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17世紀末期にフランスの司祭ロベール・ド・ドルーがセレス郊外で見た
ブルガリア人の農民の小屋は、木の枝を編み、屋根を木の葉でふいただけのもので、
それより1000年前の小屋とほとんど同じだった可能性がある
19世紀のルーマニア人の農民が住んでいた小屋には、もっと粗末なものもあった
「気分が悪くなるほどの不潔と悲惨の極致」
だったと、ある旅行者は書いている
「地面に穴を掘り、そこにつっかい棒で支えた屋根を無造作にかけてある。
わらぶき屋根はまれで、たいてい芝でふいてある」
木製の鋤と車輪、石造のきねといった農具の進化も、ヨーロッパで一番遅かった