23/02/10 00:08:09.98 0.net
スコット隊の遺体は冷凍のまま腐らずに氷の中で眠っているんだろうなあ
554:世界@名無史さん
23/02/10 00:11:40.69 0.net
>>537
キリスト教会はたくさんある
基地中に設置された簡素な礼拝室を想像しがちやけど
ちゃんとした独立のけっこう立派な建物
カトリック
URLリンク(i.imgur.com)
正教
URLリンク(i.imgur.com)
プロテスタント
URLリンク(i.imgur.com)
イスラムの礼拝はメッカの方向を向いてする
南極点に居てもメッカの方向はちゃんと決まる
ちなみに宇宙では礼拝の向きは各自の自由ということになってるらしい
イスラム教徒の宇宙飛行士がいるかどうか知らんけど
555:世界@名無史さん
23/02/11 08:37:23.54 0.net
昭和基地には、神棚があるんだろうか?
”しらせ”に神棚があるのは実際に見てるけど。
556:世界@名無史さん
23/02/17 00:15:57.50 0.net
今日は水兵エヴァンスの命日
>>143-144
quite wellを「全く元気である」と訳したけど、この場合は「別条ありません」が適訳だったと今読み返して思う。
557:世界@名無史さん
23/02/17 21:41:49.84 0.net
南極「終末の氷河」 底で氷がとける速さ 予測より遅い 米発表
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
脱炭素ブームの終焉になるかな?
558:世界@名無史さん
23/02/19 02:13:55.28 0.net
URLリンク(www.cnn.co.jp)
南極「終末の氷河」、棚氷の下部に予想外の形状発見 早い融解ペース
2023.02.18 Sat posted at 18:30 JST
559:世界@名無史さん
23/03/14 01:28:26.86 0.net
スコット隊で極点に向かわなかったキャンベルの別動隊は、秋のうちにテラノバ号に収容されて基地に帰るはずだったのが、テラノバ号が氷で行く手を阻まれたんだったかそれが敵わず雪を掘って作った古屋の中で越冬することになったんだけど(その間にスコットの極点隊は全滅)、
冬に備えて持参のペミカンやビスケットの他にも食料を大量に必要としたためにアザラシやペンギンを狩りまくった。
一回だけペンギンの腹から魚が出てきたときは凄く喜んで美味しい食べ、次からもペンギンを狩る度に中から魚が出てこないか期待したけども遂に最初のが越冬期の最後の魚になってしまってがっかりした、と。
やっぱ、アザラシやペンギンだけだと飽きてしまうんだろうね。
魚には肉にはない栄養素などもあるかもなので(オメガ3とか?)それが不足した体には魚が一層美味しかったのかもしれない。
560:世界@名無史さん
23/03/14 17:40:45.82 0.net
スコット隊の舐めプは今でも南極の語り草となっているw
561:世界@名無史さん
23/03/14 22:56:52.23 0.net
当時ビタミンCのサプリが販売されていたら壊血病になることもなかったな
DHCのビタミンCサプリ90日分とか一人2袋でも持っていけたら壊血病になることは無かっただろう…
562:世界@名無史さん
23/03/14 23:45:40.14 0.net
カロリーメイト
URLリンク(www.otsuka.co.jp)
一箱当たり400カロリーでタンパク質や各種ミネラルやビタミンも入っている
極度に気温が低くまた氷河に入ってからは空気が薄くなる走路では一日に必要なカロリーはチェリーガラードが言うには8,000カロリー以上とのことなので(スコット隊の食料は節約なしでも一日4,900カロリー)、計算上では一日にカロリーメイト20箱以上、それを四ヶ月だから20×30×4で一人2,400箱のカロリーメイトを持っていればカロリー面では大丈夫だった
恐らくビタミンも大体は大丈夫
ちなみにスコット隊が持っていたビスケットは医師でもあったウィルソンの会社が開発した当時としては優れたものだったようだが流石にビタミンやミネラルが追加で注入されてたいることはなかっただろうな
カロリーメイトは当然箱から出した状態で橇に積み、後はペミカンや砂糖や塩やお茶やココアなどがあれば何とかなったか
体を温めるにはお茶やココアのほかにはカロリーメイトとペミカンでフーシュを作れば…
これで食料の不足からくる体力不足はどうにかなる…だろうか?
って現在の探検家が持参している食料がカロリーメイトみたいなものなのかどうかは知らないが(^_^;)
あとスコット隊には南極では役に立たない防寒具、濡れて乾かす事ができなかった寝袋、そして現代でも病院があっても厄介な凍傷、スキーの熟練度、何よりも灯油などの問題もあったが
橇と氷面の摩擦係数については体力が衰えず2月中頃にバリアに到達していればまだ寒波も来ずに大丈夫だったかな
灯油も南緯87度30分で先に帰ったエバンズ大尉の方は何も言ってなかったから、2月中頃までバリアに到達していれば減ってなかったか減っていたとしても僅かだったかも?
