ウクライナ人「中国は中華民国蒋介石の下統一だ」at TAIWAN
ウクライナ人「中国は中華民国蒋介石の下統一だ」 - 暇つぶし2ch50:美麗島の名無桑
22/09/17 10:20:54.03 .net
「ネズミみたいに逃げた」 ウクライナ空挺隊が映像公開
9/14(水) 13:43配信
 ウクライナ陸軍第25独立シチェスラフ空挺旅団は9月13日、ロシア軍から奪還した同国北東部のハルキウ州で撮影した映像を公開した。
 映像の中で、ウクライナ軍空挺隊員は「ロシア軍は戦車から友軍兵士まで置き去りにして退却した」と語った。「逃げるために、(足手まといになる)負傷した友軍兵士を撃つこともあった」という。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、数週間でルクセンブルクの2倍以上の広さに相当する6000平方キロメートル以上を奪還したと発表した。
 一方のロシアは、ハルキウ州から部隊を撤退させたことを認めている。

51:美麗島の名無桑
22/09/17 14:44:32.67 .net
米国とEU、対ロシア制裁実施へトルコへの圧力強化=FT
9/15(木) 14:37配信
米国と欧州連合(EU)は、ロシアに対する制裁実施に向けトルコへの圧力を強めている。英紙フィナンシャル・タイムズが15日報じた。
計画に関与している西側当局者2人の話として、米国はロシアの決済システム「ミール」に統合されているトルコの銀行に注目していると伝えた。EUはトルコ当局者に直接懸念を表明するため代表団を準備している。

52:美麗島の名無桑
22/09/17 14:45:51.52 .net
ロシア、途上国に無償で肥料提供の用意=プーチン氏
9/16(金) 19:00配信
ロシアのプーチン大統領は、ウズベキスタンで開催された上海協力機構(SCO)首脳会議で演説し、欧州が対ロシア制裁の一段の緩和に合意すれば、欧州の港に滞留しているロシア産肥料30万トン以上を途上国に無償で提供する用意があると述べた。
プーチン氏は欧州がロシアの肥料輸出を妨げている制裁を「部分的に」しか解除していないと指摘。欧州連合(EU)がロシアの輸出品の輸送に対する一部の制裁を緩和したことは歓迎するが、EUは加盟国のためだけに「身勝手に」制裁を解除していると非難した。
同氏は「ロシア産肥料を購入できるのは彼らのみだ。途上国や世界の最貧国はどうなるのか」と述べた。

53:美麗島の名無桑
22/09/17 14:46:52.87 .net
露のガス、モンゴル通り中国へ 3首脳が新パイプラインの推進で合意
9/16(金) 17:40配信
 中国の習近平(シーチンピン)国家主席、ロシアのプーチン大統領、モンゴルのフレルスフ大統領は15日、上海協力機構(SCO)首脳会議で滞在中のウズベキスタンで会談した。中国外務省によると、3者はモンゴル経由で中ロを結ぶ天然ガスのパイプライン建設計画を推進していくことで合意した。ウクライナ侵攻をめぐり米欧から制裁を受けるロシアを、中国が経済面で支える構図が強まっている。

 中国メディアによると、この計画は、モンゴルを通過し、ロシア西部と中国北部をパイプラインで結ぶ「シベリアの力2」で、年間約500億立方メートルの輸送能力を見込んでいる。
 中ロ間には2019年、ロシアと中国の東北部を結ぶパイプライン「シベリアの力」が一部開通し、現在も延長工事が進む。ロシア・サハリンの天然ガスを中国に運ぶパイプラインも計画中で、中ロのエネルギー安全保障をめぐる協力関係が深まりつつある。
 ウクライナ侵攻後、欧州などはロシアへのエネルギー依存の低下もはかっている。「シベリアの力2」が開通すれば、ロシアは欧州向けの天然ガスを中国に振り分けることも可能になる見通しだ。

54:美麗島の名無桑
22/09/17 14:48:10.57 .net
パキスタンへのガス供給可能、パイプライン通じ=ロシア大統領
9/16(金) 3:13配信
ロシアのプーチン大統領は15日、パイプラインを通じたパキスタンへのガス供給は可能であり、インフラの一部はすでに整備されていると述べた。ロシア通信(RIA)が報じた。
プーチン大統領はこの日、ウズベキスタンのサマルカンドで開催された上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせ、パキスタンのシャバズ・シャリフ首相と会談。パキスタン首相府は「シャリフ首相は食料安全保障、貿易と投資、エネルギー、防衛、安全保障を含む相互利益の全ての分野で、両国間の協力を一段と拡大・強化するために、ロシアと緊密に協力するというパキスタンのコミットメントを再確認した」と発表した。
両国は次回の政府間委員会をパキスタンの首都イスラマバードで近く開催することで合意したという。

55:美麗島の名無桑
22/09/17 14:49:20.45 .net
トルコとシリアが接触、ロシアは段階的に軍撤退=関係筋
9/16(金) 8:39配信
トルコの国家情報機構(MIT)トップ、ハカン・フィダン氏は過去数週間、シリアの首都ダマスカスで同国の情報機関トップ、アリ・マムルーク氏と複数回協議を行っている。関係者4人がロイターに明らかにした。
両国の接触は、ウクライナ戦争の長期化に備えたロシアのシリア政策の転換を反映していると関係者らは指摘する。
トルコ治安当局者によると、シリアのアサド政権の後ろ盾であるロシアは、ウクライナ戦争に注力するためにシリアから軍を段階的に撤退させており、シリアにおける「政治的解決を加速させる」ため、トルコに対してアサド政権との関係正常化を要請した。
シリア情報筋によると、ロシアはウクライナでさらなる軍展開が必要になった場合に備え、シリアでの立場を明確にしようとしており、トルコとシリアに交渉開始を促した。
ただ、トルコとロシアは、ロシア軍が撤退した後、政府の統治地域で既に広範囲に配備されているイラン支援勢力が影響力を拡大することを望んでいないという。

56:美麗島の名無桑
22/09/17 15:33:38.87 .net
台湾が真の中国。
国連でも中華民国で登録されている

57:美麗島の名無桑
22/09/17 18:42:18.02 .net
習主席がプーチン大統領と直接会談へ 発言に注目
9/15(木) 10:39配信
 中国の習近平国家主席が新型コロナ拡大後、初の外遊で中央アジアのウズベキスタンに到着しました。15日、ロシアのプーチン大統領とウクライナ侵攻後初の直接会談が予定されています。
 習主席は14日夜、ウズベキスタンのサマルカンドに到着し、歌や踊りで歓迎を受けました。
 15日から2日間にわたって中国やロシア、インドなどが参加する上海協力機構の首脳会議に出席します。
 中国共産党系の環球時報は会議では、首脳宣言が発表される見通しで、国際問題に対する立場が表明されると伝えています。
 ウクライナ侵攻後初めてプーチン大統領との直接会談も予定されていて、アメリカやヨーロッパなどが制裁を強めるなか、習主席がウクライナ問題についてどのように言及するかが焦点です。

58:美麗島の名無桑
22/09/17 19:02:04.32 .net
ウクライナ快進撃“要衝の町”奪還 “プーチン氏辞任要求”に30議員署名
9/13(火) 20:17配信

 ウクライナの反転攻勢を受け、ロシアが大きく揺らいでいます。専門家はロシアの核兵器使用について、「今までの中で一番近づいている」としています。
 半年にわたりロシア軍に制圧された街で、笑顔と共にウクライナの国旗が掲げられました。
   
 デルガチ地区長:「(彼女は)本日から通常の業務に戻ることになりました」
 ウクライナ北東部で広がる歓喜の声。今、ハルキウ州でウクライナ軍の快進撃が続いています。
  ゼレンスキー大統領:「9月初めから今まで我々の兵士は、ウクライナ東部と南部で6000平方キロメートル以上を奪還しました。そして反攻作戦は続いています」
 9月に入った時点では、ハルキウ州の多くが赤で示されたロシア軍に制圧された地域でした。
 ターニングポイントは6日です。ウクライナ軍はそれからわずか5日ほどでロシア軍の補給路につながる要衝イジュームを奪還。ハルキウ州の大部分を取り戻したのです。その面積は東京都の2.7倍に及びます。
 奪還した地域に残されていたのは、ロシア軍の戦車や兵器です。ロシア軍の一部の兵士は、軍服を脱ぎ捨てて私服姿になり、地元住民に紛れ込んで逃走しているといいます。
 わずか5日の“奪還劇”はなぜ成功したのでしょうか。専門家は、ウクライナ軍の巧みな作戦があったと指摘します。
 防衛研究所・高橋杉雄氏:「ウクライナ側がロシア側をだました」「当然ロシアも人工衛星があるので、ハルキウ方面にウクライナ軍が集結していたのは分かっていた。分かっていたが本命はヘルソンだと頭が最初にできているから、判断するのは人間なので、人間がだまされてしまうと、衛星情報やサイバーの情報があろうと正確な判断はできない」「(Q.この展開は予想できた?)まったく予想はしていなかった」
 世界を欺いたというウクライナの進撃を受けてロシア側は大きく揺らいでいます。
 防衛研究所・高橋杉雄氏:「決定的な敗北を回避する目的での核使用。今までの戦争の展開の中で一番近づいている」
 ウクライナ軍はわずか5日でハルキウ州の大部分を取り戻す快進撃をみせています。それを受けてロシア側は大きく揺らいでいます。
 ロシア国防相はハルキウ州の部隊を再編成すると発表しました。この地域からの撤退を認めたものとみられます。
 こうした動きにプーチン大統領の熱烈な支持者からも批判の声が。
 チェチェン共和国、カディロフ首長:「最新情報を得ているが、具体的な説明がない」
 プーチン大統領に忠誠を誓うチェチェン共和国のカディロフ首長。自身が指揮する部隊をウクライナに派遣するなど、ロシア軍を支援していますが、今回の戦略には不満があり、状況次第では直談判すると訴えました。
 チェチェン共和国、カディロフ首長:「私は国防省のように戦略を考える専門家ではないが、今回間違えてしまったことがあると思う。今後、戦略の見直しをしてくれることを期待する」
 そしてロシア国内でもプーチン大統領に逆風が。地方議会で反プーチンの動きが広がっているのです。
 12日、サンクトペテルブルクの地方議員がプーチン大統領に辞任を求める声明を発表しました。そのなかで、「プーチン大統領の行動がロシアと市民の未来に害を及ぼすと信じている」と指摘。この声明にはモスクワなど、およそ30の地区の議員が署名しています。
 専門家は“核の緊張”が軍事侵攻開始以来、最も高まっていると警鐘を鳴らしています。
 防衛研究所・高橋杉雄氏:「核兵器を使う状況は大まかに2つあり得る。一つは『核兵器を使うことで戦争に勝つ』。もう一つは『核兵器を使うことで敗北を回避する』。少し前までの戦況は基本的に膠着(こうちゃく)状態で、核兵器を使ったからといって戦争に勝てる状態じゃなかった。今、ロシア側が地上軍にかなり打撃を受けた形で負けつつある。決定的な敗北を回避する目的での核使用という2つ目のパターンが、浮上する可能性というのが出てきていて、(核兵器使用の選択が)テーブルの上に載ったうえで、最後にプーチン大統領がどう判断するか。そう考える状況が今までの戦争の展開の中で一番近づいている」

59:美麗島の名無桑
[ここ壊れてます] .net
ロシア人軍事ブロガーの物騒なSNS「前例は1945年の日本だ」 核の脅し、プーチン氏は?

9/16(金) 7:00配信

 核兵器を使うしかないのでは―。そんな声がロシア人の軍事ブロガーからあがった。9月中旬、ロシア軍が、ウクライナ北東部ハルキウ州でウクライナ軍の奇襲を受け、敗走を重ねたからだ。ウクライナ本格侵攻後、核使用の脅しは、プーチン大統領をはじめ様々なロシア人がかけてきた。いったいどうなるのか。



*  * *

 プーチン大統領はウクライナ東部ドンバス地方の軍事的な「解放」を戦争目標に掲げている。「ドンバス決戦」の行方がプーチン政権の今後を左右する、と言っても過言ではない。ドンバスのうちルハンシク州はロシア軍が押さえ、残るドネツク州の攻防が焦点となっている。

 その北隣ハルキウ州はロシアからのドンバスの戦地への補給路が走る。ウクライナ軍は9月10日までに、鉄道輸送の拠点だった同州クピャンスクを奪還するなど、重要な補給路を断った。ロシア側は、3日間で50キロも進軍する素早い奇襲を受け、大敗北した。ロシアの軍事ブロガー、「ロマノフ・ライト」が9月10日、SNSに次のように書き込んだ。このブロガーは、米国のシンクタンク「戦争研究所」も情報源としている。

「ハリコフ(ハルキウ)州をロシアが失うのは時間の問題。焦点は(ドンバスでロシアがすでに占領した)ルガンスクを救えるかどうかだ。唯一の手段は、(西側の武器供与のルートである)ウクライナ西部諸州への戦術核使用だ。あらかじめ降伏をキエフに求めたうえで、数発撃ち込めばよい。前例がある。1945年の日本だ。アメリカはこの方法で日本を占領下においた」


 日本人にとっては物騒な発言に聞こえるが、実はロシア側の核戦力の重視は、2000年に大統領に当選したプーチン氏が任期1期目すでに表明していた。当時、ロシアのテレビインタビューに「ロシアの国力の源泉は天然資源と『核の3本柱』です。(核弾頭の運搬手段の)大陸間弾道ミサイル、戦略爆撃機、原子力潜水艦、この三つを持つのはロシアとアメリカだけなのです」と述べた。

60:美麗島の名無桑
22/09/17 19:50:31.51 .net
 
つづき
「核の3本柱」という表現は、ウクライナ本格侵攻後もロシアメディアに登場した。侵攻4日目の2月27日。プーチン大統領はショイグ国防相に、核抑止戦力を「高度な警戒態勢」に移すよう指示した。その言葉の意味を、プーチン氏に近いテレビ司会者がネットメディアで解説した。
「抑止戦力とは、核の『3本柱』のことです。ロシアの原潜11隻から500発以上の核弾頭を撃ち込め、それだけで全NATO諸国を亡ぼせます。その他、大陸弾道ミサイルの威力は言うまでもありません。核弾頭数でロシアは世界一。プーチンは『ロシアを脅してはならない』と警告したのです」。
 実際、米ロは核弾頭をそれぞれ約6千発持ち、世界の9割を占める。
 さらにこの司会者は、テレビのトークショーでも、ウクライナ支援に最も積極的な英国にミサイルが飛んでいくCGを見せながら、「小さな島国は核ミサイル1発で永久に消滅する」とも述べた。
 ただし、プーチン大統領自身が「核を使用する」とはっきり述べたことはない。御用マスコミをはじめ、その意向をくむ人々が、プーチン氏の言葉を自分なりに解説し、西側諸国を脅す。こうした役割分担ができており、ウクライナへの支援を何とか防ごうとしているのだ。つまり、この時点では核使用をほのめかして脅してはいるが、本気で「核を使う」と警告しているわけではない。
 では、どんな場合にそこから一歩進んで、戦術核兵器が使われる可能性があるとロシアは考えているのか。
 一つの参考になるのは、メドベージェフ安全保障会議副議長(元大統領)の説明だろう。ロシアメディアが次のように伝えた。
 メドベージェフは「ロシアの軍事ドクトリンで戦術核兵器の使用は想定されているのか」との質問に、「我が国ではそのテーマのドクトリンは公開されており、『核抑止分野における基本国家戦略』という文書もある」。ロシアが核兵器を使用する根拠として、敵国の核兵器使用、核兵器を管理している軍施設への攻撃、国家そのものの存立を危うくする事態などを列挙した。そして、「今のところ、そういう行為はみられない」と述べた。

