08/04/02 19:03:58
・・・ひぐらしがなき始めた放課後、教室には四人の部活メンバーと一人の亀甲縛りにされた肥満人間が居た。
もっとも、こんな縛り方をしてるのは通常の縛り方では縄はあまりにも脆弱だったからだ。おかげで縄が七本犠牲になった。
(*)・3・( )「け・・・圭ちゃん?おじさんにムラムラしてレイプしようだなんて大胆だヌェー」
「誰が今のお前みたいな雌豚に欲情なんかするか。そろそろ気づけ!」
圭一に続き、他の部活メンバーも一緒になって言う。
「・・・魅ぃちゃん。レナはもう限界だよ。いいかげん見てられないの!」
「あなたの姿を見るだけで私の喉はご飯も通りませんわ!
毎日あなたを見なければいけない私の気持ちも考えて下さいまし!」
「魅ぃはもうぶよぶよのブタさんなのです。ぶーぶーなのです」
(*)・3・( )「はっはっは。皆しておじさんのスタイルに嫉妬しちゃってるんだヌェー!いやー最近は肩こりがひどくってさー」
「・・・だめだこいつ・・・早く何とかしないと・・・・・・」
「とにかく!魅ぃちゃんはダイエットしなきゃダメ!」
「ロッカーの中に隠してるお菓子、全部処分させて頂きますわよ!」
(;)・3・( )「ちょ、ちょっと!それはやめて欲しいヌェー!私と食べ物は一心同体!捨てないでよー!」
「・・・なら一生醜い肉塊で汚物に転がってなさい。・・・・・・・・・・・・・この豚」
罵詈雑言を浴びせられる空気の中、それを全く気にしない魅音。この鈍感さだけは評価してやってもいい。
「しかし俺らだけでは力不足だ・・・誰か助っ人を呼ばなければ」
( )・3・( )「何何?ここでパーティでもやるの?いやーおじさん嬉しいなー」
「・・・黙ってて。これ以上言ったら・・・切るよ?」
(;)・3・( )「鉈なんか持っちゃって本格的だヌェーレナは。・・・ごめんなさいもう話さないからその凶器を下ろして」
その頃。
「あーくそー魅音のウザさには腹が立つなこのいっそスタンガンで自宅監禁して頃すっかいやいや」
トゥルルルルルルルルルルル・・・
「ちっこんな時に電話かよあーうぜーまー適当でいっかめんどくせー」
「(ガチャ)詩音?僕だけど、今から学校に来いって連絡があってさ。良かったら一緒にどう?
あ、別に忙しかったらいいんだけどさ」
「いいえっ!そんな事ないです!悟史くんのお願いだったら・・・きゅんきゅん☆」
「ああ・・・悟史くん、いきなり学校で告白だなんて・・・大胆」
女と言う者は恐ろしい。それはよく肝に命じておいたほうがいい。