563:世界@名無史さん
23/03/15 15:19:25.82 0.net
>>547
灯油に関しての話だけど、デポに残された灯油が予定よりも少なくて
「先行してるチームが、灯油を多く持って行ってるのではないか?」
って疑った、なんて話が”世界最悪の旅”に書いてあった様な気がするんだ。
564:世界@名無史さん
23/03/15 15:45:39.47 0.net
>>546
DHCのは高いからダイソーの百円のやつで充分
565:世界@名無史さん
23/03/15 15:47:09.59 0.net
>>547
食料がクソ不味いカロリーメイトだけやて
絶望しか無いわ
566:世界@名無史さん
23/03/15 16:16:39.00 0.net
カロリーメイトには
ビタミンA
ビタミンB群
ビタミンC
ビタミンD
ビタミンE
が入ってるみたいだからマルチビタミンのサプリも要らないね。
味も5種類あるから飽きるのも我慢できるかもしれない。
もっとも探検家たる者食事に飽きたなんて言ってられないから、ましてや20世紀初頭の探検家なら。
567:世界@名無史さん
23/03/16 00:02:04.38 0.net
>>548
たぶんこれかな?
3月10日のスコットの日記(フーパー山デポに到着したのは前日の3月9日)
>>397-398
> Yesterday we marched up the depôt, Mt. Hooper.
昨日私達はフーパー山デポまで行進した。
> Cold comfort. Shortage on our allowance all round.
おざなりな慰め。我々の配給量のあらゆる点での不足。
> I don’t know that anyone is to blame.
誰に責任があるのか私には分からない。
> The dogs which would have been our salvation have evidently failed.
我々の救いであったはずの犬達(犬ぞり隊)は明らかに失敗している。
> Meares had a bad trip home I suppose.
ミアーズ(犬ぞり隊員)は悪い帰路になったものと察する。
スコット達極点隊に南緯87度32分で別れたエバンズ大尉のチームはこの辺りのデポでの灯油その他物資の不足につあては何も語ってないから、エバンズ大尉隊がその辺りを通過した2月上旬には問題はなかったものと思われる。
穿った見方をすれば、あるいはフーパー山デポの辺りでエバンズ大尉の壊血病が相当進んでいたので、少し余計に物資を取ってエバンズ大尉の介護に当てていたのかもしれない可能性もあるが、でもやはりこの人達がそんなことをするとも思えないんだよね。
ちなみにエバンズ大尉隊が1tデポに到着したのは2月13日、そこからエバンズ大尉はとうとう動けなくなりソリに乗せられて他の二人に牽引されて行き、ハットポイントまで辿り着いたのが2月18日。
もしこの隊に水兵エバンズが加わっていたらどうなっていたか?水兵エバンズは2月16日に亡くなったけど、エバンズ大尉隊に加わっていたら1tデポまでは到着でき、充分な食料を得ることは出来ていた。
でも水兵エバンズも凍傷の他に壊血病も患っていたらしく、二人のエバンズは重病で、1tデポの食料でもビタミン不足で壊血病は解決しなかったから、ひょっとすると二人とも亡くなったかもしれない?
568:世界@名無史さん
23/03/16 00:02:40.96 0.net
>>504
南極ゴジラあったなあw
実はゴジラ2作目『ゴジラの逆襲』が初公開されて3年後くらいの出来事なんよね。
子供の頃は現実と映画がごっちゃになってて逆襲のラストで氷山に閉じ込められたゴジラが南極に流れ着いたのかと思っていた。
569:世界@名無史さん
23/03/16 15:53:04.79 0.net
”世界最悪の旅”に書いてある食事を見てると、「どこにビタミンCがあるのよ?」って物ばかりな問題。
多分、ライムジュースとか乾燥マッシュポテトみたいな物が基地食にはあったんだろうけど、旅行食に
そう言う物が見当たらないんだよね。
「玉ねぎ粉が良い」
とか書いてあった様な気もするけど。
570:世界@名無史さん
23/03/16 16:34:03.29 0.net
ジュースなんて重くて嵩張るもの持って行けんし
どうせ凍って飲めなくなるし
何を持って行ったら良かったんかな
ビタミンCの錠剤とかは無しで、普通の飲食物なら
571:世界@名無史さん
23/03/16 17:44:07.55 0.net
クックは酢キャベツと立ち寄った島々で調達した新鮮な肉や果物で壊血病を防ぐことができたけど、この新鮮な肉というのが生肉だったのかどうかは自分には不明。
572:世界@名無史さん
23/03/16 19:02:09.55 0.net
>>555
アメリカ先住民が愛用してた”本当のペミカン”だと中にドライフルーツが入ってるので、それなりに
ビタミンの補給にはなったのかも知れない。
>新鮮な肉
