08/06/28 22:03:53
>>480
ふふ……私だって人並みに顕示欲というものがあってね。
可愛らしいペットを、皆に自慢したいのさ。
(公爵としてではなく、すっかりと一人の男として自分を扱うようになったルイズ)
(そのツン、とした態度が、自分を悦ばせているとはまだ気づいていないようで、内心、ほくそえんで…)
はは、これは手厳しいな。しかし、いつも最後には求めてくれる君が、好きだよ?
(警戒を強めるルイズに余裕の微笑みすら浮かべてみせる)
知っているのならば話は早い…が。まさかヴァリエール家のご息女がそのような場所をなぜ…?
ふふっ、物分りがよくてうれしいよ。
それじゃあ、行こうか、ルイズ。
(そっと手を取ると、本当のデートのように腕を組むように促して)
(如何わしい酒場のドアを開けた)
─おや、今日はいつもより盛況のようだね。
(酒場の中は、かつてルイズが見た光景よりも……ずっと乱れた宴が繰り広げられている)
(全裸よりもいやらしく体を彩る下着姿で、男たちに抱かれ、体を撫で回され恍惚の表情を浮かべる少女たちの姿)
(本番は行われていないものの、ペッティングまではさも当然のように行われていて)
(酒場の中は雄と雌のむっとするような淫臭と、アルコールのにおいで充満していた)
ルイズ……今日はここで一晩、催し物に参加するんだよ。
私も、ここでしばらくゆっくりしているから、楽しんでおいで。
(小さなルイズの肩をそっと撫でた後、かるく、とんっ、と酒場の中に放り込んでしまう)
(その瞬間、新たな獲物の登場に、男たちの目がルイズに突き刺さって)