今度は私がこれを焼いてやろうか?」
「あ・・うぅ・・」
これはあの時の復讐のなのか?
”俺が悪うございましたぁ、許してくださいーー!!”
心の中で叫ぶアラン。

「お前の髪は剛毛なんだな・・」
コルセットを胸先までほどき、ガーターのように革ひもと金具で吊られた下着を纏った
あられもない女隊長に耳元の髪をチリチリといじられて、アランはいまにも射精してしまいそうなほど興奮していた。



882:名無しさん@ピンキー
09/02/07 21:35:29 gKC1qKd9
いやぁーー、このスレの職人さまのエロさに翳んでしまいそうです。
こちらのシリーズはあんまりエロくなく、ただのギャグですが
お付き合いくださいまし。

883:名無しさん@ピンキー
09/02/07 21:41:31
>>882
待ってたよぉーーー!

884:婿養子の条件12
09/02/07 21:42:36 gKC1qKd9
クローゼットの中の男二人もまたそれぞれに興奮していた。
”オスカル・・・お前、あの時は気丈に頑張っていたが、その後”母上”と泣いていたじゃないか。
兵士たちを処分しないなんて強がり言っていたが、やっぱり許してなかったんだな・・。
いいぞ、俺が許す。もっとやってやれ!”
”マドモワゼル・・マドモワゼル・・貴女は清らかにして淫蕩すぎです・・・
そんな責めをされたら全ての兵士は果ててしまいます・・”




885:名無しさん@ピンキー
09/02/07 21:44:14 gKC1qKd9
すいません。家族と同居なんで呼ばれました。
風呂入ってきます。
後で時間あれば書きます。

886:名無しさん@ピンキー
09/02/07 21:59:23
機嫌を損ねたオスカルを宥める
婿養子アランってのもエロい。

887:名無しさん@ピンキー
09/02/07 22:15:35
>>879
「もっと激しく突いてくれ。」
「そこを舌で・・・もっと・・・もっと・・・」
なんてアランの前で叫べない事を思いっきり叫びながら
ひとりエチー始めたら、
アンドレ、天井裏から落ちてくるぞ。

888:名無しさん@ピンキー
09/02/07 22:24:20
オスカルの1人エチ萌え

889:名無しさん@ピンキー
09/02/07 22:26:00
>>888
アランを想いながらするんだよね。エロいなあ

890:名無しさん@ピンキー
09/02/07 22:29:37
>>874
アランには何でも許しちゃうけど、
なかなか自分の欲求は求められないオスカルだったりするんだよね。
アランもまた、どこかオスカルに遠慮しちゃう。
お互い、何でも求め合って、何でも許しちゃって欲しい。

ああエロい。

891:名無しさん@ピンキー
09/02/07 22:38:59
>>889
訓練中、アランを見て昨夜のことを思い出し、
司令官室へかけ込んで一人エチってのも萌える。

892:名無しさん@ピンキー
09/02/07 23:28:47
今日はひどく疲れたと婿養子アランがさっさと寝てしまったら、
オスカルは寝ているアランの横で一人エチーなのかな。

893:名無しさん@ピンキー
09/02/07 23:35:16
婿養子夫妻が出勤した後の
乱れたベッドの上で暴走するアンドレも
何だかゾクゾクする。

894:名無しさん@ピンキー
09/02/07 23:44:53
すごーく愛し合ってるんだけど
些細なことから喧嘩をしてしまった婿養子夫妻の仲直りエッチは激しそう。

アランとの激しい交わりを思い出し
泣きながらひとりエチするオスカルってのも萌える。

895:名無しさん@ピンキー
09/02/07 23:51:06
>>894
萌える。

ジャルジェ家のメイドが
「婿養子さま、この壊れた手すり、簡単に直してくださったのよ。
ワイルドで素敵よね。」
なんて言っているのをただ聞いてしまっただけで嫉妬したオスカルが
アランを問い詰めて喧嘩。
怒ったアランが自分の部屋へ行ってしまう。
お互いに頑固だから仲直りのきっかけも作れず・・・
その夜は自分の嫉妬を悔やみ、泣きながらひとりエチ。
オスカルからそれとなく謝り、激しいエッチへと・・・

896:名無しさん@ピンキー
09/02/08 00:08:45
>>895
そうそう、喧嘩のネタはしょうもないほうがいい。
犬も食わないんだからw

オスカルのひとりエチに萌える。
処女を奪い、開発しちゃったのはアランだから。

897:名無しさん@ピンキー
09/02/08 00:16:20
仲直りの夜はアンドレは即効天井裏にゴー
アランは妻の局部にエロちゅー10分
オスカル悶絶は100%保障します。

なんて

898:名無しさん@ピンキー
09/02/08 00:21:51
謝るきっかけが無いから、オスカルはわざとベランダのてすりを壊し、
「私の部屋の手すりも壊れている。直してくれないか?」
とアランに頼みに行く。
わざと壊したと知りつつ直すアラン。そこで仲直り。
あとは悶絶エチへゴー

899:名無しさん@ピンキー
09/02/08 00:24:02
うーーーーーーーーーーーーーーーん

900:名無しさん@ピンキー
09/02/08 00:27:35
仲直りのきっかけ、
婿養子アランが巡回警備の時に
ベルサイユ庭園からバラをちょいと拝借して、
帰宅すると無言で妻に渡してみるというのはどうか?

