南極大陸の歴史at WHIS
南極大陸の歴史 - 暇つぶし2ch312:世界@名無史さん
22/02/13 10:03:22.91 0.net
>>302-303
バウハーズを連れて行くと決めた時点で食料配分は再計算されていて、橇に積んだ食料や帰りのデボに残す食料の量が5人分になってるよ。
あとバウハーズはスキーなしでも頑張っていたので行進速度は落ちてはなく、事実バウハーズがスキーなしだった高原大地では一日に30kmも進んだこともしばしばあり、スコットはそれを「素晴らしい行進」と日記に書いていたよ。

313:世界@名無史さん
22/02/13 10:09:50.65 0.net
スコット隊がバリアに入ってから行進スピードが落ちたのは、橇を引くのがスコットとウィルソンとバウハーズの三人になってしまったのと、長い人力での橇引きで体力が落ちていたのと、バリア上のデボの灯油の減少で体力を回復させることが出来なかったのと、三月になって寒さで氷の摩擦係数が上がっていたから、など。

314:世界@名無史さん
22/02/13 17:12:58.11 0.net
シャクルトンの奇跡の生還は凄い話だけど、
一方でロス海の支援隊も大した偉業を成し遂げたと思うんだわ。
そっちの本が出版されなかったら知ることはなかっただろうから、
あれを書いた女性には心より敬意を表したい。

315:世界@名無史さん
22/02/14 21:58:17.87 0.net
遠征は計画的にネ♪

316:世界@名無史さん
22/02/14 22:54:57.59 0.net
寒さとの戦いという点ではロシアの冬将軍(とゲリラ戦)に襲われたナポレオン率いるフランス軍も悲惨極まりない
URLリンク(uueuro.com)

317:世界@名無史さん
22/02/15 09:17:09.66 0.net
昨日の北京五輪スキー団体のマイナス20度というのも選手は大変でしたな
風も強そうだったし

318:世界@名無史さん
22/02/15 17:12:40.51 0.net
>>309
ナポレオンのモスクワ遠征で最悪だったのは、錫製のボタンが”スズペスト”のせいで
次々と壊れてしまい、服が大変な事になった事かな。
錫は低温になると脆くなるんだが、それを欧州では”スズペスト”と呼ばれてた様子。

319:世界@名無史さん
22/02/16 21:32:12.75 0.net
スコット
2月16日の日記より
「一同の見ることろエバンズは頭がほとんどいかれている。いつもの独立独歩の人とはすっかり変わってしまい、どうしようもなくなってきた。今日は午前も午後も些細なことで行進を停止させた」
エバンズが亡くなったのは翌2月17日

320:世界@名無史さん
22/02/17 15:08:14.68 0.net
>>312
聞いた話によれば、足手まといになった水兵エバンス
(スコット隊には、もう1人”エバンス”って名前の士官が居た)
を、いつやっちゃおうかとか考えてた、みたいな
不穏な空気が流れていた様子。

321:世界@名無史さん
22/02/17 15:44:11.28 0.net
エヴァンスは怪我をしたことをスコットに話していればエバンス大尉らの最終帰還隊に入れられたのかもしれないが、この最終帰還隊もエバンス大尉が壊血病で瀕死になってクリーンが一人でハットポイント基地までの56キロを走って奇跡的に辿り着き救助要請を出してエバンス大尉の命はギリギリのところで助かったとあるから、水兵エバンスがこの隊に入っても凍傷になるのは変わらず食料不足の中で無事生存できていたかはかなり怪しいな。
最終帰還隊は帰路のベアドモア氷河の下降だけでも何度も修羅場があったし。
水兵エバンスの怪我はそりを素手で補修していたときに起こってしまったらしいが、この冬にマイナス5℃の中で手袋なしで作業するのがいかに大変か我が身を持って実感した。
そりの補修は本当に大変だったんだろうなというのが分かったわ。

322:世界@名無史さん
22/02/17 22:48:34.49 0.net
はいはい作り話作り話

323:世界@名無史さん
22/02/17 23:43:07.01 0.net
田中修の本の信憑性やいかに

324:世界@名無史さん
22/02/18 00:16:08.27 0.net
世界三大日記
アンネの日記
スコットの日記
土佐日記

325:世界@名無史さん
22/02/18 18:40:04.11 0.net
>>315
とりあえず、チェリー・ガラードの”世界最悪の旅”を読んでから言ってくれ。
読むのは、朝日文庫の
ISBN4-02-260744-0だ、とりあえず他は認めない。

326:世界@名無史さん
22/02/18 23:16:56.98 0.net
Sunday, February 18. – R. 32. Temp. -5.5°.
At Shambles Camp.
We


327: gave ourselves 5 hours’ sleep at the lower glacier depôt after the horrible night, and came on at about 3 today to this camp, coming fairly easily over the divide. Here with plenty of horsemeat we have had a fine supper, to be followed by others such, and so continue a more plentiful era if we can keep good marches up. New life seems to come with greater food almost immediately, but I am anxious about the Barrier surfaces. 2月18日日曜日– R. 32.Temp。 -5.5°。 シャンブルズキャンプで。 (エヴァンスの死亡という)恐ろしい夜を過ごした後、私たちは下の氷河デポで5時間の睡眠をとり、今日3時頃にこのキャンプに到着し、かなり簡単に(エヴァンスの死による隊の)分断を乗り越えました。 ここにはたくさんの馬肉があり、素晴らしい夕食があり、他の馬肉もそれに続くので、良い行進を続けることができればより豊富な時期が続くでしょう。 新しい生活は直ちにより多くの食べ物が来たように思えますが、私はバリアの表面が心配です。



328:世界@名無史さん
22/02/18 23:57:23.14 0.net
>>318
はいはい作り話作り話。
現実と妄想の区別ぐらいつけろよバーカw

329:世界@名無史さん
22/02/19 00:22:13.90 0.net
>>320
なんだ荒らしか?

330:世界@名無史さん
22/02/19 05:04:18.77 0.net
1000ページ近くある本が読めないんじゃね、>>320は。

331:世界@名無史さん
22/02/19 22:52:58.62 0.net
Monday, February 19. – Lunch T. -16°.
It was late (past noon) before we got away today, as I gave nearly 8 hours sleep, and much camp work was done shifting sledges and fitting up new one with mast, &c., packing horsemeat and personal effects.
The surface was every bit as bad as I expected, the sun shining brightly on it and its covering of soft loose sandy snow.
We have come out about 2' on the old tracks.
Perhaps lucky to have a fine day for this and our camp work, but we shall want wind or change of sliding conditions to do anything on sucha surface as we have got.
I fear there will not be much change for the next 3 or 4 days.
R. 33. Temp. -17°.
We have struggled out 4.6 miles in a short day over a really terrible surface– it has been like pulling over desert sand, not the least glide in the world.
If this goes on we shall have a bad time, but I sincerely trust it is only the result of this windless area close to the coast and that, as we are making steadily outwards, we shall shortly escape it.
It is perhaps premature to be anxious about covering distance.
In all other respects things are improving.
We have our sleeping-bags spread on the sledge and they are drying, but, above all, we have our full measure of food again.
Tonight we had a sort of stew fry of pemmican and horse-flesh, and voted it the best hoosh we had ever had on a sledge journey.
The absence of poor Evans is a help to the commissariat, but if he had been here in a fit state we might have got along faster.
I wonder what is in store for us, with some little alarm at the lateness of the season.

332:世界@名無史さん
22/02/19 22:53:36.06 0.net
2月19日(月)– 昼食 T. -16°.
私は8時間近くの睡眠を与えたので、私たちの出発は遅くなりました(正午過ぎ)、沢山のキャンプ作業はそりを移し変え、新しいマストを取り付け、&c、馬肉と所持品をまとめまることでした。
雪面は私が予想していたほど悪く、太陽が明るく輝き、柔らかい緩い砂の雪を覆っていました。
私たちは古いわだちまで約2単位のところに来ました。
これと私たちのキャンプ作業のための晴れた一日を過ごすのはおそらくは幸運ですが、私たちは目の前の雪面上で何かをするために風やスライディング条件の変更を望むでしょう。
私は次の3~4日間あまり変化が起こらないのではないかと思います。
R. 33.-17°。
私たちは、本当に恐ろしい雪面上を短時間に4.6マイル苦労してきました―砂漠の砂の上で引っ張るようなものでした、世界で最も少ない滑走とは限らないですが。
これが続けば私たちは悪い時間を過ごしますが、私は心からそれが海岸に近いこの無風地域の結果であると信じます、我々は着実に外側に向かっていて、私たちはすぐに逃れられることを期待します。
距離をカバーすることを心配するのは時期尚早でしょう。
他のすべての点で物事は改善しています。
私たちは寝袋をそりに広げ乾燥させています、しかし、何にもまして、山盛りの食糧を再び持っています。
今夜、私たちはペミカンと馬の肉のシチューフライのようなものを持っていて、それを我々がこれまでにそり旅行で食べた最高のごった煮と認めました。
可哀そうなエヴァンスの不在は糧食経理部の助けではありますが、もし彼が健康な状態でここにいたら私たちはもっと速く先に進んでいたでしょう。
季節に後れを取っていることにいささかの不安があり、何が私たちを待ち構えているか判りません。

333:世界@名無史さん
22/02/20 11:14:02.24 0.net
アムンセンもスコットも南極に持ち込んだ飲み物は紅茶とココアでコーヒーは使わなかった
コーヒーはホットで飲んでも体温を下げることが知られていたのかな
トイレが近くなるというのもあるが

334:世界@名無史さん
22/02/20 11:42:07.94 0.net
>>322
↑妄想、作り話と現実の区別も見分けられないヤシ
 こんな文章、いくらでも捏造できる罠

335:世界@名無史さん
22/02/20 13:23:59.26 0.net
本多勝一の「アムンセンとスコット」は読む価値ありますか?

336:世界@名無史さん
22/02/20 15:52:21.60 0.net
>>327
読んで見て損はないと思いますが、それだけでは
物足らないと思うので、ガラードの”世界最悪の旅”と
アムンゼンさんの”南極点”も後で読んでみるのが良いと思います。

337:世界@名無史さん
22/02/20 16:36:02.10 0.net
なんでアムンセンに「さん」づけなのw
20年前に中公文庫からどっちも出てたっけ。
両方ともすぐに買って読んだけど中身覚えてないから改めて読んでみますわ。

338:世界@名無史さん
22/02/20 17:51:59.24 0.net
昔は「アムンゼン」だったのだが、今は「アムンセン」か

339:世界@名無史さん
22/02/20 18:46:30.99 0.net
Monday, February 20. – R. 34. Lunch Temp. -13°; Supper Temp. -15°.
S


340:ame terrible surface; four hours’ hard plodding in morning brought us to our Desolation Camp, where we had the four-day blizzard. We looked for more pony meat, but found none. After lunch we took to ski with some improvement of comfort. Total mileage for day 7 – the ski tracks pretty plain and easily followed this afternoon. We have left another cairn behind. Terribly slow progress, but we hope for better things as we clear the land. There is a tendency to cloud over in the S.E. tonight, which may turn to our advantage. At present our sledge and ski leave deeply ploughed tracks which can be seen winding for miles behind. It is distressing, but as usual trials are forgotten when we camp, and good food is our lot. Pray God we get better travelling as we are not so fit as we were, and the season is advancing apace. 2月20日(月)– R. 34.昼食の気温-13°;夕食の気温 -15°. 同じ恐ろしい雪面。朝の4時間ものハードなとぼとぼ歩きは、私たちが(往路で)4日間で待機を余儀なくされた荒れ果てたキャンプ地に私たちを連れて来ました。 私たちはより多くのポニーの肉を探しましたが、何も見つかりませんでした。 昼食の後、我々はスキーの快適さのいくつかの改善に熱中しました。 7日目の合計走行距離 ― スキーのわだちはかなり明瞭で、今日の午後に簡単に続きました。 私たちは別のケアンを背後に出発しました。 ひどく進歩は遅いですが、私たちはこの地を突破することでより良いものを望んでいます。 今夜はS.E.で曇る傾向があり、それは私たちの利点に変わるかもしれません。 現在、私たちのそりとスキーは、何マイルも後ろに曲がっているのを見ることができる深く耕されたわだちを残します。 それは苦痛、悲惨ですが、いつものように私たちがキャンプするときに試練が忘れられ、良い食べ物は私たちの割り当てです。 神に祈ります、以前のようには健康ではない私たちがより良い移動ができることを、季節はたちまち進んでいっています。



341:世界@名無史さん
22/02/20 18:48:13.05 0.net
>>331
>同じ恐ろしい雪面。朝の4時間ものハードなとぼとぼ歩きは、私たちが(往路で)4日間で待機を余儀なくされた荒れ果てたキャンプ地に私たちを連れて来ました。
同じ恐ろしい雪面。朝の4時間ものハードなとぼとぼ歩きは、私たちが(往路での)4日間ブリザードで待機を余儀なくされた荒れ果てたキャンプ地に私たちを連れて来ました。

342:世界@名無史さん
22/02/21 16:28:19.71 0.net
とりあえず、ペミカンに砕いた”ビスケット”を入れた物を食って落ち着け。

343:世界@名無史さん
22/02/21 21:15:57.27 0.net
Tuesday, February 21. – R. 35. Lunch Temp. -9½°; Supper Temp. -11°.
Gloomy and overcast when we started; a good deal warmer.
The marching almost as bad as yesterday.
Heavy toiling all day, inspiring gloomiest thoughts at times.
Rays of comfort when we picked up tracks and cairns.
At lunch we seemed to have missed the way, but an hour or two after we passed the last pony walls, and since, we struck a tent ring, ending the march actually on our old pony-tracks.
There is a critical spot here with a long stretch between cairns.
If we can tide that over we get on the regular cairn route, and with luck should stick to it; but everything depends on the weather.
We never won a march of 8½ miles with greater difficulty, but we can’t go on like this.
We are drawing away from the land and perhaps may get better things in a day or two.

2月21日(火)– R. 35.昼食時の気温-9と1/2°;夕食時の気温 -11°.
私たちが出発したときは暗いと曇り空。かなり暖かいです。
行進は昨日とほぼ同じくらい悪いです。
一日中大変な骨折りで、時々陰鬱になる思考を奮い立たせています。。
わだちや雪塚を見つけたときの慰めの光線。
昼食時、私たちは道を見失ったようでしたが、最後のポニーの(雪の)塀を通り過ぎてから1~2時間後、私たちはテントリングにぶつかり、行進の最後には実際に古いポニーのそりのわだちを見つけました。
雪塚の間に長丁場となる重要なスポットがあります。
それを乗り越えることができれば、私たちは通常の雪塚のルートに乗り、運が良ければそれを続けられるでしょう。しかし、すべてが天候に依存します。
私たちは8マイル半の行進に大きな困難を抱えたことはありませんが、この様子では進み続けることはできません。
私たちは大地から離れて引いています、できるのなら1日か2日で事態が好転しますように。

344:世界@名無史さん
22/02/21 21:26:46.89 0.net
>>333
ペミカンに砕いたビスケットを入れたごった煮かな?
そもそもペミカンって美味しいのだろうか?
しかし飢えた時に食えば腐ってないものだったら大体の食べ物は美味しいだろうな

345:世界@名無史さん
22/02/21 22:06:37.58 0.net
シャクルトンの漂流の時に、飲み水がなくなってアザラシの血をすすった話があったけど、
動物の血を飲んで余計のどが渇くかもって思ったんだがどうなんだろう。

346:世界@名無史さん
22/02/22 11:34:47.97 0.net
シャクルトンはエリザベート・バートリーのエピソードを知っていたのかも

347:世界@名無史さん
22/02/22 16:30:58.46 0.net
>>335
煮たペミカンに砕いた”ビスケット”を入れたのは、”フーシュ”とか
言われてた様子。
”ペミカン”自体は、乾燥肉の粉末と穀物粉と乾燥フルーツを脂肪で固めた物だけどね。
物自体はほぼ完全食だったようですが、見た目が悪くて食べようとするのに
努力が居るとかなんとか。

348:世界@名無史さん
22/02/22 20:20:01.67 0.net
February 22. – R. 36. Supper Temp. -2°.
There is little doubt we are in for a rotten critical time going home, and the lateness of the season may make it really serious.
Shortly after starting today the wind grew very fresh from the S.E. with strong surface drift.
We lost the faint track immediately, though covering ground fairly rapidly.
Lunch came without sight of the cairn we had hoped to pass.
In the afternoon, Bowers being sure we were too far to the west, steered out.
Result, we have passed another pony camp without seeing it.
Looking at the map tonight there is no doubt we are too far to the east.
With clear weather we ought to be able to correct the mistake, but will the weather get clear?
It’s a gloomy position, more especially as one sees the same difficulty returning even when we have corrected the error.
The wind is dying down tonight and the sky clearing in the south, which is hopeful.
Meanwhile it is satisfactory to note that such untoward events fail to damp the spirit of the party.
Tonight we had a pony hoosh so excellent and filling that one feels really strong and vigorous again.
2月22日– R. 36.夕食時の気温-2°。
私たちが家へ帰る不愉快で危険な時を過ごしているのが確実なのにほとんど疑いの余地はありませんし、季節の遅れは本当に深刻になるかもしれません。
今日は出発して間もなく、風はS.E.から非常に強く吹いてきました、強い地吹雪を伴いながら。
私たちは直ぐ微かなわだちを見失いましたが、かなり急速に地面は(雪で)覆われていっています。
昼食時は私たちが通り過ぎたいと思っていた雪塚を見ることなしに来ました。
午後、バウワーズは私たちが西に遠すぎると確信し、外へと操縦しました。
結果、私たちはそれを見ずに別のポニーキャンプを通過しました。
今夜の地図を見ると、私たちは東に遠すぎることは間違いありません。
晴れた天候で私たちは間違いを修正することができるはずですが、天気は晴れるでしょうか?
エラーを修正してきてもなお同じ難易度が返ってくるのをとりわけ見ているので、悲観的な姿勢になります。
今夜は風が吹き降り、南の空は晴れ、希望に満ちています。
一方で、このような不都合な出来事が隊の精神を湿らすことができないことを記録するのは満足です。
今夜私たちは非常にエクセレントなポニーフーシュを食べたので、再び本当に強靭で活発な感覚に満ち溢れています。

349:世界@名無史さん
22/02/23 21:15:50.34 0.net
Thursday, February 23. – R. 37. Lunch Temp. -9.8°; Supper Temp. -12°.
Started in sunshine, wind almost dropped.
Luckily Bowers took a round of angles and with help of the chart we fogged out that we must be inside rather than outside tracks.
The data was so meagre that it seemed a great responsibility to march out and we were none of us happy about it.
But just as we decided to lunch, Bowers’ wonderful sharp eyes detected an old double lunch cairn, the theodolite telescope confirmed it, and our spirits rose accordingly.
This afternoon we marched on and picked up another cairn; then on and camped only 2½ miles from the depôt.
We cannot see it, but, given fine weather, we cannot miss it.
We are, therefore, extra-ordinarily relieved.
Covered 8.2 miles in 7 hours, showing we can do 10 to 12 on this surface.
Things are again looking up, as we are on the regular line of cairns, with no gaps right home, I hope.
2月23日(木)– R. 37.昼食時の気温-9.8°;夕食時の気温 -12°.
日差しの中で出発し、風はほぼ落ちついています。
幸いなことに、バウワーズは角度の連絡を取り(=観察し)、進路図の助けを借りて、私たちは外側のわだちではなく内側にいなければならないことを霧散しました(=確認しました?)。
データは非常に悲惨だったので、行進するのは大きな責任のように思え、私たちはそれについて誰も満足しませんでした。
しかし、私たちが昼食をとることにした時、バウワーズの素晴らしい鋭い目は古いダブルの昼食の雪塚を発見し、経緯儀望遠鏡はそれを確認し、それに応じて私たちの精神が高ぶりました。
今日の午後、私たちは行進し、別の雪塚を見つけました ; その後、デポからわずか2マイルの距離でキャンプをしました。
私たちはそれ(デポのことか?)を見ることができませんが、与えられた素晴らしい天候を考えると、それを見逃すことはできません。
私たちは、それ故に、至って普通に安堵しています。
7時間で8.2マイル進み、この雪面で10~12を進むことができます。
私たちは雪塚の通常のラインにいるので、事態が再び上向くにつれ、大きな相違なく正しく帰れることを、私は願っています。

350:世界@名無史さん
22/02/24 10:32:38.12 0.net
>>309
モスクワの寒さは旭川レベル  南極の寒さとは比較にならんよ

351:世界@名無史さん
22/02/24 11:17:20.57 0.net
ナポレオンの目的は夏の間に短期決戦でロシアの主力部隊を壊滅させてフランス優位の講和条約を結ぶことだったから冬支度をしていなかった

352:世界@名無史さん
22/02/24 17:44:04.22 0.net
ナポレオンの軍勢が着てた軍服のボタンが錫で出来ていたんだが、その錫のボタンが
低温のせいで砕けたんだそうだ。

353:世界@名無史さん
22/02/24 19:45:16.53 0.net
アムンセンの方は夏に極点探検を終えたこともあるが準備していった極寒用毛皮服は殆ど着ることなく南緯86度の野営地に置いて南極点に向かったんだよな
手記を読んでも暑かったという記述はあっても寒かったという記述は殆どない

354:世界@名無史さん
22/02/24 20:02:33.92 0.net
February 24. – Lunch.
Beautiful day - too beautiful – an hour after starting loose ice crystals spoiling surface.
Saw depôt and reached it middle forenoon.
Found store in order except shortage oil – shall have to be very saving with fuel – otherwise have ten full days’ provision from tonight and shall have less than 70 miles to go.
Note from Meares who passed through December 15, saying surface bad; from Atkinson, after fine marching (2¼ days from pony depôt), reporting Keohane better after sickness.
Short note from Evans, not very cheerful, saying surface bad, temperature high.
Think he must have been a little anxious.
It is an immense relief to have picked up this depôt and, for the time, anxieties are thrust aside.
There is no doubt we have been rising steadily since leaving the Shambles Camp.
The coastal Barrier descends except where glaciers press out.
Undulation still but flattening out.
Surface soft on top, curiously hard below.
Great difference now between night and day temperatures.
Quite warm as I write in tent.
We are on tracks with half-march cairn ahead; have covered 4½ miles.
Poor Wilson has a fearful attack snow-blindness consequent on yesterday’s efforts.
Wish we had more fuel. Night camp R. 38. Temp. -17°.
A little despondent again.
We had a really terrible surface this afternoon and only covered 4 miles.
We are on the track just beyond a lunch cairn.
It really will be a bad business if we are to have this pulling all through.
I don’t know what to think, but the rapid closing of the season is ominous.
It is great luck having the horsemeat to add to our ration.
Tonight we have had a real fine ‘hoosh.’
It is a race between the season and hard conditions and our fitness and good food.

355:世界@名無史さん
22/02/24 20:03:10.96 0.net
2月24日 ― お昼ご飯。
美しい日 ― あまりにも美しい ― 出発して1時間後には、放たれた氷の結晶が雪面を汚していました。
デポを見つけて、お昼過ぎに到着しました。
オイル不足を除いては順次入庫しているのを見つけました ― 燃料は非常に節約する必要があります ― 別な方法では今夜から10日間の完全な準備を持っており、走行距離は70マイル未満になるでしょう。
12月15日に通過したミアズからのメモでは、雪面が悪いとのこと;アトキンソンからは、快調な行軍(ポニーデポから2¼日)の後、コヘインが病気の後に良くなったと報告がありました。
エヴァンスからの短いメモには、あまり元気がなく、雪面が悪く、体温が高いと書かれている¥います。
彼は少し不安だったに違いないと思います。
このデポを拾ったのは計り知れない安堵であり、当分の間、不安は脇に追いやられます。
シャンブルズ・キャンプを離れて以来、私たちは順調に上昇しているのは間違いありません。
海岸沿いのバリアは氷河が迫っている場所を除いては下降しています。
まだ起伏はありますが、平坦になりつつあります。
雪面は柔らかく、下は不思議なほど硬いです。
今は昼と夜の気温差が激しいです。
テントの中で書いているのでかなり暖かいです。
私たちは半行軍の雪塚を前にしてわだち沿いに、4.5マイルを走破しました。
可哀そうなウィルソンは、昨日の努力の結果、恐ろしいほどの雪盲に襲われています。
もっと燃料があればと思います。夜のキャンプはR.38。気温。-17°.
また少し意気消沈しました。
今日の午後は本当にひどい雪面で、4マイルしか走れませんでした。
昼食時の雪塚のすぐ先のわだちにいます。
もし私たちがこのままずっと引っ張られていたら、悪いビジネスに本当になってしまいます。
私は何を考えたらいいのかが分からないですが、シーズンの急激な終幕は不吉なことです。
私たちの食事の配給に馬肉が加わるのはとても運です。
今夜私たちは本当に素晴らしい "フーシュ "を食べました。
シーズンとハードなコンディション、そして私たちの健康と美味しい食事との競争です。

356:世界@名無史さん
22/02/24 20:56:48.93 0.net
>>346 訂正
>エヴァンスからの短いメモには、あまり元気がなく、雪面が悪く、体温が高いと書かれている¥います。
エヴァンス(副隊長エヴァンズ少佐)からの短いメモには、あまり元気がなく、雪面が悪く、体温が高いと書かれています。
>もし私たちがこのままずっと引っ張られていたら、悪いビジネスに本当になってしまいます。
もし私たちがこのままずっと(そりを)引っ張っていたら、悪いビジネスに本当になってしまいます。
>私たちの食事の配給に馬肉が加わるのはとても運です。
私たちの食事の配給に馬肉が加わるのはとても幸運です。

357:世界@名無史さん
22/02/25 02:21:35.58 0.net
樺太犬喰ってみな?
飛ぶぞ?

358:世界@名無史さん
22/02/25 15:59:31.24 0.net
>>348
犬食いな人には残念な事かも知れないけど、そもそも”樺太犬”ってのが
雑種なんだよね。
日本の南極観測隊でつれていかれた”樺太犬”も、血筋で
結構色々あってね。

359:世界@名無史さん
22/02/25 21:07:06.88 0.net
Saturday, February 25. – Lunch Temp. -12°.
Managed just 6 miles this morning.
Started somewhat despondent; not relieved when pulling seemed to show no improvement.
Bit by bit surface grew better, less sastrugi, more glide, slight following wind for a time.
Then we began to travel a little faster.
But the pulling is still very hard; undulations disappearing but inequalities remain.
Twenty-six Camp walls about 2 miles ahead, all tracks in sight – Evans’ track very conspicuous.
This is something in favour, but the pulling is tiring us, though we are getting into better ski drawing again.
Bowers hasn’t quite the trick and is a little hurt at my criticisms, but I never doubted his heart.
Very much easier – write diary at lunch – excellent meal – now one pannikin very strong tea – four biscuits and butter.
Hope for better things this afternoon, but no improvement apparent.
Oh! for a little wind – E. Evans evidently had plenty.
R. 38. Temp. -20°.
Better march in afternoon.
Day yields 11.4 miles – the first double figure of steady dragging for a long time, but it meant and will mean hard work if we can’t get a wind to help us.
Evans evidently had a strong wind here, S.E.
I should think.
The temperature goes very low at night now when the sky is clear as at present.
As a matter of fact this is wonderfully fair weather – the only drawback the spoiling of the surface and absence of wind.
We see all tracks very plain, but the pony-walls have evidently been badly drifted up.
Some kind people had substituted a cairn at last camp 27.
The old cairns do not seem to have suffered much.

360:世界@名無史さん
22/02/25 21:07:21.01 0.net
2月25日土曜日 ―昼食時の気温-12°
今朝は僅か6マイルをなんとか都合づけました。
やや意気消沈し始めました;引っ張っても何の改善も示さないように見え安堵できませんでした。
徐々に雪面が良くなり、サスツルギが減り、滑走が増え、しばらくの間風を僅かに受けていました。
それから私たちは少し速く移動し始めました。
でも引くのはまだとてもハードです;起伏は消えていますが、不等式が残っています。
26のキャンプの壁は約2マイル先にあり、すべてのわだちが見えます ― エヴァンス(副隊長)のわだちは非常に目立ちます。
これは好ましいことですが、引き続けるのは私たちを疲れさせます、私たちは再度より良いスキーの牽引となっているのにもかかわらずに。
バウワーズは効果的な方法を全くを持っておらず、私の批判に少し傷ついていますが、私は彼の心を疑ったことはありません。
非常に簡単に ― 昼食時に日記を書く ― エクセレントな食事 - 小さなコップ一杯のとても濃いお茶 - 4枚のビスケットとバター。
今日の午後に事態が良くなるのを望んでいますが、明らかに改善はありません。
ああ、少しでも風かあれば ― E. エバンス(副隊長)は明らかに豊富に持っていました。
R. 38.気温-20°。
午後の方が良い行進。
今日の産出は11.4マイル ― 長い間の安定したそり引きの初めての二桁の数字ですが、私たちを助ける風を得ることができない場合、それはハードワークを意味し意味するでしょう。
エヴァンス(副隊長)はここで明らかに南東の強い風を持っていました。
私はそう考えます。
気温は今のような晴れた夜ではとても低くなります。
実際のところ、これは素晴らい晴天です ― 唯一の難点は雪面が荒れていて風がないことです。
私たちはすべてのわだちを非常にはっきりと見ていますが、ポニーの壁は明らかにひどく漂流しています。
何人かの親切な人たちは最後のキャンプ27で雪塚を取り替えました
古い雪塚はあまり持ちこたえてなかったようです。

361:世界@名無史さん
22/02/26 19:27:35.36 0.net
Sunday, February 26. – Lunch Temp. -17°.
Sky overcast at start, but able see tracks and cairn distinct at long distance.
Did a little better, 6½ miles to date.
Bowers and Wilson now in front.
Find great relief pulling behind with no necessity to keep attention on track.
Very cold nights now and cold feet starting march, as day footgear doesn’t dry at all.
We are doing well on our food, but we ought to have yet more.
I hope the next depôt, now only 50 miles, will find us with enough surplus to open out.
The fuel shortage still an anxiety.
R.39. Temp. -21°.
Nine hours’ solid marching has given us 11½ miles.
Only 43 miles from the next depôt.
Wonderfully fine weather but cold, very cold.
Nothing dries and we get our feet cold too often.
We want more food yet and especially more fat.
Fuel is woefully short.
We can scarcely hope to get a better surface at this season, but I wish we could have some help from the wind, though it might shake us badly if the temp. didn’t rise.
2月26日(日)– 昼食時の気温 -17°.
出発時は空は曇っていましたが、長い距離に渡ってでわだちと雪塚を明瞭に見ることができます。
これまでの走行距離は6½マイルでで、少し良くなりました。
バウアーズとウィルソンが前に。
わだちに注意を払い続ける必要がないという背景のもとで引っ張るのは、大いなる安堵感があります。
今はとても寒い夜で、冷たい足が行進し始めるのを感じます、日中のフットギアが全く乾かないので。
私たちは食べ物をよく食べていますが、なおいっそう食べるべきです。
私は、今わずか50マイル先の次のデポにて、この先の展開をするのに十分な余剰を持つ私たちとなることを願っています。
燃料不足は依然として不安です。
R.39. 気温 -21°
9時間の堅実な行進は私たちに11½マイルを与えました。
次のデポから僅か43マイル。
素晴らしく晴れた天気ですが寒い、非常に寒いです。
何も乾かないし、私たちはあまりにも頻繁に足が冷えます。
私たちはまだより多くの食べ物、特により多くの脂肪を望んでいます。
私たちはまだもっと多くの食べ物、特にもっと多くの脂肪を望んでいます。
燃料がひどく不足しています。
今の季節では雪面が良くなることはほとんど期待できませんが、風の助けがあればいいのですが、しかしもし気温が上がらなかった場合はそれ(風)はひどく(悪い方向に)私たちを揺さぶるかもしれません。

362:世界@名無史さん
22/02/27 11:36:39.63 0.net
アルマダでスペインの無敵艦隊を破り
トラファルガーでナポレオン帝国海軍を破り
アヘン戦争では清のジャンク船を壊滅させ
ユトランド沖海戦ではヴィルヘルム2世のドイツ海軍から制海権を死守し
WWⅡではビスマルクを撃沈させて歴戦の雄フッドの敵討ちを果たし
フォークランド戦争ではアルゼンチンを降伏させた
この輝かしいイギリス海軍に完勝したのは
アムンセン率いるノルウェー探検家と
マレー沖海戦で英国海軍虎の子のプリンス・オブ・ウェールズとレパルスを撃沈させた日本だけ

363:世界@名無史さん
22/02/27 13:34:08.83 0.net
イギリス最強の海軍は黄色い潜水艦

364:世界@名無史さん
22/02/27 16:05:05.70 0.net
>>349
まあ、第一次南極隊って56年だろ?
その頃はまだ犬食い文化が残っていたんだろうからしょうがないだろ。
俺も極限状態に置かれたなら、やはり食べてしまうだろうしね。
問題なのは、帰国後に感動のストーリーを作ってしまったことだね。

365:世界@名無史さん
22/02/27 21:22:30.65 0.net
February 27. – Desperately cold last night: -33° when we got up, with -37° minimum.
Some suffering from cold feet, but all got good rest.
We must open out on food soon.
But we have done 7 miles this morning and hope for some 5 this afternoon.
Overcast sky and good surface till now, when sun shows again.
It is good to be marching the cairns up, but there is still much to be anxious about.
We talk of little but food, except after meals.
Land disappearing in satisfactory manner.
Pray God we have no further set-backs.
We are naturally always discussing possibility of meeting dogs, where and when, &c.
It is a critical position.
We may find ourselves in safety at next depôt, but there is a horrid element of doubt.
Camp R. 41. Temp. -32°.
Still fine clear weather but very cold – absolutely calm tonight.
We have got off an excellent march for these days (12.2) and are much earlier than usual in our bags.
31 miles to depôt, 3 days’ fuel at a pinch, and 6 days’ food.
Things begin to look a little better; we can open out a little on food from tomorrow night, I think.
Very curious surface – soft recent sastrugi which sink underfoot, and between, a sort of flaky crust with large crystals beneath.
2月27日– 昨夜は底冷えが激しく: 起床時の気温は-33、最低気温は-37°
冷たい足に苦しんでいる人もいますが、全員よく休めました。
私たちはすぐに食べ物を広げなければなりません。。
しかし、私たちは今朝は7マイルを進み、今日の午後は約5マイルを望んでいます。
曇り空、そして太陽が再び現れるときまでの良い雪面。
雪塚を行進するのは良いことですが、まだ不安がたくさんあります。
私たちは食後を除けば食べ物の話題は少ししかありません。
地面は満足のいく形で消えていきます。
神に祈ります、これ以上の妨げはもうたくさんです。
私たちは自然といつ、どこで犬に会えるかの可能性について議論しています。
それは重要な位置です。
私たちは次のデポで安全な私たち自身を見つけるかもしれませんが、恐ろしい疑いの要素があります。
キャンプR.41。気温-32°。
未だによく晴れた天気ですが非常に寒い ― 今夜は全く静かです。
私たちは最近(12.2)は素晴らしい行進を達成し、私たちの袋の中でいつもよりずっと早いです。
デポまで31マイル、切羽詰まれば3日間の燃料、6日間の食べ物。
事態は少し好転し始めています;明日の夜から食べ物を少し広げられると思います。
非常に奇妙な雪面 ― 足元に沈む柔らかい新しいサストルギ、そしてその間に、下に大きな結晶を持つフレーク状の地殻の一種。

366:世界@名無史さん
22/02/28 14:26:04.86 0.net
ひょっとして極点探索の前年のデポ作戦でスコット隊は南緯80度よりも南に1トンデポを築いていたらチェリーガラードの犬ぞり隊はそこまでは迎えにいくから落ち合うことができていた?
しかしその場合は重体のオーツスをそりに乗せて他の極点組3人とチェリーガラードともう一人の計5人はノルウェー隊のようにスキーを履いて2台の犬ぞりに捕まるとかロープで牽引されるとかして基地に戻っていたのだろうか?
じゃないと犬の体力が持たなそうだが

