南極大陸の歴史at WHIS
南極大陸の歴史 - 暇つぶし2ch73:世界@名無史さん
21/01/21 01:22:15.13 0.net
>>72 続き
大和雪原からの帰路での樺太犬も非常に優秀だね。
URLリンク(www.ndl.go.jp)
このサイトによると白瀬隊の大和雪原までの探検隊員は5名、スキーを履いて犬ぞりに牽引されていたアムンセン隊とは違って白瀬隊は皆スキーの経験はなかったはずだから、この5名も橇に乗って犬に運ばれたことになる。
他の積荷の量は知らないが(白瀬は南極入りした時点で南極点到達は諦めていたので、人以外の積荷の総重量はアムンセン隊よりは軽かったと思われるが、橇の数が分からないので一台当たりの重量の比較は今はできない)、
それにしても一日で90キロ以上というのは無理をしたからとは言え、アムンセン隊の犬ぞりの一日55キロよりも相当に速い。
しかし、南極を離れる時に海が大荒れとなったことでこの樺太犬を6頭しか開南丸に収容できなかった。
帰国後、参加していた樺太出身のアイヌの隊員2人(山辺安之助と花守信吉)は犬を大事にするアイヌの掟を破ったとして、帰郷後に民族裁判にかけられて有罪を宣告されたと伝えられる。
他にも開南丸での帰国途中の仲間割れから帰国後の借金地獄など、南極から離れた後の白瀬には苦労が絶えなかった。
その中で来日したアムンセンとの対談で、借金苦の白瀬は粗末な身なりながらも、白瀬と開南丸をリスペクトしていたアムンセンとお互い涙を流して手を取り合ったというエピソードにはほっこりしせられる。
アムンセンはその一年後に事故死してしまうのだが。。


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