【リングワ・フランカ】共通語の歴史 2=Ⅱ=二at WHIS
【リングワ・フランカ】共通語の歴史 2=Ⅱ=二 - 暇つぶし2ch101:世界@名無史さん
18/02/22 09:56:01.52 0.net
>>100
どうも。なおソースはウィキペディア英語版です。
言語間の距離、意思疎通の可能度(mutual intelligibility)というのはあくまで感覚的なもので、
一見数値化されたもの(◯◯%通じる、のたぐい)でもそう当てになるものでもないと思いますが、
なんとなくのイメージはつかめますね。
いわゆる「先住民語」というのはそれぞれの理由であまり広い地域に共通する広がりを持たないのが一般的ですが、
ケチュア語はむしろ「文明語」の典型だったようです。結縄(キープ)以外に文字も持たなかったものの、
官僚制度のために口頭語の学習が制度化されていて、それによるクスコ語の利便性がキリスト教に利用された感があるのは
古代エジプト語からコプト語への移り変わりを連想させます。

102:世界@名無史さん
18/02/23 02:45:20.73 0.net
アルゼンチンやチリなんかでは、ボリビアからの移民で地味に話者が増えてるんだろうか
チリの鉱山で3か月かそこら地下に閉じ込められてた鉱員の中に、アイマラ人と思しきボリビア出身者がいたな
ケチュア語話者も出稼ぎで来てそう

103:世界@名無史さん
18/02/25 17:50:02.54 0.net
ラフタ・センター

104:世界@名無史さん
18/03/05 18:20:47.98 0.net
そういや中米南米では、共通語の問題は聞かないね。スペイン語とブラジルポルトガル語という酷使した言語を白人系、混血、黒人が理解し、スペイン語の地域差も小さい。
(とはいえ発音と語彙で明確にわかる。昔、キューバ訛りがある旅行者はしばしば行方不明になったし、国境を越える時にはそこを突っ込まれて何時間も尋問されたりしたものだ)。
先住民は農村から移動しない。ということになっていたし、中米ではそれはあながち間違いでもなかった、国丸ごと中世の荘園で、荘園主は米国企業だったりしたし。
しかし二つの例外がある。
一つは鉱山。
もう一つは、1980年代からの、農村から都市への移動と、中南米からアメリカへの移動。
都市でもアメリカでも基本は同言語の人間とだけつきあっているだろうが、職場ではどうしているか、また第二世代はどうなっているか。

105:世界@名無史さん
18/03/07 23:31:46.29 0.net
動詞の活用が英語に合わせて3つくらいに減ってたりするのかな
二人称と一人称複数三人称複数が合流とか
そして未来形が消滅とか

106:世界@名無史さん
18/03/08 01:27:32.37 0.net
>>101
インカより前は広域の帝国がなかったから、言語がバラバラだったのかも

107:世界@名無史さん
18/03/16 17:33:04.42 0.net
インカ以前は言語がバラバラな地域だったのか
だからインカ帝国の公文書はキープだったのかね
建国から高々100年くらいしか続いてないから
ケチュア語を普及させる時間的余裕も
教育するための学校組織や文法の整備も追いつかなかった
レコンキスタ直後にスペイン語の文法を作り上げ
これを「帝国の道具」と呼んだスペインとは
世界帝国への意気込みが違うね…

108:世界@名無史さん
18/03/16 22:36:49.61 0.net
いや、ケチュア語のクスコ方言(むしろクスコ語)は口伝によって教育されていた
だから音声言語においてはインカ帝国の官吏がこれで養成されていた
どんな方法だったかはよくわかっていないが、言語を整理して教授する際には
文法的な観点が欠かせなかったと思う それとまとまったテキストの丸暗記を併用したはず
そしてスペイン人とイエズス会がそれを文字化して統治と布教に利用した


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