ラテンアメリカ・中南米諸国の歴史~その2~at WHIS
ラテンアメリカ・中南米諸国の歴史~その2~ - 暇つぶし2ch229:世界@名無史さん
12/01/08 12:41:41.75 O.net
確かゲバラもバスク系じゃなかったかな

230:世界@名無史さん
12/01/08 14:01:07.02 0.net
○○○○オチョアというのもバスク系だね。
アルゼンチンもそうだけどチリにも多いよ。
つまりスペインの辺境・貧困地帯だった。
100年ぐらい前の話だけど。

231:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/01/08 14:17:22.76 0.net
>>228
なるほど。確かにそれらの移民は移住時期が比較的遅いし、
イギリス系などに比べ資金力に劣るから地主にはなりにくいだろうね。

>>229
そうだよ。彼もバスク系だよ。

>>230
アルゼンチンやチリなどスペイン植民地時代において辺境であり、
白人的な文化の強い国にバスク系は多いということかな。

232:世界@名無史さん
12/01/08 14:30:03.85 0.net
バスク系ってスペイン系とイタリア系と具体的にどう違うの?
あとチリのノーベル賞受賞者にはバスク系が多いよね

233:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/01/08 15:06:48.84 0.net
>>232
どう違うって普通に民族が違うんだけど。
バスク地方に住んでてバスク語を母語とするような人々がバスク人でしょ。
そうした人々が移住してきたのがバスク系チリ人やバスク系アルゼンチン人だよ。

後、確かにチリのノーベル賞受賞者は2人ともバスク系だね。

234:世界@名無史さん
12/01/08 15:31:01.83 O.net
おまえらすごいな。ラテンアメリカ史なんて移民の歴史か?
混血人種(メスティソ中南米人)よりバスクなんてクロマニヨン単一民族人がトップ比率が高いのは何故?

235:!kab 水 ◆TCygujgOWY
12/01/08 15:47:07.85 0.net
>>232
バスク人ってのはスペインとフランスの間が本拠地だが民族系統は不明だね。
南米への移民が多いようだけどもうバスク語を母語とする人は少ないよ。

デル・カーノとかロヨラとかもバスク系だね。

>>234
>混血人種(メスティソ中南米人)よりバスクなんてクロマニヨン単一民族人がトップ比率が高い
そうなの?

236:世界@名無史さん
12/01/08 16:28:24.16 0.net
バスクはたまたま仏・西にまたがった住んでいるからね。
クロマニヨンの子孫という説が有力だけどどうかなあ。

237:世界@名無史さん
12/01/08 18:37:25.90 P.net
原生人類はみんなクロマニヨン人(新人)の子孫なんだがな。

238:世界@名無史さん
12/01/08 19:30:47.18 0.net
コーカソイドの一部だけだよ、クロマニヨン人の直接の子孫は。

239:世界@名無史さん
12/01/08 21:19:38.85 0.net
スペイン系もカスティーリャ・アラゴン・カタルーニャ・ガリシア・アンダルシアで分類するとどうなるんだろうか?

240:世界@名無史さん
12/01/08 21:28:20.72 0.net
移民が多いのはアンダルシアとガリシア。

241:世界@名無史さん
12/01/09 06:51:42.80 0.net
中南米はいいよなぁ、母国語がスペイン語ばかりの国々だから意思の疎通が出来る
共通の母国語だからネット上でもいろんな討論が出来るし、スペイン語版の2chとかもありそう

若干発音や使う単語の違いはあれど、共通の言葉を持てるのはいいことだ

242:世界@名無史さん
12/01/09 14:23:08.76 0.net
スペイン語でもアンダルシア方言に近い。
初期の移民が南部中心のためだろうか。

243:世界@名無史さん
12/01/09 14:34:09.45 0.net
>>230
そういえば、サッカーのスペイン代表でゴイコエチェアって名選手がいたなぁ。
アスレティック・ビルバオに所属した時期もあるからバスク人だわ(当クラブはバスク人のみ入団可)。

244:世界@名無史さん
12/01/09 16:46:33.82 0.net
>>241
でもねえ、そのスペイン語がけっこうバラバラなんですよ。
アルゼンチンとウルグァイはルンファルドだし、

チリのインディオの言語に影響されたスペイン語も手を焼きますよ。
語尾変化が自在ですからね。

245:世界@名無史さん
12/01/09 20:30:13.69 0.net
一番きれいで由緒正しいスペイン語を話すのがコロンビアだと聞いたことあるけど、どうなんでしょうか?

246:世界@名無史さん
12/01/09 20:42:00.11 0.net
それより「スペイン語」とは何だという話。
「カスティジャーノ」と行ったほうが正しい、南米では。

247:世界@名無史さん
12/01/09 23:40:21.93 0.net
>>244
バラバラとはいえ、ラテンアメリカには妙な一体感があるのも確か

248:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/01/10 06:40:42.80 0.net
>>246
アルゼンチンでは自国の公用語を「スペイン語」でなく、
「カスティジャーノ」というふうに呼んでるらしいね。
まぁスペインの歴史を考えたらそっちのほうが正確だけど。

>>247
ラテンアメリカは昔から地域的一体感が強いからね。
向こうの知識人などにはラテンアメリカの連帯や独自性をしばしば唱える人が結構いるし。
スペイン語がバラバラとは言っても他の地域に比べれば言語的に近いのは確かだから、
結びつきは強くなりやすいんだろうね。歴史や文化は国ごとに結構違いがあったりするけど。

249:世界@名無史さん
12/01/11 22:58:12.98 0.net
>>248
ハイチとチリの一体感など元来はなかったのだろうけど対USAという点でまとまりやすいのだろうか?

250:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/01/11 23:32:41.84 0.net
>>249
まぁ、確かにラテンアメリカの一体性を唱えるときは良くも悪くも、
アメリカ合衆国を意識して言ってるところがなくはないね。
それ以外にも理由としては、上で言ったような言語的な近さや、
歴史的にスペイン及びポルトガルの植民地として発展したという共通性もあるかな。
とは言え、国ごとの相違点もかなりあるのは事実なんだけど。
米州機構などによるアメリカ合衆国主導の結びつきや、
それに反発する勢力としての結びつきの両方があるね。

251:世界@名無史さん
12/01/11 23:40:24.41 0.net
将来はスペイン語各種とポルトガル語が統一されるかも?

すかす、開国以来100年以上、テレビが出来て60年以上経つのに

俗日本語が各地で統一されてねぇのは何でだんべ?

252:世界@名無史さん
12/01/12 00:54:39.28 0.net
>>250
イギリス系のトリニダード・トバゴやオランダ系のスリナムまでラテンアメリカ陣営に擦り寄っている時点で推して知るべしだな。
つーか、カナダがラテンアメリカ・カリブ諸国共同体入りしたらどうするんだろう?(一応フランス系が第2勢力なわけだし)

253:世界@名無史さん
12/01/12 07:58:03.90 0.net
イベロアメリカ会議は重要だで

254:世界@名無史さん
12/01/15 23:26:06.50 0.net
インディアス問題ってなぜああまで揉めたのか分からんかったが「野蛮から秩序へ」読んで理由がわかった。
当時の正戦思想に反しかねないからだったんだな。
中国の「全世界は中華が支配するべき」みたいな思想ならまた変わったんだろうか?

255:世界@名無史さん
12/02/10 21:31:55.39 0.net
中南米なんてスペイン語とその方言でしめられ
人種もスペインとその亜流にレイプされた現地人とレイプされなかった現地人と輸入白人輸出黒人ばっかだろ

それがどうしてこんなに細かくわかれて争ってんだよ 大きくまとまった北米や豪州を見習え

256:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/02/11 06:57:27.34 0.net
>>255
実際、シモン・ボリバルなんかはラテンアメリカ諸国の統一を望んでたらしいけどね。
植民地時代に地域ごとの独自性がそれなりに育まれたせいで、
多くのクリオーリョは地域主義や連邦主義に傾いたことが原因かな。
そもそも独立戦争自体、地域ごとに別個に起きたものだから、
独立後の各国家がそれぞれ分かれてしまったのも仕方ないことなんだろうね。

257:世界@名無史さん
12/02/13 19:03:51.84 0.net
インディオの男たちは哀れ。
妻子を白人に奪われ、
奴隷労働で死期を早めた。
さらに19世紀にはハンティングの餌食にもされた。

258:世界@名無史さん
12/02/13 20:13:45.33 0.net
西欧人の残虐さ・性欲の強さは異常だな

259:<ヽ`∀´> ◆NIDA/olocc
12/02/13 22:50:47.58 0.net
インディオ自身が生け贄の為の殺し合いを繰り返していた。
メシカ族は10万人規模の生け贄儀式をやってたとか。
それも生きたままバラバラにして行く。

つい最近までアマゾンのヤノマミ族もニューギニアの土人も、殺し合いでの死亡率は
チンパンジーと同じ割合らしい。どっち転んでも人間はチンパンジーと凶暴性は大差ない。

僅か2000年ぐらい前に、結果はともかく愛を説いたキリスト教と仏教は革新的といえる。

260:世界@名無史さん
12/02/13 23:15:01.45 0.net
こういう自分達がやった悪行を他人がやった悪行にすり替えて非難するのはカトリック&プロテスタントの特徴だなww
いくらインディオがそういう儀式をやっていたって西欧人がやった事に対する擁護になってねーぞww
だいたい10万人規模の儀式って妄想だろwwwそういう大量の死体が発見されたことってねーし

261:世界@名無史さん
12/02/14 23:51:18.63 0.net
>>259
チンパンジーの凶暴性ってなんだ?本格的な殺し合いでもするのか?

262:世界@名無史さん
12/02/15 02:35:30.07 0.net
どう考えても人間のほうが凶暴だよな チンパンより遥かに

263:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/02/15 19:37:14.25 0.net
>>260
まぁ、インディオたちが残虐な行為をやってたからといって西欧人が彼らに対し、
それをやっても良いという根拠にはならないね。ただ、とりあえず善悪は置いといて、
純粋に事実として言えばこういうインディオの残虐さがスペインによる征服を助けた面はあるよ。
特にアステカ帝国はその帝国主義的姿勢から周辺の他のインディオたちには嫌われてて、
そうした反アステカ勢力を味方につけることでコルテスはアステカ征服に成功した訳だしね。
アステカ帝国ほどじゃないけど同じことはピサロによるインカ帝国征服においても見られた。

264:世界@名無史さん
12/02/15 19:56:57.62 0.net
>>261
なんだよ。歴史板って無知な奴が多いな?せめてググれよ。

チンパンジーはむちゃくちゃ凶暴。
自分の子で無い場合、子殺しなんてあたりまえで食ってしまう。
他集団やボス争いも強烈で、他集団からの侵入者はリンチで殺される運命。
やがて年老いたボスも若く強いオスに殺される。オオカミお方が遙かに平和的。

アフリカでは人間も多数殺されている。特に赤ん坊がさらわれ食われる
という事件が多発している。これはテレビでも特集していた。

265:世界@名無史さん
12/02/15 21:21:44.90 0.net
コテ外した?

266:世界@名無史さん
12/02/15 21:37:58.65 O.net
>>265
意味わかんねーこと言ってんじゃねーよ! 池沼!

つか何でIDが表示されないんだ? 誰が誰やらわかんねーし!

267:世界@名無史さん
12/02/15 21:59:34.41 0.net
フォークランド紛争

268:!kab 【東電 80.7 %】 水 ◆TCygujgOWY
12/02/15 22:06:33.67 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
この板昔からID出ないよな。
まあどうでもいいけど暇だからアステカの話でもしようぜ。

269:世界@名無史さん
12/02/15 22:09:45.71 0.net
>>268
某スレで水待望論が出てたから暇ならそっちの方も見てみたら?

270:!kab 【東電 80.7 %】 水 ◆TCygujgOWY
12/02/15 22:18:33.19 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
>>269
マジで!?
ありがとう、探してみるわ。

とりあえずネタ投下しとくか。
なんか今思い出したんだが、コルテスがTenochtitlanを攻略したときに
アステカ人が投石機作ってスペイン人に攻撃したら、石が真上に飛んで
投石機自爆したとかってどっかで読んだ記憶があるんだが、こんな記述
どこにあったのかな、、、、
つうかこの日本語入力すげーな。テノチティトラン英語だかスペイン語表記で変換されたぞ。
Googleのやつだな。

271:世界@名無史さん
12/02/16 02:30:24.38 0.net
黄金のコディセについて

272:!kab 【東電 85.9 %】 水 ◆TCygujgOWY
12/02/16 15:18:50.14 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
>>271
黄金のコディセ?
見つかれば面白いなとは思うんだよな。

気になるのは、

1.なんで黄金で作ったのか。
紙だか皮とか使うのが普通なのになんで黄金なのか?

