ラテンアメリカ・中南米諸国の歴史~その3~at WHIS
ラテンアメリカ・中南米諸国の歴史~その3~ - 暇つぶし2ch293:世界@名無史さん
20/09/24 22:34:10.36 0.net
>>292
ニクソンというよりむしろキッシンジャーとCIAじゃね?

294:世界@名無史さん
20/09/25 11:12:16.82 0.net
アジェンデ政権が長続きしても、いつかは行き詰まったかもな
アジェンデ自身が独裁化するとか、経済政策がうまくいかなくなるとか

295:世界@名無史さん
20/09/25 14:06:40.45 0.net
ムヒカは過大評価

296:世界@名無史さん
20/09/25 15:08:24.96 0.net
>>293
今の中東の混迷や米イラン対立を作ったのもキッシンジャー
中国をアメリカの強敵にしたのもキッシンジャー

297:世界@名無史さん
20/09/25 22:08:31.71 0.net
陰謀論抜きにしてキッシンジャーが考えてたのは"アメリカの国益"じゃなくて
アメリカの地位低下とそれに伴う世界の多極化に思えてきた。
(時代が違ってたらそれこそ容共FDRのブレーンとして暗躍してたりして)

298:世界@名無史さん
20/09/27 19:44:41.80 0.net
南米のたぶん当時世界一の技術力
10世紀頃 プラチナの精錬技術

299:世界@名無史さん
20/10/01 09:39:10.60 0.net
キューバという国は、観光客視点でハバナの生活を眺めると良さげに見えるんだけど、
医療・教育・就労が国から保障されている社会主義国の表向きとは別に、
縁故主義蔓延ってロクな医療も教育もない実態、近代産業にシフト出来ず
資源もない結果が50年代テーマパークと化した都市、言論や集会の自由もない
一党独裁管理社会。

300:世界@名無史さん
20/10/04 07:20:04.94 0.net
>>288
トンクス

301:世界@名無史さん
20/10/10 18:56:17.68 0.net
いずれにせよキューバという国はプロパガンダで喧伝されるイメージとは別に、
監獄には常時8千人以上の政治犯が収容され、カストロ政権下で7千人以上の行方不明者、
3千名以上の銃殺刑、千人以上の非合法処刑、といった側面も認識しとかないと、
例の「地上の楽園」と同じミスリーディングに陥る。

302:世界@名無史さん
20/10/10 22:08:40.17 0.net
>>301
アメリカ(特に冷戦期)はカストロ政権のそういった点を強調してたんかな?

303:世界@名無史さん
20/10/10 23:04:29.23 0.net
>>302
アメリカのメディアはカストロは残虐な独裁者、というイメージで報道していたな

304:世界@名無史さん
20/10/10 23:19:54.65 0.net
現在でもキューバ経済の中心は砂糖で、基本的には砂糖のモノカルチャー経済から
脱却することができていない。
カストロの工業化政策は失敗に終わった

305:世界@名無史さん
20/10/11 08:10:09.98 0.net
カストロ政権は左派の間で妙に神格化されているが、ソ連や北朝鮮や中国と同じで根っこの部分はあくまで社会主義国なんだよな

306:世界@名無史さん
20/10/11 09:59:03.11 0.net
ベネズエラのチャベス政権も、最初は日本の左派の一部に持ち上げられていたな
実際には厚い社会保障はハリボテで、言論の自由もなく、チャビスタ縁故が
幅を利かせ、犯罪も頻発して、崩壊の兆候は色濃かった。
プロパガンダで表向きは成功した社会主義国家の虚像を維持していた。

307:世界@名無史さん
20/10/11 12:28:52.96 0.net
ネトウヨって悲しいな

308:世界@名無史さん
20/10/12 09:36:15.00 0.net
ローマ教皇は先住民に謝罪を 500年前の迫害でメキシコ大統領
URLリンク(www.jiji.com)
メキシコのロペスオブラドール大統領は10日、フランシスコ・ローマ教皇宛ての
書簡で、500年前のスペインによる征服に絡み、先住民迫害に対する教会の関与を
謝罪するよう求めたと明らかにした。
大統領はソーシャルメディアで公開された書簡で、スペイン国王と同国政府、
バチカン(ローマ教皇庁)はスペイン支配下でなされた「最も非難されるべき
残虐行為」について先住民に謝罪すべきだと指摘。「信仰や文化に対する不当な行為を
二度と犯さないという誠実な約束」を求めた。

309:世界@名無史さん
20/10/12 12:14:07.81 0.net
メキシコ大統領というと、
1972オリンピックのときの「グスターヴォ・ディアス=オルダス大統領」の五七五が
今も耳から離れないw

310:世界@名無史さん
20/10/12 12:24:48.38 0.net
間違えた。メキシコオリンピックは1968年だ

311:世界@名無史さん
20/10/12 14:28:30.87 0.net
メキシコのサカテカスやペルーのポトシで銀の大鉱脈が発見されたんだよな
そしてほとんどただ同然のインディオの強制労働によって採掘することができた
だから新大陸からもたらされる貴金属はヨーロッパの鉱山から産出されるものより
はるかに安かった

312:世界@名無史さん
20/10/12 17:41:05.09 0.net
1968年
URLリンク(pbs.twimg.com)

313:世界@名無史さん
20/10/12 19:34:00.65 0.net
スペインが重視していたのはメキシコとペルーで、他の地域は、
18世紀に農業やプランテーション(タバコ、砂糖、カカオ)によって
利益があがることがわかるまで、それほど重視されていなかった

314:世界@名無史さん
20/10/13 05:12:56.04 0.net
>>306
最近の南米はチャベス~マドゥロ政権の化けの皮が剥がれたことで左派政権の人気が落ち右派が台頭したな
ブラジルのボルソナーロはその典型例だし、他にもチリやボリビアなどで左派政権の凋落&右派政権の成立が目立つ

315:世界@名無史さん
20/10/13 09:09:57.66 0.net
ボルソナーロの支持者たちは、
「賄賂にまみれた既存の政治家と違って、彼だけは潔白。彼は国のために
お金を使ってくれると信じている」
「ブラジルでは犯罪者の人権が守られすぎていると思う。刑務所にいるのに、
娯楽や医療費が税金から出ているのはおかしい。彼なら、私たち市民の声を
代弁して現状を変えてくれるはずだ」
と主張している

316:世界@名無史さん
20/10/13 09:41:41.01 0.net
ボルソナーロは「ブラジルのトランプ」としばしば呼ばれているが、個人的にはトランプより過激で信念の強い筋金入りの右翼だと感じる
トランプは半分ファッションで過激なことを言ってる面はあるし、コロナ対策もリベラルから避難轟轟とは言え一応多少は進めようというポーズは建前の上でも取っている
ボルソナーロはそういうポーズすらしないからな
こういう強硬な右派の出現はここ数年の南米の政治的傾向だな
それだけ左派リベラルの権威失墜が大きかったとも言える

317:世界@名無史さん
20/10/13 11:15:48.79 0.net
非難囂々

318:世界@名無史さん
20/10/13 23:41:15.22 0.net
ボルソナロがガリンペイロを推奨。

319:世界@名無史さん
20/10/14 01:19:01.20 0.net
>>316
>強硬な右派の出現はここ数年の南米の政治的傾向
軍部自ら行動に出て軍政敷くのではなく,自分達の息のかかった文民政治家を
立ててたりして

320:世界@名無史さん
20/10/14 01:24:32.17 0.net
>>319
今の南米諸国の多くは一応「民主主義」の国が多いのでかつての冷戦時代のような軍事政権はもう建てられない
それにもかかわらず右派の文民政権が南米で出現してるのは、それだけ国民が右傾化したということなのだろう

321:世界@名無史さん
20/10/14 07:31:27.80 0.net
URLリンク(globe.asahi.com)
日本のある大学に通う3年生の学生は、ブラジルの軍事政権期について学ぶうちに、
軍事政権にも見習うべき点があると考えるようになったという。
「軍事政権というと、軍部が市民に圧力をかけるイメージだったけど、
ブラジルの場合は逆に、それによって平和と安全がもたらされたといわれています。
圧力もうまく使えば、治安の安定につなげられるのではないかと考えました」

※日本の若い世代も、古い世代とは考え方が違ってきているのかな

322:世界@名無史さん
20/10/14 07:59:59.15 0.net
ブラジルは大統領のボルソナーロ自身がかつての軍事政権を一部擁護する発言をしてるからな
そういうやつが大統領に選ばれたというのは、それだけブラジルの一般国民の間で軍事政権への肯定的評価が盛り上がっているという証でもあるんだろう

323:世界@名無史さん
20/10/14 13:08:59.00 0.net
ボルソナロの前の左翼政権が汚職しまくってたからな
まあラテンアメリカは汚職がデフォだから政権交代はよく起きる
しかしラテンアメリカは経済運営が下手すぎることそのものに原因がある気がするけどな

324:世界@名無史さん
20/10/15 01:13:51.16 0.net
>>323
ブラジルの場合はそれが主な原因だな
左派のルセフ政権が汚職まみれの政権として非難されたことが大きかった
とは言え、南米ではブラジルのボルソナーロ以外にも右派政権がここ数年で多数登場しており、
その原因は恐らくブラジル国内の事情だけに留まらないと思われる。
ボルソナーロの他にもチリのピニェラ政権、コロンビアのドゥケ政権、アルゼンチンのマクリ政権(これは最近終了したが)など、
右派政権が多く誕生しており、この原因の一つとしてはベネズエラの左派政権への対抗意識があると思われる

325:世界@名無史さん
20/10/15 11:33:31.86 0.net
キューバ国民の生活についてだけど、安いメシ食って夜な夜な踊り明かして
ハッピーに暮らすというのは、安いメシと音楽以外に娯楽もないので
踊って過ごすぐらいしか選択肢が無い、って話でもあるので、
それでいい人には問題ないけど、別の選択肢を求めると
「この国には何もない」となって海外に出てしまう。特に若い世代。

326:世界@名無史さん
20/10/15 13:08:58.34 0.net
日本だとキューバは過度に理想化されているが実態はそんなものなんだよな
安い飯と音楽以外何もないっていうのは、はっきり言ってしまえば「貧しい」ということに他ならない

327:世界@名無史さん
20/10/15 20:31:57.52 0.net
理想社会なら亡命なんてしないし

328:世界@名無史さん
20/10/16 09:25:16.50 0.net
亡命キューバ人の団体がアメリカで強力な右派ロビー団体として影響力を持っていることも日本ではあまり知られてないよな
彼らの多くは、カストロ政権に嫌気が差し自由を求めてアメリカに亡命して来た者たちだ

329:世界@名無史さん
20/10/16 09:51:37.17 0.net
>>328
さすがにみんな知っている、ニュースでよくやっている
現地に記者を送ってあちこち見てもらうのが一番なんだけどどこもやらないのだろうか

330:世界@名無史さん
20/10/16 10:29:23.04 0.net
>>329
キューバの内情の取材は日本でもたまにテレビでもやってるけど、あんまり濃い内容じゃないしわりと理想化した報道が多い気はするな

331:世界@名無史さん
20/10/16 10:59:32.51 0.net
マイケル・ムーア監督の『シッコ』ではキューバの医療が持ち上げられていた

332:世界@名無史さん
20/10/16 13:13:21.65 0.net
ラテンアメリカの左派ゲリラでもペルーのセンデロルミノソは
マオイズムを奉ずるカルト集団だったか

333:世界@名無史さん
20/10/16 13:19:45.24 0.net
ラテンアメリカでは右派軍人だけでなく左派軍人がクーデターをおこそうとする事も
あったな。大統領になる前のチャベスがまさにそうだった
>>324
軍政時代の再評価&同時代に反体制派弾圧をおこなった者への恩赦・名誉回復も
進みつつある?

