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日本統治時代建設の講堂、今年で築100年 卒業生が音楽会を企画/台湾
【社会】 2018/10/18 18:14
日本統治時代の台湾総督府台南中学校を前身とする台南第二高級中学(高校、台南市)には、100年の歴史を誇る講堂が残されている。
同校の卒業生会はOB・OGに構内の片隅にたたずむこの建物に足を運んで青春を思い出してもらおうと、12月に同所で音楽会と美術展を開く。
台南中学校は1914年創立。1922年に台南州立台南第一中学校に改称し、戦後に台湾省立台南第二中学を経て現在の名称になった。
日本統治時代は主に日本人向けの学校とされ、台湾人生徒は1割程度しかいなかったという。講堂は1918年落成。1998年に市定古跡に登録され、2014年には約1年にわたる修復工事を終えた。
台南市文化資産保護協会の担当者によれば、日本統治時代、同校には裕仁皇太子(のちの昭和天皇)が1923年の台湾行啓で訪れたほか、講堂では明治天皇の誕生日「明治節」を祝う式典や招魂祭など重要な行事が行われていたはずだという。
講堂内には、日本統治時代から設置されている演台もある。
1928年に同所で撮影された写真に演台が写っていることから、少なくとも90年以上の歴史があるとみられている。
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