367:世界@名無史さん
22/02/28 16:06:53.13 0.net
スコット隊が南緯80度32分のフーパー山デポに到着したのは3月9日。
チェリーガラードとドリートミーが1tデポに到着したのは3月3日で3月10日の朝に引き返した。
フーパー山デポの位置に1tデポを築けてたらスコット隊はギリギリで助かったのかもしれない。
なお、ドリートミーは帰り道で著しく衰弱していたので犬ぞりに乗るのはオーツとドリートミーの二人となる。
他のスコット、ウィルソン、バウワーズ、チェリーガラードは犬ぞりに牽引されるか犬ぞりと一緒に行進するかして、極寒の中基地まで帰らなければならないね。
スコット隊が引いてきたそりももちろん基地まで、犬ぞり牽引か人力かは分からないけど引いて行かないといけない。
条件としてはかなり厳しいが、それでも助かる可能性はあったね。
1tデポを南緯80度30分くらいの場所に設置できていたらね。

368:世界@名無史さん
22/02/28 18:55:14.47 0.net
もしエヴァンズ大尉が壊血病にならなかったら犬ぞりの熟練者であるアトキンソンが予定通り、チェリーガラードが迎えに行くよりも2日ほど早くスコット隊の救援に向かい、3月1日前後に南緯82度付近で合流することが出来たかもしれない。
せめてビタミンCのサプリメントがこの時代にあったら、、
っていうかこの時代はまだ壊血病の原因がビタミンC不足とは知られてなく、ただ新鮮な肉や果物を食べることで壊血病が予防できることは知られていた。
アムンセン隊は犬ぞりの犬を弱った犬から射殺して適時新鮮な肉を食べることで壊血病を防いでいたけど、イギリス隊はその方面での準備が充分ではなかった。
あれだけのエリートが集まったイギリス海軍と医師が揃っていたのに何故壊血病予防の方まで気を配らなかったのかが謎。

369:世界@名無史さん
22/02/28 21:27:07.26 0.net
Tuesday, February 28. – Lunch.
Thermometer went below -40° last night; it was desperately cold for us, but we had a fair night.
I decided to slightly increase food; the effect is undoubtedly good.
Started marching in -32° with a slight north-westerly breeze – blighting.
Many cold feet this morning; long time over foot gear, but we are earlier.
Shall camp earlier and get the chance of a good night, if not the reality.
Things must be critical till we reach the depôt, and the more I think of matters, the more I anticipate their remaining so after that event.
Only 24½ miles from the depôt.
The sun shines brightly, but there is little warmth in it.
There is no doubt the middle of the Barrier is a pretty awful locality.
Camp 42.
Splendid pony hoosh sent us to bed and sleep happily after a horrid day, wind continuing; did 11½ miles.
Temp. not quite so low, but expect we are in for cold night (Temp. -27°).
2月28日(火)– 昼食.
昨夜温度計は昨夜-40°以下になりました;私たちにとっては絶望的な寒さでしたが、私たちは穏当な夜を過ごしました。
私は食べ物を少し増やすことに決めました;効果は間違いなく良いです。
気温-32°、北西の風が少し吹く中、行進を始めました ― 明るい陽射し
今朝は足が冷え切っています;フットギアを履くのに長い時間が掛かりますが、私たちは先にいます。
速めにキャンプをして良い夜のチャンスを得る必要があります、現実はどうであれ。
物事は私たちがデポに到達するまで危機であるでしょう、そして考えれば考えるほど、この後もそうであることが予想されるのです。
デポから僅か24½マイル。
太陽は明るく輝いていますが、暖かさはほとんど感じられません。
バリアの真ん中はかなりひどい地域であることに疑いの余地はありません。
キャンプ42。
素晴らしいポニーフッシュは、実に酷い一日の後、ベッドにて幸せな眠りを私たちに贈りました、風が続いています;11½マイルでした。
気温はそれほど低くはありませんが、私たちには寒い夜となりそうです(気温-27°)

370:世界@名無史さん
22/02/28 21:28:35.89 0.net
Wednesday, February 29. – Lunch.
Cold night. Minimum Temp. -37.5°; -30° with north-west wind, force 4, when we got up.
Frightfully cold starting; luckily Bowers and Oates in their last new finnesko; keeping my old ones for present.
Expected awful march and for first hour got it.
Then things improved and we camped after 5½ hours marching close to lunch camp – 22½.
Next camp is our depôt and it is exactly 13 miles.
It ought not to take more than 1½ days; we pray for another fine one.
The oil will just about spin out in that event, and we arrive 3 clear days’ food in hand.
The increase of ration has had an enormously beneficial result.
Mountains now looking small.
Wind still very light from west – cannot understand this wind.
2月29日(水)– 昼食.
寒い夜。最低気温-37.5°;私たちが起きたときは、-30度、北西風、風力4。
恐ろしい寒さの中での出発;幸いにもバウワーズとオーツは最後の新しいフィネスコ(トナカイの皮でつくられた冬物のブーツ)に;私の昔のものを今に残していました。
ひどい行軍を予期していましたが、最初の1時間はそうでした。
その後状況は改善し、私たちは五時間半後にキャンプをし、昼食のキャンプ ― 22½.の近くを行進しました。
次のキャンプは私たちのデポであり、ちょうど13マイルです。
一日半以上私掛かるとは思いません;私たちはまた晴れることを祈ります。
オイルはその事象(晴天?)でどうにか長持ちするでしょう、そして私たちは三日間の食べ物を手に入れることに成功します。
配給量の増加は非常に有益な結果をもたらしました。
今は山が小さく見えるようになりました。
西からの風はまだとても弱く、この風を理解することはできません。

371:世界@名無史さん
22/02/28 21:31:24.91 0.net
>>361 訂正
>It ought not to take more than 1½ days; we pray for another fine one.
>一日半以上私掛かるとは思いません;私たちはまた晴れることを祈ります。
一日半以上はかからないでしょう;私たちはまた晴れることを祈ります。

372:世界@名無史さん
22/03/01 17:07:31.51 0.net
Thursday, March 1. – Lunch.
Very cold last night – minimum -41.5°.
Cold start to march, too, as usual now.
Got away at 8 and have marched within sight of depôt; flag something under 3 miles away.
We did 11½ yesterday and marched 6 this morning.
Heavy dragging yesterday and very heavy this morning.
Apart from sledging considerations the weather is wonderful.
Cloudless days and nights and the wind trifling.
Worse luck, the light airs come from the north and keep us horribly cold.
For this lunch hour the exception has come.
There is a bright and comparatively warm sun.


373: All our gear is out drying. 3月1日木曜日–昼食。 昨夜は非常に寒かった ― 最低気温-41.5°。 いつものように、行進の出発時は寒かったです。 8時に出て、デポの見える場所まで行進しました;3マイル以下の距離にあるものに旗を立てました。 昨日は11½で、今朝は6を行進しました。 昨日は(そりを)引くのが重く、今朝は非常に重いです。 そりの考慮は別として、天気は素晴らしいです。 雲一つない昼と夜、そして風は僅かです。 運悪く、軽い空気が北から来て、私たちをひどく寒いままにします。 この昼食時間には例外が来ました。 明るく比較的暖かい太陽があります。 私たちの装備はすべて乾いてきています。



374:世界@名無史さん
22/03/01 22:08:10.18 0.net
>>360 訂正(自己レス)
>Many cold feet this morning; long time over foot gear, but we are earlier.
>今朝は足が冷え切っています;フットギアを履くのに長い時間が掛かりますが、私たちは先にいます。
→今朝は足が冷え切っています;フットギアを履くのに長い時間が掛かりますが、私たちは急いでいます。
が正しい訳かな?

375:世界@名無史さん
22/03/02 00:05:17.74 0.net
南極の海の氷、過去最低レベルの量まで下がったらしい…
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
率直な疑問だけど縄文海進や平安海進の時の南極の海の氷の量はいかほどだったのだろうか?

376:世界@名無史さん
22/03/02 09:24:12.37 0.net
ウクライナ「ここは戦場」「いずれ餓死」 夜は氷点下…種まき準備もできず
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
 夫と娘の3人で暮らしている。この日の出勤後、政府が外出禁止令を出し、博物館は閉鎖された。「スーパーも閉まっていて、家に蓄えがある小麦粉でパンを焼いたりビスケットを食べたりしている。でも、体がもたない」
 市中心部は電気やガス、水道など生活インフラの供給が続いているが、戦闘が起きている周辺部は止まっているようだという。石油や天然ガス資源に乏しいウクライナは、供給の多くをロシアに頼ってきた。近年、エネルギー転換や農産物輸出の拡大に乗り出したのは、依存関係からの脱却を図るためだった。
 夜間は氷点下になる。「生活インフラが止まれば凍死する。食料がなくなれば餓死する。国際社会は何もしてくれない」。ナタリアさんの失望は深い。
ーーーーー
パンやビスケットだけだと壊血病になる
燃料の不足で凍死する
初期の南極探検隊のような過酷な生活をしているウクライナ国民が心配

377:世界@名無史さん
22/03/02 11:51:35.18 0.net
安保理常任理事国からの露解任も

378:世界@名無史さん
22/03/02 17:01:55.87 0.net
>>366
>初期の南極探検隊のような過酷な生活をしているウクライナ国民が心配
今の南極探検隊は過酷じゃないんですか!?

379:世界@名無史さん
22/03/02 17:48:59.57 0.net
>>368
そだね
100年前よりも装備は良くなってるけどその分厳しいルートを取ったり単独探検をしたりするから今でも過酷だね
徒歩での南極点到達ならず
秋田出身の冒険家、単独で
2022年1月11日 20:17
URLリンク(www.kyoto-np.co.jp)
白瀬ルートのお方か残念
南極単独横断、残り50キロで力尽き死亡 英探検家
2016年1月27日 0:42
URLリンク(www.nikkei.com)
合掌

380:世界@名無史さん
22/03/02 20:25:32.27 0.net
>>174 原文

3月2日金曜日–昼食。
不幸が単独で来ることはめったにありません。
私たちは昨日の午後、(中バリア)デポにかなり容易に行進しました、それから三つの明確な打撃を受け私たちは悪い立場に置かれました。
まず、石油が不足していることが分かりました; 最も厳密な倹約でも、この雪面の次のデポ(71マイル離れている)に私たちを運ぶことはほとんどできません。
第二に、タイタス​​・オーツは彼の足を明らかにしました、つま先は確かに非常に酷く見えました、明らかに数日間のこの気温によって痛んでいます。
第三の打撃は夜に起こりました、私たちが喜びをもって歓迎した風が暗い曇り空をもたらせた時です。
夜は-40°以下に落ち、今朝はフットギアをつけるのに1時間半かかりましたが、8時前に出ました。
私たちは雪塚とわだちの両方を見失い、出来るだけ北から西へ着実に進みましたが、何も見えませんでした。
さらに悪いことになりました ― 雪面が全く恐ろしいことになっています。
強風を帆をいっぱいにに受けたにもかかわらず、私たちはたった5½マイルしか進めませんでした。
私たちは余分な行進ができないことに疑いはないので非常に困窮しています、そして酷く寒さを感じます。