334:世界@名無史さん
20/10/16 17:06:57.89 0.net
>>333
ブラジルでは最近若者の間で軍政時代の再評価が進んできているらしいな
軍政時代を公式に擁護する発言をしてきたボルソナーロがブラジル大統領に選ばれた背景もそれだろう

335:世界@名無史さん
20/10/16 17:11:25.64 0.net
左派による軍事クーデターと言えば、かつてのペルーのベラスコ政権がそうだったな
この時代の南米の軍事政権の多くは親米右派政権だったのにもかかわらず、
同じく軍事クーデターで成立した軍事政権であるはずのペルーのベラスコ政権は、
東側諸国との外交関係を維持しアメリカと距離を置く外交を展開した左派政権だった

336:世界@名無史さん
20/10/16 20:42:01.65 0.net
>>322
センデロ・ルミノソはペルーにおけるマオイズムの信奉者としてポル・ポト的な脅威があった
このセンデロ・ルミノソの勢力を大いに削り壊滅間近にまで追い込んだのがフジモリ大統領だったんだよな

337:世界@名無史さん
20/10/16 20:42:31.23 0.net
>>336はアンカミス
>>332

338:世界@名無史さん
20/10/16 23:30:39.84 0.net
南米では一時期解放の神学が流行してたのよね

339:世界@名無史さん
20/10/17 04:30:02.93 0.net
ラテンアメリカの領土変遷
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)

340:世界@名無史さん
20/10/17 08:29:44.12 0.net
蜂起には失敗したものの結果として大衆の人気を集める事となり,その後の
権力掌握へとつながった点ではヒトラーと同じなチャベス

341:世界@名無史さん
20/10/17 19:04:09.66 0.net
アルゼンチンの長年にわたるポピュリズムも根が深い。
ネストル、クリスティナと続いたキルチネル王朝、もうエビータ以来の
典型的ポピュリズムで私服肥やしまくりで国の経済ボロボロ、
もう◯年目◯回目のデフォルトです!といったお約束化した経済破綻の
根底には、歴代政権が恒久的な国の舵取りよりも、現政権と自分の為政期間だけでも
カッコよく羽振り良くありたい、という近視眼的経済政策続けた賜物。
その誤魔化しに軍事政権に頼ったりマルビナス諸島(フォークランド紛争)で
自国民の血を流したりしたけど、経済産業基盤はもうちょっとやそっとの財政改革では
立て直せないし、その構図というのは現在のベネズエラがフリーフォールで
落ちてくような経済を先取った感じもある。
20世紀の初頭あたりまで、アルゼンチンは世界に冠たる富裕国だった。
それが今や借金しようにも誰も金貸してくれないレベルまで来てしまった。

342:世界@名無史さん
20/10/18 02:01:08.37 0.net
中南米言うたら、格差があって比較的貧しいイメージじゃが、キューバは社会主義ゆえ医療は受けれるけんのう。
ほいじゃが、キューバ人は名前に「~スキ」と名付けるんは、やはり社会主義でロシアの影響じゃろうか。
ほいじゃが、チェ・ゲバラは何で韓国人の苗字なんかのう? 

343:世界@名無史さん
20/10/20 11:27:02.95 0.net
>>341
今のベネズエラの混乱は少し前のアルゼンチンに通じるところがある
どちらもポピュリズム政権の誕生をきっかけに国の経済がボロボロに崩れてしまった

344:世界@名無史さん
20/10/21 07:13:05.31 0.net
>>342
マジレスするとチェ・ゲバラのチェは本名じゃなくてあだ名だし
スペイン語の挨拶「チェ」(日本語だと「よお」みたいな意味)をゲバラが良く使ってたからそう呼ばれただけだ
韓国の人名に登場するチェとは全く関係ない

345:世界@名無史さん
20/10/21 13:45:37.52 0.net
《記者コラム》16世紀に南米へ来た日本人奴隷とユダヤ教徒
URLリンク(www.nikkeyshimbun.jp)

346:世界@名無史さん
20/10/22 00:40:20.00 0.net
リオプラテンセ・スペイン語か。ゲバラはアルゼンチン人なんだな
キューバでは言わんからあだ名になったんだろ
しかしスペイン語圏はなんでも特徴をあだ名にして呼ぶし、それを受け入れる文化だよな 
アジア人を馬鹿にしてチーノもあるけど、大統領に登り詰めたフジモリ大統領もチーノの愛称で親しまれたわけで 
良くも悪くもなんでも見たまんま聞いたまんま名付けたり言ったりする 
そういうのを抑制しない

347:世界@名無史さん
20/10/22 09:39:21.48 0.net
カストロと違ってゲバラはキューバ人じゃないからキューバ一国に留まらず、
良くも悪くも世界各国に革命の火種を撒いたんだよな
それにしてもゲバラは自分の母国アルゼンチンの政治についてはどう思っていたんだろう?
当時のアルゼンチンはちょうどペロン台頭の中で混乱していた時代だけど

348:世界@名無史さん
20/10/22 10:06:20.64 0.net
元ウルグアイ代表のサッカー選手アルバロ・レコバの愛称がチーノだしな
かなりの人気選手だしチーノに悪意は無さそう

349:世界@名無史さん
20/10/22 17:09:05.39 0.net
場合によるというか、まぁ実際馬鹿にして連呼することもあるが、言葉狩りみたいなのが全く無い文化みたいな感じで
馬鹿にするのも事実だがその言葉自体に重みはないみたいな 
仮に日本で親しげに、よう外人、よう朝鮮人!チャンコロ、クロン坊、デブ、ガリ、チビみたいに普通に呼んでも全く問題にされずそれが普通のニックネームとして認められる感じ 
まぁほんとに良くも悪くもだが。スペイン語圏は何気に国際的に通用しない理解されない文化を持ってる 

350:世界@名無史さん
20/10/22 23:41:07.02 0.net
ナスカで猫の地上絵が発見されたそうだが
そのころ猫はまだ中南米にいなかったはずなので、違う動物だと思う

351:世界@名無史さん
20/10/23 13:05:49.80 0.net
>>350
実は南米に猫が来た後に新しく描かれた絵だったりして

352:世界@名無史さん
20/10/23 14:11:55.88 0.net
現地の人が最近観光客向けに描いてる奴だろ

353:世界@名無史さん
20/10/25 16:50:40.69 0.net
ボリビア大統領選、モラレス氏後継候補が第1回投票で当選見通し(AFP=時事)
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
南米先住民が国家主権を取り戻した。

354:世界@名無史さん
20/10/25 19:12:40.80 0.net
中米の国はアメリカ合衆国にいる移民からの送金に頼っている国が多いね
たとえば2014年にハイチとホンジュラス出身のアメリカ在住の移民が
家族に送金した金額は、両国の国内総生産の20%に相当する

355:世界@名無史さん
20/10/26 00:59:11.17 0.net
>>350
その後みたら猫科に直されていた
今見たら記事自体が消えていた
CNN.co,jp

356:世界@名無史さん
20/10/27 17:58:50.31 0.net
ラテンアメリカの体たらくを見てるとスペインの植民地経営がどうしようもなかったとわかる

357:世界@名無史さん
20/10/27 19:18:53.08 0.net
スペインの植民地経営は基本的に掠奪型で、何かを育てるということはなかったのでは

358:世界@名無史さん
20/10/27 22:29:53.22 0.net
うん。

359:世界@名無史さん
20/10/27 22:36:54.20 0.net
旧スペイン領の場合、たとえばコロンビアのように、独立後も自由主義者と
保守主義者の衝突が多発して、千日戦争(1899~1902年)のような多くの死者を出す
内戦が繰り返され、国内が分裂した
そのため国力がおとろえ、直後にパナマを分離独立により失うことになった
他方で、植民地時代に解決されていなかった紛争や、人種間の緊張関係も再燃して、
社会はよりいっそう分裂状態となった

360:世界@名無史さん
20/10/28 07:51:04.63 0.net
コロンビアもメキシコもアルゼンチンも独立後しばらくは保守主義者と自由主義者の内戦が続く歴史だったな
なぜアングロアメリカと違ってラテンアメリカは政情不安だったのかというのは一つの研究テーマになり得るぐらい不思議だ

361:世界@名無史さん
20/10/28 08:11:48.25 0.net
スペインから独立した後、わずか数十年間でかつての4つの副王領は
18の主権国家に変わっていた
領土紛争の多くは、たとえば三国同盟戦争のような戦争によって決着がつけられた
この戦争で、パラグアイは国土の3分の1を失っている
同様に、太平洋戦争でボリビアは沿海部の領土を失った
欧米列強はラテンアメリカの細分化を目の当たりにしつつ介入することはしなかった
諸国が統一されれば自国の利益が危うくなると考えていたのである

362:世界@名無史さん
20/10/28 08:17:31.66 0.net
>>361
欧米列強は必ずしもラテンアメリカの内戦に対して常に不介入を取り続けてたわけでなく、
フランスのメキシコ出兵のように、機会さえあればはっきりと介入の機会をうかがってたぞ
モンロー宣言でヨーロッパの不介入を訴えていたアメリカ合衆国の目が光っていたからなかなかやりにくかったが

363:世界@名無史さん
20/10/28 11:36:17.96 0.net
ラテンアメリカ諸国は独立後にすぐに自由主義を導入するにはまだ社会が
未成熟だったのではないかな
スペイン人が新大陸に持ち込んだのは中世的な社会システムだったし
だからカウディーリョみたいなのがでてきた

364:世界@名無史さん
20/10/28 11:46:01.71 0.net
20世紀の外交官・歴史家のマダリアーガは、スペインは軍隊か教会でなければ
統一が困難(無政府状態)だといった
ひょっとしたらこれはラテンアメリカ諸国にもあてはまるのか?

365:世界@名無史さん
20/10/28 22:15:22.45 0.net
>>364
そもそも宗主国のスペインも近代史は内戦やクーデター続きの歴史で政情不安だった
その特徴はラテンアメリカの歴史にもそのまま当てはまるわけで、スペイン系の特徴なのかもなあ

366:世界@名無史さん
20/10/28 22:24:04.87 0.net
19世紀のラテンアメリカにおいて、政変とは、ひとりのカウディーリョが
政権にあるとき、別のカウディーリョが私兵を使ってこれを転覆して政権を
奪うことを意味した
19世紀を通じて、ラテンアメリカで革命と称せられるものは、
すべてこの種の茶番劇であった

367:世界@名無史さん
20/10/28 23:19:22.27 0.net
>>366
確かに、19世紀の政変はカウデイーリョ同士の政権の奪い合いでもあったが、
だからと言ってその政変に社会変化が全く伴わなかったわけではない
ちゃんとそれ相応の影響力の大きな変化をもたらした政変もあったわけで革命と呼ぶのが妥当な例もある
その理屈は、フランス革命や名誉革命をブルジョワ間の権力の奪い合いだから茶番にすぎないと評し、
その歴史的意義を過小評価するようなものだ

368:世界@名無史さん
20/10/29 19:49:02.86 0.net
メキシコ革命とか

369:世界@名無史さん
20/10/29 23:18:32.67 0.net
ポルフィリオ・ディアス政権は近代的な国家の体裁を整えるために、土地の登記制度を
進めた。しかしメキシコの先住民には元々土地の所有などという概念はなく、
ほとんどの農民は所有権のはっきりしない村ごとの共有地で農耕を営んできた。
ディアスは土地制度の「近代化」のために、そのような所有権の曖昧な土地を
政府が接収し、外国資本や大農園主に売却する政策を進めた。
ちなみに現代のアフリカでも、現地人からは共同の放牧地として利用されていたり、
移動耕作のための休閑地であったりする土地が、外国資本の「狩り場」とされている

370:世界@名無史さん
20/10/30 10:32:30.74 0.net
>>386
メキシコ革命は20世紀だが、ラテンアメリカの「革命」と名の付くものの中では一番有名かもな
この革命はかなり複雑怪奇な結果を辿るのだが、結果的にこの革命によってメキシコは良くも悪くも大きく変わりはした

371:世界@名無史さん
20/10/30 10:32:54.76 0.net
>>368
メキシコ革命は20世紀だが、ラテンアメリカの「革命」と名の付くものの中では一番有名かもな
この革命はかなり複雑怪奇な結果を辿るのだが、結果的にこの革命によってメキシコは良くも悪くも大きく変わりはした

372:世界@名無史さん
20/10/30 10:54:48.61 0.net
メキシコは北部の、アメリカ合衆国との国境地域に経済活動の大部分が
集中しているんだよな
逆に南部のチアパス州やオアハカ州は貧しい

373:世界@名無史さん
20/10/31 21:01:21.47 0.net
アルゼンチンの復活はあるのだろうか?