北方先住民は生肉を食ってたから云々って話は聞くけどね、昔々に読んだ本ではアラスカの先住民は
カリブーとかの草食動物の内蔵を食ってた問題。
カリブーが食ったコケや地衣類が半消化状態になった物が内蔵に入ってて、それを食ってたみたいだ。
ただ、うっかり消化器官末端部を食っちゃった人が居てさ、ウンコの味がしたって言ってた。
573:世界@名無史さん
23/03/17 00:26:29.76 0.net
>>554
チェリーガラード本では、最後の方の「遭難の批判」の章の「食糧の検討」の項の最後に
最近の研究ではある種のビタミンのあるなしは非常な相違を来たし、各個人の食物に対する利用能力によってさらに大差があるといわれている。(中略)
しかしアトキンソンが船載されて来た新しいタマネギを探検隊の食料に加えたことは注目される。
とあるね。
成分表を見ると生の玉ねぎにはビタミンやミネラルは少ないとはいえ、蜜柑の22%、レモンの8%くらいはビタミンCは含まれてるみたい。
でも、玉ねぎは生ではそんなに食べられないし(胃がやられる)、火を通すとビタミンCはどうなのって問題もあるし、何より南極では凍ってしまってそれを溶かすのに余計に灯油を使うので現実的ではないかな。割と重いしね。
最初のディスカバリー探検の時にもシャクルトンが重い壊血病になって南進を諦めて引き返したんだけど、この経験をテラノバの時に活かすとすれば、アムンセンと同じく犬ぞりの犬を食べるくらいだったのかなあ。
ちなみに馬の肉には殆どビタミンCは含まれてない、けど馬の内蔵にはたっぷりと含まれていそう。
南極で保存用の飼い葉を食べていた馬の内蔵となると少し怪しいような気がするけど。
574:世界@名無史さん
23/03/17 17:33:28.76 0.net
北西航路の開拓を目指したフランクリン隊の荷物には、レモン汁が1年分だか積んであった様子。
だからフランクリン隊の後なスコット隊にも、同じ様な事が有ってもおかしくはないな。
ただ当時の濃縮レモン果汁は加熱濃縮してたから、どれほどビタミンCが残ってたかが疑問なんだけどね。
当時の欧米人にスプラウトを食う習慣があったのか、が問題ですかね。
時期と場所がずれるから直接比較は出来ないんだが、日露戦争時の旅順要塞で壊血病が蔓延したのが
旅順要塞陥落の原因の1つだって話なんだ。
旅順要塞陥落後に日本軍が要塞内を調査した所、大量の生大豆が備蓄されてたのを見つけてたんだとか。
「連中がモヤシを食う事を知ってたら、この要塞は堕ちなかったかもしれない」
とか、日本陸軍の人は言ってたって話を聞いたんだ。
ただ旅順要塞に引籠ってたロシア兵は
「大豆に芽が出たから食えないな」
と言って、モヤシを捨てていたんだとかそう言う話だ。
575:世界@名無史さん
23/03/17 18:25:45.85 0.net
玉ねぎなんて栄養的には穀物の一種みたいなもんで
栄養なんかほとんど糖質しか無いで
576:世界@名無史さん
23/03/17 18:26:48.11 0.net
生で食えば違うのかもしれんけど
玉ねぎなんか生でバリバリ食えるもんやないし
577:世界@名無史さん
23/03/17 18:28:38.05 0.net
>>559
なんやロシア人はモヤシを知らんのか
578:世界@名無史さん
23/03/17 21:24:51.68 0.net
URLリンク(eurodomik.ru)
579:世界@名無史さん
23/03/17 22:03:06.36 0.net
>>561
生の玉ねぎやニンニクにはアリシンという成分が含まれているのだが、これを摂りすぎると危険。
美味しんぼでも取り上げていた。
高卒で入団一年目にして3割30本を打った長原選手が2年目スランプに陥ったのは、スタミナをつけようとして生のニンニクを食べすぎていたから、と。
ニンニクに火を通せば大丈夫という山岡のアドバイスで長原は調子を取り戻していった。
生ニンニクの殺菌作用は無差別破壊兵器級なので食べ過ぎたら腸内細菌全滅すると言われた話
URLリンク(togetter.com)
580:世界@名無史さん
23/03/18 17:12:15.80 0.net
>>558
殆どの動物は、体内でビタミンCを作る事が出来るって話を聞いた事がある。
人間みたいに体内でビタミンCを作る事が出来ない方が、むしろ例外だって話。
だから生肉をガシガシと食っていれば、十分ではないにしろ何とかなったかもしれない。
とは言え、獣肉の生の奴を食う事に抵抗があるのも事実だよな、そういう習慣が無い人には特にね。
581:世界@名無史さん
23/03/18 17:17:50.02 0.net
項羽に豚の生肉を食べることを強要された樊噲
582:世界@名無史さん
23/03/18 23:42:44.93 0.net
>>565
生肉食うてると寄生虫が恐い
583:世界@名無史さん
23/03/19 23:07:23.04 0.net
さつまいもが主食でタンパク質摂取量が少ないパプアニューギニアの人が筋肉質なのは何故かという謎は、腸内細菌の影響というのが有力視されているものの未だ結論は出てなかったんだったかな?
