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日本統治時代から残る文化財、何者かに落書きされる/台湾・花蓮
【社会】 2018/03/22 11:38
東部・花蓮市に日本統治時代に設けられた刑務所の跡地を利用した公共空間「自由広場」の塀が18日夜、何者かによって白いペンキで落書きされたことが分かった。
この塀は、約80年前から残るもので、花蓮県の古跡に指定されている。
花蓮市公所(市役所)は事件発覚後すぐに警察に通報し、防犯カメラなどで容疑者の特定を急いでいるという。
自由広場の前身は1937(昭和12)年に竣工した「台北刑務所花蓮港支所」。
戦後も、刑務所が別の場所に移転する1982年まで、40年以上にわたって受刑者を収容し続けた。
移転後、跡地は放置されていたが、2003年に再整備を経て公園となり、2013年に自由広場と改名された。
同市の魏嘉賢市長は19日に現場に赴いて状況を確認するとともに、このような行為は厳しくけん責されるべきだと語気を強めた。
魏市長によると、古跡への落書きは文化資産保護法違反となり、犯人は6カ月以上5年以下の有期懲役、あるいは50万台湾元(約180万円)以上2000万元(約7300万円)以下の罰金が科せられる。
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