2.金の出処
技術的な問題で砂金しか取れなかったはずなのに、
コディセ作れるくらいの金をどこで集めたのか。
まあアクセサリとかに使われる分を片っ端から集めれば
量はなんとでもなるだろうけど。

3.発見について
なんで発見したものを紛失したのか。図書館があってもう一度見に行ったら
発見できなかったとか突っ込みどころ満載のレポートも気になる。

4.コディセの内容
特別に黄金で作ったコディセには何が書いてあるのか知りたい。
特別な内容だったんだろうか。

まあ見つかれば億はかるく超える額つくだろうな。

273:!kab 【東電 86.3 %】 水 ◆TCygujgOWY
12/02/17 18:54:48.78 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
なんか英語版のwikipedia 見たらコディセの写真がたくさんあんのな。
でかい写真だからみんなも見た方がいい。

英語で aztec codex で検索すれば出る。

274:世界@名無史さん
12/02/18 09:29:05.51 0.net
正直、調べてみるとアステカの滅亡はあんまりアステカ側に同情できない。
周辺部族に襲撃させたり、呪術師に呪いを掛けさせようとしたり
初めから向こうも殺す気満々だったみたいだし。
神と勘違いしたってのも有り得ない。マヤと交流があった以上アギラールの事を知らないはずないし。

275:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/02/18 10:04:36.02 0.net
>>274
インカ帝国を征服したピサロに比べるとコルテスってあまり悪く言われてないからね。
アステカ帝国自体、周辺部族からだいぶ恨みを買ってたみたいで、
だからこそコルテスもそういう勢力を味方にすることで征服を容易にしたんだし。
ただ、アステカ帝国がアギラールのことをどこまで知ってたかは怪しいでしょ。
マヤだって色んな部族がいるんだからマヤと交流があったとは言え、
そこまでマヤ族の細かな構成員をアステカ側が把握してたとは思えないよ。
まぁ、異邦人ということでアギラールはマヤ族の中でも目立ってたから、
知ってた可能性もなくはないけど顔まで分かってたかどうかは微妙じゃないかな。

276:世界@名無史さん
12/02/18 13:52:31.62 0.net
>>オツガイ
またまたおかしなことを。
メキシコではコルテスとマリンチェは人気最低だぞ。
「メキシコ人を殺しまくった輩」との認識を広く持たれている。

そういうのを知ったかぶりと言うんだよ。
1回メキシコ人と話をしてから書き込めよ。
大学入学後の課題な。

277:!kab 【東電 75.3 %】 水 ◆TCygujgOWY
12/02/18 14:46:54.04 0 ?2BP(7777).net
>>276
マリンツィンは最近少しずつだけど再評価されてきてるとか聞くが
そんなことないのかな。
オツガイはコルテスの場合は先住民の感情をうまく利用できたまでは良かったが
その後の統治が先住民的にはまずかったな、ということを言いたいんじゃないのか?

>>275
コルテスの場合は上陸したら情報がモクテスマ2世まですぐ伝わってたな。
アギラールとかゲレロの場合はよく分らんが、確か漂流者とかの情報が
テノチティトランまで伝わっていたとかどっかに書いてあったと思う。
アステカ商人のネットワークがすげーってことだろうな。

278:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/02/18 14:52:19.53 0.net
>>276
あぁ、確かにメキシコではそうかもね。あくまで日本国内の概説書などでの書かれ方をみて、
ピサロよりはコルテスのほうがまだいくぶんマシに書かれてる(それでも批判されてるけど)と、
言っただけだからメキシコにおける認識までは考えが及んでなかったよ。

ていうか、コルテスはともかくマリンチェもメキシコでは評価悪いのね。
個人的にマリンチェなんかは事情を考えれば仕方ないんじゃないかという気がするけどなぁ。

ただ、最近のメキシコは昔に比べるとアステカの末裔だという意識が薄まってるんじゃないかな。
この前読んだメキシコの歴史教科書によると、PRIが選挙で敗れたことをきっかけに、
今までの古代史重視の教育を改め、近代以降のメキシコ形成に重点を当てるようにしたらしく、
読んだ感じだとコルテスのアステカ征服とかも随分ニュートラルな書き方だという印象を受けた。
当然、彼の征服の悪い面もたくさん書いてるんだけどあまりナショナリスティックになることなく、
彼の征服の過程をただ淡々と書いてる感じ。これは21世紀に入りメキシコ政府が、
脱ポピュリズム化してきたことの表れなのかも知れない。

279:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/02/18 15:00:51.73 0.net
>>277
>オツガイはコルテスの場合は先住民の感情をうまく利用できたまでは良かったが
>その後の統治が先住民的にはまずかったな、ということを言いたいんじゃないのか?
別に上でコルテスについてこれといった評価をしてるつもりはないんだけど、
確かに僕の個人的なコルテスの評価はそんな感じかな。
少なくとも征服過程においてはコルテスはインディオの感情をそれなりに上手く掴んでたと思う。
ただ、征服後の結果がインディオにとっては微妙な方向に進んでしまっただけで。
まぁ、征服後の統治方法はコルテスだけの責任という訳でもないんだけどね。

>アステカ商人のネットワークがすげーってことだろうな。
アステカ帝国の商人ってそれだけ広くネットワークを広げてたのね。
正直、僕は征服以前のアステカ帝国はあまり良く知らないんだけど、
コルテスの上陸がすぐモクテスマ2世の耳に入ったのなら、
アギラールやゲレロについても多少は情報が入ってたかも知れないね。

280:世界@名無史さん
12/02/18 15:58:55.31 0.net
>>オツガイ
国民感情の話だ。
貴君の書いていることは書籍・マスコミ情報の類。
今の立場からはそれも仕方がないのはわかる。
しかし、実状はそうではないことを言いたい。

例えばマリンチェについても、
誰か有名な作家・評論家が「マリンチェにも歴史的意義・功績はある」と書いて、
それが日本のマスコミ等に紹介されたとする。
貴君が目にするのはそういう情報の類だということを言いたい。

白人以外のメキシコ人と話合えばすぐわかることだ。
ちなみにメキシコで最低の罵り言葉は「強姦された女の息子」というもの。
この強姦された女の象徴がマリンチェだ。
そう言えば勘の良い貴君のことだからピンとくるだろう。

281:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/02/18 16:21:36.98 0.net
>>280
つまり、国民感情としてはまだマリンチェは評判が悪いままということか。
まぁ、正直観光旅行でしかメキシコに訪れたことはないので、
普通の一般的なメキシコ人と話す機会は確かにないんだよね。
個人的にはマリンチェはもう少し見直されても良いとは思うけど。
ともかく、現在のメキシコではまだマリンチェやコルテスは評価悪いままなのね。

ただ、最近のメキシコの脱ポピュリズム化の動きが、
歴史教育の面にも少し影響してるのは事実だと思う。
上で挙げた教科書が良い例だけど、それを作ってる政府など上層部の間では、
アステカ帝国にメキシコのナショナリズムを結びつけることにもう飽きてきていて、
近代以降のメキシコ形成に興味を持ち、それを教育にも反映させてる。
これはPRIが政権を降りてからの話だからまだ10年少ししか経ってないけど、
教育を通してこういう意識は徐々にメキシコの国民にも馴染んでくると思う。
PRIの支持率が低下したことから見ても、そういう脱ポピュリズム化の動きは、
最近のメキシコ人の間でもそれなりに支持されてきてるみたいだしね。
とは言え、今年の大統領選挙で再びPRIが復権する可能性もあるらしいだけど。

282:!kab 忍法帖【Lv=2,xxxP】 水 ◆TCygujgOWY
12/02/22 12:18:30.05 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
中南米の古代文明スレって立ててもいいのかね?
すまんが現代史はよく分らん。

283:世界@名無史さん
12/02/22 17:21:13.71 0.net
立てちゃいけないなんてルールはないけど立てても過疎るだけじゃね?

284:!kab 水 ◆TCygujgOWY
12/02/22 17:36:27.12 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
そうなんだよ人がいないと意味がないんだよな。
やっぱりスレは立てないほうがよさそうだ。

285:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/02/22 23:42:03.96 0.net
人の多い少ないの問題は確かにあるけどラテンアメリカ史の場合は、
先コロンブス時代とそれ以後でスレを分けても良いかも知れないね。
前者と後者でだいぶタイプが分かれると思うから。

僕なんかは水とは逆でラテンアメリカ史に関しては独立後の近現代史のほうが好きで、
それ以前のインディオたちの独自文明については正直そんなによく分からないし。

まぁ、とは言え、もともと過疎スレでそんなに人のいないスレだから、
分けても余計に過疎になるだけのような気もしなくはないけど。

286:世界@名無史さん
12/02/22 23:57:53.74 0.net
なぜアンデス文明は[アケメネス朝]を生み出せなかったのか?慢心・環境の違い・・・・
※[ ]内はスレに呼び込みたい人数に応じて任意の王朝名等を記入

こんな感じでスレ立てすれば、しばらくウザイのを我慢すれば人もつくかも・・・・なんてね。

287:世界@名無史さん
12/02/23 00:09:55.04 0.net
アステカ・マヤとインカしかろくに教えずグアラニー人などのことはなかった扱いしたげな日本の歴史教育はひどすぎ。

288:!kab 水 ◆TCygujgOWY
12/02/23 00:19:24.77 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
>>285
なんか所々で俺がスレの流れ切っちゃってるような気もするし、
とりあえずスレ立ててみるよ。
つうか俺が暇だから久々に語りたいw
どうせ過疎るからまとめて新大陸古代文明スレとでもしておくか。

>>286
新大陸の古代文明は何故滅びたのか? 慢心・環境の違い・・・・
みたいなのがいいのかなぁ、、、、

とりあえず少し内容考えてみるよ。糞スレになるのは悔しいしw

289:!kab 水 ◆TCygujgOWY
12/02/23 01:52:54.24 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
ぐはっ、、、海外からじゃスレ立てられないみたいだ。。。。。
シカゴからでも無理だったわ。
誰か代わりにスレ立ててくれ、、、、

★◇●新大陸古代文明総合スレッド○◆☆

新大陸にあった古代文明について語るスレッドです。
アメリカ先住民でもマヤ文明でもインカ帝国でも何でもおk。
IFだろうがトンデモだろうがなんでも構わん。
みんなで検証するのも楽しめると思います。

近現代以降はこっちでお願いします。
ラテンアメリカ・中南米諸国の歴史~その2~
スレリンク(whis板)
南米独立戦争を語ろう
スレリンク(whis板)

関連スレ(現行スレ)
探検の歴史
スレリンク(whis板)
【斜陽の】スペイン帝国【太陽の没することなき】
スレリンク(whis板)
大航海時代
スレリンク(whis板)



290:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/02/23 06:02:40.42 0.net
>>289
立てようとしたけど僕も無理だった。

スレリンク(whis板)
とりあえずスレ立て依頼スレあるからここで依頼したらどうかな?

291:世界@名無史さん
12/02/23 06:34:34.72 0.net


MIKAMIのインターネット   でググれ


このブログ痛すぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
クソワラタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

292:!kab 水 ◆TCygujgOWY
12/02/23 09:44:57.19 0.net
>>290
ありがとう!
依頼してみるよ。

293:世界@名無史さん
12/02/23 13:18:07.49 0.net
新大陸の文明は紀元前1000年頃から始まるわけだし農耕も5000年頃から始まる
旧大陸と比べても遜色は無い
インカやアステカは遅れた文明とされがちだが充分成熟の域に達していたのではないだろうか

294:世界@名無史さん
12/02/23 18:27:56.55 0.net
>>289
単に忍法帖のレベルが低いからじゃない?スレ立てや書き込みは制限が
前より厳しくなってる。

295:!kab !ninja 水 ◆TCygujgOWY
12/02/23 18:31:42.09 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
なんかよく分らんのだけど忍法帳レベルが上がらないんだよなw
この板ではBeでスレ立てできないらしくてBeログインしてもスレ立てできないんだよ。
せっかくのBeのポイントも役に立ってなくて残念。

296:!ninja !kab 水 ◆TCygujgOWY
12/02/23 18:32:18.07 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
順番間違えたかw

297:!ninja !nanja 水 ◆TCygujgOWY
12/02/23 18:39:10.03 0.net
おいこれできねーぞ。どうすんだよ。

298:世界@名無史さん
12/02/23 18:52:01.10 0.net
>>295
忍法帖のレベルは23時間毎の書き込みに対しレベルが1つ上がる。23時間未満に行われた
書き込みは判定対象外。忍法帖は基本クッキーだから違うパソコン使えば表示されるレベル
も違う。クッキーを削除したら当然レベルも0になる。

299:!kab !ninja !nanja 水 ◆TCygujgOWY
12/02/23 19:31:46.58 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
>>298
説明にそう書いてあったからクッキーとかログも削除しないようにしていたんだが
ダメみたいだね。
一度はLV7まで上がったんだがw

300:世界@名無史さん
12/02/28 23:35:23.71 0.net
リオのカーニバルにあまり日系人らしいのを見かけないが、ああいう祭りに乗り気じゃなかったのだろうか?
ブラジルでは日系人もカトリック信者が多数と聞くが。

301:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/02/29 04:11:58.28 0.net
>>300
日系ブラジル人はサンパウロとかのほうが多いから、
リオデジャネイロにはそもそもあまり日系人がいないだけじゃないかな。
彼らはもともとコーヒー農場で働くためにブラジルに来たんだしね。

302:世界@名無史さん
12/03/01 01:35:48.11 0.net
>>301
南米一の港湾都市リオに日系人が少ないとは思えない。
移民が盛んな時期は首都だったんだし、移民後のお上りさんも多かったはずだ。

303:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/01 09:01:12.00 0.net
>>302
確かにリオデジャネイロはブラジル屈指の大都市だから日系人の数もそれなりにいそうか。
正直、具体的な統計を見た訳じゃないから何とも言えないけど、日系ブラジル人の多くは、
サンパウロなどでコーヒー農場の労働者としてやって来た訳だから、それらを考えると、
リオデジャネイロのような首都に定住するような日系人はどっちかというと成功者のほうなのかも。
だから日系ブラジル人全体に占めるリオデジャネイロ住民の割合はあまり多くないんじゃないかな。
とは言え、あれだけの大都市だったら日系ブラジル人が少しは見えても良いのかも知れないけど。
まぁ、ブラジルはいくら日系人が多いとは言ってもその割合は全体の1%にも満たないみたいだから、
リオデジャネイロに日系ブラジル人が多少はいたとしてもその数はたかが知れてるのかな。

304:世界@名無史さん
12/03/01 21:40:52.18 0.net
>>オツガイ
リオとサンパウロでは日系人のプレゼンスは比較にならない。

それとカルナバルはブラジル国民全体からみれば下層階級の祭りだ。
上中流階級ではむしろ嫌悪感を持たれている。
日系人の参加が少ないのはむしろ当然と言うべき。

305:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/01 21:54:57.95 0.net
>>304
比較にならないということはやっぱりサンパウロのほうが、
圧倒的に日系ブラジル人の数が多いということなのかな。

カーニバルは確かに大衆文化の表れという感じだね。
リオデジャネイロにいるような日系ブラジル人はどっちかというと成功者のほうだから、
そういう意味ではリオのカーニバルの日系人が少ないのも不思議ではないのかもね。

306:世界@名無史さん
12/03/01 21:57:19.59 0.net
旅先で知り合ったブラジル人にカポエラのことを聞いたら「スラムの連中と一緒にするな」って怒られた。
これがかの有名な階級社会かな、なんて思った。一般化できるかどうか知らないが。

307:世界@名無史さん
12/03/02 00:07:07.20 0.net
>>304>>306
なるほど、日本でいうと田舎でDQNが褌一丁でやってるような祭りみたいなものか。
そりゃ成功した日系人からするとDQN認定されるようなものだから参加したくないのも当然だな。
そういやサンパウロのカーニバルってどんなものなんだろ。

308:世界@名無史さん
12/03/02 07:14:07.86 0.net
とあるお嬢様も、
「お嬢様その構え、カポエラ?」
って聞かれた際に
「カラテよ!」
と憤っていたな。

309:!kab 忍法帖【Lv=5,xxxP】 水 ◆TCygujgOWY
12/03/02 10:08:42.12 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
3世4世になるとブラジルの日系人って俺は見た目判らんけど思うけど。
カーニバルにも多少はいるんじゃないか?
日本に戻ってきてる移民のやつらって毎日のように夜中まで馬鹿騒ぎしたりして
近所迷惑が結構問題になってたしw 祭り好きそうだよ。

310:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/02 13:21:14.91 0.net
>>306
へ~、ブラジルにおけるカポエラってそういうイメージなんだ。
まぁ、もともと黒人奴隷が起源だから上流階級のやるようなものではないんだろうけど、
怒られるほどだとは。もっとブラジルを代表するスポーツみたいな感じで見られてるのかと思った。
とは言え、あなたも言ってるようにあくまで一例だから一般化できるかは微妙だけどね。

>>309
実際に観てないので断言はできないけどリオのカーニバルほど有名で規模の大きいのだと、
多少はいても不思議じゃないだろうね。ただ、その数がそんなに多くはないというだけで。

311:!kab 忍法帖【Lv=5,xxxP】 水 ◆TCygujgOWY
12/03/02 17:56:52.23 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
よく分らんが格闘家が自分の構え否定されたら悲しむと思うぞ。
>>306みたらそんな風に受け取れてしまったw

まあでも実際南米の先住民はエリート意識強いからね。
植民地時代のペルーかチリの話だが貴族の娘が実は農民からの養女だったとか判って
自殺してしまったとかいう記録も残ってるな。

312:世界@名無史さん
12/03/02 19:02:42.76 0.net
先住民じゃなくて白人じゃね?

313:!kab 忍法帖【Lv=5,xxxP】 水 ◆TCygujgOWY
12/03/02 19:10:22.88 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
>>312
いや、先住民貴族もエリート意識が強かったんだよ。
先住民貴族として貴族を名乗るのを許されてた時期があって
積極的にヨーロッパ風の服装をしたり白人と婚姻関係結んだりしてた。
これは南米もメソアメリカも同じだな。

314:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/02 19:57:44.94 0.net
>>313
インカ帝国やアステカ帝国などの有力者はスペインに征服された後も、
支配階級としてわりと厚遇されてたらしいね。インカ帝国の王家のメンバーは、
植民地時代のスペインにおいて特権を与えられ祭りなどでも重要な役を担ったそうだし。

315:!kab 忍法帖【Lv=5,xxxP】 水 ◆TCygujgOWY
12/03/02 20:13:16.66 0 ?2BP(7777) 株優プチ(whis).net
先住民は分割相続が当然だったから勝手に没落していったな。
どこかの王族だか貴族の子孫が征服後200年くらいで大工になってたとかいう例があるらしい。

316:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/02 20:19:03.73 0.net
>>315
へ~、そんな事例があるんだ。植民地時代も後期になるとインディオの没落がかなり顕著だったのかな。

317:世界@名無史さん
12/03/12 19:44:23.27 0.net
>>315
>>316
インディアンなど王だろうが奴隷だろうがスペイン・ポルトガルから見りゃ全部奴隷だろう。

318:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/13 08:48:24.43 0.net
>>317
一応、スペインにおいてインディオは名目上はスペインの臣民だとされてて奴隷ではなかった。
エンコミエンダ制やミタ制などで奴隷みたいに扱いはしたけど、法的には奴隷ではなかった。
この点が黒人とは違う。これはラス・カサスなど宣教師による批判に対処するためでもあったね。

また、水も言ってるようにインカ帝国の王家の子孫は貴族としてクスコやリマで、
わりと贅沢な暮らしをしてたよ。祭りなどでも重要な役目を担ってたし。
18世紀後半にペルーで反乱を起こしたホセ・ガブリエル・コンドルカンキは、
トゥパク・アマルの子孫だと自称してたけど、彼は反乱を起こす少し前に、
自分が本当にインカ王家の血を引いてると認めてもらおうと訴訟を起こしたことがある。
結局、彼は証拠不十分で敗訴したけど、そもそも彼がこういう行動をしたのは、
インカ王家だと認められるとスペインから様々な特権が与えられるからであって、
このことからもスペインではインカ帝国の王家を結構厚遇してたことがうかがえると思う。

319:!kab 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 水 ◆TCygujgOWY
12/03/13 11:08:07.88 0.net
>>317
まあ王から見れば先住民なんか奴隷も変わらんというかそのくらい下っ端
にしか見えなかったんだろうけど先住民貴族は特権とかあった。
スペイン風の服装許可とかw
あと有名所で地域によってだが免税の特権持つ先住民貴族も多かったな。
まあそうは言っても特権はながくは続かんかったけど。

特権の廃止後はまあうまくやったかどうかで決まったんだろ。
現代でも先住民貴族出身のやつとか金持ちも結構いるらしい。
没落した奴の方が多かった。

320:世界@名無史さん
12/03/13 22:36:09.77 0.net
>>318
>>319
なるほど、インディヘナは全員奴隷じゃなかったのか。
イギリスやオランダの領土はどうだったのだろうか?

321:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/15 09:26:36.51 0.net
>>320
オランダは知らないけどイギリス領の場合も全員が奴隷だった訳ではないでしょ。
奴隷として売買されたインディアンも結構いるけど、後のアメリカ合衆国なんかを見るに、
イギリスの場合はインディアンを入植地から追い出した場合も多いと思うし、
イギリスと同盟を結ぶインディアンもいなくなはかったからね。
イギリスの場合は奴隷にするよりも戦争などで追い出すほうが多かったかな。

322:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/15 09:27:11.33 0.net
×イギリスと同盟を結ぶインディアンもいなくなはかったからね。
○イギリスと同盟を結ぶインディアンもいなくはなかったからね。

323:!kab 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 水 ◆TCygujgOWY
12/03/15 09:55:23.60 0.net
インドなんかは藩王国とかあったからその時代は先住民貴族とかいたんじゃないか?
俺もオランダは知らなくてすまんが。

324:世界@名無史さん
12/03/16 22:42:37.93 0.net
植民地や属国の身分って結構重要ではあるな。
全部奴隷にしたら反乱起こされるし、かと言って貴族とか王族を本国のそれと同一にすると本国民の反感を買うし。

325:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/16 22:59:39.93 0.net
>>324
実際、16世紀のスペインではインディオの扱いや身分をどうするかで結構もめたみたい。
ラス・カサスなど宣教師がそこら辺を批判したこともあってエンコミエンダ制なんかは、
わりと早い段階で廃止されたくらいだし。インディオの奴隷化もすぐにやめさせたらしい。
これはインディオが反乱することに対する恐れもあるけど宣教師からの批判のせいでもある。
インディオの扱いは独立後のラテンアメリカでも問題になったことだしね。

326:!kab 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 水 ◆TCygujgOWY
12/03/17 00:13:41.24 0.net
そういやコロンブスが奴隷をイザベル女王に献上したら女王が
植民地支配が過酷かどうか調査してたな。
本国でも結構気にしてたのかな?

奴隷化をやめさせたとかいうのは先住民が少なくなりすぎて
エンコミエンダとか機能しなくなってきてたんだよな。
廃止が宣言されたのは1760年くらいじゃなかったっけ?

大部分の先住民は無料?というか売り買い関係なく徴用されていたから
奴隷とはちょっと違うとかそんなんじゃなかったか?
先住民奴隷もいたけど。まあ先住民は奴隷より扱いがひどかったとかいう話だね。

327:世界@名無史さん
12/03/17 00:13:59.43 0.net
>>325
後で入ってきた中国系や日系、インド系は一律平民扱いだったのだろうか?
アルゼンチンやチリによくいるイタリア系とかも本国の身分を継承できたのか、平民扱いだったのか、どうだったのかな?

328:世界@名無史さん
12/03/17 00:18:11.82 0.net
>>326
>>254でも書いたが、正戦思想というものがあって「正しい戦争=異教徒の侵略を退ける」というものだった。
なので攻撃してきたわけでもない相手を意味もなく攻撃して殺戮するのは間違いという認識が存在した。
もちろん異教徒なので征服の上で改宗させようという発想もあったのだが、改宗すれば同じキリスト教徒・カトリック信者として扱わないとまずいという意見も出てきた。

329:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/17 00:24:48.20 0.net
>>326
正式に廃止されたのは1760年頃だけど、16世紀後半にはすでにインディオの奴隷は、
あまり行なわれなかったという話を聞いた。あなたも言うように奴隷よりもミタ制などで、
強制労働させてたりアシエンダで働かせたりしてたから奴隷みたいな売買の対象には、
ならなかったらしい。まぁそれが奴隷よりマシだったかどうかまでは判断しかねるけど。

>>327
中国系や日系なんていうのは基本的に独立後でしょ。ペルーなんかでは、
植民地時代に日本人奴隷がいたという記録もあるみたいだけど少数派だ。
現在ラテンアメリカにいるアジア系の大多数は19世紀以降にやってきた移民でしょ。
その頃のラテンアメリカ諸国の多くでは(実質的にそうだったかは置いといて)、
法的には身分制度はほぼなくなってた。貴族や奴隷みたいな身分は独立後、
しばらくしてほとんどの国でなくなったし。まぁブラジルなんかは奴隷制廃止遅いけど、
日系移民がブラジルにやってきたのも奴隷制が廃止されてからのことだからね。

330:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/17 00:27:25.24 0.net
>>328
インディオの扱いはスペイン本国でもキリスト教のイデオロギーと絡まって、
随分問題になってたらしいね。宣教師などが大いに批判したのもそのためだし。
スペインにおける正戦思想というのが関係してるという訳か。

331:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/17 00:33:57.50 0.net
>>327
ついでに言えばアルゼンチンなどに良くいるイタリア系も基本的には、
19世紀以後にやってきた移民だよ。その頃のアルゼンチンは共和制で、
貴族や奴隷や平民みたいな身分の区別はとっくになくなってたからね。

332:!kab 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 水 ◆TCygujgOWY
12/03/17 00:35:35.08 0.net
>>324
確か先住民領主はカシケとかいう称号をもらってたな。
あくまでも「先住民の領主」で本国の領主とは違ってたな。
貴族も同じで先住民貴族だった。

>>327
ブラジルだと奴隷解放後の外人労働者は小作人だったよ。はじめは奴隷の代わりの
労働力として受け入れられてた。
収入は農園主と山分けで農園主のほうがはるかに儲けてたけど改善されたんだよな。

植民地の公職は1700年代後半までは金で買えたから金のある奴は金で
買ったんじゃね?

333:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/17 00:44:35.54 0.net
>>332
カシケってもともとはインディオの言葉なんだよね。
それをそのままインディオたちの首長の称号に使ったということだね。

ブラジルにおける日系人は20世紀になると徐々に自作農も増えてきたらしい。
この頃から日系ブラジル人の成功が言われるようになったみたいだ。

334:世界@名無史さん
12/03/18 00:49:52.98 0.net
独立後は全部平民なのかな?それとも各国とも途中で貴族制を廃止していったのだろうか?

335:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/03/18 08:34:34.46 0.net
>>334
国によって少し異なるけど基本的に貴族制はほとんどの国で独立時に廃止され共和制になった。
まぁ、あくまで法的な話で実態はカウディーリョみたいに貴族的な寡頭支配層はいたけどね。
ラテンアメリカの独立運動はアメリカ独立戦争に憧れて行なわれた部分が大きいから、
アメリカ合衆国が共和制にして貴族制を廃止したのを見習ったんだよね。
そもそも貴族というのは宗主国のスペインから与えられる称号でもあった訳だから、
それをなくすことはスペインからの完全な独立を意味することにもなるしね。

336:世界@名無史さん
12/03/18 09:17:12.02 0.net
ややすれ違いになるが、カナダやトリニダード・トバゴなど元英国領のアメリカ諸国も独立で貴族制廃止なのかな?


337:世界@名無史さん
12/03/20 13:26:51.52 0.net
【ポルトガル】ルゾフォニア【海上帝国】
スレリンク(whis板)l50

338: ◆8JPeox.cXLBV
12/03/25 10:53:16.48 0.net
ピーナツ食べたら下痢をした。

339: ◆ABpTr1nzVU
12/03/25 10:54:11.51 0.net
銭湯で溺れた

340:世界@名無史さん
12/04/07 15:46:17.99 0.net
【オランダ海上帝国】フランドル史【白領コンゴ】
スレリンク(whis板)l50

341:世界@名無史さん
12/04/16 01:08:29.90 0.net
中南米にもアメリカみたいなワナビー(先住民では無いのに先住民と自称する人)って、
いるんですかね?

342:世界@名無史さん
12/04/21 11:01:40.77 0.net
自称「ニカラグア研究の第一人者」の佐々木祐が大阪市立大学の特任講師(任期付)になった件について
URLリンク(www.lit.osaka-cu.ac.jp)

さよなら佐々木先生
URLリンク(www.nicovideo.jp)

343:世界@名無史さん
12/04/25 00:19:52.64 0.net
Brazil Funneled Soviet Weapons to Argentina During Falklands War, Says Report | Fox News Latino Published April 23, 2012
報告書によると、ブラジルはフォークランド戦争時にアルゼンチンへソ連の武器を送り込んだと言う
URLリンク(latino.foxnews.com)

344:世界@名無史さん
12/05/12 12:00:15.75 P.net
なんで中南米ってあんなに殺人率高いの?

345:世界@名無史さん
12/05/12 12:04:28.55 P.net
なんで中南米ってあんなに殺人率高いの?
中南米というか中米+南米大陸の北部

346:世界@名無史さん
12/05/12 17:23:06.15 0.net
強姦殺戮スペインポルトガル人の子孫だから

347:世界@名無史さん
12/05/13 19:15:48.25 0.net
北米も殺人率高いだろ
というか北米の方が高いんじゃないか

348:世界@名無史さん
12/05/18 01:31:45.04 0.net
銃を気軽に買えるというのが大きいと思う。

349:世界@名無史さん
12/05/20 21:00:43.24 O.net
フランス革命の影響を一番受けたのは中南米だと思うが完全にスルーされているな。

350:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/05/20 22:01:50.25 0.net
>>349
スルーされてるっていうのは、日本の一般的な歴史教育においてっていうこと?
それともこのスレにおいてということかな。前者だったら、別にスルーされてはないと思うけど。
少なくとも僕の学校では、フランス革命に関連した事項としてラテンアメリカ諸国の独立を習った。

確かに、フランス革命はラテンアメリカ諸国の独立においてあらゆる面で影響を与えてるね。
思想面における影響はもちろんのこと、ナポレオン戦争によって本国のスペインが混乱したことが、
ラテンアメリカ独立運動のきっかけになった訳だからね。ポルトガルも、ナポレオン戦争のせいで、
リオデジャネイロに遷都するはめになり、それが後にブラジルが独立するきっかけになったんだし。

351:世界@名無史さん
12/05/29 16:49:18.93 0.net
メキシコのアステカ文明を生みだしたのは韓国人であることが判明
スレリンク(news板)
【韓国BBS】メキシコのアステカ文明を生みだしたのは韓民族!?[05/29]
スレリンク(news4plus板)
 メキシコのアステカ文明を生みだしたのは韓国人であることが判明 
スレリンク(poverty板)
【韓国BBS】南米のアステカ文明を生みだしたのは韓民族?…「『メキシコと私たち韓民族の共通点』などの論文もありますよ。」
スレリンク(wildplus板)
メキシコのアステカ文明を生みだしたのは韓民族!?
スレリンク(korea板)



352:世界@名無史さん
12/06/01 10:03:34.21 0.net
征服期のスペイン人にこんな人もいたんだな。
URLリンク(en.wikipedia.org)

1511年パナマから今のドミニカへの航海中難船してユカタン半島に漂着、
乗員の大部分はすぐさま生贄にされたが一部は脱走して別の部族に捕まり奴隷化、
うち二人ゴンサロとアギラルはコルテスの来航まで生き延びたが、
ゴンサロは内戦で頭角を現し武将となり首長の娘と結婚していた。
8年後コルテスは噂で二人の事を知って来て征服に加わるように手紙を寄越し、
アギラルは以後通訳としてコルテスに従ったがゴンサロは
「顔に刺青もあり耳に穴の開いた自分をみて同胞は何と言おうか」
ここの軍隊の長であり妻も子もあるので行かないと同行を断った。

20年近く後、ユカタン半島にスペイン人が征服に来た時
50艘の戦闘カヌーに乗ったマヤ人を引き連れてゴンサロが来援し、火縄銃で撃たれて死んだ。

353:世界@名無史さん
12/06/01 11:56:53.09 0.net
ずっと上の方に「生贄の犠牲者」とか「生贄犠牲者」とかいう言葉が使われているが、
生贄と犠牲とはだいたい同じ意味だから変だぜ。

354:!kab 忍法帖【Lv=27,xxxPT】 水 ◆TCygujgOWY
12/06/01 13:45:35.67 0.net
>>352
>乗員の大部分はすぐさま生贄にされたが一部は脱走して別の部族に捕まり奴隷化、
知らなかった。この二人脱走してたのか。

>マヤ人を引き連れてゴンサロが来援し、火縄銃で撃たれて死んだ。
これも初めて聞いたな。調査が進んだおかげか。
日本語の本ではどの本読んでもその後の消息は不明としか書いてなかった。

まあアギラールは敬虔なカトリック信者だったから先住民には同化できなかっただろうね。
コルテスに救出された時でもまだ聖書を捨ててなかったし漂着してた時の服着てたとか。

355:世界@名無史さん
12/06/12 00:09:34.14 0.net
URLリンク(www.kahoku.co.jp)

ガルシア・マルケス氏が認知症か 中南米文学の代表作家


 【リオデジャネイロ共同】中南米文学を代表するコロンビアのノーベル賞作家、ガルシア・マルケス氏(85)
が認知症を患っていると同氏の親友の作家が明らかにした。同氏が住むメキシコなどのメディアが11日ま
でに伝えた。
 親友のコロンビア人作家によると、同氏は友人らを認識できなくなっており、過去5年間、電話で話してい
ないという。同氏は1999年に患ったリンパ腫を克服した後、2004年に10年ぶりの新作を発表して以来、
新作を出版していない。
 マルケス氏は67年発表の長編「百年の孤独」などで中南米文学の旗手と呼ばれるようになり、82年に
ノーベル文学賞を受賞した。

356:352
12/06/14 16:51:40.50 0.net
スペイン語版の方がずっと詳しいし図版も多い。
URLリンク(es.wikipedia.org)

先に弩弓で腹を貫かれそれから火縄銃で撃たれたとか。

357:世界@名無史さん
12/06/19 13:55:26.34 0.net
百年の孤独、いっぺん和訳を読んだけどほとんど内容を覚えていない。

358:世界@名無史さん
12/06/25 11:39:01.15 0.net
William Henry Hudsonの「遥かな国遠い昔」を読んだ人!
俺はこの本からラテンアメリカの歴史に入りました。
もっともダーウィンの「ビーグル号の航海」の方を先に読んでいるけど。

ブラジル在住中にアルゼンチンに旅行したとき、残り2日という時にふと思いついて
ハドソンの生地を訪ねました。苦労した。一日では訪ね切れなかった。

359:世界@名無史さん
12/07/06 08:51:39.62 0.net
>>345
銃が野放しになってるし、マフィアと警察が癒着してる。

360:世界@名無史さん
12/07/06 09:06:25.21 0.net
人命も安い。十ドルで殺人を引き受けるチンピラが普通にいる。
長距離バスに乗る時保険に入らされるが、その死亡保険金の安さには笑ってしまう。

もちろん薬物原料の栽培・加工と北米への密輸が巨大な資金源となるから
それを巡っての争いも起こるし、抗争も派手になるわけだけど。

361:世界@名無史さん
12/07/06 09:07:37.30 0.net
あと犯罪者の逃げ場所に事欠かない。
警察は金を掴まされて腐敗しやすいし。

362:世界@名無史さん
12/07/29 13:26:35.69 0.net
【Puerto Rico】 プエルトリコ 【プエルト・リコ】 [アメリカ板]
スレリンク(usa板)

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363:世界@名無史さん
12/07/29 20:09:06.75 0.net
畑恵子って人にスペイン語習ってるんだけどこの人ってすごい人ですか?

364:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/07/29 23:59:53.97 0.net
>>363
ラテンアメリカ史の研究では結構たまに名前をみるから有名なほうだと思うよ。
いくつか本も共著で出してるしね。

365:世界@名無史さん
12/07/30 07:49:52.56 0.net
>ラテンアメリカ史の研究では結構たまに名前をみるから

「結構たまに」

結構なのかたまになのかどっちなんだよw
歴史の前に日本語勉強して来いよw

366:!kab 忍法帖【Lv=34,xxxPT】 水 ◆TCygujgOWY
12/07/30 12:17:30.15 0.net
>>363
名前知らなかったからググってみたらこの人の本読んだことあったわ。
俺の代わりにサイン貰っておいてくれ。

367:世界@名無史さん
12/07/31 22:03:43.13 0.net
南北アメリカの殺人率は異常。
殺人数の記録も3桁がザラだし。

368:世界@名無史さん
12/08/02 10:54:54.68 0.net
インカ帝国ではコカの葉を噛むのは貴族と教師と飛脚だけに許されていたんだってね。
これを噛んでいると寒さ・飢え・渇き・疲労に耐えやすいからと。

ボリビアとパラグァイとの戦争 (チャコ戦争) では双方とも
補給の絶えた前線の兵隊にコカの葉を飛行機で投下したという。
この戦争の主戦場では水場がごく少なく、井戸のあるところには砦が築かれていた。

ボリビア軍が人口の多い高地で徴兵し戦場に送った兵隊は暑熱と渇きで病気になりバタバタと死んでいった。
この戦争のことはアスンシオンの戦争博物館で展示品を見たり、
当地で買った「ある斥候の日記」という本をパラパラ読んだりした。
死んで取り残された者はそのままミイラ化したようだ。

369:世界@名無史さん
12/08/02 11:03:56.54 0.net
ついでに書くとアスンシオンでは本屋というものがなく、
キオスクみたいな店でしか本は買えなかった。今は違うかもしれない (1980年代終わり頃の話)。
しかも本は皆セロハン紙で包装してあって、タイトルと表紙で内容を推し量るしかなかった。

ひと頃は富強を誇り南米で最初の鉄道も引いたパラグアイなのに、その落ちぶれぶりは悲しかった。
日本では最初に敷かれた新橋横浜間の鉄道なんか軌道も駅も跡形も無いだろう?
パラグアイでもそうだろうと思ったんだが違った。そんまんま残っていた。しかもほとんど観光用。
沿線は廃墟が目立った。大型の高速バス網はあるんだが、車輌は外国製だ。

370:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/02 22:28:10.29 0.net
>>368-369
コカは植民地時代にも、ミタ制で働いてるインディオたちが使用してたらしいね。
重労働での疲労や渇きや飢えに耐えるにはうってつけのものだったんだろうね。

1980年代終わり頃のアスンシオンというと、だいたいストロエスネル時代の末期か。
この頃のパラグアイって首都にすら本屋がなかったのか。
独立直後のパラグアイは、フランシア博士による開発独裁がそれなりに上手くいってたらしいけど、
その後のパラグアイ戦争での敗北などを通して一気に衰退してしまったね。
チャコ戦争も結果的にはパラグアイの勝利で終わったとは言え、その被害は凄まじかったそうだし。

371:世界@名無史さん
12/08/02 22:38:05.11 0.net
>>370
パラグアイ戦争の結末は衝撃的すぎたな。
生き残った男はハーレム状態になったそうだが。

372:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/02 22:50:30.24 0.net
>>371
パラグアイ戦争は近代のラテンアメリカにおける戦争の中では最も悲惨だったとしばしば言われるしね。
パラグアイの人口はこれによって大いに減り、男女比がかなりアンバランスになったらしいね。
これによってパラグアイは一気に衰退することになってしまった。

373:世界@名無史さん
12/08/03 00:11:42.29 0.net
三国同盟戦争に関する日本語の本って無いですかね?
興味が有ってもネットで検索するぐらいしか出来なくてね・・・

374:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/03 07:32:19.32 0.net
>>373
パラグアイ戦争だけについて書かれてる本は知らないなぁ。
ラテンアメリカ史やブラジル史、パラグアイ史などの関連本の中に書かれてる場合がほとんどかな。
パラグアイ戦争は、ラテンアメリカ史においてはわりと重要な戦争なので、
その手の本ではそれなりにページ数を割いて説明してるよ。

375:世界@名無史さん
12/08/03 08:55:49.05 0.net
男女比で人口が回復しなかっただけじゃないよ。
ブラジルと降伏交渉した連中は前政権・前々政権により海外に追われていたか
留学していた連中で、結局傀儡政権となるしかなく、
ブラジルは二度とパラグアイが強い国になれないように
不平等な条約を押し付け、産業の振興を妨害したんだよ。

日本だって本土侵攻前に鶴の一声で手を上げなかったら、
その後の米-ソ中の対立が進まなかったら、
どこまでやられたか分からなかった。

376:世界@名無史さん
12/08/03 09:30:54.57 0.net
>>370
いや、ある所に行けばあったのかも知れないけどね。
道で本屋はどこか聞いても屋台店以外無いって言われた。

パラグアイ対ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイの戦争のことは
パラグアイでだけ三国同盟戦争と呼んで、他の当事国その他ではパラグアイ戦争というね。
日本語の本があったら読みたいね。
渡(南)米する何年か前に神田のイタリア書房でパラグアイの中学(?)の自国史の本を買ったが、
それにはかなり詳しく書かれていた。
その時持ち金が足りず、押さえといてくださいと店番の兄ちゃんに言ったら、
不足分は後でいいですよと言ってくれた。うれしかった。

377:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/03 09:35:12.54 0.net
>>375
パラグアイ戦争を通してブラジルはパラグアイを徹底的に弱体化させたからね。
この戦争を通じてパラグアイがブラジルから受けた被害は凄まじかった。
領土も大幅に取り上げられ、政治的にもブラジルの影響下に置かれることになってしまった。
経済的にもアルゼンチン人に公有地を多く買い取られ、その後外国資本の影響が強まったね。

378:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/03 09:45:07.73 0.net
>>376
へ~、そうなの。まぁ本屋が全くなかったとは限らないけど、どっちみち首都にすらほとんどなかったことには変わりない訳だ。
やはり、パラグアイでの歴史教育ではこの戦争はかなり重要な出来事として詳しく書かれてるのね。

379:世界@名無史さん
12/08/03 13:58:44.69 0.net
ここ数年、南米史の日本での出版事情もラテンアメリカ史からラテンアメリカ各国史としての出版が
出てきているけどもここ最近ではキューバ、ボリビア、コスタリカ辺りが出たけどパラグアイも日本語で1冊くらいまとまった通史を出してほしいな。

まあパラグアイ史なら英語でも数点あるようだけど。

380:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/04 15:47:46.40 0.net
>>379
パラグアイの通史を書いた日本語文献は今のところないのかな。
ラテンアメリカ史は通史を書きやすい地域だと思うので各国史はどんどん出して欲しいよね。

381:世界@名無史さん
12/08/04 15:51:50.97 0.net
パラグアイの通史なんて誰が読むんだよw
サッカー、タンゴ、エビータ、日系人で繋がりが深く
日本人なら誰でも知っているアルゼンチンですら
日本語で書かれた通史がないんだぞ

382:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/04 17:04:29.69 0.net
>>381
でも、マイナー度でいうならそんなに変わらないボリビア史なんかも出てる訳で、
出る可能性が全くないとは言えないんじゃないかな。
一応、パラグアイ戦争なんかは日本でも少しは知名度あるし。

383:世界@名無史さん
12/08/04 17:12:50.95 0.net
でもその日本語のボリビア史はケンブリッジ各国史シリーズの翻訳。同シリーズに収録さ
れてなかったらそもそも出版されてない。
本家でパラグアイが出てないから日本語でパラグアイ史単独の本が出るのなんていつの
ことになるのやら。

384:世界@名無史さん
12/08/04 17:15:57.46 0.net
ちなみに同シリーズの中南米系ではメキシコが翻訳されているが、何故かブラジルは未翻訳。
本家ではカリブ諸国史というのもある。

385:世界@名無史さん
12/08/04 17:16:21.58 0.net
>一応、パラグアイ戦争なんかは日本でも少しは知名度あるし。

歴史オタか南米史研究者の中ではな。
歴史オタ歴史研究家でも分野が中国とか朝鮮とか東南アジア中東とかなれば
まずパラグアイ戦争なんて知らないだろうな。
ましてや高校の世界史(受験世界史含む)でパラグアイ戦争なんて一言も出てこないから
歴史に興味ない人達はまず知らない。

386:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/04 18:58:43.28 0.net
>>383
確かにボリビア史はケンブリッジ各国史シリーズで出たのの翻訳だからね。
向こうで出てない限りは日本でパラグアイ史の本が出る可能性も低いか。
日本で出てるラテンアメリカの各国史だと、メキシコやブラジル、キューバ辺りが特に多いかな。
後、マイナーなっところではコスタリカなんかも明石書店が歴史教科書を翻訳してるけど、
やはりまだまだ全体量は少ないね。

>>384
へ~、ブラジル史は出てないんだ。どうしてなんだろう。
日本語でもブラジルは通史がいくつか出てるので翻訳されてもおかしくないのに。

>>385
確かにそうだね。高校の世界史でラテンアメリカ関係で出てくることは、
古代のインカ・アステカや、ボリバルなんかによるラテンアメリカ諸国の独立なんかが主だしね。
まぁ独立後のラテンアメリカ史も主要なところはやるけど、パラグアイ戦争は出てこない。
ラテンアメリカじゃ最も悲惨な戦争と言われてるぐらいなのにね。

387:世界@名無史さん
12/08/04 23:13:27.44 0.net
>>386
日本の歴史教育の問題の1つは地域の偏向がひどい点。
平和教育とか言いながらパラグアイ戦争を教えないとか研究不足もいいところだし、
フォークランド紛争も1982年発生としか教えず、なぜそうなったのかを教えていない。

388:世界@名無史さん
12/08/04 23:19:13.84 0.net
そんなの答えは簡単じゃん。
受験に役立たないことは教えないし教師側も教えられない。
どうしても複雑な中国史・ヨーロッパ史・近代史がメインになっていく。

389:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/04 23:52:31.79 0.net
>>387-388
一応、現役高校生として手元にある世界史の教科書(具体的には東京書籍の「世界史B」)を見てみると、
ラテンアメリカ史で載ってるのは、だいたい以下の事柄だけだった。

・古代のインカ帝国やアステカ帝国について
・スペインやポルトガルによるアメリカ大陸の植民地化とその支配
・ハイチ革命や、シモン・ボリバルたちによるラテンアメリカの独立運動
・フアレスやディアスやマクシミリアンなど、19世紀半ばのメキシコ史
・米西戦争や棍棒外交やパナマ運河など、20世紀初頭のアメリカ合衆国とラテンアメリカの関係
・マデロやサパタなど、メキシコ革命
・ヴァルガスやペロンやカストロなど、ラテンアメリカにおける民族運動
・解放の神学や債務問題、軍事政権から文民政権への移行など

こうやって項目だけを挙げると、意外と多いように感じるけど、一つ一つの記述はそんなに多くない。
やはり全体的な割合としてはヨーロッパなんかのほうが多いように感じるね。
とは言え、最近の世界史はちゃんと中国史やヨーロッパ史や近代史以外も教えるので、
>>388が言うほどにはヨーロッパ史・中国史・近代史偏重にはなってないかな。
とは言え、依然としてそこら辺の分野の量が多いのには変わりないんだけど。
最近は受験でもヨーロッパ史や中国史や近代史以外の分野も多く出てるよ。
ラテンアメリカ史だって、東大とかだと普通に出てるからね。

390:世界@名無史さん
12/08/05 00:16:08.24 0.net
確かにパラグアイ史は日本語で通史を出してほしいね。
あとアルゼンチン史も。
ハイチ史も出してほしいところだ。

中南米史で各国史の存在を確認しているのは
メキシコ、コスタリカ、キューバ、カリブ全域、ベネズエラ、ブラジル、ペルー、チリ、ボリビアくらい。

まあ、スペイン語やポルトガル語が読めなくても中南米各国史は英語でもいろいろ出ているからね。

391:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/05 00:52:12.93 0.net
>>390
ハイチ史は日本でも浜忠雄氏がすでに出してたと思うんだけど。
この人はハイチに関する本を結構色々書いてるので、探せば多分見つかると思うよ。

392:世界@名無史さん
12/08/05 07:21:32.85 0.net
パラグアイよりもアルゼンチンの通史が日本語でないのが不思議。
植民地時代も早くから拓けて内戦・経済成長そして破たんとみていると
日本語で書いてもブラジル史並みに内容はテンコ盛りだけどね。

これだけ日本と関わりが深い国なんだから1冊くらいアルゼンチンの通史の本があってもいいと思うんだが・・・

393:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/05 08:40:43.84 0.net
>>392
確かに、アルゼンチンはラテンアメリカの中でもブラジルやメキシコなどと並ぶ大国だし、
内容も色々書くべきことが多そうなのに、何故か日本語の通史が存在のは不思議だ。
国としての知名度もサッカーやタンゴなどでそれなりに有名なほうなのに。

394:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/05 08:41:34.65 0.net
脱字訂正
×何故か日本語の通史が存在のは不思議だ。
○何故か日本語の通史が存在しないのは不思議だ。

395:世界@名無史さん
12/08/05 09:08:58.66 0.net
このスレ見ていると「日本語で○○国の通史を出せ」「出してほしい」ばかりだが
だったら、おまえらが書いてあるいは権利取得して英語やスペイン語の書籍を翻訳して出版すればいいじゃんwww
自分が興味があって個人で勉強したいなら洋書文献をあたれよ。
カリブの小島とかスリナムのようなマイナー国でなければ中南米各国史はスペイン語が出来なくても英語で通史が出てるから。
おまえら他力本願にもほどがある。学問をやる姿勢ではない。

396:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/05 09:46:58.76 0.net
>>395
まぁ、その気なら洋書も読むけどね。日本語文献もできれば出てほしいということでしょ。
それに、コスタリカとかは出てるのに、アルゼンチン史の通史がないのを不思議がるのも分からなくはないし。

397:世界@名無史さん
12/08/05 11:09:22.09 0.net
>>396
そいつ、暑さで頭が逝っちゃった奴だからレス不要

398:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/05 11:17:12.06 0.net
>>397
あ、そう。じゃあ、レスしないようにするけど。
まぁ、ともかくアルゼンチン史なんかは日本でも通史が出てほしいところだ。

399:世界@名無史さん
12/08/05 12:09:41.80 0.net
オツガイへ

日本の各国史出版事情がどんだけお寒いかわかっている?
古代から現代まで書くこと満載のエジプトですら通史は出ていない。
カンボジアもアンコールワットなどがあって日本も占領していた経緯があり
馴染みが深い国なのに古代史はあっても通史はない(中世カンボジアはタイとベトナムの属国だから書くことないかも)

同じく日本になじみが深く相撲などで交流があるモンゴルも元やチンギスハーンについての書籍は
出ていたけど通史が出たのは本当につい最近。それまではモンゴル通史はなかった。
高校の世界史でも北方民族の興亡という形で中国史の延長線上で出てくるのに。

こんな状況だからアルゼンチン通史がなくてもおかしくはない。
どうも日本の出版社は地域史的な見方、大国史偏重の方針でよろしくない。
ボリビア史が出たのは奇跡に近いと思っていいと思う。

400:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/05 14:04:16.85 0.net
>>399
エジプトは確かに時代ごとに本は出てるけどまとまった通史は出てないね。
まぁ、古代エジプトと現代じゃ全然違うからまとめて書きにくいのかも知れないけど。
それでも書こうと思えば書けたはずだからね。モンゴル史も確かに宮脇敦子氏のが出るまでなかったかな。
そういうことを考えると、確かにアルゼンチン史がないのも分からなくはないか。
でも、ボリビア史以外にもコスタリカやチリやベネズエラやハイチだって通史が出てるんだからなぁ。
これだけマイナーな国の通史を出すんだったら、アルゼンチン史だって出したって良いじゃんと思わなくもない。

401:世界@名無史さん
12/08/05 14:55:56.90 0.net
スレチだが一つ
エジプトは古くていいなら歴史教科書の和訳があったはず
明石書店のとは違う出版社だったけどな


402:世界@名無史さん
12/08/05 18:41:18.56 0.net
どうして日本語での各国通史の刊行が英語より見劣りするのか
それについても語ろう。やっぱり商業的な理由?

403:世界@名無史さん
12/08/06 00:27:33.33 0.net
アルゼンチンも何か大きな出来事があれば通史が出そう。
アフガニスタン通史も9・11とアフガニスタン紛争で一気に2冊もでて
しかもそのうち1冊は最高のものだしイラク戦争で初めて
イラク通史(といってもオスマン末期から)がでたからね。

404:世界@名無史さん
12/08/06 08:50:01.27 0.net
歴史書じゃないが、W.H.ハドソン「遥かな国遠い昔」は面白いぞ。
ロサス時代が背景。岩波文庫にあったよ。今あるかな?

405:395
12/08/06 17:59:59.08 0.net
>>397
はぁ?頭が逝っちゃっているのはおまえだろう。
だって、出版社社員でもない奴が2chで出せ出せって言って出ると思う?
そもそもこんな他力本願な姿勢じゃ日本語でアルゼンチン通史が出ても読まないよ。
本当にアルゼンチン史に興味があるんだったら英語でもいいから洋書をあたれよ。
日本語でアルゼンチン通史が欲しければ翻訳なり自筆なりで出版社に売り込む
ないしは自費出版でもすればいいじゃん。
それもできないやろうともしないでわーわー言っているおまえらの方が頭が逝ってることに気がつけよクズ。

406:世界@名無史さん
12/08/09 15:38:16.19 0.net
スレ止めてんじゃねえよ、ボケ。頭冷やせ。

407:世界@名無史さん
12/08/09 21:49:08.11 0.net
昔からキチガイが湧くとスレが止まると言われてたからな。
特に世界史板のように過疎傾向が強い板ではなおさら。

さて、アルゼンチン史だが俺も確かに出してほしいと思っていたよ。
見たことあるのは移民やら日本との関係史やらペロン時代の研究書とか。
通史はなかなかないね。
もしかしたら日本でアルゼンチン史を研究している人がいないのかもな。

408:世界@名無史さん
12/08/10 09:09:27.00 0.net
アルゼンチン史の出版が日本で行われないのは
ただ単に日本国内にアルゼンチン史に対する興味関心が薄いからでは?
サッカーやタンゴ、エビータとかこの辺はみんな好きだけど
ことアルゼンチン史となるとそこはまた別の話になるんだろうね。

409:世界@名無史さん
12/08/10 13:02:41.95 0.net
ブラジルでは日本語の本の出版が行われていて、
俺は歴史・民話・農業畜産技術などに関する本を見たり買ったりしたよ。
歴史はブラジル史。ただ、濃厚なブラジル中心史観なのは仕方がない。

ブラジルは開拓時代スペイン側の拠点に囲まれている関係から
極めて拡張指向で、19~20世紀に一応国境線が定まってからも、
周囲の国への資本的・人的進出が続いている。
ブラジルの拡張主義という、ブラジルの内陸国境から矢印が出て
全太平洋・カリブ海海岸まで広がっている表紙絵の本を見たことがある。

410:世界@名無史さん
12/08/10 13:07:03.31 0.net
URLリンク(img2.mlstatic.com)

411:世界@名無史さん
12/08/10 23:19:10.51 0.net
アルゼンチンそのものに関する関心は高そうなんだけどねぇ。
数年前だったかNHKラジオのスペイン語講座が半年ほどアルゼンチンのスペイン語をやってた。
アルゼンチンに対してある程度の需要がなければこんなことしないだろう。

412:世界@名無史さん
12/08/11 22:39:16.08 0.net
アルゼンチン史を出版しないなんて日本の出版社は
歴史の面白さというものを知らないよな。
内戦から経済大国そして破たん。
目まぐるしく変わるアルゼンチン史は面白いと思う。
無論、面白いから出版するって理屈は違うんだろうけど。

413:世界@名無史さん
12/08/15 12:02:34.69 0.net
俺はスペイン征服前と独立前のスペイン領時代の歴史ににしか興味ないな
せいぜいリベルタドーレス大活躍の時代までだな
スペインに抵抗した先住民族の指導者のリストみたいなのないかなあ

414:世界@名無史さん
12/08/17 16:17:26.49 0.net
アルジェリアの歴史っていうのが明石書店から出版された。
内容は古代からの通史ではなくフランス植民地化から現代まで。
古代中世が扱われていないのが残念。

もしかしたら明石書店に頼めばアルゼンチンの歴史も出してくれるかも。
アルジェリアの歴史なんて需要あるのかな?
アルゼンチンの歴史の方がまだありそうだけど。

415:世界@名無史さん
12/08/21 12:48:56.16 0.net
アルジェリアの歴史は長いからな。

416:世界@名無史さん
12/08/21 12:54:46.92 0.net
個人的にはアルゼンチン以外にも通史を出してほしい国はたくさんある。

アジアで言えばカンボジア、ブータン、オマーン。
ヨーロッパで言えばモナコ、マケドニア、マルタ。
ラ米で言えばパラグアイ、アルゼンチン。

417:世界@名無史さん
12/08/25 20:45:04.96 0.net
>>412
パタゴニアの歴史とか一度じっくり学びたいものだ。

418:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/31 15:53:00.19 0.net
>>409-410
ブラジルの拡張主義は、植民地時代のバンデイランテスによる開拓の頃からすでに見られると思う。
彼らの探検によって、ブラジルの開拓が進んだからね。その後も、シスプラチナ州への侵攻や、
大戦争・パラグアイ戦争などによる領土拡大、アクレ戦争によるアクレ州併合など、ブラジルの拡張志向がうかがえる。
ある意味、アメリカ合衆国の膨張主義なんかと近い面があるかも知れないね。

>>412
個人的に、アルゼンチン史の面白さはまさにその目まぐるしく変わる点だと思う。
独立後から現在までの政治や経済状況の変化の激しさがとても面白い。
アルゼンチン史って、政治的に安定してる時期と、極端に不安定な時期が繰り返されてるんだよね。

>>416
スレチだけど、ブータン史は明石書店で歴史教科書の日本語訳が出てるよ。

419:世界@名無史さん
12/08/31 16:11:02.27 0.net
アンタはブラジルの人か?シスプラチナだの大戦争だのって。
大戦争ってどの戦争よ?

注: シスプラチナ = Cisplatina = ブラジルから見てラプラタ川の手前地帯
= アルゼンチンからみた同じ川の東岸地帯 = Banda Oriental = Uruguay)


420:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/08/31 16:51:39.39 0.net
>>419
ラテンアメリカ史で大戦争って言ったら、19世紀前半にウルグアイで起きた内戦のことを指すと思うんだけど。
シスプラチナや大戦争って言うと何か問題でもあるの?
ブラジルの話してるんだから、ブラジル側の呼称で呼んだって別に良いと思うんだけど。
何をムキになってるの?

421:世界@名無史さん
12/08/31 20:48:28.79 0.net
>>418
明石書店の歴史教科書シリーズのブータンは通史というよりも
現王朝の王の事を書いたり一部のブータン史上の著名人を書いたりで
通史としては使えないよな。

ブータンは現王朝が成立するまでいろんな宗派・寺院が勢力争いしてきた
乱世の歴史があるけどそう言ったことには触れていないからね。

アルゼンチン史は確かに目まぐるしく政治や経済状態が変るところは面白いと思う。
本当に日本語でアルゼンチン史が無いのが残念だと思うよ。
まあアルゼンチンもブータンも英語で通史はあるからそれで事足りるのかもしれないけど。

422:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/09/01 07:17:05.36 0.net
>>421
まぁ、確かに明石書店のあれは通史としては少し微妙だったかもね。
あなたも言うように、アルゼンチン史は英語では通史もわりと出てるし、
日本語でもラテンアメリカ史の本ならばそれなりに詳しく記述されてるから、
それで充分なのかも知れないね。それでも、通史がないのは少し寂しいけど。

423:世界@名無史さん
12/09/01 21:19:49.01 0.net
通史って1~2冊レベルだと諸説書くわけに行かないからどうしても特定の学派に依った解釈になるんだよな。
数派分あればいいが、先進国かつG8メンバーのカナダすらろくな通史がない現状だとアルゼンチンとかメキシコでも期待薄な気がする。

424:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/09/02 09:27:04.10 0.net
>>423
>アルゼンチンとかメキシコでも期待薄な気がする。
アルゼンチンはともかくメキシコは通史もわりと出てるし、本国の歴史教科書の日本語翻訳まであるよ。
メキシコ革命などメキシコ史の中の一部分を切り取って取り上げた本もあるぐらいだから、
数派分あると言えるんじゃないかな。個人的には、明石書店のメキシコ歴史教科書がおすすめ。

425:世界@名無史さん
12/09/04 13:53:58.08 0.net
>>420
URLリンク(es.wikipedia.org)

426:世界@名無史さん
12/09/04 21:33:52.42 0.net
>>425
2chで「俺はスペイン語出来るんだ!スゲーだろう」とアピール乙ですw

427:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/09/05 08:38:57.44 0.net
>>425
そのリンク先がどうかしたの?僕はスペイン語が完全に分かるわけではないけど、
「Guerra Grande」だったら、「大戦争」というで訳でも特に問題ないでしょ。
何を言いたいのかいまいち良く分からない。

428:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/09/05 08:39:38.74 0.net
訂正。
×「大戦争」というで訳でも特に問題ないでしょ。
○「大戦争」という訳でも特に問題ないでしょ。

429:世界@名無史さん
12/09/05 08:48:21.69 0.net
いや、同じラテンアメリカ史には名前で呼ばれる戦争が3つあると言いたかった。
もちろん最も有名なのが今のウルグァイでの抗争らしいが。

430:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/09/05 08:55:56.95 0.net
>>429
あぁ、そういうことね。十年戦争や三国同盟戦争も向こうでは大戦争と言うことがあるのか。
まぁでも、僕が>>418で言った大戦争は文脈からしてブラジル絡みだと分かるから十年戦争な訳がないし、
パラグアイ戦争(三国同盟戦争)を大戦争と併記してるんだから、それとは別の戦争だとも分かるでしょ。
それぐらいは察して欲しいなぁ。

431:世界@名無史さん
12/09/18 11:54:15.26 0.net
失礼、単に知らなかっただけ。

432:世界@名無史さん
12/09/24 17:00:52.88 0.net
保守。なんかネタくれ。

433:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/09/24 17:37:03.81 0.net
>>432
確かに最近このスレ過疎気味だね。

個人的に最近のラテンアメリカに関することで一番興味あるのは、
メキシコ大統領選挙におけるPRI(制度的革命党)の復権なんだよね。
2000年の大統領選挙で下野して以来の12年ぶりの復権になった訳だからね。
これに対して、今回の大統領選挙で2度目の敗北となったAMLOを中心に、
何やら抗議活動も行なわれてるみたいだけど、今のところPRI復権の動きは変わらなそうだ。

どうでも良いことだけど、新大統領のエンリケ・ペニャ・ニエト氏、なかなかのイケメンだなぁ。

434:世界@名無史さん
12/09/24 17:46:02.73 0.net
>新大統領のエンリケ・ペニャ・ニエト氏、なかなかのイケメンだなぁ。

男が男にイケメンとか言ってキモイよおまえ

435:世界@名無史さん
12/09/25 08:47:06.17 0.net
なこたあない。

436:369
12/09/28 14:34:51.12 0.net
アスンシオン 書店 で検索すると、
URLリンク(musyokutabi.livedoor.biz)
URLリンク(www.geocities.jp)
それぞれ一番下に書店に関する記述や写真がある。
やはりこの程度なようだ。
都心のホテルなんかに外国人向けに本を揃えた書店くらいありそうなもんだが。

437:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/09/29 16:18:27.66 0.net
>>436
なるほど。今でもアスンシオンはあまり大型書店がないのか。
今のパラグアイってそれほどまでに衰退してるのね。

438:世界@名無史さん
12/09/29 19:14:23.24 0.net
>>437
パラグアイ衰退はロペス戦争が全ての元凶と思う。

439:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/09/29 19:22:20.29 0.net
>>438
確かにそうだね。あの戦争でパラグアイが受けた被害は凄まじかったからね。
その衰退が現在まで響いているということかな。

440:世界@名無史さん
12/10/01 08:49:44.43 0.net
男が少年から初老までほとんど死んだことよる人口減もあるけど、
ブラジルがパラグアイでは工業が育たないような政策をずーっと傀儡政権にとらせたせいだよ。
今の工業製品無関税政策がいつから続いているのか、三国戦争後からずっとなのかわからないけど。

それで工業化を投げちゃったパラグアイだけでなく周辺国も
パラグアイからの密輸品で経済が悪影響を受けていると思う。
というか大学の理科系の先生が不景気はパラグアイのせい、と言い切っていた。

441:世界@名無史さん
12/10/01 10:31:41.40 0.net
ロペスのせいで南米南部が完全にイギリス影響下に入ったからな。
WWII前後からの南米親独派の増加はイギリスへの反発も原因だろう。

442:世界@名無史さん
12/10/03 11:23:55.37 0.net
サンパウロの中心部でもワンフロアを越える書店はなかった気がする。
地下鉄が通る前のパウリスタ大通りには文房具屋を兼ねた書店が一軒あるだけだった。
あとはみんな「バンコ」というキオスク。

日本は特殊なんじゃない?

443:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/10/07 10:31:37.64 0.net
>>440
まぁ、パラグアイ戦争は南米南部に多くの影響を与えたからね。
パラグアイがあれで政治的にも経済的にも多くの被害を被ったのは間違いないね。

>>441
アルゼンチンのペロニスタなんかは確かにそういう側面もあるね。
イギリスのアルゼンチンに対する経済的影響を何とか排除しようとしてた。
そもそも19世紀後半以降のアルゼンチンが経済発展できたのは、
経済的にイギリスの強い影響下に置かれてたからだしね。
1930年代のアルゼンチンは特にイギリスの経済的影響が強まった時期で、
これに反対するナショナリスティックな人々がペロニスタなどに加わった。

>>442
そうなの?アスンシオンとかならまだしも、サンパウロのような大都市にもないのは意外すぎる。
「Livraria da Vila」とか写真で見る限り、結構大規模な書店のように思えるんだけどなぁ。

444:世界@名無史さん
12/10/07 13:40:47.08 O.net

(^.^)ブラジル人なんて本読むより、タマ遊びのイメージだな♪



445:世界@名無史さん
12/10/08 00:11:24.76 0.net
ポルトガル語の本って

ポルトガル料理の作り方
幼女の飼い方
エスタド・ノヴォは不滅だ!
みたいな本か?

446:世界@名無史さん
12/10/09 00:14:06.96 0.net
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

チャベス大統領4選…ベネズエラ、20年政権へ

【カラカス=浜砂雅一】南米の産油国ベネズエラの大統領選が7日投開票され、
反米左派で与党・統一社会党の現職ウゴ・チャベス大統領(58)が野党候補ら5人を破り、
4度目の当選を決めた。

 任期は2013年1月10日から6年間。チャベス氏は任期を全うすれば計20年の
長期にわたり政権を担うことになる。

 選管集計(開票率約90%)によると、チャベス氏の得票率は54・42%で、
44・97%の野党連合「民主統一会議」のエンリケ・カプリレス・ミランダ州知事(40)を突き放した。
投票率は約81%。

 チャベス氏は7日深夜、大統領府のバルコニーで勝利演説し、
「人民の勝利だ。ベネズエラ万歳、社会主義万歳」と気勢を上げた。


447:世界@名無史さん
12/10/09 00:59:26.28 0.net
>>446
こいつの社会主義ってただのバラマキだよな。
社会主義を名乗るのはマルクスやウェッブに失礼な気がする。

448:世界@名無史さん
12/10/09 04:44:52.78 0.net
途上国では例外的にマクロのジニ係数に現れる程度の所得再配分がなされているという程度。

449:世界@名無史さん
12/11/01 09:20:14.19 0.net
>>443
だから俺がいたのは1987~88年代だったし、サンパウロも随分歩きまわったけど
隅から隅まであるけたわけじゃないからね。

450:オツガイ ◆EAbyJft1LY
12/11/11 00:33:00.77 0.net
>>449
あぁ、1987~88年代のサンパウロの話なのね。
この頃のブラジルはちょうど経済危機に陥ってた時代だね。
だから、サンパウロのような大都市でもあまり大型書店は多くなかったのかも知れない。
それでも、サンパウロ中を探せばあったのかも知れないけどね。
日本の東京だってワンフロアを超える大型書店はちょっと歩いた程度じゃ簡単には見つからないし。

451:世界@名無史さん
13/01/08 12:59:21.64 0.net
スペインによる征服直前のメソアメリカにはアステカ(メシカ)とタラスカ(プレペチャ族)以外に領域国家的なものはなかったんだろか?

URLリンク(en.wikipedia.org)
これを見る限りアステカの征服を免れて島状に囲まれてる地域にオト=マンゲ系のミシュテカの諸王国とトラパネカのヨピツィンコ、それからナワ族のトラシュカラと、よくわからないテオティトランとかいうところがある。
テオティトランについてはURLリンク(es.wikipedia.org)を見るとアステカに征服されたって書いてある。

更に東のマヤについてはこんな研究もあるみたいだが
URLリンク(es.wikipedia.org)
ユカテコ語で比較的統一されてるユカタン半島ですらこれだけバラバラの部族社会だったということは、他のマヤなんか話にならんレベルなんかな。

452:世界@名無史さん
13/01/08 20:49:23.37 0.net
age

453:世界@名無史さん
13/01/09 00:40:26.23 0.net
16世紀だと低地マヤ最後の覇権国家マヤパンが15世紀に崩壊したあとだからな。
一方、高地では今でもマヤ系としては最大級のキチェ語のキチェ王国が
存在する状態で16世紀を迎えた。
URLリンク(en.wikipedia.org)

454:世界@名無史さん
13/01/09 20:27:15.34 0.net
>>453
最大級って言っても随分狭いのな。
高地で車を通すための道も作らなかったから言語的にも政治的にも細分化されてたんかな。

ミシュテカを統一した「八の鹿・ジャガーの爪」(要出典なWikipedia訳)に関する日本語文献ってないんかな?
日本ではアステカとマヤばかりがインカとセットにされてやたら注目されてるのに、それ以外のメソアメリカについては無いも同然な扱いの気がする。

455:世界@名無史さん
13/01/12 16:59:21.10 0.net
トルテカの故地は後古典期には他民族地域になっていて国家どころでない状態のままアステカに征服されたのか。

456:世界@名無史さん
13/02/15 16:33:48.27 0.net
日本の新聞にも報じたものがあるが、リオのカーニバル 2013では
韓国からの移民開始50周年を記念して韓国文化をテーマとしたチームがあったようだ。

carnaval 2013 rio de janeiro A theme korea で検索したら、
こんなのがあった。
URLリンク(www.mcst.go.kr)
チマ・チョゴリ風の衣装で踊るモレーナたち。気持ち悪い。
金をかけたロビー活動があったんだろうな。
PSYも来ていたようだ。

大体南米に来る韓国人は米国への移住を容易にするための踏み台として南米諸国を利用している。
実際むかしパラグアイで会った朝鮮人たちからそう聞いた。

457:世界@名無史さん
13/02/19 14:12:30.54 0.net
パラグアイでもボリビアでも日系人はたいてい入植地から来る。
サンタ・クルスの大学でウロウロしていたらオキナワから来たのサンファンから来たの (とぢらも入植地)と聞かれた。
都市で生活する日系人はたいてい一回は入植した人だとおもうが、
ブラジルみたいに移民の歴史が長くないのでロクにいない。
パラグアイの街で東洋人顔をみたら韓国人と思え、だった。

458:世界@名無史さん
13/02/21 13:56:57.49 0.net
ちなみにリオのサンボドロモっていうパレード会場は長ーく広い一直線のパレード通路の両側に
一直線のひな壇式露天観客席があり、セクター9だっけ?真ん中の部分がベラボウに料金が高い。
海外から旅行代理店を通して予約する場合その辺しか買えないようになっている。
別に真ん中だからってとくに眺めが良いわけでは全くない。そうやって外貨を稼ぐのである。
外国と言って遠い欧米だげなく、同じ南米の国々からでもそう。
従って露天観覧席のその辺が一番ノリが悪い。特に日本からの観光客がノリとは無縁。
ひな壇はコンクリ製でクッションもない。カーニバルその他のパレードに使われない普段は、
ひな壇の下は子供の学校として使われる。

459:世界@名無史さん
13/02/24 11:49:53.18 0.net
パラグァイは意外と白人が多い。
どうもドイツ系ブラジル人がその大半のようだ。

460:世界@名無史さん
13/02/24 17:03:11.03 0.net
パラグアイにはナチの落人村があるって聞くけど

461:世界@名無史さん
13/02/25 09:34:15.05 0.net
マルティン・ボルマンとか潜伏していたけどモサドが引っ立てていった。
もういないと思うよ。

462:世界@名無史さん
13/02/26 10:23:59.41 0.net
>>459
それ、都市とか、昔の入植地に限った話でない?
中欧~東欧から宗教的迫害を逃れて前々世紀に入植した教派の村は各所にあるよ。
戦前戦後にドイツ人も移住したけど。
でも国民のほとんどはインディオ-ヨーロッパ人の間の混血のはず。

463:世界@名無史さん
13/02/26 22:51:45.66 0.net
>>462
そうじゃない。
ブラジルのドイツ系がかなり流入している。
農地所有者として新規参入しているから。

464:世界@名無史さん
13/02/27 08:59:31.85 0.net
ああそうなんだ。
ウルグアイで昔やったようなことを今もやっているんだね。
ボリビアでもブラジルから牧畜家が勝手に入り込んでいるって聞いた。

465:世界@名無史さん
13/03/01 14:03:29.92 0.net
>>460
そう言えば、二次大戦前からブラジルにはドイツ人が集団移住した場所があったらしい。
金髪碧眼の純粋な「アーリア人」の血統を守ろうとしたらしいが、
近親婚ばかりで問題が出たらしいよ。

466:世界@名無史さん
13/03/04 03:17:38.88 0.net
双子の異常出産だろ。

467:世界@名無史さん
13/03/04 14:10:56.70 0.net
そうそう。

468:世界@名無史さん
13/03/04 19:00:37.70 0.net
反って金髪の人間が増えて良かったんじゃないのか(笑)

469:世界@名無史さん
13/03/06 07:22:56.80 0.net
チャベス大統領死去=がん闘病、復帰かなわず―反米の盟主・ベネズエラ
時事通信 3月6日(水)6時58分配信

 【サンパウロ時事】反米左派諸国の盟主として知られた南米ベネズエラの
ウゴ・チャベス大統領が5日、首都カラカスの軍病院で死去した。
マドゥロ副大統領がテレビ演説で明らかにした。58歳だった。
がんとの闘病を続け、再び表舞台に立つことを目指していたがかなわなかった。
チャベス氏の死去を受け、30日以内に大統領選挙が行われる。
 世界有数の産油国ベネズエラは財政難にもかかわらず、
チャベス氏の強い指導力でキューバやニカラグアなど反米左派の同盟国に
石油を安価で提供している。大統領選で反チャベス派の野党側が勝利すれば
政策の転換は確実で、同盟国への援助も見直される可能性がある。

 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

470:世界@名無史さん
13/03/10 17:32:50.15 0.net
昨年あたりから世界一の原油埋蔵量はベネズエラになっている。
オリノコ川流域の超重質油がカウントされたらしい。

471:世界@名無史さん
13/03/11 11:23:08.30 0.net
うんこみたいにネバいらしいね。
ポンプで汲み上げることはまだできるのかな。

472:世界@名無史さん
13/03/17 10:45:42.15 0.net
ところでオツガイとやらはどうしているんだろうか。

473:世界@名無史さん
13/03/17 13:30:12.00 0.net
受験勉強で休止中
雑談スレでしばらく遠ざかると宣言してた

474:世界@名無史さん
13/03/17 17:54:00.97 0.net
オツガイは来年受験だから、2014年の春に戻ってくるはず

475:世界@名無史さん
13/03/25 19:37:29.12 0.net
「天空の鏡」南米ウユニ塩湖に日本人大挙 2年で倍増
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
南米ボリビアのアンデス高地にあるウユニ塩湖を訪れる日本人観光客が急増している。
  :
地球の反対側のへき地にもかかわらず、訪問客の大半が日本人という異様な状況だ。

476:世界@名無史さん
13/03/26 09:12:06.83 0.net
ティティカカとかペルーのマチュピチュ・ナスカに行っていた人がそこへ向かうようになっただけじゃないの?
そんなにTVCMに行動が影響されるなんて、TV局やプロダクションとか電通などもまだまだ安泰だねえ。

477:世界@名無史さん
13/03/27 14:58:40.78 0.net
URLリンク(stat.ameba.jp)

478:世界@名無史さん
13/03/28 14:50:34.78 0.net
むかし「アメリカ横断ウルトラクイズ」で南米高地に振り分けられることを「負ければ地獄」と称しているのを
見て腹がたったな。俺も貧血気味なんで高地では苦しんだけどさ。

479:世界@名無史さん
13/03/28 15:00:37.46 0.net
だいたい合衆国なんてアメリカの1/6を領土にしているに過ぎないのに
自分たちをアメリカ・アメリカ人と称するのが尊大だ。
南米などでは決して合衆国をとしてアメリカとかは決して呼ばない。
カナダとひとくくりにしてNorteamericanosということはあっても。

合衆国人をアメリカ人と呼ぶことを嫌い、避けようとする人たちは
ネットで彼らをusiansと呼ぶことがある。当人たちはそういう呼び名を喜ばないが。
発音を尋ねるとネットスラングだから発音はないという。

Urban dictionaryでは Pronounced you-ess-ee-yen
と書いてあるのでユーエスィアンとでもいうのかな。

480:世界@名無史さん
13/04/02 16:40:32.24 0.net
usianについてぐぐってみるとこんなのがみつかったお
URLリンク(agrotous.seesaa.net)
下の方に説明がある

481:世界@名無史さん
13/04/19 11:29:06.20 0.net
>>474
そんな餓鬼にいっぱしの歴史通ぶられていたとは‥‥(´・ω・`)

482:世界@名無史さん
13/05/16 12:37:10.46 0.net
 【ロサンゼルス共同】中米ベリーズの文化財保護当局によると、同国北部にあるマヤ文明の
ノームル遺跡で、土木業者が道路工事用の土砂を採取するため、ブルドーザーやショベルカー
などの重機を使って貴重なピラミッドを破壊したことが確認された。AP通信などが13日、
伝えた。

 中南米諸国では、政府の予算不足や文化財に関する教育の不徹底から、貴重な古代文明の遺跡が
傷つけられるケースが多発しているが、ここまで大規模な被害は珍しい。

 同遺跡は約2300年前から栄えたとみられており、ベリーズ考古学研究所の責任者は「無知にも
ほどがある。信じられない」と嘆いている。

 ピラミッドは高さ約30メートル。

ソース   西日本新聞 2013年5月14日
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
ベリーズのノームル遺跡でピラミッドを削る重機=10日(ベリーズ考古学研究所提供・AP=共同)
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
【文化】「無知にもほどがある。信じられない」マヤ遺跡を土木業者が重機で破壊 道路工事用の土砂採取
スレリンク(newsplus板)

483:世界@名無史さん
13/05/22 09:49:37.11 0.net
【考古】マヤ文明で最古 セイバル遺跡で紀元前1000年ごろの建造物発見 古代マヤでは多数の文明との文化交流があった
スレリンク(scienceplus板)

484:世界@名無史さん
13/05/22 09:50:10.26 0.net
2300年前のマヤ遺跡のピラミッド、地元業者が重機でぶっ壊して採石
スレリンク(dqnplus板)

485:世界@名無史さん
13/05/22 10:18:11.35 0.net
エジプトの最大のピラミッドも大理石みたいな切石で覆われていたのに頂上の笠石だけ残して
盗まれちゃったんだよね。あとは段々の砂岩がむき出し。
イスラム時代になってから宝を求めて弩砲で穴を開けたって話をイブン・バットゥータの本で読んだことがある。

486:世界@名無史さん
13/05/22 16:35:50.09 0.net
カイロ市民が家を建てようとするとピラミッドから石を拾ってくるのが一番手っ取り早い方法なのだ

487:世界@名無史さん
13/06/30 02:40:19.22 0.net
URLリンク(megalodon.jp)
インカ帝国以前の王族墓 発見
6月29日 16時31分

南米のペルーで、インカ帝国が成立する前のおよそ1200年前に
この地域を支配していたとみられる王族の墓が初めて発見され、
インカ帝国以前の歴史を研究するうえで貴重な発見として注目を集めています。

ペルーとポーランドの考古学者でつくる調査団によりますと、
ペルーの首都リマから北におよそ280キロ離れたアンカシュ県で、
インカ帝国が成立する前の、およそ1200年前のものとみられる王族の墓が発見されました。

墓は入り口が大量の軽石で覆われ、墓の中には女性の王族とみられる多数のミイラが座った状態で埋葬されています。
周辺からは金で作った耳飾りや銀製の器などの副葬品、およそ1200点が見つかったということです。

ペルーでは、7世紀から10世紀にかけて、ワリ帝国と呼ばれる
国家が栄えたとされていますが、支配体制など詳しいことは分かっていません。
調査に参加した考古学者によりますと、ワリ帝国時代の王族の墓が発見されたのは初めてだということです。

調査団は発掘作業を続けるとともに、近く調査結果をまとめることにしていて、
インカ帝国以前の歴史を研究するうえで貴重な発見として注目を集めています。

488:世界@名無史さん
13/07/07 NY:AN:NY.AN 0.net
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
ペルー ピラミッド破壊される
7月6日 20時48分

南米ペルーでおよそ4000年前に作られたピラミッドが、
地元の不動産業者によって跡形もなく破壊され、波紋が広がっています。

破壊されたのは、ペルーの首都リマ近郊にあるエル・パライソ遺跡で
これまでに見つかった12のピラミッドのうちの1つです。

このピラミッドは高さ6メートルでおよそ4000年前に作られたとみられ、
考古学者による研究が続けられていましたが、
このほど、地元の不動産業者が宅地開発のためだとして重機を使って跡形もなく破壊しさら地にしました。

ピラミッドは宗教的な儀式に使われていたのではないかと考えられていましたが、
解明されていなかった点も多く、調査に当たっていた考古学者は
「どのように作られたのかや、内部の構造などを知ることが不可能になってしまった」と嘆いています。
ペルー政府はピラミッドを破壊した業者を刑事告訴し、警察がこの遺跡の警備に当たるようになったということですが、
貴重な古代遺跡が破壊されたことで波紋が広がっています。

こうした古代遺跡を巡っては、ことし5月にも中米のベリーズで、建設業者が石材を手に入れようと、
マヤ文明のピラミッドを破壊したことが明らかになったばかりです。

489:世界@名無史さん
13/07/18 NY:AN:NY.AN 0.net
またふた昔半前のサンパウロの話ですまない。
俺は四月という半端な時期に留学してきたので他の日本人留学生とは
留学期間がずれていた。
他の二人が帰ったあと、俺は街の異常に気がついた。
今までいなかったケバい衣装の男女が公園などに目立ちはじめていた。
女はロングスカートをはいていた。
俺は彼らの衣装の色彩、地べたに座ること、手相見をすることなどから、
それまで見たことはなかったジプシーじゃないかと考えた。

帰国後に元の仲間に会ってその話をすると、
全く目にしていなかった彼らは信じなかった。
「ブラジル北東部の住民じゃないのか?」
「手相をみてたんじゃなくて金をせびっていたのじゃないか?」
いや違う。ノルデスチーナはあんな色彩の服を着ないし
手相を見てやっているかと金をせびっているかぐらい容易に区別がつく。

二年後再びブラジルに来た時、サンパウロ市内のあらゆる公園はジプシーに占領されていた。
彼らはどこからどうやって来たのだろう。またどこかへ流れていくのか、
ここに居着くのだろうか。

ブラジルに今いる人、俺より後の時代にいた人、その後どうなったか教えてくれ。

490:の糞にチャレンジ!
13/09/12 10:04:19.92 0.net
ババンババンバンバン♪ババンババンバンバン♪アビバビバ♪アビバビバババア(*`Д´)ノ

491:世界@名無史さん
13/12/08 10:47:36.34 0.net
ジョン・ロックは、南米は歴史を形成できないとのたまい、米国の建国の父達もキッシンジャーもそう考え、
南米人達は子供、いや人間未満の存在であり、米英が統治してやるべき存在だと考えていた。
・・・The idea that history does not take place in South America -- a notion as old as John Locke,
espoused by America’s founding fathers and hammered home most famously by Henry Kissinger
-- would have the world believe that Latin Americans are hopelessly childish, perhaps less than
human, and therefore better governed by the coalition. ・・・

アジェンデは、キューバ・モデルもチェ・ゲバラ的革命も極端だとし、軍事闘争を排除し、
米国から解放されたチリ自決を追求した。
・・・he had also carved out an “ism” all his own. He had rejected the Cuban model as too extreme,
Che’s revolution as too violent. He was adamantly against armed struggle. He put forward a
doctrine of “geo-economic sovereignty” and self-determination: a U.S.-free future,

チリ人雇用者に支払われる賃金が、あげている利益に比べて低すぎるとして、その殆んどが
米英によって支配されていたところの、銅と硝石産業を国有化した。
Allende immediately nationalized the copper and nitrate industries, which had been controlled
largely by the United States and Britain.

要するに、アジェンデは、多国籍吸血鬼群からチリを解放しようとしたのみ。
Allende’s goal was not so much “the dictatorship of the proletariat,” ・・・as the creation of a
new kind of Latin America, free of predatory “multinational vampires”

URLリンク(www.washingtonpost.com)

492:世界@名無史さん
13/12/08 10:52:06.38 0.net
米国の双極性障害的対外政策の戦後における典型例が、CIAによるアジェンデ・チリ大統領の殺害だ。
しかも、下手人が、リベラル・キリスト教が主流の民主党じゃなく、比較的マシなキリスト教原理主義が
主流の共和党のニクソンと国際政治学者のキッシンジャーと来てるんだから、米国は救いようがないね。

戦前・戦中にかけて、チャーチルのアホさに付け込み、且つ、共産主義勢力とつるむことで、
大不況の後遺症を克服するとともに全球的覇権国へ、との妄想を実現した米国が、戦後一転、
反共のためならばどんなことでもやる、しかも、ついでに米国の帝国主義的経済的利益維持拡大も
追求したってワケだが、そんなことばっかしやってきたからこそ、それが積もり積もって、9.11同時
多発テロで標的にされたりしたんだわさ。

493:世界@名無史さん
13/12/14 01:31:26.15 O.net
スペイン人はインディオとやりまくって混血作りまくったのに
アングロサクソンとフランス人は何故インディアンとやりまくらなかった?

494:世界@名無史さん
13/12/15 06:54:55.83 0.net
>>493
家族移民と男性単身移民の差。

495:オツガイ ◆EAbyJft1LY
14/03/11 12:01:20.83 0.net
>>493
フランスは結構混血率高いって聞いたけどね。
イギリスがあまり混血しない理由はエマニュエル・トッドが説明してた気がする。

496:世界@名無史さん
14/03/16 18:56:43.19 0.net
中南米がこの100年間イマイチ経済的に浮揚しきれないのは、
下層階級への教育の普及と所得向上に支配層が熱心でないことに尽きる。

ブラジルなんか鉄条網の中に地主が住んでいる状況。
私兵を雇って侵入する下層民(土地なし農民)を撃退している。
殺しても正当防衛で、裁かれるどころかニュースになることもない。

こういう現実が国家の安定的発展を妨げている。
ルーツは植民地時代の大土地所有制にいきつくのだが、
一向に改善される気配はない。

久しぶりのオツガイは大学合格したか?


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