草食動物の筋肉が発達しているのは複数の胃の中で食物繊維を分解する細菌の死骸からタンパク質を得ているみたいだが(牛やキリンや鹿などがその形、馬や象などは大量の草そのものから僅かなアミノ酸を塵積で摂取して筋肉を作っている、と)。
584:世界@名無史さん
23/03/20 17:45:18.63 0.net
>>567
しかし西欧の食文化でも生肉を食うってのがありましたね、タルタルステーキとか。
生で食えるほど新鮮な肉が必要だから、タルタルステーキはメジャーでは無いんですけどね。
585:世界@名無史さん
23/03/20 19:06:14.66 0.net
>>569
鮮度は腐敗には多いに関係あるけど
寄生虫に鮮度は関係無いで
586:世界@名無史さん
23/03/20 19:59:16.26 0.net
>>570
朝鮮度は腐敗には関係ないで。
「壺」「壺」「壺」「壺」「壺」「壺」「壺」「壺」「壺」「壺」「壺」「壺」
壺URLリンク(www.chojin.com) 壺
>西堀博士「国の場合もそうだと思います。(中略)だから今度のトンネルにしても、
>日本が大陸の一部になることに対して反対する理由はないと思うんです。
>ただもう皆さんの力でスタートしており、矢は放たれたわけですけど、
>必ず成功させなければならないし、また成功すると確信します。
>(中略)人類が見たこともなかった月の裏側の写真や月の石の価値は、数字では表すことはできません。
>日韓トンネルもまた同様だと思います。私が生きている内に実現したらよろしいし、
>もし出来なかったら、生まれ変わってでもそのトンネルを通ってみたい気がします」
587:世界@名無史さん
23/03/21 10:14:46.74 0.net
スコット
「雪上車がよく働いたーー次第に仕事にも慣れて、今日は一日休みなく走り続けた。頼りになりそうにも思えてくるが、希望通りの重い荷物は運べないのではないかと未だ心配だ。デイは大いに満足で、奇跡のような働きをするつもりらしく、ネルソンもまた楽観的だ」
(1911年1月5日)
「気がついてみると、私はこれら牽引車(雪上車)が成功して欲しいと絶望しているのだった。たとえ我らの南進に大いに助けになるほどではなくもとだ。多少なりとも成功すれば、それらが有望で、極地の運送に大変革をもたらし得ることを示せるのだ。今日それらが動いているのを見、またこれまでに出た欠陥がどれも純粋に機械関係のものであるのを思い出せば、それらの価値を信じないわけにはいかなくなる」
(1911年10月24日)
このスコットの期待は半分は外れて、半分は当たる。
スコットの探検には雪上車はあまり寄与はしなかったのかもしるないが、現在では南極での運送はスコットが開発したキャタピラーがついた雪上車が主力になり今に至っているのだから。
588:世界@名無史さん
23/03/21 10:23:40.49 0.net
まあ元々スコットはアルプスで開発した雪上車は南極ではそれ程使い物にはならないと予測して、馬や犬も連れて行ったのだから、雪上車はあくまで実験的なもので、主力はバリアでは動物で氷河に入ってからは人力というのは最初からの計画通り。
往路でブリザードで4日間ほどテントに引き篭もらざるを得ずその間に馬の飼料が尽きたりして予定よりも少し早い場所で馬を殺す事になってしまったが、その代わりに犬ぞりが氷河の登り口まで荷物を運んだ。
計画に無理があったとすれば、そもそも人力で極点を往復して無事帰還するという計画そのものが無理があったのかもしれない。
現在でも人力でスコットのコースで極点を往復するのはとても厳しい。
589:世界@名無史さん
23/03/21 18:00:55.35 0.net
実際問題として、スコット隊はベアドモア氷河を昇る時点で動物力や
機械力を使うのを諦めてるんだよな。
偶然とはいえ、アムンゼン隊のルートにこの様な地形が無かったのは
やはり”運”と言うべきなのか。
(アムンゼン隊が使ったルートは前人未踏だが、スコット隊のルートは途中までだが何度も使ってる)
590:世界@名無史さん
23/03/21 23:20:16.40 0.net
>>574
スコットの運が悪かったということは
スコットは日頃の行ないが悪かったのだろうか
591:世界@名無史さん
23/03/21 23:57:35.62 0.net
しかし、いくらスコットが海軍の軍人であったとしても、極地探検の未来を切り開く為に開発した雪上車が、WW1では大砲まで付けた戦車となって戦場で活用される未来までは想像してなかっただろうなあ。
ライト兄弟が初成功した飛行機もWW1では早くも兵器となり、WW2の後にライト兄弟でまだ生きていた弟の方は飛行機の発明を後悔した、空爆で多くの人が死んだから、という話じゃなかったかな。
もっとも、ライト兄弟が作成したライトフライヤー号は操縦席の前に複葉の翼がありそれを操縦席からワイヤーか何かで操作するのだが、それが矢鱈と難しくて開発者のライト兄弟以外誰も操縦できず、ライト兄弟がその後に開発した飛行機もより資本力がある会社が作った飛行機には敵わず、WW1以降で戦場で働いたのはライト兄弟型の飛行機ではないとは思ったけど。
592:世界@名無史さん
23/03/22 00:13:17.73 0.net
アムンセンが通ったルートは、一番大きいアクセルハイベルグ氷河に到達するまでにも標高数百~一千メートルの山を幾つか超えて行かないといけなかったし、その山を縫う氷河もアクセルハイベルグ氷河も急坂が多く決して楽な行程ではなかった。
一応南極高原に出てからもクレバスだらけの悪魔の氷河を越えなければならなかったりと一筋縄では行かなかったのだが、犬ぞりが優秀(もちろん隊員の犬の扱いも熟練している)なのと、アムンセン隊の測量計算や目標の置き方、余裕を持たせた食料の計算(犬ぞりでの旅の道中に大きなトラブルがなかったことで余裕ができたというのもある)、などが上手くいって極点探検を成功に終わらせることが出来た模様。
593:世界@名無史さん
23/03/22 20:56:22.72 0.net
雪上車はスコットに先駆けてシャクルトンが使用しているが、彼のは四輪車でタイヤにチェーンなど巻いていたのかは不明だが、とにかく滑らかで硬い氷面しか走れず、積雪がありまたサスツルギも多いバリアでは実用できなかった。
スコットの雪上車は現代の雪上車と原理的には同じで、今の雪上車の祖はこちら。
594:世界@名無史さん
23/03/23 21:32:58.15 0.net
スレリンク(scienceplus板:1番) 【気候変動】南極の海氷面積、2年連続で過去最小を更新 科学者ら「終わりの始まりか」 [すらいむ★]
595:世界@名無史さん
23/03/24 17:18:44.81 0.net
>>578
とはいう物の、スコット隊が持ち込んだ”雪上車”はWW1 以前の技術だからね。
南極のあの環境でなぜかオーバーヒートに悩まされたとか。
とはいう物の日本製な最新型の雪上車でも、-50℃まで下がると使えなくなる様子。
596:世界@名無史さん
23/03/25 13:50:18.87 0.net
寒冷地の南極でオーバーヒートする雪上車を真夏の東京で走らせたらどうなるのでしょうか?
1キロも走らないうちにオーバーヒートしちゃう?
597:世界@名無史さん
23/03/25 17:40:12.21 0.net
真夏のアラブあたりなら途中で止まるどころか最初から動かなそう
598:世界@名無史さん
23/03/25 19:49:26.64 0.net
冬場の平均気温が氷点下という寒冷なウクライナが冬場に供与を求めていたドイツのレオパルト2なら南極でもある程度は走れそう
599:世界@名無史さん
23/04/04 11:28:48.98 0.net
日産 アリアが北極から南極へ向かう冒険に出発。バッテリーEVで約2万7000kmの走破を目指す!
URLリンク(web.motormagazine.co.jp)
600:世界@名無史さん
23/04/05 16:34:48.79 0.net
>>584
太陽電池と風力発電で充電するんですか、と言う事は
1日走って1日充電ってサイクルになりますかね。
601:世界@名無史さん
23/04/05 19:05:55.89 0.net
牽引している風力発電の風車は走行している最中は閉じるのかな?
青天の日はソーラーで、ブリザードの時は風力で発電する、とか?
四輪車でタイヤはスノータイヤに更にチェーンを巻いているように見えるが、四輪車だとシャクルトンのと同じになるね。
URLリンク(i.imgur.com)
でも、現代の電子制御されたブレーキやトラクション、サスペンションなどはシャクルトン時代のとは大きく違うので、何もなければ極点まで行けるだろう、何もなければね。
602:世界@名無史さん
23/04/06 00:43:44.32 0.net
南極は強風が吹くとこだらけやからその点は風力エネルギーには向いてるけど
風車が凍り付いて動かなくなりそう
それとも乾燥してるから凍り付くことも無いのかな?
603:世界@名無史さん
23/04/06 18:36:39.57 0.net
昭和基地とか、日本の南極観測基地で風力発電機を使った時の話だが。
電気にノイズが入って、観測機器には使いにくかったって話だな。
あと、風車が仕事をし過ぎて壊れる、なんて事象が結構あった様子。
604:世界@名無史さん
23/04/07 09:14:34.99 0.net
南極では太陽光発電は真夏の12月1月じゃないと発電効率悪そうだし冬になると全く太陽が出ないから発電できなくなる
そこで風力発電が良さそうではあるが風が吹き荒れるときに羽根の大きさを小さくするとかの調整が必要であるっぽい?
605:世界@名無史さん
23/04/07 16:06:41.94 0.net
南極の”昼”なら、晴天率が高いから太陽電池が有効なんだけどね。
太陽光に直角になる様に太陽電池を置けば効率がいいしね。
とは言え、南極の雪原と言うか氷原でタイヤが使えるのか、という疑問は有るんだよ。
かつて米国の南極観測隊で大型の4輪車を持ち込んだんだけど、タイヤが雪に埋まって
身動きとれなくなった、と言う話を聞いた事があるんだ。
606:世界@名無史さん
23/04/07 22:00:03.27 0.net
この風力発電、小型と書いてあるがそれなりにデカいし土台もしっかりとしている。
URLリンク(youtube.com)
しかしこれで300~400Wか…
しかも風が吹いてないと発電できないだろうからバッテリーと組み合わせないといけないのかな?
家庭用に使うにはコストが高くつきそう。
Amazonなんかにはプロペラ型で1万円台のが売ってるけど、風速50mの暴風で数百Wでは自己満足以外では使えないかな。
607:世界@名無史さん
23/04/07 22:01:38.45 0.net
>>590
> かつて米国の南極観測隊で大型の4輪車を持ち込んだんだけど、タイヤが雪に埋まって
> 身動きとれなくなった、と言う話を聞いた事があるんだ。
普通に考えたら四輪ではたとえ四駆でも雪が深すぎたらスタックしちゃうよね。
608:590
23/04/09 10:41:11.61 0.net
ウィキペディアで見つけた、”スノークルーザー”って名前だそうだ。
URLリンク(en.wikipedia.org)
米国が行った1940年の南極観測で持ち込まれた車体で、湿地を走行する車をモデルにしたんだとか。
609:世界@名無史さん
23/04/24 09:29:06.24 0.net
スレリンク(scienceplus板:1番) 【地球温暖化】グリーンランドと南極の氷床が急速に融解、海面上昇促す 衛星データで判明 [すらいむ★]
これが脱炭素ビジネスの後押しになるか?
610:世界@名無史さん
23/04/25 23:28:51.07 0.net
ロシアが南極でスイカ栽培
611:世界@名無史さん
23/05/02 15:57:15.08 0.net
URLリンク(i.imgur.com)
612:世界@名無史さん
23/05/20 00:06:33.12 0.net
スコット隊
スコット
ウィルソン
ボワーズ
オーツ
エバンズ
エバンズ
チェリーガラード
アトキンソン
ドミトリー
キャンベル
クリーン
アムンセン隊
アムンセン
ヨハンソン
ハンセン
…
スコット隊はこうして名前が出てくるのにアムンセン隊が出てこないのは、自分にはノルウェー人の人名には馴染みがないためか?
613:世界@名無史さん
23/05/20 22:22:43.85 0.net
そういえば、今朝のNHK総合”突撃カネオ君(だったかな)”で、昭和基地をやってたな。
一番人気な食事がキャベツ、なんてやってた。
614:世界@名無史さん
23/05/25 01:47:11.01 0.net
単に栄養素の問題ではなく味や食感で野菜特にキャベツ🥬を欲するようになるみたいね
もちろん基地ではなく極地探検隊には生野菜を持っていく余裕はないけど
615:世界@名無史さん
23/07/21 20:12:13.55 0.net
キャベツや白菜は、適切な保存環境で、傷んだ葉っぱを取り除くなどの
適切な手入れをして居れば、半年ぐらいは保存が出来るんだよな。
日本陸軍の某主計将校氏が、中国のお寺に行って野菜の保存方法について色々と調査をしているんだ。
氏の話によれば、その中国のお寺では半地下式な倉庫に白菜などを積んで保存してたそうだ。
その半地下式な倉庫では中で炭火で暖を取っていて、凍るか凍らないかって温度に保ってたそうだ。
で、その倉庫係なお坊さん(結構特が高い)が毎日その倉庫に入っては、積んである野菜を1つ1つ見ながら
時々場所を変えたり、傷んだ所は小さな刃物で切り取ったりしてたんだそうだ、お経を唱えながらね。
616:世界@名無史さん
23/07/23 21:56:09.67 0.net
>>12
いつの時代の話だ?
