08/06/02 00:11:34
そういえば、浮竹隊長が倒れた後、一週間くらい最低限の仕事しかしないでほとんど姿見せてなかったな~
と(自分としては近い将来義兄になってもらうはずの)上司の最近の行動を思い出した。
しかしここまで来て何も出来ないとは…
「…浦原さん、恥を承知で頼む。せめて、一回!どうにか一回だけでいいんでヤらせてください。」
「いや~もう既にキャンセル待ちの方が多数いらっしゃるんですよ。
前回ご利用いただいた方の他に、虚圏からもわざわざご予約があり、あと瀞霊廷通信の編集長が体験取材をしたいとお申し込みがありましてね。
まあ、順番待ちのリストにはお名前入れておきますよ。時期が来たらご連絡しますんで今日の所はお引き取りを…」
ライバルの多さに肩を落とした恋次に同情することもなく、浦原は恋次を店から追い出した。
…憐れ六番隊副隊長阿散井恋次、目的達成出来ず。
脱力感に苛まれながらとぼとぼと帰路についた彼にはさらなる悲劇が待っていることを知らない。
最愛の妹の口座から大金が動いたと銀行から知らせを受け、八晩猫耳を堪能した上司が穿界門で待っているという悲劇を。
【終わり】
以上です。
自分も裸正座のつらさわかってるのに、細切れになってしまってすいませんでした。