61:美麗島の名無桑
22/09/17 19:51:30.24 .net
 
つづき
 戦術核兵器使用に関して明文化された基本原則があるならば、国家としてそれに則って判断すると思いたいところだ。しかし、メドベージェフ氏自身はそういう文書に基づく冷静な議論は好まず、聖書も引用しながら言葉による「核の威嚇」を繰り返してきた。ロシアのタス通信(9月3日)は「メドベージェフは偉大なロシアを守る最良の保証は核兵器の武器庫だと考える」と題する次のような記事を配信した。
「メドベージェフは、核大国を崩壊させようという死のゲームがどうなるかは、火を見るより明らかだ。人類の“最後の審判の日”が来るのである、と述べた」
 7月にも「ウクライナがクリミア半島を攻撃した場合、最後の審判の日が来る」と聖書を引用して脅した。5月には「西側の武器支援が続けば、(ロシアとの)代理戦争となり、全面核戦争になるかもしれない」と述べた。
 こうした「核のプロパガンダ」はロシア人の心にどんな影響を与えているのだろうか。ロシアの世論調査機関レバダセンターは6月、次のような調査結果を発表した。

「ウクライナでの状況は、ロシア・NATOの軍事紛争に転化すると思いますか」
はい 48%
いいえ 42%


「西側との戦争になった場合、プーチンは軍に核の先制使用を命じると思いますか」
間違いなく 10% 
おおいにありうる 24%
ありそうもない 36%  
絶対ない 22%

「ロシアが核使用する可能性について恐ろしいと感じますか」
感じない 21%
感じる 77%

 プーチン氏が核を先制使用するのかについては、ロシア人の間で意見が割れている。また、核を恐ろしいと感じる人が大半を占め、ロシアの世論が核使用に賛成しているとまではなっていないようだ。
 果たして、最近のロシア側から発せられる核使用への言及は、その危険性がかつてないほどに高まっているサインなのか、西側へのブラフにとどまるのか。また、その先、追い詰められたロシアはいったい、どんな選択をするのだろうか。

62:美麗島の名無桑
22/09/17 19:52:01.27 .net
 
つづき
 米ニューヨークタイムズ紙(9日10日)はプーチン氏の胸のうちを推し量るような記事を書いた。ウクライナ軍の東部ドンバス方面での反攻を受け、次のように伝えた。
「ベストシナリオはロシア軍が今の前線から撤退することだろうが、危険なのは、モスクワが絶望にかられて核使用の瀬戸際に向かうことだ。戦場での敗北を戦術核で逆転する戦略をロシアは想定しているからだ。(ウクライナが)どこまで軍を進撃させるべきなのか。(ウクライナ南部にあり、ロシアが一方的に編入した)クリミア半島や、ドンバスは、越えると危険な一線なのかもしれない」。
 核のボタンを持つのはプーチン大統領。世論が反対したり、逆に軍事ブロガーが煽ったりしたとしても、最後に決めるのはプーチン氏ひとりだ。
 ウクライナ・ハリキウ州でのロシア軍大敗が日本などで報じられた9月10日、筆者はロシア国営テレビのサイトをノートパソコンで開いた。代表的な報道番組「ブレーミャ」は、モスクワの創設875周年の祭典がトップニュースだった。プーチン氏もそのニュースに登場。映像の中では終始、上機嫌で笑顔を見せていた。

63:美麗島の名無桑
22/09/17 20:05:02.10 .net
米政権、新たな対ロシア経済措置巡り議会と協議=国務省
9/15(木) 6:20配信
米国務省は14日、バイデン政権がウクライナ侵攻を続けるロシアに対する新たな経済措置を巡り議会と協議していると明らかにした。
国務省のプライス報道官は記者会見で、政権がロシアをテロ支援国家に指定する考えに反対姿勢を示していることについて「意図する結果および意図しない結果を考慮する必要がある」と指摘。そのため、政権はテロ支援国家への指定と「類似した影響をロシア経済や政府に及ぼすと同時に、意図しない結果をもたらさない手段について議会と関与している」と述べた。
こうした中、米民主・共和両党の上院議員は14日、ロシアをテロ支援国家に指定する法案を提出した。

64:美麗島の名無桑
22/09/17 20:05:35.20 .net
米上院議員、ロシアをテロ支援国家に指定する法案を提出
9/15(木) 4:21配信
米民主・共和両党の上院議員は14日、ロシアをテロ支援国家に指定する法案を提出した。ウクライナは指定を呼びかけているが、バイデン政権は反対する姿勢を示している。
法案を提出したのは、民主党のリチャード・ブルーメンソール議員のほか、共和党のリンゼー・グラム議員ら。ブルーメンソール議員は記者会見で、ロシアの侵攻以来ウクライナで起きている民間人の殺害やその他の「残忍で残酷な抑圧」に言及し、「ロシアをテロ支援国家に指定する必要性はかつてないほど差し迫っている」と述べた。
グラム議員は、ロシアをテロ支援国家に指定することでウクライナだけでなく、米国の同盟国にもウクライナ支援の強いシグナルを送ることになると述べた。
今回提出された法案がいつ、どのような形で採決されるかは現時点で不明。
両議員は依然からロシアをテロ支援国家に指定するよう呼びかけており、7月には推進のためにウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問。民主党のペロシ下院議長も7月、ロシアのテロ支援国家指定は「長年の懸案」と述べ、賛同を示していた。
ただ、バイデン大統領は指定する計画はないと表明。政権関係者は、ロシアに責任を負わせる最も効果的な方法とはいえず、ウクライナへの人道支援に支障をきたす恐れがあるとしている。
米国はイラン、北朝鮮、キューバ、シリアなどをテロ支援国家に指定。ロシアは米国がロシアをテロ支援国家に指定すれば、外交関係が著しく阻害されると警告している。

65:美麗島の名無桑
22/09/17 20:06:24.43 .net
米、ナゴルノでの戦闘即時停止を呼びかけ 国務長官が電話会談
9/14(水) 0:56配信
ブリンケン米国務長官は13日、アルメニアとアゼルバイジャンがナゴルノカラバフ地域を巡り衝突したことを受け、ロシアが両国間の紛争を拡大しようとする可能性について懸念していると述べた。
ブリンケン長官は記者団に対し「ロシアが何らかの方法で紛争を触発し、ウクライナから注意をそらそうとするのではないかと常に懸念している」と述べた。同時に、ロシアはこの地域への影響力を利用し鎮静化を助けることもできるの考えも示した。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官はホワイトハウスで記者団に対し、ナゴルノカラバフを巡るアルメニアとアゼルバイジャンの衝突を米政府は深く懸念しているとし、両国に外交、軍事チャンネルを通じた直接のコミュニケーションラインを再確立するよう呼びかけたと表明。「この紛争に軍事的解決はあり得ない。軍事的敵対行為の自制を強く求める」と述べた。
国務省によると、ブリンケン長官はアルメニアのパシニャン首相、およびアゼルバイジャンのアリエフ大統領と夜の間に個別に電話会談を行い、米国の懸念を伝えると同時に、戦闘の即時停止を呼びかけた。

66:美麗島の名無桑
22/09/17 20:06:56.58 .net
ウクライナ軍「著しい進展」、ロシア軍への反転攻勢で米国務長官
9/13(火) 9:49配信
ブリンケン米国務長官は12日、ウクライナのロシア軍に対する反転攻勢はまだ初期段階だが、ウクライナ軍は「著しい進展」を遂げていると述べた。
訪問先のメキシコで記者会見し、米国などによる支援がウクライナの反転攻勢につながっているとの認識を示した。
ただ、紛争はまだしばらく続く可能性が高いとし、ロシア軍は依然としてウクライナで部隊や兵器を大規模に展開し、一般市民や民間のインフラに対し「無差別」に使用していると指摘。
「侵攻したのはロシアだ。ロシアは自国が払っている代償を考えれば、侵攻をやめることが可能であり、そうすべきだ」と述べた。
また、イラン核合意復活問題について、欧州連合(EU)の提案に対する同国の反応を考慮すると近いうちに合意が成立する可能性は低いと発言。
「イランは合意成立に必要な対応を取ることができないか、もしくはその意向がないようだと言う以外、時期を示すことはできない」と述べた。

67:美麗島の名無桑
22/09/17 20:07:52.15 .net
ウクライナ反攻、ロ占領地の完全解放目指す 米が追加軍事支援も
9/14(水) 8:18配信
13日 ロイター] - ウクライナ軍は北東部で迅速な反転攻勢を進めており、ロシア軍に占領された全域の解放を目指している。さらなる米国の軍事支援が行われることも示唆された。
ウクライナのゼレンスキー大統領は演説で、これまでに約8000平方キロメートルが解放され、その全てが北東部のハリコフ地域に集中していると述べた。
その約半分の地域では「安定化措置」が完了し、「ほぼ同じ広さの解放地域で安定化措置がなお進行中」という。
ロイターはウクライナ側の主張を独自に確認できていない。ゼレンスキー氏が言及した総面積はギリシャ・クレタ島とほぼ同じ大きさ。
ロシアが10日に北東部の主要拠点を放棄して以来、ウクライナ軍は戦況を転換させ、多くの町を奪還している。
こうした中、米ホワイトハウスのジョン・カービー戦略広報調整官は13日、バイデン政権がウクライナに対する追加軍事支援策を「近いうちに」発表する可能性が高いと発表した。
ロシア軍は南部と東部でウクライナの約5分の1をなお支配しているが、ウクライナ軍は現在、両地域で攻勢に出ている。
ウクライナのハンナ・マリャル国防次官は、先週末にウクライナ軍が奪還した重要な軍事補給拠点であるバラクリヤの中央広場で、この地域で15万人がロシアの支配から解放されたと述べた。
同次官はハリコフから南東に74キロ離れたバラクリヤへ向かう途中、「目的はハリコフ地域とその先、つまりロシアに占領された全ての地域を解放することだ」と述べた。
一方、ドイツのショルツ首相は13日、ロシアのプーチン大統領と電話会談し、ウクライナ戦争について、停戦とロシア軍の完全撤退に基づく外交的解決策を可能な限り早く模索するよう求めた。ドイツ政府のヘベストライト報道官が述べた。

68:美麗島の名無桑
22/09/17 20:08:23.81 .net
ウクライナ、かつて考えられなかった勝利が現実領域に-反撃成功
9/13(火) 7:25配信
ウクライナ軍による同国北部での反転攻勢の驚異的な速さと成功を受け、2月にロシア軍の侵攻が始まった当時ではほとんど考えられなかった可能性が浮上している。ロシア軍が敗北し、崩壊さえあり得るということだ。
ロシア軍が急速に崩れる公算はなお小さい。1日の戦況の変化でさえ不透明であり、両軍の作戦や正確な状況については言うまでもない。ウクライナ軍は今月、3000平方キロメートルの相当の領土を奪還したとしているが、国土の約5分の1が依然としてロシア軍に制圧された状態にある。
それでもロシアと西側の軍事オブザーバーは、ウクライナ軍による今回の反転攻勢が転機となるのはほぼ間違いないとの見方で一致している。少なくともロシアのプーチン大統領が掲げているウクライナ東部ドンバス地方の完全な制圧といった目標を妨害することは確実だ。
米中央情報局(CIA)長官や国防長官を務めたレオン・パネッタ氏は12日のブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「極めて重要であるとともに危険でもあると思う」と発言。「危険なのは、プーチン氏が追い込まれることで反撃しなくてはならなくなるためだ」と指摘。敗北のリスクに直面するロシアが、戦術核による攻撃の可能性を含め、戦争をエスカレートさせる恐れがあると述べた。
軍事史専門家で、ロンドン大学キングスカレッジの名誉教授(軍事学)であるローレンス・フリードマン氏は週末のブログ投稿で、冬を通して膠着(こうちゃく)状態が続くといった幅広く共有されていた想定が一変したと指摘し、ロシアの突然の崩壊の可能性すら、もはや排除できなくなったと分析。
「軍事的敗北は破産のように起きる。長く痛みを伴う苦しみがたちまち敗走に変わり得る」と述べた。
ロシア軍のハルキウ州イジュームからの撤退は非常に大きい出来事だと幅広く受け止められている。米戦争研究所は「ウクライナ軍によるイジューム奪還で、ロシアが掲げているドネツク州での目標が達成される見込みはなくなった」と分析した。

69:美麗島の名無桑
22/09/17 20:08:50.38 .net
 
つづき
ロシア大統領府のペスコフ報道官は、ウクライナでの「特別軍事作戦」は当初の目的が達成されるまで継続されるとコメント。プーチン氏は表向きには懸念の兆しを見せておらず、12日の経済会議では、来年の予算に関する仕事に午前を費やしたと発言した。
最近の戦況を受け、ロシアへの併合の是非を問うためにドンバス地方のルハンスクとドネツクや南部のヘルソン、ザポリージャで向こう数カ月以内に実施される予定だった住民投票は棚上げとなった。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

70:美麗島の名無桑
22/09/17 20:09:53.19 .net
「露軍、メリトポリから逃走」と地元市長 反攻加速も
9/14(水) 9:05配信
ロシアによるウクライナ侵略で、ロシアの占領下にある南部ザポロジエ州メリトポリのフェドロフ市長は13日、SNS(交流サイト)を通じ「露軍部隊が市内からクリミア半島に向けて逃走を始めた」と述べた。ウクライナメディアが伝えた。
メリトポリはアゾフ海に近い南部の要衝で、露軍が侵攻開始直後に制圧したが、ロシア側要人を狙ったパルチザンによる武力闘争が伝えられていた。露軍が同市を放棄した場合、南部でのウクライナ軍の反攻が進展する可能性がある。
ウクライナ軍が反攻を展開している東部ハリコフ州に関し、同国のマリャル国防次官は13日、6日以降に露軍から300カ所以上の都市や集落を奪還したと発表した。
一方、ウクライナ警察当局は13日、奪還した同州の要衝バラクレヤの警察署に露軍が拷問施設を設置していたと発表。ウクライナ側の協力者を拘束し、電気ショックを与えるなどの残虐行為をしていた上、同市からの撤退時に民間人を銃撃した情報もあるとし、捜査に着手したと表明した。
露軍が制圧を宣言している東部ルガンスク州のガイダイ知事は13日、地元テレビを通じ、隣接するドネツク州の中心都市スラビャンスクに近い要衝リマンでウクライナ軍が奪還に向けた戦闘を開始したと発表。リマンの奪還に成功すれば、ルガンスク州の解放が近づくとの認識を示した。

