13/11/03 21:22:48.58 .net
食用油界全体で偽装表示や異物混入が蔓延 問われる安全性/台湾
URLリンク(japan.cna.com.tw)
(台北 3日 中央社)台湾で偽装表示や違法な添加物が混入されていた食用油が販売されていた問題で、
その後の調査で発端となった会社以外の複数社が販売していた商品でも同様のケースが確認され、事態は火に油を注ぐ結果となっている。
この問題は先月、大統長基食品が販売していた食用油に、安価な油を混ぜ水増ししたり、
食品への添加が禁止されている着色料などの混入が発覚し、その後の検査で同業他社の福懋油、
頂新などの商品でも同様の不正が次々に明らかになっているもの。
「(廉価な油の混入は)業界では常態化していた」と吐露する業者も現れ、食品業界にはまだまだ多くの“不発弾”があることを示唆した。
衛生福利部や経済部では食用油に対して“段階的な検査”を行っているが、1回目の検査で合格したメーカーの商品が、
2回目も合格するとは限らないとしており、今後も不正な商品が見つかる可能性を否定していない。
問題の深刻化は食品関連の株価にも影響しており、理由が「偽装表示」であれ「異物混入」であれ、
一度「悪質業者」のレッテルを貼られた場合は、大きな損害が出ることは必至とみられている。
食品の安全性を根底から覆す事態に、メーカー自体も対応が二転三転、流通業者も対象商品の撤去に追われ、
中央と地方からの指令も歩調が合わず、事態は沈静化するどころか“延焼”の予兆を見せており、消費者の混乱はもうしばらく続きそうだ。