901:名無しさん@ピンキー
09/02/08 01:19:03
ふと、アニメアラン×原作オスカルだとよりエロいんじゃないかと思った。

902:名無しさん@ピンキー
09/02/08 01:37:36
>>901
私の脳内ではそうなっている。
顎はケツじゃないが。

903:名無しさん@ピンキー
09/02/08 02:02:19
>>897
萌える。

婿養子アランが果てて萎えても妻オスカルが口で復活させ、
その繰返しで朝まで頑張りそうだ。

904:婿養子の条件13
09/02/08 03:48:20 oDImqoVp
アランはこの女隊長と初めて剣を交えた時のことを思い出していた。
剣を弾き飛ばされ、アランの剣と自身の剣を喉元に刺してきた女。
完全に死を覚悟した。脳裏に無残に喉元を裂かれた自らの死体が浮かんだ・・
だが、2本の剣はX字に頸の両脇を通り、死は免れていた。
女隊長は腕の傷を止血してくれた。
”あの時感じた命がけの興奮は、俺を変えた・・”
オスカルの白い指にもみあげをいじられながら、アランは放心したように
美しい女隊長を見つめていた。
”それまで女を真剣に見たことなどなかった。どこか男より弱い者劣る者として
軽蔑していた・・”
「俺にあの時の仕返しをするのなら・・・」
オスカルの顔を見つめたまま、アランの声が擦れる。
”どうぞしてください・・”と言ってしまいそうになったその時、
もみあげをいじっていたオスカルの指が離れ、冷めた声が響いた。

「権力に任せて無理強いをしたりはせん。そんなことをすれば
ディアンヌを司令官室に引っ張り込んで乱暴しようとした衛兵隊の前の隊長と
同じじゃないか。私はもう寝るから、お前は好きにしろ。」
オスカルはアランから離れると下着姿のまま寝台に潜り込んでしまった。
「それにな、いくら将軍とはいえ父上の命令にそのまま従うことはない。
心は自由だからな。それにあれはとんだ狐親爺だから。」
「キ、キツネですか!?」
「ああ、ブイエ将軍を狸親爺とすれば、うちのオヤジは狐だ。剣の勝負の約束なんか
守ったことはないんだぞ。11の時、初めて父上を負かした時、一個小隊を任してくれる
約束だったのに不意打ちしてきやがった。卑怯もらっきょもあるもんかなどとぬかしてな。」
「は、はぁ・・」
「だから、私は一個小隊でもいいから父上の手のかかってないを持つのが夢だった。
ふふ、衛兵隊に移ったのもそんな理由だったからかもしれんな。」

”そ、そんなぁーーー”
フランス衛兵隊1班班長は、寝台の脇に突っ立ったまま嘆いていた。
衛生室で隊長は俺が何をやらかして衛兵隊に来たかを聞いた時、
「お前のような男に会いたかったから・・・」と確かに言ったじゃないですか!
あの言葉はその後俺が隊長に心底惚れて従うようになってからも、心の中で何度もリフレインが
かかっていたのに!あんたは記憶喪失ですか!

間抜けに立っている一兵卒。女隊長の寝室で・・。
アランはつぶやいた。
”完敗だ・・・。”
男の力を笠にきてしかも一人ではなく複数で、女隊長を拉致し、乱暴しようとした自分。
それなのにあんたは処分をしないと言った。貴族の女の傲慢かと素直に従えなかった自分だが
やがて隊長の真摯な魂に触れ、心から敬服することを覚えた。
それと同時に、一人の女としての隊長に心魅かれるようになった自分だが・・・

「アラン・ド・ソワソン!ジャルジェ准将の私室警備に当たらせて頂きます!」
敬礼して、寝室を出ようとすると後ろから声がかかった。
「そっちの居間には長椅子があるから、そこで休め」
「は!」


905:婿養子の条件14
09/02/08 04:04:37 oDImqoVp
狭いクローゼットの中では、小1時間ほど両端に座りこんだ男二人が対峙していた。
黒髪の従僕が隙間から寝台の様子を窺う。
「もう、いいだろう」
立ち上がってクローゼットの扉を開けた。
「お、おい、大丈夫なのか?」呼ばれてない客である貴公子がささやく。
「ああ、オスカルは一度寝たら、雷が鳴っても起きないんだ。」
果たして、寝台では眠り姫よろしく、すやすやと枕に金髪を流してオスカルが眠っていた。
そっと、掛け布を肩先の上までかけ直してやる従僕を複雑な面持ちで見るジェローデル。

二人が寝室を出ると長椅子に寝転がって鼾を掻いている兵卒の姿が見えた。
「寝たら起きないのはアランもそうだな」
その脇を歩みながらフランス衛兵隊特別入隊の兵卒が言う。
ジェローデルはその背を蹴る真似をして見せた。
二人がオスカルの私室を出ると、廊下の片隅から一人の侍女が現れた。



906:婿養子の条件15
09/02/08 04:35:52 oDImqoVp
「ヴィクトールさま、これはいかがいたしましょう」
盆の上にワインを注がれたグラスが二つ、のっている。
「ああ、今夜はいい。片づけておいてくれ。」
「承知いたしました」
あれは確か昨年の秋頃入った侍女だ。アンドレはジェローデルの腕を掴んだ。
「あのワインは何だ?何が入っている!」
「あ・ああ・・何でもない。両方ともただの眠り薬だ。
頃あいを見て差し入れて二人とも眠ってもらおうと思って・・」
「おい!」
「ああ、わかってる。今夜はもう退散しますよ。」
「招かれない客は裏口から出してさしあげましょう。」
アンドレはジェローデルの腕を掴んだまま、乱暴に歩き出した。

