18/03/07 16:50:02.79 zECRwLQ2.net
>>71以降は田中謙司 訳
83:名無しさん@お腹いっぱい。
18/03/07 16:57:56.41 zECRwLQ2.net
プシェミシル、ブジョズフ、ミェーレツ
→ポーランドはガリシア地方の地名
ユダヤ人迫害が激しかったとされる
84:名無しさん@お腹いっぱい。
18/03/07 17:00:54.96 zECRwLQ2.net
>>67
ペルクーン→ペルーン(スラヴ化)
85:名無しさん@お腹いっぱい。
18/03/09 13:51:33.16 LzKNWeca.net
冬の叫び
鴉、鴉、
緑の氷、河の上を飛ぶ
鴉。凍える
茂みは、岸辺の上方へ
逃げて行った。
雪は、おまえの翼がかすめても、
舞い立たない、
鳥よ、茂みの鳥よ、しかし
氷に閉じ込められた
少しの血
おまえの心臓、
おまえの鳴き声は砂州の上に残る
煙の跡、
倦むことなく
抱擁が繰り返された場所では、いつでも
河は生きていた。
Wintergeschrei
86:名無しさん@お腹いっぱい。
18/03/09 14:02:07.90 LzKNWeca.net
B・Lの思い出(ボブロフスキーはパステルナークの詩に傾倒していた)
村が鳴り響けば、
砂の道と、柵囲いのまわりで
息づく緑、
雨があがれば、
ツバメの飛翔、空は、
白く、虹をかけるのに十分広く、
夕べ、手がひたと添う
こめかみ、口は
声をたてずに歌う。
そして
呼ぶべきものはもう何もない。
星は飛ぶ、ざわめきながら、
翼をつけて、あなたの死が
わたしの生に問いかける。雨
(とわたしは言う)そして緑、鳥が
空のアーチをかすめて飛び、
光が舞いあがった。もうもうとした
輝き。わたしたちには彼が
もう見えなかった。
Gedachtnis fur B. L.
87:名無しさん@お腹いっぱい。
18/03/09 15:19:01.42 LzKNWeca.net
翌日、町へ下りる仕度をしていたら、わたしの部屋に一匹の蝶が入ってきた。
昨日のと同じくらいの黒さだったが、大きさはそれをはるかに上まわつていた。
前の日を思いだし、わたしはくすっと笑い、すぐにエウゼビアの娘のこと、
その驚き、だがそれにもかかわらず崩すことのなかった気丈さを思いうかべた。
蝶は、わたしの周りでさかんに羽を動かした末に、わたしの額にとまった。
振りはらうと、窓ガラスのところへ行ってとまった。
だがわたしがふたたび振りはらったため、今度はそこから父の古い肖像画のところへ
88:いき、その上にとまった。 夜のように黒かった。 いったん落ちつくと羽を動かしはじめ、その悠然とした態度が、 なにやら人を小馬鹿にしているようで、わたしはひどく不愉快になった。肩をすくめて部屋を出た。 だが数分後に戻ると、まだ同じところにいる。 わたしはしゃくにさわり、タオルに手をかけ、それで叩いたら、蝶は落ちた。 死んで落ちたわけではない。体をまだよじらせ、触角をぴくぴくさせていた。 わたしは哀れになり、手のひらにとって窓の桟の上に置いてやった。だが、遅かった。 不幸な蝶は数秒内に息絶えた。 わたしは少しいやな気分になり、心の中にしこりが残った。 ブラス・クーバスの死後の回想 武田千香 訳
89:名無しさん@お腹いっぱい。
18/03/09 15:21:36.41 LzKNWeca.net
ディアーナ→月と樹木の女神
90:名無しさん@お腹いっぱい。
18/03/09 15:33:41.52 LzKNWeca.net
何よりも奇妙なのは、時計が止まると、わたしがせんまいを巻き、ぜったいに止まらないようにし、失われていく時間のすべてを数えられるようにきておくことだった。
いろいろな発明がなされ、それらは変容し、終焉を迎える。制度だって死に絶える。
だが、時計は絶対かつ永遠だ。
最後の人間とて、燃えつきた冷たい太陽に別れを告げるときには、
やはりポケットに時計を忍ばせ、死に至る正確な時間がわかるようにしておくことだろう。
マシャード・ジ・アシス「ブラス・クーバスの死後の回想」
91:名無しさん@お腹いっぱい。
18/03/09 15:54:09.02 LzKNWeca.net
Di pari, come buoi, che vanno a giogo; 「くびきでつながれた牛のように寄り添って」 ダンテ『神曲・煉獄編』第十二歌
92:名無しさん@お腹いっぱい。
