22/08/19 09:06:34.81 gXBk4VB0.net
日本の側でいくら対米戦争を避けようとしても、米国側で日本を潰してやろうという意思が固ければ、戦争は避けられない。自分の見解としては、日本が第一次大戦で英仏側につき、東洋におけるドイツの租借地(青島)を攻略、南洋諸島を国際連盟の委託統治をするようになった頃から、米国はいつか日本を打倒してやろうという計画を練っていたし、具体的に実施もしていたと思う。その第一の表れが1922年(大正11年)、ワシントンで9カ国条約が締結されたことであり、続いて米国の要請で日英同盟が解消せられたことであり、1930年に至ってロンドン軍縮条約を締結せられたことだと思う。米国は大正11年から昭和16年の開戦に至るまで、ほぼ20年間に渡って日本をイジメ倒しており、昭和16年の春頃から始まった日米交渉でも、一つも譲歩をせず、最終的にハル・ノートの提示により、日本に開戦の決断をさせた。
仮にハル・ノートを一時的に避けることができた、あるいは緩和させることができたとしても、第二、第三のハル・ノートが出され、結局は開戦にならざるを得なかったと思う。「窮鼠、猫を噛む」に追い込まれたのだ。
この間の状況は、もう少し詳しい整理と分析が必要だが、大筋で、こんなところだと思う。