沖縄と台湾 沖台関係at TAIWAN沖縄と台湾 沖台関係 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト201:美麗島の名無桑 18/07/28 14:25:50.20 .net 『花水木 ―四姉妹の影を追って―』 沖縄人と台湾の関わりに光 2018年7月22日 12:49 本書は「四姉妹の影を追って」を副題にしているが、その内実は、よくある一家族の構成とその生い立ちを偲(しの)ぶ記念誌とは違い、 明治、大正、昭和から戦後沖縄の激動の時代を、宮古島に生を受けた四姉妹を核にして、それにまつわる家族、親族、学業、職場、 人物をおりなし展開し、宮古島、沖縄島、台湾、中国(偽満州)、東京、神戸などと資料を丹念に収集検索して、その足跡を現場に探訪したりして、史実に迫った力作である。 それは琉球沖縄史の「女性史」「宮古史」「沖縄史」「海外植民地史」をも十分に補足するものとなっている。 特に従来の沖縄史研究者が見落としてきた台湾、中国など東アジアと関わる沖縄人の海外体験の広がりと、その関わりをよく知るものでもあり、出版の意義は大きなものがある。 四姉妹は、当時の女子の優秀校であった県立高等女学校に学び、その嫁ぎ先も同じく沖縄の「最高学府」であった 沖縄県立第一中学校を卒業して、本土の大学や専門学校に進学しその後、台湾、中国大連などで教員や官吏になっている。 その中の四女の嫁ぎ先になった渡久山寛三も台湾、中国(大連)などで就職してその道を歩んだ一人である。 渡久山は戦後の引き揚げ後、アメリカ軍政下の沖縄商工会議所初代専務理事、琉球臨時政府の初代主計課長から検査官に任命されて、沖縄復興のかじ取り役を果たしている。 著者の南ふうは、文学賞の受賞作がある作家であり、渡久山の次女として生まれている。 本書で多くのページを割いているのは、著者の台湾調査である。四姉妹と親族らが生きた足跡を丹念に確認しながら、台湾人の生活、歴史、文化にも深く入り込み、理解を深めていく。 その姿勢には学ぶことが多い。 台湾と沖縄の関わりでは台湾疎開と引き揚げ、台湾空襲などは、沖縄戦と結合する「台湾戦」ともいうべきものであり沖縄人の戦死者も多い。 戦後の台湾での虐殺事件に巻き込まれた2・28事件の犠牲者もいる。観光振興もある。 隣接する台湾と沖縄、台湾に近い与那国、八重山、宮古と相互の関係性をよく知り、平和の友好交流を積み重ねることである。本書はその点でも今もっとも求められている。 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-766434.html 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch