【愛は】ベルサイユのばら【永遠に】part2at EROCHARA
【愛は】ベルサイユのばら【永遠に】part2 - 暇つぶし2ch491:名無しさん@ピンキー
09/01/31 16:42:49
「お疲れのご様子ですが。」
声を掛けてきたのはオスカルが衛兵隊に転属以来ずっと副官を務めているダグー大佐だった。
非の打ち所がなく気の利いた男だ。
「何かとお父上のジャルジェ将軍の名を出されては、隊長もお辛いところでしょうな。」
ブイエ将軍のことを言っているのだろう。
気をもんだ閲兵式は先ほど終わったばかりだった。
「すまない。また愚痴をこぼすところだった。」
「いえ。隊長、少し休まれてはいかがでしょう。仮眠室を見てまいります。」
「午後からの予定は?」
「兵士達には健康診断があります。その間、少しお休み頂けるかと。」
言い終えるとダグー大佐は仮眠室へと消えた。

仮眠室。
名の通りその部屋には仮眠用の簡単な寝台が置かれている。
オスカルは軍服の襟を緩めると、ダグー大佐のあとについてその部屋に入っていった。
「また兵士達が何か悪さをしましたか?」
「いや…」
「頬に涙のあとがありました。昨日のご帰宅時です。」
低く抑えた声だった。
「きみには嘘がつけないようだね。」
オスカルは小さくため息をつくと寝台に腰掛けた。
「兵士達も根っからの悪ではないのですが…」
「ああ、わかっているよ。私が女だから気に入らないのだろう。」

ダグー大佐は慣れた手付きで手際よくオスカルの軍服を脱がせると、
痣の存在を確認するかのように全身にくまなく視線を這わせた。
「お怪我はないようですね。」
「言ったはずだよ、大丈夫だと。」
見つめる碧い瞳。顎を持ち上げその瞳に重ねるように唇を重ねる。
最初はゆっくり、次第に激しく、口付けの波を高める。
舌を絡ませ、吸い、口腔内を掻き乱すとオスカルもそれに応える。
ひたすら貪り合うようにキスを繰り返しながら、ダグー大佐はオスカルを横たえた。
乳房に指を這わせ揉みしだく。先端の乳首にも触れ揉み解すような動きを施す。
オスカルの口は半開きになり甘く湿った息を漏らし始めた。
手で柔らかな触感を、口で乳首が尖るさまを楽しみながら耳で吐息を聞く。
やがて足の間に指を滑らせると、そこは充分なほど熱くとろけきっていた。
赤い肉芽にも刺激を与える。緩急をつけて。
そうするとオスカルは息を荒げ背中をしならせて快感を訴える。
壊れやすい人形を扱うかのように大切に触れていたオスカルの体。
その接し方を180度変えるように、自身の熱い塊を一気に突き入れた。
動きを速めると締め付けてくる。
締め付けられると更に突き入れたくなる。
そんな快楽の地獄に突き落とされそうになってオスカルは手を宙に投げ出す。
オスカルのだんだん高くなる声が、絶頂が近いことを伝える。
「わ、わたしは…もう…」
「わかりました。」
ダグー大佐のいつもの落ち着た声がオスカルの頭上にかかる。
同時に子宮口に何度もそれはあたり…
「はぁ…はぁ…」
熱い精を解き放つとダグー大佐はオスカルから体を離した。
荒い息づかいが、薄明るい部屋に静かに響く。
「そろそろ身体検査も終わるころでしょう。」
ダグー大佐は脱力して横たわるオスカルに告げた。


おしまい

お目汚し失礼しました


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