71:美麗島の名無桑
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ロシアの攻勢困難か ハリコフ州奪還で米英分析

9/12(月) 21:50配信

ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は11日、東部ハリコフ州の要衝イジュムを露軍から奪還したと宣言した。2月下旬の開戦後、首都キーウ(キエフ)近郊の奪還に続く大きな戦果となる。米シンクタンクの「戦争研究所」は、同州で露軍によって制圧されたほぼ全域を取り戻したと分析。東部戦線の補給路となってきたハリコフ州の喪失で、露軍によるこれ以上の占領地域の拡大が困難になる可能性が出てきた。



これに先立ち、露国防省は10日、同州に展開していた露軍部隊を、主目標とするドネツク州に差し向ける「再編成」を行うとし、ハリコフ州からの事実上の撤退を表明していた。

戦争研究所の11日の分析では、ウクライナ軍が過去5日間でハリコフ州の被占領地域の大半に当たる3千平方キロメートル以上を奪還した。同州のシネグボフ知事は「40以上の集落を奪還した」と表明。ウクライナ軍参謀本部も「露軍が敗走している」と発表した。

露軍にとってハリコフ方面からの撤退は、3月末のキーウ方面からの撤退に続く戦線縮小となり、苦境を改めて示した形だ。これに先立ち、ウクライナ側はハリコフ州の要衝バラクレヤとクピャンスクの奪還も発表していた。

露国防省は「再編成」の理由について、「東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)の解放という特別軍事作戦の目的を達成するためだ」と主張した。

ドンバス地域を巡って露軍は、7月上旬、ルガンスク州の制圧を宣言したものの、残るドネツク州では、約4割の面積を保持するウクライナ軍に阻まれ、前進が停滞していた。

ただ、戦争研究所は11日、「ハリコフ州の喪失で、露軍がドネツク州を制圧できる見通しは無くなった」と分析。「露軍が今後、局所的な前進に成功する可能性はあるものの、戦いの流れはウクライナ側に傾いた」とも指摘した。

英国防省も12日、「(東部での)ウクライナ軍の成功はロシアの作戦全体に重大な影響を与える」とし、露軍が防御に転じることを余儀なくされるとの見通しを示した。

さらに、ルガンスク州のガイダイ知事は10日、7月上旬に露軍に占拠された同州の要衝リシチャンスク付近までウクライナ軍が到達したと発表。ガイダイ氏は12日、同州の集落スバトボから露軍が撤退し、別の集落もウクライナ軍が解放したとも明らかにした。

72:美麗島の名無桑
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「ロシアの兵士は自転車を奪って逃げた」…ウクライナが奪還したハルキウ州の住民が証言

9/13(火) 11:10配信

ウクライナ軍が同国のハルキウ州でロシアから領土を奪還したと報道されている。

ワシントン・ポストとフィナンシャル・タイムズは、ロシア兵はあらゆる方法を使って逃げ出そうとしたと伝えている。

あるロシア兵は自転車を盗み、他の兵士は地元の人に変装したという。

2022年9月11日の複数の報道によると、ウクライナがハルキウ州の数百平方kmの領土を奪還し、ロシア兵はライフルを捨て、地元民を装って村から逃亡したという。

ウクライナ軍は、西側諸国の強力な武器に支えられ、ハルキウ州の大部分を奪還した。

この地域の大部分は、2月に始まったロシア軍の最初の攻撃以来占領されており、ロシア軍はハルキウやキーウなどの主要都市から数kmの距離に迫っていた。

ロシア軍は油断していたと、ハルキウから60kmの小さな村、ザリズニチネの住民はワシントン・ポストに語っている。

地元住民のオレーナ・マトヴィエンコ(Olena Matvienko)さんがポスト紙に語ったところによると、ウクライナ軍の攻勢が始まって数時間で約半数が車で逃げ出した。見捨てられた残りのロシア兵はパニックになり、あらゆる手段で逃げようとしたという。

「ドローンに軍服姿を見られないよう、服を奪うために家に入ってきた」とマトヴィエンコさんは言う。

「自転車も奪われた。その鍵を渡すまで我々銃を向けていた」

マトヴィエンコさんはポスト紙に、兵士は「ライフルを地面に捨て」て、弾薬の木箱やトラックに積まれたロシア製戦車を含む車両も残していったと語った。

73:美麗島の名無桑
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ロシアが民間施設攻撃強化か、政府内に衝撃と挫折感-関係者

9/15(木) 3:19配信

ウクライナの電撃的な反攻で自尊心を傷付けられたロシアのプーチン大統領は、戦況の反転を目指す中で取り得る選択肢が狭まりつつある。

ウクライナ北東部ハルキウ州からの突然の撤退は、ロシアの愛国的ブロガーの批判を招き、それが主流派の政治家にも広がった。だがロシア軍は依然としてウクライナのドンバス地方で重要拠点を確保しており、南部のヘルソン周辺地域で激しい戦いを続けている。ウクライナがクリミアとロシア本土を結ぶ補給路の遮断に成功する場合、クリミアを守るためロシアが軍の再配置に動く兆しも見られる。

事情に詳しい関係者によると、ロシア大統領府内では戦況の劇的な変化に衝撃を受け、挫折感がますます支配的となり、戦闘を激化させ、戦線から遠く離れたウクライナ領のインフラに対する攻撃を強めることへの決意が膨らんでいるという。関係者は部外秘の話だとして匿名で語った。

ロシアは公には民間施設を標的にしていることを否定している。民間施設への攻撃は国際法違反となる。

だが、ロシアはウクライナの発電所を攻撃し、11日には広範な地域で停電を発生させた。ウクライナ政府は14日、ロシアが巡航ミサイル「カリブル」を搭載した艦船や潜水艦の数を黒海で増やしていると主張。ただ、今のところ攻撃が増大したとの報告はない。

74:美麗島の名無桑
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プーチン氏、ウクライナ侵攻が誤りだとまだ認識せず=独首相

9/15(木) 2:12配信

ドイツのショルツ首相は14日、ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻という判断が誤りであることを「残念ながら」まだ認識していないようだと述べた。

また、ロシアがウクライナから撤退しなければならないことをプーチン大統領に力説することが引き続き重要だとした。

ショルツ首相は13日、プーチン大統領と電話会談し、ウクライナ戦争について、停戦とロシア軍の完全撤退に基づく外交的解決策を可能な限り早く模索するよう求めた。

75:美麗島の名無桑
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バイデン氏、駐アルメニア米大使を駐ロシア大使に起用か=関係筋

9/15(木) 2:15配信

バイデン米大統領がキャリア外交官のリン・トレイシー氏を駐ロシア米国大使に起用する計画と、関係者が14日述べた。

トレイシー氏は現在、駐アルメニア米国大使を務める。2014─2017年には在モスクワ米大使館の上級高官を務めた経歴もある。

ホワイトハウスからコメントは得られていない。

ジョン・サリバン駐ロシア大使が今月4日に任期を終えた後、同ポストは空席となっていた。

76:美麗島の名無桑
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米、国連会合出席のロシア外相にビザ発給 代表団全員には認めず

9/14(水) 10:39配信

米国は、ロシアのラブロフ外相がニューヨークで来週開催される国連の年次ハイレベル会合に出席するためのビザを発給した。ロシア外交筋が13日に明らかにした。

ロシア側は米国に56件のビザ発給を求めていたが、同筋によると承認されたのは24件だった。

米国務省からは今のところコメントを得られていない。国連総会のハイレベル会合は20日に始まる。

1947年の国連「本部協定」に基づき、米国は基本的に他国外交官の国連へのアクセスを許可することが義務付けられている。ただ米政府は、安全保障、テロ、外交政策上の理由からビザを拒否できると主張している。

国連は今月、このビザ問題について米国と話し合っていると明らかにしていた。

ロシア大統領府は13日、米国がロシアの代表団全員にビザを発給しないのは「義務違反」だとし、この状況について国連と米国の責任を追及すると表明した。

77:美麗島の名無桑
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ウクライナ軍、ハルキウ奪還で“劣勢”ロシア兵に変化も 占領下の実態明らかに

9/14(水) 19:49配信

 解放されたウクライナの街の様子が明らかになってきました。一方、ロシアではハルキウ州の敗北をきっかけにある変化が起きていました。

 解放されたウクライナ東部の街からは、ロシアの国旗や横断幕が次々と排除されていきました。

 そして占領下の街で何があったのか、その実態も明らかになってきました。

 現地住民:「ずっと銃撃をされていたので爆発音を聞くとすぐに立ってしまいます」「15から20人くらいのロシア兵たちが家の中庭から出てきて、至近距離で息子たちの車を撃ったのです。皆、この戦争やプーチンを呪っています」

 要衝の街イジュームに入ったカメラはロシア軍が乗り捨てた戦車と、破壊された学校を捉えていました。さらに、ウクライナ兵が案内した先にあったのは、ロシア軍が支配した痕跡、最前線の基地でした。

 要衝の街イジューム。その地下には、ロシア軍が設置した司令部がありました。

 CNN特派員:「ここが前線の司令部です。ここを歩いていると本当に不思議なことがあります。この壕(ごう)の中にはロシア軍の上級将校の役割別のラベルが学校の机に貼られて、並べられています」

 イジュームの市議会議員によると、およそ半年間の占領期間に、少なくとも1000人の市民が死亡したと言います。

 ロシア軍が残した爪痕は決して小さくありません。そうした状況で、ゼレンスキー大統領は希望の光となる報告を続けています。

 ゼレンスキー大統領:「奪還した我々の地域を具体的に分析した。現在4000平方キロメートル以上の地域を完全に掌握した」

 さらにイギリスの国防省は13日、ハルキウから撤退したロシア軍のなかには、NATO(北大西洋条約機構)と戦争になった際、主力と考えられていた戦車部隊も含まれると分析。

 こうしたロシア軍の現状については、国内からも問題視する声が…。

 ロシア兵の人権保護団体、アレクセイ・タバロフ代表:「(戦争が始まった)当初に比べたら、戦争に参加することを断る兵士たちが増えているし、これからも増えていくと思う」

 ロシア兵の人権保護に取り組むNGOの代表、アレクセイ・タバロフさんは、軍の士気が下がっているのではないかと指摘します。

 ロシア兵の人権保護団体、アレクセイ・タバロフ代表:「ロシア軍には徴兵された兵士もいれば、契約を結んで戦争に行っている兵士もいます。兵士たちに対する待遇も良くない。約束していた契約の給料も払われていません」

 しかし、それでも兵力が不足することはないと言います。

 ロシア兵の人権保護団体、アレクセイ・タバロフ代表:「兵士たちの士気は下がっているのですが、まだ戦争でお金を稼ぎたい人はいます。囚人を強制的に徴兵したり、国営企業による(兵士の)募集もあります」

 ハルキウ州の敗北をきっかけに、ロシア国内にも大きな変化があると専門家は指摘しています。

 笹川平和財団・主任研究員、畔蒜泰助氏:「言ってみればロシアの大きな敗北が明るみになった。そのタイミングでサンクトペテルブルクの市議会の方ででプーチンの辞任要求が出された。戦争開始当初はロシアの情報統制が効いていたんだと思う。ここにきてロシアの情報統制や政治統制があまり効果を見せなくなりはじめていることの表れ」

 しかし、プーチン政権を本当に脅かすのは戦争反対の声ではないといいます。

 笹川平和財団・主任研究員、畔蒜泰助氏:「『ロシア国内の生活とウクライナの戦争は完全に別物ですよ』とある種のパラレルワールドだと言い方をする人もいるが、政府のやっていること(特別軍事作戦)に反対して生活が苦しくなっても嫌だから(プーチン政権の)支持をする。ところが今回こういう形で敗北を喫した、戦争を支持している人たちのなかからも『こんなやり方じゃダメだ』『大動員すべきなんだ』という声が上がり始めている。ロシア国民が本当に戦争を実感せざるを得ない状況になっていく。(その状況では)パラレルワールドを維持できない可能性がある」

 こうした状況のなか、ロシア大統領府は15日、プーチン大統領と習近平国家主席が、対面での首脳会談を行うことを発表。

 笹川平和財団・主任研究員、畔蒜泰助氏:「中国が(ロシアから)石油や資源を買うとかどこまで踏み込んだ支援をプーチンに約束するのかどうか、これが一つの焦点となる」

78:美麗島の名無桑
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ブリンケン氏、ロシアに「影響力行使して平和構築を」…旧ソ連構成国の軍部隊衝突で

9/14(水) 11:33配信

 米国のブリンケン国務長官は13日、記者団に対し、旧ソ連構成国のアルメニアとアゼルバイジャンの国境地帯で発生した軍部隊の衝突について、「交渉のテーブルに戻り、平和を構築するための努力を望んでいる」と述べた。

 ブリンケン氏は、両国が2020年11月、ロシアの仲介で停戦合意を締結したことを踏まえ、「ロシアが自らの影響力を行使し、平和構築を促すことができれば好ましい」と期待感を示した。一方で、「ウクライナ(への侵略)から注意をそらそうとすることを懸念している」とも述べた。

 国連のアントニオ・グテレス事務総長も13日、両国軍部隊の衝突を受け、「深く懸念している」との声明を報道官を通じて発表した。声明は双方に緊張緩和に向けた措置をとり、「最大限自制する」よう促した。過去の停戦合意の履行と対話による問題解決も求めた。

79:美麗島の名無桑
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ウクライナ軍、ヘルソン市への進攻「なし」 親ロシア派当局者

9/14(水) 12:13配信

ウクライナ南部のヘルソン州やミコライウ州でロシア軍とウクライナ軍との戦闘が続くなか、親ロシア派の当局者は、ウクライナ軍による進撃は阻止されていると述べた。



ヘルソン州の親ロシア派政権幹部のキリル・ストレモソフ氏は前線近くから動画メッセージを投稿し、自身はヘルソン州とミコライウ州を結ぶ幹線道路にいるが、「誰も退却していないし、これからもしない」と述べた。

ヘルソン市周辺の前線の多くを訪問したというストレモソフ氏は、同市について「しっかりと守られている」と指摘。ウクライナ軍が防衛線を突破できるチャンスはないと主張した。

そのうえで「ヘルソンに脅威はない。ヘルソンは引き続きロシアにとどまる」と述べた。

ウクライナ当局者は南部での進攻状況について、ほとんど詳細を明らかにしていない。しかし、主にミコライウ州とヘルソン州の州境に沿って約500平方キロの領土を取り戻したとしている。

80:美麗島の名無桑
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ロシア、戦局悪化で政権批判警戒 増援派遣検討か

9/13(火) 21:26配信

ウクライナに侵略したロシアは、東部ハリコフ州からの事実上の敗走を認めず、「作戦は当初目標の達成まで継続される」(ペスコフ露大統領報道官)と強気の姿勢を崩していない。露軍が再度の攻勢に向け、増援部隊の派遣を準備しているとの情報もある。プーチン政権は露軍の苦戦で国内に反戦機運や政権批判が強まる事態を警戒しているとみられるが、戦局を覆す方策に乏しいのが実情だ。



露国防省はハリコフ州からの露軍部隊の撤退を「再編成」と表現。連日の発表でも、同州などでウクライナ軍に多大な損害を与えていると主張している。国営テレビもハリコフ州からの撤退をほとんど伝えていない。政権側が国内世論を意識しているのは明白だ。

ただ、米シンクタンク「戦争研究所」は11日、露軍事ブロガーの間で作戦失敗への批判が強まっていると指摘。侵攻に部隊を派遣している露南部チェチェン共和国のカディロフ首長も作戦の破綻に言及するなど、政権側の情報統制には限界も見え始めた。

露軍部隊の士気が低下し、戦闘拒否も相次いでいるとされる中、ロシアは部隊を増強し、勢いの回復を図る構えだ。ウクライナ国防省情報総局は12日、露軍が極東地域で高額の報酬を提示して志願兵を募集し、ウクライナに派遣しようとしているとの諜報結果を公表した。ただ、錬度や士気の低い急造の部隊では、不利に傾きつつある戦局を覆すのは困難だとの見方が強い。

81:美麗島の名無桑
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ウクライナ侵攻直後に和平合意、プーチン氏拒否で幻に=関係筋


9/14(水) 16:58配信

ロシアのウクライナ侵攻が始まった時点で北大西洋条約機構(NATO)に加盟しないとの約束をウクライナから取り付けていたにもかかわらず、プーチン大統領が軍事侵攻を進めたことが政権中枢部に近い3人の関係筋の話で明らかになった。

関係筋によると、ロシア交渉団を率いたドミトリー・コザク氏は、ウクライナとのこの暫定合意により大規模なウクライナ領土の占領は不要になったとプーチン氏に報告した。

プーチン氏は当初コザク氏の交渉を当初は支持していたが、同氏から合意案を提示された際に譲歩が不十分と主張し、目標を変更してウクライナの領土の大部分を併合する意向を示した。その結果コザク氏がまとめた合意は採用されなかったという。

ロシア大統領府のぺスコフ報道官はロイターの報道について「事実と全く関係がない。そうしたことは起こらなかった。確実に間違った情報だ」と述べた。

ウクライナ大統領府のポドリャク顧問はロシアが侵略の準備のために交渉を煙幕として利用したと述べたが、交渉の内容に関する質問には答えず、暫定合意があったかどうかも確認しなかった。

関係筋2人は、2月24日のウクライナ侵攻開始の直後から合意を正式なものにする動きがあったと明かした。コザク氏はロシアが求めていな主要な条件をウクライナが受け入れたと考え、プーチン氏に署名するように勧めたという。

ある関係者によると、コザク氏は2月24日以降に白紙委任されたが、本国に持ち帰ったところ全て取り消された。「プーチン氏は計画を変更した」と語った。

3人目の関係者は、コザク氏がプーチン氏に暫定合意について提案し、プーチン氏が拒否したのはウクライナ侵攻前と述べた。

プーチン氏がコザク氏の助言を聞き入れていたとしてもウクライナ戦争が終結していたかは定かでない。ロイターはウクライナのゼレンスキー大統領や政府高官がこの合意に関わっていたかを独自に確認することはできなかった。

82:美麗島の名無桑
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「皆逃げていった」、住民がロシア軍撤退を目撃 ウクライナ・ハルキウ州

9/13(火) 20:00配信
 
ウクライナは風向きが変わる日を待ち望んでいた。ロシアによる侵攻開始から6カ月、ウクライナが南部と東部で仕掛けた反攻は数カ月にわたり練られた計画に基づき、米軍の巨大な軍事支援パッケージに支えられている。

ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開

世間への広報活動も成り行き任せにしていない。先月29日に南部反攻が始まる前から、先週口火を切った東部での軍事作戦に向けた広報の準備が念入りに行われていた。

当局は前線にジャーナリストが向かうことを許可していない。ただ、ウクライナ側兵士がソーシャルメディアに投稿する一定の画像を発表することが許されているだけだ。

その結果、ウクライナ軍は難なくロシア軍を6カ月以上占領していた地域から追い出したとの印象が出来上がる。

だが真実はどうか。戦争をしている地域では不可避なことだが、はるかに不透明な状況というのが現実だ。

CNNは同国北東部ハルキウ州の町クピャンスクに独占的な立ち入りが許された。庁舎の屋上にウクライナの国旗を掲げる兵士の写真が登場した翌日だ。

そこで見たのはウクライナが完全に支配する状態からは程遠く、支配を巡る厳しい戦闘が続く町の様子だった。

町の辺境で取材に応じたある人は「(ロシア軍が何日も)ハルキウで続く闘いで砲撃を繰り返していた」と語った。

11日午後も、発射される砲弾の鈍い音が、飛来してくる砲弾の音で中断される状況にあった。ロシア軍はクピャンスクの支配を巡って戦闘を続けている。北部国境の向こうにあるロシア・ベルゴロドの軍基地とドネツク州東部やドンバス地方前線を結ぶ補給路を確保する上で、この町は極めて重要な地点となっている。

ザルジニー・ウクライナ軍総司令官は11日、同軍が今月に入り3000平方キロ以上を奪還したと発表した。その大半の地域はハルキウ州内にあるとみられる。

だが現地を見れば、クピャンスクの運命は定まっているとは言い難い。ウクライナが新たに解放した地域を支配し続けることは困難を伴う状況にある。

そこよりもさらに西に行けば、平穏が訪れている村々もある。ハルキウ州の村ザリズニチネは先週、東方での反攻ペースが上がる中で解放された。同村での戦闘ははるかに痛みを伴わないものだったとみられる。

ロシア軍の退却を目撃したオレクサンドル・ベルビツキーさん(66)は「これほど早くなるとは思いもしなかった」と語る。「店に行って戻ってきたら、皆逃げていっていた。ロシア人が逃げようとして墓地を車で突っ切っていった。想像できるか」

ザリズニチネの近くでは、ウクライナの捜査官が現地を訪れ、戦争犯罪の証拠が残っていないか注意を払っている。

ブチャをはじめとする首都キーウ(キエフ)北郊では、ロシア軍が1カ月に及ぶ占領を経て退却した後、恐ろしい光景が残っていた。それを知っている捜査官は皆、何を探すべきか心得ている。

戦争犯罪の捜査官は他の当局者とともに、壊れた家で住民の女性から話を聞いた。マリア・グリゴロワさんは今年2月、ロシアの侵攻から数日後に近所の人1人と友人1人の遺体を埋めざるを得ない状況に置かれた。

グリゴロワさんは「数日間戸が少し開いていたことに気づいていた。彼らが生きているか、または負傷しているかを確認すると、冷たい状態になっていて、コンスタンティンの額には2つの穴があったと気づいた」と語った。

ザリズニチネの住民は占領は「恐ろしかった」と語る。平穏の感覚が戻ってきても、ロシア軍が戻ってくるのではないかとの恐怖がまだ残っている。ハルキウ州警察の捜査部門トップは「ほぼあらゆる村で」戦争犯罪とみられる証拠を記録していると語る。

前述のベルビツキーさんは「ロシア人が何を考えているのか決してわからなかった。彼らが自分を撃つ可能性があると知っていたから、決して話さないようにしていた。彼らが自分を通り過ぎるときは、顔をそむけていた」と語った。

83:美麗島の名無桑
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ロシアのシンクタンク、ウクライナに供給されているエストニア製ロボット車両に懸賞金

9/13(火) 20:00配信

エストニアの防衛関連企業、ミルレム・ロボティクスによると、無人地上車両「THeMIS」はウクライナの民間人避難に使用されているという。

ロシアのシンクタンクは無人地上車両「THeMIS」の獲得に100万ルーブル(約240万円)の懸賞金をかけている。



この車両は最近ウクライナに納品され、負傷した民間人を避難させるために使用されているという。

CASTは、このような車両をロシア軍に供給したいのだとInsiderに語っている。

モスクワを拠点とするシンクタンクで、ロシア軍とつながりの深い「戦略・テクノロジー分析センター(CAST)」は、ウクライナで負傷した民間人の避難を支援するために使用されている最先端のロボット車両を「いかなる手段」を使ってでも獲得した者に懸賞金を提供するという。その額はほとんどの兵士の年収よりも高い。

「THeMIS(Milrem's Tracked Hybrid Modular Infantry System)」と呼ばれるその遠隔操作式無人地上車両は、エストニアの防衛関連企業ミルレム・ロボティクス(Milrem Robotics)が製造している。同社の広報担当者が防衛専門誌Janesに語ったところによると、少なくとも1台はすでにウクライナに納品され、医療支援や負傷した民間人の搬送に使用されているという。

同社によると、最大750キログラムまで運搬可能なこの車両は「運搬から兵器化まで迅速に設定を変える」ことができ、戦闘でも使用可能だという。戦場での負傷者や迫撃砲弾などの武器を輸送する能力の高さをセールスポイントにしている。

ウクライナに戦闘用のTHeMISを提供する意図があるかどうかについて問われたミルレム・ロボティクスは回答を避けた。フランス、ドイツ、アメリカを含む6カ国以上の北大西洋条約機構(NATO)加盟国が、THeMISを保有している。

84:美麗島の名無桑
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「解放を祈っていた」 ウクライナ軍が奪還した街、現地の様子は CNN EXCLUSIVE

9/14(水) 20:15配信

ウクライナ・イジューム(CNN) 
ロシア軍のシンボルである「Z」が描かれた戦車やトラックが焼け焦げた状態で道路の脇に横たわる。ぼろぼろで、できたばかりのさびで赤茶けている。崩落した橋は「地雷注意」の看板だらけだ。さらに先を行くと、崩壊したガソリンスタンドの傍らに残された車の残骸。周囲には砲弾の破片が散らばっている。



これらはウクライナの勝利の象徴であり、さしあたってはロシア軍の敗走劇が残した痕跡だ。

ウクライナ軍が10日にイジュームを奪還して以来、CNNは国際テレビ局取材班として初めて街に足を踏み入れた。そこで取材班が目にしたのは、6カ月にわたる占領が終わったという新しい現実に直面したばかりの街の姿だった。

ウクライナ軍の情報筋は、イジュームとともにハルキウ州のほぼ全域がついに「解放」されたとCNNに語った。イジュームの陥落はロシア軍にとって戦略的に大きな痛手だ。この街は東部ウクライナにおけるロシア軍の要衝であり、供給経路でもあったからだ。北東部でウクライナ軍が展開してきた電光石火の反撃のスピードと規模がうかがえる。

ボロディミル・ゼレンスキー大統領は12日、ウクライナ軍が南部で並行して行った反撃と合わせて6000平方キロメートルの領土を奪還したと明らかにした。ロシア側はこの地域からの撤退について、ドンバス地方周辺に軍備を集約するための「戦術的」なものだと述べている。

イジュームでは、市街地の安全を確保するための作業が今も進行中だ。ウクライナ軍は今なお隠れているわずかなロシア兵士を捕えようとしている。占領時にロシア軍に協力した住民もだ。街の情報網は遮断されたままで、電話も電波も届かない。占領地域全般でロシア軍が敷いている戦術だ。

CNN取材班が見る限り、地元住人は街がウクライナの手に戻ってほっと胸をなでおろしていた。

イジュームの道路はほとんど静まり返っていたものの、住人たちが思い切って外に出てCNNの車両や通り過ぎる軍のトラックに向けて手を振ったり、ウクライナ兵士と出くわすたびに手を握ったりする姿が時折見られた。

だが同時に、ロシア兵への恐怖はいまも街を支配している。CNNが接触した住人の多くが、恐怖のあまりこの数カ月に街で起きた出来事を進んで話そうとしなかった。

50代の夫婦が取材に応じてくれたが、ファーストネームしか語らなかった。

ワレリーさんは、皆が街の奪還を祝福していると言い、ウクライナの勝利を「魂の鎮静剤」と呼んだ。

「戦闘や血が流れることなく解放されるよう神に祈っていた。それが実現した」(ワレリーさん)

遠くから砲弾の音が聞こえる。今回の反撃で目覚ましい成果を収めたとはいえ、戦争に勝ったわけではないことを絶えず思い知らされる。ウクライナの大半は今もなお、ロシアが抱える大量の重火器の射程距離にある。

ウクライナ軍はゆっくりとだが、イジュームをはじめとする奪還した領土が日常に近い状態に戻れるよう復旧作業を行っている。

CNNの取材中、ウクライナ兵士の一団が勝ち誇ったように、白煙を上げながら戦車を走らせていた。見るからに喜びながら、逃走したロシア兵が無傷のまま残していったロシア製自走砲を素早く戦車にくくりつけた。ロシアが擁する兵器の中でもとくに強力な部類に入る武器で、このあとウクライナが反撃するために再利用される。

奪還にむけた戦闘は厳しかったかと尋ねると、榴弾(りゅうだん)砲を牽引(けんいん)していた戦車の操縦手は「それほどでも」と答えた。

ロシア部隊の多くが逃げ延びるために車両を犠牲にしていったため、ウクライナ軍は北東部の戦闘で大量の兵器を入手した。

85:美麗島の名無桑
[ここ壊れてます] .net
 
つづき

打ち捨てられたロシア司令部

ウクライナ軍によると、イジュームの戦闘で決戦の舞台となった場所のひとつが、ロシア軍の基地として使われていた元学校だった。ロシア軍は建物周辺を塹壕(ざんごう)や土嚢(どのう)、装甲車両で固めていた。

いまや建物は損壊し、赤れんがやラジエーターの山には割れたガラスや崩壊した屋根の木材が混じっている。建物の隣には、ロシア軍の「Z」マークをつけた赤いトラックの車体が横倒しになっている。

さらに道を進むと、部隊が必死で守ろうとした建物がある。使われなくなった工場の地下シェルターに設置されたロシア軍の司令部だ。

薄暗い地下室には多種多様な学校の机が並べられ、階級を記した白いラベルが貼られていた。防空部隊、砲兵部隊、諜報(ちょうほう)部隊、保安部隊の司令官と並んで、「当直士官」といった低い階級も見受けられる。近くではウクライナ部隊が、手りゅう弾のついた仕掛け線など、ロシア部隊の隠れ家を守るために残された偽装爆弾がないか調査を続けている。

司令部の向かいにある殺風景なコンクリートの部屋は寝泊まり用で、れんがや石油缶を積み上げた上に古ぼけた木製のドアをのせて即席のベッドが作られていた。部隊は慌てて撤退したのだろう、衣類や歯磨き粉、書類が床やベッドの上に散乱したままだった。

あるウクライナ兵がCNNに緑色の回転ダイヤル式の電話を見せてくれた。ロシア部隊の置き土産だ。「ロシアのテクノロジーさ!」と、バカにしたように英語で言った。

地上には、ロシア兵が残していった弾薬の山もあった。

武器を失った上、屈辱的な敗走劇が複数の動画に収められてソーシャルメディアに拡散されている中、大勢のロシア兵がウクライナ軍に戦争捕虜として捕らえられたと軍関係者はCNNに語った。

ウクライナ兵は勝利に酔いしれながら街中を車で走り回り、新たに手に入れた戦車やトラックから手を振った。そうした車両の多くには、はっきり「Z」の文字が描かれていた。

86:美麗島の名無桑
[ここ壊れてます] .net
 
つづき

「誰を解放するためにここに来たのか」

イジュームに住むワレリーさんが言うには、街の住人はロシア兵のふるまいに腹を立てているそうだ。

「人がいなくなると、(ロシア兵は)何もかも盗んでいった」とワレリーさん。「まるで豚のようにふるまっていた。自分たちがある家に入ったが、そこでは豚のほうがましだった」

イジュームでの戦闘が始まった3月4日、8発のロケット弾がワレリーさん夫妻の住む家の近くに着弾したという。「恐怖で震えあがった」が幸い2人とも被弾しなかった。そのうちの1発で隣の家は破壊されたが、隣人はけがひとつなく無事だった。

ワレリーさんが言うには、戦争の早い段階で街にやってきたロシア部隊はウラジーミル・プーチン大統領が掲げる侵攻の大義名分、すなわちウクライナの「非ナチ化」が嘘(うそ)だったことにすぐに気づいたという。

「(ロシアの)砲兵が来て、『我々はあなたたちをナチから救った』と言った」とワレリーさん。「だから言ってやった、『1人でもナチを見せてみろ』と」

ワレリーさんは若い兵士にロシア語で話しかけ、かつては親密だったウクライナ人とロシア人の関係を破壊していることに気づかせようとした。とりわけ国境にほど近いこの地域ではそうだった。

「あなたたちが壊した家の男性は(ロシアの)クルスク州出身だったと教えた」とワレリーさん。「ここにいる誰もが(ロシアの)ベルゴロドなどの街に親戚がいる」

ある時にはロシアの偵察部隊がやって来て、「自分たちは誰を解放するためにここに来たのか」と尋ねられたそうだ。

ロシア地上部隊のそうした混乱や裏切りが、この1週間でロシア兵がこの地域から撤退した大きな要因だったと思われる。

だがプーチン大統領にとってもっと危険なのは、ハルキウ州で軍隊の指揮体系が崩れていることだ。上級将校は塹壕から避難し、部下たちも重火器を捨てて逃げ出した。

今後もウクライナ軍はロシア兵を退却させ続けようとするだろう。いつかロシア兵らがハルキウでの出来事を手土産にモスクワに戻り、上層部に償いを求めることを期待しながら。

87:美麗島の名無桑
[ここ壊れてます] .net
ウクライナ軍が北東部で反転攻勢、奪還した街で兵士がロシア国旗燃やす

9/14(水) 11:19配信

ウクライナ軍はロシア軍に占領された全域の解放を目指し、北東部で反転攻勢を強めている。ウクライナ国境警備隊が9月13日に公開した映像には、東部ハリコフ近郊ボルチャンスクのスーパーで同国兵がロシア国旗を燃やす様子が映っていた。ロイターはこの光景と撮影場所を、第三者による画像から確認した。

ウクライナ東部でロシア国旗を燃やす兵士。
「ロシアと私は同じ民族だ」と書かれたポスターも剥がされた。

ウクライナ国境警備隊が9月13日に公開した映像だ。
ロイターは、この映像が東部ハリコフ近郊ボルチャンスクのスーパーで撮影されたものと確認した。

ウクライナ軍は、ロシア軍に占領された全域の解放を目指し、北東部で反転攻勢を強めている。

88:美麗島の名無桑
[ここ壊れてます] .net
国連、ロシアのアンモニア輸出再開へ仲介 ウクライナ経由

9/14(水) 11:21配信

国連がウクライナ経由でロシアからのアンモニア輸出を再開させようと仲介に取り組んでいると、西側外交官が13日明らかにした。

アンモニアは硝酸塩肥料の重要な原料だが、ロシアの軍事侵攻以降、同国のボルガ地方からウクライナの黒海沿岸オデーサ(オデッサ)港にアンモニアを運ぶパイプラインは停止されている。

国連とトルコが7月に仲介したウクライナ産穀物輸出再開の合意では、ロシアからの食料・肥料輸出を促すことも柱となっていた。だがロシアは最近、自国からの輸出が依然妨げられているなどとして合意に不満を示している。

国連はロシアの肥料大手ウラルケムが保有するアンモニアガスをパイプラインでウクライナ国境まで運び、商品トレーダーの米トラモが買い取ることを提案している。

トラモは国連から打診があったことを明らかにし、協力に前向きな姿勢を示した。

国連貿易開発会議(UNCTAD)のグリンスパン事務局長は「国際市場へのロシアのアンモニア輸出再開に向けて前向きな結果が得られるようあらゆる努力をしている」と述べた。

詳細についてはコメントを控え、合意が近いかどうかはまだ分からないとした。

89:美麗島の名無桑
22/09/17 20:52:16.02 .net
IMF専務理事、ウクライナ大統領と会談 支援強化模索で合意
9/14(水) 0:57配信
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は13日、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、利用可能なあらゆる手段を用いてIMFの支援を強化する方法を模索することで合意したと述べた。
ツイッターに「ゼレンスキー大統領との素晴らしい会談」で世界の貸し手がどのようにすれば「ウクライナを支援し続けることができるのか」を協議したと投稿。「利用可能なあらゆる手段を用いて(ウクライナの)金融と政策への関与を強化する方法を模索することに合意した」とした。
IMF理事会は12日、ロシアのウクライナ侵攻に起因する食料価格の高騰に直面するウクライナなどの国々に緊急支援を提供する方法について協議。承認されれば、ウクライナは3月にIMFから受けた14億ドルの緊急支援に加え、さらに14億ドルの追加支援を受けることになる。
ゼレンスキー大統領はツイッターで、ゲオルギエワ専務理事と協議し、「14億ドルの追加支援の割り当て」に謝意を表明したほか、「ウクライナの金融の安定性を高めるための今後の協力について話し合った」とした。

90:美麗島の名無桑
22/09/17 20:54:13.40 .net
ウクライナ、ロシアによるインフラ攻撃激化を懸念=大統領顧問
9/14(水) 6:10配信
ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は13日、冬季を控えロシアがウクライナのエネルギーシステムに対する攻撃を激化させると懸念しているとし、西側諸国に対しウクライナに防空技術を提供するよう改めて呼びかけた。
ロシア軍は過去2日間にウクライナの電力と暖房インフラを攻撃し、東部で広範な停電が発生。ポドリャク氏はロイターに対し「こうした攻撃の頻度が増すと予想している」とし、この冬に電力と暖房の問題に直面する可能性に備えておく必要があると述べた。
ウクライナでは冬季の気温がマイナス15度近辺まで下がることがある。
ポドリャク氏は、ロシアによる侵攻開始時からウクライナは重要インフラの防衛のためにパートナー国に防空システムでの支援を求めてきたと指摘。ただ、いまだに提供されていないとし「ボールはパートナー国側のコートにある」と述べた。
ウクライナエネルギー省報道官は、ウクライナの送電網は現在、全てロシアのミサイルの射程圏内にあるとし、「ウクライナの上空が閉鎖されるまで、ロシア軍はどこへでもミサイル攻撃を行える状態になっている」と述べた。

91:美麗島の名無桑
22/09/17 20:54:55.91 .net
EUとウクライナとの連帯、揺るぎない=欧州委員長
9/14(水) 18:02配信
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は14日、ストラスブールの欧州議会で施政方針演説を行い、EUとウクライナの連帯は「揺るぎない」と強調した。
欧州で戦争が起きている状態で施政方針演説が行われたことはなかったとし「勇気と連帯があればプーチン(ロシア大統領)は失敗し欧州は勝利する」と言明、「欧州とウクライナの連帯は揺るぎない」と述べた。
EUは家計や企業を守るために取り組んでいるとし、低コストの発電事業者の収入に上限を設け、化石燃料を扱う企業にエネルギー価格の高騰から得た利益を分配するよう義務付ける措置を提案した。
西側諸国のロシアに対する制裁は効果を上げており、「ロシアの金融部門は生命維持装置につながれた状態だ」と指摘。1000社近くの国際企業がロシアから撤退したとし、「ロシア軍は半導体が足りず、食洗機や冷蔵庫の部品を流用して軍装備を修理している。ロシアの産業はぼろぼろだ」と語った。
ウクライナ軍が領土を奪還しつつある中でEUが姿勢を軟化させる時ではないとし「今こそ宥和ではなく決意を示す時だ」と訴えた。
欧州はエネルギーの調達先を多様化しているが、ロシアはなお「市場を活発に操作」し、ガス価格は新型コロナウイルスの流行前と比べて10倍以上になったと述べた。

92:美麗島の名無桑
22/09/17 20:55:36.99 .net
数日内にウクライナへの追加軍事支援を発表も=ホワイトハウス
9/14(水) 5:26配信
米ホワイトハウスのジョン・カービー戦略広報調整官は13日、バイデン政権がウクライナに対する追加軍事支援策を「近いうちに」発表する可能性が高いと発表した。
カービー氏はドンバス地域でウクライナ軍が勢い付いているようだと指摘。ロシア軍がウクライナ北東部から撤退後、次にどう出るかはまだ見えないとした。

93:美麗島の名無桑
22/09/17 20:57:20.63 .net
ウクライナ軍、ヘルソンまで20キロに迫る
9/15(木) 8:45配信
 ウクライナメディアによると、南部ヘルソン州議会議長は14日、州都ヘルソンから約20キロの集落をウクライナ軍が13日に奪還したと明らかにした。

94:美麗島の名無桑
22/09/17 20:58:14.98 .net
めんたいこ業界、ロシア産使い続けるワケ
9/16(金) 10:43配信
ロシア産原料が6割を占めるめんたいこ
 「ロシアのウクライナ侵攻後も、めんたいこ業界がロシア産原料を使い続ける理由を知りたい。ロシアに加担することになるのではないか」。西日本新聞「あなたの特命取材班」にこんな投稿が寄せられた。福岡の名産品めんたいこの原料であるスケトウダラの卵は、ロシア産が約6割を占める。取材すると、限られた海域でしか取れない水産物の産地を排除する難しさが浮き彫りとなった。
「ロシア産ゼロだと、めんたいこの死活問題」やまや・山本正秀社長に聞く
米ロが世界二大産地
 福岡市内のスーパーに並ぶめんたいこ。パッケージの裏側を見ると、原産地は「米国産またはロシア産」や、単に「ロシア産」とある。ロシア産は小ぶりで米国産に比べて単価は安く、贈答用には米国産、量販店向けはロシア産が多いという。
 各社は通常、春に1年分の原料を仕入れる。スケトウダラの卵は米ロが世界の二大産地。メーカーによると、ロシア産約3万トン、米国産約2万トンが日韓に輸入され、その約8割が日本、残りが韓国で加工されている。

 ロシアがウクライナ侵攻を始めた2月下旬は、原料を仕入れる直前のタイミングだった。メーカーに原料を販売する大手輸入会社の担当者は「そもそも入手可能かどうかや、国民感情の見極めも考えて、慎重に議論した」と振り返る。
拒否反応はそれほど
 政府は4月、ウオッカなど計38品目を輸入禁止にしたものの、主要な海産物の輸入停止は国内産業への影響が大きいとして見送った。ロシア産を排除しようとする大手量販店などの動きも限定的だった。
 同社も「国民のロシア産への拒否反応もそれほど大きくない」と判断。当初は入札への参加を見送っていたが、その後、ロシア産の仕入れを実施した。
取引価格が大幅上昇
 ただ取引価格は大幅に上昇した。安定確保を目指すメーカーの動きに加え、米国の漁獲枠の減少、円安が重なった。同社の調べでは、今春の米国産の落札単価は、平均で前年比5割ほど上昇。ロシア産も4割ほど上がったという。仕入れ価格の上昇分を販売価格に転嫁するため、めんたいこ各社は商品(100グラム)を398円から498円にするなど、相次いで値上げを実施している。
 次の原料の仕入れは来年春。あるメーカー担当者は「原産地が限られることから調達ルートを変更しても意味はなく、むしろさらなる価格の高騰を招く」と頭を抱える。
現実的ではない排除
 ロシアは日本にとって水産物の世界3位の輸入相手国で、紅ザケやカニ、ウニはロシア産の割合が最も多い。ロシア産の輸入を減らせば価格が高騰する構図は同じ。既にさまざまな価格が上昇し、ロシア産排除に動くのは現実的ではないとの見方が強まっている。

95:美麗島の名無桑
22/09/17 20:59:35.19 .net
焦点:変わるドイツ経済勢力図、エネ問題契機に北部が台頭
9/16(金) 10:43配信
ドイツで北部地方と言えば、湿気が多く、風が吹き荒れるという厄介な気象条件のせいで、工業化された南部地方に比べて長らく経済発展が遅れてきた。ところが世界的なグリーンエネルギー移行の動きや、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけとした欧州のエネルギー危機を受け、こうした従来の勢力図に変化が起きている。
スウェーデンの新興電池メーカー、ノースボルトが国外最初の工場建設地をドイツで探していた際に選んだのは南部ではなく、風力発電施設が稼働し始めている北海沿岸に近い場所だった。
ノースボルトの公共問題責任者は「電池製造はとてつもなくエネルギー集約的だ。ドイツのこの地域に目を向けると、エネルギー(調達)の観点だけでなく、エネルギーの種類にも関心をそそられる」と述べた。
同社がこの工場建設を発表した3月15日は、まさにエネルギー危機が本格化しつつあった時期に当たる。ウクライナに侵攻したロシアに対して西側が制裁を強化し、ロシアが欧州向けのパイプラインを通じた天然ガス輸出をじりじりと減らしたからだ。
こうした中でロシア産ガスに大きく依存していたドイツは、エネルギー調達における脱ロシア化を急いでいる。北部沿岸地域は、再生可能エネルギーの生産を拡大するとともに、原発や石炭火力の代替燃料としてガスを輸入するという、こうした取り組みの中心地と言える。
北海沿岸では数カ月中に液化天然ガス(LNG)の浮上式受け入れ施設が稼働する予定。これは恒久的な輸入ターミナルが建設されるまでのつなぎだ。
ニーダーザクセン、シュレスウィヒ・ホルシュタイン、メクレンブルク・フォアポンメルンといった北部諸州は、ドイツ全体の風力発電量64ギガワット(GW)の半分を生産しているが、そのほとんどは陸上の発電施設が占める。ドイツは2040年までに洋上風力発電料を現在の7.7GWから70GWまで増やす計画で、北部諸州は今よりもっと大きな役割を果たすだろう。
南部地方は第2次世界大戦後のドイツ経済復興をけん引し、現在もバイエルン州にBMWやシーメンス、バーデン・ビュルテンブルク州にメルセデスといった大手企業が本社を構えるものの、経済面で北部という新たなライバルが出現した形だ。