なにはともあれ高緯度に向かうと寒いってのは大航海時代には判明してただろうし。
ごく初期って南極探検とは無関係にってことか
617:世界@名無史さん
23/08/01 15:14:14.68 0.net
しかし毎日暑くてたまらん
日本では冬に凍傷や低体温症で亡くなる人よりも夏に熱中症でなくなる人の方が圧倒的に多いから夏場の方が暑い
昭和基地やアムンセンスコット基地などの調査員よりも夏場の日本人の方が危険に身を晒しているかもしれない
618:世界@名無史さん
23/08/01 15:59:09.35 0.net
>>602
しかし日本ならクレバスに落ちる心配はあまり無いし、ホワイトアウトで路頭に迷う事も無いし、
1日5000㌔㌍食わないと行けない、とか言う心配はしなくてもいいよな。
619:世界@名無史さん
23/09/08 16:41:30.54 0.net
ホーユー社長「値上げできない。やればやるほどマイナス」 全国で給食や食堂が突然ストップ「事前に相談なく…」
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
>ホーユー社長
>「物価と光熱水費が上昇したが、値上げできない。やればやるほどマイナスになる」
農業は肥料や家畜の餌など輸入品だし、パンの材料となる小麦もほとんどが輸入に頼っている。
燃料代の高騰は水道光熱費の他にガソリン代の高騰で輸送コストも上がる。
その最大の原因は通貨安インフレでの物価高。
今もドル円147円で原油先物は80ドル後半の高値でこの傾向が続くと全国の給食代を上げるか、政府が補填するか(財源問題が出てくる)、あるいは給食の質を下げるか。
ビスケットと角砂糖とバターは変わりに牛乳1本か?あとココアパウダーは牛乳に溶かしてもよし、ここまでなら比較的安くはつく。
ペミカンは様々な具材が使われているのでこれが高そうだが。
URLリンク(i.imgur.com)
昼だけなので生きてはいけるだろう。
毎日だと子供達には飽きられるだろうが、我慢というのを覚えさせることもできる。
円安のメリットデメリットも教えることが出来るかもしれない。
620:世界@名無史さん
23/09/09 02:24:27.01 0.net
>>604
その画像は、たしかスコット隊が持って行った食料じゃないかな。
野菜が足らなかった為、壊血病になった隊員が多かったって話だが。
それにだ、学校の給食だけが1日の内でまともな食事、なんて子供も居る事をお忘れなく。
ペミカンは、乾燥させた肉の粉末や炒った穀物の粉などを脂肪で固めた物だ。
食べる時は、水の中に砕いたペミカンや砕いたビスケット入れて加熱して
ごった煮にして食ってた模様。
621:世界@名無史さん
23/09/09 23:48:09.08 0.net
【給食】全国各地で給食ストップ 提供していたホーユー社長「ビジネスモデル自体があわない」
URLリンク(prx.watasan.jp:20080)
622:archives%2F6067120.html 今インフレで学生服やら学校体育着やら運動靴やらカバンやら学用品やら全て値段が一割かそれ以上に上がっている 給食代も値上げだな
623:世界@名無史さん
23/09/11 10:01:32.55 0.net
機能的学校弁当(給食の代替品)
日の丸弁当
低脂肪乳
マルチビタミンのサプリ
マルチミネラルのサプリ
整腸剤
624:世界@名無史さん
23/09/11 16:45:42.26 0.net
>>606
しかし、現在の給食費でも払わない人が結構居る問題。
625:世界@名無史さん
23/09/12 15:31:59.53 0.net
>>608
そういう人は給食費が2割安くなっても払わないから
義務教育は無償なのになんで給食費を取るの?という理屈で
誰かが建て替えて泣くことになる
払わなかった人のごね得になる
払う意志があるのに生活苦で払えない人は就学援助費などの助成制度を使うことからなんだけど意外と使ってる人は少ないんだよな
626:世界@名無史さん
23/09/13 01:40:05.66 0.net
アベノミクス第四の矢 円安物価高
アベノミクス第五の矢 技能実習生の低賃金労働
627:世界@名無史さん
23/09/15 00:32:57.08 0.net
サウジアラビアとロシアの減産でNY原油90ドル超えて円安も継続中
これが冬場まで続くと今年の灯油代は補助金なしだと普通にリッター120円超えそう北国は大変やで
628:世界@名無史さん
23/09/18 13:09:09.01 WcuxqGZsJ
大麻が流行ってるけど社会に深刻な害をもたらしてる宗教こそ禁止しろよ、邪悪な利権団体創価学会は宗教じゃねえた゛ろって突っ込みは
ともかく家族か゛バカ丸出し印刷物の曼荼羅とか飾ってたら酒や煙草のように放っておけばいいなんて考えてはいけない、歳食うほど狂乱ぷりに
拍車をかけて会話すら成立しなくなるぞ、ゴショとか持ってたら急を要するからな、一刻も早く引き裂いてゴミに出さないと頭をヰカレさせる
洗脳システムの餌食になるぞ、国土破壊省を乗っ取った斉藤鉄夫公明党という世界最悪の殺人テロ組織が,力による━方的な現状変更によって
クソ航空機倍増させて閑静な住宅地から都心まで数珠つなぎで鉄道の30倍以上もの莫大な温室効果ガスまき散らして騒音まみれにして
静音が生命線の知的産業壊滅させて気候変動させて海水温上昇させてかつてない量の水蒸気を日本列島に供給させて土砂崩れ
洪水、暴風、突風、熱中症にと災害連発、家が流されたり殺されたりした人を仏罰だ宿業だとして住民の生命と財産を奪い取ることを正当化
惡質な洗脳スパヰラルによる罠が張り巡らされてるからな、国の存続に関わる深刻な癌が進行してる現実を認識して病巣を駆除しよう!