裏口から出て、ジェローデルが密かに繋いであった馬のところまで来ると
かつてのこの家の求婚者は従者に言った。
「ところで、アンドレ・グランディエ。しばらくの間、手を結ばないか?
あの下劣な兵卒を追い出すまで。」
「断る!」
「なんだって!?」
「アランは上品ではないが誠実な奴だ。それに人の家に来て勝手に薬を盛る男に協力するつもりはない。」
「ふ、ふん!だいたい、お前が悪いのではないか!
オスカル嬢がお前が不幸になるなら自分も不幸になるとのたまうから
私は身を引いたのに!去年の秋から半年以上も経つのにお前は何をしているんだ?
貴族とはいえあんな下賤な男が婿養子になるというのなら、私だってもう一度立候補する!」
ジェローデルは勝手に宣戦布告して馬に飛び乗り、帰っていった。

その夜、アンドレは蝋燭の火の前で手を組み、考え込んでいた。
ジェローデルにはあのように言ったが、かつて自分も取ろうとした卑怯な手段だ。
自分の場合ははるかに性質が悪い。ワインに毒を入れて心中を謀ろうとしたのだから。
さきほど見た眠るオスカルの無垢な顔が浮かぶ。
清らかで純粋なオスカルには自分もジェローデルも相応しくない。
無鉄砲だが若く剣の腕も立つアランの方がふさわしいのではないだろうか。







907:婿養子の条件16
09/02/08 04:52:29 oDImqoVp
翌朝、朝食に現れた上機嫌のオスカルと全く緊張の解けてないアランの姿を見て、
ジャルジェ将軍は自らの計略が失敗に終わったことを悟った。
”まあ、最初からうまくはいかんのだろう”
「アランくん、今日もよかったらこの家に宿泊したまえ。」
寝不足なのか、不服なのか、仏頂面した青年兵士が答える。
「いえ、今日はできればパリの家に残してきた母が心配なので、
帰宅させて頂ければ・・」
「ん、君の母上はどこかお悪いのか?」
「去年の冬、妹が亡くなってから、ぼけ入っちまって・・いえ、精神に不調をきたしてしまって、
隣のばあさん・・いや、隣人の婦人に頼んではいるのですが、一人にしておけないのです。」

「まあ・・」
いち早く反応したのはジャルジェ夫人だった。
「お気の毒に。お話は聞いていました。ねえ、貴方、何とかして差し上げないと。」
「うむ、アラン・ド・ソワソン。今日はもう帰宅しなさい。」
「はい」

朝食後、将軍は給仕をしていたアンドレに声をかけた。
「アンドレ。悪いが後でカフェを二つ、わしの書斎に持ってきてくれないか?」


908:婿養子の条件17(黒執事の誕生)
09/02/08 05:21:22 oDImqoVp
”俺は知っている”カフェを準備しながら、アンドレはつぶやいた。
オスカルはショコラ派だが、旦那さまはカフェ派だ。そして決まって俺になにか面倒で重要なことを
依頼する時、カフェを持ってこいと命令されるんだ。
果たしてカフェを二つ持ってジャルジェ将軍の書斎に行くと、そこに客の姿はなかった。
そこへ座って、お前もカフェを飲めと言われる。
「はあ・・」
将軍の大机の前の丸テーブルに座って、カフェを一口飲むと、
机の上に手を組んで顎を乗せた将軍が口を開いた。
「アンドレ、アラン・ド・ソワソンは童貞なのか?」
ぶっ・・思わず苦いカフェを吹きだしそうになる俺。そう、この父にしてこの家の娘あり。
謹厳実直、清廉潔白な性格は父と娘は良く似ている。
「わしはパリの下町のことはよく知らんのだが・・。そういう面倒を見てくれる女はいないのだろうか?
剣を売るほど生活に困窮しているとのこと。難しいのだろうか?」
いくらなんでも、パリの下町だからって、いや下町だからこそ、アランだって20代の後半だ。
知らないってことはないだろう。
「いや、彼は緊張しているだけだと思いますが・・」

「そうか・・。長年、ジャルジェ家に尽くしてくれたお前にも報いなければならん。
今日からお前はこの家の執事だ。」
「えっ」
「と、いっても当分は老執事に教わって、徐々に仕事を覚えてくれればいい。
手始めに居間の絨毯がずいぶんと痛んでいたようだから、取り換えるか修復するよう手配しといてくれ。」

将軍が呼び鈴を鳴らすと、老執事が恭しく現れた。
アンドレは感謝の言葉を述べると老執事について将軍の書斎を出た。

老執事に案内されたのは俺の知らない壁の通路を抜けた小さな部屋だった。
8つの時からこの館を知っているがこんな秘密通路や部屋は知らない。
長年務めてきた老執事がにこにこしながら言った。
「アンドレ、この部屋ではこの館のすべての部屋の物音を聞くことができるんじゃよ。」