96:美麗島の名無桑
22/09/17 20:59:54.16 .net
 
つづき
<変わる対立軸>
これはドイツ国内の「対立軸」が、従来の「豊かな西部対貧しい旧共産圏の東部」という構図から変わりつつあることを意味している。
ドイツのある州の首相は「北部と南部の間で密かに経済の主導権を巡る闘いが進行している」と明かした。
そして勢いを増しているのは北部の方だ。
米電気自動車(EV)大手テスラは今年3月、北部のブランデンブルク州に工場を開設。ドイツの自動車メーカーで唯一北部を拠点とするフォルクスワーゲンは、ニーダーザクセン州にEV用電池工場を建設しようとしている。
ニーダーザクセンでは、ベルギーのツリー・エナジー・ソリューションズ(TES)も水素工場の建設を計画中。当初は食品その他の廃棄物に由来するメタンを原料とし、いずれ洋上風力による水の電気分解を利用するという。
IW経済研究所が税還付から技能労働者の分布などの要素を用いてドイツの400の行政区域を調べた結果によると、ドイツで最も繁栄しているのは引き続き南部だが、急速に発展しているのは北部と西部だ。
同研究所のハンノ・ケンパーマン氏は「(ドイツ経済の)支配権は当初何十年間も西部が握った後、南部に移り、今や北部が手に入れようとしている」と述べた。
欧州のエネルギー危機も北部にとって追い風になるかもしれない。ドイツは既に、南北をつなぐ高圧送電線を必要としており、北部で生産される再生可能エネルギーが増えるにつれ、設置は一層急務になるだろう。
バイエルン州のゼーダー首相はこれまで繰り返し、連邦政府は同州の経済を十分に守ってくれないと不満を表明し、ドイツに残った最後の原発3基をずっと稼働させて工業活動が苦境に陥らないようにしてほしいと要望している。
これに対して連邦政府は、ゼーダー氏がなかなか州内に風力発電施設を設置しないと苦言を呈しつつ、年末で停止する予定だった2基の原発は来年春までいつでも稼働できる状態を維持する方針を示した。
いずれにせよロシアからのガス供給が細っているドイツは、既に天然ガスに関する3段階の緊急計画で第2段階の「警報」を発令している状態にあり、最終段階になれば産業界向けの電力割り当てが実施されることになる。
ゼーダー氏は今月、北部メクレンブルク・フォアポンメルン州のシュベーズィヒ首相に対して、LNG受け入れ施設建設を加速させるためにバイエルン州職員を派遣すると申し出た。バイエルン州のある高官は「ゼーダー氏はシュベーズィヒ氏の下を訪れた。なぜなら北部から南部にガスを届けるという面で共通の利益が存在するからだ」と述べた。

97:美麗島の名無桑
22/09/17 21:00:53.05 .net
ウクライナ軍 ハルキウ奪還で露呈したロシア軍の致命的欠陥 軍事専門家も驚き
9/16(金) 11:01配信
 奇襲攻撃は、なぜ成功したのか─? 
日テレNEWSは9月13日、「ウクライナ軍『不意打ち』成功で―領土“東京の1・4倍”を電撃奪還 ハルキウで何が? 『ロシアの目標は風前の灯火』の見方も」との記事を配信した。担当記者が言う。

 ***
「9月11日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(44)は、北東部ハルキウ州で軍が反転攻勢し、同州のイジュームなどロシア軍の拠点を奪還したと発表しました。更に12日、イギリスの国防省はロシア軍について『ウクライナ東部ハリコフ州のオスキル川以西の州全域から撤退を命じた可能性が高い』とも発表したのです」
 ウクライナ軍の戦果は、日本テレビによると《東京都の1・4倍ほどとされる広い範囲》だという。
 これほどの大戦果をあげた理由として、世界各国のメディアが「勝因は奇襲作戦の成功」と報じた。
「ウクライナ政府は『南部を奪還する』と公言し、実際に兵力を投入していました。ロシア軍が反撃のため南部に戦力を集中させた結果、北東部が手薄になったのです。その隙を突いて、ウクライナ軍が奇襲攻撃。これが大成功を収めた、というのが日本テレビなどの報道内容です」(同・記者)
 さる軍事ジャーナリストは「確かに奇襲だったのでしょう。現地の映像を見ると、ロシア軍が慌てふためいた様子が伝わってきます」と言う。
兵站の悪化
「ロシア軍が逃げた街には、戦車や装甲兵員輸送車が無傷のまま置き去りにされていました。CNNは『ロシア軍の兵士は軍服を捨て、私服で逃走した』とも報じています(註)。どうやらロシア軍の兵士は、『戦車や輸送車で退却したら、ウクライナ軍の追撃を受けてしまう』との恐怖心を持ったようです。そのため私服で“敵前逃亡”したのでしょう」
 敵前逃亡は、多くの軍隊で即決銃殺となる重罪だ。にもかかわらず、ウクライナ軍を迎え撃つ考えなど微塵もないのだから、ロシア軍における士気の低下は言わずもがなだ。背景には弾薬不足など兵站(へいたん)の悪化があるという。
「9月6日、アメリカ政府は『ロシアは不足した弾薬やロケット弾を補給するため、北朝鮮からの購入を試みている』と発表しました。経済制裁でロシア国内の生産力は落ち、ウクライナ軍はロシア軍の補給路を叩く作戦を続けています。古今東西、最前線の兵士は、補給状況に敏感です。弾薬や糧秣(りょうまつ)の不足を感じると、一気に士気は下がってしまいます」(同・軍事ジャーナリスト)
 もし補給された弾薬ケースにハングル文字が書かれていたら─最前線の兵士は、これだけで自軍の苦境を導き出すに違いない。

98:美麗島の名無桑
22/09/17 21:01:29.16 .net
 
つづき
奇襲成功の謎
「北朝鮮の弾薬が補給されていたら、最前線の部隊は頭を抱えているかもしれません。2010年、朝鮮人民軍が韓国軍を砲撃するという『延坪島砲撃事件』が発生し、韓国は海兵隊員2人と民間人2人が死亡するなどの被害を受けました。その際、北朝鮮の弾薬は不発弾が相当な割合に達するなど、状態がひどいことが明らかになったのです」(同・軍事ジャーナリスト)
 同じことがウクライナでも起きている可能性がある。そもそもロシア軍も、朝鮮人民軍の砲弾に信頼を置いているとは考えにくい。
「もしウクライナの最前線に届いたのなら、試射を行っても不思議ではありません。その結果、延坪島砲撃事件と同じくらいの高率で不発弾があることが判明すると、部隊全体が不安に包まれるはずです。士気は更に低下することになるでしょう」(同・軍事ジャーナリスト)
 そもそもウクライナ軍の奇襲攻撃が成功するという時点で、ロシア軍の致命的な欠陥が浮き彫りになるという。
「偵察衛星や偵察機の発達により、『敵軍の動きを把握すること』と『自軍の動きが把握されていること』は、現代の戦争では前提条件となりました。1990年の湾岸戦争でアメリカ軍は、最前線で進軍する陸上部隊の同行取材を一部のメディアに許可し、戦況をリアルタイムで広報しました。『イラク軍も自分たちの動きを知っている』ことは当たり前だと考えていたからです」(同・軍事ジャーナリスト)
今後の戦局に影響
 ロシアも軍事大国である。宇宙に偵察衛星を飛ばし、空で偵察機も運用している。近年はドローンによる偵察にも力を入れている。
「ウクライナ軍は大規模な反攻作戦に乗り出したのですから、兵力も相当な規模でしょう。機械化部隊なのは当然で、先頭を戦車が進み、その後を装甲兵員輸送車が続いたはずです。小規模な決死隊ならいざしらず、多数の敵軍が攻めてくるのをロシア軍はキャッチできなかった。ただただ呆然とするばかりです」(同・軍事ジャーナリスト)
 兵站や偵察という要素も極めて大きいが、やはり結局は士気が最重要なのだろう。不退転の決意で反攻作戦に乗り出したウクライナ軍と、軍服を捨てて遁走したロシア軍との差はあまりに大きい。
「西側諸国が軍事支援を行っても、戦線が膠着していた時期もあり、“支援疲れ”が心配されていました。更に、冬の訪れが現実味を増し、ロシアがエネルギー供給を口実に圧力をかけ、一部の国が屈服するのではないかとも懸念されていました。それが今回の大勝利で、ウクライナ軍はもちろんのこと、支援を続けていた西側諸国も手応えを掴んだはずです。これは今後の戦局に大きな影響を与えるでしょう」(同・軍事ジャーナリスト)

99:美麗島の名無桑
22/09/17 21:02:09.21 .net
 
つづき
ミッドウェイ作戦
 8月24日はウクライナの独立記念日だが、この日にゼレンスキー大統領は「ロシアから全土を取り戻す」と演説を行った。
 このためには南部と東部の二正面作戦が必要であり、軍事の専門家からは「現実的な戦略ではない」という指摘も少なくなかった。
「しかし今回、ウクライナ軍はまさに二正面作戦を敢行し、東部で大きな戦果を挙げました。南部でも前進を続けているとの報道もあります。いわば“有言実行”を果たしたわけで、西側諸国のウクライナ軍に対する評価も上がると考えられます」(同・軍事ジャーナリスト)
 一方のロシアは、このまま敗走が続くと、「開戦前の国境線」まで戻される可能性も出てきた。
「そもそもロシア軍はウクライナ全土を支配下に置くため、あの“特別軍事作戦”を実施したのです。ところが、キエフの攻略には失敗し、東部の占領地も失いつつあります。このまま敗北が続き、結局は開戦前の“国境線”に戻ったとなれば、徒労感は桁違いでしょう」
 ただでさえロシア軍は士気の低下に苦しんでいる。それに加えて「“特別軍事作戦”は全く意味がなかった」との事実を突きつけられたとしたら、どうなってしまうのか─。
「ウクライナ軍の戦果は、1942年に劣勢のアメリカ海軍が日本海軍を撃破して戦局を一気に転換した、『ミッドウェイ作戦』に匹敵する価値を持つ可能性も出てきました」(同・軍事ジャーナリスト)

100:美麗島の名無桑
22/09/17 21:03:43.32 .net
ウクライナ軍、ヘルソン州「要衝を奪還」 南部でも反撃進む
9/15(木) 8:31配信
ロシアによるウクライナ侵略で、南部ヘルソン州当局者は14日、ウクライナ軍が州都ヘルソン市から北西約15キロに位置する要衝キセリョフカを露軍から奪還したと発表した。ウクライナメディアが伝えた。東部ハリコフ州で反攻を成功させたウクライナ軍は、南部でも奪還作戦を進めているもようだ。

キセリョフカに関し、米シンクタンク「戦争研究所」は12日、衛星写真データに基づき露軍部隊の大半が撤退したと指摘。キセリョフカを喪失した場合、露軍はヘルソン市の防衛が困難になると分析していた。
ウクライナ国防省情報総局は14日、露軍はヘルソン市周辺に増援部隊を派遣しようとしているものの、士気の低下や人員不足により成功していないとする諜報結果を明らかにした。
ウクライナは南部での反攻を機密とし、進展の詳細は即座に公表しない方針。ただ、同国軍高官は12日、領土500平方キロメートルを奪還したと明らかにしている。
同国のゼレンスキー大統領は14日、奪還に成功したハリコフ州の要衝イジュムを訪問。「侵略者は領土を一時的に占領できても、国民を征服することはできない」と演説し、前線の兵士らに感謝を表明した。

101:美麗島の名無桑
22/09/17 21:04:35.15 .net
9人目の不審死…ロシア実業家 遺体発見「粛清か」
9/15(木) 8:42配信
 死亡したのは、ロシア極東・北極圏地域の開発を担当する、イバン・ペチョーリン氏(39)です。
 ウラジオストクの近海で、高速のボートから転落し、その後、遺体で発見されたということです。
 ロシアでは、今年に入り、実業家などの要人が、自殺や原因不明の事故で次々と命を落としています。
 CNNによりますと、ペチョーリン氏で9人目だといいます。
 ロシアに詳しい専門家は、不審死した人の多くが、国家プロジェクトに参加している人たちだと説明しています。
 ロシア政治学者・中村逸郎氏:「欧米から厳しい経済制裁を受けている。非常に窮地に追いやられてしまっている状況。そうした人たちが、プーチン大統領に批判とか不平を抱く。そして、そういう言動を見せるだけで、実は(プーチン政権から)粛清されてきている、その可能性が高い」

102:美麗島の名無桑
22/09/17 21:05:12.67 .net
ロシア、兵員不足で受刑者の動員を計画か 兵役で「犯罪歴取り消す」
9/14(水) 19:03配信
朝日新聞デジタル
ロシア極東カムチャツカで5日、環境フォーラムの参加者に語りかけるプーチン大統領。スプートニク提供=AP
 ウクライナ軍参謀本部は14日朝の戦況報告で、ロシア軍は人的損失が大きく、兵士の動員に躍起になっているとの見方を示した。

 報告によると、ロシア軍は受刑者の動員を計画。重罪を犯した受刑者は6カ月の兵役で、ほかの受刑者は3カ月の兵役につけば、「犯罪歴を取り消す」などの条件を示しているという。また、薬物やアルコールの依存症の人たちも、数多く動員されているとしている。
 一方、親ロシア派の支配下にある東部ドネツク州の町では、19日までに男性市民6千人を動員することになり、市民は不満を募らせているという。

103:美麗島の名無桑
22/09/17 21:05:54.89 .net
ウクライナ軍、南部も反撃 ロシア世論、「敗退」に動揺
9/14(水) 20:15配信
 ウクライナ東部ハリコフ州のロシア側支配地域をほぼ奪還したウクライナ軍は南部でも反撃を強めた。ゼレンスキー大統領は14日、奪還した州の要衝イジュムを訪問し戦果を誇示した。
ウクライナ国防相、反攻は「第3段階だ」欧米供与の兵器活用
 南部ザポロジエ州にロシア軍が一方的に設置した「軍民行政府」幹部は14日、ウクライナ軍が同州の前線に「かつてない規模の」大部隊を集結させていると主張した。ロシア通信が伝えた。
 ロシア国防省は当初、ハリコフ州からの撤退を「再配置」と説明したが、ロシア国内では「敗退」との受け止め方が広がり、テレビ番組などで激論も交わされている。ウクライナの脅威が強調され、世論が動揺している。

