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(31)11月2日(月)
石炭を掘り出す炭坑経営に興味を持ったあさは、準備を進めようとするが夫の新次郎から反対され、すれ違いがつづく。
一方、姉のはつの妊娠がわかる。しかし、今や山王寺屋はつぶれ、家族は農家の納屋暮らし、夫の惣兵衛は姿を消して…。
その頃、大阪を去った五代才助は、東京で親友の大久保一蔵と会っていた。五代の決断とは…。
(32)11月3日(火)
加野屋を訪ねて来たのは、あさの父、忠興だった。正吉は、あさが嫁に来てくれたおかげで、加野屋は救われたと忠興に話す。
深々と頭を下げる忠興。そしてあさは新しい商いに石炭を考えていると忠興に相談。炭坑経営は難しいと伝えるが、
それでも諦めないあさに忠興は…。そんな時、新次郎は三味線の師匠、美和の所へ向かい…。
(33)11月4日(水)
あさは、嫁入り道具を売りに出して、炭坑を買おうと考える。しかし加野屋がつぶれるという噂が広がってしまう。
義母のよのは跡継ぎの心配を新次郎に持ちかける。そして、あることをすすめる。その話を聞いてしまったあさは…。
そんな中、妊娠しているはつが訪ねてくる。はつはあさに、ある頼みごとをする。
(34)11月5日(木)
あさを訪ねてきたはつが突然産気づく。慌てて準備をするあさ。そして、はつは無事に元気な男の子を出産。
おめでたい空気の中、正吉やよのは、ますますあさと新次郎の跡継ぎ誕生に期待を寄せる。そんな中、あさに
舞い込んできたのは、九州の炭坑が売りに出されるという話であった。あさは、新次郎にある決心を伝える…。
(35)11月6日(金)
炭坑経営のために九州へ向かう支度をしているあさは泣いていた。新次郎の妾話が進んでいるためだ。
姉はつに相談するが、はつの旦那、惣兵衛は失踪中。姉妹は冗談を交え慰め合うしかなく…。そんな時、大阪に
戻ってきた五代友厚は、あさにあることを伝える…。ショックを受け悲しみに暮れるあさ。そして新次郎は…。
(36)11月7日(土)
大阪の加野屋に炭坑の持ち主、櫛田そえが訪ねてくる。廊下を大股でやってくるあさを見て、そえは炭坑を譲ることを伝える。
そしてあさが九州に旅立つ日を迎える。新次郎たちに見送られ、亀助と共に歩き出したあさを追いかけてきたのは、五代友厚だった。
五代はあさに「お守りです。」と言って、とある物を渡す。