地図と世界史at WHIS
地図と世界史 - 暇つぶし2ch584:ウムウル
19/03/09 08:46:35.82 0.net
この時点で高低差はどう表示されたのか、、、
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しかし,晋代の裴秀が『制図六体』という世界初の地図作成理論を提唱したのは,注目に値する。
1)裴秀による『制図六体』の確立
裴秀(223 ~ 271)は晋を建国した司馬炎の子の,司馬昭に仕えた宰相である。裴秀は職務上の必要性も
あったが,日頃から朝廷に秘蔵されている地図や図籍類に多く接し,閲覧する機会も多かった。しかし,漢
末以来の多年にわたる戦乱(董卓の乱など)で,漢の蕭荷が石渠閣に集めた多くの地図類は毀失し,魏・晋
時代に朝廷の所有している地図は “ 雑図 ” だけで,縮尺がなかったり,方位が不正確だったりと,とても地
図とはいえないものが多かった。そこで,裴秀はその実情を見て,「地図はいかにあるべきか」を研究して
『制図六体』を提唱したのである。

『制図六体』-地図作成六つの原則-
1)分率(縮尺)......描くべき地図の縮小率を示す
2)准望(方位)......地図の各部分を正しく示すための相対位置
3)道里(距離)......2 地点間の距離(道沿いの距離)
4)高下(高低)......ある地点の高さ,あるいは 2地点間の高さの差
5)方邪(??)......直角三角形の直角をはさむ 2辺を実測して,
実際には測れない斜辺に当たる部分の長さの算出
6)迂直(直線距離)......曲直に関係ない 2 地点間の直線距離


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