104:美麗島の名無桑
22/09/17 21:06:56.72 .net
国連総長、収容所爆発で調査団準備 プーチン氏は関与否定か
9/15(木) 6:35配信
 ロシアのプーチン大統領は14日、グテレス国連事務総長と電話会談し、ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派支配地域で7月下旬に起きたウクライナ兵捕虜収容所の爆発事件について協議した。
 大統領府によると、グテレス氏は「客観的で独立した調査のため、国連の専門家を派遣する準備を鋭意進めている」と説明。一方、ロシア側の発表は「ウクライナ軍の攻撃」と表現しており、プーチン氏は関与を否定したもようだ。

105:美麗島の名無桑
22/09/17 21:07:33.69 .net
「ネズミみたいに逃げた」 ウクライナ空挺隊が映像公開
9/14(水) 13:43配信
 ウクライナ陸軍第25独立シチェスラフ空挺旅団は9月13日、ロシア軍から奪還した同国北東部のハルキウ州で撮影した映像を公開した。
 映像の中で、ウクライナ軍空挺隊員は「ロシア軍は戦車から友軍兵士まで置き去りにして退却した」と語った。「逃げるために、(足手まといになる)負傷した友軍兵士を撃つこともあった」という。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、数週間でルクセンブルクの2倍以上の広さに相当する6000平方キロメートル以上を奪還したと発表した。
 一方のロシアは、ハルキウ州から部隊を撤退させたことを認めている。

106:美麗島の名無桑
22/09/17 21:08:35.16 .net
ウクライナ見捨てるか米共和党、トランプ再登板待つプーチン
9/16(金) 11:01配信
米国がウクライナへの支援を打ち切ったらいったい何が起きるのだろうか
■ ウクライナ関心度は80%から69%に低下
 ロシア軍による無差別攻撃で破壊される町や村。殺害される市民。戦火を逃れて国外に避難する婦女子。
 連日のように全世界に支援を訴えるウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領。
 この間まで米メディアがこれでもか、これでもかと映像を流していたウクライナ情勢。
 春には米国民の80%が関心を示していたウクライナ問題は、9月に入って69%に減ってしまった。
 この間にジョー・バイデン大統領がウクライナに供与した軍事援助額は1730億ドル。
 2024年就役予定の米新鋭原子力空母「ジョン・F・ケネディ」(CVN-79、積載排水量10万1605トン)の建造費とほぼ同額だ。
 (日本が湾岸戦争に拠出し、「Too little too late」=今さらこれだけではどうにもならない=と国際的な不評を買った支援額ともほぼ同額)
 今後、戦闘が長引けば、支援額は右肩上がりで増える。バイデン政権に中長期的政策があるわけでもない。
 ウクライナの戦況について米国民(および西側国民)に伝えているのは、米保守系シンクタンク「戦争研究所」*1
(The Institute for the Study of War)が公表する情報だ。 生データは、米国防総省、米情報機関から非公式に入手している。いわば米国防総省の名を出さぬ事実上の「大本営発表」といっていい。
 *1=2007年、ネオコン(新保守主義者)が中心となって設立した軍事研究機関で、イラク戦争をテーマに多様な紛争地帯における軍事作戦、敵の脅威、政治動向に焦点を当てた報告書を発表して脚光を浴びた。米国連大使だったキンバリー・ケーガン氏が理事長。ゼネラル・ダイナミックス、ダインコープ(元レイソン)、マイクロソフトが資金を拠出している。
 その戦争研究所の9月11日の発表は、というと――。
 「ウクライナ軍が東部ハリコフ州で攻勢を維持し、10日にロシア軍の鉄道による補給拠点だったクピャンスクを奪還した」
 「11日にはロシア軍が同州内の重要拠点としてきたイジュ―ムを奪還した」
 「急速な反攻で東部ハリコフ州のロシア軍制圧地域のほぼ全域を奪還した」
 「米欧から供与された兵器でロシア軍の補給拠点をたたき、同軍の継戦能力が大幅に低下したタイミングで一気に攻勢をかけた」
 「ウクライナ軍にとり、2~3月にかけて首都キーウ(キエフ)を守り抜いて以来の大きな戦果となる」
 「自壊ぶりを隠せないロシア軍が局面打開へ大量破壊兵器の使用などに踏み切る懸念もある」
 「ロシア軍は、イジュームを失ったことで、東部ドネツク州全域の制圧というロシアの目標は達成困難になった」
 何やら、これでウクライナ軍はロシア軍を一気に駆逐するかのような情報だ。
 米国および西側諸国にとっては、「明るいニュース」だが、この種のニュースは過去6カ月の間に何度も聞かされてきた。
 聞く方(米国民もメディアも)も“耳たこ”だし、それがウクライナの勝利に直結するとは信じていない。
 米主要紙「ロサンゼルス・タイムズ」(印刷版)の9月13日付、一面記事の見出しはこうだった。
 「ウクライナは戦争終結からほど遠い。今日のウクライナの作戦は成功したが、戦争力は依然プーチンが掌握」

107:美麗島の名無桑
22/09/17 21:09:15.32 .net
 
つづき
 確かに今日、昨日のウクライナ軍の作戦は成功した。
 だからといって、戦争終結に向けた状況が開かれたというと、そんなことはバイデン氏すら思っていないだろう。
 いつまで続く、泥濘(ぬかるみ)ぞ、なのだ。
■ ハーバード世論調査:48%が軍事支援停止
 その一方で米国民は、対ロシア経済制裁のしわ寄せをじわり感じている。
 ガソリンをはじめとする物価高、インフレ定着化で米庶民の日常生活は厳しさを増している。
 米国民の51%が「ウクライナ戦争は米経済にダメージを与えている」と答えている。
 ハーバード大学ケネディ行政大学院米政治研究センター(CAPS)とハリス世論調査が7月に行った共同世論調査によると、47%の米国民が「ウクライナへの軍事支援は十分すぎた。ストップすべきだ」と言い出したのだ。
 (URLリンク(iop.harvard.edu)
 もっとも、ロシア侵攻から6カ月経ったから「軍事支援ストップせよ」と言い出したわけではない。
 こうした声は侵攻2か月後の5月段階で米議会には出ていた。
 バイデン氏は5月、ウクライナに対する40億ドルの追加軍事援助を要請したが、下院では57人の共和党議員が反対、上院では11人の共和党議員がこれに反対した。
■ カネは納税者のガソリン代に回せ
 大物上院議員、ランド・ポール氏(ケンタッキー州選出)は、反対理由についてこう述べていた。
 「ウクライナの戦闘を支援することが本当に米国の国益に合致するのか。ガソリン価格の高騰に苦しんでいる納税者に、1人当たり500ドル配れば彼らは助かるのだ」
 「ウクライナにくれてやる新たな40億ドルはそれだけの価値があるカネだ、ウクライナよりも米国民を優先すべきだ」

108:美麗島の名無桑
22/09/17 21:10:05.95 .net
 
つづき
 ウクライナへの新たな軍事支援に反対した上下両院の共和党議員の大半は、親トランプ派。
 ロシア侵攻に際してプーチン氏を「激励」したトランプ氏の意向を反映していると見て間違いない。

■ トランプ再登場まで戦闘続ける
 保守派政治評論家のチャーリー・サイクス氏は9月13日のコラムでこう指摘する。
 「戦闘がだらだら長引けば、米国はウクライナを見捨てるのか。プーチン氏はそう思っているし、そうなることを期待しているに違いない」
 「そんなことはとんだ誤算だ、と今は言い切れるが、同氏の希望が全く根も葉もないことではない」
 「バイデン氏は9日、新たに137億ドルの対ウクライナ軍事・経済支援を議会に要請した」
 「これに対して保守系ヘリテージ財団と『米国を憂慮する在郷軍人会』(Concerned Veterans for America )は、連邦議員にこの追加支援案を拒否するようアピールした」
 「今、保守陣営で発言力を持っているのは(300万人の視聴者を誇る)テレビのアンカーマンだ」
 「フォックス・ニュースのタッカー・カールソン氏はミッチ・マコーネル上院共和党院内総務よりも影響力を持っている」
 「カールソン氏は最初から『ウクライナがどうなろうとも米国の国益には無関係だ』と言い続けてきた」
 「共和党議員の多くが、いずれカールソン氏の主張に耳を傾ける公算大だ。トランプ氏はNATO(北大西洋条約機構)からの脱退、NATOの解体を主張してきた」
 「プーチン氏はバイデン氏が2024年の大統領選挙後に去り、再びトランプ政権が登場するまでウクライナ侵攻(占拠)を続けるつもりなのかもしれない」
 「プーチン氏の究極の目標は、NATO弱体化にとどまらず、米欧加の軍事同盟に楔を打ち、崩壊させることだ」

109:美麗島の名無桑
22/09/17 21:10:42.36 .net
 
つづき
■ 中国よりロシアに脅威の米国民
 超党派の「シカゴ国際関係評議会」(Chicago Council on Global Affairs)が行った最新の世論調査の結果が注目されている。それは以下の通りだ。
 一、「ロシア嫌い」の米国民はウクライナ侵攻以後、85%にまで達した。(10年前は44%だった)
 二、ロシアを「敵対国」と思う米国民は57%だ。(中国を「敵対国」と思う人は22%)。
 ロシアを「脅威」と答えた米国民は60%になった。(中国を「脅威」と答えた人は52%)。
 三、ロシアがウクライナから撤退するまで軍事支援をせよ、とする米国民は53%。民主党支持者は66%だが、共和党支持者は51%と少ない。
 四、「ウクライナに米軍を派遣すべきだ」と主張する米国民は26%だ。(「対ロシア経済制裁は続けよ」とする人は3月には55%だったのが、5月には54%と減っている)

110:美麗島の名無桑
22/09/17 21:11:09.52 .net
 
つづき
 この世論調査で見る限り、米国民は「中国の脅威」よりも「ロシアの脅威」を恐れている。
 だが、それが即、米国の死活的国益とは直接関係のないウクライナを最後まで助けるか、ということにはなりそうにない。
 前述のサイクス氏のコラムのタイトルは「米国はウクライナを見捨てるか。起こりうることだ」(Will the U.S. Abandon Ukraine?  It could Happen.)。
 かつて「自由と民主主義」を錦の御旗に国際介入主義を党是としてきた共和党保守派。
 どちらかと言えば、内向的スタンスに終始してきた民主党リベラル派。
 ウクライナ情勢では、双方の立ち位置は入れ替わったように見える。「ウクライナ」は中間選挙の争点として急浮上しないのだろうか。

111:美麗島の名無桑
22/09/17 21:12:09.60 .net
ウクライナが空からの大反撃開始へ、空中電子戦で敗北したロシア
9/16(金) 11:01配信
 ウクライナ軍によるハルキウ州奪回成功の陰に、ロシア軍電子戦の敗北がある。
 航空作戦を有利に進めるためには、戦闘機などが自由に飛行できるように、侵攻当初から敵の防空兵器を破壊することが必要だ。
ロシア軍の放射電波を収集する米軍の電子戦機
 破壊する方法の代表的なものは、対レーダーミサイルで、レーダー波を出している防空レーダーを攻撃することだ。
■ 1.空中の電子戦に当初敗北していた? 
 2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻したその日、テレビニュースには、ウクライナ軍の防空レーダーが、ロシア軍のミサイルに攻撃されて燃えている様子が映し出されていた。かなり衝撃的であった。
 これは、ウクライナ軍の防空レーダー(防空ミサイル用の射撃統制レーダーや防空監視レーダー)が発するレーダー波に、ロシアの対レーダーミサイルがロックオンして、レーダー波の発信源に向かって飛翔し、命中し、破壊したのだ。
 ウクライナ軍のレーダーが破壊され燃える映像は、すべての防空兵器が、破壊されたのではないかと想像させるものでもあった。
 ウクライナ軍の防空レーダーが使えなくなったのでは、ウクライナ上空の航空優勢はロシア軍のものであり、ロシアの戦闘機や爆撃機の飛行は思いのままだ。
 たった1日で、この戦争の行方は「ロシア勝利」と見えているかのようだった。
 実際のところウクライナ軍は、旧式の防空レーダーのみが破壊されたのであって、大部分の防空兵器は残存していた。
 つまり、旧式の防空ミサイルは囮となって破壊され、旧式ではない防空レーダーは当時、電源を切っていていたか、あるいは別の対策を行って、対レーダーミサイルの攻撃から逃れたのだ。
 このような戦いに、勝敗を左右する電子戦が存在しているのだ。
 空中における電子戦は、日頃公表されない。このため、どのようなことが行われているのか、理解されないことが多い。
 そこで、今回はウクライナ上空における電子戦について、以下の順序で考察する。
 (1)あらゆる電波が飛んでいる空間で、防空レーダーの電波を特定する方法
 (2)防空レーダー波の収集と解析で、破壊すべき防空レーダーを選定する方法
 (3)ウクライナ軍の対レーダー作戦
 (4)ロシア軍の空中での電子戦の実態
 (5)ロシア軍による航空作戦のための電子戦の成否は

112:美麗島の名無桑
22/09/17 21:12:51.88 .net
 
つづき
■ 2.電波空間で防空レーダー波を特定する方法
 空間には、両軍のありとあらゆる電波が飛んでいる。
 例えば、地上部隊の無線通信電波、対砲レーダー波、各種防空レーダー波、妨害電波、対艦レーダー波、戦闘機の捜索レーダー波、軍艦のレーダー波などだ。
 交信している電波を集めるのがシギント機、各種レーダー波を集めるのがエリント機だ。
 各種電波を収集するため、機はそれぞれの電波をキャッチできる各種アンテナを備え付けている。
 エリント機は、空間を飛んでいる各種レーダー波を集める。
 戦争をしている時に、接近してレーダー波を集めることは、ミサイルで撃墜される恐れがあるため難しい。
 そのため、平時から敵地に接近して、レーダー波を集める。
 ロシア軍が放射する電波を収集する米軍の電子戦機
 防空ミサイルのレーダーには、捜索用(監視用)レーダーと射撃統制(火器管制)レーダーがある。
 日頃、捜索用レーダー波が送信されているので、これをキャッチすることは容易だ。
 だが、火器管制レーダー波を収集することは難しい。
 なぜなら、火器管制レーダーを敵機に照射することは、誤ってミサイルが飛ぶという危険なことが発生するために、平時には照射することはほとんどない。
 だが、2018年12月、韓国海軍軍艦が日本の「P-1」哨戒機に火器管制レーダーを照射した。
 これは、かなり危険なことであり、照射された日本機はミサイルが飛来してくる危険を予想したために、慌てて帰投した。
 韓国軍軍艦が、危険なことをあえて行ったので、日韓関係がかなり悪化したのも当然のことである。
 しかしながら、このことを情報関係者から見ると、これほど上手い話はない。
 なぜなら、日頃得られない韓国の火器管制レーダーのデータを集められたからだ。
 特に、この場合はどの艦が照射したかが分かるので、火器管制レーダー波の諸元と、照射した艦が分かった。
 したがって、照合もしやすい。
 韓国側は日本の哨戒機を脅し、近くの上空から立ち去らせるために実施したことなのだろうが、重要な火器管制レーダー波の情報を日本の情報機関に与えたことになった。

113:美麗島の名無桑
22/09/17 21:13:32.90 .net
 
つづき
■ 3.破壊すべき防空レーダーを選定する方法
 電子戦機は、平時、敵国の各種レーダーの電波を収集し、機器に記録して帰投する。
 レーダー波の解析は、地上勤務の解析担当の部署が行う。レーダー波の解析のため、極めて特殊な解析能力が必要だ。
 長い年月を経て、解析の蓄積が必要なのだ。
 解析官の研究とその知識の向上、併せて解析機器の開発を実施しなければならない。このようなことは、短時間にできるものではない。
 また、監視レーダー、火器管制レーダー、対砲レーダーなどとの区別が必要だ。
 今回のウクライナでの戦争では、防空レーダーの区別、例えば、ロシア軍の「S-300」、「S-300改良型」、「S-400」、さらに中短SAM用の捜索用レーダーや射撃統制レーダーを区分しなければならない。
 もし、区分し選別していなければ、ミサイルはどのレーダーに向かって行けばいいのか分からないのである。
 (1)基地で、対レーダーミサイルに、狙いを定める特定のレーダー波をセットする。
 (2)(3)(4)(5)そのレーダー波が、戦闘機に照射され、レーダー波にロックオンして、ミサイルが発射されるのである。
 ウクライナ軍「MIG-29」戦闘機からHARMを発射

 もしも、敵のレーダーが電波を放射することをやめれば、GPS誘導によって特定された位置まで飛翔して攻撃する。その場合は、精度が落ちることもある。
 捜索用レーダーだけでは、反射波の大きさによって、爆撃機と戦闘機の区分はできるが、機種までは特定できない。
 そこで、戦闘機のレーダー波も解析する。
 まず、レーダー波の種類によって、どの戦闘機の機種なのかを解明するのである。
 例えば、戦闘機MiG-29・「Su-27」・「Su-35」、対地攻撃機「Su-25」攻撃機、爆撃機「Tu-95」・「Tu-22」・「Tu-16」・「Tu-160」などを特定できる。
 時間をかけて解析し、そのレーダー波を継続して捕捉すれば、それぞれの軍用機がどのように飛行しているのかが分かる。飛行バターンを解明できるのである。
 とはいえ、戦闘機などの場合は、レーダー波を放射する時間は極めて短いので、そのレーダーに向けて、対レーダーミサイルを撃ち込むことはできない。

114:美麗島の名無桑
22/09/17 21:14:04.60 .net
 
つづき
■ 4.ウクライナ軍の対レーダー作戦は
 米国国防省は8月、ウクライナへの支援の中に、対レーダーミサイル「HARM」が含まれると述べた。別の情報ではもうすでに、対レーダーミサイル「HARM」を供与したとなっている。
 しかし、以下のことが実行できなければ、このミサイルは能力を発揮できない。
 (1)ロシア軍の防空レーダーの電子情報を、それも、どの種類の防空ミサイルのレーダーなのかという正確な情報を保有していること。
 (2)ミサイルが、ロシア軍防空レーダー波をロックオンして、その後、それに向かって飛翔できるように、そのミサイルにレーダー波諸元をセットしていること。
 (3)戦闘機が、戦場上空にこのミサイルレーダー波を他のレーダー波と区別してキャッチし、機内に表示できていること。
 (4)そのレーダーの位置が判明していること、ミサイルの射程内であること。
 したがって、HARMを供与したということは、ウクライナ軍と米軍が、もうすでにウクライナ上空での電子戦を機能させ、ミサイルを発射できる段階であることを証明している。
 米空軍機であれば、米国製HARMを発射できる能力を有している。
 だが、ウクライナ軍はそれができる戦闘機を保有しているのか。MiG-29を改良しているという情報があるが、米軍機と同様のシステムを搭載できているのか。
 このMiG-29は、どの国の戦闘機なのか。ウクライナ軍の戦闘機か。
 もしくは、4月にスロバキアの首相がウクライナに供与することを検討していると発言していたことから、この戦闘機を改良している可能性もある。
 ただし、改良するといっても簡単なことではない。
 米軍の電子戦の秘密情報が洩れる恐れもあるし、実際に、MiG機に対レーダーミサイル用のレーダー、処理機材、ディスプレイを搭載するには大改修が必要なはずだ。
 米国は、このミサイルを供与したと発言したことから、搭載用の戦闘機は改修が済んでいるか間もなくということだろう。近いうちに、その能力を発揮するだろう。
 米空軍の対レーダーミサイル「AGM88」は、射程約150キロという。
 戦闘機は、レーダー波をキャッチし、レーダーから最も離れた地点から、ミサイルを発射して帰投するということになる。
 この作戦が成功すれば、ウクライナの上空では、ウクライナ空軍戦闘機が、頻繁に活動できるようになる。

115:美麗島の名無桑
22/09/17 21:14:49.85 .net
 
つづき
■ 5.ロシア軍、空中での電子戦実態
 ロシア軍侵攻開始直後、マリウポリの軍の監視レーダーやキーウの電波塔が破壊された。これは、ロシア軍が対レーダーミサイルを使用して破壊した成果だったのだろう。
 だが、ウクライナ軍の大部分の防空レーダーは生き残った。
 こられのレーダーは、今でも機能しているため、ロシア空軍戦闘機・爆撃機は、ウクライナ内部(例えば、ドニエプル川の線)まで侵入していない。
 ウクライナ軍の防空ミサイルの有効射程内には、ほとんど入っていないということだ。ウクライナ軍の防空ミサイルが生きていて、戦闘機を撃墜されるのが怖いからだ。
 実際に、数は少ないが撃墜もされている。
 ウクライナ軍の旧型のレーダーには、対レーダーミサイルには有効に機能したが、その他の防空レーダーには、ミサイル射撃の効果がなかったようだ。
 ウクライナ軍は、ロシア軍に気付かれないように、米軍の協力を得て改良して対レーダーミサイルの効果を減少させた可能性がある。
 そのためなのか、最近ではウクライナ軍の防空レーダーが破壊されている映像も見ない。
 ロシア軍には、米空軍の空中警戒管制機(AWACS)の電波や無人機のGPS誘導を妨害できる「クラスハ2/4」という電子戦兵器がある。
 キーウから撤退する時に、置き去りにされた電子兵器だ。
 妨害の範囲は、約250~300キロだ。戦場では、ロシア軍のこれらの電子戦兵器は機能していないか、使用してはいないようだ。
 現実には、米軍のAWACSは、ウクライナとポーランドの国境付近を飛行して、収集した情報をウクライナ軍に送っている。
 さらに、ウクライナ軍の自爆型無人機やGPSによる誘導砲弾なども妨害されることなく機能しているのだ。

116:美麗島の名無桑
22/09/17 21:15:06.50 .net
 
つづき
■ 6.航空作戦用の電子戦にも敗れたロシア
 ロシア軍の情報収集機には、IL-20、Tu-16、Yu-22があるが、ソ連邦が崩壊する前から、最前線で活動している。現在も同じだ。
 電子戦の情報収集に力を入れているという情報はほとんどない。つまり、ロシア軍の電子戦では、ウクライナ軍の電子兵器の機能をストップさせてはいないということであろう。
 日本周辺を飛行するロシア軍IL-20情報収集機
 米国は、ウクライナに対レーダーミサイルHARMを供与したというが、このミサイルが発射されて、防空レーダーが破壊された映像はまだ見ていない。
 おそらく、これから成果として表れてくるだろう。
 これまで(9月13日)、ロシア軍の防空システムの損耗は、ウクライナ軍参謀部の情報によると、165基。損耗率13%だ。
 火砲の損耗率70%に比べて、極めて少ない。
 ロシア軍防空システムの損害は、これまではほとんど自爆型無人機の攻撃によるものった。
 これからは、MiG-29に搭載される対レーダーミサイルで、防空兵器が破壊されることになる。
 旧ソ連軍の電子戦は、世界最強と考えられてきた。
 その後30年が経過し、ロシア軍は、ウクライナ軍の電子戦に敗北することになる。
 ロシアはハリキウ州特に都市イジュームまで奪還された。
 ロシア軍は、再編成して攻撃するという。現実には、攻撃は不可能だ。
 なぜなら、ロシアは、電子戦を含めたあらゆる分野ですでに敗北しているからだ。
 電子戦は、ウクライナでの戦いの一部であるので、戦い全般での位置づけを知りたい場合は、ウクライナ戦争から見えてきた国防の問題を指摘した『こんな自衛隊では日本は守れない』(ビジネス社2022年8月1日)を、参照してほしい。

117:美麗島の名無桑
22/09/17 21:16:25.02 .net
猛烈な台風が接近するなか異形の「ポセイドン」3機が日本に集結…ロシア・中国など14カ国参加の軍事演習を監視?
9/12(月) 19:31配信
9月10日、青森県・三沢基地に、米航空宇宙局(NASA)のWB-57Fキャンベラ高高度観測機が飛来した。

アジアの夏の「モンスーンに関する調査」を韓国・烏山(オサン)基地から行い、その帰路、三沢に寄ったものと見られている。
WB-57は、1949年に初飛行した爆撃機キャンベラを改造した航空機で、現在、NASAに3機しか存在しない。
そのWB-57Fの1機をNASAが派遣したことは、沖縄・九州に接近した台風11号も観測対象として注視していたことを示唆している。
この猛烈な勢力の台風11号の接近で、沖縄や九州が緊張していた8月31日、米空軍・横田基地(東京・福生市)に、米海軍のP-8Aポセイドン哨戒機が着陸した。
P-8Aポセイドンの本来の任務は、海中の潜水艦や水上艦を空中から見つけ出し監視。場合によっては“狩り出す”こと。
台風避難ともみられたが、その姿は、通常のポセイドンと異なり、機体の下に巨大な出っ張りを持つ、横田基地ではめったにみられない異形のポセイドンだった。
異形のポセイドンは、翌9月1日にも2機が横田基地に着陸。合計3機が横田に展開した。
一体、何が米海軍に異例の行動をとらせたのか?
米軍にとって、見逃せない動きが日本周辺であったということだろうか?
ロシア主催ボストーク2022における中露海軍演習
今月(9月)1日から7日にかけてロシア軍は、極東の各地で戦略的軍事演習とされる「ボストーク(東方)2022」を開始した。
ロシアによると、この演習には、中国やインドなど計14カ国、兵員5万人以上が参加したとされるが、兵員数は、2018年の約30万人以上の参加と比べると減っていた。
今回、特に注目されたのは日本海で実施された露・中海軍共同演習。
ロシアのメディアが発表した映像では、最初に、MR-750フレガット-M2対空捜索レーダーの大きなドームが目立つロシア海軍のマーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦「マーシャル・クルイロフ(艦番号:331)」の姿があった。
ミサイル追跡艦の任務は、ミサイルの発射試験の際に、その高性能レーダーを使って、ミサイルの飛行をモニターすること。
従って、マーシャル・クルイロフの参加は、中露海軍共同演習で、本格的なミサイル発射があることが予想された。
ウクライナとの戦争で、砲弾やロケット弾の不足に直面することが予想され、北朝鮮から100万発もの砲弾やロケット弾の導入を行おうとしていると米「ニューヨーク・タイムズ」紙やCNNに報じられたロシアが、どんなミサイルを発射するのか(ロシア側は北朝鮮からの弾薬調達を否定)。そして、中露海軍は、どのような協力関係を構築しているのか。
ロシア・メディアの映像から、ボストーク2022演習への参加が確認できるのは、上記のミサイル観測支援艦「マーシャル・クルイロフの他に、ロシア海軍のウダロイ級駆逐艦「マーシャル・シャポシニコフ(艦番号:543)」、ステレグシュチィI級ミサイル・フリゲート「グロムキー(335)」、「アルダー・ツィデンジャポフ (339)」。
ウダロイ級は、一般的に、RPK-5ラストルブ-B対潜ミサイル、3K-95キンジャール艦対空ミサイル等、多彩なミサイルを搭載する。

118:美麗島の名無桑
22/09/17 21:16:39.27 .net
 
つづき
また、ステレグシュチィI級も同II級もステルス性を意識した外観で、ステレグシュチィI級フリゲートは、射程130kmまたは260kmの3M24ウラン対艦ミサイル、そして、射程60km、到達最高高度15kmの9M96艦対空ミサイルを搭載している。
だが、日本や米国にとって注目されるのは、参加していたとみられるステレグシュチィII級フリゲートだろう。
同艦に搭載された、艦対空ミサイルである9M96対艦ミサイルは、射程60km、到達高度15km。
また、この他に、射程800kmのP-800 オーニクス対艦ミサイル、または、射程1500kmの3M-14Tカリブル地上攻撃用巡航ミサイルを運用できる。
さらに、極超音速巡航ミサイル「ジルコン」も搭載可能になるとされる。
ジルコン極超音速巡航ミサイルは射程1000kmとされ、従来の発射試験では、マッハ7前後、最高高度20~30kmで飛び、標的に命中したと発表されているが、飛行途中でぐねぐねと機動するので、日米の弾道ミサイル防衛システムでは迎撃が難しいとされるミサイルだ。
また、中国海軍からは、同海軍最大の駆逐艦であるレンハイ級/055型ミサイル駆逐艦「南昌 (101)」の姿もロシアのメディアに映っていた。
レンハイ級は、ミサイルの垂直発射装置が、前後の甲板をあわせて、112セルもあるという軍艦。
米海軍のイージス巡洋艦の122セルには及ばないモノの、米海軍イージス駆逐艦が96セル、海上自衛隊の「まや型」イージス護衛艦が96セルを上回っている。
レンハイ級のミサイル垂直発射機には、射程2000kmの核・非核両用のCJ-10巡航ミサイル、射程537kmの対艦・対レーダー巡航ミサイルのYJ-18A、射程650kmと言われるYJ-100対艦巡航ミサイル、射程150km、到達高度30kmのHHQ-9A/B艦対空ミサイル、それに、射程9kmのHHQ-10艦対空ミサイルを混載できる。
「南昌 (101)」の他に、8月29日には、南昌とともに、中国海軍ジャンカイII級(054A型)フリゲート「塩城」(546)、フチ級補給艦「東平府」(902)東シナ海から対馬海峡を抜けて、日本海に入っているので、これらもボストーク2022演習に参加したかもしれない。
ジャンカイII級フリゲートは、最大射程180kmのYJ-83 対艦巡航ミサイル、射程40kmのHHQ-16艦対空ミサイル、射程30kmのCY-5対潜ロケット・システムを搭載している。
このように、中露の艦隊は、多彩なミサイルを搭載している可能性があり、米軍としても見逃すことは出来なかったのだろう。


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