20/03/11 05:25:54 IIjxrBPO.net
>>517
では、若年層に強いドラマは、最終回に向けどう見られるだろうか。
若年の男女を総合すると、最も見られているのは『シロクロパンダ』。次が『テセウス』。そして『トップナイフ』『恋つづ』と並ぶ。
これらを序盤から後半にかけての勢いという視点でみると、『シロクロパンダ』には伸びしろが感じられない。
中高年は初めからあまり見ていない。若年層は最初からよく見ていたが、FT・F1・MT・M1のいずれの層も、次第に数字を減らしてきている。
実は『トップナイフ』も似ている。
若年層も中高年も獲っているので、世帯視聴率は好調だ。ところが若年層は4層のいずれもじり貧だ。やはり最終回で大きく上昇することは、あまり期待できそうもない。
一方『テセウスの船』と『恋つづ』は、勢いが違う。
『テセウスの船』は、日テレのお株を奪うように考察がネット上で賑わった。
それに反応するように、FTが大きく跳ねて来た。MTも一定の伸びを示している。
若年層は途中までタイムシフトで、自分の都合にあわせて視聴するが、最終回はリアルタイムで見ることが多い。
その意味で、最後は20%の大台を狙える可能性があると言えよう。
最もダークホースなのは『恋つづ』だ。
典型的な少女漫画で恋愛ドラマの王道を行くため、あまり注目されないのではとみた人も多かった。
ところが“ハグ&背中ポンポン” “治療キス”“バックハグ”など、想定外の“胸キュン”新バリエーションが飛び出し続け、FTやF1は急上昇してきた。
恋愛モノだけにM1の反応は鈍いが、実はMTはジワジワ上がっている。しかもT層と一緒に見る親世代も上昇している。
残り2話、こちらも展開次第で大化けする可能性があると言えそうだ。
以上が若年層の視聴動向だ。