381:世界@名無史さん
22/03/03 20:21:17.80 0.net
Saturday, March 3. – Lunch.
We picked up the track again yesterday, finding ourselves to the eastward.
Did close on 10 miles and things looked a trifle better; but this morning the outlook is blacker than ever.
Started well and with good breeze; for an hour made good headway; then the surface grew awful beyond words.
The wind drew forward; every circumstance was against us.
After 4¼ hours things so bad that we camped, having covered 4½ miles.
One cannot consider this a fault of our own – certainly we were pulling hard this morning – it was more than three parts surface which held us back – the wind at strongest, powerless to move the sledge.
When the light is good it is easy to see the reason.
The surface, lately a very good hard one, is coated with a thin layer of woolly crystals, formed by radiation no doubt.
These are too firmly fixed to be removed by the wind and cause impossible friction on the runners.
God help us, we can’t keep up this pulling, thatis certain.
Amongst ourselves we are unendingly cheerful, but what each man feels in his heart I can only guess.
Pulling on foot gear in the morning is getting slower and slower, therefore every day more dangerous.
3月3日土曜日–昼食
私たちは昨日再びわだちを拾い、東に向かう自分自身を見つけました。
10マイル近く行進し、事態は少し良くなったように見えました; しかし今朝の見通しは今までにないほど暗いです。
出発は順調でそよ風でした; 一時間は順調に進みました;それから雪面は言葉では言い表せないほど酷くなりました。
風が前方に引っ張ります;あらゆる状況が私たちに不利でした。
四時間半後に事態はとても悪くなり、私たちは4½マイルを行進してからキャンプしました。
これが私たち自身の過失であるとは考えられません ― 間違いなく私たちは今朝強く引いていました ― それは私たちを阻んだ3つ以上のパーツの雪面でした ― そりを動かすのに最強で、無力な風。
光が良ければ理由がわかりやすいです。
最近の非常に硬い雪面は、間違いなく放射によって形成された羊毛状の結晶の薄い層で覆われています。
これらは非常に堅固に固定されているために風で取り除くことができず、滑走部に信じがたいほどの摩擦を引き起こします。
神よ私たちを助けてください、私たちはこのまま引き続けることはできません、それは確実です。
終わりなき快活さが私たち自身の間にありますが、個々の男が彼の心に感じているのが何であるかを私は推測することしかできません。
朝にフットギアを履くのがどんどん遅くなってきています、それ故に日々危険を増しています。

382:世界@名無史さん
22/03/04 15:18:24.18 0.net
「石油やガスの使用を少しでも減らす努力を」岸田首相が呼びかけ。原油価格高騰への対策は?【首相会見】
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
まだまだ寒いのに体を温めるための暖かい食べ物や飲料を口にすることが出来なくなっていくのが辛い…

383:世界@名無史さん
22/03/04 16:18:52.20 0.net
>>372
日本なら、薪とかを使うって方法も無くは無い。

384:世界@名無史さん
22/03/04 17:25:19.43 0.net
炭だけじなく薪も使える七輪や火鉢が良いね
勿論火事の危険があるので消火器は側に置くことね

385:世界@名無史さん
22/03/04 20:50:46.88 0.net
Sunday, March 4. – Lunch.
Things looking very black indeed.
As usual we forgot our trouble last night, got into our bags, slept splendidly on good hoosh, woke and had another, and started marching.
Sun shining brightly, tracks clear, but surface covered with sandy frost-rime.
All the morning we had to pull with all our strength, and in 4½ hours we covered 3½ miles.
Last night it was overcast and thick, surface bad; this morning sun shining and surface as bad as ever.
One has little to hope for except perhaps strong dry wind – an unlikely contingency at this time of year.
Under the immediate surface crystals is a hard sastrugi surface, which must have been excellent for pulling a week or two ago.
We are about 42 miles from the next depôt and have a week’s food, but only about 3 to 4 days’ fuel – we are as economical of the latter as one can possibly be, and we cannot afford to save food and pull as we are pulling.
We are in a very tight place indeed, but none of us despondent yet, or at least we preserve every semblance of good cheer, but one’s heart sinks as the sledge stops dead at some sastrugi behind which the surface sand lies thickly heaped.
For the moment the temperature is on the -20° – an improvement which makes us much more comfortable, but a colder snap is bound to come again soon.
I fear that Oates at least will weather such an event very poorly.
Providence to our aid!
We can expect little from man now except the possibility of extra food at the next depôt.
It will be real bad if we get there and find the same shortage of oil.
Shall we get there? Such a short distance it would have appeared to us on the summit!
I don’t know what I should do if Wilson and Bowers weren’t so determinedly cheerful over things.

386:世界@名無史さん
22/03/04 20:53:13.57 0.net
3月4日日曜日–昼食。
事態は本当にとても暗く見えます。
いつものように私たちは昨夜トラブルを忘れて、バッグ(テントのことか?)に入り、良いフーシュで見事に眠り、目が覚めてもう一杯飲み、行進を始めました。
太陽は明るく輝いており、わだちははっきりしていますが、雪面は砂質の白霜で覆われています。
午前中いっぱいは我々の全力で引っ張らなければならず、四時間半で3½マイル(5.6km)を走行しました。
昨夜は厚い雲で覆われ、雪面が悪かったです;今朝は太陽が輝いていて相変わらずせ雪面は悪いです。
おそらくは強い乾燥した風 ― 年のこの時期にはありそうにもない偶発的なもの ― を除いて、殆ど望みはありません。
目下の雪面の結晶の下は硬いサスツルギの雪面です、それは1~2週間前はそり引きにはエクセレントだったに違いありません。
私たちは次のデポから約42マイル(67.2km)離れていて、一週間の食料を持っていますが、燃料はおよそ3~4日のみ ― 私たちは可能な限り経済的にし、食料を節約する余裕はなく、(そりを)引けるだけ引きます。
私たちは確実に進退きわまっていますが、私たちの誰もまだ意気消沈していません、あるいは少なくとも私たちはとても陽気なあらゆる装い(=見せかけ)を保っています、しかし背後に雪面の砂がこってりと積み重なり横たわっているいくつかのサスツルギでそりが止まって死ぬと心が沈みます。
今のところ気温は-20°C ― 私たちをこれまでよりもずっと心地よい方向に改善していますが、またすぐにもっと寒い天候となるでしょう。
私はとにかくオーツが大変悪くそのような出来事を推移するのではないかと心配しています。
神のご加護を!
私たちは今、次のデポでの余分な食べ物の可能性を除いて、人間(の力)にほとんど期待できません。
私たちがそこに着いて同じような石油不足を見つけたとしたら、本当に悪いことになるでしょう。
そこに着くべきでしょうか?そのような短い距離でも私たちには頂上に見えます!
もしウィルソンとバウアーズが物事に対してこのように断固として快活でなかったら私はどうしたらいいか分かりません。

387:世界@名無史さん
22/03/05 17:35:31.71 0.net
石油缶からの油漏れは、アムンゼン隊でも頭を悩ましてた様子。
アムンゼンの”南極点”でも、隊員の1人が半田ごてで
石油缶の穴を塞いでいた、なんて事が書いてありました。
スコット隊が使ってた石油缶ってのが、我々がよく見るエンジンオイル缶みたいな物だった様だ
って話で、それが事実だとするとあのペラペラな缶じゃ少し擦れるだけで
穴が開きそうな気はしますね。
あの時せめて”ジェリ缶”があれば、とか考えては見たけど
”ジェリ缶”が出来たのはもっと先の話だし。

388:世界@名無史さん
22/03/05 20:02:57.98 0.net
1910年、イギリスの極地探検家ロバート・スコットは、人類初の南極点到達を目指していたが、ノルウェーの探検家ロアルド・アムンゼンに敗れた。スコットの探検隊は南極の雪原を徒歩で歩き、事前に運んでおいた食料や灯油の格納場所を目指した。
1912年初頭に最初の格納場所に到達したが、スズではんだ付けされた灯油の缶の中身は空だった。この原因はスズペストであると考えられている[4]。
ただし、南極の別の場所で発見された80年前のスズ製の缶ははんだ付けの状態が良好であったため、単にスコット隊が持ち込んだ缶のはんだ付けの質が悪かっただけであるとする説もある。
URLリンク(ja.m.wikipedia.org)
とここでは灯油缶の破損の原因をハンダ付けした錫が錫ペストに求めているけど、灯油缶はスコット率いる極点隊よりも先に帰還した支援隊のエヴァンス隊やチェリガラードの隊も開封しているはずなので違うような気がする。

389:世界@名無史さん
22/03/05 20:04:43.95 0.net
エヴァンス隊とかが灯油缶を開けたあと再度螺旋状の蓋を閉めた上でその場でハンダ付けしたとは思えないので。

390:世界@名無史さん
22/03/05 21:50:27.94 0.net
とは言え、日本の昭和基地でも
荷運びの際にドラム缶がこすれて穴が開いた、なんて
話がある訳でして。
まぁ、スコット隊とは違うんでしょうが。

391:世界@名無史さん
22/03/05 21:52:38.33 0.net
Monday, March 5. – Lunch.
Regret to say going from bad to worse.
We got a slant of wind yesterday afternoon, and going on 5 hours we converted our wretched morning run of 3½ miles into something over 9.
We went to bed on a cup of cocoa and pemmican solid with the chill off.
The result is telling on all, but mainly on Oates, whose feet are in a wretched condition.
One swelled up tremendously last night and he is very lame this morning.
We started march on tea and pemmican as last night – we pretend to prefer the pemmican this way.
Marched for 5 hours this morning over a slightly better surface covered with high moundy sastrugi.
Sledge capsized twice; we pulled on foot, covering about 5½ miles.
We are two pony marches and 4 miles about from our depôt.
Our fuel dreadfully low and the poor Soldier nearly done.
It is pathetic enough because we can do nothing for him; more hot food might do a little, but only a little, I fear.
We none of us expected these terribly low temperatures, and of the rest of us Wilson is feeling them most; mainly, I fear, from his self-sacrificing devotion in doctoring Oates’ feet.
We cannot help each other; each has enough to do to take care of himself.
We get cold on the march when the trudging is heavy, and the wind pierces our warm garments.
The others, all of them, are unendingly cheerful when in the tent.
We mean to see the game through with a proper spirit, but it’s tough work to be pulling harder than we ever pulled in our lives for long hours, and to feel that the progress is so slow.
One can only say ‘God help us!’ and plod on our weary way, cold and very miserable, though outwardly cheerful.
We talk of all sorts of subjects in the tent, not much of food now, since we decided to take the risk of running a full ration.
We simply couldn’t go hungry at this time.

392:世界@名無史さん
22/03/05 21:56:11.03 0.net
3月5日(月)– 昼食。
残念ながら益々悪くなっていると言わなくてはなりません。
昨日の午後、私たちは風の傾斜を得ました、そして五時間進み、私たちは惨めな朝の3½マイル(5.6km)の走りを9マイル(14.4km)以上のものに変えました。
私たちは一杯のココアと少し温めたぺミカンの固形物を食べて眠りにつきました。
結果がすべてを物語っていますが、主にオーツのことで、足が惨状を呈しています。
片方は昨夜恐ろしく腫れ上がりました、そして今朝彼はとても足が不自由です。
昨夜のようにお茶とペミカンで行進を始めました ― 私たちはこのようにペミカンを好むふりをします。
今朝は高い土手状のサスツルギで覆われた僅かに良くなっている雪面上を五時間行進しました。
そりが二回転覆しました;私たちは徒歩で引き、約5½マイル(8.8km)進みました。
私たちは私たちのデポから二回のポニーの行進と4マイル(6.6km)にいます。
私たちの燃料は非常に少なく、可哀そうな兵士は殆ど終わりました。
私たちは彼のために何もできないのでとても哀れです;より温かい食べ物は少しやれるかもしれませんが、ほんの少しだけであり、私は恐れています。
私たちの誰もこんなにも恐ろしい低温を予期していませんでいした、そして私たちの中でウィルソンが最もそれらを感じています;主に、私が恐れる、オーツの足を治療していた彼の献身的な自己犠牲から。
私たちはお互いに助け合うことができません;それぞれが自分の世話をするのでやっとです。
重いとぼとぼ歩きでの行進で寒くなり、風が私たちの暖かい服を突き抜けます。
他の人たちは全員、テントの中にいる時は終わりなく快活です。
私たちは適した精神で勝負を見抜くつもりですが、長時間に渡って私たちの人生で今まで引いた以上に懸命に引き続けているのと、前進がこんなにも遅くなっているのを感じるのは、骨が折れる仕事です。
人は「神よ我々を助けてください」と言って、疲れた道をとぼとぼ歩くことしかできず、外見上は快活ではありますが、寒くてとても惨めです。
私たちはテントの中であらゆる種類の話題を話しますが、今は食べ物の話題は多くありません、私たちが完全な配給を実行するリスクを取ることを決めたからです。
私たちは単純に、この時飢えに向かうことができませんでした。

393:世界@名無史さん
22/03/05 22:12:58.94 0.net
>>375-376 自己レス
>As usual we forgot our trouble last night, got into our bags, slept splendidly on good hoosh, woke and had another, and started marching.
いつものように私たちは昨夜トラブルを忘れて、バッグ(テントのことか?)に入り、良いフーシュで見事に眠り、目が覚めてもう一杯飲み、行進を始めました。
bagsは寝袋かな?

