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2018.4.3 09:12
台湾人の優しさにほろり 台南市政府がゆかりの「日本人の思い出」ドキュメンタリー制作 大阪市で発表会、ユーチューブで映像公開
台湾南部の台南市政府が、台南ゆかりの日本人をテーマに制作した映像ドキュメンタリー「尋南紀事（じんなんきじ） 台南の思い出を振り返る」の発表会が２日、大阪市北区で開かれた。
日本統治時代に台南で生まれ、幼少期を過ごすなどした７０～８０代の男女６人にスポットをあて、日本と台南の絆を伝えている。
映像は投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。
台南とつながりの深い日本人の思い出や記憶を映像として保存し、民間交流の拡大に役立ててもらおうと市政府が約３０分のドキュメンタリーとして制作。
幼いころに台南を離れた男性が、父親が残した写真や古い地図を手掛かりに父親の母校や住んでいた場所を訪れた旅の記録やインタビューなどで構成している。
この日の発表会では出演者のほか、台南市政府の国際交流担当幹部が出席。
上映後、出演者が撮影中のエピソードや台南との交流にかける思いなどを語った。
祖父が台南で料亭を営んでいた大阪日台交流協会の天野朝夫さん（７１）は、料亭の建物を市政府が修復、保存していることに謝意を示した上で「多くの人に台南の人々の優しさを実感してもらえたら」と話していた。
URLﾘﾝｸ(www.sankei.com)