[羽田)URLリンク(www.call4.j)<)Com/hnli1ga.jpeg
629:世界@名無史さん
23/10/03 16:52:02.35 0.net
>>611
韓国だと、慈善団体が韓国製の練炭を低所得層に配布する様な事をしてる様子。
ただ問題なのは、韓国製の練炭と練炭コンロが、COをバシバシと出す事なんだよな。
現在日本で使われてる練炭コンロは、それでもCOの発生を抑えるように作られてるんだ。
630:世界@名無史さん
23/10/18 15:03:02.42 0.net
かつては南極の氷を溶かし活用…5カ月間船上で寝泊まり 知られざる観測隊のお風呂事情を大公開
URLリンク(mdpr.jp)
>航海中のお風呂は海水を沸かしたお湯を使用。海上では真水が大変貴重で、トイレの排水も海水を利用しているという。かつての南極観測船「宗谷」の時代は南極の氷を艦内に運び、氷を沸かして風呂のお湯にしていたことも。
ほう、まあ海水風呂の方が食塩泉だから冷えなくて良いのかな?w(南極観測船の船内の室温は意外と高そうな気もするけど)
スコットの時代はチェリーガラードの本には、、、忘れてしまってるが、確かボワーズとウィルソンは寒さに強くて基地では朝起きると上半身裸になって外に出て雪を手に取って体を拭いていた、みたいなことが書いてあったのは覚えている。
631:世界@名無史さん
23/10/18 17:01:50.80 0.net
>>614
海水風呂も悪くないそうだが、普通の石鹸が使えないし
肌に塩分が残っていつまでたってもベタベタしてる、って話だな。
日本海軍でも艦内風呂は海水風呂だけど、真水のお湯は洗面器3杯だけもらえるって話だったか。
戦艦霧島での話だが、風呂場には海水と真水の湯舟があって、いくら偉い人でも
真水の湯舟には浸かって無かったんだとか。
”世界最悪の旅”だったか、テラ・ノバ号での航海の話も書いてあったんだけど
”海水用せっけん”なる物があった様だけど、やっぱりあまり泡が立たなかったみたいで
機関科の人にコッソリ真水を分けてもらった、とか書いてあったと思う。
632:世界@名無史さん
23/11/21 18:24:40.74 0.net
[祝]新潟県上越市のシェフが、第65次南極越冬隊に参加。
まぁ、昭和基地に居る料理人もそれ程人数は居ないから、西洋料理以外も
普通に作れるんでしょうけど。
しかしそうすると、昭和基地での雑煮がどうなるかに興味が出てきますね。
633:世界@名無史さん
23/11/23 21:07:43.56 0.net
なお、新潟県標準な雑煮は、ゴボウや大根ニンジンなどの根菜と、鮭とイクラが入った
具沢山な雑煮だ、味付けは醤油である場合が多い。
餅は角餅で、焼いてから雑煮に入れる場合が多い事も記しておくか。
(各家でバリエーションがあるから、この組合せが絶対だとは言いませんがね)
634:世界@名無史さん
23/12/04 00:24:04.51 0.net
スコット隊にはIfが多いが、12月5日から8日の4日間ブリザードによってベアドモア氷河の手前で滞在を余儀なくされたこともIfのひとつとして挙げられる。
これがなければ馬そりは予定通り氷河の入口まで荷物を運び隊員の負担を軽くしたし、その穴埋めに犬そり班に下氷河デポの少し上まで同行させた分は4日間と滞在と合わせて食料事情を苦しくさせている。
これらは節約によって補わなければならず、隊員の疲労を増やす要因となった。
何より4日間の足止めで全体のスケジュールが狂ってしまった。
もしこの足止めがなければ、帰路においてエヴァンスが亡くなるのは同じだったとしても、中バリアデポに到達したのは3月1日ではなく2月25日頃となっていただろう(なお、その年は閏年であった)。
25日から29日は比較的天候がよく一日に21~22kmは進むことができたので、5日間で100kmで3月1~2日にはフーパー山デポまで到達できていた可能性が高い。
本格的な寒波の到来は3月1日からだから(まあ場所によっても違っていただろうが)、プーパー山デポ付近で寒波のお陰で行程が遅れて1日11kmにまで落ちたとしても1tデポには10日余りで到達できたから最も速くて3月10日に1tデポ到着だっただろう。
チェリーガラードらの犬ぞりが1tデポから引き返したのが3月10日の朝だから合流するのは厳しかったか?
となるとスコット達は1tデポで十分な食料と燃料を得ることが出来たとしても病人のオーツを抱えながら砂漠のような重い雪面を基地まで人力で300km行進しなければならない、1日11kmで27日で到達…4月5~10日くらいに帰還かな?
余程の幸運に恵まれなければ厳しい行程になっただろう。
ちなみにスコット隊を迎えに行った犬ぞり隊は3月10日の朝に引き返し、3月16日に基地よりも少し内陸にある、第一次探検の時の基地だったハットポイントの小屋に命からがら到達、ハットポイントにはアトキンソンとコヘインが待っていたので助かったが、その後しばらくチェリーガラードとドミートリーは病人のようになり動けなくなり、犬も憔悴しきって当分は使えなくなっていた。
それだけ犬ぞり隊の帰還も悪天候の中で困難を極めていたわけだ。
635:世界@名無史さん
23/12/04 06:40:58.68 0.net
お前の話は長い
636:世界@名無史さん
23/12/04 08:00:10.29 0.net
>>619
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