394:世界@名無史さん
22/03/06 17:39:49.02 0.net
灯油缶について有名な話だと、スコットら極点隊を犬ぞりで迎えに行ったチェリーガラードが1tデポで極点隊と合流することができず、食糧切れで帰る時に赤い灯油缶が目立つからとデポの雪塚の上に置いたんだけど、
1tデポに到着できなかった極点隊は当然その灯油缶を使うことがなく、翌年春に極点隊の探索に行ったイギリス隊が1tデポに着いた時には冬の寒さで灯油缶が破裂して、デポの雪塚の中の食糧にまで灯油が浸透して食べられない状態になっていたとか。
これは南極の真冬の寒さの中で外に置いといた灯油缶の破損だからまた例外になるのかな?
スコット率いるイギリス隊は最初から燃料を缶詰にして缶切りで開けるようにしていれば良かったのでは?
コルクや螺旋状の蓋では揮発を抑えきれなかったのだから。
まあ結果論になるけどね。
それにまず灯油をそんなに小分けにして缶詰にはできないのかもしれないし。

395:世界@名無史さん
22/03/06 22:31:32.42 0.net
Tuesday, March 6. – Lunch.
We did a little better with help of wind yesterday afternoon, finishing 9½ miles for the day, and 27 miles from depôt.
But this morning things have been awful.
It was warm in the night and for the first time during the journey I overslept myself by more than an hour; then we were slow with foot gear; then, pulling with all our might (for our lives) we could scarcely advance at rate of a mile an hour; then it grew thick and three times we had to get out of harness to search for tracks.
The result is something less than 3½ miles for the forenoon.
The sun is shining now and the wind gone.
Poor Oates is unable to pull, sits on the sledge when we are track-searching – he is wonderfully plucky, as his feet must be giving him great pain.
He makes no complaint, but his spirits only come up in spurts now, and he grows more silent in the tent.
We are making a spirit lamp to try and replace the primus when our oil is exhausted.
It will be a very poor substitute and we’ve not got much spirit.
If we could have kept up our 9-mile days we might have got within reasonable distance of the depôt before running out, but nothing but a strong wind and good surface can help us now, and though we had quite a good breeze this morning, the sledge came as heavy as lead.
If we were all fit I should have hopes of getting through, but the poor Soldier has become a terrible hindrance, though he does his utmost and suffers much I fear.

396:世界@名無史さん
22/03/06 22:34:29.19 0.net
3月6日火曜日–昼食。
私達は昨日の午後は風の助けを借りて少し良くなり、その日の走行距離は9½マイル(15.2km)、デポから27マイル(43.2km)でした。
しかし、今朝は状況が恐ろしくなりました。
夜は暖かく旅行中初めて一時間以上寝過ごしました;それから私達はフットギア(の装着)で遅くなりました;それから(私達の生存のために)全力で引くと私達は一時間に1マイル(1.6km)のペースで前進するのがやっとでした;それから視界が悪くなり三度(みたび)私達はわだちを探すために引き具を外さなければなりませんでした。
その結果、午前中の走行距離は3½マイル(5.6Km)未満になります。
今は太陽が輝いて風が消えています。
可哀そうなオーツは引くことができず、私達がわだちを探している時はそりにじっと座っています ― 彼は素晴らしく勇敢です、彼の足は酷い苦痛を彼に与えているに違いありません。
彼は病状を訴えませんが、彼の精神は今は僅かにほとばしるだけです、そして彼はテントの中では最も静かになっています。
私達はアルコールランプを作っています、私達の石油が枯渇した時にプリムスストーブの代替えとする試みで。
それは非常に貧弱な代替品であり、私たちはあまり熱情を得ていません。
もし私達が9マイル(14.4km)の日数を維持できれば、尽きる前にデポから適度な距離に入ることができる可能性がありましたが、今は強風と良好な雪面だけが私達を助けることができるのみであり、今朝はかなりの風が吹いていたにもかかわらず、 そりは鉛と同じくらい重くなりました。
もし私達全員が健康なら、私は乗り切る希望を持っているはずですが、可哀そうな兵士は酷い障害になっています、彼が最大限の努力をし私が恐れているものを物凄く我慢しているにもかかわらず。

397:世界@名無史さん
22/03/07 21:51:51.64 0.net
March 7. – A little worse I fear.
One of Oates’ feet very bad this morning; he is wonderfully brave.
We still talk of what we will do together at home.
We only made 6½ miles yesterday.
This morning in 4½ hours we did just over 4 miles.
We are 16 from our depôt.
If we only find the correct proportion of food there and this surface continues, we may get to the next depôt [Mt. Hooper, 72miles farther] but not to One Ton Camp.
We hope against hope that the dogs have been to Mt. Hooper; then we might pull through.
If there is a shortage of oil again we can have little hope.
One feels that for poor Oates the crisis is near, but none of us are improving, though we are wonderfully fit considering the really excessive work we are doing.
We are only kept going by good food.
No wind this morning till a chill northerly air came ahead.
Sun bright and cairns showing up well.
I should like to keep the track to the end.
3月7日 ― 少し悪化しているような気がします。
今朝、オーツの片足が非常に悪い;彼は素晴らしく勇敢です。
私たちは未だに家(基地)で一緒に何をするかについて話します。
昨日はたった6½マイル(10.4km)しか走りませんでした。
今朝は四時間半で4マイル(6.4km)余りを走りました。
私達のデポから16(25.6km)です。
もし私達がそこで正しい割合の食べ物を見つけ、かつこの雪面が続いたら、私達は次のデポ [フーパ―山, 72マイル(115.2km)先]には行けるかもしれませんが、1トンキャンプには行けないでしょう。
私達は犬がフーパ―山に既に行っているのではないかと望みを抱いています;それなれば私達は困難を切り抜けさせられるでしょう。
もしもまた石油が不足していたら、私達は殆ど望みがありません。
人は可哀そうなオーツにとって危機が近いのを感じています、しかし私達の誰もが改善していません、私達が行っている本当に過分なる仕事を考えると素晴らしく健康であるにもかかわらず。
私達は良い食べ物によってこそ、健康でいられるのです。
今朝は冷たい北風が来るまでは無風でした。
太陽が輝き雪塚がよく見えます。
このまま最後まで走破したいものです。

398:世界@名無史さん
22/03/08 16:27:39.47 0.net
>>384
”世界最悪の旅(チェリーガラード)”の本だと、冬の寒さよりも
夏の暑さで燃料缶から燃料が漏れた、とか書いて有った様な。
南極が寒い理由の1つに、浅い角度で太陽があたるってのがあるんだが。
とある日本の南極観測隊がやった実験なんだが、雪上車を黒く塗ってみたんだが
日があたる場所だと表面温度が30℃以上にまで上がったとの事。
南極だと水平方向から太陽光がくるんだが、雪上車の壁だと太陽光は
まっすぐあたるし、色が黒なんで温度は結構上がった様子。

399:世界@名無史さん
22/03/08 18:55:55.23 0.net
世界最悪の旅の文庫版の258ページに
ここには極地隊のため昨秋から食料と油が貯蔵してあり、それは一つのカンバス製の容器に入れられてニメートルあまり雪の下にうずめ、油はその赤缶が貯蔵庫の目標になるので雪の上においてあった。
ところが、われわれがこの容器をほり出して食料を手にした時、それは冬から春の間にニメートルあまりの雪をとおしてしみ込んだパラフィンのためにほとんどたべられなくなっていた。
とあるね。

400:世界@名無史さん
22/03/08 18:58:46.86 0.net
今年の冬は何度も雪掻きしては掻いた雪を集めた山が融けのを待っていたけど、最後の方は同じ最高気温が1~2度でも融けるのが早かった。
太陽の角度が高くなってより多くの遠赤外線が雪山に当たるようになっていたからね。

401:世界@名無史さん
22/03/08 19:21:11.74 0.net
2006年にBBCの企画でノルウェーとイギリスのパーティーがアムンセンとスコットのレースを完全に再現しようと、当時の装備そのままでグリーンランドでレースをしたんだけど、
犬ぞりとスキーを使ったノルウェー隊は予定よりも早く目的地に着いて余裕で帰って来たけど、人力でそりを引いてたイギリス隊は目的地まではいけたけど帰路の途中で全員が大幅に体重が落ちて危険だったのでプロデューサー判断で棄権となり、やはりノルウェー隊が勝利したという話。
URLリンク(youtu.be)

402:世界@名無史さん
22/03/08 21:28:53.94 0.net
Thursday, March 8. – Lunch.
Worse and worse in morning; poor Oates’ left foot can never last out, and time over foot gear something awful.
Have to wait in night foot gear for nearly an hour before I start changing, and then am generally first to be ready.
Wilson’s feet giving trouble now, but this mainly because he gives so much help to others.
We did 4½ miles this morningand are now 8½ miles from the depôt – a ridiculously small distance to feel in difficulties, yet on this surface we know we cannot equal half our old marches, and that for that effort we expend nearly double the energy.
The great question is, What shall we find at the depôt?
If the dogs have visited it we may get along a good distance, but if there is another short allowance of fuel, God help us indeed.
We are in a very bad way, I fear, in any case.
3月8日(木) - 昼飯。
朝には益々悪くなりました;可哀そうなオーツの左足は最早耐えうることができず、フットギアを履いて時間を過ごすのは何かと酷いことです。
夜には私が着替え始まる前にフットギア(を�


403:Eぐこと?)で一時間近く待たなければなりません、そして概して最初に準備をします。 ウィルソンの足は今トラブルを抱えていますが、この主たる原因は彼が他の人をとても助けているからです。 私たちは今朝4½マイル(7.2km)を進み、現在はデポから8½マイル(13.6km)です - 困難を感じるには馬鹿馬鹿しいほど短い距離です、しかしこの雪面では私達のかつての行進の半分に匹敵することができないのを私達は知っており、その努力のために私達はほぼ2倍のエネルギーを費やしています。 大きな問題は、デポで何を見つけるかでしょうか? もし犬たちがそこを訪れていれば私達はかなりの距離を進むことができるでしょう、しかしもしまた燃料が不足していたら、神よ私達を誠に助けてください。 いずれにせよ、私達は非常に悪い状況に陥っています。



404:世界@名無史さん
22/03/09 22:20:03.33 0.net
3月9日はスコットは日記を書きませんでした。

405:世界@名無史さん
22/03/10 16:29:25.47 0.net
URLリンク(www.cnn.co.jp)
沈没から107年、英探検隊の船を南極沖で発見
2022.03.10 Thu posted at 15:57 JST

406:世界@名無史さん
22/03/10 16:45:42.88 0.net
>>394
おぉ、エンデュアランス号じゃないか。
水が冷たいから、木が腐らないのかな。

407:世界@名無史さん
22/03/10 19:05:41.30 0.net
なんとかでも全員が生還できたエンデュアランス号よりもロス海の方に回ったオーロラ号の方が犠牲者が出たりして不幸だったんだよね
エンデュアランス号にはスコットの極点探検で南緯87度で引き返した最終帰還隊の一人にして壊血病になったエバンス大尉を救出したクリーンも乗っていて、この写真はその時のものだけど、流石にこの防寒着はスコットの時よりは改良はされていたんだろうな?
URLリンク(i.imgur.com)
抱っこしているのはエンデュアランス号の船内で生まれたエスキモー犬の赤ちゃんでクリーンも大変に可愛がったんだけど、いよいよ食料が無くなって食べる為に犬を殺すことをシャクルトンが命じたときに真っ先に応じたのはこのクリーンだったような(記憶が曖昧だが
まあそうだとしたら、流石は南極で生き延びるためには何が必要か、その経験から瞬時に判断して躊躇することなく実行したということかな

408:世界@名無史さん
22/03/10 21:28:37.32 0.net
Saturday, March 10. – Things steadily downhill.
Oates’ foot worse.
He has rare pluck and must know that he can never get through.
He asked Wilson if he had a chance this morning, and of course Bill had to say he didn’t know.
In point of fact he has none.
Apart from him, if he went under now, I doubt whether we could get through.
With great care we might have a dog’s chance, but no more.
The weather conditions are awful, and our gear gets steadily more icy and difficult to manage.
At the same time of course poor Titus is the greatest handicap.
He keeps us waiting in the morning until we have partly lost the warming effect of our good breakfast, when the only wise policy is to be up and away at once; again at lunch.
Poor chap! it is too pathetic to watch him; one cannot but try to cheer him up.
Yesterday we marched up the depôt, Mt. Hooper.
Cold comfort. Shortage on our allowance all round.
I don’t know that anyone is to blame.
The dogs which would have been our salvation have evidently failed.
Meares had a bad trip home I suppose.
This morning it was calm when we breakfasted, but the wind came from the W.N.W. as we broke camp.
It rapidly grew in strength.
After travelling for half an hour I saw that none of us could go on facing such conditions.
We were forced to camp and are spending the rest of the day in a comfortless blizzard camp, wind quite foul.

409:世界@名無史さん
22/03/10 21:29:34.03 0.net
3月10日土曜日 – 事態はどんどん悪化しています。
オーツの足がいっそう悪くなりました。
彼は引くのが稀になり、決して為し終えることができないことを分かっているに違いありません。
彼は今朝、ウィルソンにチャンス(=見込み)があるかどうか尋ねました、もちろんビル(ウィルソンのこと)は「わからない」と言わざるを得ませんでした。
実際、彼には何も(チャンスは)ありません。
彼を別としても、もし彼が今亡くなった場合でも、私達が為し終えるができるかどうかは疑わしいのです。
最善の注意を払って、犬のチャンスがあるかもしれませんが、それ以上はありません。
気象状況は酷くて、私達の装備はどんどん凍りつき、管理するのが難しくなっています。
同時に、もちろん可哀そうなタイタスは最大のハンディキャップです。
彼は朝に私達を待たせます、私達が美味しい朝食の保温効果を半ば失うまで、唯一の賢い方針は即刻立ち上がって離れる時です;昼食時も再び。
可哀そうに!彼を見るのはあまりに痛ましいです;彼を励まさずにはいられません。
昨日、私達はフーパ―山デポに向かって行進しました。
冷たい慰め。私達の割当量のあらゆる点での不足。
誰が責めを負うべきであるのか私には分かりません。
私達の救いであったはずの犬達は明らかに失敗しています。
ミアースは悪い帰り旅となったのだと思います。
今朝は朝食をとったときは穏やかでしたが、テントをたたむ時に風が西北西から来ました。
それは急速に強さを増しました。
半時間旅行した後で私は分かりました、私達の誰もそのようなコンディションで向かい続けることができないと。
私たちはキャンプを余儀なくされ、一日の残りをわびしいブリザードのキャンプで過ごしています、風がかなり吹き荒れています。

410:世界@名無史さん
22/03/11 00:20:17.80 0.net
>>397 自己レス
>He has rare pluck and must know that he can never get through.
彼は引くのが稀になり、決して為し終えることができないことを分かっているに違いありません。
彼は素晴らしい胆力を持っていて、決して為し終えることができないことを分かっているに違いありません。
かもしれない

411:世界@名無史さん
22/03/11 10:47:38.56 0.net
ウィルソンさんのスケッチ
URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(i.imgur.com)

412:世界@名無史さん
22/03/11 20:09:08.96 0.net
March 11. – Titus Oates is very near the end, one feels.
What we or he will do, God only knows.
We discussed the matter after breakfast; he is a brave fine fellow and understands the situation, but he practically asked for advice.
Nothing could be said but to urge him to march as long as he could.
One satisfactory result to the discussion; I practically ordered Wilson to hand over the means of ending our troubles to us, so that any one of us may know how to do so.
Wilson had no choice between doing so and our ransacking the medicine case.
We have 30 opium tabloids apiece and he is left with a tube of morphine.
So far the tragical side of our story.
The sky completely overcast when we started this morning.
We could see nothing, lost the tracks, and doubtless have been swaying a good deal since – 3.1 miles for the forenoon – terribly heavy dragging – expected it.
Know that 6 miles is about the limit of our endurance now, if we get no help from wind or surfaces.
We have 7 days’ food and should be about 55 miles from One Ton Camp tonight, 6×7=42, leaving us 13 miles short of our distance, even if things get no worse.
Meanwhile the season rapidly advances.
3月11日–タイタス・オーツはもうすぐ終わりだと感じています。
私達または彼がどうするかは、神のみぞ知るところです。
私達は朝食後にその問題について話し合いました;彼は勇敢で素晴らしい仲間であり、状況を理解しています、しかし彼は実際にアドバイスを求めました。
彼ができる限り行進することを彼に促すほかに何も言えませんでした。
ディスカッションに対する一つの満足のいく結果;私は実際に「私達のトラブルを終わらせることを意味するものを私達に手渡すこと」をウィルソンにオーダーしました、私達の誰もがその場合どうしたらいいのかを知ることができるようにするために。
ウィルソンは、“そうするか”もしくは“私達が薬箱をくまなく探すか”のどちらかを選ぶことはできませんでした。
私達は各自30錠の阿片タブロイドを持ち、彼はモルヒネのチューブを残されています。
ここまでは私達の物語の悲劇的な一面。
私達が今朝出発した時、空は完全に曇っていました。
私達は何も見えず、わだちを見失い、疑いなくその時からかなり左右にふらふらしています - 午後は3.1マイル(5km弱) - 酷く重い引きずり - 予想通り。
もし私達が風や雪面からの助けを得られないならば、6マイル(9.1km)が今の私達の持久力のおおよその限界だと知っています。
私達は7日分の食料を持っています、そして今夜1トンキャンプから約55マイル(88km)のはずです、6(マイル)×7(日)=42(マイル)、私達の距離に対して13マイル(20.8km)の不足を私達に残しています、たとえ事態が更に悪くならないとしても。
そうしている間にも季節はどんどん進んでいきます。

413:世界@名無史さん
22/03/12 08:02:23.26 0.net
【解説】南極探検船エンデュアランス号をついに発見、水深3千mの海底で、沈没から107年
URLリンク(news.yahoo.co.jp)

414:世界@名無史さん
22/03/12 19:14:10.29 0.net
【フーパー山デポでの物資の不足】
スコットの南極点探検の往路において、南緯80度を超えて寒さと餌となるマグサの不足から弱っていく馬を尻目に犬そりの犬の方はスコットが「犬は素晴らしいの一言につきる」と日記に書くほどの働きっぷりだった。
ベアドモア氷河を前にして猛吹雪のために4日間の滞在を余儀なくされ、本来は氷河に入ったところまで使う予定だった馬の餌が尽き、氷河の直前で残った馬5頭を射殺する。
このため、犬そり隊の任務が増し、馬そりの代わりに氷河の登口までそりを引き、そこで引き返した。
馬そりを担当していたのはミアズとドミトリーである。
帰路は犬の進みが予定外に悪くなり旅が長引いてしまったので食料がなくなり、担当の2人はフーパー山デポで各班の残りから少しずつ取った。
第一支援隊(上氷河デポで引き返した)のアトキンソン、チェリーガラード、ライト、コヘインがフーパー山デポに到着した時にそのことに気づき、1tデポでも同様だったらどうしようかと、以後空腹を我慢して食料を節約しながら旅を続けた。
果たして1tデポに到着すると、予定通り犬そり班の2人が食料を再補給したので喜んだという話。
なお、エヴァンス大尉らの最終帰還隊はフーパー山デポでの食料不足については何も語ってないし、基地に到着後は極点隊の行進は順調で易々と極点に到達するだろうと基地の仲間に語っている。

415:世界@名無史さん
22/03/12 20:53:13.69 0.net
Monday, March 12. – We did 6.9 miles yesterday, under our necessary average.
Things are left much the same, Oates not pulling much, and now with hands as well as feet pretty well useless.
We did 4 miles this morning in 4 hours 20min. – we may hope for 3 this afternoon, 7×6=42.
We shall be 47 miles from the depôt.
I doubt if we can possibly do it.
The surface remains awful, the cold intense, and our physical condition running down.
God help us!
Not a breath of favourable wind for more than a week, and apparently liable to head winds at any moment.

3月12日月曜日 – 私達は昨日6.9マイル(11km)進みました、私達に必要なアベレージを下回っています。
事態はほとんど同じままであり、オーツはあまり引っ張らず、今では手も足と同様にほとんど使えなくなっています。
今朝は4時間20分で4マイル進みました – 今日の午後は3マイルの望みがあるかもしれません、7(マイル)×6(日)=42(マイル)
私達はデポから47マイル(75.2km)の距離におります。
私達ができるかどうか疑問です。
雪面は恐ろしいままで、寒さは厳しく、私たちの健康状態は衰えています。
神よ私達を助けたまえ!
一週間以上有益な風の息吹がなく、見たところ今にも向かい風になりそうです。

416:世界@名無史さん
22/03/13 22:43:41.34 0.net
3月13日はスコットは日記を書きませんでした。

417:世界@名無史さん
22/03/14 21:30:27.00 0.net
Wednesday, March 14. – No doubt about the going downhill, but everything going wrong for us.
Yesterday we woke to a strong northerly wind with temp. -37°.
Couldn’t face it, so remained in camp till 2, then did 5¼ miles.
Wanted to march later, but party feeling the cold badly as the breeze (N.) never took off entirely, and as the sun sank the temp. fell.
Long time getting supper in dark.
This morning started with southerly breeze, set sail and passed another cairn at good speed; half-way, however, the wind shifted to W. by S. or W.S.W., blew through our wind clothes and into our mits.
Poor Wilson horribly cold, could not get off ski for some time.
Bowers and I practically made camp, and when we got into the tent at last we were all deadly cold.
Then temp. now midday down -43° and the wind strong.
We must go on, but now the making of every camp must be more difficult and dangerous.
It must be near the end, but a pretty merciful end.
Poor Oates got it again in the foot.
I shudder to think what it will be like tomorrow.
It is only with greatest pains rest of us keep off frostbites.
No idea there could be temperatures like this at this time of year with such winds.
Truly awful outside the tent.
Must fight it out to the last biscuit, but can’t reduce rations.
3月14日水曜日–下り坂であるのは疑いないが、すべてが私達にとって上手くいってない。
昨日、私達はマイナス37℃の強い北風で目が覚めた。
それに立ち向かうことができなかったので、2時までキャンプに留まり、それから5¼マイル(8.4km)進んだ。
もっと遅くまで行進したかったが、北からの風が去ることがなく、太陽が沈んで気温が下がったので、隊は酷く寒さを感じた。
暗い中で夕食を取るのに長い時間が掛かった。
今朝は南風で出発し、帆を張り、かなりの速度で別の雪塚を通過した;しかしながら、途中から風が南から西、または西南西に変わり、私達の防風着を吹き抜け手袋に入り込む。
可哀そうなウィルソンは酷く寒がって、しばらくの間スキーを脱ぐことができなかった。
バウワースと私でほとんどキャンプを作った、そして私達がようやくテントの中に入った時、私達は皆死ぬほど寒かった。
その後、今真昼で気温はマイナス43℃まで下がり、風が強い。
私達は前進しなければならないが、


418:今は毎回キャンプを作るのがより難しく危険になるに違いない。 終わりが近づいているに違いないが、かなり慈悲深い終わり方。 可哀そうなオーツはまた足をやられた。 明日がどうなるのかと思うとぞっとする。 私達の残りが凍傷にならないでいるのは、ただただ最大限の骨折りをしているからだ。 一年のこの時期にそのような風を伴ってこのような気温になるとは思いもよらなかった。 テントの外は真に恐ろしい。 最後のビスケットまで戦わなくてはならない、しかし配給量を減らすわけにはいかない。



419:世界@名無史さん
22/03/15 19:25:31.90 0.net
>>396
三人死亡しているんだな
「消された男たち」を読んで出発前のドタバタに苛立ちを感じた
シャクルトンの指導力を少し見損なったわ

420:世界@名無史さん
22/03/15 23:30:13.26 0.net
3月15日もスコットは日記を書きませんでした。
事態が逼迫して厳しい環境下で書ける状況ではなかったのかもしれません。

421:世界@名無史さん
22/03/16 20:15:16.69 0.net
イギリスの英雄はアーネスト・シャクルトンではなくルイス・ハミルトン

422:世界@名無史さん
22/03/16 23:19:40.18 0.net
Friday, March 16 or Saturday 17. – Lost track of dates, but think the last correct.
Tragedy all along the line.
At lunch, the day before yesterday, poor Titus Oates said he couldn’t go on; he proposed we should leave him in his sleeping-bag.
That we could not do, and induced him to come on, on the afternoon march.
In spite of its awful nature for him he struggled on and we made a few miles.
At night he was worse and we knew the end had come.
Should this be found I want these facts recorded.
Oates’ last thoughts were of his Mother, but immediately before he took pride in thinking that his regiment would be pleased with the bold way in which he met his death.
We can testify to his bravery.
He has borne intense suffering for weeks without complaint, and to the very last was able and willing to discuss outside subjects.
He did not – would not – give up hope to the very end.
He was a brave soul.
This was the end.
He slept through the night before last, hoping not to wake; but he woke in the morning – yesterday.
It was blowing a blizzard.
He said, ‘I am just going outside and may be some time.’
He went out into the blizzard and we have not seen him since.
I take this opportunity of saying that we have stuck to our sick companions to the last.
In case of Edgar Evans, when absolutely out of food and he lay insensible, the safety of the remainder seemed to demand his abandonment, but Providence mercifully removed him at this critical moment.
He died a natural death, and we did not leave him till two hours after his death.
We knew that poor Oates was walking to his death, but though we tried to dissuade him, we knew it was the act of a brave man and an English gentleman.
We all hope to meet the end with a similar spirit, and assuredly the end is not far.
I can only write at lunch and then only occasionally.
The cold is intense, -40° at midday.
My companions are unendingly cheerful, but we are all on the verge of serious frostbites, and though we constantly talk of fetching through I don’t think any one of us believes it in his heart.
We are cold on the march now, and at all times except meals.
Yesterday we had to lay up for a blizzard and today we move dreadfully slowly.
We are at No.14 pony camp, only two pony marches from One Ton Depôt.
We leave here our theodolite, a camera, and Oates’ sleeping-bags.
Diaries, &c., and geological specimens carried at Wilson’s special request, will be found with us or on our sledge.

423:世界@名無史さん
22/03/16 23:29:03.75 0.net
3月16日金曜日または17日土曜日–日付が分からなくなったが、後の方が正しいと思う。
至る所が悲劇だ。
一昨日の昼食時に可哀そうなオーツはもう先に進めないと言った;彼は「私達が彼の寝袋の中に彼を放置すべきだ」と提案した。
それは私達にはできないので、午後の行進に参加するよう彼を説得した。
彼にとってその恐ろしい状況だったにもかかわらず、彼は戦い抜き、私達は数マイル行進した。
夜に彼はますます悪くなり、私達は終わりが来るだろうと知った。
もしこれが発見されたら、これらの事実を記録して欲しい。
オーツの最後の想いは母のことだったが、その直前に彼は、彼の連隊が彼の死を迎えた中での大胆な方法を喜んでくれるだろうという考えにプライドをかけていた。
私達は彼の勇敢さを証言することができる。
彼は不平を言わずに数週間も激しい苦痛に耐え、最後の最後まで余談を語り合うことができ、喜んで(語り合いを)してきた。
彼は終わり間際まで希望を捨てなかった - 捨てようとしなかた。
彼は勇者だった。
これが終わりだった。
彼は一昨日の夜眠っていた、目覚めないことを望みながら;しかし彼は朝に目覚めた - 昨日。
ブリザードが吹き荒れていた。
彼は言った、「ちょっと外に出てくる、しばらく掛かるかもしれない」。
彼はブリザードの中に出ていき、私達はそれ以来彼に会っていない。
この場を借りて言うが、私達は私達の病気の仲間を最後まで守ってきた。
エドガー・エヴァンズの場合は、食料が全くなく無意識で横たわっていた時、残された者の安全のためには彼の遺棄を要求しているように思われたが、天はこの危機的瞬間に彼を慈悲深く連れ去った。
彼は自然死であり、私たちは彼の死後2時間に至るまで彼のそばを離れなかった。
私達は可哀そうなオーツが死に向かって歩いているのを知っていた、しかし私達は彼を思いとどまらせようとしたけれども、私達はそれが勇敢な男、イギリス紳士の行為であることも知っていた。
私達は皆同じような精神で終わりを迎えたいと望んでおり、確実に終わりは遠くない。
私は昼食時だけ、それも本当に時折だけ書くことができる。
寒さは厳しく、正午に-40℃。
私の仲間は果てしなく快活だが、私達は皆深刻な凍傷の寸前、そして私達は常に魅力的な話をしているのだが、私は私達の誰もが彼らの本心からそれを信じているとは思わない。
私達は今行進中も寒く、そして食事を除く全ての時間で寒い。
昨日私達はブリザードの為に引き籠らざるを得ず、今日私達はものすごくゆっくりと移動している。
私達は、1トンデポからたった2ポニー行進のNo.14ポニーキャンプにいる。
私達はここに、私達の経緯儀、カメラ、オーツの寝袋を残す。
日記やその他、ウィルソンの特別な要望で運ばれた地質学的標本は、私達と共に、あるいは私達のソリの上で見つけることができるだろう。

424:世界@名無史さん
22/03/17 14:26:31.79 0.net
シャクルトンも南極横断探検の時にオーロラ号に乗っていたロス海支援隊で三人の犠牲者が出たと聞いた時はショックを受けていたけど
スコットも目の前で次々と隊員が死んでしまって相当悲痛だっただろうな

425:世界@名無史さん
22/03/17 21:19:51.78 0.net
Sacrifice Amid the Ice: Facing Facts on the Scott Expedition | History| Smithsonian Magazine
URLリンク(www.smithsonianmag.com)
これもそうだけどオーツや他の隊員視点の話がたくさん読めるサイトがあったら教えてほしいです

426:世界@名無史さん
22/03/17 22:11:07.79 0.net
>>413
まずはWikipedia
URLリンク(en.m.wikipedia.org)

427:世界@名無史さん
22/03/17 22:28:34.15 0.net
このサイトもいいね
URLリンク(www.coolantarctica.com)

428:世界@名無史さん
22/03/17 22:42:32.08 0.net
3月17日のスコットの日記が>>410

429:世界@名無史さん
22/03/17 23:59:55.72 0.net
オーツはもう目が覚めないよう願いながら一晩眠った。

苦しみにが限度に達してウィルソンに渡されたアヘンを飲んで寝たのだろうという説がある

430:世界@名無史さん
22/03/18 21:03:27.08 0.net
Sunday, March 18. – Today, lunch, we are 21 miles from the depôt.
Ill fortune presses, but better may come.
We have had more wind and drift from ahead yesterday; had to stop marching; wind N.W., force 4, temp. -35°.
No human being could face it, and we are worn out nearly.
My right foot has gone, nearly all the toes – two days ago I was proud possessor of best feet.
These are the steps of my downfall.
Like an ass I mixed a small spoonful of curry powder with my melted pemmican – it gave me violent indigestion.
I lay awake and in pain all night; woke and felt done on the march; foot went and I didn’t know it.
A very small measure of neglect and have a foot which is not pleasant to contemplate.
Bowers takes first place in condition, but there is not much to choose after all.
The others are still confident of getting through – or pretend to be – I don’t know!
We have the last half fill of oil in our primus and a very small quantity of spirit – this alone between us and thirst.
The wind is fair for the moment, and that is perhaps a fact to help.
The mileage would have seemed ridiculously small on our outward journey.
3月18日日曜日 – 今日、昼食、私たちはデポから21マイル(33.6km)にいる。
不運が押し寄せているが、より良くなるだろうか。
私達は昨日更に強い風があり前方に漂流した;行進をやめなければならなかった;北西風、風力4、気温-35℃。
それに直面できる人はいない、それに私達はほぼ精も根も尽きている。
私の右足はほぼ全てのつま先が行ってしまった - 二日前は最高の足の保有者であるのを誇っていたのに。
これらは私の転落の歩みである。
馬鹿の様に私はカレーパウダーの小匙一杯を溶かしたぺミカンに混ぜた - それは私に激しい消化不良をもたらせた。
私は夜通し苦痛の中で横になって目を覚ましていた;起き上がって行進中にもう駄目だと感じた;足が行ってしまったので分からなかった。
非常に些細な油断で考えるのも嫌な足になった。
バウワーズが健康状態では一位だが、結局のところ(誰が一位かを)選ぶ余地はあまりない。
他の人達は未だに切り抜けるのを確信している - あるいはそういうふりをしている - 私には分からない!
私達は私達のプリムスストーブに残り半分のオイル、それと極少量のエタノールを持っている - 私達と渇望との間にあるのはこれだけ。
風は今のところまずまずで、それはもしかすると救いの事実である。
走行距離は、私達の往路では馬鹿馬鹿しいほど短く感じられただろう。

431:世界@名無史さん
22/03/19 11:20:33.70 0.net
>>418 訂正
>I lay awake and in pain all night; woke and felt done on the march; foot went and I didn’t know it.
>A very small measure of neglect and have a foot which is not pleasant to contemplate.
>私は夜通し苦痛の中で横になって目を覚ましていた;起き上がって行進中にもう駄目だと感じた;足が行ってしまったので分からなかった。
>非常に些細な油断で考えるのも嫌な足になった。
私は夜通し苦痛の中で横になって目を覚ましていた;起き上がって行進中にもう駄目だと感じた;足が行ったが私はそれに気が付かなかった。
非常に些細な油断で考えるのも嫌な(考えるのが喜ばしくない)足になった。

432:世界@名無史さん
22/03/19 21:26:50.90 0.net
March 19. – Lunch.
We camped with difficulty last night and were dreadfully cold till after our supper of cold pemmican and biscuit and a half a pannikin of cocoa cooked over the spirit.
Then, contrary to expectation, we got warm and all slept well.
Today we started in the usual dragging manner.
Sledge dreadfully heavy.
We are 15½ miles from the depôt and ought to get there in three days.
What progress!
We have two days’ food but barely a day’s fuel.
All our feet are getting bad – Wilson’s best, my right foot worst, left alright.
There is no chance to nurse one’s feet till we can get hot food into us.
Amputation is the least I can hope for now, but will the trouble spread?
That is the serious question.
The weather doesn’t give us a chance – the wind from N. to N.W. and -40° temp. today.
3月19日 – 昼食。
私達は昨夜苦労してキャンプをし、冷たいペミカンとビスケットとエタノールで煮たココアの金属製の小コップ半分の我々の夕食後まで恐ろしく寒かった。
その後、予想に反して、私達は暖かくなり皆よく眠れた。
今日、私達はいつも通りの引き方で出発した。
そりは恐ろしく重い。
私達はデポから15½マイル(24.8km)で、3日でそこに到着するはずだ、
なんという(のろい)進み具合だ!
私達は二日分の食料を持っているが、燃料は僅か一日分。
私達の足は皆悪くなっている – ウィルソンが最も良く、私の右足が最も悪い、左足は大丈夫。
私達が温かい食べ物を食べられるまで足を看護するための機会はない。
切断は今のところ私が望みうる最小限だが、具合の悪さが広がるだろうか?
それは深刻な問題だ。
天候は我らに好機を与えず - 今日は北から北西への風、-40℃の気温。

433:世界@名無史さん
22/03/20 16:14:16.82 0.net
南極点のアムンセンのテント
URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(i.imgur.com)

434:世界@名無史さん
22/03/20 22:34:38.03 0.net
3月20日はスコットは日記を書きませんでした。
あるいは書けませんでした。

435:世界@名無史さん
22/03/21 06:05:05.68 0.net
>>421
上の写真はアムンゼン隊が撮影した物で、
下の写真はスコット隊が撮影した物かな?

436:世界@名無史さん
22/03/21 10:16:58.94 0.net
>>423
そうだね
アムンセン隊のは自分たちが張ったテントの上のノルウェー国旗への敬意を感じる写真だけど
スコット隊のはテントを取り囲んむ隊員らの無念さや失望がよく映されている写真になってる


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch