20/11/09 19:16:34.08 0.net
>>542
南米の土人の祈祷師が迷信医術で使ってたキナの苦い煎じ汁が、マラリアの特効薬と知るのが19世紀前半。
20世紀の頭には薬効成分を分離して分子式を解明、半ばには構造式まで解明された。
なのに、1970年代?
土人の迷信医術で使う薬草の中にも本当に効くものがある・全部が全部まじないというわけではない、ということは判ってたんじゃないの?
ヨーロッパ人の大好きな頭痛薬のアスピリン。
ヤナギの若葉や樹皮を煎じて飲むと、消炎剤・鎮痛剤となる、ということは、古代のギリシャ、ペルシャ、パピロニアで知られていて、
古代・中世を通じて、ヨーロッパでもよく効く迷信医術として用いられていた。
アセチル酸・アセチルサリチル酸が分離されるのは19世紀の半ば。