374:世界@名無史さん
20/11/01 08:25:56.88 0.net
>>373
何だかんだで南米の中では一人当たりGDPは高いほうだしポテンシャルは0ではなさそう

375:世界@名無史さん
20/11/02 14:48:59.77 0.net
メキシコ国民のアイデンティティは、やっぱりアステカ帝国なんだろうか
ラテンアメリカ諸国の国民が何にアイデンティティをおいているのか、
ちょっと興味があるな

376:世界@名無史さん
20/11/02 20:41:15.88 0.net
>>375
メキシコはアステカ、ペルーはインカにそれぞれ民族的アイデンティティを見出す人は確かに多いな
ペルーのインカ帝国ナショナリズムに比べると、メキシコはそこまでアステカ帝国ばかりを神聖視してるわけでもない印象はあるがな

377:世界@名無史さん
20/11/02 21:53:31.48 0.net
>>373
ない
公務員比率がギリシャ並に高い
デフォルトを何回もしており国際的に信用されてない
政治が不安定すぎる

378:世界@名無史さん
20/11/02 22:15:57.54 0.net
>>377
21世紀以降は政治は安定しとると思うがなあ
政府の規模が大きすぎるのとデフォルトのしすぎで信用低いのは同意するわ
この2点を根本的に改めない限り厳しいだろうなあ

379:世界@名無史さん
20/11/02 22:24:36.91 0.net
アルゼンチンは自国が「南米のヨーロッパ」だというのがアイデンティティ?

380:世界@名無史さん
20/11/02 23:02:41.03 0.net
>>379
そういう意識が20世紀半ばまでは強かった
一方で、ガウチョのような「非ヨーロッパ」的要素もアルゼンチンの文化的アイデンティティを担ってはいる

381:世界@名無史さん
20/11/04 14:37:35.25 0.net
アルゼンチンのロサスは人によって評価が分かれる人物だな
欧米列強と断固として戦い、アルゼンチンを愛した骨のある政治家・軍人であるという
評価と、インテリ層や外国かぶれの有力者を徹底的に追及し、ブエノスアイレスを
中心とする統制派を容赦なく攻撃したもっとも残酷な指導者という見方がある

382:世界@名無史さん
20/11/13 18:14:16.83 0.net
ブラジル最南端のリオグランデ・ド・スル州はヨーロッパ系が多くその影響も強いそうだが
独立精神旺盛なカウボーイの州という点でアメリカにおけるテキサス州とも被る気がする
>>366
カウディーリョは武装有力者だけでなく独裁者というニュアンスでも用いられてるような気がする。
スペイン語サイトあさってみたらアルベルト・フジモリやフィデル・カストロまでカウディーリョ扱いされてた。

383:世界@名無史さん
20/11/13 18:20:53.55 0.net
リオグランデ・ド・スール州、独立精神旺盛とは書いたもののその一方で国家に忠誠を誓う軍人も
多数輩出してきたか。ブラジル共産党の指導者ルイス・カルロス・プレステスは国家に抵抗した
左派軍人だったけどw

384:世界@名無史さん
20/11/15 21:09:40.02 0.net
ウルグアイとかこのままだと亡国まっしぐらだろう

385:世界@名無史さん
20/11/15 22:33:42.53 0.net
パラグアイのストロエスネルというと、日本では独裁者で悪人という扱いだが、
現地の人の中には、
「ストロエスネルが出てくるまではパラグアイは内戦続きで、国民の生活も
毎日脅かされていたが、あの人が出てきたおかげで平和になって、我々の生活は
安定した」
という人もいるらしい

386:世界@名無史さん
20/11/17 01:55:26.39 0.net
ブラジル南部、チリ、アルゼンチンにおけるドイツ移民の話は聞いたことあるけど
ウルグアイでもドイツ移民は多かったりする?
パラグアイだとチャコ地方にドイツ人が入植してたっけ

387:世界@名無史さん
20/11/17 01:58:32.56 0.net
チャコ地方に入植したドイツ人というとメノナイトのイメージがある。
あとドイツ人じゃないけど20C初頭に南アのボーア人がアルゼンチンのパタゴニアに
入植してきて現在でもその子孫が住んでるんだっけか

388:世界@名無史さん
20/11/17 17:45:51.95 0.net
>>386
スペイン語版ウィキからの受け売りで申し訳ないが
ドイツ系(血統的にどの程度まで言ってるか、またヴォルガドイツ人なんかも含んでるかは不明)30万~40万
ドイツ国籍者約1万人らしい
ドイツ系はパイサンドゥとかメルセデスとかブラジルやアルゼンチンとの国境の地方都市に多く
モンテビデオには比較的少ないようだ
人口比だとアルゼンチンよりは若干高いみたいだな

389:世界@名無史さん
20/11/17 23:45:43.75 0.net
第二次大戦後のアルゼンチンにはアイヒマンのようなナチ残党だけでなく,
ルーデル大佐やオスカー・シンドラーも渡ってるのよな

390:世界@名無史さん
20/11/18 01:54:06.60 0.net
南米へ逃れたナチ残党、アイヒマンみたくひっそりと暮らしてた人もいればバルビーみたく現地の反共軍事政権と
つるんで順風満帆の生活を送ってた人もいるのね(後者も最終的には没落するけど)

391:世界@名無史さん
20/11/18 11:48:33.06 0.net
帝政ドイツの影響を受けてた南米諸国の陸軍だが、陸軍将官の呼称もドイツ式かと
思いきやこっちは革命後のフランス(2つ星な旅団将軍&3つ星な師団将軍)に準拠してるのね

392:世界@名無史さん
20/11/18 13:59:46.77 0.net
カストロ。
毀誉褒貶が激しい。5chでも、ここみたいに批判的なレスもあれば、
別のスレでは評価するレスもある。
カストロについて知るには、この本かな。
フィデル カストロ 自ら語る革命家人生 岩波書店
知られざるキューバ ペレ出版
 前者は、カストロのインタビュー。こういう政治家の回顧録は
信用できないけれど、カストロみたいな評価の差が激しい人物は
「王朝の正史」を最初に読んで、後から少しずつ調整するべき。
後者は、駐キューバの日本大使が書いた本で、できるだけ美化せずに
等身大に書いている。
昔は共産主義が嫌いだったから、カストロも嫌いだったけど、最近
彼についての本を読むようになって、彼の偉さがわかるようになった
(ただ、ゲバラの方は、なぜ持ち上げられているのはわからない)
カストロについては、ソ連崩壊の後の混乱の時期が一番好き。
混乱する国を見て悩む指導者なんて、萌えるから。
どちらにしても、キューバについては、アメリカの責任も大きい?
カストロが悪だとしても、北朝鮮みたいな国家ではないことは確かだから
どこかで弛めていれば、キューバも無理なく発展できたから。
あと、日本とキューバは、よく似ている。
戦後の日本が、アメリカの軍事力や支援で経済成長したように
キューバも、ソ連の援助で経済を気にせずに好きなことができた。
キューバに駐在するソ連軍のおかげで、守られてきたから。

393:世界@名無史さん
20/11/18 14:20:50.19 0.net
ドイツの旧植民地だったアフリカのナミビアに残留ドイツ人がいた
最近残虐行為でドイツが謝罪した

394:世界@名無史さん
20/11/18 14:28:24.30 0.net
>>392
キューバは革命後も工業化が進まなかったのはなぜなのかな?
現在でもキューバ経済の中心は砂糖で、基本的には砂糖の
モノカルチャー経済から脱却することができていない

395:世界@名無史さん
20/11/18 23:14:35.09 0.net
ラテンアメリカのカウディージョだが民国期の中国軍閥みたく地方の政府軍が
丸ごと独立して独自の勢力を築いたケースもあるんかな?

396:世界@名無史さん
20/11/19 10:14:11.10 0.net
アルゼンチンはフランス移民も多い。600万人もいる

397:世界@名無史さん
20/11/19 14:31:02.58 0.net
ロサスはもともと辺境の牧場主だったな
サンタアナはベラクルス州の有力者

398:世界@名無史さん
20/11/19 20:51:47.65 0.net
コロンビアの麻薬王エスコバルもある意味カウディージョ?
>>396
お隣チリのフランス系にはピノチェトやバチェレがいるな

399:世界@名無史さん
20/11/19 21:15:55.71 0.net
ラテンアメリカから先進国になれる国はゼロだな

400:世界@名無史さん
20/11/19 22:08:53.71 0.net
ラテンアメリカではないが南アのボーア人国家、トランスファールとオレンジ自由国で
金やダイヤが見つからず,さらにはイギリスの干渉を受ける事のないまま長く続いたとしても
先進国になってたかどうか・・・
そういやこの2ケ国って開拓農民の自治会みたいなところあるな

401:世界@名無史さん
20/11/19 22:20:59.48 0.net
ラテンアメリカの場合、植民地時代には各市町村の自治体制はよく発達していたが、
イギリス植民地にあったような、各市町村の代表が集まって全体意志を決定する
植民地議会の制度がなかったんだよな
そして独立後それぞれの国家の中で、大きめの都市ひとつひとつを求心核とする
各地方に、中央政府に対する強力な分離主義が芽生えた
これが独立後の政情不安の原因のひとつ

402:世界@名無史さん
20/11/20 07:59:35.44 0.net
ラテンアメリカ人がアジア人をチーノと見下すのは
自分たちは白人の血が入ってるというのがアイディンティティだから?

403:世界@名無史さん
20/11/20 10:01:40.36 0.net
カウディージョは職業軍人、農園主・牧場主、農夫・牧童、独立運動の活動家と
その出自も様々やな

404:世界@名無史さん
20/11/20 10:41:50.52 0.net
ラテンアメリカ諸国は、独立時に採択された憲法体制が、自由党対保守党の対立と、
地方の分離主義で完膚なきまでに破産してしまった
そして国家の外形をとにかくも維持するために支配層から白紙委任のかたちで
政権を渡されたのがカウディーリョ

405:世界@名無史さん
20/11/20 16:45:37.44 0.net
>>402
スペイン語圏は見たまんまをそのまま口にするぶんかだから。
言葉狩りみたいな抑制が無縁の世界と考えれば良い
もちろん東洋人はslantedであることで世界中で馬鹿にされてるのは前提だが、スペイン語圏、特に中南米なんかは見た目を揶揄するようなあだ名が普通に愛称、ニックネームとして使われるし
日本好き、日本語も達者なスペイン人もチーノと言ってたよ 
とりあえず東洋人の顔を見かけたらチーノと言うらしい

406:世界@名無史さん
20/11/20 18:12:58.57 0.net
>>405
白人のほうはグリンゴよね

407:世界@名無史さん
20/11/20 18:30:06.99 0.net
ラテンアメリカにおいては、ヨーロッパで共和主義がまだもっとも過激な
革命思想だった時代に、ヨーロッパの中でもとりわけ保守的なスペインの
国柄を継承した植民地が独立したことで否応なく共和国になってしまった
共和政体の樹立と運営の知識を持っている人間は、たいてい思想的には
自由主義者であったから、当初彼らは国内政治の中で実力以上に有利な地位を占めた
だがやがて自由党がカトリック教会に対して攻撃的な政策をとると、
教会の道徳面での威信低下を危惧する保守的な、人数的には多数を占める人々は
大反発を起こし、保守党を結成して政権を奪取した
続く政治抗争のイデオロギー的性格は妥協を極度に困難とした

408:世界@名無史さん
20/11/20 18:38:41.78 0.net
敬虔なカトリック信者の多いメキシコではメキシコ革命後のカルデナス政権が
教会財産の国有化をおこなってたか

409:世界@名無史さん
20/11/20 22:39:53.29 0.net
ラテンアメリカ諸国のスペイン・ポルトガル系白人は本国からの移民を除いては
奴隷や先住民の血を引いてる人が少なくなさそう。
この点では南アのアフリカーナも同じか

410:世界@名無史さん
20/11/20 22:41:43.32 0.net
メキシコはサンタアナがアメリカ合衆国との戦争でカリフォルニアなど北辺の領土を
失ったことで威信を失い、ラ・レフォルマ(大改革)と呼ばれる自由党対保守党の
手段を選ばぬ殲滅的内乱の時代(1857~67年)に突入した

411:世界@名無史さん
20/11/21 07:27:06.38 0.net
>>409
北米の白人も同様
白人優越主義者が、DNA鑑定を受けて、自分の家系に有色人種の血が
混じっていたことを知ってショックを受けるケースがあるらしい

412:世界@名無史さん
20/11/21 18:32:41.37 0.net
故・阿部謹也氏が、アメリカ合衆国には本家のイギリス以上に中世的なものが
残っている、という意味のことを書いていたけれど、ひょっとしたら
ラテンアメリカ諸国にも同じような事情があったりして
本家スペイン・ポルトガル以上に中世的なものが残されているとか

413:世界@名無史さん
20/11/21 23:43:39.39 0.net
ブラジルには日本以上に日本的なものが残されている

414:世界@名無史さん
20/11/22 03:23:58.11 0.net
メキシコってヨーロッパからの移民はそんな受け入れていないはずなのに
なんで人口が多いの?

415:世界@名無史さん
20/11/22 07:44:26.85 0.net
カウディーリョって、中世のイベリア半島に生まれていたら
封建領主にでもなっていたのかなあ

416:世界@名無史さん
20/11/22 10:31:15.45 0.net
国民党の蒋介石や共産党の毛沢東は中国版カウディーリョ
ファランジストの指導者・ジェマイエル家はレバノン版カウディーリョ
政治組織の指導者が私兵を持つとカウディーリョっぽく感じる

417:世界@名無史さん
20/11/22 10:32:18.45 0.net
>>415
イベリア半島のカウディーリョといえばフランコ総統か

418:世界@名無史さん
20/11/22 11:30:01.62 0.net
カウディーリョって、アフリカならwarloadがそれに相当するのかなあ

419:世界@名無史さん
20/11/22 21:08:45.83 0.net
チリにはイギリス移民が多い。南米の中じゃ一番多い

420:世界@名無史さん
20/11/22 22:41:34.84 0.net
ブラジルはブラガンサ王家の分家を皇帝に戴く立憲君主国として独立したけど、
北東部のペルナンブコ州、バイア州、南のリオグランデ・ド・スル州などの
分離主義に苦しんだ点は、旧スペイン領諸国と変わりがなかった

421:世界@名無史さん
20/11/22 23:35:54.94 0.net
>>419
チリへ移住したイギリス人ってプロテスタントからカトリックへ改宗したんかな?

422:世界@名無史さん
20/11/22 23:58:56.90 0.net
君主制時代のブラジルは爵位持ちの貴族がいたんだっけ

423:世界@名無史さん
20/11/23 10:24:03.06 0.net
共和制時代のブラジルでも、カウディーリョにあたるコロネルという
地方ボスがいて、彼らの要求を満たし、彼らを操縦する技能を持った者が
有能な大統領とされた

424:世界@名無史さん
20/11/23 16:01:00.00 0.net
>>414
20世紀の伸びがすごい
1900年1360万人
2000年9750万人
100年で7.17倍
しかし、歯止めがかかっている
合計特殊出生率
1960年6.0
1976年5.7
1994年3.0を下回る
2006年2.2を下回る

425:世界@名無史さん
20/11/23 19:54:52.66 0.net
>>423
南部のジェトゥリオ・ヴァルガスとか北東部のアントニオ・カルロス・マガリャンイスが
その代表格っぽいけど彼らは大統領にまで登りつめてたな

426:425・訂正
20/11/23 19:57:21.42 0.net
マガリャンイスは大統領になってなかったかorz

427:世界@名無史さん
20/11/24 07:52:31.62 0.net
2018年10月国際司法裁判所判決
ボリビアが太平洋へのアクセス権をめぐりチリが交渉に応じるように求めた訴訟
で応じる義務はないとの判決が下る
1978年国交断絶
2013年ボリビアが国際司法裁判所へ提訴

428:世界@名無史さん
20/11/24 09:26:33.94 0.net
ラテンアメリカの農村社会には、粗放的大経営と零細経営の
両極端があって中間がない
この問題はいまなお克服できていない

429:世界@名無史さん
20/11/24 11:20:18.82 0.net
植民地時代のブラジルでは、労働は卑しいことだと考えられていたので、
黒人奴隷が金を貯めて自分専用の黒人奴隷を買い、その人間に労働を
やらせるということが実際に行われていた
この辺、プロテスタント圏の感覚とは違うよな

430:世界@名無史さん
20/11/24 21:24:01.20 0.net
母を訪ねて三千里に出てくるブラジル人船乗りでロッキーという褐色肌の青年がいたが
この頃は奴隷制がまだ続いてたんで黒人ではなくムラートなんだろうな

431:世界@名無史さん
20/11/24 21:28:28.45 0.net
>>428
ラテンアメリカの農村社会は大土地所有制のせいで大地主と小作人で成り立ってるイメージあった。
ブラジル南部だと19Cにヨーロッパからの移住してきた人達が農地を開拓して自営農となる事もあるんだっけ

432:ガボン
20/11/24 21:54:19.73 0.net
まあ、フィリピン人は性格良いよ
特に女性
ほとんどの人が自分のことよりも家族という献身を持ち合わせている
他人にもその程度には親切

433:ガボン
20/11/24 21:54:47.85 0.net
まあ、しかしあらゆるシステムが糞過ぎるというのはある
これは、スペインの責任が大きい
日本統治だったらだいぶマシだったろうと思うわ
スペインが統治した国はすべて酷いからな
寒冷地適合の薄いネアンの怠惰な悪い面がすべて出ている

434:世界@名無史さん
20/11/24 22:16:11.83 0.net
>>431
ブラジル南部は、北ヨーロッパの人たちでも住みやすい気候だったことも
関係しているのかね
>>430
ブラジルの砂糖・コーヒー産業を支えていたのは奴隷制だったので、
すぐに廃止するというわけにはいかなかった

435:世界@名無史さん
20/11/25 01:02:23.74 0.net
コテコテの白人系のブラジル人の子弟もその他の日系ブラジル人に混じって日本におるからのう。

436:世界@名無史さん
20/11/25 08:50:11.09 0.net
ブラジルはもともと金を稼ぎに来た移民で成り立った国だから、
他にもっといい仕事があれば簡単によその国に移住してしまう

437:世界@名無史さん
20/11/25 11:04:49.04 0.net
19世紀ってヨーロッパよりも南米のほうが豊かだったの?

438:世界@名無史さん
20/11/25 11:28:04.03 0.net
>>437
19世紀のヨーロッパは、急増する人口に経済力がまだついていけなかった
そこで彼らは新世界に夢を求めた

439:世界@名無史さん
20/11/25 11:44:07.02 0.net
キューバのカストロも父親がスペインからキューバへ移住してきたのよな

440:世界@名無史さん
20/11/25 12:44:46.99 0.net
貧農や小作農の息子が
中南米に行って真面目に10年頑張れば自作農ができる農地が確保できる

441:世界@名無史さん
20/11/25 14:19:01.16 0.net
19世紀の南イタリアでは、非嫡出子など社会的なスティグマを負った人々が
永住を目的として移民する場合もあったとか

442:世界@名無史さん
20/11/25 14:57:09.24 0.net
北米ではイタリア移民による犯罪組織の存在が大きくクローズアップされるのに
南米のほうはそうでもないな

443:世界@名無史さん
20/11/25 16:04:31.16 0.net
19C後半から20C初頭にかけてポルトガル本国からブラジル,ドイツ・イタリアから南米南部への移住が多く見受けられるものの,スペイン本国からスペイン語系中南米諸国への移住というのはあまり聞かない。
もちろんカストロ父のように移住した人達もいるにはいたようだが

444:世界@名無史さん
20/11/25 18:37:17.83 0.net
>>443
1860年代以降のアルゼンチンは、一人当たり所得水準はほぼ南・東欧並みとなって、
イタリアだけでなくスペインからも大勢の移民がやってきた
他の国についてはよくわからん

445:世界@名無史さん
20/11/25 20:00:18.64 0.net
メッシの先祖もそうだっけかな

446:世界@名無史さん
20/11/25 22:21:05.16 0.net
19世紀にはキューバ・ブラジル・プエルトリコなどへもスペイン人が移住している
イタリア系やドイツ系と違って、日本ではあまり取り上げられないだけ

447:世界@名無史さん
20/11/25 22:50:27.93 0.net
スペイン内乱後、共和派の人達がメキシコへ逃れたけど本人ないし現地生まれの二世・三世は
40年ほど後にフランコが死んでからは多くがスペインへ帰国したんかな

448:世界@名無史さん
20/11/26 09:17:50.99 0.net
ラテンアメリカとアフリカは、これからもずっと世界システム論でいう
「周辺」のままじゃないのかなあ

449:世界@名無史さん
20/11/26 10:51:57.54 0.net
日本ではボリビアのエボ・モラレス元大統領のことを「先住民の味方」と
捉えている人が多いけれども、モラレスは一部先住民の権利拡大を
特殊な利権に変えて、自身とその周辺を特権階級化し「利権のドン」と化した
だから任期後半にはアイマラやケチュア系がMASから離れていった

450:世界@名無史さん
20/11/26 13:17:07.24 0.net
>>442
現地マフィアに負けているからなんだろうね

451:世界@名無史さん
20/11/27 07:13:22.86 0.net
マラドーナは白人ですか?

452:世界@名無史さん
20/11/27 07:29:45.05 0.net
His father, Diego Maradona "Chitoro" (1927–2015), was Guaraní, and his mother, Dalma Salvadora Franco, "Doña Tota" (1930–2011), was of Italian descent. Narciso Binayán, an Argentine journalist, also reported that he had distant Croatian ancestry.
Ethnicity: Argentinian [Italian, Spanish, Croatian, Indigenous]
まぁ普通にメスティーソ

453:世界@名無史さん
20/11/27 07:30:05.03 0.net
両親の画像も出てくるし

454:世界@名無史さん
20/11/27 09:35:45.67 0.net
ハイチは革命で白人支配層を追い出したけれど、他の中南米の国は、
先住民がペルーのトゥパク・アマルー反乱やメキシコのイダルゴ反乱のような
大規模な武装蜂起で挑んでも、転覆したり白人を追い出したりすることはできなかった
おそらくラテンアメリカ諸国はこれからも白人がずっと支配階級に
居座り続けるのだろうな

455:世界@名無史さん
20/11/27 20:47:50.56 0.net
>>454
ラテンアメリカの白人はスペイン本国よりアメリカや西欧に目が向いてそう

456:世界@名無史さん
20/11/27 22:17:39.00 0.net
ラテンアメリカの上流階級の白人は、自国に何かあったとき
いつでも逃げ出せるように、欧米諸国との二重国籍を持っている者が多い

457:世界@名無史さん
20/11/28 04:10:01.03 0.net
>>430
ブラジルもアメリカと同じく解放奴隷がいなかったわけじゃないからその可能性もなくはないけどな
ただ、ブラジルはアメリカ以上に混血への抵抗がない社会だったので黒人よりもムラートのほうが可能性はありそう
今でもブラジルでは純粋な黒人よりもムラートの数のほうが多いぐらいだし

458:世界@名無史さん
20/11/28 06:59:40.89 0.net
白人の黒人差別よりムラートの黒人差別のほうがひどそう(タチ悪いのは前者なんだろうけど)>ブラジル

459:世界@名無史さん
20/11/28 09:19:19.03 0.net
ハイチでもムラートがエリートの座に居座っているんだよな

460:世界@名無史さん
20/11/28 10:56:39.04 0.net
ブラジルではムラートの数の多さを根拠にして、「自国は人種差別の少ない国だ」と主張する勢力が昔から結構いた
混血を嫌い異人種間の結婚すら禁じてたアメリカと違って我々ブラジル人は黒人との混血も気にしない反レイシスト的な国だということに、
ブラジル国民としての誇りを見出す考えは長い間ブラジルの文化人の間で主張されてきた考えだ
ジルベルト・フレイレなんかがそのような知識人の代表例だな
「混血」はブラジル人にとって民族的アイデンティティの根幹を成し、自分たちが人種差別とは無縁の存在だという誇りにもなったわけだ
一方で、20世紀後半頃にはこういう見方に対する否定的見解も出てきたがな
実際は、ブラジルにもアメリカ同様に人種差別は存在していたのだという批判だ
そういう批判を唱える人も一方では存在する

461:世界@名無史さん
20/11/28 11:21:53.82 0.net
ブラジルでは、裕福な独身女性やレズビアンのカップルが、米国から金髪碧眼の
男性の精子を輸入している
日本女性が「白人とのハーフの子供を産みたい」というのと同じだな

462:世界@名無史さん
20/11/28 14:14:54.65 0.net
URLリンク(www.nambei.jp)
ブラジル地質学統計研究所によると、ブラジルを占める1%の富裕層の内、
79%が白人で黒人はわずか17%。そして同研究所の調査結果によると、
殺人事件のたびに殺される可能性は黒人が78,9%である。
(中略)
3月21日、黒人系の若者3人が中流階級の人々の区域のショッピングモールで
行われていた衣類の売り出しイベントに参加した。イベント開催中に店内の
トイレの石鹸が紛失し、若者達はモール内に3人しかいない黒人の自分達が
疑われるのは差別的だとして指摘した。翌日、同店内は誹謗中傷だとして
若者達を訴えたと声明を出した。
差別対応に関する法律は存在しているが、国内の人種差別に対する隔たりは
顕著となっている。

463:世界@名無史さん
20/11/28 15:56:15.57 0.net
生粋のアフリカ系などニューアフリカと言えるジャマイカ、キューバ、ブラジルはサルバドールくらいにしかおらんだろう 

464:世界@名無史さん
20/11/28 18:26:19.83 0.net
ブラジルは長いこと奴隷制を続けていたけど、サンパウロ州でコーヒー・ブームが
始まると、生産地域が涼しい気候だったのでヨーロッパ人の移民を招致することが
できるようになり、奴隷制が廃止された

465:世界@名無史さん
20/11/28 18:30:00.15 0.net
南北アメリカ大陸で一番最後まで奴隷制を維持してたのがブラジルなんだよな
ブラジルで奴隷制が廃止されたのは19世紀も末になってのことだった

466:世界@名無史さん
20/11/28 18:52:42.54 0.net
ポルトガルは植民地時代、ブラジルに一つも大学をつくらなかった
スペイン領ではいくつも大学があったんだけど

467:世界@名無史さん
20/11/28 19:14:54.27 0.net
>>466
それどころか独立後もブラジルでは大学が長い間作られなかったんだよな
ブラジルで初の大学が作られたのはなんと20世紀に入ってからだ

468:世界@名無史さん
20/11/28 20:00:39.07 0.net
>>467
大学はなくとも医学校や士官学校みたいな高等教育機関はあったんかな?
大学の前身となった学校なんかもひょっとしたら・・・

469:世界@名無史さん
20/11/28 20:01:41.41 0.net
19世紀後半から20世紀前半にかけてブラジルに移民した白人も日系人みたいに
奴隷扱いされたの?

470:世界@名無史さん
20/11/28 20:52:57.71 0.net
ブラジルの黒人も軍隊に入れば軍曹クラスの下士官くらいにはなれる・・・かも。
さらにそこから士官にまでなれるかどうかは知らんけど

471:世界@名無史さん
20/11/28 22:32:47.55 0.net
植民地時代のブラジルには印刷所すらなかった

472:世界@名無史さん
20/11/29 00:18:52.62 0.net
>>468
士官学校とかは19世紀初頭辺りから出来始めてはいた
そういう専門学校みたいなので留まってしまい、いわゆる「総合大学」がなかなかできなかったのがブラジルだ

473:世界@名無史さん
20/11/29 01:03:54.03 0.net
>>471
そんなブラジルに変化がおとずれるきっかけとなったのはナポレオンによる
ポルトガル侵攻を受けてのポルトガル王室疎開?

474:世界@名無史さん
20/11/29 01:58:00.44 0.net
>>473
その通り
ポルトガル王室がリオデジャネイロに遷都したことでブラジルの開発は色々と進んだ
士官学校のような高等専門学校がブラジルに建てられ始めたのもこの時代だ

475:世界@名無史さん
20/11/29 09:31:34.38 0.net
ブラジルは当初、ポルトガルにとってそれほど重要な植民地とは
みなされていなかったんだよな
ゴールド・ラッシュが始まってから、ポルトガル人の本格的な
移住が進んだ

476:世界@名無史さん
20/11/29 15:55:43.67 0.net
今じゃポルトガル本国よりも国際的プレゼンスの大きい国となったブラジルだが、
当初はポルトガルにとってもあまり重要じゃない植民地に過ぎなかったんだな
大航海時代のポルトガルはどちらかというとアメリカ大陸よりもアジアのほうを向いてたし

477:世界@名無史さん
20/11/29 18:29:38.43 0.net
最初、ブラジル東北部で砂糖産業が栄えたけど、アンティル諸島産の
砂糖との競争に負けて、17世紀末に金鉱と輝石鉱の発見に伴って、
ブラジルの経済的・政治的中心は南に移ってしまったんだよな

478:世界@名無史さん
20/11/29 22:05:42.43 0.net
今でもブラジルはかつての砂糖産業の中心地である北東部は南部とは少し違った文化が残っていて面白いんだよな

479:世界@名無史さん
20/11/29 22:42:17.03 0.net
>>472
植民地時代、ブラジルに入植した有力者たちは自分の子弟をヨーロッパに
留学させていたんだよな
王室のブラジル遷都にともない、最初の医学学校が1808年にバイーアに
設立され、さらに第二の医学学校がリオデジャネイロに開設された
1811年には軍学校が設立され、技術学校が併設された
1828年にはサンパウロとオリンダに法科大学ができる

480:世界@名無史さん
20/11/30 10:26:16.65 0.net
>>479
まさに、ナポレオン戦争によるポルトガル王室のブラジル遷都が大きな転機になったんだな
あれのおかげで医学校や士官学校など高等教育機関がようやくブラジルにも設立され始め、
ブラジルの政治的経済的地位の向上に多少つながった

481:世界@名無史さん
20/11/30 14:29:58.93 0.net
ブラジルは帝政のおかげでスペイン領アメリカのように分裂することはなかったけれど、
1828年にシスプラティーナ地方がブラジルから分離し、ウルグアイ共和国となる
その一方、三国同盟戦争でパラグアイから領土を手に入れた

482:世界@名無史さん
20/11/30 20:39:20.36 0.net
ソラノ=ロペスはパラグアイのナショナリズム高揚の中で再評価されてったんだよね

483:世界@名無史さん
20/11/30 21:35:42.42 0.net
>>481
シスプラティナ地方はもともと植民地時代からポルトガルとスペインの間の領土争いの対象となっていた場所で、
その領土争いは、ポルトガルからブラジルが、スペインからアルゼンチンが領有した後も続き、
ブラジル(正確には当時まだポルトガル領)が1821年にこの地域を併合する前は、
アルゼンチンもこの地域への領有権を主張してた
この地域を巡るブラジルとアルゼンチンの間の領土争いが最終的に両国の戦争にまで発展し、
その戦争の結果として、ウルグアイという形でこの地域は独立することになった

484:世界@名無史さん
20/11/30 22:26:28.07 0.net
パラグアイはラテンアメリカ諸国の中ではちょっと変わっていて、
国家が開発の担い手になり、対外孤立主義・不干渉主義政策を展開して
自立的政治・経済体制を作り上げることができた
C・アントニオ・ロペスは国の一層の近代化、工業化をはかるかたわら
交通網を整備して、欧州から移民を誘致し、技術者を導入した
もし三国同盟戦争がなかったらこの国がどうなっていたか、
ちょっと興味があるな

485:世界@名無史さん
20/11/30 23:33:22.15 0.net
パラグアイ・ボリビア間のチャコ戦争は元帝政ロシア軍人がパラグアイ側、
元ドイツ帝国軍人がボリビア側の軍事顧問だったのよね

486:世界@名無史さん
20/11/30 23:45:03.75 0.net
なぜブラジルはアメリカになれなかったのか?

487:世界@名無史さん
20/11/30 23:51:15.02 0.net
パラグアイっていえば
スペイン語話者よりもグアラニー語話者のほうが多い(グァラニー語話者はパラグアイ全住民の9割以上とか)という点が
先住民族が本来多いはずの中南米諸国の中でも際立ってるな
日本の語学書専門系出版社で、どっかグアラニー語教本だすところ無いものか
なかなか興味深い特徴と社会的背景を持つ言語だし、ぜひ学んでみたい

488:世界@名無史さん
20/11/30 23:56:15.98 0.net
>>486
民主主義でないポルトガル流で国を作ってしまったから

489:世界@名無史さん
20/12/01 02:09:16.22 0.net
グアラニー語も確か白人が一つに統一させたんだろ?
だからそれなりに広く生き残った
逆に言うと自然ではないと
マラドーナも父方がグアラニー

490:世界@名無史さん
20/12/01 02:10:08.23 0.net
>>487白水社に要望送るといい。

491:世界@名無史さん
20/12/01 02:19:35.31 0.net
あれ?白人が一つに整えてまとめたんじゃなかったっけ
まぁ、
>グアラニー語の発音の特徴として、鼻に抜ける音(鼻音)が多い事が挙げられる。母音の場合は直後に、子音の場合は直前に軽くン音を入れる感覚で発音するとよい。
これはブラポルだったり南米スペイン語にも影響与えてるのかな。
まあポルトガル語の場合は元々鼻母音ある言語でちょうどよかったのか、何かわからないがブラジル人特有の声はあるな 
グアラニーの影響か分からないが南米人のスペイン語ってなんかナヨっとした感じの響きでゲイか?と思ったメッシとかも

492:世界@名無史さん
20/12/01 09:41:44.04 0.net
ブラジルは三国同盟戦争に勝利したけれど、この戦争は国家財政に過重な負担を与えた
奴隷制は徴兵の障害となって、奴隷制廃止運動を勢いづかせ、戦争に勝利した
軍部はしだいに国政に発言権を持つようになった
あと、ブラジルでは陸軍内部に実証主義信奉者が多くて、彼らの間に
共和主義が広がっていった

493:世界@名無史さん
20/12/01 10:06:46.78 0.net
パラグアイのグアラニー族が比較的文化を温存できてる背景には
植民地時代にイエズス会の布教村落によって保護されてたことも影響してる
イエズス会はスペイン植民地政府による強制徴用制度やポルトガル植民地ブラジルからの奴隷狩りに抵抗して、
布教対象のグアラニー族を守って来た歴史があるんだよな

494:世界@名無史さん
20/12/01 22:02:21.81 0.net
>>490
白水社は初心者独学向けの教本が多めで、わりとメジャー~準メジャーどころの言語に軸を置くところがあるね
中南米の先住民族言語教本はまだ見掛けないな
専門性が高い言語はやはり大学書林が一番強いような
しかし、グアラニー語はその大学書林からもまだ教本が出てない言語ではあるんだが

495:世界@名無史さん
20/12/01 22:27:27.48 0.net
ポルトガル人がブラジルに入植した当初の現地先住民が獰猛な人食い族だった事を
知ったのはずっと後になってからでした。実際,彼らに食われた遭難者もいたみたいね

496:世界@名無史さん
20/12/01 22:28:28.67 0.net
>>460
ジェントゥリオ・ヴァルガスは国家的アイデンティティ強化のために、
教科書で混血男性を賛美したり、ブラジル文化遺産の再評価を行ったりしたな
文化面では、20世紀までサンバとカポエイラはエリート階級によって蔑視されてきた
第一次共和制施行後の1890年には、カポエイラは禁止の憂き目にさえあっている

497:世界@名無史さん
20/12/01 22:58:56.09 0.net
>>496
19世紀後半に自由主義&実証主義的な風潮のもとで西欧化が目指され土着の文化が蔑視されるも、
第一次大戦後辺りからナショナリズムが勃興して、逆に非白人の土着文化が再評価されるという傾向は南米で広く見られた現象だな
ブラジルにおけるサンバやカポエラ、アルゼンチンにおけるガウチョ文化なんかがそれに当たる

498:世界@名無史さん
20/12/01 23:40:17.40 0.net
>>497
サンバの中でもサンバカンソンと呼ばれる物は叙情的な歌が多いような。
カルトーラの沈黙のバラは最初聴いた時,夜霧のしのびあい(クロード・チアリで
おなじみのアレ)っぽい曲調だなと思った

499:世界@名無史さん
20/12/02 09:23:20.78 0.net
ブラジルの奴隷制廃止運動家のジョアキン・ナブーコは、
「わが国民に対する奴隷制の主要な影響は、国民をアフリカ化し、
黒い血を侵入させたことであり、それはちょうど、どんなかたちであれ、
中国からの大規模な移民誘致事業が国民をモンゴロイド化し、
黄色い血を侵入させるのと同じことだ」
と述べていた
まあ、19世紀のラテンアメリカでは、ブラジルに限らず、こういう考え方が
広まっていたんだけど

500:世界@名無史さん
20/12/02 11:42:04.07 0.net
>>499
ブラジルでは奴隷制廃止と帝政廃止、軍部による実証主義的な西欧化近代化政策がセットで進んでいくからな
奴隷制廃止の背景にもそういう非白人の血の混血嫌いの感情が一部あったということなのだろう
ブラジルで混血の再評価路線が起こるのは20世紀のヴァルガス時代になってからのことだ

501:世界@名無史さん
20/12/02 14:35:19.82 0.net
ラテンアメリカ諸国の国境線は、お互いの民族的・文化的存在の相違によって
定められたのではなくて、植民地時代の行政管轄地域というきわめて人工的な
区分にもとづくものだった
ボリビア人とペルー人を分けるはっきりとした根拠などはなかったんだよな
この辺の事情はアフリカや中東諸国と共通している

502:世界@名無史さん
20/12/02 17:41:10.54 0.net
>>501
ラテンアメリカ諸国の国境線が植民地時代の行政管轄で決まったのはその通りだが、
アフリカや中東諸国と違ってラテンアメリカは植民地化の開始がはるかに古く、
その植民地的な国境線で決まってからすでに何百年も歴史が経過してるため、
現在はもはやその新しい国境線によって文化的・民族的相違が形成されて確定されている
今はもうアルゼンチンにはアルゼンチンの、ブラジルにはブラジルの独自の文化や国民性が形成されてる
あと、インカ帝国の末裔の意識が強いペルー人と、アイマラ人など非インカ要素も多く残るボリビア人の文化は普通に違う
それなりにはっきりした違いはあるので全然あいまいじゃない
だからアフリカや中東諸国のようなタイプの部族対立や民族紛争は現代のラテンアメリカでは実はそんなに見られない
国境線争いはあるにはるが、それはアフリカや中東で見られる民族的対立とは別種のものだ

503:世界@名無史さん
20/12/02 18:42:22.72 0.net
アルゼンチンは南米唯一の白人国家だろ

504:世界@名無史さん
20/12/02 18:51:54.51 0.net
アルゼンチン政府が望んだ移民は、ヨーロッパ先進地域からの産業革命の洗礼を受けた
近代的労働者で、望ましくは技術と資本を携えて移住する人々だった
しかし現実にはイギリス、ドイツ、北フランスといった先進地域からの移民は
北米への移住を望み、アルゼンチンへの移民は、南ヨーロッパからの流入者が
大半を占めた
そして彼らの多くは零細農や農業労働者であり、移住先で土地を得て自作農に
なることを夢見る人々だった
そしてアルゼンチン政府は「ヨーロッパのクズばかり来る」と嘆くことになった

505:世界@名無史さん
20/12/02 18:55:48.88 0.net
>>503
アルゼンチンは確かに白人国家と言われているが、実は白人とみなされるアルゼンチン人の多くも、
厳密には先住民の血がいくらか混ざっていることが最近は明らかになっている
あと、アルゼンチンと同じぐらい白人率が高めの国としてウルグアイとかチリとかもあるから、
「南米唯一」という表現もあまり妥当ではない

506:世界@名無史さん
20/12/02 19:49:53.24 0.net
なぜ移民たちは北米ではなくアルゼンチンを選んだのかがわからない

507:世界@名無史さん
20/12/02 20:16:44.48 0.net
ラテン系、カトリックは南米に行ったんじゃなぁか。

508:世界@名無史さん
20/12/02 20:56:57.34 0.net
>>506
カナダはカトリックが結構多いな
カトリックが4割以上、プロテスタントが約3割

509:世界@名無史さん
20/12/02 22:19:06.81 0.net
アルゼンチンの政治家・文筆家のサルミエントは、スペイン的な要素を除去し
アングロサクソン的な要素を取り入れることによって初めて国の進歩が達成できると
みなした
そして、土着のシンボルともいいうるガウチョをとくに毛嫌いし、
「ガウチョの血を節約するな」
と述べてその殲滅を願ったほどだった

510:世界@名無史さん
20/12/03 09:29:33.88 0.net
>>508
元フランス領だった関係でフランス系が多いからな

511:世界@名無史さん
20/12/03 09:56:18.22 0.net
ラテンアメリカ諸国に啓蒙思想が流入したとき、ロックよりもルソーの影響の
ほうが強かったんだが、このことはラテンアメリカの人々の間に不寛容の傾向と
強力な指導者を選好する風潮を生みだした
あの地域の政治が不安定なのはこういう事情も関係しているのかもしれない

512:世界@名無史さん
20/12/03 10:12:30.19 0.net
メッシとかも明らかに祖母の風貌は先住民顔だったしな。
統計上白人だが>>505の通りとなる

513:世界@名無史さん
20/12/03 10:24:32.58 0.net
ラテンアメリカでの白人は人種より身分・階級としての側面が強かったりして。
メスチソ、ムラートでも成り上がれば自らを白人と認識しそう

514:世界@名無史さん
20/12/03 11:42:54.67 0.net
自己申告だからな。
ブラジルのロナウドも自身白人だと思ってたぐらいだし

515:世界@名無史さん
20/12/03 14:33:49.42 0.net
カナダのフランス植民地には、「メティス」という先住民とフランス人の混血がいた
彼らはフランス語を話し、カトリックを奉じていたが、カナダの政治統合過程で、
1860年代から80年代にかけて二回の「メティスの反乱」を起こしている

516:世界@名無史さん
20/12/03 17:42:21.23 0.net
メティのラナルド・マクドナルドは、
子供の頃、インディアンの親戚に自分達のルーツは日本人だと教えられて信じ、日本にあこがれていたため、日本行きを企て、1845年、ニューヨークで捕鯨船プリマス号の船員となる。
日本行きを決心した理由を本人はいくつか書き記しているが、自分の肌が有色であったこと(そのため差別を経験していた)、
容貌が日本人と似ていたことから日本語や日本の事情を学びたかったこと、鎖国によって謎の王国とされていた日本の神秘のベールが冒険心を掻き立てたことなどを挙げている。
また、インディアンの血が理由で好きな女性との結婚がかなわなかった失恋事件もきっかけとしている[6]。さらに、植民地主義的な考えから、西洋人である自らを権力を持った支配層側、
日本人をアメリカにおけるアメリカインディアンのような存在ととらえ、日本に行けば、自分のような多少の教育のある人間なら、それなりの地位が得られるだろうとも考えていた。

517:世界@名無史さん
20/12/03 17:44:12.11 0.net
しかし日本語表記でWikipediaはメティになってるが、英語版見るとフランス語も最後のsを発音するみたいだな 

518:世界@名無史さん
20/12/03 22:35:00.60 0.net
ラテンアメリカには中東系の移民もいるよな
メキシコのカルロス・スリム・ヘルとか

519:世界@名無史さん
20/12/03 23:00:05.87 0.net
>>518
少し前に日本を騒がしたカルロス・ゴーンもレバノン系ブラジル人の家庭出身だし、
アルゼンチンの元大統領カルロス・メネムもアラブ系アルゼンチン人だな
こうして見ると、中東系のラテンアメリカ人にはカルロスって名前が人気なのか?

520:世界@名無史さん
20/12/03 23:11:28.72 0.net
カルロスゴーンは一応ブラジル人でもあるが、フランス語とアラビア語が流暢でポルトガル語もしゃべるが幼稚なレベルで、ブラジル人としては微妙だな 

521:世界@名無史さん
20/12/04 01:22:59.17 0.net
カルロス(Carlos)は、カール大帝(カロルス大帝、Carolus Magnus)に因むスペイン語、
ポルトガル語の人名である。同じ綴りでカーロスと読まれることもある。by wiki
日本でいえば、源氏や徳川を名乗るみたいなものか

522:世界@名無史さん
20/12/04 08:53:25.88 0.net
アルゼンチンのぺロニスタって自分達の権威付けのためにエビータを"国母"
として扱ってそう
>>518-519
メネムがイスラム教からの改宗者だった事をつい最近になって知った

523:522・訂正
20/12/04 09:39:21.89 0.net
×:"国母" として扱ってそう
○:"国母" として持ち上げてそう

524:世界@名無史さん
20/12/04 10:21:05.64 0.net
>>517
その記述をよく読むと、
むしろ英語圏のほうが、フランス語で一般的な末子音不発音の傾向につられて(ひょっとすると、いつの間にか取り違えて?)「メイティー」って読むようだね
で、同じフランス語圏でも、地元カナダでは「メツィス」、欧州では「メティス」と読む違いがある、と
(欧州の)フランス語で ti は チ に近い発音になる傾向があるから、欧州での実際の発音は「メチス」に近いのかな?
カナダのフランス語圏の ti の発音推移はどのような順序だったんだろう

525:世界@名無史さん
20/12/04 10:42:28.57 0.net
フランス語って語尾のSを読んだり読まなかったりだがLouisがつく地名の英語読みだと,
ケンタッキーダービーでおなじみなケンタッキー州の都市はルイヴィルなのにミズーリ州最大の
都市はセントルイではなくセントルイスとまちまちだな。

526:世界@名無史さん
20/12/04 12:23:08.08 0.net
>>522
当時のアルゼンチンでは一般国民の信教の自由は認められていたが、
大統領にはカトリックしかなれないという規定があったんだよな
だから、メネムは大統領になるためにイスラムからカトリックへ改宗せざるを得なかった

527:世界@名無史さん
20/12/04 12:36:08.03 0.net
ついでにアンチマラドーナからマラドーナファンに改宗してるな

528:世界@名無史さん
20/12/04 14:26:29.79 0.net
陸軍将官の呼称がGeneral、海軍将官の呼称がAdmiralで空軍将官の場合陸軍将官と同じ
Generalな国が多い中,ブラジルとアルゼンチンの空軍はBrigadierを用いてた。
将官がAir Marshalなイギリス空軍同様自分達も独自の呼称を持ちたかったんだろうな

529:世界@名無史さん
20/12/04 14:35:05.72 0.net
アルゼンチンはアイルランド、ウクライナ、ポーランド移民もそこそこいる

530:世界@名無史さん
20/12/04 15:56:57.01 0.net
>>529
それらの民族系統なら、ちょうどカナダと南北で対になってる感じだな
気候風土が比較的近いのかね
宗教的基盤も近いし(ローマカトリックや東方典礼カトリックほか)

531:世界@名無史さん
20/12/04 16:23:02.13 0.net
第二次大戦期のガリツィア師団隊員がカナダへ逃れたみたく
ウクライナのナチス協力者もアルゼンチンへ逃れたんだろうな
(アルゼンチンはアイヒマンはじめナチ戦犯が潜んでたし)

532:世界@名無史さん
20/12/04 17:21:32.26 0.net
>>525
フランス語式読みをそのまま残すなら、「サン・ルイ」だね
USA内では、旧スペイン領地域でも、スペイン語式綴りそのままで読みだけ英語式って地名が結構あるな
先住民言語語源「テシャ」からスペイン語式地名「テハス」、さらに英語式に読み替えて「テクサス」、
スペイン語式地名「ロス・アンヘレス」を英語式に読み替えて「ロス・アンジェルス」(「ザ・エインジェルズ」にはせず)
一方、スペイン語式地名「サン・フランシスコ」をそのまま英語式でも「サン・フランシスコ」(セイント・フランシスにはせず)って事例もあるか
こちらは、525で挙げてくれてた旧仏領地域の「ルイヴィル」に近い事例だね

533:世界@名無史さん
20/12/04 20:44:44.28 0.net
アルゼンチンがスペインやラテンアメリカ的な文化を嫌ってるのって
日本がアジアを見下してるのと似てるな

534:世界@名無史さん
20/12/04 21:33:25.58 0.net
>>532
おっと、名詞の語頭が母音だから、英語式の近似転記となるとこうなるか
訂正します
ザ・エインジェルズ

ジ・エインジェルズ

535:世界@名無史さん
20/12/04 22:14:55.36 0.net
>>533
シンガポール人やフィリピン人も、自分たちはアジアで最も西洋化された国民だと
思っていて、他のアジア人を見下している

536:世界@名無史さん
20/12/04 22:27:30.80 0.net
ルイジアナ州南部にはケイジャンがいるよね
低湿地帯で小農民や漁民として生活していた
ケイジャン料理という郷土料理もある

537:世界@名無史さん
20/12/05 01:39:39.56 0.net
>>536
「炊き込み飯(ジャンバラヤ)」とか
「餡かけ飯(ガンボ)」とか
「茹でざりがに(クローフィッシュボイル)」とかだな
なんか現代日本の家庭料理と相性良さそう
…鰐とか蛙とか、日本じゃ普通まず食べない食材を使う料理もたまにあったりはするが

538:世界@名無史さん
20/12/05 09:17:36.85 0.net
>>533
それは、19世紀にはアルゼンチンだけではなく、ラテンアメリカのほとんどの国で
みられた風潮だけどな
イベリアの旧宗主国からの独立と忌まわしい過去との断絶が目指された
上流階級は、西欧への留学や旅行を好み、服装・行動様式・趣味・言語能力
(教養語としてのフランス語、貿易用語としての英語)・家系ばかりでなく、
邸宅もできるだけ西欧風にしようとした
あまりアルゼンチンの特殊性を強調しすぎるのもどうかと思う

539:世界@名無史さん
20/12/05 22:45:41.22 0.net
以前、ブラジルの法務大臣が、
「もしわが国の刑務所で数年を過ごせと言われたら、わたしは死を選ぶだろう。
ブラジルの刑務所はいまだ中世のままだ」
と発言したことがあるんだが、あの国の刑務所はそんなにひどい所なのか?

540:世界@名無史さん
20/12/06 16:25:44.61 0.net
>>525
セントルイス(セイントルイス)Saint Louisはフランス語読みするならサンルイにしないといけない

541:世界@名無史さん
20/12/06 16:35:14.96 0.net
>>532
確かに、Angelesはそうだな
英語風発音にはしてるけど、英語にはしてないと 
歴史には匹敵しないもんだが、野球選手の名前なんかは昔はメジャーでスペイン語圏から来てる選手もかなり英語式発音で呼ばれてたのが近年は原音のスペイン語に準じた発音で呼ばれるようになった。
それなのに日本に来日する選手に何故か英語風の読み方を採用してる変なケースも多かった

542:世界@名無史さん
20/12/06 17:17:09.92 0.net
ブラジル戦後
・日本は戦争に勝ったと思い込み、そうでない日本人と対立、暗殺事件までおこる
・ポルトガル語や英語を学ばず日本至上主義。ポルトガル語のメディアは連合国の新聞はプロパガンダだとし、現地の日本語の短波放送だけがソース
・現地のブラジル人をガイジンと呼び見下す
・日本が勝ったことがかなり作為的に演出されていた(レコードの収録曲などがいじられていたり、ニュース映画は弁士によって真逆に改変されるなど)
・勝ち組への詐欺が頻発。現地の勝ち組だけでなく日本からわざわざ騙しにくる日本人までいた。日本からきた政治家も勝ち組の気にいる様なこと「日本人は優秀!」を言っては金を持っていく有様
・ニセ皇族(ニセ宮様)も現れカモにされる
・勝組の犯罪で日本人百七十七名が、国外追放となる。裁判官の論告『同一の事件で、同時に、同じ民族から、これほど多数者が、最高の処刑をうけたことは、かつてない。日本人の犯罪は、ブラジル法制史上、最大の事件である』
・戦勝国日本に堂々と帰ろうということで勝ち組上層部に紙屑化した当時の日本円をつかまされ、苦労して開墾した土地を明け渡し帰国w

543:世界@名無史さん
20/12/06 19:55:08.53 0.net
>>538
ラテンアメリカの上流階級ってピレネーの先はアフリカだと思ってそう。

544:世界@名無史さん
20/12/07 10:59:09.59 0.net
>>541
あれかなあ
サッカーの場合とかだと愛好国が多いから、日本の運営関係者もファンもごく普通に多言語併用に慣れてるけど、
野球の場合はとにかく米大陸英語圏第一で、中南米の非英語圏言語は(なかば意識的、なかば無意識に)無視されてしまってるんだろうか?
(広島カープなど、スペイン語圏でスカウティングや育成をしてる関係者の場合は、さすがにそういうことは無いだろうけど)

545:世界@名無史さん
20/12/08 11:32:12.75 0.net
>>538
>上流階級は、西欧への留学や旅行を好み、服装・行動様式・趣味・言語能力
>(教養語としてのフランス語、貿易用語としての英語)・家系ばかりでなく、
>邸宅もできるだけ西欧風にしようとした
旧宗主国スペイン・ポルトガルの上流階級からしてそんな感じだったんかね?

546:世界@名無史さん
20/12/08 11:36:52.91 0.net
ラテンアメリカの独立運動って、当初はアルゼンチンやベネズエラのような僻地で
始まったんだよな
僻地ではスペイン王室の支配や統制もゆるやかだったし、ヨーロッパ諸国の
密貿易も盛んだったから、クリオーリョたちも、独立によって自由な貿易権を
手に入れたいと望んでいた
それに対して、メキシコやペルーのような、古くからのスペイン支配の拠点では、
植民地体制も強固で、クリオーリョも保守的だったから、独立運動も盛んには
ならなかった

547:世界@名無史さん
20/12/08 21:14:50.07 0.net
>>546
ペルーもメキシコもラテンアメリカの独立運動において、スペイン支配の最後の砦になってたな
メキシコはアグスティン1世が裏切るまで、ペルーはボリバル&スクレによって解放されるまで、
なかなか完全独立は達成できず、スペイン軍との一進一退が続いていた

548:世界@名無史さん
20/12/08 22:17:40.73 0.net
ペルーにも18世紀になると啓蒙思想や自由思想が流入するようになったが、
リマのクリオーリョたちはあくまで植民地の枠内での改革を要求していて、
独立への動きが起こったのは、むしろアンデス高地地方だったんだよな

549:世界@名無史さん
20/12/08 22:36:30.22 0.net
>>548
アンデス高地地方で起きた独立運動というとホセ・ガブリエル・コンドルカンキによる反乱が特に有名だな
同時期にはボリビアでもトゥパク・カタリが反乱を起こしてるし、どちらも先住民主導の反乱だ
この時期のアンデス高地地方ではそのような先住民の反乱が多かったと言える

550:世界@名無史さん
20/12/09 16:34:23.23 0.net
キューバはラテンアメリカにおけるスペイン最後の砦となってたけど
米西戦争でアメリカにとられちゃったな

551:世界@名無史さん
20/12/09 18:58:19.97 0.net
キューバの砂糖プランターの中には、アメリカへの併合を望む者もいたんだよな

552:世界@名無史さん
20/12/10 09:49:38.66 0.net
キューバがアメリカ領となってたら行政的には現在のプエルトリコと同じような扱いだったかも

553:552
20/12/10 09:50:29.26 0.net
×:アメリカ領となってたら
○:アメリカに併合されてたら

554:世界@名無史さん
20/12/10 11:07:33.75 0.net
キューバ革命を経ても、国民の生活は豊かにならなかったよな
いっそプエルトリコみたいになっていたほうがましだったかも

555:世界@名無史さん
20/12/10 11:21:49.94 0.net
>>551
キューバは今でこそ反米国家のイメージが強いが革命前までは親米派も一定数いたわけだからな
まあそういう親米派が政権を握ってたことにたいする反発がキューバ革命を招いたわけでもあるがな

これらの親米派キューバ人の多くは革命後にアメリカに移住してしまった
彼らは亡命キューバ人として今でもアメリカの政治にそれなりに影響力を及ぼしている

556:世界@名無史さん
20/12/10 18:52:28.32 0.net
革命前は、キューバの中・上流階級の子弟は高校から米国で教育を受けることが
多かった
米国の大学を卒業してキューバに帰国した後は、米国企業のキューバ支社・支店で
働くというのがよくあるパターンだった

557:世界@名無史さん
20/12/10 20:55:09.66 0.net
ベトナムみたくアメリカの推す親米政権とソ連の推す共産主義政権が戦争状態に
なったキューバ・・・
南ベトナムみたく前者もいずれアメリカ(キッシンジャーか)に見捨てられるんかね。

558:世界@名無史さん
20/12/11 13:52:42.09 0.net
>>554
キューバのカストロ政権は変に理想化されているが
結局は冷戦時代の他の多くの社会主義国と本質は変わってないからな
経済的には全くもって成功できていない

559:世界@名無史さん
20/12/11 14:21:13.36 0.net
キューバは実は自殺率が高い国
やっぱり国民の間に希望がないからなのかな

560:世界@名無史さん
20/12/11 15:52:41.87 0.net
>>559
東欧もわりと自殺率が高い国が多いし、社会主義圏の特徴なんかね?

561:世界@名無史さん
20/12/11 18:39:15.95 0.net
韓国や日本も自殺率が高い

562:世界@名無史さん
20/12/11 20:26:46.46 0.net
アルゼンチン議会上院は12月4日、与党が提案した「新型コロナウイルスの世界的流行の影響を緩和するための連帯的および特別貢献」と名付けた法案を賛成42票、反対26票で可決した。
野党側が強く反発し、メディアが「富裕税」として報じたこの法案は公布後に施行される見通しだ。なお「富裕税」の対象は個人で、法人は対象外。
「富裕税」の主な内容は次のとおり。
○課税の対象:同法施行日に有する2億ペソ(約2億5,400万円、1ペソ=約1.27円)以上の資産。
○納税義務者については以下のとおり。
(a)アルゼンチン国内の居住者
(b)課税率が低いまたは無課税の税制を有する国(例えば、パラグアイやボリビア)に居住するアルゼンチン国籍の個人
(c)国外に居住し、国内に資産を有する個人。
※2019年12月31日に(a)~(c)に該当する者が対象のため、同日以降に住居地を変更していても対象となる。
○税率は以下のとおり。
国内に有する資産に対し2%~3.5%
国外に有する資産の場合、3%~5.25%(法案では、国外に保有する資産の30%を国内に送還した場合、国内の資産と同等の税率を課すとしている)
同法案に賛成した与党上院議員は「緊急事態における1度限りの貢献的なものであり、約1万2,000人(アルゼンチン全人口のわずか0.02%)が対象で、徴税額は4,200億ペソになる」と主張した。
また、税の使い道については、新型コロナウイルス感染対策に20%、中小企業への補助に20%、人材育成プログラム(Progresar)に20%、貧民対策に15%、
天然ガス生産関連政策に25%が割り当てられる予定としている(12月4日付現地紙「インフォバエ」と6日付現地紙「ラナシオン」)。
一方で、個人資産税が既に存在するため、二重に課税されることになり、アルゼンチンの税制に反するとの声も上がっている(12月5日付「ラナシオン」)。
URLリンク(www.jetro.go.jp)
アルゼンチン、「富裕税」上院で可決 人口の0.02%が対象で歳入の7%相当に [239226562]
スレリンク(poverty板)

563:世界@名無史さん
20/12/11 22:41:58.17 0.net
植民地時代のアルゼンチンでは、ガウチョ(バーゴ)はもっぱら悪いイメージで
見られていたのだとか
彼らはブエノス・アイレス平原地帯で、牛を盗んでは皮をはぎプルペリーア
(居酒屋兼食料雑貨店)に売るという闇の商業ルートを成立させていた
当時の史料には牛泥棒、働かない、怠惰、居酒屋にはべり酒をあおり
賭博にうつつをぬかしている……などと書かれている

564:世界@名無史さん
20/12/12 09:45:20.16 0.net
母を訪ねて三千里では善良なガウチョが登場する反面,ならず者のガウチョも
出てきたけど当時のアルゼンチンでは後者のイメージだったんだろうな

565:世界@名無史さん
20/12/12 11:13:19.22 0.net
ガウチョには白人だけではなく、元奴隷として連れてこられた黒人、ムラート、
17世紀以来盛んになった皮革生産に魅かれて内陸部からやってきたメスティソもいた

566:世界@名無史さん
20/12/12 21:33:51.84 0.net
ガウチョはむしろメスティソが多そうなイメージあった

567:世界@名無史さん
20/12/13 13:30:45.30 0.net
ガウチョはメスティーソだよ

568:世界@名無史さん
20/12/13 14:14:47.53 0.net
ブラジルでは、北米とは違って奴隷主の黒人奴隷への扱いが温情的だったと
フレイレが述べているけど、これは一部の家内奴隷に対してだけだった
可能性が高い
サトウキビ農園で働く奴隷は、おそらく苛酷な扱いを受けていただろう

569:世界@名無史さん
20/12/13 15:07:50.79 0.net
>>568
一部の家内奴隷に対して温情的なものが見られた点は北米もそうだろうしな
ブラジルと北米の黒人に対する扱いの違いは、むしろ異人種間混淆への寛容度だろうな
白人と黒人の結婚を強く近似してた北米と違い、ブラジルは昔から混血がめちゃくちゃ多い

570:世界@名無史さん
20/12/13 19:03:07.96 0.net
ブラジルでも、18世紀に入ると、ミナスやバイーアでは公職候補者に対して
「汚れた血」の有無に関する厳しい審査がおこなわれるようになったし、
カトリック信徒団のいくつかは厳格な人種的障壁を設け、とりわけ名望家を
会員とするサン・フランシスコ第三会や慈善事業で知られる兄弟団
サンタ・カザ・ミゼリコルディアは、「血と信仰」の純潔性を入会要件として
黒人やユダヤ人等の排除につとめた

571:世界@名無史さん
21/01/09 14:53:47.96 0.net
アメリカとメキシコの国境地帯にはマキラドーラ(保税輸出加工区)があるよね
関税の免除とメキシコ人の安価な労働力を利用する外国の子会社が、最終製品を
アメリカ市場に輸出する拠点となっている

572:世界@名無史さん
21/01/13 12:20:45.17 0.net
第二回JICA海外移住「論文」および「エッセイ・評論」募集「日本人の中南米への移住」
日本国内における外国人とのよりよい共生が課題となるなか、日本人の海外移住の150年以上の歴史に対する理解と関心を高めることを目的として国際協力機構(JICA)は2019年に「JICA海外移住論文」を創設しました。第二回からはより関心の裾野を広げたいとの願いから新たに「エッセイ・評論部門」を加えることとしました。
 日本人の中南米への移住に関する様々な研究結果およびエッセイ・評論を募り優秀な作品を発表することによって日本人の海外移住の歴史に対する理解と関心を高めることをねらいとしています。広く多くの方々からのご応募をお待ちしています。
1.懸賞論文部門
 (1)課題:「日本人の中南米への移住に関する諸研究」
  題目は自由に設定して下さい。※10.留意事項(1)参照
 (2)言語:日本語
 (3)応募資格:年齢・職業・国籍不問
 (4)原稿字数:日本語8,000字~20,000字(A4版ワープロ印字)
  800字以内の要約を添付して下さい。
  未発表のオリジナル論文に限ります(原稿の版権は当機構に属します)。
2.エッセイ・評論部門
 (1)課題:「日本人の中南米への移住について」
  題目は自由に設定して下さい。※10.留意事項(1)参照
 (2)言語:日本語
 (3)応募資格:年齢18歳以上、職業・国籍不問
 (4)原稿字数:日本語3,500~5,000字(A4版ワープロ印字)
  400字以内の要約を添付して下さい。
  未発表のオリジナル作品に限ります(原稿の版権は当機構に属します)。

573:世界@名無史さん
21/01/13 12:21:33.77 0.net
第二回JICA海外移住「論文」および「エッセイ・評論」募集「日本人の中南米への移住」
2020年12月17日
 日本国内における外国人とのよりよい共生が課題となるなか、日本人の海外移住の150年以上の歴史に対する理解と関心を高めることを目的として国際協力機構(JICA)は2019年に「JICA海外移住論文」を創設しました。第二回からはより関心の裾野を広げたいとの願いから新たに「エッセイ・評論部門」を加えることとしました。
 日本人の中南米への移住に関する様々な研究結果およびエッセイ・評論を募り優秀な作品を発表することによって日本人の海外移住の歴史に対する理解と関心を高めることをねらいとしています。広く多くの方々からのご応募をお待ちしています。
1.懸賞論文部門
 (1)課題:「日本人の中南米への移住に関する諸研究」
  題目は自由に設定して下さい。※10.留意事項(1)参照
 (2)言語:日本語
 (3)応募資格:年齢・職業・国籍不問
 (4)原稿字数:日本語8,000字~20,000字(A4版ワープロ印字)
  800字以内の要約を添付して下さい。
  未発表のオリジナル論文に限ります(原稿の版権は当機構に属します)。
2.エッセイ・評論部門
 (1)課題:「日本人の中南米への移住について」
  題目は自由に設定して下さい。※10.留意事項(1)参照
 (2)言語:日本語
 (3)応募資格:年齢18歳以上、職業・国籍不問
 (4)原稿字数:日本語3,500~5,000字(A4版ワープロ印字)
  400字以内の要約を添付して下さい。
  未発表のオリジナル作品に限ります(原稿の版権は当機構に属します)。
3.応募様式
 ・A4版縦向き用紙に横書き、36文字×30行、フォントサイズ12ポイントとして下さい。
 ・目次、統計表・グラフ、注記、参考文献等は本文には含めません。
 ・別紙に氏名(ふりがな)、生年月日、年齢、連絡先(郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス)、勤務先/学校名・住所、本募集を知った媒体を各々記して下さい。

574:世界@名無史さん
21/01/13 12:22:45.01 0.net
4.応募先  E-mail:article@jadesas.or.jp
 メールのみでの受付になります。郵送や持参による提出は受付けておりませんのでご注意ください。
 上記①別紙、②本文要約、③応募原稿の順にまとめて提出して下さい。
5.応募締切  2021年6月30日(水)日本時間23:59必着
6.賞および賞品
 論文部門:最優秀賞(1名)賞状および賞金/研究奨励金 50万円
      優秀賞(若干名)賞状および賞金5万円
 エッセイ・評論部門:最優秀賞(1名)賞状および賞金/研究奨励金 20万円
           優秀賞(若干名)賞状および賞金5万円
7.審査委員  海外移住資料館学術委員等の有識者
8.問合せ先
 JICA横浜 海外移住資料館 論文事務局(公益財団法人海外日系人協会内)
 Tel:045-211-1783  Fax:045-211-1781  E-mail:article@jadesas.or.jp
9.審査発表
 時期:2021年10月
 論文部門受賞作:当館研究紀要およびHPに掲載予定
 エッセイ・評論部門受賞作:当館HPに掲載予定
10.留意事項
 (1)JICA横浜 海外移住資料館では中南米諸国で発行された邦字新聞を中心にこれらの収集・保存を進めております。したがって、今回のテーマは広く「日本人の中南米への移住」としていますが、中南米諸国で発行された邦字新聞を用いた作品の応募を歓迎します。
 (2)応募いただいた個人情報は当機構にて厳重に管理し、正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。ただし、当機構との間で機密保持契約を締結した第三者に対し、この懸賞論文に関する業務を委託する場合を除きます。その使途としては、当懸賞論文の受賞通知およびJICAが行う本懸賞論文に関連する事業の案内のみといたします。
 (3)受賞者の方々には受賞作品に関する講演等をいただくことを計画しております。

575:世界@名無史さん
21/01/13 23:16:17.69 0.net
少し前にアルゼンチンのガウチョに関する話題があがってたけど,群れを作って
盗賊となったり追い剥ぎを行うような輩も少なくなかったんかね?

576:世界@名無史さん
21/01/14 02:52:34.75 0.net
ティワナクの遺跡から多数の遺物、大統領も現地視察 ボリビア
URLリンク(www.afpbb.com)

577:世界@名無史さん
21/01/14 07:15:53.43 0.net
インティライミってインカのお祭りのことやったんやな
今は復活してやってるんやな 

578:世界@名無史さん
21/01/14 09:24:19.01 0.net
アステカ帝国の人々は、人身供儀をする前に、幻覚を生じるキノコを食べていた
終わると、物の分別をなくすキノコを食べた
ラテンアメリカに豊富にある薬草ともに、こんな幻覚性を生じさせるキノコも
新大陸起源の植物である

579:世界@名無史さん
21/03/08 03:11:22.82 0.net
南欧のグダグダを見るとラテンアメリカがそうなのも納得できる

580:世界@名無史さん
21/03/11 19:11:49.52 0.net
なぜ、ブラジルはアメリカのような
大国になれないのか?

581:世界@名無史さん
21/03/20 13:24:52.15 0.net
アルゼンチンは世界的に見て肥沃な大地を持ってるのに全く活かせてない
オーストラリアなんか土地生産性の低い古い大陸なのに平均所得アメリカ並に高い
結局入植者たちの政策に起因してるんだろうな

582:世界@名無史さん
21/03/26 22:55:32.21 0.net
アルゼンチンは1913年の時点で、一人当たりのGDPが世界第3位だった
だから大勢のイタリア人が移民としてアルゼンチンに渡った
19世紀のイタリアでは農民の多くが零細な土地所有者であり、家計を補うために
彼らの取った行動が「出稼ぎ」だった
ブエノスアイレスのボカ地区にはジェノヴァ出身者たちがコミュニティを
形成するほどだった

583:世界@名無史さん
21/03/26 23:14:55.45 0.net
ペロンやペロニスタのせい?

584:世界@名無史さん
21/03/27 22:40:48.55 0.net
>>583
アルゼンチンの経済発展はフアン・バウティスタ・アルベルティのおかげ
アルゼンチンは農牧産品の輸出を拡大するために、欧州からの移民を積極的に
受け入れ、鉄道で輸送してパンパの開発を進めた
アルゼンチンの農地面積は、1895年の489万ヘクタールから、1914年には
2459万ヘクタールに増加した
なお、世界の農牧産品に占めるアルゼンチンの割合は、1934年から38年の
平均値で小麦が19%、トウモロコシが64%、牛肉が56%を記録している
当時のアルゼンチンは、まさに「世界の食料庫」だった

585:世界@名無史さん
21/03/27 23:41:06.11 0.net
アルゼンチンは今なおペロン&エビータの亡霊に悩まされてそう

586:世界@名無史さん
21/03/29 14:38:04.34 0.net
気になったんだけど、やっぱコロンブスやコルテス、ピサロといったコンキスタドールの面々は中南米では普通に偉人とされているのかな?BLM運動でコロンブスの銅像が暴徒と化したデモ隊にぶっ壊されていたけど、スペイン人の子孫とその混血が沢山いる中南米では上の3人は高く評価されているんだろうか?

587:世界@名無史さん
21/03/30 14:45:46.70 0.net
ペルーでは1935年、リマ建都400周年を記念してピサロの故郷である
スペイン・エストレマドゥーラからリマ市にピサロの騎馬像が送られた
当初、この騎馬像はリマの一等地である大聖堂の前に置かれたが、
市民の反発で1952年に大統領府前のアルマス広場の片隅に移された。
その後、1990年代にふたたび反対運動が起こって、1998年ごろには
「国民感情にそぐわない」との理由で撤去されることになった。

588:世界@名無史さん
21/03/31 16:06:23.69 0.net
>>586
現地の白人特権階級にとっては英雄、混血・先住民が多い一般大衆にとっては憎むべき存在?

589:世界@名無史さん
21/04/02 22:33:48.15 0.net
アルゼンチンの経済発展は自力で成し遂げられたものではなくて、
イギリスがスポンサーになったからなんだよなあ

590:世界@名無史さん
21/04/02 23:37:44.98 0.net
マルビナスをめぐってイギリスと対峙する事となるアルゼンチン

591:世界@名無史さん
21/04/02 23:40:07.37 0.net
コンキスタドール=Conquista Doll=コンキスタ人形
冗談ですorz

592:世界@名無史さん
21/04/05 12:41:19.61 0.net
イタリア語とスペイン語はどれくらい違うの?

593:世界@名無史さん
21/04/12 11:05:25.10 0.net
>>57
>>58
「世界には、4つの国しかない。 先進国と発展途上国、そして日本とアルゼンチンである。」
これは、1971年にノーベル経済学賞を受賞した、アメリカの経済学者サイモン・クズネッツの言葉である。

594:世界@名無史さん
21/04/12 11:55:50.83 0.net
メキシコの人口が日本を抜いたか
いつ発展するのかな

595:世界@名無史さん
21/04/19 16:08:19.91 0.net
メヒコて歴史人口資源考えるとトップグループ仲間入りしてもおかしくないよな
国土を分断しがちな地形が弱点とはいえ


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