アメリカがベトナム戦争に勝つにはどうしたらいい?at WHIS
アメリカがベトナム戦争に勝つにはどうしたらいい? - 暇つぶし2ch153:世界@名無史さん
19/05/02 00:15:21.94 0.net
そもそもインドネシアの紛争や
西ニューギニア征服でもアメリカは軍事介入してないんだから
ドミノ理論がなければベトナムも手を出してなかったとしか思えん

154:世界@名無史さん
19/05/02 02:39:49.00 0.net
>>149
正規戦ならば交戦相手国の国内に工業地帯があり、兵站基地がある
よって、そこを爆撃で叩けば相手の戦力が落ち、交戦能力を大きくそぐ
しかし、ベトナム戦争は違った
工業地帯も兵站基地も中国国内とソ連領内
本気でベトナムに勝利するつもりなら少なくとも中国の華南地方の主要基地と道路・鉄道・橋・港湾と
工業地帯を徹底的に戦略爆撃すべきだ!
しかし、中国と全面戦争になるのを避けたワシントンの判断でそれは無理となった
これで勝敗は決しただろう
太平洋戦争に例えれば、日本本土にいっさい爆撃を行わない
日本本土に物資を運ぶ船舶にいっさい攻撃をしない
これでは日本は戦力は落ちないし、降伏しないよ

155:世界@名無史さん
19/05/02 23:30:22.46 0.net
米兵の士気を奪った最大の要因は、ベトナム人の捕虜拷問という気がしてならない
ジュネーヴ条約を知らなかったのかあえて無視していたのかは不明だが、ともかく
キツさが異常だったらしい。昨年物故した共和党の重鎮ジョン・マケインがベトナム
戦争の英雄となれた理由が、軍事的功績ではなく拷問からの生還である時点でお察し

156:世界@名無史さん
19/05/04 00:00:13.43 0.net
>>154
最大の失敗はアメリカ人が、ベトナム人に本質的には憎まれているという現実を認め
られないまま、これを抱きこもうとしたこと。これに尽きる。で、憎まれたのは
>>152
まさにこれ。フランスに向うべきヘイト感情を、自覚できないまま引き受けたこと
どう考えても、フランスが背負うべき荷物をわざわざ背負ったのが致命的だった

157:世界@名無史さん
19/05/05 03:39:38.49 0.net
>>156
当時、冷戦激化で共産主義の世界的拡大を脅威に感じていた米国にとって
フランスや南ベトナムを見捨てて、共産主義者が率いる国家の樹立を受入れることは不可能だった

158:世界@名無史さん
19/05/05 11:29:39.22 0.net
>>155
そもそも、ベトナム戦争というのはアメリカにとって大変衝撃的な戦争であった。
アメリカというのはなんだかんだいって歴史が短い。その上、戦争には非常に消極的な国だった。
今でこそ最後の超大国として世界中に軍隊を展開しているが、日清戦争の頃は総兵力わずか二万七千人
モンロー主義で知られておる通り、アメリカというのは他国の争いに介入しない国家であった。
米西戦争とか米墨戦争とかちょこちょこやってはいるものの、これらは基本的にはアメリカの国土が攻撃されたというのに
国民が怒ったからできたのである。まぁ今挙げた戦争はアメリカが起こしたと言っても過言ではない訳だが、
その外交を指導したのはホワイトハウスであり、アメリカ人自体は武力闘争に発展しなければ戦争にはならなかったろう。
やっぱり戦争というのは国民の全面的な支持を受けていないとできっこないからな。
こんなのであるから、アメリカは戦争ではズブの素人であったとも言えるのである。
しかも、アメリカはベトナム戦争に至るまでの間、『マトモ』な戦争ばかりしてきた。
南北戦争も米西戦争も米墨戦争も太平洋戦争も相手は制服を着た兵隊であり、
国際法を理解し守るちゃんとした軍隊であった。ところがベトナム戦争ではそうはいかない。
相手はベトコンだ。「国際法??なにこれ??これっておいしいの??」な連中だ。
アメリカ人にしてみれば、安全な筈の後方の村で休んでても、民間人に偽装した北の兵隊が襲ってくる場合もある訳である。
右を向いても左を向いても、前を見ても後ろを見ても、どいつが敵でどいつが無害な民間人なのか全く判らない。
敵がちゃんとした軍隊でまともに国際条約を守って、ちゃんとした戦闘を挑んできた第二次世界大戦までの戦争とは性格が全く異なるのだ。
捕虜になれば捕虜になったで国際条約なんぞ関係ない
「ジュネーヴ条約??なにこれ??これっておいしいの??」な連中だから、様々な拷問が加えられた。
ランボーの回想シーンでは、はりつけにされて刃物で切られたり
ハンマーで叩かれたりを延々と繰り返されたり、
糞尿や生ごみを捨てる場所として使われる蛸壺の底に幽閉されたりしておる。

159:世界@名無史さん
19/05/05 11:42:24.09 0.net
>>156
南ベトナム政府は、多数派の仏教徒農民の支持を得られなかった。
農地改革で分配された農地を没収して大地主に返したり、
カトリック教徒を露骨に優遇したりで、一般民衆からソッぽを向かれた。
そんな政府を支援するアメリカ軍も当然支持などされない。

160:世界@名無史さん
19/05/05 13:18:13.93 0.net
朝鮮戦争みたいにどこかで落としどころができると思ってたんだろうけど、
南ベトナムが韓国・ドイツ以上の腰抜けで無能だったのが運命の分かれ道感。
戦略的に見て、アメリカの勝利条件は何だったのか分からない
まあ、対テロ戦争でアメリカが出した答えの一つが
「敵の指導者全員皆殺し」ってなったのが
オバマ政権時代の無人攻撃機を使った暗殺ラッシュなんだろうが

161:世界@名無史さん
19/05/05 13:27:02.55 0.net
>>160
正直
今のアフガニスタンとイラクのアメリカ傀儡政権が
南ベトナムよりもマシとも思えん

162:世界@名無史さん
19/05/05 18:44:13.44 0.net
>>158
兵士にとって最大の問題は、かれらも国の命令で戦っているんだし、それゆえに
捕まって拷問三昧なのに、後方の世論と政治家が「こりゃアカン! 極道アカをは
許すまじ」という方向にはちーっともまとまらず、あげく「爆撃で節子ちゃん死な
せちゃアカンやろボケ」と言われてしまう事だっただろうな
そういう意味で、とにかく国家の決意がきちんとまとまらなかったのはでかかった
拷問の問題が世論の関心事になれば多少は空気が変わったかもだが、映画「ディア
ハンター」も上映当時は「加害者と被害者まちがえんじゃねー」と、不評な始末

163:世界@名無史さん
19/05/05 19:04:51.61 0.net
「俺の戦争はまだ続いている!
あんたに乗せられて、勝つために戦ったが。
負けたがる奴らがいた。
帰ってくれば、ヒッピーみたいなやつらが
俺たちを赤ん坊殺しだなんだと言いたい放題だった。
奴らに何が言えるんだ!やつらは何だ。あそこにいたのか!?
ヘリにも乗った、戦車にも乗った、100万ドルの武器も自由に使った。
しかし国に帰ってみれば駐車場の警備員にもなれやしない
戦場には友情があった。ここには何もない。」

164:世界@名無史さん
19/05/06 19:35:34.97 0.net
>>158
世界史の近代史を背景にいたるまできちんと学んでいたならこんな意見は出てこないはずだが・・・
モンロー主義は、別に米国政府が平和主義だったためでもなんでもない
老獪な長期戦略に基づいた政策だった

165:世界@名無史さん
19/05/06 22:27:38.47 0.net
>>156
「傀儡」というのも共産側の非難どおりの呼び方で、公平性に欠ける
「アメリカの被保護者政権」とでも呼ぶのが、妥当じゃないかと思われる
で、言うまでもなく被保護者政権というのは、下の人間にニラミが効かない
おまけに「保護者」のアメリカ人は「旧宗主フランスとツーカーの白人仲間」
なので、信頼性が低い。アメリカがフランスの植民地支配の批判者などと
いったところで、ベトナムにしてみれば「談合仲間」に、変わりはない
要するにフランスに晴らしきれない怨恨を、ぶつけられる対象になっていた

166:世界@名無史さん
19/05/06 22:46:24.72 0.net
>>83
フランスが戦後ベトナムを再び植民地にしようとしたのは現地の利権が凄いからだ。
果樹、タバコ、コーヒー、石炭、石油、ヴァニラ、藍、胡椒、天然ゴムのプランテーション生産とかね。
不熟練労働力(肉体労働者)を雇う人件費も安いしね
アメリカの自動車産業が著しい発展を遂げたことから、
天然ゴムのプランテーション生産でミシュランは大儲けしていたからね

167:世界@名無史さん
19/05/17 14:15:20.70 0.net
アメリカはWWⅡ以降全く戦争に勝てないな

168:世界@名無史さん
19/05/17 17:28:24.12 0.net
そもそも対戦相手の性格が、WW2以前と以後で完璧に入れ替わっている
以前は国際法だの外交条約という、同じ戦争ルールの土俵に縛られる列強だけだった
ところが戦後世界で相手にせにゃならんのは、その手のルールに縛られる気が皆無な
癖に米軍には強いる極道土人の国ばかり。ベトナムは、その集大成みたいな敵だった
で。そもそも何でそんな土人が、国権を握って暴れることが出来る政治環境になって
しまったのかといえば大東亜戦争に行き着くが、この要素は公認しないのが暗黙の掟

169:世界@名無史さん
19/05/18 16:00:10.18 0.net
>>167
湾岸戦争
イラク戦争
戦争には勝ってるがね

170:世界@名無史さん
19/05/24 16:41:14.82 0.net
>>165
いや、だから「アメリカの被保護者政権」ってのがアメリカのお仲間フランスの
「傀儡政権」として誕生しているのは、関係各位も承知の話なわけで
別に共産党員でなくても、反共であっても、ベトナム人の目から見れば南の政府
は傀儡に見えたはずだ。だがおそらくアメリカ人は「フランスの手を離れた以上
南の政府はすでに傀儡ではない」、って考えたんだと思う
そしてその発想は、フランスへの恨みが重なるベトナム人の恨みの対象となった筈だ

171:世界@名無史さん
19/05/25 15:14:35.30 0.net
アメリカ陸軍特殊部隊群の一員としてベトナム戦争に従軍した三島瑞穂は、
韓国軍について軍規の徹底、軍上層部の統率力という点で、
アメリカ軍とは比較に出来ないほど優秀だったと言い、
韓国軍は大任を果たして、満足感を堪能しながら故国に凱旋しただろうと述べている
URLリンク(ja.wikipedia.org)
%E3%83%8A%E3%83%A0%E6%88%A6%E4%BA%89#米軍上陸
言い換えれば、当時のアメリカ軍の統率力と軍規は韓国以下だったということになる
ベトナム戦争のドキュメンタリーで
当時中隊長だったと言う人が「自分の部隊は戦闘やったように見せかけてただけで
ほとんど危険な場所にはいかず敵と遭遇しても追撃はしないようにしてた
士気はなかった」
とインタビューに応じてた

172:世界@名無史さん
19/05/25 23:42:54.97 0.net
>>167
それこそ中世のような民間人皆殺し
都市壊滅なんてできない
人心の懐柔が必要な戦争だからな

173:世界@名無史さん
19/05/27 00:07:08.50 0.net
当時のアメリカ人たちは
自分たちが「侵略者」になってることを自覚していた
加害者だと認識したから反戦デモが多かったし
士気も上がらなかった


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