18/03/09 16:12:04.05 LzKNWeca.net
糸杉→喪・哀悼の象徴
イン・エクストレミス: 臨終
裏返った靴下、星を指さすと疣(いぼ)が出来る→死を暗示する
ディスコース: 談話
ゼフィール→西風の神
ウマニウス ゼノンのパラドックス
カササギの間、シントラの夏の離宮(ポルトガル)
サン・クリストーヴァン地区(ブラジル皇宮があった)
93:名無しさん@お腹いっぱい。
18/03/09 16:25:55.49 LzKNWeca.net
百三十六章 無益
それにしても、わたしが大きな勘違いをしているのか、あるいは無益な一章を書いてしまったのか。
94:名無しさん@お腹いっぱい。
18/03/10 08:27:02.55 4SnvlPUf.net
…町中の大きな商店、会社、またはなにかめぼしい口のありそうだと思われるあらゆる家を、つぎつぎに訪れた。
どうしてもなにかはじめなければならなかったので、私はどんなくだらないものでも軽蔑する気はなかった。
私には、それほど、貧乏でぶらぶら居候しているのがたまらなかったのだ。
しかし、どんな仕事にもありつけなかった。
あるところの話では、町はこの前の革命の打撃がなおらずにいるので、
商売などは全く干上がった有様なのだということであり、
またあるところでは、町は革命の前夜なので、商売も上がったりの有様なのだともいった。
どこへいっても、おなじことであった。
この国の政治の状態では、まっとうな金なら一ドルだって握ることはできない相談であった。
W.H.ハドソン「パープルランド」
95:名無しさん@お腹いっぱい。
18/03/10 09:12:12.81 4SnvlPUf.net
いかけ物屋のパット・ダイバーは流れ者の生活をしていて、見も知らぬ屋根の下で寝ることには慣れていた。
くすぶったような小屋で乞食の毛布に入れてもらったこともあるし、
けわしいイニシュオェンの山のあちこちの山陰でウィスキーが密造されるのだが、
そのたくさんある蒸
96:留器のそばにうずくまっていたこともあれば、 また青天井の何もないヒースの原や、溝の中で寝たこともあった。 だが或る特別な晩のことに比べれば、こうした冒険の毎夜のことなど、 まったくもっておだやかでしごく平凡なものだった。 レティシア・マクリントック『ドニゴールのファー・ジャルグ』 井村君江 訳
97:名無しさん@お腹いっぱい。
18/04/03 00:41:13.10 QDTn9NNv.net
URLリンク(i.imgur.com)
98:名無しさん@お腹いっぱい。
18/12/06 12:05:38.97 GI94wEy4.net
ネリサ(「ヴェニスの商人」に登場する待女)
99:名無しさん@お腹いっぱい。
18/12/06 12:08:23.85 GI94wEy4.net
ポーシア ベニエの書
100:名無しさん@お腹いっぱい。
18/12/06 12:31:10.70 GI94wEy4.net
ポーシャ・デ・ロッシ(メルボルン出身の女優)
101:名無しさん@お腹いっぱい。
18/12/31 00:09:08.60 A67qWnqu.net
> 在日の親は、子供を朝鮮幼稚園・朝鮮学校に入れたいっていうのが多いのよ。
> 日本人からすると、なんでだろうって思うけど、日本人の学校では、民族の誇りを持った教育がしてもらえないんだそうだ。
> よく分からないけど、済州島の流刑者の白丁が大阪に密入国して住み着いたじゃ誇りが持てないけど、
> 日本人に強制連行された被害者なら誇りが持てる、とかそういう事かな??
>
> 市原市の能満は昔から市街化調整区域で、新規の建物は造れないことになっている。
> そのため土地が安く、日本の法律を無視した在日が、次々と移り住んできた。
> そこで問題になったのが、朝鮮学校だ。なかなか許可が下りず、一番近くても千葉市にしかない。
> そこで在日居住区の能満内にあった、能満幼稚園・市原小・市原中・緑高の保育士や教師を、朝鮮化する事を考えた。
> 今では在日幼稚園の保育士は全て朝鮮帰化人で、在日の父兄からの絶大な支持を受けている。
> 遠くからでも、わざわざ在日幼稚園に入園させたいという在日の親は、後を絶たない。
> この在日幼稚園卒園者はほぼ朝鮮系の帰化人と在日だ。
102:過去ログ ★
[過去ログ]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています