15/12/11 02:25:43.34 0Vn3PPaW.net
（１）9月28日(月)
幕末の京都。今井家の次女あさは、相撲が大好きなおてんばな女の子。琴や裁縫が上手な姉のはつとは正反対。
今日も木に登ったり、ヘビを振り回して男の子たちを追いかけるあさの口癖は「なんでどす？」。
そんな姉妹には、生まれた時から結婚を約束された許婚がいた。
（２）9月29日(火)
何で女子は相撲をとってはいけないのか？何で女子はソロバンや学問を
してはいけないのか？
それを口にしては父に叱られてきたあさ。唯一の理解者は祖父・忠政だけだった。
忠政はあさと木にのぼり「なんでやと思う気持ちが大切だ」とあさを励ます。ある日、忠興が
あさと姉のはつを連れ、大坂の嫁入り先にあいさつへ行くと言いだす。
（３）9月30日(水)
あさ初めての大坂は「びっくりぽん」の連続だ。商人たちの元気な様子につられて駆け出すあさは、五代才助と
ぶつかってしまう。ふたりはある物をめぐりなぜか追いかけっこをするはめに。挨拶に訪ねた許婚の家、加野屋で出迎えた
新次郎の父・正吉や母はあさのおてんばな姿を見てがっかりしてしまう。
（４）10月1日(木)
あさたち一行は、姉のはつの嫁ぎ先である両替屋・山王寺を訪ねる。山王寺屋の当主・眉山栄達とどこか癖のある菊は
しっかりと挨拶をするはつに感心する。しかし、はつの許婚の惣兵衛は終始、不機嫌な様子。京都に戻った姉妹は
親の決めた結婚について不安を口にする。そして、あさは姉のはつの目から涙があふれだすのを見てしまう。
（５）10月2日(金)
あさは、母・梨江に、「お姉ちゃんと私は大坂に嫁に行きたくない」と伝える。さらに、「嫁に行かず、学問をしてみたい」
と言う。梨江は「おなごに学問は必要ない。」と言いふくめる。納得のいかないあさは、押し入れの中へ。
そんなとき大坂から新次郎が訪ねて来る。新次郎に気がつかないまま、あさは「嫁になんか行きたくない」と宣言する。
そんなあさに新次郎はある贈り物を手渡す。
（６）10月3日(土)
お嫁に行きたくないと言うあさに梨江は、新次郎の秘密の話を打ち明ける。新次郎からもらった贈り物、
そして母から聞いた新次郎の思いに、あさの気持ちは次第に動き始める。時は流れ、相変わらずおてんばで
好奇心旺盛なあさと慎ましい女性に成長したはつの嫁入りのときが
近づいていた。