15/07/10 22:14:15.75 V7ejoJI40.net
>>190
クラシックの理論では変ホ長調からヘ長調に転調するのは禁じ手とされてんだよな
なぜかというと♭3つの調から♭1つの調に転調するとメロディに含まれる音が大きく入れ替わるから
♭系の長調に転調をするのであれば変ホ長調に♭を一つ増やした変イ長調(つまり下属調)か♭を一つ減らした変ロ長調(属調)が望ましいとされる
音階の中で一つの音だけが変更される程度なら転調しても違和感なく音楽が流れるからだ
まぁポピュラーではこれを守ってる曲は少ない、昔はそんなことなかったんだけどコムロあたりからめちゃめちゃ強引な転調するようになったからなぁw
で、問題のレ♭だが…あの音はやっぱり変イ長調の主音に向かっていると解釈出来るんだよな
あの1小節はもう変ホ長調の性格は薄く、変イ長調の導入部とみなす
だから次の旋律は当然ミ♭ーレー♭ドーと来ると誰もが考える
しかし実際はドーシ♭ーラーと謎の転調をしてるわけだ
ヘ長調に転調するならあの直前のレ♭は全く意味のない不可解な音になる
多分、素人合唱団はいきなり10度も跳ね上がるミ♭ーレ♭ードーが歌えなかったのではないかと私は推測するわけでございますw