21/12/06 09:12:18.02 T8xUDFhH.net
>>116
自分の父・祖父母の住んでいた頃の岡山市を追体験したかった私は、商店街の街並みを実際とは異なる表現にしたと書かれたガイドブックを読んで憤慨していたのですw
〈NHKガイドブックPart1のP58より引用〉
リアリティーは美術の重要な要素だ。
(中略)
一方で、あえて事実とは異なる表現をすることもある。例えば「たちばな」がある「朝丘町商店街」。
年季の入った建物が多く、美術セットからは下町のムードを感じさせる。だが、当時の岡山市中心部の町並みはもっと近代的。アーケード付きの商店街もあったそう。
「駅前はもちろん、取材してみると、駅から少しも離れた商店街でも上品で都会的でした。でも、安子という人物を美術で表現するには、より庶民的な雰囲気のほうがいいと思いました」と瀬木さんは言う。
ストーリーにコントラストを与え、ドラマをより深く伝えるために、実際とは異なった表現をする。それもまた、美術にとって重要なのだ。