えええ?見まわしてみると壁を伝っているいくつもの伝声管。
俺は宮廷に出入りする平民だから、ベルサイユ宮殿にも王家に対する謀略と陰謀を防ぐためにこういう仕組みが
あることを知っている。その昔、デ・バリー夫人が奥様を陥れようと毒の入ったワインを
持って来させようとしたことも、一早く伝声管を聞いていた平民の従僕に聞いて、オスカルに知らせることができた。
それと同じ仕組みがこの館にもあったとは・・。

「それじゃ・・その・・昨夜・・」
「もちろん、オスカルさまの寝室に潜んでいた二人の賊のことは、
旦那さまには伝えてないよ」
にっこり微笑んで言う人の良さそうな顔をした老執事に、
俺は思いっきり脱力していた。
「今夜からこの仕事は君に任せる。適任だと思うよ」




909:名無しさん@ピンキー
09/02/08 05:24:06 oDImqoVp
はぁぁ、エロもなく無駄に長くてすんません。朝まで何書いているんだか。
アンドレに黒執事になってもらわないと婿養子アランが誕生しないんで・。
・。
なお、ベルサイユ宮殿の伝声管うんぬんは、デタラメですから信用しないよーに。


910:名無しさん@ピンキー
09/02/08 05:28:38
>>909
夜更かししてて良かった。
ビックリ下着登場からその発想力に脱帽だよ。
キミなら、携帯電話が出ようともう何でも許すw

911:名無しさん@ピンキー
09/02/08 06:03:39
夫婦喧嘩の後悔

オスカルがジャルジェ邸の廊下を歩いているとリネン室から
メイドたちの話し声が聞こえる。
「婿養子さま、そこの壊れていた手すり、簡単に直してくださったのよ。」
「あら、私は今日、婿養子さまのシャツを洗濯したわ。」
「素敵よね。背が高く、ワイルドで優しくて。憧れるわ。」
メイドたちの会話はオスカルの嫉妬心に火を灯した。

イライラしながらオスカルは部屋へ戻った。アランはまだ帰宅していない。
苛立ちを抑えようと本を開いてみたが目が文字を追うだけで集中できない。
「それにしても遅いな。もうとっくに帰って来ても良い時間だ。」
窓から外を覗いてみても、屋敷へ向かう人影は見当たらない。
なかなか戻らないアランにオスカルの苛立ちは増して行くばかりだ。
コツコツと足音を立てて部屋を歩き回っていると部屋のドアが開いた。
「隊長殿、ただ今戻りました。」
アランはオスカルに敬礼をして見せた。
「何時だと思ってるんだ。こんな時刻まで何をしていた。
ん・・・?酒臭いぞ。酔っているのか?」
「たまには仲間に付き合わないとな。」
悪びれた様子も無く当たり前のようにアランは言った。
「だからと言って、こんな・・・」
アランはオスカルを抱き寄せて、キスをしようとした。
「放せアラン。キスで誤魔化そうとするな。」
オスカルはアランの手を払いのけた。
「本当に仲間と飲んでいたのか?」
メイドたちの会話で火が付いたオスカルの嫉妬心がこんな言葉を言わせた。
「俺を疑ってるのか?だったらな、ジャンやフランソワに聞いてみろ。
ずっと奴らといつもの酒場で飲んでいた。」
アランの顔が険しくなった。
「だからといって、こんな時間まで飲んでいることも無いだろう。」
「ああ、もういい。遅い遅いって言うなら待ってないで先に寝てりゃいいんだ。」
アランは勢い良くドアを開けて出て行ってしまった。自分の部屋へ行ったのだろう。

しばらく部屋で待ってみたがアランはなかなか戻って来ない。
仕方なく一人でベッドへ入ってみてもアランが来る気配ひとつしない。
慣れ親しんでいるはずのベッドなのにこれほど広かっただろうか。
一人で寝ることがこんなにも淋しいことだったとは・・・
あんなつまらない嫉妬心を持たなければこんな思いをしなくても済んだのに。
とっても愛しているのに、今夜も愛して欲しくて帰りを待っていたのに・・・
どうしてあんな酷いことを言ってしまったのだろう。
アランは自分の部屋で寝てしまったのだろう。愛されたかったのに・・・
蒼い瞳に涙が滲んでくる。
「愛しているアラン・・・」オスカルの手が自分の下半身へのびた。
アランに愛されるはずだった場所へ指を這わせる。
いつもされているように、アランの指を脳裏に描きながら自分の指を動かす。
「アラン、おまえの指で、舌で、唇で・・・もっともっと愛してほしい・・・」
円を描くように指を動かして行くとしっとりと濡れてくる。
肉芽に指先が触れるとピクリと仰け反る。
「あっ・・・はぁ・・・」
甘い吐息を漏らしながらアランを受け入れている場所へ指を挿入させる。
「アラン、アラン、もっと愛してくれ、激しく、壊れてしまうほどに・・・」
肉芽を刺激し、指を挿入する。何度か繰返すと絶頂に達した。
だが、どこか物足りない淋しさを伴う絶頂だった。
「明日、私はアランに謝ることができるだろうか。」
オスカルは淋しい眠りについた。

おわり

912:名無しさん@ピンキー
09/02/08 10:22:23
婿養子が見る夢


ここはパリの酒場
「よう、アランじゃないか。久しぶりだな。元気だったか?聞いたぜ、幸せなんだってな。」
声を掛けて来たのは士官学校時代の友人で、いまは軍隊を止めパリで商人をやっている近所の幼馴染だった。
アランが大貴族のジャルジェ家に婿に入ったことは近所ではかなり有名な話だったので、
久々のアランの登場とあれば、騒然となって当たり前。
さながらちょっとした有名人のような扱いで持て囃されるアラン。

婿に入った先は伯爵家、妻は超美人な上に准将である。
これはもう兵卒のアランにとっては逆玉以外のなにものでもなく、
人々の興味の的にされて当然と言えば当然なのだが…
みんなの関心事は、男装の美人を妻にするアランの心情のほうにあった。

「で、どうなんだい?」
昔からアランを知る近所の老婦人が徐にアランと幼馴染の間に割り込んで来てそう言った。
「ど、どう、って?」
アランはいきなりの直球に、飲んでいた酒を吹き出しそうになった。

「そりゃああんた、あっちのほうだよ」
「あ、あっちって…」
「だって、あんた種馬だろ?」
この会話、この質問…やっぱりここに来なきゃよかった。
後悔がアランを襲う。

「子供はまだなのかい?」
「あ、ああ。まあだ」
オスカルは何も言ってこない。
なにか体に異変があれば真っ先に俺に話すはずだ。

「結婚してひと月も経てばねえ…。伯爵様はご心配だろうねえ」
「ひと月も、って…まだひと月じゃないか?」
「あんた、なんの為にあんな大貴族のお邸に婿に入ったと思ってるんだい?
勘違いしちゃいけないよ。
美人のお嬢様といいことをする為に入ったのかい?だとしたら大間違いさ。
あんたには、伯爵家の跡取りを作らなくちゃならないと言う大きな義務があるんだよ」
「わかってるさ、そんなことは。…いちいちうるせーな」
「わかったかい?、あんたの務めはあの超美人なお嬢様を身ごもらせることなんだよ」
「あー、何度も言われなくとも、そんなことはわかってるよ」



はっ… ゆ、夢…?  
隣を見ればオスカルが気持ちよさそうな顔ですやすやと眠っている。
なんだ…今のは夢だったのか?
アランは大量にかいた汗を、手の甲で拭うともう一度オスカルの寝顔を見た。
幸せすぎると怖くなるって誰かが言っていた。
俺はいま、たまらなく幸せだ。
俺の奥さんも幸せなのかな、きっとそうだと信じたい。
アランは再び眠りに就いた。

─おわり─

913:名無しさん@ピンキー
09/02/08 13:37:21
>>912
婿養子アランほどは萌えないけど、
逆玉アランっていうのも頷いちゃう。
こういう隙間(?)的SSもいいねえ。

914:名無しさん@ピンキー
09/02/08 13:42:42
>>913
意外な感想うれしいです。ありがとう。

オスカル妊娠→ジャル家騒然→アランパパの目覚め→オスカルただの風邪でした

ってSSを書こうとしたんだけど、書いてて萌えなかったので止めました。
そんな暇があったら天井裏の続編でも考えますw では。


915:名無しさん@ピンキー
09/02/08 13:58:20
>>914
天井裏シリーズ、楽しみにしています。

部屋での二人、
オスカルがアランに「愛している」と言って甘える姿を見て
オスカルの口からこんな言葉が・・・
夜の営みを見てしまったのとまた別の衝撃を受けて
アンドレがプチ暴走するのってどうでしょうか?

916:名無しさん@ピンキー
09/02/08 15:55:00
>>912
GJGJGJです。

917:名無しさん@ピンキー
09/02/08 16:41:39
婿養子アラン、寡黙で詩人にはなれないけど、
理数系に強そうだよね。
弾薬の調合についての理論みたいなのを話しだし、
数式とか書いてオスカルに説明するが、チンプンカンプン。
「アラン、おまえ、頭いいんだな。」
そんな会話がありそう。

918:名無しさん@ピンキー
09/02/08 16:43:05 dXJgDObm

婿養子シリーズ第三話(1)

 壁の穴 ~愛ゆえに~

俺はある日、オスカルから相談を持ち掛けられた。
夫のアランではなくて、なぜ「俺」なのか。

8歳のころから彼女を知る、俺は言わば幼馴染のようなものだ。
彼女の大概の癖や趣味は他の誰よりも熟知している…つもりだ。
例え夫のアランであっても、それには負けてもらうしかない。

オスカルと二人だけになる時間は久しぶりだった。
紅茶も美味しい。
彼女は今日非番だと言う。
「で、俺に相談というのは?」
俺はおもむろに切り出した。

アランの目を気にしない彼女と二人だけの時間は、俺には嬉しいものだったが
オスカルはもう人妻だ。俺とオスカルの間には太くて大きな川がある。
使用人と、その家の結婚したお嬢様が、婿の留守中に親しくしているのは、
言語道断で、俺はさっさとこの時間を切り上げようと考えたのだ。

彼女は空を仰ぎながらぽつりとつぶやく。
それは、自分には女らしさが欠如している、と言うものだった。

俺はこのお嬢様に開いた口が塞がらなかった。
はあ?なにを言ってるんだ、おまえ。
毎晩あんなに感じて、あんなに乱れているじゃないか。
どこの女よりもおまえは格段に色っぽいよ。

だが、言えるわけがない。覗いてこと知る事実だからだ。
オスカル、頼むからそんな相談はアランにしてくれ。
俺は泣きそうだった。
どうして女はそんなにくだらないことで真剣に悩むのだろう。
ということが偶にある。おまえもそれだ。
愛されていることが、何よりの証拠なんだよ。
やっぱり、俺、苦しいな。

919:名無しさん@ピンキー
09/02/08 16:44:10
>>918
ふー、ため息がひとりでに漏れて俺も天を仰ぐ。

「いい空だな」
「ああ…」

で、俺に何を言えというのだ。
ああ、おまえは綺麗だよ。色っぽいよ。
そんなことを求めているわけじゃないだろう?
聞いて欲しかっただけなのか?話して楽になったのか?
俺がおまえを愛しているとでも言えと言うのか?
俺を誑かさないでくれ。

「女らしいとか、男らしいとかは、千差万別があっていいのだと思うよ。
気にするな。アランはおまえに惚れている。
おまえはおまえらしくあればそれでいいんだ」

こうして俺とオスカルの、久々の語らいは終わった。

ん?もしや、この夫婦になにかあった?
直感だった。すれ違いか?喧嘩してる風には見えなかったが…

嫌な勘と言うのは、大方当たるもんだ。これは一大事だ。
オスカルには幸せになっていてもらわないと、俺が困る。

俺がみたび目に天井裏に上がることを決めたのはこの時だった。
今回は様子を見る、という大義名分で。

善は急げ。夜が来て俺はオスカルの寝室の天井裏を目指す。
天井裏の通路を使うのは、これで二度目だが、俺は偶然にもこの時意外な通路を発見してしまう。

薄暗い通路の脇に狭い階段があって、そこから一階に抜けられるようになっているのだ。
もしや、と思い下りてみると、そこはオスカルの部屋の壁だった。
以前、バイオリンを弾く彼女の為に防音壁にする必要があって、その工事をした時に出来た空洞だった。
たしかにあの時は防音目的でしかなかったが、今はその存在理由は大きく違う。
俺が覗くに持って来いの作りで、俺の為にあると言っても過言ではない。
天が俺に味方をしているとしか言いようがなく、俺は感謝しながら壁に耳を当てた。
だが、音だけで俺は満足できるだろうか。
欲望に対しての自信はなく、手先が器用なことを持ち出して、案を練ることにした。
そして一旦部屋に戻った。

920:名無しさん@ピンキー
09/02/08 16:44:56
>>919
そして、これまでを復習する。
クローゼットは危険過ぎることがわかった。忍び込むタイミングも困難を極める。
天井裏だと音が聞き取り難いし、上からの映像しか見ることが出来ない。
壁だな、これはもう壁しかない。
壁に穴を開ければその全容を間近で見ることが可能だ。
この、「壁に穴を開ける」という発想から抜け出せなくなった俺は
改装工事を明日に回すことにして、今夜は大人しく眠ることにした。

翌日、俺は工具箱を持ってオスカルの部屋の壁の改装に取り掛かる。
古くなりたてつけの悪くなった錠前を取り替える、とか何とか
言い訳は適当だったが、誰も怪しむ者はいなかった。
信用に心が痛みを覚えたが、これはこの家のお嬢様夫婦の危機打開策を練るための、
言わば、夫婦の事情を探る目的での工事なのだ。俺に悪気はない。
至近距離でしっかりと二人の言動を見る必要に迫られてのことだ。
言い訳がましいのは疚しいところがあるからなのか。
後ろめたさに釘を打つように、俺は金槌音を炸裂させた。

壁を小さく刳り貫いて小窓が完成した。
中からは気付かれないという仕組みに満足を得る。

これで夜を待つことにした。
古くなったドアの錠前を替えることも忘れず、俺はオスカルの部屋をあとにする。

夕食時
アランもオスカルも取り留めて変わった様子はなく、食事を終えて二階へと姿を消す。

この二人の間に一体なにがある?

俺は余裕で昼間開けた壁の所まで秘密の通路を使ってやってきた。
ここで今夜俺が目するものとは…

今夜は取り掛かりが早かったみたいだ。
俺が穴から中を覗いた時にはもう始まっていて
オスカルがアランに着ているものを脱がされている、まさに「これから」という場面だった。
間に合ってよかった。俺は大きく息を吐いて呼吸を落ち着かせる。
今夜はオスカルの悩みを知るという任務を帯びているんだ。
知ることに貪欲にならなくてはいけない。
士気を高める俺。

921:名無しさん@ピンキー
09/02/08 16:45:59



>>920
予感は的中した。

オスカルの様子がいつもと違い、やはりどこか変なのだ。
これまでは、見ているこっちが火傷をするくらいに仲睦まじく、安定感があった。
だが、今夜見る限りではどこか怯えている。
なにかを怖がっているように見える。

オスカルは、なにをそんなに怖がるのだろう。
その理由は次の場面でわかることになる。

「いやだ…」
「一度だけでいい…」
「絶対に、いやだ。いやだと言ったらいやだ」
「痛いことはしないから…」
アランの懇願を無下にするとはこれは夫婦仲に亀裂が生じたか?

で、俺はそのアランの頼みを目にする。
紐…? ひもでおすかるをしばりたかったのか?

は…っ あはは …は

なーんだ。そんなことだったのか。
心配をして損をした。実にくだらない。

あのな、オスカル…、アランがおまえを縛りたいのは
おまえに女の魅力が薄いから、とか、そういうことじゃなく、愛しいからなんだよ。
おまえは確かに何年も男の中にあって男社会で生きてきた。
だが、男のことをよくわかってなかったんだな。
まあ、そんなことを分かれと言うほうが問題だが。

いいか、オスカル
アランがおまえにそんなことをするのは、おまえを愛しているからなんだ。
逆だよ、逆。
魅力云々じゃない、おまえが感じて、おまえが乱れるところを見たいからだ。
それが男の本能なんだよ。
あー、わからないかな…。
アランに「そんなことをするな」とも言えないし…
おまえに「大人しく縛られろ」とも言えないし…

〝怒って寝てしまったオスカルを尻目に隣に潜り込むアラン〟
を見届けて俺は来た道を戻った。

これは暫く様子を見る必要がありそうだ。


続く

922:名無しさん@ピンキー
09/02/08 16:49:10 dXJgDObm
みなさん、どうもです。
今日はここまでの投下です。
続きは書いたら落としますのであしからず。では。

923:名無しさん@ピンキー
09/02/08 16:55:18
>>922
GJ!GJ!
続き、楽しみにしています。
待ちきれないよ。

924:名無しさん@ピンキー
09/02/08 17:11:29
両手を縛られ自由を失った体に
婿養子アランの唇&舌技で全身、局部を攻められ、
絶頂に達してもなおも続けられたら
翌日、オスカルは出勤できなくなるぞ。
萌える。

925:名無しさん@ピンキー
09/02/08 17:18:31
ならばアラン、おまえが先に縛られてみろ。
なんて展開になっても萌える。

926:名無しさん@ピンキー
09/02/08 18:02:19
婿養子アラン。個人的には萌え萌えで
嬉しい限りなんだけど、
他のキャラ好きの方たちが遠慮していないかと心配。
900超えたし、婿養子アランの独立スレあった方がいいのかな。
みなさんはどう思いますか?

927:名無しさん@ピンキー
09/02/08 20:09:53
>>922
GJGJGJです。

928:名無しさん@ピンキー
09/02/08 20:10:08
このままでいいと思いますよ。
別に他のキャラは嫌って空気ではないし、たまたまアランで盛り上がってるだけでしょう。
今のところアランメインになってますが他のキャラも登場するわけですしね。
いい雰囲気だから続いてほしいです。

929:名無しさん@ピンキー
09/02/08 20:15:38
続いてほしい続いてほしい

930:名無しさん@ピンキー
09/02/08 21:58:31
婿養子アランが続くのなら、どこでもイイ。
どのキャラが出てきてもイイ。

931:名無しさん@ピンキー
09/02/08 22:05:38
今日は職人さんが沢山SS書いてくれて
とても嬉しい。

932:名無しさん@ピンキー
09/02/08 22:20:09
同感。

933:名無しさん@ピンキー
09/02/08 22:26:12
婿養子アラン、何でこれほどまでエロくて萌えるんだろう。
覗きアンドレが登場するし、これってヘンタイ行為なんだけど、
イイんだよね。萌えスパイスなんだよ。
萌えっぱなしだよ、婿養子アラン。

934:名無しさん@ピンキー
09/02/08 22:30:46
覗きアンドレのMっぷりにも萌える!

935:名無しさん@ピンキー
09/02/08 22:37:05
アンドレも覗きに命をかけられてハッピーだし。
頑張って欲しいよアンドレ。
それにはまず、婿養子アラン夫妻に頑張ってもらわないと。
婿養子アラン夫妻が頑張れば頑張るほど
アンドレハッピー、2ch住人ハッピーなんだから。

936:名無しさん@ピンキー
09/02/08 22:39:25
萌えー

937:名無しさん@ピンキー
09/02/08 22:51:19
部屋で真剣に本を読んでいる婿養子アラン。
退屈したオスカルがちょっかいを出してみるても
本に夢中で邪険にされ、思わず口で始めてしまう。
それを覗いていたアンドレも
アランは俺だ・・・俺はオスカルに・・・
壁の裏で自家発電。

938:名無しさん@ピンキー
09/02/08 22:59:12
セックスに慣れてきたオスカルが、すごーく積極的になっちゃうのにも萌える!

939:名無しさん@ピンキー
09/02/08 23:10:14
後ろから抱きしめて、首にエロチューしながら
胸も、モミモミする婿養子アランってエロいと思う。

940:名無しさん@ピンキー
09/02/08 23:15:07
廊下でエロチューしてる二人の脇を咳バライしながら
通り過ぎるジャルパパなんて光景もあるんだろうな。

941:名無しさん@ピンキー
09/02/08 23:17:49
萌える萌える~

942:名無しさん@ピンキー
09/02/08 23:22:26
>>940
ジャルパパに見られちゃうって面白いですね。
「あいつら結構やりおる‥!」なんて感心されたり。
「あら、あなたったら‥‥おほほ」(←ジャルママ)

943:名無しさん@ピンキー
09/02/08 23:28:25
>>942
「ワシが選んだ婿養子だからな。」
ジャルパパなら自分の手柄にしそうw

944:名無しさん@ピンキー
09/02/08 23:35:38
箸休めにフェルゼンも誰か書いてよ~。

945:名無しさん@ピンキー
09/02/08 23:37:54
>>944
フェルゼン萌えだから私もフェルゼンを読みたい~

946:名無しさん@ピンキー
09/02/08 23:40:53
結婚祝いにジャルジェ家へ来たフェルゼンが
貴族ならではの天然で、
婿養子夫妻にエロ質問攻めにしてしまうってのはどうか?

947:名無しさん@ピンキー
09/02/08 23:44:46
「まあ、昔のことだが、オスカル、おまえは私に熱を入れてたこともあったな。」
さらっと言っちゃって、
オスカルあせりまくる。アラン嫉妬メラメラ。

948:名無しさん@ピンキー
09/02/08 23:54:01
アランの嫉妬かわいい~
でもフェルもよみたい~

949:名無しさん@ピンキー
09/02/09 00:41:07
嫉妬して、フェルゼンの前で
わざとオスカルの肩に手を回したり
手を握ったりするんだろうな
婿養子アラン。

950:名無しさん@ピンキー
09/02/09 00:52:34
ベッドへ入っても背を向けちゃって
「隊長は、まだ陸軍連隊長のこと、好きなんだろう。」
拗ねてそう。

951:名無しさん@ピンキー
09/02/09 02:23:06
>>922
アランはどんな風にオスカルを縛りたかったのだろうか。

952:名無しさん@ピンキー
09/02/09 04:23:14
 婿養子アランの苦悩

妹のディアンヌが言った。
「女はね、愛している男性から”愛してる”って言われることが
最高に幸せなの。兄さん。オスカルさまにも毎日言ってあげてね。」
俺はそんな事ぐらい毎日言っていると答えたが
本当のところ、数えるほどしか言ったことがない。
愛してるなんて言うどころか、名前さえ呼べない。
婿養子になってから1ヶ月が過ぎようとしているのに俺はまだ隊長と呼んでいる。
職場では本当に隊長だが、邸で呼ぶときは愛称のようなものだ。
愛しているのに、言えない。
今日こそ言おうと思いながらも行動が先に出てしまう。
なぜなんだ。なぜ言えない。
妹の前では「俺はオスカルを愛してるぜ。」なんて、平気で言うくせに。
眠っている耳元では囁けるのに。
本当は言いたいけれど、美しい妻の顔を見ると言葉を飲み込んでしまう。
あの凛々しさのせいか?あの美しさのせいか?
いや、愛しているから言えない・・・この矛盾だ・・・
きっかけがあれば言えるのだろうか。

「アラン、アラン、ちょっと来てくれ。」
部屋の奥にあるチェストを掻き回していた美しい妻が呼ぶ。
「アラン、懐かしいものを見つけたぞ。」
妻が広げて見せたものは近衛兵の軍服だった。
「連隊長の軍服はばあやが保管していたけれど、近衛兵時の軍服は
どこを探しても見つからなかった。こんなところにあったのか。」
懐かしそうに袖を通してみる妻。
「やはり少しきついな。十代の時に着ていたものだからな。」
近衛兵の軍服、十代の隊長。そそる。萌える。
この軍服を着た隊長を犯してみたい。強姦するように激しく・・・
「どうしたアラン。今夜、この軍服を着て欲しいのか?」
思わず頷いてしまう。
「おまえが私を一度でいいから名前で呼んで
愛していると言ってくれたら着てやってもいいぞ。」
それでも呼べない。なぜだ・・・
今夜、隊長のことを”オスカル、愛している”と言えるだろうか・・・

おしまい


953:名無しさん@ピンキー
09/02/09 06:27:44
>>944
何とか頑張りましたが、気に入ってもらえるかどうか・・・

連隊本部へ顔を出し、用事を済ませて廊下を歩いている時だった。
「オスカル、久しぶりだな。」
「フェルゼン・・・」
かつて女として愛した男とバッタリ出会った。
「良ければ私の私室へ来ないか?話したいことも沢山ある。」
フェルゼンを愛したのは昔のこと。今はフェルゼンに代り
アランを愛している。
オスカルは躊躇うことなくフェルゼンの私室へ行った。
「オスカル、結婚したそうだな。」
お茶を差し出しながらフェルゼンが言う。
「ああ・・・。」
「おまえが年下の部下と結婚したことは宮廷でも話題になっている。
あの時、私の前から連れ去った男か?」
オスカルは頷いた。
「フェルゼン、おまえの方はどうだ?」
「私か?私の方は相変わらず、これといって何があるわけでも無い。
オスカル、おまえ幸せそうだな。」
うつむいていた顔を上げ、フェルゼンをみつめた。
「綺麗になった。お世辞ではない。本当だ。
氷の花が溶け、美しい花が現れたように綺麗に、女性らしくなった。」
「私が女性らしく?」
「そうだ。ブロンドの髪は艶を増し、男なら誰でも奪ってしまいたくなるような
バラ色の唇をしている。仕草ひとつさえ、女性のものに。」
オスカルは思わず顔を背けた。
「わかっている。今更おまえを、女性として褒め称えられる男では無いことを。
だが、今の私はおまえを女性としてしか感じることが出来ない。」
フェルゼンの手がオスカルの白い手を優しく掴んだ。
「オスカル、本当に美しい・・・」
突然のことだった。フェルゼンの唇が重なってきた。
かつて、夢にまでみたフェルゼンの唇・・・
舌を割り入れられそうになった時、オスカルは我に返り、顔を背けた。
「放せフェルゼン・・・私は・・・今の私はアランを愛している。」
フェルゼンの腕を振り払うと部屋を出て行った。
私は一瞬でもフェルゼンの唇を受け入れてしまった。
すまないアラン。これはアランへの裏切り行為だ。
アランに縛られても拒否できない。

ごめんなさい。婿養子アランに萌え萌え中で
ここまでのフェルゼンしか書けませんでした。


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